WARRIORS BBS
Would you like to react to this message? Create an account in a few clicks or log in to continue.

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

5 posters

Page 1 of 2 1, 2  Next

Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Tue Mar 08, 2016 10:15 pm




ライトハート様のトピックではネタバレ禁止でしたので、新たにトピ建てさせていただきました、すみません(´・ω・`)

こちらは、不特定多数に読んでもらうのではなく、個人間で楽しむ交換小説のためのお誘い場です。

特に規定はございません。トラブルにだけならなければ、基本何でもフリーです。

需要があるかわかりませんが、どなたでも是非使ってみてくださいね!






というわけで、私のお誘いをいちばん最初にさせていただきます。

私的な交換小説の相方様を1名募集しています(*´ω`*)

相方様にお願いしたい条件は、大きく分ければ以下のふたつです。



▼『WARRIORS』原作沿い、キャラクターは自身のハンドルネームを名乗るオリジナルです。


『WARRIORS』を愛読していた書き手ふたりが、
あるとき不思議なことに『WARRIORS』の世界の子猫になってしまった、という設定です。

ふたりとも部族に入り、それぞれの過程を経て戦士として生きていきます。
『WARRIORS』の世界の辿る未来を物語として知っているので、ともに特別な存在です。

原作で起こる数々の出来事に関わりながら、ふたりが乱入したことによって、やがて物語のあらすじが少しずつ変化します。
物語のあらすじを破壊するのが私、取り戻し修復しようとするのが相方様です。

私と相方様の関係は、最初は同じ特殊な境遇にあるため仲間意識があったものの、それぞれの道を歩むにつれ敵対せざるをえなくなり、
最終的には対決、そして相方様が私を打ち負かす、というものです。
詳しくは下記にありますが、最終的なあらすじは相方様との打ち合わせにて決めたいと思います。

操作するそれぞれの主人公は、名前のみハンドルネームで固定です。
私の場合はライトニングキット(ただし、部族の掟にのっとり地位に応じて下部は変更する場合もあり)となります。
性別・性格などはお好きなように設定してください。
ただ、物語全体を通して、正義の味方として活躍してくれるようなキャラクターだと幸いです。



▼申し訳ありませんが、相方様には救世主役を務めていただきます。


物語を進めるために、物語におけるそれぞれの役目を設定させていただきます、ごめんなさい。
すでに上記にもあるとおり、私と相方様は、異世界からの乱入者同士でありながら、やがて敵対関係となります。

私の方は『原作破壊者』、『WARRIORS』のあらすじの知識を悪用して、悪役要素に特化します。
タイガースターやスカージと同じ穴の狢です。
もともとこの世界に属しているわけではないため、破壊にためらいがありません。

相方様は『原作救世主』、『WARRIORS』のあらすじの知識を活用して、ヒーロー要素に特化していただきます。
原作の救世主であるファイヤハートとは共闘関係です。
生身で接した原作猫たちに絆を感じているため、なんとしてでも守ろうとします。

最終的には、
原作の破壊者と救世主であるタイガークロー・スカージVSファイヤハート
乱入した破壊者と救世主であるLKVS相方様
という構図になればいいなあと思います。

もちろん悪役が倒されなければ物語は救われないので、戦局は二転三転すれど、ファイヤハートと相方様の勝利は確定事項です。



以上の条件で絡んでくださる方を、ひっそりと募集しています。
質問だけとかでも構いませんので、是非お気軽にお声をかけてくださいね!



L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by jayheart Wed Mar 09, 2016 6:48 am

LKs
もし良ければ相方やりたいです‼
LKsが猫のプロフィール(?)等を載せてくださればそれを真似して何とかやっていきますんで‼w
とにかく良ければやりたいです‼w

jayheart
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ジェイホープ Wed Mar 09, 2016 8:08 pm

とっても興味があるので失礼いたします…

既にジェイハートsが立候補されているのですが、私も相方役希望させていただいてもよろしいですか?
メンバーリストを見ていた所、複数おられる場合は選定式と書かれていたので…
LKsの小説(フレアポーの設定や本家猫のコメディ物など)陰ながら見させていただいて、凄いなぁと思っていましたwLKsの文才やご希望に沿えるかどうかわかりませんが、頑張りたいです!

追記
私も、あまり多いと……とか、もうジェイハートsにしようと考えていた とかでしたら大丈夫なので言ってください!


最終編集者 ジェイホープ [ Thu Mar 10, 2016 6:04 pm ], 編集回数 1 回
ジェイホープ
ジェイホープ
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 179
Join date : 2015/12/10
Age : 21
所在地 : この地球のどこか(`・ω・´)

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Thu Mar 10, 2016 4:00 pm

私もぜひ参加したい……やってみたい…!
人数が多いと、なあ……という感じでしたら引き下がりますので。(ですが是非やってみたいです…!)
ウィンターリーフ@冬葉
ウィンターリーフ@冬葉
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Thu Mar 10, 2016 8:11 pm




>jayheart様,ジェイホープ様,ウィンターリーフ様


2日間でお三方も来てくださるとは……! 嬉しいです、ご来訪ありがとうございます!!

ジェイホープ様のおっしゃっているとおり、この募集は選定式とさせていただいております。
最初の本記事の方で書き落としてしまっていてすみません。
ですので、応募人数について何ら問題はございませんよ(*´ω`*)!

ただ、残念ながら相方様は一名様限定ですので、お三方のうちお二方には降りていただくことになります。
せっかく応募してくださったのにごめんなさいね。
その代わり、もしまた募集をしたときにご希望してくださった場合は、優先的にご契約(?)させていただきます^^!

さて、重ね重ね申し訳ないのですが、応募してくださったお三方様には、いくつか書いていただくものがございます。
お三方様それぞれの創作活動について、一部だけでも深く知ってから選定したいため、字数指定などもさせていただいております。
かなりお手数をお掛けしてしまいますが、皆様の創造性に筆を任せて書いていただけると幸いです。


※▼は必須事項、▽は書いても書かなくても大丈夫ですが、あるとありがたい事項です。
 面倒臭くてごめんなさい!
 以下の項にないもので加えたい項がございましたら、是非何でも書き込んでくださいね。

※もうひとつ書き落としてた……!
 本記事にある『原作』は、『原作1期』という意味です。
 原作1期6巻相当のストーリーが終了することで、物語は完結です。
 再び書き漏れしてしまって申し訳ございません……!





▼ご自分のお名前(=キャラクター名)

▼性別
 (この際、私に対し男役と女役、どちらを希望するかもお願いします。)

▼容姿

▼性格
 (こちらは大切なデータですので、できれば最低300字以上で詳細にお願いします。
  ご自由に設定してくださって構いませんが、役割の特性上、救世主としての芯があると嬉しいです。
  また気質だけではなく、好き、嫌い、得意、苦手、誇り、悩み、持論など、多方面の視点から書いてくださると尚嬉しいです。)

▼原作のシーンを用いたオリジナルの1シーン
 (1巻の対ブロークンスター戦、2巻でホワイトクローが死んだ戦い、3巻のシルヴァーストリームのお産など、
  原作にある数々のシーンにご自分のオリジナルキャラクターが介入した場合の、オリジナルの1シーンをご自由にお書き下さい。
  実際の物語も、だいたいそのようにしながら進めていく予定です。
  イメージとしては、数あるなりきりトピックの投稿記事のような感じです。字数制限はありませんのでご自由にお書き下さい。)


▽備考
 (なぜ「救世主」の道を歩むようになるのか、物語を救いたい動機、知識を悪用し物語を破壊する悪役に対し何を思うか、
  『WARRIORS』の世界に飛び込んでしまう前の人間時代はどんな風だったのか、など。
  他の枠に当てはまらない内容で何か書きたいことがございましたら、こちらにお願い致します。字数は無制限です!)

▽『WARRIORS』原作について
 (本作は原作にオリジナルキャラクターが介入する形式のため、ある程度の原作考察が必要となります。
  ウォーリアーズのどこが面白いと思うか、どんなシーン、どんな設定を本作で活用してみたいかなど、ご自由にお書き下さい。)

▽キャラクターたちの関係について
 (LKの、あるいは原作のキャラクターとどんな関係を結びたいか、どんな発展をさせたいか、など。ご自由にお書き下さい)

▽募集内容のストーリーについて
 (LKはかなり頼りないので、創作を進めていきながら、相方様の創造力に助けていただくことがほとんどだと思います。
  本作のストーリー概要を読んでみて、ここがまだまだ詰めが甘い、もっとこんなストーリーをやってみたい、
  こんなシーンが思い浮かんだ、このあらすじを元に自分ひとりで創作する場合はこんな展開やオチにする、など……
  ファン同士でやる、せっかくの原作沿いの独自ストーリーですから、是非是非ご自由にお書き下さい。)






さて、長々とすみませんでした。
上の記入内容を見て、せっかく来てくださった応募者様が「うげえ」とならないか心配です……(´・ω・`;

応募段階でここまでやるのはちょっと無理だな、とお感じになられましたら、お断りいただいても構いません。

では、少しドキドキしつつ、投稿をお待ちしております……(((((((OωO`;)))))))



L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ラッキークロー Fri Mar 11, 2016 7:35 pm

 うおおお......!

 久しぶりに来てみれば......LKsとの合同小説...!!!!

 無茶は十分承知の上なのですが、もしLKsと他の三人方がよろしければ、選定に参加させていただけないでしょうか......?

 LKsとの協作が長年の夢だったもので...。お話の内容も様々な展開を考えられるもので、今からうずうずしてしまいます。

 NGでも全く構いません。よろしければお返事くだされば幸いです。
ラッキークロー
ラッキークロー
副長
副長

投稿数 : 226
Join date : 2015/05/20
所在地 : 小説について何かご質問、ご意見等ありましたらお気軽にPMやTwitterの方へメッセージどうぞ!

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by jayheart Fri Mar 11, 2016 8:34 pm

LKs
投稿させて頂きますね!

【名前】ジェイハート(カケスの心)
【性別】雌(LKsには同性の雌を希望いたします!)
【容姿】白地に黒と茶色の三毛。薄い水色の目。
【性格】引っ込み思案で初対面の相手や目上の相手には敬語だったりゴニョゴニョいう。でも仲の良い相手にはよく喋り、よく心配し、よく遊んだりする。よく怒る相手は苦手。いろいろ教えてくれたり相談(?)を聞いてくれる相手はすぐに仲良くなれる。とにかく相手の好き嫌いは激しい。(こんなでいいですかね?)

母に怒られてしまったのでオリジナル1シーンは後日(明日には)投稿します。すみません。

jayheart
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Fri Mar 11, 2016 10:58 pm



>ラッキークロー様

お三方に許可を得ないままの、トピ主の独断で申し訳ないのですが……
先のお三方の応募内容の投稿が終了してからではあれでしたけれど、皆さんこれからのようですし、
特に最初に期間を限定していなかったので、お申し込みはまだ大丈夫ですよ!
ご来訪ありがとうございます(*'∀'*)!!
あれほど素晴らしい力量を持つラッキークローさんが、私の稚拙な構想を果たしてどんな風に料理してくださるのか楽しみです!
ご応募、まったりお待ちしています♪

>jayheart様

早速の投稿ありがとうございます! なんて可愛らしいカケスさん……!
応募段階の時点で記入事項が大量にあってごめんなさい! ご迷惑をおかけします……
残りの投稿、差し障りのない程度にゆっくりで構いませんので、まったりお待ちしていますね(*´ω`*)



L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Fri Mar 11, 2016 11:27 pm

【名前 】: ウィンターリーフ (冬葉っぱ)


【性別 】: 雌    (もしよろしければ、雄猫をお願いします。)


【容姿 】: 雪のような純白の毛。耳先と足先、背中に縦一本の茶の筋が入っている。全体的に小柄で華奢、細いのでか弱い印象を抱く。瞳は大きなコバルトブルー。


【性格】: 基本毎日元気。阿呆発言を連発したりするが、叱られればすぐに大人しくなる。が、またすぐにうるさくなる。へたれですぐくじけてしまう弱い子だが、失敗しながらも前に進もうと頑張る。経験を積んで行くことでメンタルが強くなっていく。「悪は成敗!」と、気合は十分。


・好き : 人間だった頃は大のスイーツ好き。猫になった今は甘い物に飢えている。最近は蜂蜜をどうにかして甘くする方法を練っている。


・嫌い : 虫大嫌い。小さな蝿や蚊、もちろんGから始まるものなんて……


・得意 : 人間だった頃は賭博、麻雀好き。かなり変わった趣味で『賭博女王』と崇められていた。猫になった今では、賭けを仲間に伝えようとゲームを編み出している。


・苦手 : 猫として致命的、戦いが苦手。


・誇り : 『賭博女王』の異名。


・悩み : 戦いが下手なこと。憧れのダストペルトに話しかけられないこと。甘い物がないこと。日焼けは猫でもするのかということ。毛艶を保つこと。


【備考】 : 知識を悪用し、物語を破壊する悪役に対し。
WARRIORSの夢を壊すな、と。ファンとしてそれは許せん、まじ成敗!という意気込み。(悪役に物語を壊されたら、ファイヤハートの勇姿が見れなくな……)ともかくファンとして許されない。原作通りに進めなければ、これから先の歯車が狂ってしまう。


人間時代。
平凡なごく普通の女子高生。趣味は麻雀に賭博、格ゲー。乙女にあるまじき趣味。が、今ではプロ並みの腕前で町内会のおじさんからは『賭博女王』と崇められている。WARRIORSの大ファン。全巻揃え、猫の表紙を毎度眺めている。猫大好き、猫カフェ常連さん。


【WARRIORSの原作について】
見習いや戦士たちのたわいのない会話が結構好きです。そして予言、お告げなどの神秘的な内容など。
シーンとしてはタイガークローの裏切り。ブルースターの死去、等です。



【原作介入シーン】(1巻、ブロークンスターVS)


イエローファングは背を向け、シダの茂みに分け入った。
その後ろをファイヤスター……じゃなかった、ファイヤポーが続く。それとグレーポーも。
ウィンターポーは緊張で死にそうだった。そわそわと足踏みをし、必死にファイヤポーの後ろ姿を見つめる。


やややや、やばい。戦い怖い、こ、この私の軟弱っぷりを笑ってもいいからどうか私に襲いかかるのだけは勘弁!!私はか弱い乙女なんですとも。無垢でいたいけな女子高生には何者でも手出しできないのですよ…?


「サンダー族は、あそこのシダの茂みのなかにかくれるといい」


イエローファングの鋭い声に飛び上がれば、戒めるように睨まれた。
すみません。


「あのなかはキノコがいっぱい生えてるから、あんたたちのにおいをかくしてくれるだろう。あたしが呼ぶまでそこで待ってておくれ」


イエローファングは、後のシャドウ族の猫たちに連れられている格好で後ろへ下がって仲間のまんなかに入り、捕虜のふりをした。一行は静かにキャンプへ入っていった。
サンダー族の猫たちは躊躇いもせずキノコの茂みに入って行った。私も渋々続く。


うわっ、やだ!キノコ臭い!!もうみんな猫じゃないよ、最早キノコだよ。
ううう……可憐で花も散るような儚い風情の美少女にこの仕打ち……酷すぎる。


不意に長い鳴き声が思考を遮断し、サンダー族の猫が次々に飛び出し、キャンプの入り口に駆けていった。


う、わわわわわ!!無理無理、マジ無理っ!!
かかか神様仏様、慈悲があるのならこのか弱い私に戦闘能力もとい脱兎しない精神を授けて下さい!


私はなけなしの勇気を振り絞り、えいやっと茂みから飛び出た。
とうにファイヤポーの麗しい姿は影もなく、虚しく思いつつキャンプに飛び込んだのだ。


圧倒された。
現実とは掛け離れた、血と、悲痛の声。大気も不穏に揺らめき、知らず知らずに毛を逆立てていた。
ファイヤポーがクローフェイスに勢い良く襲いかかっていく。
凄まじい身体能力。しなやかに飛び上がり、押さえつけ、前足を振りかぶろうとする。


おかしいな。
私は呆然と立ち尽くしてしまった。
本と実際の場面では、こんなにも感じる気持ちが違うなんて。
本では安易にファイヤポーを応援できた、クローフェイスはスポッティドリーフを殺した殺人犯なのだから。
でも実際の場面では。
悪党に関わらず傷つくところをみたくない。だって痛くて怖いし……とにかく怖いんだよ。


やだ、嫌だ。私、なんでこんなところにいるの。
怖いよ、光る鉤爪なんて見たくない。舞い落ちる血の雨だなんて。毛皮の裂かれる恐ろしい音なんて、聞きたくない。


「_____ウィンターポー!!」


誰かの声が聞こえた。
それと同時に凄まじい痛みが後ろ足を貫いた。
身体が拒絶を訴えるように細かく震え、地に突っ伏してしまう。嫌だ、気絶したくなるほど痛い経験なんて、私したことない___
敵の細くたくましい身体がウィンターポーを押さえつける。
ギラギラとひかる琥珀色の瞳、鋭い牙から唾液が糸を引く。


怖い怖い怖い怖い!!嫌だ、助けて!嫌だよ!!


私は死に物狂いで前足を振りかぶった。がむしゃらに振り回したから相手に当たったかなんてわからない。
ただ必死に。この恐怖から逃れようと、必死に。


重みがのいたのがわかった。
それとともに確かな手応え。


毛皮を裂く生々しい音。
ひ、と掠れた悲鳴が漏れると同時に血が吹き出た。
地面を染める赤い血に、痛みに唸る敵の声。敵が逃げるように立ち上がって茂みに飛び込んで行ったのを見て、私は息を吐く。


「___怖いよ。やだ、私……逃げてばっかり」


視界が潤んだけど泣くのを堪え、辺りに目を向けた。

ファイヤポーが、ブロークンスターを追い払った姿があった。



かなりの軟弱っぷりですが、だんだん成長していきますので。


最終編集者 ウィンターリーフ@猫寮生活新入生募集中! [ Thu Mar 17, 2016 8:48 pm ], 編集回数 2 回
ウィンターリーフ@冬葉
ウィンターリーフ@冬葉
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ラッキークロー Sun Mar 13, 2016 8:51 pm

ライトニングキットs、お返事ありがとうございます!
 優しいお言葉でうれしいです! ありがたい限りです。

 企画者様の許可がいただけたので、とりあえず大まかな構想を先に投稿してみようと思います。他の三方がもし気になる点がございましたらすぐにご連絡下さい。


名前;ラッキークロー(ラッキーキット→ラッキーポー→ラッキークロー)【幸運な子猫→幸運な足→幸運なかぎ爪】

性別;雄猫(ライトニングキットsにも雄猫を希望いたします)
  一人称→僕(昔は俺)
  二人称→君、あなた

容姿;黄褐色に濃い茶色のとら柄。光の当たり方によって黄金、薄茶、しょうが色と変わって見える。毛の長さは普通だが若干柔らかめ。体 格が華奢なため、全体的に少し小柄に見える。だが筋肉はしっかりとついており、俊敏。瞳は深い新緑色で、アーモンド形の形。耳はほぼ逆三角形、鼻筋がすっと通っている。顔立ちはりりしく良い。人間だったころは、男子にしては身長が小さく、顔も不細工ではないものの幼顔で、本人のコンプレックスだったためそれが嬉しい。四肢と尻尾は長め。

性格;おとなしく控えめで、優しい。人のことを良く考え、自分が嫌われようともその人のためを思い考えを伝えることができる。自分のことより他者を優先させ、他人の努力が認められることが何よりもうれしい。反面自分には強い劣等感を抱いており、褒められたりあこがれたりすると逆にプレッシャーを感じてしまう。(これは人間時代のトラウマとなっている経験のせい※以下に詳しく記載してあります※で、他の人が自分を信頼してくれたり、求めてくれたりすることを嬉しく思うが、心のどこかで申し訳なく感じてしまう)トラウマ経験の前は自信家で、気が強い面があったため、性格が変わってしまった現在でも、真剣に怒ったり悲しくなったりすると、強い態度で相手を責めることがある。怒ると非常に怖く、人柄そのものが変わってしまたかのようになる。

好き→

1.ファンタジーの物語(冒険談、怖い話が大好き)

2.陸上(短距離走。風のごとく素早く走ることができ、体力もある為長距離も好き)

3.努力家な人(たとえ努力が認められなくてもめげずに諦めない人には無条件で応援したくなる)(ファイヤポーは人間の時から大好きだった)


嫌い→

1.うるさいところ(工事の騒音なんか一番嫌い!!!)

2.喧嘩(人が痛い思いをするのがいやでたまらない。戦士となった今では致命的か)

3.自分の力を過信している人(かつての自分がそうだったと思っている)


得意→走ること。人間時代は小学二年生頃からずっと陸上をやっていて、地方でベスト4に入ったことがあるほどの実力の持ち主。少し小柄だが大きな歩幅で一気にゴール目指して走るスタイルで、長距離走だろうがそれは変わらない。運動神経がよく、他のスポーツも得意。

苦手→理科。特に地学が苦手で、地層だの天気だの天文学だの、赤点を免れたことがない。猫になった今でもそれは変わらず、星座を勉強しなくていい猫の生活はなんて素敵なんだろうと密かに思っている。スター族万歳。

誇り→自らの運動神経、足の速さ。自分に劣等感を抱いていようが、これだけは誰にも負けないという自負があり、事実負けたことはない。この誇りは彼という人間のすべてを支えるほどの強い信念、人格の下に隠れた土台となっており、侮辱されたものならば絶対に許しはしない。

悩み→人間時代はトラウマ経験による罪悪感、自己嫌悪、劣等感、背が小さいこと、実際よりも若く見られること。
   猫時代は戦いの腕が下手でなかなか部族の役に立てないこと、楽しみにしていた本の新刊が読めないこと、相変わらずの劣等感、部族間での裏切り、いがみ合いの多さ。

※密かな願い→原作の流れを変えてはいけないとわかっているものの、原作で理不尽な殺され方をした猫や戦いを防ぎ、部族間の争いを最大限に少なくしたいと思っている。猫の死など重要な出来事に介入するのは無理だとわかっていても、シンダーポーの怪我、ブルースターの情緒不安定になるきっかけ、サンダー族で怒る火事など、どうにかして防ぎたいと思い悩む。

持論→自分自身の力をよく見極め、それに見合った対応をすること。強い力を持つ人に逆らわないこと。これらが他人とのいざこざを防ぐために必要なものだと思っており、彼の中で絶対的なおきてである。
   だが、自分を信頼してくれたり、仲良くしてくれた人達を裏切ること、見捨てることはこのおきてを破る以上に愚かなことである。仲間を裏切ることだけは、たとえ自分が死のうがしないと誓っている。

 彼の中でこの二つの信念が強く根付いている。

原作のシーンを用いたオリジナルの1シーン;『三巻、タイガークロー率いる浮浪猫との戦いでタイガークローとの決戦』
 【かなり原作よりの作風です】【また、ラッキークローはこの時点ではファイヤハートと、タイガークローの裏切りについての事実を共有しています】【LKsとはだんだんと対立関係に陥っていて、LKsはタイガークローと手を取り始めた時期、という仮定の上で話を進めています】

   

 キャンプへ駆け込んだラッキークローは、驚きのあまりその場に急停止し、呆然と立ち尽くした。人間時代の記憶から、ある程度の覚悟はしていたものの、悲惨な戦いの現状を目の当たりにするのは、やはり文字を追うときの何十倍もの生々しさがあった。見慣れたキャンプはもはや戦場と化していて、あちこちで浮浪猫と戦士の戦いが繰り広げられている。ダストぺルトが唸り声を上げ、飛びかかった猫の姿を見、凍り付いた。ブロークンスター! やはり原作通り、あいつもこの襲撃に加担していたのか!

 「ラッキークロー!」空き地の中央から声が聞こえ、目をやるとファイヤハートが浮浪猫の一匹を突き飛ばしたところだった。わき腹から血を流し、余裕を失くした親友の姿にぞっとする。「来てくれ! タイガークローが!」

 ラッキークローはめまいがした。体中から血の気が失せ、一瞬この世から音が消えたかのような錯覚に陥った。恐れていたことがついに起きてしまった__野心に満ちた副長は、自分の残酷な舞台を終わらせようとしているのだ。それもブルースターの死という、最低最悪の血塗られた幕引きで。僕達はただの大根役者、タイガースターの手の上で転がされていたのだ!

 そうはさせない! ラッキークローは心の中で叫んだ。最早戦いへの恐怖も嫌悪も消え、いま彼の中にあるのは、裏切り者に対する憤怒の感情だけだった。この舞台の内容も、結末も知っているのは自分だけだ。何が何でもあいつの野望を食い止めるんだ!

 ラッキークローはファイヤハートの元へかけた。親友は疲れ切った様子だったが、瞳は怒りに燃えていた。「タイガークロー......あいつが族長の部屋に......」息を吐き、二匹はうなずいて走りだした。横からぶち柄の浮浪猫が襲い掛かってきたが、目にもとまらぬ速さで相手の一撃をかいくぐると、顎をけり上げた。ふらついたぶち猫の腹にファイヤハートが体当たりし、地面に叩き付ける。苦し気なうめき声に、ラッキークローの中で懐かしい感情が湧き上がってきた。それはラッキークローの体に熱いエネルギーを注ぎ込み、四肢に力をみなぎらせた。そうだ、僕は誰よりも速い。

 親友のファイヤハートがいる今、俺たちが負けるわけがない!

 二匹はブルースターの部屋に急いだ。部屋の入り口の前で再び浮浪猫が飛びかかってきて、ファイヤハートが伸び上がって耳にかみついた。ラッキークローも応戦しようとした瞬間、部屋の中から声がした。「タイガークロー? 何をする気?」

 かえってきたのは地の底から響くような、唸り声だ。「スター族によろしく、ブルースター」

 ラッキークローが怒りを感じたのと同時に、ブルースターの声が鋭く響く。「族長は私よ。忘れたの?」ファイヤハートが浮浪猫を追いかえし、ラッキークローの隣へ並んだ。唸り声がさらに低くなる。

 「お前を殺す。永遠にスター族の仲間入りをするまで何度でも殺してやる。俺が一族の族長になる時が来たんだ!」

 タイガークローが床をける音と、ラッキークローが地をける音は同時に響いた。ラッキークローは部屋に飛び込んだ瞬間、裏切り者の体に飛びついた。「裏切り者!」声をからさんばかりに叫び、かたい毛にかみついた。

 タイガークローはぎょっとしたように唸り、体を振ってラッキークローを振り落とそうとしたが、そこに飛び込んできたファイヤハートが絶叫しながら虎猫に飛びつき、わき腹を一殴りした。

 副長の目が恐ろしいほどの業火の炎で燃えた。タイガークローが思い切り体を曲げ、ラッキークローをはたき落とした。大柄な雄猫に力でかなうわけがなく、したたかに体を地面に打ち付ける。どうにか体を起こすと、タイガークローはファイヤハートと睨み合っていた。傷のある鼻面にしわを寄せ、目の前にいる若い戦士を睨み殺すかのような勢いで視線を向けている。あいつにとって最も憎むべき相手、因縁の宿敵はファイヤハートなのだと、ラッキークローは気づいた。

 では、自分にとっての宿敵は誰なのか? ラッキークローは息が詰まり、深いため息をついた。今はそんなことは考えなくてもいい。とにかく目の前のことに集中しろ!

 「この野郎! ずたずたにしてやる、ファイヤハート。ずっとこの時を待っていたんだ」空気を切り裂くような叫びに、ラッキークローの体が震える。だが、ファイヤハートは怯まず、慎重に身構えた。ラッキークローはそろそろと立ち上がると、呆然と立ち尽くすブルースターの元へ行き、族長の体を支えた。

 「ブルースター、ここは危険です。こちらへ来てください」が、族長は凍り付いた表情のまま身じろぎしない。やはり副長が裏切りの計画を立てていたことに、激しくショックを受けているのだ。仕方なくラッキークローは族長の体を引っ張り、タイガークローから族長を守るように前に立った。

 地をける音がし、ファイヤハートが虎猫の喉元めがけてかぎ爪をつきだした。が、副長は飛びのき、力強い前足でファイヤハートを殴りつけ、そのまましょうが色の猫の上に飛び乗り、後ろ足で腹を蹴りつけた。親友の苦悶のうめきに、ラッキークローはかっとなった。が、ファイヤハートはふっと体の力を抜くと、油断した副長の前脚からすり抜け、脇腹を深々と切りつけた。血しぶきが上がり、虎猫は悲鳴を上げた。

 そのすきを逃さず、ファイヤハートはタイガークローの首筋に噛みつき、必死に押さえつけた。加勢しようとラッキークローが立ち上がった瞬間、衝撃が走った。

 すんでのところで踏みとどまり、反射的に相手を引っかこうと前足をつきだすと、皮膚をかすった感触があった。いったい誰だ? 本ではここにいる敵は、タイガークロー一匹だけだったはずだ! うろたえる心を静めて目を開くと、途端に体がしびれるような衝撃が走った。勝ち誇ったようにこちらを見降ろすその猫は、かつての暴君ブロークンスターの部下、ブラックフットだったのだ。白猫は鼻を鳴らし、ラッキークローにさらなる打撃を与えようと身構えた。

 ラッキークローは我に返った。それと同時に腹の底から力が湧き上がり、相手が動くより早く、体を伏せて突進した。完全に不意を衝かれたブラックフットはラッキークローのパンチを受け、よろけた。そのすきに白猫の上にのしかかり、肩にかみついた。ブラックフットの前脚が脇腹をかすめるが、顎の力を緩めない。ブラックフットの力が弱まるのを感じ、さらに力を強めた。

 だが、雄猫は最後の力を振り絞ってラッキークローの胸を一撃をくらわして逃れると、短く唸って部屋を飛び出した。ほっとしたのもつかの間、ファイヤハートの声がした。「手伝ってくれ、ラッキークロー! 抑えてくれ!」

 慌ててラッキークローはタイガークローのばたつかせている後ろ足を押さえつけた。だが、副長の動きはもう弱弱しく、瞳には力がない。ラッキークローが口を開きかけた瞬間、部屋の中にグレーストライプが飛び込んできた。

 「ブルースター......」縞猫はぎょっとしたように動きを止め、無様な姿をさらす副長をうろたえたように見つめた。すると前足の下のタイガークローの体に力がこもり、慌てて押さえつける力を強めた。グレーストライプは二、三度ファイヤハートとラッキークローに目をやった後、言葉をつないだ。「族長、僕たち負けています。敵の数が多すぎるんです。僕たち、数で圧倒的に負けています」必死に訴え、肩から流れる血を前足でぬぐう。

 だが、ブルースターの返事はない。原作通りのことだが、ブラックフットが自分達を襲撃してきた今、すべてが本の通りに進むとは限らない。「浮浪猫たちか?」ラッキークローは現状を確認しようと、虎猫を抑えたまま尋ねた。グレーストライプはこちらを見て一瞬口ごもり、何かをためらうようにうつむいたが、やがてさっと顔を上げると言った。

 ※こちらのセリフは削除させて頂きます⇒「そうだ、だけどラッキークロー。この襲撃に力を貸しているのはブロークンスターだけじゃない__***族の戦士、ライトニング***もだ」
 
   


備考;人間時代の時、ある一つの大きなトラウマを経験する。中学生の頃(特に指定がございませんでしたら、物語に入り込んだ年齢は高校一年生のころとしたいのですが......)、部活で入った陸上部での経験で、天才的な才能の持ち主として先輩や先生にも一目置かれ、たちまち入部直後からスターとなる。だがそれをねたんだ同級生たちから反感をかい、もともと気が強く自信家だったため、彼自身も強気な態度で彼らと接してしまい、何度もぶつかる。本人は自分には光を浴びるだけの力があると思い(事実部長としても十分な力があった)、いつか同級生もわかってくれると信じていた。だが新人戦での代表選手のグループのリーダーを決めることになり、当然自分が選ばれるだろうと思っていたが、才能をひがんだチームメイトから投票してもらえず、リーダーから落選する。そのことに憤慨するものの、代表選手全員から反発され、孤立していくうちに自信を無くしていき、自分は人を率いる才能もないのにおごっていただけの愚か者だと思うようになり、性格まで変わってしまった。チームメイトの中には生徒会メンバーや地区の富豪の御曹司もいたため、じぶんより権力がある人を恐れるようになる。

 すっかり引っ込み思案になるものの、大好きなウォーリアーズの物語を一緒に愛読していたLKsとは変わらぬ友人関係を続け、自分に優しくしてくれる相方に絶大な信頼を寄せていた。自分を冒険の世界に連れて行ってくれるウォーリアーズは自分にとって大切な物語で、その登場キャラクター達も愛しくかけがえのない存在で、猫になってからは、人間界にいるウォーリアーズを読んでいるほかの読者のためにも、この世界を守りたいと願っている。

 タイガースター、スカージに対しては、自分の力におごり野心を持つ姿を過去の自分と重ね合わせ、そのたびトラウマを思いかえしてしまう。彼の中で彼らは倒すべき敵でしかない。成長していくにつれ、彼らへの認識は変わっていくのか、そこを如実に描いていきたいと思います。

 また、引っ込み思案で劣等感のかたまりのような存在であるものの、スピードへの自信、そしてかくれた本当の性格、この二つが彼を救世主になる覚悟を決める決め手となる。


『WARRIORS』原作について;一期の面白さは、飼い猫から野生猫として部族へ入ったファイヤポーの成長を、戦い、友情、恋愛、信頼、裏切り、悩みなどを深くからめ、鮮明に描き出しているところだと思っています。部族のしたきりやいがみ合いなどに、ファイヤポーが戸惑い悩みながらも、困難に立ち向かい、前に進んでいくという一見王道なストーリーを、飽きることなく、そして先の展開が読めないようにスピード感あふれる文章で書かれているところも大好きです。

 ラッキークローとLKs様がこの作品に介入する場合、スピード感を損なわないように、ファイヤハート側『善』対タイガークロー側『悪』の構図をはっきりと描き出したうえで、オリジナルキャラの変化や成長をしっかりと書いていきたいと思っています。

 個人的にぜひじっくりと書きたいシーンはブルースターとの別れのシーンです。過去のトラウマから抜け出せずにいるラッキークローが過去の殻を破り、新たなひな鳥として孵化する瞬間だと構想(妄想)しているので、ぜひぜひそのシーンはしっかりじっくりとかいてみたいです。


キャラクターたちの関係について;ラッキークローとの関係性です。

 LKs→人間時代からの唯一無二の大切な親友であり、かけがえのない存在。自分を信頼してくれることに感謝しており、彼のためには何でもするというほどの献身。だが、物語が進んでいくにつれ、LKsが物語を破壊しようとし、自分を支えてくれた物語とかたい絆で結ばれた戦士たちか、長年の友情か、どちらをとるかで悩み苦しむ。それでも彼のことは信頼を捨てきれず、いつか改心してくれる事を願ってやまない。

 ファイヤハート→部族出身でない、同年代の猫ということで、グレーストライプとともに親友となる。明るく誠実で何でもこなす彼のことを尊敬しており、また一緒に見習い時代を潜り抜けたことでかたい絆が芽生える。原作の知識を生かし、内緒でいくつか助言をするので、頼りになる親友として一目置かれている。そのことが少し落ち着かない。人間時代からのあこがれ。

 グレーストライプ→ひょうきんで人あたりの良い性格に何度も助けられ、深く感謝している。普段口にしていないが心の中ではすごい奴だと思っている。シルヴァーストリームとの恋愛の時は、彼の気持ちを尊重しどうせ悲劇に終わる恋愛を支えるべきか悩んだ。

 サンドスト―ム→気が強く毒舌な性格に押されっぱなしだったが、彼女のはつらつとした性格や、部族に尽くす忠誠心、ファイヤハートへの純粋な恋心を見ていると、応援したくなる。だけど余計なことを言うと引っかかれる。

 タイガークロー→戦いの腕に関しては実際に目の当たりにしてからは敬意を抱くようになったが、その性格や人格は軽蔑しており、嫌悪しか抱いていない。彼が自分のことをあまり重要視せず、ファイヤハートだけを敵視することも無意識のうちに悔しく思い、気に入らない。

 ブルースター→賢く威厳があり実力もあり、素晴らしい族長だと思っている。自分にはない、『人を率いる力』がある人物だと考えている。晩年、情緒不安定になってしまうのを防ごうと努力したが、結局は精神を病んでしまったことを悔やんでいる。

 ラニングウィンド→指導者。足が速く、すばやさを生かした戦い方を学ぶ。優しく忠実な人柄に惹かれ、尊敬している。彼がタイガークローの野望の犠牲になってしまうことに苦しみ、阻止したいと思っている。

 シンダーポー→やがて看護猫になってしまう運命とわかっていたため、ぎこちなく接してしまうが、それでも元気で好奇心あふれた姿に徐々にひかれていく。


募集内容のストーリーについて;まだ構想が上手くまとまっていないのですが、ファイヤポーが悩みながら族長への道を歩んだように、ラッキークローも自らの劣等感を乗り越え、成長する姿を書きたいと思っています。初めから救世主としての道を歩むのでなく、試行錯誤していく感じです。また、ここは完全にLCの妄想なのですが、ラッキークローがトラウマを克服していく過程と、LKsの考え方の変化を対比させてみたい......とぼんやりと考えています。

 そしてLCが考えたオリジナルの展開なのですが、タイガークローはスカージに殺されることなく、逆にスカージがタイガークローに殺され、最終的な関係はファイヤ&ラッキーvsタイガー&LKsという形にしてみたいと思っています。スカージはブラッド族に森を支配させる気でいましたが、それを見ぬいたタイガークロー、またはLKsがあらかじめブラッド族の猫たちをは以下におき、スカージを裏切らせる、という感じです。やはり最終決戦はファイヤ君対タイガーさんにしたい、という願望がLCの中で渦巻いているので......。今回はこれにまたラッキークロー対LKs、という個人間の対立も合わせられるので、全体悪がはっきりとわかりやすくなるかなぁと。蛇足な構想でしたらすみません。

 また質問なのですが、LKsは最初サンダー族に入るのでしょうか? 一つの提案なのですが、シャドウ族への参加、というのも面白いのではないか......と密かに思っています。シャドウ族に入りそこで狡猾に生き延びるための方法を学んでいくうちに考え方が変わる、しかしそれはラッキークローにははっきりとわからず、二匹の溝が密かに深まる様子が表現できるのではないかと考えています。

 こちらは自分の願望なので、却下でも全くかまいません!


 【十九日】少し編集、追加させて頂きました


最終編集者 ラッキークロー@サクラサク [ Sat Mar 19, 2016 5:45 pm ], 編集回数 1 回
ラッキークロー
ラッキークロー
副長
副長

投稿数 : 226
Join date : 2015/05/20
所在地 : 小説について何かご質問、ご意見等ありましたらお気軽にPMやTwitterの方へメッセージどうぞ!

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Mon Mar 14, 2016 8:58 pm



>ウィンターリーフ様

ご応募ありがとうございます! 賭博女王……ですと……!?
甘いものが大好き、でも虫は大の苦手。そんな可愛らしいお嬢さんなのに虎べえが勝てる気がしないw
「この戦いに全てを賭けるわ!」……本来なら「懸ける」と書くべきこの台詞を高らかに言い放ち、勝利を納めてくれそうです。
しかも私が男役だとこの子に惚れない自信がありません← 続きをとっても楽しみにしています!


>ラッキークロー様

ご応募ありがとうございます! しばらく圧倒されたあと、五度ほど読み込ませていただきました!
「コンプレックス」がキーワードとなる、良い意味で生々しい男の子ですね。敵方になるこちらまで感情移入しそうです。
覚醒した彼を倒すのは大変そうなので、こちらの悪役要素が過激に特化してしまうかもしれません←
  • 物語の世界に飛んだときの年齢とタイガースター生存について、了解です。
    彼の最期はあれ以上ない王道でしたが、せっかくの二次創作ですから、果たせなかった二匹の対決を是非見てみたいですものね。
    個人間の対立も重ね合わるのもやりたかった要素なので、むしろ大歓迎ですよ!
  • 残念ながら、相方様のキャラクターとの接点や『原作改変』のスタイルのことを考えると、やはりサンダー族に入らせていただくことになるかと思います。
    悪役として、シャドウ族の部族色に染まり悪に堕ちていくのではなく、自らの意志や望みによって悪に堕ちていけたらなあ、と……←
    ですがいずれの相方様にお相手していただくことになろうと、途中からわけあってシャドウ族に転身する予定です。

私の稚拙な妄想からこんなに壮大な構想を膨らませてくださり、本当にありがとうございました!!



最初の投稿から今夜で7日目、ここまでたくさんのやり取りをさせていただけて本当に幸いです。

申し訳ありませんが、先に応募の完了した方を長くお待たせしてしまうことを避けるため、
これより6日後……今週の日曜日を応募期限とさせていただきます。

jayheart様・ウィンターリーフ様の続きの投稿、ジェイホープ様のご応募も、心よりお待ちしています!


L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ラッキークロー Thu Mar 17, 2016 10:50 am

ライトニングキットs

 タイガークロー生存について、了承ありがとうございます! 恐る恐るの提案でしたが、歓迎してくださり本当にありがたいです。ありがとうございます。

 サンダー族への参加、了解です! 確かに、自分の意志で悪に落ちていく......そちらの方がより物語が映えますね!^^! こちらの願望だったので、丁寧に対応して下さっただけで感謝です(*´ω`*)

 日曜日を楽しみにしています!
ラッキークロー
ラッキークロー
副長
副長

投稿数 : 226
Join date : 2015/05/20
所在地 : 小説について何かご質問、ご意見等ありましたらお気軽にPMやTwitterの方へメッセージどうぞ!

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by jayheart Fri Mar 18, 2016 2:55 pm

遅れてしまったオリジナル1シーンを…シルヴァーストリームのお産シーンです‼(あまり覚えてないのでちょーオリジナルですがとにかくお産シーンです)(細かい描写しか出来ないんで長いです)


ジェイハートはグレーストライプと共に狩りついでに散歩をしていた。

とそこにサニングロックスの方からリヴァー族の臭いがした。

「おい嘘だろ…」

グレーストライプが小さく呟いてそちらの方にいった。

「シルヴァーストリーム!」

グレーストライプが呼びながらサニングロックスについた。

そこにはーおそらく妊娠しているのかーお腹をふっくらさせて横たわる銀色の雌猫がいた。

「シルヴァーストリーム!」

グレーストライプが駆け寄りながら呼び掛けた。

「はぁっ、ぐ、グレー、グレーストライプっ。わ、私、あなたとの子供を、さ、授かっていたの」

すでに体力を使い果たしているのか息を切らしている。

「そんなの今この状態でわかるよ!」

グレーストライプが半ば怒鳴って言った。

「ふふっ、さすがグレーストライプ。察しが…ウゥ!」

言葉が途切れた。陣痛が来て産まれてきたのだーーー血と共に。

「グレーストライプ!私、イエローファング連れてきます!」

看護猫の知識を持っていないジェイハートでもわかった。あの猫、シルヴァーストリームは子供を産んだらスター族のもとにいくことを。

「イエローファング!」

ジェイハートは叫びながらキャンプに入った。

「イエローファングは薬草採りに出掛けてます。どうかしたんですか?」

イエローファングの弟子、シンダーポーが足を引きずりながらやって来た。

「いろんな猫には言えないことなの。あのね、シルヴァーストリーム、リヴァー族の猫なんだけど、さっきお産が始まっちゃって、血が…」

そこから先は言葉にならなかった。でもシンダーポーはそれで察したらしく頷くと薬草を取ってきた。

「案内してください」

頷く暇も惜しくすぐ歩き始めた。

「グレーストライプ!シルヴァーストリーム!」

名前を呼びながらサニングロックスに入った。 

グレーストライプはこうべを垂れて座っていた。

「もう1匹いるみたいなんだ。でもなかなかうま…」

その先は言えなかった。シンダーポーがシルヴァーストリームのもとに行ったからだ。

「さぁシルヴァーストリーム、落ち着いて、すぐ産まれてきますよ。」

優しく声をかけ薬草をペースト状にして飲ませた。

「…いきんで!」

シンダーポーが言ってシルヴァーストリームがいきむと子猫がもう1匹産まれてきた。

「グレーストライプ!ジェイハート!子猫の毛を逆に舐めて!放っておくと死んでしまうわ!」

2匹は指示に従った。

「…ミャー」

か細い声ですぐ下の方から声がしてきた。

「連れてきて」

その声が聞こえたのかシンダーポーが指示した。

その指示通り連れてきた。

「シルヴァーストリーム、きれいなお子さんたちで…」

シンダーポーが言葉を止めた。シルヴァーストリームがグレーストライプに苦しげに何かつたえようとしていたからだ。

「ぐ、グレー、グレーストライプ、この子達を…」

そこでシルヴァーストリームは息絶えた。

グレーストライプとシンダーポーが悲しげな声をあげた。

シンダーポーは何を悲しむことがあるのだろう。

「シルヴァーストリームを死なせてしまった!私看護猫失格だわ!」

そんなこと無いよ、と声をかけてやりたかった。でも出来なかった。

まずはキャンプにこの子達を連れていかなければと冷静すぎてかけられなかった。

「連れていこう」

そう言うとさっき舐めてやった子猫をくわえてキャンプの方に向かった。ファイヤスターにこの子達をどうするか聞いてみなければ。


う~んやっぱ長くなってしまいます(TT)

jayheart
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Sat Mar 19, 2016 2:01 pm



>ウィンターリーフ様

追加投稿ありがとうございます!
へっぴり腰なウィンターポーちゃんにくすりとさせられたかと思えば、次の瞬間迫力あるシリアスな雰囲気にがらりと一転しており、本当に凄かったです……!
ファイヤポーを内心では未来の名で呼んでしまったり、本物の戦いに戸惑い苦しんだり、こちらの設定を十二分に活かした要素が散りばめられているのにもわくわくさせていただきました。
むしろ最初はこのくらい怯えてる方が、のちの成長で胸が熱くなりますね……! 本当にありがとうございました!


>jayheart様

追加投稿ありがとうございます!
私自身昔から長文家なので、長くなるのはむしろ大歓迎ですよ!←
このストーリーでは、グレーストライプはシルヴァーストリームの妊娠を知らされていなかったのですね。なぜそのようになったのだろう、分岐点はなんなのだろうと妄想が膨らみます。
ジェイハート嬢の反応がリアルで切なくなりました……そして彼女、するりと部族世界に馴染んでいるのが凄いです。
本当にありがとうございました!



月曜日にお知らせしたとおり、いよいよ明日の日曜日が今回のお誘いの応募期限となります。
選定結果は、日付が21日に変わったあとの1時間以内を目処にご報告させていただきますね。
また申し訳ありませんが、以前からお伝えしているとおり、相方様は1名様とさせていただきます。
こんなにたくさんの事項を書いていただいておいて、本当にすみません……!
残るジェイホープ様の投稿も、楽しみにお待ちしています(*´ω`*)



L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ジェイホープ Sat Mar 19, 2016 3:11 pm

▼名前・・・ジェイホープ〈カケスの希望〉
(ジェイキット〈カケス子猫〉→ジェイポー〈カケス足〉→ジェイホープ〈カケスの希望〉)


▼性別・・・女。LKsには同じ女の子で悪役をお願いしたいです。

▼容姿・・・ふわふわとした長い銀灰色の毛。足元、胸は色が淡く一層ふわふわとしている。
細く華奢な体つき。目は光の加減により青にも深緑にも見える美しい藍色。

▼性格

・内向的で引っ込み思案。黙って物事を考える質なので無口に見られる事が多い。正義感は強い。
いつも元気で明るい人に憧れているが、自分がそんな物になれる訳ないと卑下している。

・賢く、無口な分物事を観察する能力が高い。戦いなどでも、ちょっと気を抜いた瞬間を見逃さずに攻撃を繰り出してくる。

・他の猫と関係を持ちたくないように見られるが、意外と寂しがり屋で話しかけられるととても嬉しがる。優しく、自分の考えをたくさん持つ想像力豊かな少女。

・1つのことに対し、深くまで考える。
特に正義と悪について疑問を抱き、『悪を生み出したのは人々の心だ』と思っている。だから、悪を作るような醜い人にはならないと誓い、全ての人に分け隔てなく接している。悪にも理由がある と1度は許す寛容さもある。

また、なぜ人は嫌な事を嫌と言わないで、あとになると裏で悪口を叩くのか。
言葉とは気持ちを伝えるためにあるのに、なぜはっきりと言おうとしないのか。
そんな事らに人は何処で道を誤ったのか、なぜこれほど愚かなのか と虚ろな哀しみを覚えている。また、イジメなど自己中心的な理由で他を傷つけるやり方などが吐き気がする程嫌い。

・自分より他を優先する。たとえばイジメでも、自分が標的になったら他の子は助かるからそれでいい。と考える優しい子。自分が人を助けることができればいいという強さをもっている。

・好きな事、人間時代では「生き物の理について学ぶ」事に大きな喜びを抱いていた。
人が、動物を縛り野生の世界を奪ったのに猫や犬を命ではないように扱う姿が嫌いだった。

・日向ぼっこや自然に触れることが大好き。おっとりした一面も持つ。

・得意な事は、人間時代は手先が器用なことを生かしてハンドメイドをよくしていた。精巧で可愛いストラップや置物を作り販売していた。
猫になると、しなやかな身のこなしが得意となり狩りはもちろん、戦いも割とできるようになった。

・苦手な事は、多くの猫(人)の前で話すこと。自分の考えを口に出す事は得意だが、大勢となると緊張してしまう。
だが、誰かが間違った事をしていると感じればどんな時でも大声を上げて正義を貫く。

・人だった頃、人工物(車など工業製品)が苦手で、車に乗ればものの10分もたたないうちに気持ちわるい 酔った と言い始め、排気ガスの酷い都会へ行けば空気が悪い 気持ちわるい と言い始める。しかしお買い物は好きだから我慢する。

・人里離れた森や山が大好きで、自分はファイヤポー(ラスティ)みたいに人のような(飼い猫のような)暮らしは合わないのだと思ってきた。

・自分を平凡な少女だと思っていて、同じく平凡な毎日に退屈していた。アニメのようにカラフルな刺激的な世界に憧れる夢見がちな子でもあったが、長年信じ、望んできた事__急に変な転校生が入ってきてクラスをはちゃめちゃにする などが全く起こらないし、周りからはそんなの夢の世界だよと笑って諭されるので何もなく流れていく日々に虚しさと鬱屈さを感じていた。
なので、かなりのファンタジー脳。



▼原作のシーンを用いたオリジナルの1シーン

(1巻、イェローファングとの出会い)


___嗚呼、ファイヤポーの所に行かなくちゃ。
そんな事を思いながら、私はずっと傍の茂みでファイヤポーを見つめていた。
辺りには激闘の匂い、そしてファイヤポーがこれから捕らえる事になるウサギの匂い。

私は2匹に見つかっていない。今、私が目の前に現れれば、きっとファイヤポーは私に全てを相談してくれるだろう。
彼を助けたかったが、予想よりずっと怖いイェローファングの姿に私は震えて立ち尽くす事しかできなかった。

乱れてぼさぼさの黒っぽい毛。いかつくつり上がった目つきは、戦いの後で弱っていても恐ろしい光を放っていた。

もちろん悪い猫じゃないことはわかっている。寧ろ本で読んだ時は、その強い精神を尊敬した。

なんて情けないの…?私は自分を責めた。
やっと野生の世界に帰れたのに。森の中は人間の時よりずっと居心地が良い。それなのに、なぜ友達を救えないほど弱腰なのだろうか……

その瞬間、イェローファングのオレンジ色の鋭い瞳が私を刺した。

見つかった…?

シダの茂みに体を押し付けて震える。心臓が早鐘のように打っているのがわかった。

イェローファングは葉と葉の間を見透かすように目を細めてしばらく凝視すると、傷口を舐め始めた。

ファイヤポーはそれに気づかない。ただ、最善の策を探している。

「ここで待ってな」炎色の雄猫は立ち上がった。

これからの結末はわかっている。何度も何度も、繰り返し読んだから。

ウサギを食べれば、ファイヤポーは罰を受けて非難される。
ファイヤポーが成長し、事を起こしていく上で一族からの信頼は厚くなくてはならない。
実際、心を病んだブルースターがトールスター和解する場面ではファイヤハートへの信頼が必要になったし…

なら、私が罪を被ろう。ファイヤポーには、してもらいたい事がたくさんあるのだ。

「あの…ファイヤポー…」私は勇気を振り絞って茂みからファイヤポーに向かって飛び出した。

ファイヤポーはぎょっとしたように振り返り、私の姿を見た。

「ジェイポー?!何してるんだい?」

流石はファイヤポー。最初の動揺は一切見せず、冷静な声だった。

「全部見てたわ。あなたは掟を破ってはいけない」

彼がぽかんとしてる間に私はファイヤポーの足元のウサギを咥えた。そして、イェローファングのもとへ駆け戻っていく。

不思議と怖くなくなっていた。

「やはりそこにいたんだね。おまえは誰だ?」

イェローファングは毛を逆立て喉の奥で不敵な唸り声を上げた。

「私はジェイポー。…夜空に舞って運命を動かす可憐なカケスよ」

自分で言ったことに赤面しつつ、私は柄にもなく笑って見せた。

(この後、原作通りブルースター達に見つかりジェイポーが罰を受けることになりますが、ファイヤポーが実は自分がやったと、集会で名乗り出て、共に世話をする展開がいいです!
ジェイホープは意外と変な理由で向こう見ずな行動を起こすことも多いです。実際このシーンでは、必要がないかもしれないのにファイヤポーの罰を自ら被りました)

▽備考

・人であった頃、イギリスの血が入るハーフであった。なのでやや色の淡い茶の髪の毛。長く腰まであり、くるくるとした優しい巻き毛。目は青みがかった黒。髪の色、目などに、外人系の
雰囲気は入るものの、日本人らしさも残る普通の顔立ち。

・幼い頃は、間違っていると思っても言いたい事を言えなくて、今よりもおどついた無口な子だった。

・人間時代から、1人でいる事が多かった。自分の考えをしっかりと持つ姿勢に好く人は多かったが、その分嫌われて嫌がらせされる事も多かった。それでもめげずに公平に接するので裏でついたあだ名は「偽善者」。しかし特に気に留めていなかった。
人間時代の趣味はハンドメイド。手先が器用でストラップなどを売っていた。女子高生。

・救世主となったのは、原作の猫達を放っておけないという彼女らしい優しい理由もあったが、どちらかといえば、これからウォーリアーズの世界で暮らしいていくのなら原作の続きを造り上げていきたい気持ちが強かった。
また、LKsの原作を変えるという考えをおもしろいと思いはしたがやはりそんな事をしてはいけないという衝動に駆られてしまった。

・悪役を倒してしまうことに対し大きな躊躇いも持っていた。なので、悪役を倒した事を悔いた時期もある。
悪役に対し、憎悪を抱くよりなぜこんな事を?という疑問と自分達の愛しているウォーリアーズをこんなに簡単に壊してしまえるのか という悲しみと失望を覚えた。

▽『WARIORS』原作について

ウォーリアーズの魅力として、野生の精巧な描写があると思っています。心安らぐ森の細かい描写、そして野生ならではの戦いや狩りの描写などです。また、人とは違う猫の感じ方も描かれていて素敵です。それらが物語の世界へぐいぐい引き込ませている鍵だと思います。

予想の読めない展開と、数々の謎を残しながらもすっきりとした終わり方も大好きです。
毎回思うのですが、プロローグの部分も神秘的で本編とは違った雰囲気を出していてすごいです。

設定としてはライオン族トラ族の部分を使いたいです。ファイヤスターがライオン、そしてタイガースター達がトラであったように、私とLKsもライオンとトラとして様々な絡み合いがあるといいな……とか思ってますw

▽キャラクターたちの関係について

LKsとはもちろん、人間時代から仲のいい親友同士。1人でいる事が多かった私の心を優しく明るい笑顔を見せてほぐし、さらにウォーリアーズを通じて仲良くなれたというのがいいかなと思っています。
しかし、意見の食い違いにより私が一方的に気まずいという感情を覚えてしまい、LKsと距離が離れていってしまう感じで……最終的には敵対してしまうみたいな。

ファイヤスターにはその勇気と賢さに尊敬の念を抱きながら接しています。
内気だがその気立ての良い姿勢で、グレーストライプやレイヴンポー、そしてファイヤスターの輪の中へ入りわいわいとお喋りしつつも、問題が起こった時は互いで意見交換を交わし、信頼し合う典型的な親友になりたいです。
私も(一応)賢い子の設定なので、ファイヤスターの抱える問題を解決への手助けをさりげなくしたいと思っています。

ブルースターは、実際に出会って尊敬と同情の念を深めていきます。本で読んでいるよりずっと堂々とした凛とした姿に惹かれ、精神を病んでしまう展開だけは避けたいと思ってしまうほど。
彼女の優しく部族を愛する心と、戦士の長所を見て信頼を得るその姿勢から出てきてしまった、苦悩と戸惑いが近くにいる事でより一層深く感じられて同情を感じていくようにもなります。

グレーストライプには、恋人を失うなど辛い運命を背負っていく事に同情を覚えつつも、彼ならできる という安心感も感じていくようです。
その明るくて陽気な性格に案外簡単に打ち解け合うようになれ、感心もあります。

レイヴンポーは昔の自分と重ね合わせ、心の中で応援しています。経験上、昔の自分が思っていた事を察し、ちょっとずつ前を向けるような手助けをしていきたいです。

▽内容のストーリーについて

LKsの書いてくださった大まかなストーリーを読み、いくつか場面が頭に浮かびました。
ピンポイントすぎで、ありきたりな物なのですが……

最初に、2匹の仲が壊れてしまうシーンが浮かびました。
キャンプ近くの空き地、日は照っている青空の下の出来事です。草が2匹の足の付け根ほどまでぼうぼうと伸び、昼間の暑さが毛に染みてくるよう。2匹は静かに対峙しています。私(救世主)が出ていこうとするLKs(悪役)を引き留め、静かな声で「本当に物語を壊すのか」と問います。
LKsは悪気のない笑顔を見せて頷き、一緒にやろうと誘う。私が、「原作を壊すのは間違っている」と諭そうとするが、LKsは何も言わずに背を向けると出ていってしまう____というような感じです。

また、その後スカージが現れる時、LKsがスカージの連れ合いとなって不敵に笑いながら私を見つめるというのもいいかなと思います。

あと、私が1度は冗談だと思いLKsの考えにのり、その後で本当でスカージと手を組みだすLKsを見て説得しようとするが、失敗。なにか言われるのを恐れて私が逃げ出し、ファイヤスター側へ回るというのもおもしろいと思いました。

個人の感じ方の違いを生かして、LKsはやはりタイガースターやスカージについていって原作を壊そうと思い、反対に私はやはりタイガースターやスカージは信用出来ない。と感じる瞬間を描きたいです。考えのすれ違いが生まれるシーンが欲しいなとおもいます。



____________________

遅くなって申し訳ありません(-_-Wink大分長くなってしまいましたが、設定を書き終えました…!
ご選定の結果お待ちしております。よろしくお願い致します!
ジェイホープ
ジェイホープ
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 179
Join date : 2015/12/10
Age : 21
所在地 : この地球のどこか(`・ω・´)

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Sat Mar 19, 2016 8:00 pm



>ジェイホープ様

ご応募ありがとうございます!
キャラクターのジェイホープ嬢の、一本の芯の通った詳細な性格描写に、とても興奮させていただきました!
心の深いところに分け隔てない隣人愛を灯している、まさしく主人公した女の子ですね。
壮大な思想や悪にすら寄り添う姿勢は、まるで聖女のそれのようです。
自己犠牲の傾向は彼女の最大の美点ですが、私が悪役ならそこを最大限に利用してしまいそうです……妄想が凄く捗ります←
イェローファングとの出会いのシーンにも、原作を知っている上での彼女らしさが溢れていて、とてもわくわくしました。
こちらとジェイホープ嬢の決別のシーンも、概要だけではらはらします!
スカージの連れ合いになるという展開は想像したことがなかったので、どんな経緯でそうなるのか考えるのが楽しいです。
かつて親しかったふたりのすれ違いと対決、胸躍る展開ですね……!
ご応募ありがとうございました!!



 ▼



参加希望して下さった4名様のご応募が完了いたしましたので、選定結果のお知らせを少々前倒しさせていただきますね。

3月20日午前0時00分……今から4時間後の真夜中に、相方様としてお世話になる方を通知させていただきます。

可愛らしいジェイハートさん、明るく一途なウィンターリーフさん、己と闘う勇ましいラッキークローさん、無償の愛溢れるジェイホープさん。

皆様からいただいたキャラクターはどれも本当に魅力的で、出来ることならそれぞれの方とお話を作れたら、とすら考えてしまっているのが現状です。

ですから、4時間でぎりぎり絞りきれるかどうかといった具合ですけれど、発表を楽しみにしていてくだされば幸いです!


L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by L ͛k ͛ Sun Mar 20, 2016 12:09 am



改めまして、こんばんは!

先ほどお知らせした0時00分……を、少し過ぎてしまいましたね、すみません。

この4時間ほど、短い時間ではありますけれど、4名様それぞれのキャラクター設定や展開の構想など、LKなりにいろいろなことを考慮させていただいておりました。

結果、今回のお誘いの相方様は、ラッキークロー様に是非お願いしたいという結論に至りました。

他のお三方には、せっかく応募にたくさんの時間やエネルギーを使っていただいたのにご希望に添えない結果となってしまい、申し訳ありません……本当にごめんなさい。

どの方のキャラクターさんにもそれぞれの魅力があり、それを受けたLKはそれぞれのストーリー展開を身勝手ながら膨らませていたりしていて、本当に甲乙つけがたかったです。

質問や抗議等あれば、こちらでもプライベートメールでも直接ご連絡くだされば、誠心誠意回答させていただく所存です。

また何か要望などございましたら、自分にできる範囲でお応えしたいと思っています。

そしてラッキークロー様、もし未熟な私との合作でも構わなければ、これからよろしくお願いいたします。

早速でもぼちぼちにでも、打ち合わせと投稿を開始できたら幸いです。

これにて、今回のお誘いは完了です。ありがとうございました!



L ͛k ͛
L ͛k ͛
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 187
Join date : 2015/05/15

http://nekoryou-seikatsu.jimdo.com/

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ジェイホープ Sun Mar 20, 2016 8:53 am

了解です!ラッキークローsおめでとうございます(*ˊˋ*)LKsもとてもおもしろく、惹かれる交換小説のご提案、ご選定ありがとうございました!また機会があればよろしくお願いします。
お2人の小説心待ちにすると同時に、応援しております~!
ジェイホープ
ジェイホープ
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 179
Join date : 2015/12/10
Age : 21
所在地 : この地球のどこか(`・ω・´)

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ラッキークロー Sun Mar 20, 2016 3:48 pm

 返信が遅くなり、申し訳ありません。

 結果発表、拝見しました。本当にうれしいです......! 相方に選んでくださり、感謝しています。未熟な点も多々あると思いますが、LKsと他のお三方皆様のご期待にこたえられるよう、誠心誠意、頑張っていきたいと思います。宜しくお願いします。

 
ラッキークロー
ラッキークロー
副長
副長

投稿数 : 226
Join date : 2015/05/20
所在地 : 小説について何かご質問、ご意見等ありましたらお気軽にPMやTwitterの方へメッセージどうぞ!

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Sun Mar 20, 2016 4:31 pm

ラッキークローさん、おめでとうございます!
どのような小説がつむがれるのかとても楽しみです。応援しています^^
ウィンターリーフ@冬葉
ウィンターリーフ@冬葉
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by jayheart Mon Mar 21, 2016 7:42 am

ラッキークローs
おめでとうございます‼
応募した仲間として小説拝見させていただきますね‼
お二人応援しています‼

jayheart
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Sat May 21, 2016 8:17 am


お久しぶりです、あるいは初めまして!そしていきなりごめんなさい。

ここに投稿した訳は言うまでもないですが、どなたか、私とコラボ小説を作ってみませんか?
神出鬼没でふらふらほよほよと彷徨う私で良ければですが、一から、世界観から相談して一緒に作り上げていければなあ、と思いまして。
二人で作りますので、やはり動かす役者は一人一役です。
こんな物語がいい、世界観はこんな感じで、などなど自由にお書き下さい。そして、私には何を演じて欲しいのか、など詳しく書いて頂ければ幸いです。

私はどなたかとコラボ小説を作ったことがないので、ただ気楽にやっていけたらなあ、と思っています。
やりたい!と思った方、気軽に参加して下さい。

気長に待っています^^
ウィンターリーフ@冬葉
ウィンターリーフ@冬葉
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ヒーステイル Sat May 21, 2016 5:17 pm

ウィンターs>
もしよければ、私もご一緒させていただきたいです。
かくいう私も低浮上ではありますが、素敵な小説をかけたらなあ、と思いますw

もし叶うのであれば、ですが・・・二人のそれぞれ得意な分野を組み合わせてはどうでしょう?私はウィンターsの切ない世界観に惹かれます!そういった風に、世界観を練っていけたら楽しいと思います。

他の希望者様がいらっしゃったら、私をバッサリ切り捨てていただいて構いません(`・ω・´)
お返事まってます!
ヒーステイル
ヒーステイル
副長
副長

投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Sat May 21, 2016 5:31 pm

わわわわわ……すごく嬉しいです、ありがとうございます!
未熟で神出鬼没な私とやってくれる方などいるのだろうか……なんて思っていたのでとても嬉しいです。
喜んでご一緒させて下さい!

取り敢えずですが、ペイルヒースさんの世界観を教えて頂きたいです。それを踏まえた上で、私の想像する世界観を提示しますので。その後に組み合わせて構成していく……みたいに。
世界観は何でも構いません!自分が動かす役について詳しく教えて下さい。こんなしきたりがあって、身の上はこんな感じで……などなどペイルヒースさん色に世界を広げていって下さい!w

お返事待ってます^^
ウィンターリーフ@冬葉
ウィンターリーフ@冬葉
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by ヒーステイル Sat May 21, 2016 6:10 pm

完全に私の趣味ですが、よろしいですか(`・ω・´)

友情モノはどうでしょうか?性格が正反対の二匹の物語・・・というとこまでは思いつきました!すみません!先が思いつきません!
冒険でもメルヘンチックでもホラーでもセンチメンタルでもコメディでもいいと思います(´;ω;`)
お役に立てずすみません。キャラは順次考えていきたいです。
ヒーステイル
ヒーステイル
副長
副長

投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17

トップに戻る Go down

個人的な交換小説をお誘いするためのトピック Empty Re: 個人的な交換小説をお誘いするためのトピック

投稿 by Sponsored content


Sponsored content


トップに戻る Go down

Page 1 of 2 1, 2  Next

トップに戻る


 
Permissions in this forum:
返信投稿: