ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

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ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 10:29 pm

主な登場猫

ノーススノウ……スノウ族副長。真っ白で澄んだ青い瞳を持つ雌猫。冷静沈着で、優美な体と声を持っている為雄猫から人気。だが、雄猫を嫌っている。

シャロウポー……フォレスト族見習い。銀色の足先のみ白い雌猫。知らない猫にもフレンドリーで、走り回るのが大好き。少し天然で恋に憧れを持っている。

ストロングウィンド……メドウ族の新米戦士。緑の目を持つ焦げ茶に金髪が少し混ざった毛色の雄猫。恋心が芽生え始めている。

アズールネージュ……ウェーブ族のベテラン戦士。瑠璃の瞳の、藍色の毛に白い斑点のある雄猫。泳ぐ事が好き。戦いの時はアクロバティックな動きで的を翻弄する。

フェザントシェイド……スカイ族。元フォレスト族の勇士。ミケ柄の毛並みで琥珀の目を持つ雌猫。少し口煩い。



部族

スノウ族……雪で覆われた土地に住む部族
フォレスト族……森に囲まれた土地に住む部族
メドウ族……草原に住む部族
ウェーブ族……海に囲まれた土地に住む部族
スカイ族……本編でスター族に当たる一族



用語

勇士……戦士がある程度の信頼を集めると得られる称号
決闘……見習いが戦士になる時や、より高い地位に就きたい時、もしくは追放したい時にする
(例)戦士と副長が戦った時、戦士が勝ったらその戦士は副長の座に就き、元々の副長は追放される。



前書き

この小説は、旧BBSで建てた私の最初の小説です。皆様からキャラの案を頂いた小説でもあります。なので、その感謝の意味も込めまして、この新BBSで完結させたいと思います!どうか暖かい目でお見守りください。

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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 10:42 pm

プロローグ



昔々、あるところに、四匹の猫がいました。

一匹は森を好み、一匹は草原を好み、一匹は海を好み、一匹は雪を好みました。

その為、お互いの事が分かり合えず、敵対し合っていました。


そんなある日。四匹はそれぞれに合った土地を見つけました。

そして猫を集め、フォレスト族、メドウ族、ウェーブ族、スノウ族を作り、自らの事を部族の名にちなんで、フォレスト族、メドウ、ウェーブ、スノウと名乗りました。

そして、始めのうちは四つの部族に分かれ、上手くやっていたのですが、だんだん獲物の部族等で、部族間での揉め事が増えていきました。


遂に事件は起こってしまいました。

お互いの縄張りに侵入して、大変大きな戦いが起こりました。

この戦いは三年にも渡って続けられました。

この様子を見かねたスカイ族の長、スカイはこの戦いに参戦した全ての猫を滅ぼしてしまいました。

こうして、この戦いは終戦を迎えたのでした。


五年後。

新たなる猫が四匹、地上に送り込まれました。

その猫の名は、フォレスト、メドウ、ウェーブ、スノウと言いました。

スカイはこの四匹に、もう一度チャンスを与えたのでした。

今度は四匹は、戦士の掟を定めました。



もう二度と、同じ過ちを繰り返さないように………。


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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 10:50 pm

第一章




「この族長という座をあっさり受け渡すと思ったら、大間違いだ!」大きな灰色の雄猫が唸り声で言った。

「ノーススノウといつもべたべたしやがって!ノーススノウは俺のものだ!

(いいえ、私は誰のものにもならないわよ)ノーススノウは口には出さなかったが、グレイシャクローの言葉に心の中で反論した。

「お前は大きな誤解をしている。族長になったら、必ずしも副長に好かれる訳ではないぞ。」

(その通り)

「決闘を取り消すなら今しかないぞ?どうする?」

「取り消すか!族長、あんたこそ大きな間違いを犯している!」ノーススノウは小さくため息をついて審判の位置についた。

「爪や牙は使っても構いません。お互い、正々堂々戦って。」一度切って続けた。

「では…始め!」高く、澄んだ声が決闘場に響いた瞬間、グレイシャクローが、族長の座にくらいつこうとするかのように、爪と牙をむき出しにして襲いかかった。

しかし、族長、クリスタルグレイはまるで予知していたかのように簡単に避け、逆にグレイシャクローの背中に乗って、肩を素早く切り裂くと、飛びのいた。

グレイシャクローは怒りに任せ、クリスタルグレイに飛びかかったが、またかわされわき腹にひどい一撃を食らった。

これ以上続けると危険とノーススノウは判断した。

「止め!クリスタルグレイの勝ち!」見物していた猫達から歓声が上がった。

「グレイシャクロー、あなたはスノウ族から追放になります。今日中に出て行きなさい。もし、夜中のパトロール隊があなたを見つけたら、私が処分します。」

グレイシャクローは、ノーススノウを愛おしそうに見てから去って行った。

それを見届けると、クリスタルグレイの元に駆け寄った。看護猫のフロストペルトが診察を終えたのが見えたからだ。

「クリスタルグレイ、大丈夫?」

「あぁ。俺は何ともない。それにしてもあいつ、俺に舐めてかかりやがった。」

「えぇ。しかし、グレイシャクローは良い戦士でした。彼を失った事は一族にとって、悪影響を及ぼすでしょう。」本音を言った。

「確かに。だが、戦士の掟には逆らえない。」

「もちろん。ですが、ここ最近で、多くの勇士、戦士達を失いました。」

「あぁ……」クリスタルグレイはうつむいた。ノーススノウは話題を変えようと、辺りを見渡した。その時、こちらに近ずいてくる、スワロウポーが目に入った。

「スワロウポー、何か用?」優しく声をかけた。

「は、はい。決闘を申し込みたいんです。私の指導者に。」スワロウポーの指導者、ミストシャインに呼びかけた。

「ミストシャイン!いる?」

「はい。副長、お呼びでしょうか?」銀色の小柄な雌猫が決闘場の影からそっとあらわれた。

「スワロウポーが決闘を申し込みました。受けますか?」

「はい。もうそろそろ受けてもいい頃だと思っていましたので。」そう言うと、決闘場の真ん中に走っていった。スワロウポーが張り切って追いかけて行った。

ノーススノウはそんな二匹をよく見渡せる位置に立って、族長を振り返った。

族長はお前がやれと言いたげに尻尾を振った。ノーススノウは分かりましたと尻尾を振り替えして、審判の仕事に集中した。

「今から、ミストシャインとスワロウポーによる、昇格試験を始めます!」辺りがどよめいた。二回連続で決闘をするのは稀だからだ。

「二匹とも、この戦いでは、牙や爪を使ってはいけません。このルールを違犯したら、部族から追放になります。」一度きって、二匹の集中力が高まるのを待ってから、号令を出した。

「では……始め!」
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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 10:54 pm

第二章



シャロウポーは、指導者のホウリィハートと狩りをしていた。

狩りの出来は上々で、もうすでにネズミ二匹と、ハタネズミ一匹、リス二匹捕らえていた。

シャロウポーは浮かれてひらひら落ちてきた落ち葉を前足で掴んで、落ち葉がたっぷり積もった地面に落ちた。

落ち葉がクッションになって怪我はしなかったが、ホウリィハートが狙っていたトガリネズミが逃げてしまった。

しかし、シャロウポーは指導者にしてしまった事に気付かずに木々の間を落ち葉を蹴散らしながら走りわまった。

「シャロウポー!」しびれを切らしたホウリィハートは怒鳴った。シャロウポーはやっと止まり、やっと自分がした事を悟った。

シャロウポーはしゅんとうなだれて、指導者の元に戻った。

「ごめんなさい……」うるうるしている目を指導者に向けた。

「しょうがないな。今度は気をつけろ。」ホウリィハートは雌猫のこういう動作に弱かった。

シャロウポーはこの事を知っていて、いつもこうやって指導者の怒りを回避してきた。

「はい!」

「よし。だがこのく辺の獲物は巣穴に隠れてしまっただろうから、場所を変えよう。ついて来い。ただし大声は……」

シャロウポーは駆け出していた。

「お…おい!待て!」

しかし、シャロウポーは指導者の声に気付かずに走った。尻尾二本分ぐらいの大きさの岩にタロウドリが止まっているのが見えた。

「こんにちは!タロウドリさん!」そのままスルーしたシャロウポーに変わってキョトンとしていたタロウドリをシャロウポーを追っていたホウリィハートが仕留めた。

そしてタロウドリをくわえてシャロウポーを追いかけた。
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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 11:00 pm

第三章


ミストシャインとスワロウポーはしばらく相手の様子をお互い見合っていたが、ついにスワロウポーが動いた。

スワロウポーは右前足で殴ろうどしたがフェイントをかけ、左前足で指導者の鼻づらを殴って飛びのいた。

指導者がよろけた隙を付いて全体重をかけて体当たりした。

スワロウポーがミストシャインを地面に抑えつける形で二匹とも倒れた。

「そこまで。スワロウポー、ミストシャインを離しなさい。」スワロウポーは大人しく離した。

「よろしい。私は、スワロウポーの昇格を認めます。」本音を伝えた。

「私もよ。すごかったわ、スワロウポー。」スワロウポーは指導者に褒められると、堂々と胸を張った。

「俺も認める。」クリスタルグレイは横から言った。

「では決まり。スワロウポー、あなたは戦士に昇格します。今日の夕暮れに昇格式を始めましょう。」

族長は同意を表して、大きくうなずいた。

「俺も同意見だ。素晴らしい戦いっぷりだったぞ。」

ノーススノウも小さくうなずいた。これにはさすがのスワロウポーも恥ずかしがって頭を下げた。

「キャンプに戻るぞ。」そう言ってゆっくり歩き出したクリスタルグレイの横にぴたりとついて歩いた。

雄猫達の視線が自分に向けられるのを感じながら。

横を歩くクリスタルグレイをちらっと見るとまるで自慢するかの様に歩いていた。

(私はあなたの隣を副長として歩いているだけで、つがいになるなんて一つも考えていませんからね!)心の中でつぶやいた。

(私に結婚願望なんてありません!この世の中は嘘と裏切りで満ちている。つがいになってもはめられるだけよ。あの時と同じように。)

冷ややかな目を雄猫達…族長も含めて向けた。

しかし皆、気づいた様子はなく、ただただ族長をうらやましそうに見ていた。


「スノウ族のみんな!このスノーロックに集え。昇格式を始める!」

夕暮れの光がキャンプに照らしつけていた。

今回の式の主役であるスワロウポーの藍色っぽい灰色の毛が真っ赤に燃えていた。

スワロウポーは高々と顔を上げて今か今かと待っている。

ノーススノウはクリスタルグレイの横に立ってキャンプを見下ろした。

全員集まると、クリスタルグレイは口を開いた。

「スノウ族のみんな!今日はみんなの知っての通り、祝福すべき日だ。」

歓声が上がった。その歓声に負けない様に、族長は声を張り上げなくてはいけなかった。

「ここ最近で我々は、多くの勇士、戦士を失ってしまった。」部族のみんなは頭を下げ、悲しみを表した。

中にはすすり泣いている者もいた。

「だが、我々は進み続ける!今ここに、新たなる戦士が誕生しようとしている!スワロウポー、前へ。」

スワロウポーはゆっくり前に出た。クリスタルグレイがスノーロックから飛び降りた。

ノーススノウもスノーロックから飛び降り、クリスタルグレイの横に音を立てずに着地した。

族長は静かに決まり文句を唱えた。

「わたくし、スノウ族族長、クリスタルグレイは、この見習いを戦士に推薦致します。この猫は、知恵、力共に立派に成長致しました。スカイ族の皆様、この猫が、進むべき道を外れぬよう、見守って下さい。」

族長は、一度切って続けた。

「スワロウポー、お前は今この瞬間より、スワロウウィングという名になる。御身に空の守りがあらんことを。」

「スワロウウィング!スワロウウィング!」

大きな歓声と祝福の声はなかなかやまなかった。

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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 11:06 pm

第四章



ストロングウィンドは、戦士になって初めてのパトロールの任務で張り切っていた。

全神経の感覚を研ぎ澄まし…うわっ!

ストロングウィンドは、小石に足を取られ、ぶざまに転んだ。

一緒にパトロールをしていたメドウ族の仲間達に笑われ、耳の先から尻尾の先まで熱くなった。

特にストロングウィンドの事をばかにしたのは、トルネードポーだった。

トルネードポーはとても毒舌で、言いたい事はずけずけ言うタイプの猫で、部族の大半の猫達から嫌われていた。

ストロングウィンドもこの猫は嫌だった。

「戦士が転んだぜ!しかも…あんな大胆に!」

トルネードポーは笑い転げた。

「もう侮辱はおしまい。パトロールに集中して、トルネードポー。」

ストロングウィンドはトルネードポーの指導者、ラブウェイに感謝の視線を送った。

ラブウェイは会釈して歩き出した。

ストロングウィンドは、ラブウェイに遅れを取らない様に歩いた。ラブウェイと並ぶと、ペースを落とし、ラブウェイに合わせた。

「なぁに?お礼ならいらないわよ?」

ストロングウィンドの緑色の目と、ラブウェイの琥珀色の目がぴったりと合った。ストロングウィンドは心が熱くなるのを感じはた。

(何なんだ?この気持ちは…?)

「い…いや…。ただ…その……」

「もったいぶってないで早く言ってちょうだい。」ラブウェイは顔をそむけた。

(覚悟を決めろ!頑張れ、ストロングウィンド!)

「あの…つれあいの方は、いませんでしたよね…?」

ラブウェイは驚いた様にストロングウィンドをまた見た。

「私?」

「はい。他に誰もいませんよ。」

「そうね。確かにいなかったわ。」

(か…過去形?)

「でもね……私…」

そこで切って、後ろを歩いていた、ブラウンフットと歩調を合わせて言った。

「私、ブラウンフットとラブウェイ(恋の道)を歩くことに決めたの!」
はかない恋だった。一日、いや、一時間ともたなかった。ラブウェイはブラウンフットと尻尾を絡め合っている。

心に穴が開くのを感じながら、ラブラブな二匹を見ない様に、二匹よりも前を歩いた。

(どうして…?この気持ちは…ほんのちょっとの恋でも、こんなに打ちのめされてしまうのか…?)

「残念だったなぁ、ストロングウィンド!」

いつの間にかトルネードポーが隣を歩いていた。

「なんだよ!うるさいな!一人にしてくれ!」ストロングウィンドはトルネードポーに当たった事は悪かったと思ったが、走った。

あのパトロール隊から離れたい一心で。

ただただ、走り続けた。

と、その時!広く開けた土地は一変して、木々に囲まれた土地になった。

いけない!フォレスト族の縄張りに入ってしまった!

ストロングウィンドが引き返そうとした時、わき腹に何かが突っ込んだ。

ストロングウィンドは反動で境界線まで飛ばされた。

ストロングウィンドは素早く立ち上がり、自分を突き飛ばした奴を見据え、毛を逆立てた。

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Re: ウォーリアーズ 〜真実の愛〜

投稿 by ノーススノウ on Tue Oct 13, 2015 11:12 pm

第五章



シャロウポーは、ぶつかってしまった相手をみて、驚愕していた。

(なんて素敵な猫なの!こげ茶色に少し金髪が混ざってて…メドウ族の方だけど…好きだわ!)

「あの…ごめんなさい。ちゃんと前を見てなかったので……」

「こっちが悪かったんだ。境界線を越えたから……すまない。」

ぶつかってしまった相手は毛を寝かせた。

(なんて礼儀がいい猫なの!ますます気に入っちゃった!)

一目惚れだった。

「お…お名前は…?私はフォレスト族のシャロウポー。」

「ぼ…僕はストロングウィンド。メドウ族の新米戦士さ。よ…よろしく。」

「こちらこそよろしく…」

「あ……あぁ……僕はもう行くね。君の指導者だ来ちゃったみたいだし。」

そこでシャロウポーは初めて指導者の声が近づいていている事に気が付いた。


「え、えぇ……大集合でまた話さない?」

「来れればの話だけどね。」

「そうね。あなた…ストロングウィンド、もう行った方が良いわ。」

「あぁ、じゃあ…また。シャロウポー。」

ストロングウィンドは尻尾を振って、自分の縄張りに入って行った。

「おい!大丈夫か?」

「えぇ…」

シャロウポーは上の空で答えた。また指導者が何か言ったが、聞いていなかった。

「シャロウポー!置いてくぞ!」

シャロウポーは我に返り、指導者の後について一歩踏み出した。

ストロングウィンドが消えた場所をもう一度振り返り、キャンプに向かって走り出した。

シャロウポーは、胸が熱くなるのを感じていた。



ストロングウィンドの胸は、今までにないぐらい、熱く燃え上がっていた。

(何なのだろう。まさか、この僕が一目惚れするなんて!しかも相手はフォレスト族だ!こんなのはだめだ!戦士の掟で禁じられているではないか…)

この時、生まれて初めて戦士の掟がどうでも良くなった。

(何が戦士の掟だ!そんなものに縛られて生きるのなら、死んでいるのも同然だ!)

こんな事を考えていた自分が怖くなった。

気がつくと、足が勝手にキャンプとは反対の方向に動いていた。無意識に、シャロウポーのところに行こうとしていた。

ストロングウィンドは足を止めて、星が輝いている空を見上げた。

「これは、僕の運命なのでしょうか…?僕は道を踏み外してしまったのでしょうか?」

しかし、星はなにも答えてはくれなかった。


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