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部族猫体験トピック【見習い以外の3の6のキャラクター】

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今の所サンダー族の猫しかいませんが、開催してからもずっとそうでしたら大集会はどうしますか?

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投稿 by 野良にゃん娘 Tue Feb 16, 2016 9:05 pm




メイヴィスポー




信じられない。

まさか、一族を襲撃したのがウィンド族だったなんて。

サンダー族とは大昔から友好関係にあったはずなのに!



「良い、決して無理しすぎないで」


荒れ狂う戦場を前に、サンドストームが切羽詰まった声で私たち見習いを見渡した。

手練れの女戦士が見開くエメラルドの瞳からは、苦悩の色が読み取れる。

ついさっきまではのどかに狩りをしていたのに、いきなり実戦に投入させるなんて……そんな声が聞こえるようだ。


「ただ一匹でも多く、サンダー族の縄張りから叩き出してほしい。……行くわよ!」



鬨の声をあげるサンドストームに続き、私たちは一斉に戦場へと雪崩れ込んだ。

血と毛の飛び交う真っ只中に突撃した私の全身には、怒りとアドレナリンが満ち満ちている。


まさか、子猫を卒業してたった数時間後に闘うことになるなんて思わなかった。

だから、戦いかたなんて知らない。

身の守りかたなんて知らない。

__それでもこの状況にいてもたってもいられないのは、私がサンダー族の一員だからだ。

一族の危機は自分の危機。

手をこまねいてただ見てるなんて、絶対できるはずがない!


怒号の飛び交う戦場にさっと目を巡らせれば、経験のない自分でもぎりぎり相手取れそうな、若い細身の戦士を見つけた。

敵もこちらを認識し__容易い獲物だと思ったのだろう__ニヤリと不快な笑みを浮かべる。

組み伏せていただれかを解き放ち、こちらに向かってくる雄猫。

激しく息を吐きだしながら、私も早足で駆け寄っていく。


ぴたりと、不意に同時に立ち止まれば、かぎ爪を剥き毛を逆立て、円を描きながら相手への威嚇を開始する。

戦士の血に刻み込まれた、戦闘開始のための儀式だ。

この緊張状態が初撃で突き崩された瞬間、私は、他でもない自分自身の血を賭けた本物の戦いへと身を投じることになる。


激しく闘気を燃やしていたとはいえ、私は比較的冷静に相手の実力を推し測った。

__一分の隙もない、全身の筋肉を適度に張り詰めさせての構え。

しまった。

ぎりぎり相手取れる、なんてものじゃない。

実力がまるで違う。


だが戦いは始まっている。もちろん逃げ出すつもりもない。

この戦局のキーは初撃だ。初撃をうまく叩き込めれば、相討ちくらいには持ち込める!


私はかっと牙を剥いて唸ると、怒りの力を込めた渾身の突きを、目を見張る敵の脇腹に、電撃のように繰り出した。

敵の皮と肉を引き裂く、ブツブツと生々しい感触が、私の爪から全身へ、電流のように走る。

瞬間、私の血、サンダー族の戦士の血が、ぐらりと熱く煮えたぎった。


目覚めた、とでもいうべき、懐かしくすらある感覚だ!


「__この……小娘がッ!」

反撃を警戒して瞬時に後ろに飛びすさった私に、敵が悪態を投げかけてきた。

脇腹から迸る血を驚いたように見た敵は、凄まじい形相で私をまっすぐ睨みつける。


瞬時に一歩で間合いを詰め、爪を剥き出した重い拳が、目を見開き硬直してしまった私の前足を、まさに叩き砕こうとする。

私の理性ではなく本能が、勝手に体を突き動かしたおかげで、私は辛うじて死撃をかわした。

しかしだれかの血に足を滑らせ、無様に横転してしまう。

そこを逃す敵ではない。

押さえ込んで確実に狙うのももどかしいとばかりに飛びかかってきて、私の左首に鋭いかぎ爪を走らせる。


熱く鋭い、びりびりとしびれるような痛み。

頭をのけぞらせて避けようとしたけれど、かすっただけでこんなにも痛いとは。

痛みに慣れのない私はそれだけで反応が遅れ、敵の第二撃がまさに降り下ろされようとしたそのとき。


__第三者が、踊り込んだ。


「!?」

上半身を起こした私は目を見張る。

ソーンクローの姿を追いかけるとき、今朝の見習いの儀式のとき、幾度となく視界に現れ、今となっては見慣れた姿。

まるで敵の戦士から私を守る壁のように立ちはだかる、青と銀の逞しい背中。

__オーシャンポーだ。


「悪い手だ。なあ、おまえ?」

背を向けられていても笑っているとわかる声で、オーシャンポーは挑発する。

するが早いか、驚くような素早さで敵の懐に滑り込み、その柔らかな腹を切り裂いた。


血が舞う。

苦痛の叫びがあがる。

跳ね踊るように逃げ出そうとするウィンド族の戦士の背中に、彼は容赦なく傷を創る。


腱を傷つけ戦闘不能にした敵に、オーシャンポーは脅しの言葉を囁いた。

私にとどめを刺すところだった若い戦士は、今や怯えた臭いを発し、オーシャンポーから解放されるや這うように逃げていく。


振り返ったオーシャンポーは、ぞっとするほど妖艶な笑みを浮かべていた。

__さ、次だ。

その「次」とは果たして自分なのだろうかと、助けられた身で一瞬錯覚するほどに、それまで放っていた殺気はあまりにも鋭くて。


「……メイヴィスポー?」

「__ええ。……ありがとう」


立ち上がりながら、私は今、ただの見習い仲間と思っていた男の子がどれほど恐ろしい戦力だったか、はっきりと思い知ったのだ。



 *



「__きりがないわ」


オーシャンポーと二匹一体で戦いながら、私は苦々しい思いでその言葉を口にする。

敵の襲撃部隊はコンスタントに投入されてくる。

見習いになったばかりだから兵法なんてわからないけど、今回の敵軍に厄介なブレインがいることは確かだ。


「どうかな」

しかしオーシャンポーは、敵の見習いを薙ぎ払いながら、思わしげな唸り声を出す。

「今第何部隊を相手してるのかわからないけど、大がかりな戦闘を仕掛けてきたにしては戦士の数が少なすぎる」


「だって、他族を不当に襲ってるのよ?」

彼が捕まえた見習いの急所に拳を打ち込み、蹴り飛ばして逃がしてやりながら、私は鋭く言葉を返す。

「報復に備えた戦力を残さないはずがないじゃない。……まさか」


不意にそこで気がつき、私は恐ろしくなった。

「それを犠牲にしてまでの、決死の奇襲だということ?」


「追い詰められた奴ほど怖いものはない」


オーシャンポーは戦場を見渡した。

倒しても、倒しても、ウィンド族の戦士たちは何度も立ち上がっている。

さすがに体力の限界のようで、もうすぐ撤退しそうだけれど。

その表情には、悲愴な獰猛さがあった。

何が彼らをここまで駆り立てるのか。

それを解決しなくては、今ここで撃退しても、また襲ってくるはずだ。


私はあることにはっと気がつき、オーシャンポーの目をまっすぐ見つめた。「ねえ、オーシャンポー。ワンスターの姿がない」


「こんなに大規模な襲撃に、若い族長が絡まないはずがない」オーシャンポーも毛を逆立てた。

「くそ、はめられた……ここの戦いは陽動なんだ!」


__陽動作戦が展開されるなら、敵の本当の狙いはひとつ。

私たちのキャンプ、そこにいるであろう族長だ。


「キャンプへ!」

私は敵に切りつけながら、この戦場のこちら側の大将、ブランブルクローに叫んだ。

だけど先輩やソーンクローは、この戦場を鎮めることに夢中でまるで気がつかない。


私は視線を巡らせ、見習い仲間の姿を探す。

戦場の向こう側にはジェイポー、サニーポー、スコールポー、こちらにはクリアポーとムーンポー。かなりいる。

それなのに、よりによってあの強そうな灰色の虎猫の姿だけがない。

私の胸が嫌な予感でざわついた。


「オーシャンポー」声が震える。「いったい、彼は……サーポーはどこ?」


オーシャンポーも辺りを見渡し、彼がいないことに気がついたようだ。


「__サニーポー!」

一瞬思案したあと、草地を滑り降り、薄い灰色の小柄な女の子に駆け寄りながら、オーシャンポーが呼び掛けた。


「キャンプが危ないかもしれない。俺とメイヴィスポーで、サーポーを探しながら加勢しに行ってくる。

 ここはもうすぐ片付くはずだ。そしたら、ほかの見習いと指導者たちを引き連れてすぐに来てくれ。頼めるか?」


オレンジ色の瞳を見開き、サニーポーはこくんとうなずいた。

勇気を振り絞り、恐怖心を乗り越えようとしているようだ。


「抜け出してごめんね。どうか__無事でいて」


同じく彼女に駆け寄った私は、いつもの気取った仮面をつけるのも忘れ、サニーポーの小さな肩にさっと鼻面を押し付ける。

それからオーシャンポーと顔を見合わせると、鎮まりはじめた戦場をあとに、森の奥へ駆け出した。


戦場から逃げ出したと、ソーンクローたちに思われるかもしれない。

だが、そのことで申し開きをするのは後回しだ。



「あそこでの戦いは、見習いになったばかりの俺たちでも参戦できた」

鬱蒼とした森を疾駆しながら、オーシャンポーが低い声で唸る。

「つまり、それだけのレベルの戦士が、捨て駒として割り振られていた可能性が高いということなんだ」


__つまり今、キャンプにはさらに強い戦士たちが襲撃している恐れがある。

主将は恐らくワンスターだ。


「ウィンド族はどうしてしまったの?」

駆けながら、私の胸は苦々しい怒りに締め付けられる。

次の大集会で、ワンスターはどう言い訳するつもりだろう。

だが、彼がそれだけ本気ならば、キャンプは酷く荒らされているに違いない。

そんな戦場に、戦士も連れず私たちふたりだけで飛び込むなんて、愚かとしか言いようがない。


言いようがないけれど、どうしても不安だったのだ。

彼との初対面がどんなに険悪だったにしろ、見習い仲間には変わりない。


一緒に突撃したはずなのに、何故戦場にはサーポーの姿がなかったのだろう。

敵の戦士に捕らえられた?

戦いの最中に、森のなかへもつれ込んだ?


__彼は無事?





【ポイント】4(+1;パトロールの後の狩り)

ワイルドなオーシャン君に助けていただいて嬉しかったです、ありがとうございました!!
また、ふたつの場所での戦いを無理やり繋げてしまい、長引かせてしまうことに……申し訳ありません。
キャンプ戦、即終了させて構わないです。
そしてレパクロ様、無理やり絡んでごめんなさい……!

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投稿 by 柏花 Tue Feb 16, 2016 9:31 pm

  【クリアポー】
 終わった。戦いは終わったのだ。勝者サンダー族。良かった…。

 お父さん?。勝ったよ。私諦めなかったよ。

 キャンプに入るとシンダーハートが出迎えてくれた。
 「大丈夫?。」

 「はい。」
 本当は大丈夫じゃないけどシンダーハートに心配をかけたくないという思いから嘘をついた。

 「なら怪我している猫を見回ってきてくれない?。」
 
 「あ…はぁ、分かりました…」
 どうしよう?。上手く喋れるかな?。

 怪我している猫はたくさんいた。そのなかにムーンポーがいた。仲良くなれるかな?。

 いちおそばにきていってみた。
 

 「あ、あのぅ…ムーンポーさんですよね?。」
 何いっているのよ私のバカ!。これじゃ距離とりすぎよ!。

 「えぇ、そうよ。あなたは確か…」

 「クリアポーです。」
 何となくこれでいいのかな?。自己紹介みたいだし大丈夫か。

 「よろしくね、クリアポー」
 ムーンポーが明るく言ってくれた。

 だがクリアポーはこれ以上何を話したらいいか分からずただ後ろへ下がることしかできなかった。変な子だときっと思われているわね…

 ちょうどいいときにスコーチポーが見つかった。お礼いっておかなくちゃ。

 「スコーチポー…」
 クリアポーはもじもじ言った。

 「なんだよ?。」
 噂どうり怖い。

 「あのぅ、さっきはありがとう。」

 「それがどうかしたか?。」
 相変わらず不機嫌なようだ。

 「あとさぁ、」
 クリアポーは切り出そうか迷った。正直この雄猫のこと…
 
 好きになっちゃったかもしれない…

 「友達になってくれませんか!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ポイント 0(サッサトタメロヨ)

 ひかりすずs、交流させていただきました。お返事お願いします。

 

柏花
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投稿 by ジェイホープ Tue Feb 16, 2016 9:49 pm

【カウベリーポー】

キャンプに響いた、けたたましい鳴き声で私は飛び起きた。
パトロール疲れたからと、ブライトハートは休憩をくれたのだ。

___もちろん彼女は、寝ている間ウィンド族の襲撃でブランブルクロー達が出ていったのも、戦士達が張り詰めた空気でキャンプを守っていることもしらなかった。

「な、なに?!」

外に飛び出せば、たくさんの戦士を従えた猫と対峙するファイヤスター。だがそれに驚く間もなく___

「ウィンド族かかれ!」

戦は唐突に始まった。いくつもの鉤爪が音を立ててぶつかりあい、毛皮の裂く音と血しぶきでキャンプは混沌と化した。恐ろしい叫び声がいくつも上がり、サンダー族の戦士が自分達の縄張りの本拠地をじわじわと責められていくのがわかる。

ただ呆然として突っ立っていたカウベリーポーは大きな衝撃に打たれ息が詰まりそうになった。
振り向けば、顔を引っかかれカウベリーポーの視界は殆どなくなる。

「ハハッちょろいもんだぜ」

相手の猫は長く鋭い鉤爪を突き出しもう一度カウベリーポーを殴ると、嫌らしい笑みを浮かべた。

殺される…!
その瞬間淡いショウガ色の物体が目の前を驚くほどの速さで通り過ぎた。
ウィンド族の戦士はあっという間に吹き飛ばされ、上にのしかかるように立ったのはブライトハートだった。

「カウベリーポー…!ここは任せなさい!片目が見えなくても戦える。相手の死角に入るのよ!」

カウベリーポーは走り出した。自分が今使える武器は、この足と耳そして歯。目は使わないわ!
全身の感覚を研ぎ澄まし、音で相手を探す。

いた…!小柄だがしなやかな筋肉を使ってするりと敵から離れ、サンダー族の誰かを倒す戦士。
あなたが私の相手ね。

カウベリーポーは何も言わずに飛びかかった。力など到底及ばない。だが、カウベリーポーは音で着実に相手の位置を捉えると2回殴って敵の後ろへ回った。

相手の猫は、不意をつかれて叫んだ。そして、隣にいた仲間の猫がサンダー族のだれかに追い払われたと知ると慌てて逃げ出した。

大した攻撃はしていない。それでも撃退できたのだ!

一瞬視界が開け、たくましい戦士に肩をつかれる若い猫が見えた。
戦士の方はどう見てもサンダー族の猫ではない。

「うぅ…」私は顔の痛みと戦いながら静かに唸り声を上げた。

そして大きな一飛びでたくましい戦士にとびつくとがむしゃらに背中を引っかいた。戦士は私を振り落とそうと転がったがカウベリーポーは素早い動きで背中を蹴って着地していた。
そこで、隣にいた誰かが大きな一撃をくわえ、戦士は何も言わずに走り去っていった。

「良かった…!」安堵のため息をついて、よく見れば横の猫はジェイドポーであった。

もしかして…今ここにいるのはジェイドポーと私ぐらい…?他のみんなはどこへ出かけたの?

そんな事をつかの間考え、私は再び身構えた。誰が襲ってくるかわからない。

すると、炎色の毛皮がちらっと見えたと思うとファイヤスターが勝ち誇った声を上げて先程対峙していた__ワンスターを離した。

「ウィンド族退却!」

その号令でサンダー族の戦士には力が戻り、ウィンド族の戦士を入口まで追い立てる。
それと同時に、キャンプにいなかった多くの戦士がぎょっとしたような表情を浮かべて帰ってきた。

キャンプにはウィンド族の戦士が1匹もいなくなり、疲労の雰囲気に包まれた。

戦いは終わった。


************

3ポイント(±0)

キャンプ戦終わらせましたw
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投稿 by fauxnaifsable Wed Feb 17, 2016 3:59 am

【セーブルキット】

   温かな寝床で母猫に抱かれ、幸せな一時を過ごしていたセーブルキットは、外が騒がしくなったせいで母猫が起きたのを感じた。
  外に出ていく母猫についていくと、ウィンド族のキャンプには傷付いた戦士たちがあふれかえっていた。誰も彼もがイライラとして、子猫でさえ遊ぼうとしない。それほどまでに飢えているのだ。
  最後にワンスターがキャンプに戻ってきた。族長はサッと尾をひと振りすると、くぼ地の真ん中に降り立ち、一族を集める鳴き声を放った。
  一族の集会だ!  すでに殆どの猫はくぼ地に集まっている。

  「一族の集会を始める!  この頃、われわれは二本足のすみかからやってきた犬どものせいで満足に獲物にありつけないでいる!」

   誰かがうなり声をあげた。セーブルキットは急に空腹感に襲われ項垂れた。このところウサギどころかハタネズミすらみていない。

  「今日、われわれは縄張りを増やすべくサンダー族に奇襲をかけた。しかし、向こうは予想外に急激に見習いが増えていた!  悔しいことにわれわれは逃げざるを得なかった」

  悔しそうな声があたりに広がった。ふと視線を感じてセーブルキットが顔をあげると、ワンスターがこちらをみていた。

  「ウィンド族も早急に戦える者を増やさなければならない」セーブルキットの母猫をみながら族長は続けた。
   「お前の子はそろそろ6ヶ月になるだろう。少し早いが命名式を行う!  お前の子は十分に見習いの仕事をこなせそうか?」

   急に命名式をすると聞いてセーブルキットは驚いた。母猫をみると、母は誇らしそうな顔でワンスターに十分仕事をできる頃だと伝えていた。ワンスターはそれを聞くと一つ頷き、セーブルキットを呼んだ。

  「本日より」ワンスターと目が合う。族長は続けた。「戦士名を獲得するまでの間、この見習いをセーブルポーと命名する!」

  セーブルポー!   新しい名を心のなかで呟くと、不思議と力がわいてくるような気がした。

  「アウルウィスカー」ワンスターが呼び掛けた。「お前はそれそろ最初の弟子をもっていいころだ。お前が先輩方から教わった技術をすべて弟子に伝授するように」

  アウルウィスカーは顔を輝かせ、一歩前へでた。セーブルポーも前へでて、指導者と鼻を触れあわせた。

  「セーブルポー!   セーブルポー!」

  一族の猫達が一斉に新しい名を呼び、口々にお祝いの言葉をかけてきた。誰もがこのときだけは空腹を忘れて一族の幸福を祝っていた。

  セーブルポーも明日から始まる訓練を思い、期待と不安に心を揺らしながら、新しい寝床で丸くなった。

_________________________

    ポイント【0】

   サンダー族とのイベントが終わったみたいなので命名式しました。サンダー族とは好感度マイナスからのスタートですが徐々に交流できればとおもいます。

指導者に関しての間違いがあったので一部修正しました。


最終編集者 fauxnaifsable [ Tue Mar 01, 2016 8:35 pm ], 編集回数 1 回

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投稿 by ライトハート Wed Feb 17, 2016 2:57 pm

【スコーチポー】

スコーチポーは息を切らしてどさりと座り込んだ。

自分達は戦いに勝ったのだ。その満足感がこみ上げてくる。

ほっと一息ついてわき腹の傷をそうっとなめた。

血の味がし、ピリッとした。


「スコーチポー…」

小さい聞き取りにくい声がしたかと思うと、クリアポーがやってきた。

スコーチポーはため息をついた。今から看護部屋に行こうと思ったのに。

「なんだよ?」

思わずぶっきらぼうに言ってしまう。

自分から駆け寄ってくるなんて、そうとう勇気があるな。

「あのぅ、さっきはありがとう」

「それがどうかしたか?」

突然のお礼にスコーチポーは戸惑い、それを隠そうと鋭い声で聞いた。

「あとさぁ…」

クリアポーはもじもじした後、こう言った。

「友達になってくれませんか!」

突然の出来事に、スコーチポーはぎくっとした。

まさかそう来るとは思わなかった。

だが正直クリアポーのそばにいると…安心する?

バカ、そんなはずは……。

スコーチポーが返事に困っていると、クリアポーは首をかしげた。

「だ、ダメ…かな」

スコーチポーはふうっとため息をついた。

ずっとほしかった友達だ。やっと、一匹目の友達ができるんだ。

「おう、よろしくな、クリアポー」

スコーチポーは少しほほ笑んだ。

クリアポーはほっとしたのか、ちらりと素敵な笑顔を見せた。

「あ、後今から看護部屋に行くつもりだったんだ。肩かしてくれないか?」

=================
ポイント【3】

柏花さん、友達としてよろしくお願いしますね^^

ノース・スノウさん、イベント提案ありがとうございます!
近いうちに使わせていただきますね!

fauxnaifsableさん、これからよろしくお願いします!
指導者の変更、了解です!
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投稿 by レパードクロー Wed Feb 17, 2016 6:07 pm

サーポー部族猫記



灰色を雄猫を弾き飛ばしてアッシュフットと向かい合った。

ついさっき、ワンスターがいないことに気がついたサーポーは一人キャンプへと向かっていたが、いきなり副長率いるいわば「人質拉致団」に捕まってしまった。

「これでやっと対等ですね。」

「まったく.......手のかかる見習いねぇ。親の顔が見てみたいわ。」

この言葉のせいで頭にカッと血が昇った。耳の中には自分の声しか聞こえなくて、血がごうごうとなっていた。

とっさにアッシュフットの肩をつかみ、切り裂く。真っ赤な血が飛び散り、地面が紅に染まる。

彼女は悲鳴を上げて足をじたばたさせたが、肩の傷はふさがらない。


憎悪にもえる瞳でこちらを睨みながら再び彼女は飛びかかろうとした。が、足を払われ地面をなめさせられた。

その上に馬乗りになりながら、サーポーは憎憎しげに言葉を吐き出した。

「いいか?お前たちはサンダー族の恩を忘れて今度は奇襲ときた。所詮お前たちは熟した果実に群がる蟻のように甘い汁をすすり、用が無くなれば斬り捨てるか?へえ?」

「だ、だまれ.........」

「お前たちは甘いところだけ吸って苦いところは斬り捨てる。最低だね。」



「だから僕は戦士を軽蔑しているんだ。」


返り血で真っ赤になった顔を無理やりゆがめてかん高く笑い飛ばした。

肩に尻尾が乗せられ、振り向くと、オーシャンポーがいた。

「もうやめろ。死んでしまうぞ。」

その通りだった。アッシュフットは泡を吹き、白目をむいていた。

「ああ。失態を見せたね。」

「どうしたんだい?お前らしくないよ。」

「ま、ね?化けの皮をかぶり続けるのもかなり疲れるんだよ。僕が戦士を軽蔑しているのは本当だし、残虐なのもね。」

オーシャンポーの瞳に動揺が走る。それは改めて真正面から見た、返り血で真っ赤に染まった僕の顔のせいかもしれない。

「僕はね、自分の感情も経歴も気配も影のように隠し通して生きてきたんだ。」


「君のさきほどの言葉はありがたい褒め言葉としてもらっておこう。そんなことに一回一回腹を立てていたら僕の仮面はすぐにはずれてしまう。」

「これが僕の裏なんだ。これが僕なんだよ。」

そして再び微笑を浮かべ、オーシャンポーの後ろで目を見開いているメイヴィスポーにも声をかけた。

「さあ、キャンプに戻りましょう。急がなければ、ね?」


「そして、できれば今の僕の言葉たちは他の子に話さないでほしいのですが。怖がられると、困りますしね」

キャンプに向かって走り出した。
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投稿 by ジェイホープ Wed Feb 17, 2016 6:17 pm

注意事項※重要です



えっと、ここの設定、注意についてもう一度確認していただきたたいと思います。

まず…

・このトピの世界の設定は3期6巻までとなっています。
現在、4期1巻が発売され戦士になった猫がいますがその猫達は含まれません。

・また、原作の設定を重視し3期6巻で見習いであるフォックスポー達を見習いとして入れてしまうと、参加者の人数が多いのでどうしても戦士が足りなくなる可能性があります。
従って、フォックスポー達見習い、そして子猫であるトードキット達は存在しないこととなります。なので、彼らとの交流シーンはなしにしてください。


この2点を今1度確認して交流していただきたいと思います。

それではこれからも楽しんでください^^


________________

余談ですが、ライトハートsが紹介してくださった通り私も管理人として運営に協力していきたいとおもいます。よろしくお願いします!
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投稿 by 柏花 Wed Feb 17, 2016 6:49 pm

 すいません、ライトハートs、ジェイホープs質問よろしいでしょうか?。

 看護猫はジェイフェザーですか?。それともリーフプールとジェイフェザーですか?
 

柏花
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投稿 by ジェイホープ Wed Feb 17, 2016 7:11 pm

柏花 wrote: すいません、ライトハートs、ジェイホープs質問よろしいでしょうか?。

 看護猫はジェイフェザーですか?。それともリーフプールとジェイフェザーですか?
 

ジェイフェザー&リーフプールです!説明が足りていなくてごめんなさい(´-﹏-`;)
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投稿 by ライトハート Wed Feb 17, 2016 7:52 pm

【お知らせ】


大集会の日時を発表します!ジェイホープさんと相談した所、


3月19日(夜 8時~9時)              

を予定しています!
内容はサンダー族VSウィンド族の決着?をつけさせていただきます。
その時までにかにチャットなどを作成しておきます。
あと、大集会の族長たちの会話は、こちらで決めるので、皆さんは自由時間を楽しんでください♪
少しだけ来るでもおkですし、忙しくてこれなくても大丈夫です!


【今後のイベント予定】
3月19日 (大集会)
4月?日(狩りのポイントアップ)
5月?日(ノース・スノーさんが提案してくださったイベント開催)

(予定変更するかもしれません)
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投稿 by 柏花 Wed Feb 17, 2016 9:11 pm

  【クリアポー】
 「だ、ダメ…かな」
 クリアポーはドキッとして聞いた。こんなおどおどしているから?。

 スコーチポーが顔をあげて言った。
 「おう、よろしくなクリアポー。」

 クリアポーはほっとして少し微笑んだ。スコーチポーも笑う。

 と、スコーチポーが何やら思い出したようで言った。
 「あ、後今から看護部屋に行くつもりだったんだ。肩をかしてくれないか?」

 「わ、わかったわ。今貸すね。」
 クリアポーはどきんとした。本当は右肩に大きな深い傷があったのだ。大丈夫かな?。
 
 スコーチポーの右に来てそっともたれるように言った。スコーチポーは言うとうりにした。二人三脚だ。

 そのまま進んでいくと看護部屋の入り口についた。慌てたようにリーフプールがスコーチポーを向かいいれる。

 クリアポーはとりあえずほっとした。後は傷口をきれいにしてささっと治しちゃえばきずかれない。

 「おい、お前の肩の血誰のだ。お前のか?。すごい量だぞ。」
 後ろで不気味な声がする。ジェイフェザーだ。見えない目でこちらを見つめていた。

 クリアポーは慌てて返した。
 「ち、ち、違います。こ、これは敵の血がかかかかっただだけです。」

 「本当か?」
 ジェイフェザーが怪しげな表情でクリアポーの傷口をかごうと鼻を寄せた。
 
 「や、やめ___」

 「おい!、ジェイフェザー!!。こっちに来てくれ。血が止まらないぞ」

 ジェイフェザーは明らかに不満そうな表情だったがしょうがなくクリアポーから去っていってくれた。

 クリアポーはジェイフェザーが戻ってこないうちに隠れようと思い慌てて走った。

 草むらの茂みに身を隠すと怪我の具合を見ようと思い傷口に顔をちかずけるとぎょっとした。

 血がものすごいいきよいで流れていた…。

 さっき走ったせいだ。傷口が開いてしまった。どうしよう。

 だが血の臭いは辺りに広がっていくし血もぼとぼとと落ちている。

 意識がぼやけた。貧血だわ…。

 これ以上…流れたら….仲間にも分かっちゃう。きずかれないうちに早くとめなくちゃ。

 と、誰かの足音が聞こえた。誰?

*********************
 誰かこのバカなクリアポーを見つけてやってください!。
 ひかりすずs、交流させていただきました。


 

柏花
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投稿 by ウィングシャドウ@もう復活でいいんじゃないかな Thu Feb 18, 2016 3:18 pm

 
 【グルームポー】

 「うわあっ?!」

 キャンプから出てすぐ、後ろから誰かに突き飛ばされた。そのまま木の根元に頭をぶつけてしまう。うわあって言いたいのはこちらも同じだ。目の前がちかちかする。
 突き飛ばして_じゃない、ぶつかってきたのは琥珀色の子だった。

 「大丈夫か?」

 ブランブルクローが声をかけてくれるけど、笑いをこらえている顔でそんなこと言われてもあんまりありがたくない。グルームポーは座って土で汚れた毛をなめた。

 「ごめんなさい!前を見ていなかったの、大丈夫?」

 「大丈夫。でも今度からちゃんと前を見て走ってね……」

 まだちょっと頭が痛い。琥珀色の子はもう一度謝ってからさっきまでとはうってかわって元気に自己紹介を始めた。

 「あたしはアンバーポー。あなた、グルームポーよね。話してみたかったの!ね、もしよかったら一緒に縄張りを探検しない?ブラクンファー、いいですか?」

 金茶色の戦士は苦笑いして頷いた。

 「……ということで、いいですか?」

 ブランブルクローはグルームポーの行動を意外に思ったのか、少しためらってから許可を出した。

 「やったぁ!じゃあ、早くいきましょうよ!」

 叫んで駆け出したアンバーポーに慌ててついていく。アンバーポーはとても足が速くて、追いつくのが大変だ。というより、ときどきこちらを振り返るときに茂みに突っ込んだりしていなかったら追いつけなかっただろう。
 
 「それにしても、意外だな」

 走っている途中、ブランブルクローが言った。

 「何がですか?」

 そんなに変なことをした覚えはない。心当たりがないわけではないが。

 「おまえはてっきりアンバーポーの誘いを断るのかと思っていたよ」

 「私はそこまで猫嫌いではないですよ?あまり興味がないだけです。彼女は一緒にいると結構楽しそうなのでいいかなと思いました」

 そういうものか、とブランブルクローは不思議そうな顔をした。

 またしばらく走ると、金茶色の戦士が「アンバーポー、止まれ!」と叫んだ。
 シャドウ族との境界線付近に来たそうだ。シャドウ族のものらしい、すっぱいようなにおいがする。

 「シャドウ族とは今縄張りのことでぴりぴりしているんだ。気をつけろよ」

 ブランブルクローがそう言ってすぐ後に、しまった!と小さく叫んだ。

 「ブラクンファー、すみません。グルームポーに縄張り案内の続きをしてもらえませんか?ファイヤスターがシャドウ族との境界線のパトロールにでる間、キャンプにいるよう頼まれていたんです」

 金茶色の戦士は快くブランブルクローの頼みを聞き入れた。

 ブランブルクローが走ってキャンプに戻っていくと、3匹はゆっくりと境界線に沿って歩き始めた。

 「特に異常はないみたいだな。せっかくだから境界線から少しはなれたところで狩りの練習をしよう」


 金茶色の戦士に構え方を見せてもらい、2匹は境界線から少し離れた広場で狩りの練習を始めた。

 「あなたはは狩りが上手なのね!」

 「そうかな。きみも上手だと思うよ」

 実際、どちらも捕まえた獲物の数は同じくらいだ。
 と、アンバーポーがいたずらっぽく目を輝かせた。

 「ねえ、さっきからグルームポーはあたしのこと『きみ』って呼んでるけどさ、名前で呼んでよ」

 ……さて、どうしよう。
 覚えてないと正直に言う?それでもグルームポー的には問題ないが気まずくなると後々面倒だ。ごまかそう。

 グルームポーがごまかすために適当なことを言おうとした瞬間、琥珀色の子はなんてね、と笑った。

 「あなたが他の猫の名前を覚えられないのはわかってる。ちょっとからかってみただけなの」

 隣で彼女の指導者が驚いた顔をした。私はほとんど他の猫と話さなかったから、他の猫の名前を覚えられないということを知っている猫は少ない。まさか彼女が知っているとは思わなかった。元気で周りを見ていないようにみえるけど、意外とよく気がつく子なのかもしれない。

 「みんな知ってるのかな」

 ごまかすのを諦めて尋ねてみると大丈夫よと返事があった。他に気づいている猫はいない、というより話題にしている猫はいなかったらしい。

 「いつかあたしの名前も覚えてくれると嬉しいな」

 「努力してみる」

 グルームポーの気のない返事に琥珀色の子は嬉しそうに笑った。


 ウィンド族近くの縄張り探検はまた今度ということになりキャンプに戻る(ここでも琥珀色の子は足が速かったけれどやっぱり色々なところにぶつかっていた)とキャンプは怪我をした猫たちでいっぱいだった。グルームポー達がシャドウ族の境界線のほうにいる間にウィンド族が攻めてきたんだそうだ。
 
 「あたしも戦いに参加したかった……一族のために戦いたかったなぁ」

 グルームポーの隣で琥珀色の子が落ち込んでいる。

 「まあ、一族のために戦う機会はまたあるよ。今は戦いで疲れているみんなのために狩りに行こう?」

 「グルームポーはあんまり悔しそうじゃないわね。ブランブルクローがあなたをキャンプに連れ帰っていたら戦えたと思わないの?」

 近くを通りかかったショウガ色の女戦士がそうグルームポーに聞いた。ウィンド族の縄張り付近で戦っていた猫たちが帰ってきたらしい。ブランブルクローが近くにいたので少しドキッとしたが、女戦士は別に誰かを責めるつもりで聞いているわけではないようだ。

 「残念だとは思いますが、一族に忠実ならいつかそれを示す機会があるでしょうから。待つのは得意です」

 それに、私は別に戦士になれなくても構わない。


 「ブランブルクロー、狩りに行ってきますね!」

 キャンプを飛び出してしばらく走ると、血のにおいがした。まだウィンド族か残っているのかな?
 茂みに顔を突っ込んだ先にいたのはさっきキャンプで見かけた気がする、薄いシルバーの子だった。


 
 ポイント 3 (+3) 狩りはついでなのでポイントに入れてません。

____________________________________________________
 他の猫にあまり興味がないだとか戦士になりたくないだとかさりげなく問題児のグルームポーです。
 

 ティアーミストさん>交流ありがとうございました!アンバーポーの名前をいつかグルームポーが覚えられるといいな、と思っています。口調や性格が違いましたら、訂正しますので教えてください。

 柏花さん>ちょっと無理やりになってしまいましたが交流致しました。良かったら続きをお願いします。

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投稿 by ライトハート Thu Feb 18, 2016 4:53 pm

【スコーチポー】

クリアポーのおかげで看護部屋までつくと、リーフプールが出迎えてくれた。

クリアポーの事も心配だったが、どさりとコケの上で横になった。

リーフプールはまず血をクモの巣でぬぐうと、マリーゴールドの薬を塗った。

スコーチポーはふうっとため息をついた。

「傷は深くないみたい。でも今夜はここで寝て」

「わかりました。今は夕方ですか?」

その質問に、リーフプールはうなずいた。

スコーチポーはとたんにお腹が減った。今日はそう言えば何も食べていない。

その音が聞こえたのか、リーフプールはおかしそうに笑った。

「見習いに獲物をもってきてもらうように言っておくわ」


*******************
【ポイント】(3)

獲物誰か持ってきてください!w
交流よろしくお願いします!




後、次の大集会まではイベントや戦いはなしにします!
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投稿 by ジェイホープ Thu Feb 18, 2016 6:38 pm

【カウベリーポー】


「大丈夫?!その傷…?なかなか深そうね」戦いが終わると、ブライトハートは真っ先に駆け寄ってきた。

私の顔面の傷は見えない右目の方に片寄っていたからよかったものの、血がまだ垂れ真っ赤に腫れ上がっているようだ。

「えぇ。大丈夫です。ブライトハート、助けてくださって本当にありがとうございました」

カウベリーポーは心配そうな目で指導者を見た。自分を救ってくれた指導者の毛は血にまみれている。

「大丈夫よ。さ、手伝ってくれてありがとう。リーフプールの所に今すぐ行ってきなさい」

ブライトハートは看護猫ではないが、薬草の知識が豊富だ。そのため、ブライトハートは忙しそうな看護猫2匹を気遣って、できる限りで治療をしていた。勿論、カウベリーポーも手伝い怪我をした猫を案内して過ごしていたのだ。それは、猫と話すことで苦痛な時間ではあったが、怪我をした戦士の為一生懸命コミュニケーションをとった。

看護部屋へ行くと、たくさんの猫の行列ができていた。
後ろにちょこんと座っていたが、目の痛みはひどく自分でも意識が朦朧としていくのが感じられる。

「ジェイフェザー!」誰かが私のそばで声を上げた。「カウベリーポーが!」

灰色の影がさっとこちらに来るのがわかった。

「さっきより酷くなってるじゃないか。また血も出てる」ジェイフェザーは怒ったような口調で言った。「どうしてもっと早く来なかったんだ?」

すると顔にクモの巣が貼り付けられたが、出血はなかなか止まらない。3個ほど血に染まった塊ができた頃、ようやく止まった。

「やっと止まった。」ジェイフェザーはぶつくさ文句を言った。「下手したら目が見えなくなるぞ!」

「私右目は見えません。だから大丈夫です」カウベリーポーは小声で言った。

「そうだったな。まあ少なくとも戦士になれるんだからいいんじゃないか?」

ジェイフェザーは皮肉を込めて言うと、ひんやりとした湿布を貼り付けた。それで、カウベリーポーは痛みが楽になっていく。

「ジェイフェザー?カウベリーポーの治療は終わった?」

奥からリーフプールの声が聞こえた。

「カウベリーポー?大丈夫ならスコールポーに獲物を…」

ジェイフェザーは余った薬草をまとめると、さっさと中へ戻っていった。

「あぁ…あの…ありがとうございました!」カウベリーポーはそれだけ言うと、獲物置き場へ駆けていき小さなハタネズミを取った。
そして再び看護部屋へ行くと、リーフプールの元にぽとんと落とす。

「スコールポーに持って行って」リーフプールは薬草をくわえ、治療しながらもごもごと指示した。

__スコールポー。話すのも、まともに顔を合わせるのも初めてかもしれない…

こんな酷い顔で…仲良くなんてできないわ。

カウベリーポーは下を向いて緊張と恐怖に震えながらスコーチポーの寝床へ行った。顔を見られぬよううつむく。

「これ、どうぞ…」早口にそう言うと、彼は顔を上げてこちらを向いた。

____________________

3ポイント±0


ライトハートs交流させていただきましたっ!反応はお好きなようにお願いしますw


最終編集者 ジェイホープ [ Thu Feb 18, 2016 7:27 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by ひかりすず(スマホ) Thu Feb 18, 2016 7:01 pm

【スコールポー】

スコールポーは物思いにふけっていると、
カウベリーポーがやってきた。

顔には傷ができ、痛々しそうだ。

何か言われるのが怖いのか、その傷を隠そうと下を向いている。

口にはハタネズミがぶらさがっていた。

「これ…どうぞ…」

カウベリーポーは恥ずかしいのか早口で言った。

スコールポーはカウベリーポーの目をしっかりと見据えて少し微笑んで見た。

「ありがとよ、カウベリーポー。その傷大丈夫なのかよ?」

「う、うん…まあ…」

カウベリーポーは耐えきれなくなったのか、看護部屋から出て行ってしまった。

やはりぼくは怖がられているのか。
クリアポーが友達になってくれたけど。
この先ずっと怖がられるのか?

スコールポーは悲しい気持ちになりながらもカウベリーポーが持ってきてくれたネズミを食べた。

【ポイント】3

ジェイホープさん、交流ありがとうございました!
こんな感じでよかったでしょうか?

ひかりすず(スマホ)
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投稿 by ノーススノウ Thu Feb 18, 2016 7:14 pm

【ジェイドポー】


ウインド族の猫達が退却した。

不意に肩に激痛が走った。それだけではない、脇腹や耳にも違和感を感じた。

見ると左耳が裂け、脇腹からも血が滴っていた。

どうやら肩だけやられたと思っていたが、耳と脇腹も一緒に引っ掻かれていたらしい。

左耳は、少なくとも半分は裂けていた。多分もう戻らないだろう。

彼女は、そう直感した。

これだから「部族」なんてのは嫌なのよ。

関係の無い戦いに巻き込まれて、傷付き、死んで行く。

ふとカウベリーポーに言われた事を思い出した。

夢?そんな物………そうね、私の夢は私を捨てた母に復讐する事よ。

そして、私を他所者扱いし、蔑み、闇へと放り込んだサンダー族を滅ぼす事。

きっとそうしたら、ウインド族だって喜ぶわ。

彼女は鼻を鳴らしてその場から立ち去ろうとした。

だが余りの痛みで顔を歪めた。彼女は舌打ちした。

もう良いわ。出て行く。

こんなところになんて、居られるか。

ジェイドポーは足を引きずってキャンプの入り口に向かった。


ーーーーーー
ポイント4
嫌な奴ですがよろしくお願いします……!


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投稿 by ジェイホープ Thu Feb 18, 2016 7:54 pm


【カウベリーポー】


スコールポーは私を見ると、微笑んで私の事を心配してくれた。優しい口調。善意から来ているのはわかっていた。

___ごめんね。ごめんね。

カウベリーポーは心の中で謝った。仲良くしたかったのにおどおどとまた、引き下がってしまった。スコールポーに、嫌な思いさせちゃったかな…

空き地の端にカウベリーポーは座った。もう皆治療を終え部屋に引っ込んで疲れを癒している。

見習い部屋に行けば、またたくさんの猫と喋ることになるだろう。
まもなく夜がやってくる。カウベリーポーは闇の中に独り消えてしまいたくなった。

「なんで目が見えないのかなぁ?」

「スター族様はなぜこの体に私の魂を入れてしまったの?」

「もっと明るくなれば、人見知りじゃなかったら、目が見えなくてもまだ普通だったかもしれないのになぁ」

独りで森に出る。がむしゃらに林を突き進む。
訓練が、生きていくのがこんなに辛かったなんて思ってもいなかったのになぁ。


冷たい夜の気配に、カウベリーポーは妙に落ち着いた。

「さぁ帰ろうかな」

数分間の小さな散歩を終えて、カウベリーポーはキャンプの入口にやってきた。

トンネルに入ろうとした所で、唐突に誰かがぶつかってきた。

「わぁっごめんなさい!」

慌てて謝る所へ出てきたのはジェイドポーだった。見ればまだ大きな傷があり、痛々しい。

「ジェイドポー…?」

ジェイドポーは何も言わずに通り過ぎようとした。

「酷い傷…。出ていくんですね」カウベリーポーは彼女の気持ちを悟った。

ジェイドポーの足が止まる。

「いってらっしゃい。ジェイドポーが自分で決めたことなら仕方ないんじゃないかなぁ?」カウベリーポーはできるだけ穏やかに言った。

実際出ていってしまうのは悲しかったし、どこかジェイドポーに恐怖を感じない自分に驚いていた。

「あの…出ていく前に…手当だけさせてください」

カウベリーポーは近くにあったクモの巣をとると、ジェイドポーの傷にそっと貼り付けていった。

ジェイドポーは一瞬びくっとしたが動こうとはしない。

「少しの間ありがとうございました」

_____________________

3ポイント


ノース・スノウsまたまた交流させていただきましたw毎度毎度カウベリーポーが絡んでごめんなさい!
しかし、あえて引き止めることはしませんでしたwすみません(_ _)
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投稿 by ムーンドロップ Thu Feb 18, 2016 8:23 pm

【ムーンポー】

周りを見渡す。

この戦いでサンダー族はかなりの負傷者を出したようだが随分静かだ。

そういうムーンポーは軽い引っ掻き傷だけでピンピンしていた。

寝よう。

そう思って歩き出した。

・・・・・・・・・・・?!

あれはジェイドポーか?カウベリーポーが近づいて蜘蛛の巣を張った。少し迷ったような様子を見せる。
しかしそれでも足を止めず足を引きずりながらキャンプの出口に向かっている。

「カウベリーポー!」

小声でこっちに近づいてきた雌猫に話しかける。
「あの子どこ行くの?」

カウベリーポーは悲しそうな目をしていた。

「出て行っちゃうみたいです。でも、自分で決めたんだからしょうがないですね。」

本当に悲しそうにちょっと笑うと彼女は見習いべやに入って行った。

あんなに悲しまれてるのにあの猫気づかないのかな?
どうしても気になって話しかけて見ることにする。

「ちょっと、どこ行くの?」

駆け寄って聞くと冷たい目が見返してきた。

しかし、腹と左耳がやられていて足元がおぼつかない。

「わたしの勝手でしょう?出て行くのよ。こんなところいたくない。」

鋭い言葉にはすぐに答えず、その目を見つめる。

「・・・別に出て行きたいなら止めはしない。自分の行きたいように生きればいいとは思う。」

何も考えずに出てきた言葉はちょっと冷たかったかもしれない。

「でも、今その身体で出て行くのは最善の策じゃない。あんたがバカじゃないならそのくらいわかるんじゃない?」

ジェイドポーの目に怒りが浮かぶ。

「こんなとこ一瞬でも多くいたくない!どこに居たって一人なら出て行った方が楽。」

「だとしてもさ。それに、その怪我」

尻尾でジェイドポーの左耳を指す。

「サンダー族のせいだと思ってるんでしょ?じゃ、尚更その怪我の治療受けた方がいい。」

相手はわけがわからない顔をした。

「あんたは今回、不本意でもサンダー族と一緒に戦った。あんたが自分はサンダー族の一員じゃないって思ってるんならそれはサンダー族に恩を売ったってこと。その傷をきっちりここで直して貸し借りみたいなの無しにし出て行った方がいい。」

ジェイドポーは黙ったままだ。

「ちゃんと体直して、生きていける技を身につけないと外ではいきていけないとおもうよ。とりあえずあんたに今できるのは看護部屋に行くこと。」

そう言うとジェイドポーの隣に行って脇腹を支えた。
ジェイドポーはビクッとしただけで抵抗はしなかった。

その気力がなかっただけかもしれない。

「でもあたし、あんたはいい戦士になると思うけどなあ。それにあんた孤独じゃないよ。」

カウベリーポーの優しそうな顔を思い出して小声でそう言った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノーススノウさん、ジェイポープさん交流させていただきました。お節介&うるさい奴が割り込んでしまってすいません!
ポイント3 +−0
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投稿 by ジェイホープ Thu Feb 18, 2016 9:21 pm


【カウベリーポー】

手当てが終わると、ムーンポーがやってきた。私は理由を説明してすこし笑って見せた。
その笑いはどこか場違いだったかもしれない。けれど、私は久しぶりに自分のこの震えるような哀しみを少しでも隠すために笑うしかなかった。

ムーンポーはびっくりしたような顔をした。
もしかしたらあの子を引き止めるかもしれないな。

でも、私はもう見たくないや。疲れたもん。
カウベリーポーは黙って見習い部屋に入り、新しい寝床についた。

周りではなにかまだ話しているみたいだけれど、私は何もする気が起きない。

「おやすみぃ」

私は私に独りでおやすみを言うと、眠りに落ちた。

* * *

顔を上げると、新しい日が始まっていた。初日の冷たい気持ちや辛かった事はすべて吹っ飛び私は明るい、どこか晴れた気持ちで伸びをした。

「おはよぉ!」誰に言うわけでもなく私は朝の挨拶をした。

隣にはムーンポー。まだ寝ている。昨日はありがとう。きっとジェイドポーを引き止めてくれたよね。

キャンプに出ると、夜明けのパトロール隊が帰ってきたようでたくさんの獲物を獲物置き場へ積んでいった。

「今日も大漁だな!」ファイヤスターがハイレッジのそばで心地よさそうに筋肉をほぐしながらブランブルクローに声をかけた。

一族の戦士や母猫がたくさん集まり、訓練二日目の朝は涼しかった。

__________________

3ポイント

訓練二日目の朝が来ましたねw!



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投稿 by 柏花 Thu Feb 18, 2016 9:34 pm

  【クリアポー】
 誰だっけ?。話したことがないし興味がなかったから名前がわからない。とりあえずここからいなくなってもらわないと。ジェイフェザーに知られたらどうしよう?。

 雌猫はクリアポーを見つめていた。驚きと戸惑いが目に浮かんでいるのが見てわかった。

 きっと私は他の猫の目には恐ろしく見えているに違いない。血だらけで静かで喋らない。まるでボッチな子悪魔。

 「去って。」
 とりあえず一言言った。だがこの言葉を絞り出すのも一苦労だった。

 だがこの雌猫は予想と違って怖がりもせずクリアポーをキャンプにつれていくようなこともしなかった。ただ一言、
 「分かった。じゃあね。」
 と言っただけだ。

 この雌猫、どんだけおかしいの?。問題児とは聞いたけどここまで凄いとは。普通怪我している猫をほおっておく?。

 だがどうでも良かったクリアポーはそのまま眠りについた。
*********************

 ガサガサと雑なもの音が聞こえた。

 ここは…どこ?。

 「看護部屋だ。小娘。」
 ジェイフェザーだ。ということは本当に看護部屋にいるんだ。

 「あの…私どうしてここに?。」

 あきれたようにジェイフェザーは言った。
 「バカか?。あのまま死ぬつもりだったとか言うなよ。グルームポーが呼びに来てくれたんだよ。あいつがいなかったらお前本当に今ごろスター族にいたぞ。」

 へぇ、あの雌猫グルームポーって言うんだ。それと結局助けよびにいっっちゃったんだ。ま、それが常識ね。

 さぁ、これから私はジェイフェザーにどうさばかれるのかしら?。

 「なぁ、それよりお前ってスコーチポーとはなかがいいのか?。」
 突然ジェイフェザーが聞いてきた。

 いきなり何!?。その質問は!?。初対面の猫に好きな猫は誰か聞いているのと同じよ!。

 「いえ…仲良くなんかありません。」
 クリアポーは答えた。嘘なんかつきたくなかったけどついた。なぜかついた…。

 スコーチポー…おかしな猫よ。私とは立場がちがうけど同じくらいおかしい。まるで自分から嫌われようとしているみたい。私はどうせちからのないボッチな小悪魔。

 でも私はあの猫のゆういつのともだち。大事な父さんはもういない。大切な猫と言えばあとお母さんと…トモダ
チくらい…。

 ジェイフェザーは何も言わず立ち去った。よく見ると向こうの寝床にたくさんの猫がいた。スコーチポーもいる。

 だがクリアポーはとにかく一人になりたかった。そのままクリアポーはいつのまにか寝ていたのだった…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ウィングシャドウs、交流ありがとうございます!。こちらもさせていただきました。
 ひかりすずsにも交流させていただきました。

柏花
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投稿 by サンダースパロウ Thu Feb 18, 2016 10:51 pm

【太陽の部族日記③】サニーポー

「サンダー族、かかれ!」
副長が叫んだのが遠くで聞こえた。
「サニーポー、これから私は戦うからそこの茂みに隠れてよく見ておきなさい。」
指導者が早口で走りながら言った。
「はい。スクワーレルフライト。」
まもなく戦場が視界に入ってきた。
私はすかさず茂みに隠れ、ショウガ色の指導者は戦場に躍り出た。
指導者が真っ先に黒色の雄猫に飛びいた。
私はよく戦い方を見ようと目を凝らした。
力では敵猫のほうが勝っている。
(どうやって戦うのだろう・・・)
すると、スクワーレルフライトは目にもとまらぬ速さで相手のお腹の下にするりと入り、お腹に頭突きを食らわした。
敵の黒猫は苦しそうにしながらふらふらと逃げていった。


ふと、あたりを見れば、私と同い年のたくさんの見習い猫が戦っている。
(私も戦わなくては・・・)
そんな思いがぐっとこみ上げてくるとのんびり見学なんてできず、戦いに飛び出した。
すぐさま、大きな白猫が横から襲ってきた。
反射的にどうにかかわす。
また、ぎらりと光って鋭い爪が襲ってくる。
今度は避け損なって目の下をかする。
鮮血が左頬から飛び散る。
不意に白猫が小石につまずいた。
私はその隙を突き、スルワーレルフライトがやっていたように白猫のお腹の下に潜り込んだ。
(やったあ!)
だが、そこで気を抜いてしまった。
白い敵猫は目にも留まらぬ速さでサニーポーを押さえ込んでしまった。
「甘っちょろい、見習いめ!」
敵猫の目がぎらりと光る。
(やられる____)
と思った瞬間、
「ウィンド族、撤退!」
という声が辺りに響いた。
白猫は慌てて自分たちのなわばりへ逃げ帰っていった。

(ふう。)
やっと一息ついた。
「サニーポー!」
誰かが私を呼ぶ声が聞こえた。
振り向くと、オーシャンポーがこちらへ駆け寄ってきた。
「キャンプが危ないかもしれない。俺とメイヴィスポーで、サーポーを探しながら加勢しに行ってくる。

 ここはもうすぐ片付くはずだ。そしたら、ほかの見習いと指導者たちを引き連れてすぐに来てくれ。頼めるか?」
と来るなり、言った。
びっくりした。
なぜなら初任務だからだ。
少々うろたえながらも、私はうなずいた。
それからすぐに、他の見習いと指導者に呼びかけて、出発した。
我らサンダー族のキャンプへ___。

戦いは終わっていた。
たくさんの負傷猫が辺りに散らばっていた。
ふと、頬の傷が疼いているのに気づいた。
おそるおそる触ってみる。
傷は切り傷で、横にスパッと綺麗に切れている。
そんなのすぐに治るだろう。
看護部屋にいかず、私は見習い部屋に直行した。
そして自分の寝床にどさりと体を落ち着けると、すぐに深い眠りに落ちた。
左頬の傷はたらたらと血を流しながら。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
傷が大変なことになっているサニーポーを誰か気づいてやってください!だれか交流お願いします。



サンダースパロウ
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投稿 by jayheart Fri Feb 19, 2016 3:47 pm

【ジェイポー】

ふわぁ。眠い。

寝ようかな。

手当てが済んだジェイポーはのんきにそう思いながら見習い部屋へ行った。

中にはーーー

「さ、サニーポー!?」

サニーポーが左頬から血を流しながら寝ていた。

慌ててサニーポーの元へ行った。

「サニーポー!サニーポー!」

何度も何度も呼び掛ける。

既に寝床の左半分は血だらけだ。

「ん?なに?」

必死に呼び掛けたのにのんきな声とともにサニーポーが起きた。

「なに、じゃないわよ!左の頬から血が出てるじゃない!」

ちょっと怒りながら言った。

「ん?あぁ、これ。別に良いから。」

その答えに私の怒りは爆発した。

「良いわけ無いでしょう!ずっと血出てるのよ!化膿して治らなくなっても知らないわよ!」

ぽんぽん怒りに任せ悪態等を吐いた。

いつしか"また"悪態の悪魔の化けの皮が剥がれてしまったと気付いた。

でも止められなかった。

その"悪態の悪魔"の気が済むまで止まらない…

サニーポー…ごめんね…まだ仲良くもなってないのに…

「ジェイポー!ジェイポー!」

呼ばれて我に返った。

「ふぅ…ふぅ…さ、サニー、サニーポー、ごめんね」

息を整えながら言った。

「ううん、いいよ。」

よかった。怒ってないみたい。

「にしてもすごい剣幕だったね。」

サニーポーが言った。

「誰にも言わない?」

秘密を打ち明ける覚悟をした。

「う、うん」

突然秘密を言う流れになって戸惑ったらしいが返事をした。

はぁっ、はぁっ、苦しい。そろそろ"あの時"が…

「私ね、実は、体の、いや、詳しく言えば心の中にいろんな悪魔的存在や天使的存在を溜めているの。悪態、暴力、悲しみ、喜び、もっとたくさん。」

目を合わせて言った。

「いつもは平静の天使が落ち着かせてくれてる。でも感情が、感情が、た、高ぶ…」

気を失って倒れてしまった。

「ジェイポー!」


ポイント3ポイント



サンダースパロウs交流させていただきました‼変な流れですみません‼

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投稿 by jayheart Fri Feb 19, 2016 5:39 pm

ひかりすずs質問なんですが大集会はかにチャットで行われるんですか?それともこちらで行われるんですか?
(チャットの場合携帯からは行けないので…)

jayheart
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投稿 by ライトハート Fri Feb 19, 2016 7:01 pm

ジェイハートさん
そうですね。アンケートをとったところ、新しく作る予定のかにチャットを使う事も決まりましたし…。
パソコンでするしかなさそうです。ごめんなさい^^:
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投稿 by ライトハート Fri Feb 19, 2016 7:18 pm

【スコーチポー】

スコーチポーは朝の光を感じて目を覚ました。

「もう大丈夫そうね」リーフプールがスコーチポーの目をのぞきこんだ。「訓練に行っていいわよ」

スコーチポーは毛の寝癖を整えると、肩越しにお礼を言ってクリアポーをちらりと見た。

まだ寝ている。クリアポーと訓練したかったけど、いいか。

スコーチポーはそう思い、看護部屋を出た。

獲物置場にすでに獲物がつまれていた。そのそばで、ソーレルテイルががつがつネズミを食べている。

「あら、おはよう」

ソーレルテイルはスコーチポーに気が付くと、挨拶をした。

「おはようございます。訓練しませんか?」

「いいわよ。お腹減ってる?」

「いいえ」

ソーレルテイルはトンネルに向かって歩き出した後、ふと立ち止まった。

「せっかくだから、誰かと訓練したくない?」

「そうですね…」

それで友達が増えるなら。最近、友達がいる事も悪くないと思えていた。


【ポイント】3

誰か一緒に狩りの訓練しませんか?

あと、ポイントの事ですが、指導者と訓練する(+3)+狩りをするや戦う訓練をするになります。
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