運命の力~血に染まった銀色の石
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Re: 運命の力~血に染まった銀色の石
第3章
「その後はここにきたの。」
「すいません、何も言わないで聞いてください。ここはなんなのですか?。スター族ではありませんよね?」
シルバーポーは耐えられなくなり聞いた。
「スター族?。何それ?」
雌猫はきょとんとしている。
そっか。この猫部族猫じゃないのか。浮浪猫だったわね。スター族信仰してないのか。
「とりあえずここはなんなのか教えてください」
雌猫はちょっと不機嫌そうな顔をした。教えてあげてるのに教えてくれないなんて嫌よね。私も。
だが優しい雌猫は教えてくれた。さすが!
「ここはデス族よ。デス族って聞いたことあるかしら?」
シルバーポーは首を横にふった。
「私もレッドソウルに聞かされるまで知らなかったわ。」
雌猫は同情するようにつぶやいた。
「あの、レッドソウルって誰ですか?」
戸惑いながら聞いてみた。〝赤い魂〟か…。あれ?〝ソウル〟が同じだ。あのブラッドソウルと!なんか関係あるのかなぁ…
「うん?あぁレッドソウルね。えっとねぇ…とにかく性格悪くて口も心も最悪な雄猫よ。デス族の副長でブラッド様に好かれているのよ。」
「ブラッド様ってブラッドソウルのことです?。」
シルバーポーはあくびをした。あんなやつに様をつけるの?。なんなら『血の小鳥くん』でいいじゃん。
だが予想と反して雌猫はざっと立ち上がり怒りに燃えた目で鋭く言ってきた。
「何いってるのよ!?。ブラッド様に向かってその口の聞き方は!!。ブラッド様は私達の命の恩人なのよ!それなのにあなたは…あなたは!___」
「落ち着け、タイニーソウル。」
いきなり雌猫__タイニーソウル__の後ろから雄猫が現れた。顔はあきれたような表情だ。
タイニーソウルはビックっと体を反応させると身を低くし答えた。
「申し訳ございません、レッドソウル様。でもこいつが悪いのです。」
こちらをジロッとタイニーソウルがにらんできた。
「こいつがブラッド様のことを何とブラッドソウルと呼び捨てしたのです!。」
「ほほぅ。」
レッドソウルが興味深そうにシルバーポーを見つめた。
「貴様新人か?」
「は、はい。会えて光栄です。レッドソウル…様。」
どうも様をつけるのがおかしくてはにかんでしまった。
それにたいしてレッドソウルはバカにするような表情でただ一言言っただけだった。
「来い、黙ってついてくるんだぞ。」
今度は何が起こるというの?
「その後はここにきたの。」
「すいません、何も言わないで聞いてください。ここはなんなのですか?。スター族ではありませんよね?」
シルバーポーは耐えられなくなり聞いた。
「スター族?。何それ?」
雌猫はきょとんとしている。
そっか。この猫部族猫じゃないのか。浮浪猫だったわね。スター族信仰してないのか。
「とりあえずここはなんなのか教えてください」
雌猫はちょっと不機嫌そうな顔をした。教えてあげてるのに教えてくれないなんて嫌よね。私も。
だが優しい雌猫は教えてくれた。さすが!
「ここはデス族よ。デス族って聞いたことあるかしら?」
シルバーポーは首を横にふった。
「私もレッドソウルに聞かされるまで知らなかったわ。」
雌猫は同情するようにつぶやいた。
「あの、レッドソウルって誰ですか?」
戸惑いながら聞いてみた。〝赤い魂〟か…。あれ?〝ソウル〟が同じだ。あのブラッドソウルと!なんか関係あるのかなぁ…
「うん?あぁレッドソウルね。えっとねぇ…とにかく性格悪くて口も心も最悪な雄猫よ。デス族の副長でブラッド様に好かれているのよ。」
「ブラッド様ってブラッドソウルのことです?。」
シルバーポーはあくびをした。あんなやつに様をつけるの?。なんなら『血の小鳥くん』でいいじゃん。
だが予想と反して雌猫はざっと立ち上がり怒りに燃えた目で鋭く言ってきた。
「何いってるのよ!?。ブラッド様に向かってその口の聞き方は!!。ブラッド様は私達の命の恩人なのよ!それなのにあなたは…あなたは!___」
「落ち着け、タイニーソウル。」
いきなり雌猫__タイニーソウル__の後ろから雄猫が現れた。顔はあきれたような表情だ。
タイニーソウルはビックっと体を反応させると身を低くし答えた。
「申し訳ございません、レッドソウル様。でもこいつが悪いのです。」
こちらをジロッとタイニーソウルがにらんできた。
「こいつがブラッド様のことを何とブラッドソウルと呼び捨てしたのです!。」
「ほほぅ。」
レッドソウルが興味深そうにシルバーポーを見つめた。
「貴様新人か?」
「は、はい。会えて光栄です。レッドソウル…様。」
どうも様をつけるのがおかしくてはにかんでしまった。
それにたいしてレッドソウルはバカにするような表情でただ一言言っただけだった。
「来い、黙ってついてくるんだぞ。」
今度は何が起こるというの?
かしはな- 未登録ユーザー
Re: 運命の力~血に染まった銀色の石
第4章
その後はひとつの部屋に連れていかれてそのままじっとしてろということだった。
シルバーポーは言われたとうりじっとしていたが全く変化は見られなかった。きっともう一時間ほど経過してしまってるわ。
やっと変化が起こったのはシルバーポーがうとうとしはじめたころだった。
何となく寒気がする。シルバーポーは顔をあげた。そのとたんぞっとした。
霧が渦を巻きながらシルバーポーの回りを回っている…!。霧は二つの光を放っていた。その光はシルバーポーを見つめている。
「なななな、何!?。幽霊!?。」
シルバーポーはぞぞぞっっと後ろに下がった。
霧がだんだん猫のかたちになっていった。シルバーポーははっとした。
ブラッドソウルじゃないの!
「やぁ、シルヴァー。聞いたよ。僕のことを呼び捨てしたらしいね。」
「ダメなの?私そんなこと一言も聞いたこともないんだけど」
シルバーポーは負けるかと思い強く言った。
ブラッドソウルはふふっと笑い言った。
「そうだね。教えていなかったよ。ここでは僕のことをブラッド様とよびたまえ。あ、レッドソウルのこともレッド様と呼んだ方がいいよ。」
面倒くさっ
「あともうひとつ。あの雌猫はタイニーソウルというのだよ。ここでは名前に〝ソウル〟がつくが気にせずにでいいよ。あの子はタイニーと呼べばいいよ。」
分かったわよ。
「どうかしたかい?さっきから押し黙って。」
はぁ?お前のせいよ。
「?」
もういいわ。
シルバーポーはブラッドソウルをにらみつけると部屋を去っていった。
その後はひとつの部屋に連れていかれてそのままじっとしてろということだった。
シルバーポーは言われたとうりじっとしていたが全く変化は見られなかった。きっともう一時間ほど経過してしまってるわ。
やっと変化が起こったのはシルバーポーがうとうとしはじめたころだった。
何となく寒気がする。シルバーポーは顔をあげた。そのとたんぞっとした。
霧が渦を巻きながらシルバーポーの回りを回っている…!。霧は二つの光を放っていた。その光はシルバーポーを見つめている。
「なななな、何!?。幽霊!?。」
シルバーポーはぞぞぞっっと後ろに下がった。
霧がだんだん猫のかたちになっていった。シルバーポーははっとした。
ブラッドソウルじゃないの!
「やぁ、シルヴァー。聞いたよ。僕のことを呼び捨てしたらしいね。」
「ダメなの?私そんなこと一言も聞いたこともないんだけど」
シルバーポーは負けるかと思い強く言った。
ブラッドソウルはふふっと笑い言った。
「そうだね。教えていなかったよ。ここでは僕のことをブラッド様とよびたまえ。あ、レッドソウルのこともレッド様と呼んだ方がいいよ。」
面倒くさっ
「あともうひとつ。あの雌猫はタイニーソウルというのだよ。ここでは名前に〝ソウル〟がつくが気にせずにでいいよ。あの子はタイニーと呼べばいいよ。」
分かったわよ。
「どうかしたかい?さっきから押し黙って。」
はぁ?お前のせいよ。
「?」
もういいわ。
シルバーポーはブラッドソウルをにらみつけると部屋を去っていった。
柏- 未登録ユーザー
Re: 運命の力~血に染まった銀色の石
(⌒‐⌒いきなりだけど重要なお知らせです)
こんには~オークフラワーです。ちょっと重要なお知らせです。一旦運命シリーズを休止させていただきます。皆小説の方を優先させていただくことにさせていただきます。
勝手に申し訳ございません。あちらの小説が進んだらこちらも再開しようと思います。
(いちお)興味のある方は【希望が教えてくれたこと】のほうも読んでみてくださいね~
以上お知らせでした。
こんには~オークフラワーです。ちょっと重要なお知らせです。一旦運命シリーズを休止させていただきます。皆小説の方を優先させていただくことにさせていただきます。
勝手に申し訳ございません。あちらの小説が進んだらこちらも再開しようと思います。
(いちお)興味のある方は【希望が教えてくれたこと】のほうも読んでみてくださいね~
以上お知らせでした。
柏@運命シリーズ一旦休止- 未登録ユーザー
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