猫の談話室ー月猫sideー【完結】
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戦士
明日輝
シェルペルト@貝猫
トワイライトアウル
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WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: 完全オリジナル猫小説
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猫の談話室ー月猫sideー【完結】
【プロローグ】
影1「知ってる知ってる?こんなお話。」
影2「知ってる知ってる?猫達のお話♪」
影1「知りたい知りたい?」
影2「楽しいお話♪」
影1「知りたきゃ前ヘ。」
影2「お帰りは後ろ♪」
影1「さぁ、今回は?」
影2「どうなるのかな♪」
影1「知ってる知ってる?こんなお話。」
影2「知ってる知ってる?猫達のお話♪」
影1「知りたい知りたい?」
影2「楽しいお話♪」
影1「知りたきゃ前ヘ。」
影2「お帰りは後ろ♪」
影1「さぁ、今回は?」
影2「どうなるのかな♪」
最終編集者 フロストテイル [ Mon Mar 28, 2016 9:50 pm ], 編集回数 4 回
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
楽しみです!フロストさんの小説ずっと見たいと思ってました!w応援してますw
ライトハート- 族長
- 投稿数 : 525
Join date : 2015/05/15
所在地 : 日本
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
コメントありがとうございますw
気が向いた時に書くのでのんびりお待ち下さいw>戦士s光鈴s
気が向いた時に書くのでのんびりお待ち下さいw>戦士s光鈴s
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
新小説おめでとうございます! 本気で応援しますよ~!
トワイライトアウル- 新入り戦士
- 投稿数 : 72
Join date : 2015/05/16
所在地 : と、都会だし? (震え)
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
<トワ君 おめありですw応援にふさわしい投稿にできるように頑張りますw多分w
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
【プロローグ2】
【プロローグ2】
?「..き..む..つき。」
....何か聞こえる。
?「む..き...お..ろ..。」
...呼び声?誰かが俺を..呼ぶ声。
?「.....。」
.....?
?「起きろ!睦月ぃ!!」
突然の大声に、驚いて目を開く。耳が痛い、頭も痛い。
ここはどこ、俺は誰?
混乱した頭を抑えつつ声の主を探すと、そいつはニヤニヤと赤い瞳を光らせてこちらを見ていた。
?「おー、起きた起きた。グッローリン!」
睦月「...如月..それを言うならグッモーニン。」
回ってどうするバカ。
少し苛つきながら目の前のバカ黒猫(如月)に言葉を返す。
こいつは如月。簡単に言うとバカだ、以上。
俺は如月の顔に少しある白い部分も黒く染めてやろうか?と考えつつ自身の白い体を整える。..寝癖がヒドい。
如月「もうすぐ時間だから起こしてやったんだ。優しい俺に感謝しな!」
埋めるぞ。
そう思いつつ周りを見渡す。
全面真っ白な部屋の中、中心に置かれたカラフルなクッション達、壁にかかった時計の音が静かな部屋に鳴り響く。
如月「もうすぐ時間なのに誰もこねーんだよ!ヤバくね?ヤバくね?」
ごめん違う静かじゃなかった騒音発生源が傍にいた。
睦月「埋m....まぁ、少し落ち着きなよ。そのうち来るさ。」
そういって時計を見る。
..........そして気付いた。
睦月「会議までまだ2時間あるじゃねーか!」
優しい俺は、如月にたんこぶというプレゼントをあげることにした。感謝しな。
?「..き..む..つき。」
....何か聞こえる。
?「む..き...お..ろ..。」
...呼び声?誰かが俺を..呼ぶ声。
?「.....。」
.....?
?「起きろ!睦月ぃ!!」
突然の大声に、驚いて目を開く。耳が痛い、頭も痛い。
ここはどこ、俺は誰?
混乱した頭を抑えつつ声の主を探すと、そいつはニヤニヤと赤い瞳を光らせてこちらを見ていた。
?「おー、起きた起きた。グッローリン!」
睦月「...如月..それを言うならグッモーニン。」
回ってどうするバカ。
少し苛つきながら目の前のバカ黒猫(如月)に言葉を返す。
こいつは如月。簡単に言うとバカだ、以上。
俺は如月の顔に少しある白い部分も黒く染めてやろうか?と考えつつ自身の白い体を整える。..寝癖がヒドい。
如月「もうすぐ時間だから起こしてやったんだ。優しい俺に感謝しな!」
埋めるぞ。
そう思いつつ周りを見渡す。
全面真っ白な部屋の中、中心に置かれたカラフルなクッション達、壁にかかった時計の音が静かな部屋に鳴り響く。
如月「もうすぐ時間なのに誰もこねーんだよ!ヤバくね?ヤバくね?」
ごめん違う静かじゃなかった騒音発生源が傍にいた。
睦月「埋m....まぁ、少し落ち着きなよ。そのうち来るさ。」
そういって時計を見る。
..........そして気付いた。
睦月「会議までまだ2時間あるじゃねーか!」
優しい俺は、如月にたんこぶというプレゼントをあげることにした。感謝しな。
最終編集者 フロストテイル [ Tue May 19, 2015 5:32 pm ], 編集回数 2 回
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
お、このコンビが小説で観られるとは!
絵でたまに出てた二匹ですよね?w
面白かったですw
続き楽しみですw
絵でたまに出てた二匹ですよね?w
面白かったですw
続き楽しみですw
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2015/05/15
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:お、このコンビが小説で観られるとは!
絵でたまに出てた二匹ですよね?w
面白かったですw
続き楽しみですw
良くお気づきでww
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
【登場猫紹介記録書】
【登場猫紹介記録書】(本編で登場した猫から記録されます)
睦月:金色の眼の白猫。本作の主人公。良く他の月猫メンバーの騒動に巻き込まれる。
如月:赤色の眼の黒猫。顔の中心と体の末端部分だけ白い。良く騒ぎ、良く騒動を起こし、良く殴られる。
弥生:茶色の眼に銀色の長毛の雌猫。礼儀正しく気品のある行動をする。師走と良く一緒にいる。
卯月:白色の体毛に所々緑色の毛が混じってるのが特徴の雄猫。緑色の眼をしている。心配性な為いつも不安げ。葉月とは姉弟関係。
皐月:茶色の眼の三毛猫の雌。自称真面目だが雌版の如月と称される。如月とコンビを組ませてはいけない。混ぜるな危険。
水無月:橙の瞳と毛をもつ雌猫。会話が苦手で途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
文月:眼鏡をかけているのが特徴の雄のシャム猫。灰色の眼をしている。基本的に冷静だがホラー系の話題が出ると慌てだす。
葉月:薄紫色の眼と体をもつ雌猫。他の猫をからかうのが好き。卯月とは姉弟関係。
長月:金眼の黒猫の雄。面倒くさがりな一面をもつ。どこからか仕入れたカッコイイセリフを良く使いたがる。語尾が何故かカタカナになる。
神無月:長毛の白猫。白い眼と軽い性格が特徴。色んなアクセサリーをもっているが全部付けると重い為、毎日付け替えている。
霜月:青色の体毛と眼をもった雄猫。のんびりとしており、急ぐのが苦手。語尾を若干伸ばすのが特徴。
師走:金色の眼の大きなトラネコ。たまに古風な喋り方をする。弥生と良く行動している。
睦月:金色の眼の白猫。本作の主人公。良く他の月猫メンバーの騒動に巻き込まれる。
如月:赤色の眼の黒猫。顔の中心と体の末端部分だけ白い。良く騒ぎ、良く騒動を起こし、良く殴られる。
弥生:茶色の眼に銀色の長毛の雌猫。礼儀正しく気品のある行動をする。師走と良く一緒にいる。
卯月:白色の体毛に所々緑色の毛が混じってるのが特徴の雄猫。緑色の眼をしている。心配性な為いつも不安げ。葉月とは姉弟関係。
皐月:茶色の眼の三毛猫の雌。自称真面目だが雌版の如月と称される。如月とコンビを組ませてはいけない。混ぜるな危険。
水無月:橙の瞳と毛をもつ雌猫。会話が苦手で途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
文月:眼鏡をかけているのが特徴の雄のシャム猫。灰色の眼をしている。基本的に冷静だがホラー系の話題が出ると慌てだす。
葉月:薄紫色の眼と体をもつ雌猫。他の猫をからかうのが好き。卯月とは姉弟関係。
長月:金眼の黒猫の雄。面倒くさがりな一面をもつ。どこからか仕入れたカッコイイセリフを良く使いたがる。語尾が何故かカタカナになる。
神無月:長毛の白猫。白い眼と軽い性格が特徴。色んなアクセサリーをもっているが全部付けると重い為、毎日付け替えている。
霜月:青色の体毛と眼をもった雄猫。のんびりとしており、急ぐのが苦手。語尾を若干伸ばすのが特徴。
師走:金色の眼の大きなトラネコ。たまに古風な喋り方をする。弥生と良く行動している。
最終編集者 フロストテイル [ Wed Jun 03, 2015 7:00 am ], 編集回数 5 回
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
新小説、おめでとうございます!
対話形式の小説ですね(*'ω'*)
読みやすいうえにやり取りが面白いですw
これからも楽しみにしています!
対話形式の小説ですね(*'ω'*)
読みやすいうえにやり取りが面白いですw
これからも楽しみにしています!
シェルペルト@貝猫- 見習い
- 投稿数 : 17
Join date : 2015/05/15
Age : 22
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
シェルペルト wrote:新小説、おめでとうございます!
対話形式の小説ですね(*'ω'*)
読みやすいうえにやり取りが面白いですw
これからも楽しみにしています!
ありがとうございますwできるだけ頑張りますww....できるだけw
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:長月君が気になるw
長月生まれなのでw
登場はもう少し後ですねwお待ちくだされw
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
こんにちは、画面の前でひとりで笑ってた明日輝です
新小説おめでとうございます!
面白いですね、↑の通り一人で笑っちゃたんです←
続き、楽しみにしています。頑張ってください!!
新小説おめでとうございます!
面白いですね、↑の通り一人で笑っちゃたんです←
続き、楽しみにしています。頑張ってください!!
明日輝- 年長戦士
- 投稿数 : 182
Join date : 2015/05/15
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
トゥモローシャイン wrote:こんにちは、画面の前でひとりで笑ってた明日輝です
新小説おめでとうございます!
面白いですね、↑の通り一人で笑っちゃたんです←
続き、楽しみにしています。頑張ってください!!
ありがとうございますwできるだけ読んでいて楽しいものを仕上げられるように頑張りますww
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
【第一話】
【第一話】
-2時間後-
?「おはようございます。」
?「む?まだ二匹しかいないのか?」
扉の開く音、それと同時に聞こえてくる礼儀正しい挨拶と少し低めの落ち着いた声。
俺は床に横たわる如月をまたぎつつ扉へと近づく。
睦月「おはよう。弥生、師走。」
弥生「睦月さん、おはようございます。」
師走「うむ、おはよう。」
この二匹は弥生と師走。
礼儀正しく、長毛の銀色の毛に茶色の瞳の雌猫が弥生。
大きくがっしりとした体格の金眼のトラネコが師走。
どちらもしっかり者だ。うしろのアイツと違って。
如月「おっ!?弥生!師走!おっす!!来てたんだな!」
後ろから響くバカの声。
.....結構力入れて脳天殴ったはずなんだけど..?
師走「うむ。」
弥生「如月さん、おはようございます。....あら?背、伸びました?」
如月「おう!成長期だからな!」
不思議そうに問いかける弥生に如月はドヤ顔で答える。
如月それ成長やないたんこぶや。....と、言いたいけど何か殴った時の記憶なくしてるみたいだし言わないでおこう。
睦月「そういえば他の奴らはまだ来てないのか?」
師走「我が弥生と来る時には誰も見ておらん。」
二匹で壁の時計を見上げる。
....開始予定時刻を5分過ぎている。
弥生「時刻通りに皆様がそろうのって、滅多にないですよね。」
苦笑しながら弥生が首をすくめる。
まぁ、確かに時間通りに事が進むのは実際数えるほどしかなかったけど.....4匹か。
如月「だらしねぇ奴らだぜ全く。もう少ししっかりして欲しいぜ!」
時間を2時間も間違えたお前には言われたくないだろうな。
....はぁ....仕方ない。
睦月「...先に、始めようか。」
師走「異議なし。」
弥生「...そうですね。」
そのうち皆来るだろう。
俺達は一足先に、『談話室』を開くことにした。
-2時間後-
?「おはようございます。」
?「む?まだ二匹しかいないのか?」
扉の開く音、それと同時に聞こえてくる礼儀正しい挨拶と少し低めの落ち着いた声。
俺は床に横たわる如月をまたぎつつ扉へと近づく。
睦月「おはよう。弥生、師走。」
弥生「睦月さん、おはようございます。」
師走「うむ、おはよう。」
この二匹は弥生と師走。
礼儀正しく、長毛の銀色の毛に茶色の瞳の雌猫が弥生。
大きくがっしりとした体格の金眼のトラネコが師走。
どちらもしっかり者だ。うしろのアイツと違って。
如月「おっ!?弥生!師走!おっす!!来てたんだな!」
後ろから響くバカの声。
.....結構力入れて脳天殴ったはずなんだけど..?
師走「うむ。」
弥生「如月さん、おはようございます。....あら?背、伸びました?」
如月「おう!成長期だからな!」
不思議そうに問いかける弥生に如月はドヤ顔で答える。
如月それ成長やないたんこぶや。....と、言いたいけど何か殴った時の記憶なくしてるみたいだし言わないでおこう。
睦月「そういえば他の奴らはまだ来てないのか?」
師走「我が弥生と来る時には誰も見ておらん。」
二匹で壁の時計を見上げる。
....開始予定時刻を5分過ぎている。
弥生「時刻通りに皆様がそろうのって、滅多にないですよね。」
苦笑しながら弥生が首をすくめる。
まぁ、確かに時間通りに事が進むのは実際数えるほどしかなかったけど.....4匹か。
如月「だらしねぇ奴らだぜ全く。もう少ししっかりして欲しいぜ!」
時間を2時間も間違えたお前には言われたくないだろうな。
....はぁ....仕方ない。
睦月「...先に、始めようか。」
師走「異議なし。」
弥生「...そうですね。」
そのうち皆来るだろう。
俺達は一足先に、『談話室』を開くことにした。
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:如月君可愛いww
そして、フロストテイルさんのツッコミが面白いww
長月君はよ!←
まだ彼が動く時ではないw(キリッ
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
私と似て、きっとシャイなんだろうなww←
とはいえ、少しずつ出てくるのはありがたいですw
一斉に出てくると誰が誰だか頭がついていけなくなるのでw
とはいえ、少しずつ出てくるのはありがたいですw
一斉に出てくると誰が誰だか頭がついていけなくなるのでw
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2015/05/15
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
シャイ...シャイか....(意味深戦士 wrote:私と似て、きっとシャイなんだろうなww←
とはいえ、少しずつ出てくるのはありがたいですw
一斉に出てくると誰が誰だか頭がついていけなくなるのでw
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
【第一話Ⅱ】
【第一話Ⅱ】
睦月「認証を始める。各自、月へ心を捧げよ。」
如月・弥生・師走「月へ心を。心を月へ、全て見守る光を我に。」
俺達の目の前の空間が少しずつ歪み、渦のようになっていく。
渦からは優しく小さな黄色い光の玉が少し、少し漏れている。
睦月「開け!談話室!」
瞬間、渦から一斉に光が溢れ、辺りは白に包まれる。
優しく体を撫でられるような感覚が、とても...心地良い。
談話室へ行く為、ゆっくりと、目を閉じた。
ーーーー数分後ーーーー
?「こんにちはぁ...って流石にいないよねぇ。」
?「もしかして、僕達が最後でしょうか?」
扉を開く音、そして聞こえるのんびりとした声と不安そうな声。
?「だいじょ〜ぶぅ、だいじょ〜ぶぅ。まだ開始予定時刻を1時間ちょっとしか過ぎてないからぁ。」
?「あぁ..それなら..って、い、1時間も!?」
青い体の雄猫がのんびりとした声で言うと、白い体に所々緑色の毛が混じった雄猫が緑色に染まった尻尾を振る。
?「きっと怒られますよぉ。やだなぁ..。」
?「卯月君は心配性だねぇ」
卯月「霜月さんがのんびりし過ぎなんですよ。」
霜月「そうかなぁ?えへへ、ごめんねぇ?」
2匹は部屋の中心に既に開いてある『談話室』の前へと歩いて行く。
卯月は未だに不安げな表情を隠せなかった。
卯月(1時間...皆、怒ってるだろうなぁ...。)
ふぅ、とため息をついていると、不意に後ろから気配を感じた。
?「あら?見て、文月。私達が最後じゃなかったみたいね。」
?「そうですね。まぁ、何にせよ遅刻は遅刻ですが。」
卯月と霜月は振り向き、声の主を見る。
1匹は薄紫色の毛と、同色の眼の雌猫。
もう1匹は白猫...いや、顔の中心と体の末端部分が僅かに灰色、俗にシャム猫と呼ばれる姿の雄猫が眼鏡越しに灰色の眼を光らせていた。
卯月「..姉さん、それに文月さんまで遅刻なんて珍しいですね。」
葉月「あら、いくら私が普段から完璧超猫でも遅刻くらいたまにするわよ?」
卯月「.......。」
葉月「.......冗談よ。」
2匹がそんなやりとりをしていると、
今さっき、4匹が通った扉の向こうから、ドタドタと何かが走ってくる音。だんだんと近づいてくる。
その音の主は、扉を勢い良く開けると、4匹の姿を確認するなり涙声でこう叫ぶ。
?「...力を..貸してくれ!」
睦月「認証を始める。各自、月へ心を捧げよ。」
如月・弥生・師走「月へ心を。心を月へ、全て見守る光を我に。」
俺達の目の前の空間が少しずつ歪み、渦のようになっていく。
渦からは優しく小さな黄色い光の玉が少し、少し漏れている。
睦月「開け!談話室!」
瞬間、渦から一斉に光が溢れ、辺りは白に包まれる。
優しく体を撫でられるような感覚が、とても...心地良い。
談話室へ行く為、ゆっくりと、目を閉じた。
ーーーー数分後ーーーー
?「こんにちはぁ...って流石にいないよねぇ。」
?「もしかして、僕達が最後でしょうか?」
扉を開く音、そして聞こえるのんびりとした声と不安そうな声。
?「だいじょ〜ぶぅ、だいじょ〜ぶぅ。まだ開始予定時刻を1時間ちょっとしか過ぎてないからぁ。」
?「あぁ..それなら..って、い、1時間も!?」
青い体の雄猫がのんびりとした声で言うと、白い体に所々緑色の毛が混じった雄猫が緑色に染まった尻尾を振る。
?「きっと怒られますよぉ。やだなぁ..。」
?「卯月君は心配性だねぇ」
卯月「霜月さんがのんびりし過ぎなんですよ。」
霜月「そうかなぁ?えへへ、ごめんねぇ?」
2匹は部屋の中心に既に開いてある『談話室』の前へと歩いて行く。
卯月は未だに不安げな表情を隠せなかった。
卯月(1時間...皆、怒ってるだろうなぁ...。)
ふぅ、とため息をついていると、不意に後ろから気配を感じた。
?「あら?見て、文月。私達が最後じゃなかったみたいね。」
?「そうですね。まぁ、何にせよ遅刻は遅刻ですが。」
卯月と霜月は振り向き、声の主を見る。
1匹は薄紫色の毛と、同色の眼の雌猫。
もう1匹は白猫...いや、顔の中心と体の末端部分が僅かに灰色、俗にシャム猫と呼ばれる姿の雄猫が眼鏡越しに灰色の眼を光らせていた。
卯月「..姉さん、それに文月さんまで遅刻なんて珍しいですね。」
葉月「あら、いくら私が普段から完璧超猫でも遅刻くらいたまにするわよ?」
卯月「.......。」
葉月「.......冗談よ。」
2匹がそんなやりとりをしていると、
今さっき、4匹が通った扉の向こうから、ドタドタと何かが走ってくる音。だんだんと近づいてくる。
その音の主は、扉を勢い良く開けると、4匹の姿を確認するなり涙声でこう叫ぶ。
?「...力を..貸してくれ!」
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
ついに葉月君まで!
長月君はそろそろかな←謎の長月君推し
そして、いよいよ展開来そうですねw
楽しみですw
長月君はそろそろかな←謎の長月君推し
そして、いよいよ展開来そうですねw
楽しみですw
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2015/05/15
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:ついに葉月君まで!
長月君はそろそろかな←謎の長月君推し
そして、いよいよ展開来そうですねw
楽しみですw
長月君登場まで、待て!次回w!(次回予告風)
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
アイキャッチ的なもの
CM前のアイキャッチ的イラスト描いたけど上手く乗せてるだろうかw
[img][/img]
[img][/img]
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
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