オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Wed Dec 30, 2015 4:14 pm

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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Wed Dec 30, 2015 4:26 pm

グレンフレアのカラダ、意識も手に入れたワタシは飛び立った。


グリフォンの大きな翼で。


____ヴィリアスの過去。


ワタシは元々グリフォンだった。


同じグリフォンである仲間たち、誰もがワタシに見惚れるほど美しい容姿。


その反面。


彼女の唄を聴けば、誰もが安楽死した。


生まれ持った能力で、グリフォンを襲う人間までも殺していった。


猫達でさえ。


「あそこには残虐なグリフォンがいる。」


仲間を守るためならワタシは何だってした。


でもそんなある日。


森から出で、戻って来た仲間が一輪の花を持ってきた。


綺麗。


ただ素直にそう思った。


森を出たい。


あんな綺麗な花をたくさん見てみたい。


その一心で私は森から出た。


_憧れた、眩しいほどの世界_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Wed Dec 30, 2015 4:33 pm

綺麗だった。


素晴らしい世界だった。


眩しい太陽に目を細めてただただ胸が高鳴った。


『・・・っ』


声にできないほど美しくて、心の底から泣いた。


涙は宝石に変わって落ちた。


ズサッ・・・


瞬間、獅子の胴体を何かが貫いた。


『・・・・・あ゛・・・?』


痛みに揺れる体。


口と傷口から溢れる血はgarnet(ガーネット)に変わる。


私は襲ってきた猫達を放心状態で見つめた。


「殺しのグリフォンだ、殺せ。」


「その宝石を取り上げろ!」


『_____っ』


大きく見開かれた瞳には信じられないという色が浮かんだ。


口を開く余裕もなく、私はたくさんの鉤爪と牙に襲われた。


『______…』


こんなに美しい世界。


素晴らしい世界。


どうして。


_何故あなたたちは醜いの_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Wed Dec 30, 2015 4:38 pm

憎い、憎い、すべてが憎い。


望んだのは綺麗で穢れなき世界。


だがそれは儚くも、残酷で、眩しくも、汚れた世界だった。


何で殺されなくちゃいけない・・・?


何故!?


ワタシたちはお前らの奴隷じゃないッ!!


許さない、絶対許さない・・・・・ッ!!


報復はする。


憎い。


嫌い。


ウザい。


何もかも滅びればいい。


_死んでも呪ってやる_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Thu Dec 31, 2015 10:28 am

身体を失くしたワタシは、簡単に言えば魂(中身)だけだった。


ワタシは「生きている身体」を欲した。


空っぽの「死体」なんてモノを「依り代」にすることはできなかった。


不完全なワタシには同じほどの「憎しみ」を持った身体が必要だった。


「身体を・・・誰か・・・・頂戴・・・!!」


死んだ者の、空っぽな身体には怨念のような執着がない。


「憎しみ」なんて残っていない。


汚く死んでも、綺麗に死んでも、ワタシほどの憎悪を残して死んだ者の身体は見つからなかった。


『お母さんっ!』


たくさんの「死」に引き寄せられて身体探しをしていたワタシの目の前に、グレンフレアが現れた。


彼女の前には瀕死の母親の姿。


にこやかに微笑みかけているが、瞬間。


彼女に手を伸ばしたとき_____


母親が惨殺された。


_待ち焦がれていたワタシの身体_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Thu Dec 31, 2015 10:40 am

『うあぁぁぁぁぁぁああぁああぁっ!!』


それは悲鳴ではなく。


彼女はただ、長年の夢が叶ったかのように、狂喜したように、蔓延の笑みを浮かべた。


周囲の真っ赤な炎や惨たらしく殺されている猫たちの骸を一瞥もせず…。


ただ立ち尽くす。


微笑を投げかける先を見れば、彼女に対して殺意を剥き出しに走りかかっている敵がいた。


『ねぇ、殺して、早く、私をォォ!!』


眼光は燃え盛る炎で輝きを増す。


着実に敵を殺していく度に、彼女の顔が歪んでいくのが感じられた。


「あぁ・・・・・っ!!」


ようやく身体が手に入る・・・・・っ


ワタシは彼女に手を伸ばした。


『誰』


「_____っ!!」


目は合っていない。


だが、ワタシのいる方向に狂ったような目を向け、薄く微笑んでいる。


一瞬、背中に寒気が走った。


「ワタシの声が聞こえるか?」


『聞こえるよ。・・・あなた誰なの?』


____幽霊なの・・・?


薄く微笑んだ口元は緩まず、そのままワタシのいる方向に顔を向け、視線を動かす。


『ねぇ、あなたは・・・私を殺せるの?』


「お前なんていとも簡単に殺せるさ」


『何が欲しいの?』


驚きのあまり、瞳孔がグッと開いた。


ワタシの存在を見つけられないはずの彼女が、ワタシの目を見ている。


『みィつケた』


____ねぇ、あなたが欲しいもの、あげようか?


_狂った少女の取引と_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Thu Dec 31, 2015 10:51 am

やっと手に入ったこの身体。


やるべき事なんて、そんなの分かりきっているわ。


全てのモノに復讐を。


これはグレンフレアも望んだこと。


彼女の中で眠っていた本能が、ずっと願っていたこと。


____私を殺して・・・。


出会う猫を殺しながら、彼女を殺せる誰かを探す。


グレンフレアが死ねば、身体に憑依したワタシも死ぬけれど。


彼女の意識が眠っている今がチャンスなんだ。


身体の主導権を手放したグレンフレア。


身体が欲しかったワタシ。


これほどまで利害が一致するとは・・・。


さぁ、復讐劇を始めようか・・・















精神の水底に、頑丈に鎖で身体を繋がれて。


意識の主導権なんて自分から投げ捨ててしまって。


そして目覚める気なんてとっくになくした・・・。


「・・・グレンフレア・・・」


やめて、呼ばないで。


そんな悲しい顔して、恋焦がれたように優しく呼ばないで。


私はもう、一生あなたに顔向けできないの。


必死に押し殺して、心の底に眠らせていた狂気が・・・目覚めてしまった。


(こんな醜い私、見ないで・・・)


底に背を向けて、仰向けの状態で眠りに落ちる。


でも、傍にある温もりに気が散った。


どうして私を放っておいてくれないんだろうか。


「行くな、グレンフレア・・・」


『______…』


ごめんね。


_胸を締め付ける罪悪感_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Thu Dec 31, 2015 10:54 am

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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Thu Dec 31, 2015 11:18 am

第五章~愁風



『苦しい?』


にこやかに微笑みながら見下して。


地面に這い蹲っている猫たちは、ワタシを見上げて命乞いする。


ワタシの周囲には亡骸が数体転がっている。


苦しそうに呼吸をした後、遂には泣き出す。


だが、そんな懇願を聞くほど「良心」があるわけではない・・・。


「許してくれ」「見逃してくれ」「殺さないでくれ」


____まだ、生きていたい。


『見苦しい・・・』


見苦しいよ、それ・・・。


絶望的な瞳、死を間近に見たこの表情が堪らない。


ザッと前足を上げる。


_シェード_


散々壊し尽くして赤く染める。


最近は強くて私を満足させてくれる相手がいなくなった。


『あーあ、つまらない。』


_あ、猫の集団、みィつケたァ・・・_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 8:44 am

「・・・はぁ・・・・・・」


見知らぬ猫が、何度も夢に現れる。


ノイズに掻き消された声、霧で見えない姿。


俯き、泣きながら何かを叫んで。


ただ唯一見える口元は、いつも最後に決まった言葉を言う。


・・・いつも最後には、愛してるよ、と呟いて微笑む。


近づけばそこで、夢は終わる。


彼女に触れて、瞬間現実へ引き戻される。


こんな毎日を永遠に繰り返し続けるなんてごめんだ。


「リーダー!湖にでっけェ鳥が浮いてる!!」


「あァ?・・・浮いてるって・・・・・・」


狩りに行っていたネイトが戻って報告した。


ノアはすぐさま向かった。


すでにロンとラフェエルが助けていた。


獲物として捕まえたのではないのだろう。


「なんか変な鳥ですね。」


(これだからこいつ等は・・・)


溜め息を漏らすと俺は緩んでいた気を張った。


風に乗って混じった血の匂いがした。


この可憐で雄大な、美しいグリフォンから。


「お前ら迂闊に近づくな」


「え・・・、リーダー?」


「そいつはただの鳥じゃねェ。」


「た、確かになんか様子が・・・」


「幻の鳥。話の中でしか聞かねェ獣、グリフォンだ。」


クスッ

_グリフォンは笑みを綻ばせて_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 8:58 am

右前足に力を籠める。


俺からは、ハッキリとグリフォンが微笑んでいるのが見えた。


背後に気配を感じ、鉤爪を出して振り返る。


気配に向けた鉤爪の切っ先には、水面にいたはずのグリフォンがいた。


『ほぅ、よく気付いたね。』


「全員このグリフォンには手を出すな。」


『あれ、あんた・・・・・』


___この子の想い猫じゃないか。


目を見開き、動きを止めるグリフォン。


意味不明な言葉を呟き、再び笑い出す。


あまりにも滑稽な場面に顔をしかめるノア。


俺は目を離さず鉤爪を構える。


___記憶を消された後で、何を言っても無駄か。


「記憶を消された・・・・?」


『どうせ、戻ることはない。哀れなものだ、お前も、グレンフレアもっ・・・・!』


吐き捨てるように言い放つ。


その瞬間、仲間が倒れた。


俺の頬に黒い影が触る。


その瞬間<映像>が頭に過った。
















『嫌いになったわけじゃないの。・・・寧ろ大好きよ』


苦渋の決断をした顔。


影の隙間から見える彼女の・・・・・。


____心の底から愛してる。


目を隠されても見える感情。


『全て記憶から滅せよ。忌まわしき私を記憶から消せ』


『足跡、声、像・・・全て全て全て___!』


空に、泣き声を響かせていた。


俺を見つめて子猫のように・・・。


『ノアッ・・・の・・・ぁ・・・・・・あぁぁぁッ!!!』


意識が消える瞬間まで何度も聞こえていた。


愛しい声が。


(______グレンフレア・・・。)














「・・・グレンフレア・・・・・?」


_呟いたのは、愛しい彼女の名前・・・_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:34 am

『私を見ないで・・・ッ!!』


水底で、孤独に。


酷く傷ついたような彼の顔を見て泣き叫ぶ。


ノアの瞳から流れている一粒の涙。


違う、こんなこと望んでない・・・っ!!


(私はただ、あなたも守りたくて・・・っ)


「グレンフレア?」


・・・違う、私はグレンフレアなんかじゃないっ!!


私は残酷なグリフォンであって、あなたの愛した猫じゃない。


『残念だけど、あなたの愛したグレンフレアは死んだよ』


今、私の身体の主導権を握っているヴィリアスが、にこやかに言い放った。


ノアはグッと唇をかみしめたまま私を見ている。


前足に力を籠め、決意したかのような眼差し。


けれどその瞳には、僅かな後悔が宿っていた。


「嘘だ」

『真実だ。ワタシが死んだこの子の身体をもらった』


「嘘だ・・・ッ」


沈黙がその場を包む。


ヴィリアスは、はぁ、と溜息を吐く。


そのとき、ぽた・・・、と地面を「何か」が濡らした。


「じゃあ・・・、何で泣いてんだよ」


『_____ぇ、』


「グレンフレアッ!!」


すがりつくような声。


何度も聞きたいと願っていた、愛しい声。


鉤爪の出た前足が震えている。














『ヴィリアス、身体を返して』


「・・・・・・。」


『ノアに会いたい・・・っ』


抑えていた気持ちが、全て溢れだす。


頬に涙が伝い、水面に落ちる。


うぅっ、と嗚咽を吐き、懇願した。


「顔を上げな」


私は顔を上げた。


瞳を開けると、初めて見た彼女の表情がそこにあった。


にこやかで、優しい微笑みが・・・。


「身体は返すよ、グレンフレア」


『ヴィリアス・・・っ』


「あの猫を殺した後で、ね」


_私の首に鉤爪を立てて_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:41 am

「返す訳がないだろう・・・?」


嘲るように、にっこり笑った。


目を開いているグレンフレアの首を水底に沈めさせた。


必死に抵抗するが、小娘の力なんて、たかが知れている。


彼女の口から溢れる気泡が水中に音を立てた。


『_______っ!!?』


「そのまま沈んでなさいな」


____ずっと・・・、


「この身体はワタシのモノだ」














『ねぇ、誰か、私を殺してよ・・・っ』


グレンフレアは、自分の中にある、強い「殺戮衝動」を恐れていた。


生まれながらに持っていた「影」の能力にも。


能力を扱うたびに、自分はいつか、自我を失ったバケモノになる…。


そう、薄々気づいていた。


自分を殺してくれる存在を、探していた。


そして、私を見つけた。


母親を失い、力を暴走させた、あの日。


『あなたは、私を殺せるの?』


「お前なんて、簡単に殺せるさ」


____ただ…今は、力が足りないんだ。















「ワタシがお前を殺す?そんなことするわけないだろう・・・?」


グレンフレアを殺せば、憑依している私も消える。


まだ目的は果たせていないというのに。


自らその目的を断ってしまうような事、するはずがないじゃないか。


「アンタの恋路なんて、知ったこっちゃないねぇ…」


穢れた者に殺されて、数百年。


身体を求めて、今まで…、殺意が消えた日は、一度もない。


____ようやく手に入った、この身体。


_ワタシは復讐者_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:43 am

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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:49 am

グレンフレアの体が元の猫に戻る。


だが、瞳は鮮やかな赤ではなく、漆黒を宿した青だった。


愛しい彼女の面影はなく、ただそこには、殺気をまとった雌猫がいるだけだ。


「さぁて…と、どうする小僧。大人しく殺されるか、それとも、抵抗してみるか?」


「……クソ野郎…」


「貴様など、数年しか生きていないようなガキだ。暇つぶしくらいにはなってもらわないとねぇ…」


微笑んで、言う。


雌猫の視線がス…ッ、と、仲間たちに向く。


俺は雌猫の気を引くために、剣を構えたまま、近距離にせまった。


復讐者と化した亡霊は、微笑みながら、俺の攻撃を受けた。


たら…り、と、血が流れ出す。


「愛しい彼女の身体に、傷を付けたなぁ、小僧…?」


「───────っ!!?」


「私はただ、憑依しただけだ。この身体は、グレンフレアのモノだぞ…?」


まぁ…、今も、これからも、ずっと、この身体は私のモノになるが…。


ケラケラと笑う。


「…小僧、貴様に私は殺せはしない」


「…………」


「グレンフレアを愛しているお前にはなっ!!」


クスッ


_movement_


_不敵な笑みで、呟いて_


最終編集者 ペインヒール [ Tue Jan 12, 2016 3:07 pm ], 編集回数 3 回
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:53 am

「ずっと君の傍にいるよ」


____アイリーン・・・。


「嘘吐き」


孤独な森でひとり泣く。


「デューンホーク・・・っ」


何度呼んでも彼はいない。


優しい瞳で見てくれるあなたはいない。


小さな森に包まれ、私はひとり。


「愛しているわ」


再び逢えることを望みたい。


孤独な森の中、


「ずっと一緒よ・・・」


デューンホーク。


生まれ変わったら、


今度は置いていかないで・・・。


_最期は、一緒に_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Fri Jan 01, 2016 11:58 am

「もっと一緒にいたかった。」


避けられなかった別れ。


(アイリーン・・・)


「あなたといられないなんて・・・」


耐えられない。


瞑想で感じる彼女の想い。


ごめんな・・・。


「ねぇ、デューンホーク、」


今度は・・・、生まれ変わったら。


「置いていかないで・・・っ」


____届かない。















俺はお前に生きててほしかったんだよ。


それが、俺は気付けなかった。


でも君は、俺を守ってくれた。


____私をひとりにしないでっ・・・、


今度は、生まれ変わったら。


俺は君に…、もう一度出会うよ。


必ず、君を探すよ、アイリーン。


君を守り、愛し、ずっと…傍に。


そして、今度は、約束を果たすよ。


_ずっと、一緒にいよう_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:41 pm

(グレンフレアの体を憑依している以上、この猫は攻撃してこないだろう…、)


悪魔のような笑みで、高々と。


腹を抱えて笑い出す、憎悪だけのグリフォンの亡霊。


憎しみだけしか持っていない、空っぽの、何もない、亡霊だ。


ワタシの存在なんて、そんなものだ。


誰かに憑依しなければ、自身の存在を証明できない。


(愚かだなんて、一番、自分が分かってるさ…ッ、)


「ワタシの名は、ヴィリアス・ルルーア」


「…………、」


「たった数年生きた貴様よりも、何百年も生きた…、グリフォンにして、残酷で、残虐な魔女と呼ばれ────、」



──────バケモノだ、



「ハッ、」


彼は、小さく、吐き捨てたように、ハッ、と…一瞬だけ笑う。


ワタシを前にして、余裕にも見えるその態度に、疑問を抱く。


俯いている彼が、スッ、とワタシを見た。


「────ぁっ、」


「………あァ?」


どうした?


グリフォンにして、残酷で、残虐な魔女様よ…。


『ただのガキ』に、睨まれただけだ。


それだけなのに、真夏日だというのに、身体がブルッ、と震えた。


低い、あァ?、という声を聞いただけで、たらり…、と冷や汗が垂れる。


(…なんだっ、)


具合でもわりィのか、魔女様…?


彼の声で、困惑している頭の中が、冷静さを取り戻した。


ニヤ…、と笑っている猫が、目の前にいる。


自分はこの猫を殺し、グレンフレアの精神を、完全に、修正不可能なほどに、破壊するのだ。


そして、身体の主導権を、完全に得る…ッ!!


右前足を伸ばし、彼を指差し、にっこり笑って、砂を蹴る。


_シェード_


「────あ゛っ、」


(…捕まえた…)


黒い影が、彼を拘束する。


無数の手の形をした、漆黒の、海底のように冷たい、影。


喉をグッ、と握り、徐々に、ギリ、ギリ…、と、締めていく。


酸欠になって、苦しみ足掻く彼を見ていると、心底、晴れやかな気分になった。


「あ゛っ、が……ッ、!!」


「息ができなくて苦しいか? …今、楽にしてやる」


「う゛ぅう゛…ぁ゛っ、」


血走った目で、ワタシを睨みつけ、足掻く。


先ほどまで嘲るように私を笑い、涼しい顔をしていた猫。


その男が、だらしなく口から涎を垂らしている。


首を絞める影に、必死に抵抗していたのが、徐々にその足も震え、弱々しくなっていく。


(…さようなら、)



_デスメロディー_



あまりにも、乾いた砂の音。


瞳を閉じ、蔓延の笑みで彼に指を向けて鳴らした音。


彼の身体は、四方八方に貫かれ、無残な姿になって…。


真っ赤な鮮血が辺りに散らばって、最高の最期を迎えているだろう。


そんな光景を見たら、きっと、確実にグレンフレアの精神は粉々に壊れる。



(完全に、体が手に入るッ!!)



影が胸を貫く感触が、伝わってきて、ワタシは優越感に浸りながら、目を開けた。


想像していた通りの、影の手に貫かれた彼の姿。


影は彼の血で真っ赤に染まり、鮮やかな『死』────、









─────ではなかった。




「………は…、?」


拍子抜けの声が、口から出る。


彼は首をさすりながら…、苦しみから逃れて、安堵の表情を浮かべている。


今の一撃で死んだはずだ、どうして、生きている…ッ!!


彼を拘束していた影は、一体、何処に行った。


挙動不審に、辺りを見渡して、その『事実』に気づく。


「はぁ、はぁ、はぁ、…ゲホッ、」


「なんで…、」




真っ赤に染まっていく、姿。







─────なぜっ、








徐々に感じる、確かな痛み。




「……う゛ぅ゛、がは…ッ!!」


「…はぁっ、はっ…はぁ、」


「な…ぜ、どうして、ありえ、ない……っ!!!」







_(なぜ、ワタシが刺されている…っ!!?)_


最終編集者 ペインヒール [ Tue Jan 12, 2016 3:09 pm ], 編集回数 3 回
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:45 pm

『ずっと傍にいてね』


『分かった、約束だアイリーン』


『何があっても、よ』


そう約束した。


だから、俺は…、ずっと君の傍にいられるように。


君に危険が迫ったら、すぐに守れるように。


あの約束を、来世で必ず、果たせるように…、


────影になったんだ、
















(あの時、果たせなかった約束を、今、果たそう…、)



閉じた瞳を、ゆっくりと開ける。


そこには、愛しい彼女が、アイリーンが…、平然と立っていた。



「遅くなってごめん、」


「、デューンホークっ!!」


「………ぅ…、」


俺をずっと見つめて、震えている。


ぽろ…、ぽろ…、と泣き始める。


子供のように無邪気に泣くのではなく、静かに、そっと。


(危なっかしい…、)


「泣くなよ、アイリーン」


「デューンホーク、」





デューンホーク私たちは…、








「もう、二度と離れたりしないよね?」


「…あぁ、離れたりしない。ずっと一緒だ、傍にいる…」



愛しい笑顔が溢れた。

もう二度と、手放したりなんかするものか。


生まれ変わっても、君をずっと…、守ると、あの惨劇の中で、絶望しながら誓ったんだ。


「愛してる、デューンホーク」


「─────っ、俺もだよ…アイリーンっ!!」


生まれ変わっても、君を守るよ…。




(だから…、)






「お前は、俺が、殺す…ッ」




アイリーンと俺の、現し身、生まれ変わり…。


グレンフレア


トレワヴァス・ノア



「亡霊が…調子乗るな、」





─同じ悲劇になんか、させない─
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:48 pm

「げほっ、げほっ、……う゛ぇっ、!!」


首を絞めていた影の手が、スッと消え、彼女の胸を貫いている、…深く。


荒々しくその影は揺れ、まるで意志を持った猫のようだった。


(グレンフレアじゃない、)



────その鉤爪を、彼女に向けろ、そして、



笑え───、


あの時。


余裕な魔女が高々と笑った、あのとき。


自分とそっくりな声が、彼女の影から聞こえた。


何がどうなってるか分からなかったが、それに従った。


そして、首を絞められた。


───彼女を助けたければ、その鉤爪で、彼女を切れ、



彼女の首を────、




「あ゛ぅ゛、う゛ぅ゛う゛…っ!!」


「首……、か」


刀を持って、彼女に近づく。


俺とそっくりな、彼女の影の声。


そんな訳も分からない声を信じるなんて、俺は馬鹿げてるだろう。


だが、なぜか、信用できるような気がしたんだ。


懐かしく、優しい、悲しい声だったんだ。


「……グレンフレアを…、ころ…す、気か、ワタシもろとも…っ!!?」


「殺すんじゃねェ、救ってやるんだ…」



─────愛しい君を、




_severance_


俺は彼女の肩に鉤爪を置いた。


首にぴたり、と、一度付け、そこから頭上に振り上げる。


息をのんだような、残酷、非情な、魔女の顔。


それを最後に、切っ先が首を、いとも簡単にはねた。


「─────ぁ゛、」


「─────、」


切り裂いた感覚が、確かにあった。




_悲劇を、喜劇に…_


最終編集者 ペインヒール [ Tue Jan 12, 2016 3:10 pm ], 編集回数 1 回
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:50 pm

────だが、首が切れていない。


「─────ッ、!!」


「…………………、」


スゥッ、と、姿が変わっていく。


猟奇的な、魔女のようなグリフォンの姿から、愛しい彼女の姿へ。


グレンフレアは少し眠たそうな、虚ろな表情をしていたが、幼さがあった。


フッ、と意識を手放したように、ギリギリ開いていた瞳を閉じる。


その倒れかけた体を、俺は抱きしめるように受け止めた。


「……グレンフレア、」


「………………、」 


「おかえり、グレンフレア…っ、」


みんな待ってたよ、お前の帰りを。


もう、ずっと一緒だ、これから先、ずっとだ…。


だから、お願いだから、ここから離れないでくれ。


二度ともう、俺の隣から消えないでくれ。


何があっても、俺が絶対守り抜くって誓うから…。


「もう、放さねェぞ」


「…………………、」


「嫌って言っても聞かねェぞ、」



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄欲しいもんは奪う・・・



欲しいモノは、力づくで。


俺の未来に、お前がいないなんてことはありえねェんだよ、グレンフレア。


こんなに惚れた奴なんかいねェんだよ。


責任とれよ、このバカやろうが。



(お前だけを愛してるよ…、グレンフレア、)





_夢見ていた瞬間の時、_
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:53 pm

「起きて、」


懐かしい誰かの、声。


聞いたことのある声が、私の耳に入った。


目を開けると、そこは、ヴィリアスに沈められた、精神の底だった。


(…だれ、?)


「ここ、」


「………っ、!!」


何もしないわ、怯えないで。

「深い繋がり」がなければ、私の精神下に入ってくることはできない。


ノアでさえ、安易に入ってくることができない、場所だ。


なぜ、知らない少女がいるのか、動揺が隠せない。


いや、顔は知っている、私が「一番」知っている。





私と同じ、瓜二つの顔。



「わ…、たし…?」


「まるで現し身ね、私にそっくり。ノアって子もデューンホークに似て格好良かったけど、やっぱりグレンフレアが一番だわ、」


「…ノア、…デューンホーク…っ、?」


あなたは知らなくていいの。



「それより、早く起きてあげて。あなたの愛しのトレワヴァス・ノアが、目覚めるのを待ってるわ…」


「―――――――っ、!!?」



グッと、前足を引かれて。


水底から上へ、水面へ、投げ飛ばされる。


彼女は私に、優しくにこやかに笑い、それを最後に消えた。




―お幸せに、私の現し身、―


最終編集者 ペインヒール [ Tue Jan 12, 2016 2:16 pm ], 編集回数 1 回
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 6:54 pm

レールの上を歩いてく。



彼女も、彼も、誰しもが。



「最高の悲劇へ、あと少し…」



決まっていた結末は、揺るがない。

誰もが望んだ幸せなんて、神は望まないの。



「なんて、浅はかで滑稽な、」



愛し合った、二人の物語。

私の手の平で、どうか、綺麗に踊ってね。

結末が、終焉が訪れて、何も残らなくなるまで。





―アイツの存在を、思い出して、?―
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 7:00 pm

「……………、」


最初に見えたのは、青空。


見たことのない、知らない空。


ふかふかの草の上に横になっている体。


特に、拘束されてはいない。


(………ここ、は…、?)


首を動かし、視線を横に向ける。



瞳孔が、ぐっ、と開くほど、私は息をのんだ。


見覚えがある、なんて、簡単な言葉では済まされない。


何度も、心の中で泣きながら、会いたい、と願っていた猫………。

『…………ノア…?』
「……………、」


小さく、静かな寝息。

愛しいあなた。


こらえる事なんて出来ずに、私は溢れる感情を吐き出した。


頬を伝う、熱い、雫。


たった数年だけの歳月が、ここまで、彼の姿を変えてしまった。


「………あぁっ、うぅう……っ!!」


「……ァ……、?」


目が、合った。

彼は一瞬、呆気にとられた表情をしたが、すぐに笑顔がこぼれた。


私にそっと微笑んで。



「…………グレンフレアっ!!」


『…ぅ、あ…うわああ゛あぁああ゛あ゛…ッ』


深い悲しみと、寂しさと、から。


私が救われるのには、十分だった。


ノアの泣きそうな笑顔と、優しい温もりだけで、十分だった。


森には私の泣き声だけが響き、悲しみを吐き出し、洗い流した。


「……もう、傷つかなくて良いからな…、」


『う、うぅぅうう────っ!!』


「ずっと一緒だ、もう、放さねェ」



────愛してる、




その言葉だけで、十分、幸せ。


震える肩に寄り添って。


私の視界に、消えない烙印が、チラつく。


右脇腹のバツ印。



未だ、この身は縛られたまま───…。




─一生、可愛がってやるからなァ、グレンフレア…─


最終編集者 ペインヒール [ Sun Jan 10, 2016 10:12 am ], 編集回数 1 回
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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

投稿 by ペインヒール on Sat Jan 09, 2016 7:08 pm

エピローグ


深く刻まれた傷は、

消えることなく、自由を奪う。


カゴに囚われた鳥は、


夢を見るばかり、空を飛ぶことは、ない。


決まっていた運命の上を、


シナリオ通りに歩み続ける、駒でしかない。


揺るぎない意志も、



絶対のシナリオの前では、脆く朽ち果てる。







─鳥は、カゴの中に戻される、─

















変えようよ


そんなモノ


壊しちゃえ


だってさ、


誰にだって自由の欠片はあるんだ


従って


服従して


タノシイ?


そんな未来が嫌になるんならさ


変えちゃえば?


誰もトメラレナイ


この運命は自分のモノ


”絶対”が約束されない


それが運命













心とココロとこころが繋がって




























できることならば































いつも・・・




















誰か










オネガイトキヲトメテクダサイ


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Re: オネガイトキヲトメテクダサイ 【完結】

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