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森と丘と小川と暗闇の物語~それぞれの想い~

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ムーンライトにもう一度活躍してほしい?

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投稿 by ライトハート Wed Sep 21, 2016 9:27 am

森と丘と小川と暗闇の物語


1ー5


それぞれの想い


さまざまな想いが交わる。
その複雑な糸をほどくには?
そして、その糸をほどく事が出来るのか?



【重要キャラクター】

ラムぺルト(子羊の毛皮)
灰色っぽい天然パーマの毛皮に緑色の目の雌猫。
実はウォーターフラワーとブラッククローの子供。

テンペストクロー(大嵐のかぎ爪)
白い毛皮に青い目の雄猫。
勇敢だが少しやんちゃ。

トゥリクルアイ(雫の目)
白い毛皮に青い目の雌猫。
テンペストポーの妹だが、よくお姉さんぶっている。

スパークフット(火花の足)
明るい三毛柄の毛皮に琥珀色の目の雄猫。
あまり落ち着きがない。
レインボー族の猫だった。

ウォーターフラワー(水の花)
灰色の毛皮に水色の目の雌猫。
元フォレスト族の看護猫。

ブラッククロー(黒いかぎ爪)
真っ黒の毛皮に琥珀色の目の雄猫。
掟を破り、ウォーターフラワーとも付き合っていた猫。

アイスストーム(白い嵐)
白い毛皮に青い目の雌猫。
ブラッククローの事が大好きな戦士だったが、ブラッククローの秘密を知る。




レインボー(虹)
虹色に輝く謎の猫。
レインボー族の事を見守っている。




【脇役キャラクター】

「フォレスト族」

族長 フライトスター(飛ぶ星)雄猫。
副長 レッドブリンドル(赤いぶち)雄猫。
看護猫 パドルファー(水たまりの毛)雌猫。
    ウォーターフラワー(水の花)雌猫。
戦士猫 カインドハート(親切な心)雌猫。
    サンフラワー(ひまわり)雌猫。
    リポーソング(漣の歌)雄猫。
    メープルテイル(楓尻尾)雌猫。
    ウッドウィスカー(木のひげ)雄猫。
    スプラッシュフォール(滝のしぶき)雄猫。
    ゴールデンファー(金色の毛)雌猫。
    ウィンドソング(風歌)雄猫。
    スカイフラワー(空花)雌猫。
    キャロルクロー(らくだの爪)雄猫。
    
見習い ラビットポー(ウサギの足)雄猫。
母猫  フロストフラワー(霜の花)雌猫。
長老  スートファング(灰の牙)雄猫。



「ストリーム族」

族長 バードスター(鳥の星) 茶色い毛に黒い縞模様の雄猫。
副長 フィッシュハート(魚の心) 青灰色の毛の雄猫。
看護猫 スワンフェザー(白鳥の羽) 真っ白い毛に青い目の雌猫。
戦士 サンライズピューピル(日の出の瞳)薄茶色の雌猫。
    シーブリーズ(潮風)真っ白い毛に青い目の雄猫。スワンフェザーの弟。
    リヴァークロー(川の爪) 銀色の雄猫。

「ダークネス族」

族長 マッドスター(土星) こげ茶トラの雄猫。
副長 ヴァレイストライプ(谷の縞模様) 黒トラの雄猫。
看護猫 リトルフラワー(小さな花) 小柄な雌猫。
戦士 ライオンクロー(ライオンの爪) 黄金の雄猫。
見習い スコーチポー(焼け焦げた足) 尻尾が赤い雄猫。

「ヒル族」

族長 ナットスター(木の実の星) 金茶色の雄猫。
副長 ミスティクラウド(霞雲) 灰色の雌猫。
看護猫 アイスィクルフラワー(つらら花) 白い雌猫。
戦士 ロングレッグ(長い足) 茶色い雄猫。




【後書き】

皆さんこんにちは!ついに「1-5」突入しました!
高校生活の間に終わらそうと思っているので、スピードを上げて投稿したいと思いますので、よろしくお願いします!
もしよければコメントお願いします!(黙
アンケートの方も、ご協力お願いします!
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投稿 by ライトハート Fri Sep 23, 2016 9:14 am

【プロローグ】


獲物が豊富で豊かな森は、猫の怯えた匂いが漂っていた。

空き地はがらんとしている。いつもは獲物を分け合う姿や、見習い達は喧嘩ごっこをしているのだが、今の空き地は寂しかった。

虹色に輝いた猫は、そんな寂しい森でとある猫と待ち合わせをしていた。尻尾の先をきちんと前足にかけ、胸を張って座っている。

風の音と、獲物たちが動く音、そして虹色に輝いた猫の息遣いの他に聞こえる音しか聞こえなかったが、

不意に一匹の猫の足音が聞こえてきた。

「お待たせ、レインボー」

レインボーは声の主を確かめようと振り向いた。

「遅かったわね、リーフスター」

「みんな怯えているの」リーフスターはため息をついた。「ここから離れないでくれって」

「<大地の怒り>のせいね」レインボーは表情を曇らせた。「この前、スター族の狩場にも来たと言う事は、地上にも近いうちにやってくるわ」

リーフスターがもどかしげにうなり、地面をかいた。「<大地の怒り>はいつ来るかスター族もわからない。それに、大勢の猫達がスター族に仲間入りしてしまうわ」

「そして、部族崩壊の危機が」レインボーは静かに言った。

「だからこうして、今作戦を実行しているじゃないの」

「そうだけれど、間に合わない可能性だってある__」

レインボーはそこで言葉をきった。耳をそばたてはじめる。

「どうしたの?」リーフスターは疑うような目になった。

「誰か来るみたい__私はこれで失礼するわ」

レインボーはそう言うと、本来の住処へ戻り始めた。

「リーフスター!」

その声が、誰の声の主かすぐわかった。

「アウルポー!自分の寝床で隠れていたんじゃないの?」

アウルポーは怯えきった目をしている。「はい。でもダーククローがリーフスターがいないと安心しないって言うので」

「全く、ダーククローはいつ子猫に戻ったのかしら」

「でも、仕方ないですよ」アウルポーはリーフスターから目をそらした。「だって、いつ来るかわからないから」

みんなに頼りに頼りにされているが、実は自分も不安なのだ。

いつ、<大地の怒り>がくるのだろうか。
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投稿 by ライトハート Fri Sep 23, 2016 9:26 am

【第一章】


とある若い雌猫、ラムぺルトは尻尾をピンと立てて仲間の後を追った。

この前戦士になったばかりで、たった今戦士として初めて大集会に参加したのだった。

ラムぺルトは少し目をつぶり、部族猫達の前で名前を呼ばれ、祝福された時の感覚を思い出した。

「おい!ラムぺルト!居眠りしながら歩いてるのか?」

横にいたスパークフットの声で、ラムぺルトは我にかえった。

スパークフットは、実はサンダーという名前でレインボー族の猫だったのだが、フォレスト族で暮らしていく事を決意したのだ。

「違うわよ!」

ラムぺルトはびくっとしたのがバレないように、胸の毛をさっとなめて落ち着かせた。

軽い足取りでスパークフットと共にキャンプへ入った。

そのとたん、〔桜の舞い降りる季節〕の時の雷のように、空気がピリピリし始めた。

その原因は、見張りをしていたアイスストームとブラッククローだった。

ブラッククローは、アイスストームの他に別の雌猫を連れ合いにし、ずっと嘘をついてきたのだ。

その雌猫はウォーターフラワー。看護猫で子猫をもってはいけない掟だったが、二匹はその掟を破り、

ラムぺルトが生まれたのだ。そんな罪をアイスストームは中々許さなかった。

そしてそのせいで、ラムぺルトとテンペストクロー、トゥリクルアイの関係も悪くなってしまった。

ラムぺルトは、もう両親の行いを許した。許さなければ、何も前へ進まないからだ。

だが、アイスストームの心の傷は深い。ブラッククローがその場にいないかのような態度や行動をとっている。

テンペストクローとトゥリクルアイが視界に入った。

目が合うなり、二匹はわざとらしく背を向けた。

「どうしたんだ?戦士部屋に戻ろうよ」

スパークフットの声に、ラムぺルトはうなずいた。

慰めてもらいたくて、ラムぺルトは彼の耳をさっとなめた。

今はスパークフットが唯一の友達だった。

戦士部屋に入り、彼の横にある寝床で体を休めた。

「おやすみなさい」

ラムぺルトは小さな声で言うと、深い眠りに落ちた。

この悲しく寂しい想いは、いつになったら無くなるのだろう。
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投稿 by ライトハート Sat Oct 01, 2016 1:38 pm

【第二章】


「アイスストーム?起きろ、アイスストーム!」

レッドブリンドルの声に、ラムぺルトははっと目が覚めた。

空の様子を見ると、夜が明ける前だとわかった。

レッドブリンドルが、まだ眠っているアイスストームをつついている。

きっと、夜明けのパトロールに行くのだろう。

「まだ夜ですよね。起こさないでください」

「何寝ぼけている。もうすぐ夜が明けるぞ」

「どうして起こすんですか?」

「夜明けのパトロールの時間だ」

ラムぺルトはため息をついた。このところ、アイスストームの様子が変だ。

「そうですか」

アイスストームはやっと起き上がり、毛についたコケを振り落とした。

「さっさと済ませましょうよ」

レッドブリンドルはその言葉にカチンと来たのか、ひげを震わしている。

「キャンプの中央でみんなはもう待っているんだぞ。早く来い」

二匹のやり取りに完全に目が覚めたラムぺルトはがらんとしたキャンプに出てみた。

夜明けのパトロール隊のスワンプポーの茶色い尻尾の先が、ちょうどトンネルから消える所だった。

ラムぺルトはお腹が減ったので獲物置場へ向かった。

ネズミが三匹とムクドリ一匹、リスが四匹おいてあった。

リスを一匹引っ張り出して素早く食べた。

太陽は顔を出し始めた。〔太陽の降り注ぐ季節〕なので、朝になるのがはやい。

戦士部屋から、スパークフットが一番に現れた。その姿を見て、ラムぺルトはウキウキした。

「おはよう!」ラムぺルトはスパークフットに駆け寄った。

「よう、ラムぺルト。獲物はまだ残ってる?」

「残ってるわ」ラムぺルトはそう言い、大好きなネズミをスパークフットの足元におとした。「どうぞ」

「ありがとう」スパークフットは目を輝かせ、ガツガツ食べ始めた。

「狩りに行かない?」

スパークフットがネズミを食べ終えると、ラムぺルトは言った。

スパークフットの傍にいると楽しいし、しばらく嫌な事を忘れられる。そして何より、勇気と元気が足元から湧いて来るのだ。

スパークフットは喉を鳴らして賛成と声をあげた。

二匹は軽い足取りで肩を並べ、キャンプから飛び出した。
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投稿 by ライトハート Fri Oct 14, 2016 10:05 am

【第三章】


昼になり朝の頃よりも暑さが増した。入道雲がゆっくりと空を流れ、〔太陽の光が降り注ぐ季節〕と言う事を知らせていた。

ラムぺルトは三匹の獲物を競うようにつかみ、スパークフットと五匹の獲物を持って帰った。

誰かの足音がしたので、ラムぺルトは立ち止まり、あたりをかいだ。

その足音の正体はスワンプポーだとわかった。

「こ、こんにちは」スワンプポーは息を切らしながら挨拶した。口には水を含ませたコケをもっている。長老にあげるつもりなのだ。

「こんにちは。はやくもっていきなさい。水が無くなっちゃうわ」

ラムぺルトはそう言い、スワンプポーを見送った。



キャンプに戻ると、みんなグールミングをしていた。スワンプポーの兄であるハサックテイルの前を通ろうとした時、ハサックテイルは馬鹿にしたようにふんと笑った。

その後、ランドクローの傍へ行った。

ラムぺルトは悲しくなった。元から関係は悪かったが、最近は話しかけようともしてくれないのだ。

スパークフットが慰めるように耳を優しくなめた。

「みんな酷いよな。悪口を言われたら、すぐ僕に言えよ?干からびたネズミで殴ってくるから」

と冗談なのか本気なのかよくわからない事を言ったが、味方がいると言う事だけでラムぺルトの心は少し軽くなった。

トンネルに目を向けると、アイスストームがネズミをくわえて帰ってくる所だった。

その後を、ブラッククローがなんとか話しかけているが、アイスストームは一言も返事をしなかった。

「ちょっと待って」

スパークフットにそういうと、ラムぺルトは父親の所へ駆け出した。

「ブラック__ううん、お父さん、大丈夫?」

「えっ?あ、ああ……大丈夫…と言いたい所だが………」

「フライトスターに相談しましょうか?」

流石にこの光景を毎日見るのは、見ている側も辛くなる。

族長に相談したら、少しは良くなるだろうか。

「そうだな。一緒についていってくれるか?」

ブラッククローが希望に満ちた顔で聞いた。

ラムぺルトはうなずき、スパークフットに一言伝えると、族長部屋に向かった。



「お入り」

フライトスターの少し驚いた声が聞こえたので、ラムぺルト達は中に入った。

フライトスターは楽な姿勢で座っており、毛並みを整えていた。

「お話をしたいのですが」

「何だ?」

フライトスターはぴたりと動きを止め、二匹をじっと見つめた。

「あ、アイスストームの事で。仲直りしたいのですが、中々許してもらえなくて」とブラッククロー。

「そりゃ許してくれないだろう」意外な事に、フライトスターは厳しく言った。

ブラッククローが困った顔になった。それを見て、フライトスターは口調をやわらげた。

「仲直りしてもらうために、色々と考えているんだが」

「何かいい案はありますか?」ラムぺルトはたづねた。

「いいや」フライトスターは首を横にふった。「悪いな、ブラッククロー。時が癒してくれるのを待つしかなさそうだ。だが、またいい案が思いついたら教えるよ」
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投稿 by ライトハート Fri Oct 28, 2016 10:55 am

【第四章】


ラムぺルトは丸々太ったネズミを追っていた。

こんなに大きな獲物は初めてだったラムぺルトは、目を輝かせてネズミを捕まえようとした。

爪の先がネズミに当たった時、突然鳥が警戒するような鳴き声をあげた。

その音にびっくりしたラムぺルトはネズミを捕りそこなった。

ラムぺルトはぎくっとして目を覚ました。

誰かが喋っているが、頭がはっきりしないせいでよく聞き取れない。

「__スプラッシュフォール、どうして呼んでくれないのですか?」

頭がはっきりすると、アイスストームの声がした。

「お前は真夜中のパトロールに参加してなかっただろう」

「でも、スプラッシュフォールの弟子なのに」

「何を言ってるんだ。お前はもう戦士になっただろう?」

すると、アイスストームははっとした表情になった。「すいません……」

ラムぺルトは目を丸くしてアイスストームを見た。

スプラッシュフォールがひげの先を震わせ、体を丸めた。

アイスストームは戸惑った表情をしながらも、いそいそと寝床でスプラッシュフォールと同じように丸くなった。

アイスストームは混乱している。きっとあの事件からまだ立ち直ってないのだろう。

心に深い傷を負っているんだ。



ラムぺルトが次に目を覚ましたのは、夜明け頃だった。

誰かに肩をつつかれ目を覚ますと、意外な事にテンペストクローとトゥリクルアイだった。

「助けてくれ」テンペストクローが戸惑った声で言った。「アイスストームの姿がないんだ」

「えっ?」ラムぺルトは勢いよく起き上がった。

「寝床の匂いが古くなっているの。ずっと前にキャンプを出たんだわ」とトゥリクルアイ。

「狩りに行ったんじゃないかって思ったのだけれど、あまりに遅いから心配になって」

「わかったわ」ラムぺルトはうなずいた。

「お前はキャンプ内を探してくれ」テンペストクローはそっけなく言うと、二匹は戦士部屋を出た。

ラムぺルトはがっかりした。これを機に仲直りできるチャンスだと思っていたが。

そう上手くはいかないようだ。
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投稿 by ライトハート Wed Nov 02, 2016 9:28 am

【第五章】



この後ラムぺルトは協力してもらうために、スパークフットを起こしてキャンプ内を探したがアイスストームの姿はなかった。

キャンプも活発になっていき、カインドハートやレッドブリンドルも目を覚まし始めた。

トンネルから夜明けのパトロールの一団が戻ってきた。

ラムぺルトはその中にアイスストームがいるのではと期待して探してみたが、白い戦士の姿はなかった。

「ご苦労様」

この一団を率いているスプラッシュフォールに向かって、レッドブリンドルが言った。

しばらく報告を聞いていたが、アイスストームの名前はでなかった。

「どうする?」スパークフットは困った顔をしていた。

諦めかけたその時、テンペストクローとトゥリクルアイがアイスストームを連れに戻ってきた。

「どこに行ってたの?」ラムぺルトはたづねた。

「<グリーンフィールド>」とテンペストクローが答えた。

「何をしていたのですか?」ラムぺルトは勇気を出してアイスストームに質問した。

「あなたに答えて何になるの?戦士の掟を破ってまで生まれてきたのに?

あなたとウォーターフラワーとブラッククローはこの世にいる意味なんて一つもないわ!」

アイスストームの鋭い言葉に、ラムぺルトは胸にぐさりときた。

あたしは何もしてないわ!両親を知らずに今まで育って来たのよ!

アイスストームはぷいっとそっぽを向くと、不機嫌な足取りで戦士部屋に向かった。

テンペストクローとトゥリクルアイはラムぺルトに何も言わずに、母親の後を追った。

途端に、ラムぺルトは悲しくなって尻尾が垂れた。

目に涙をうかばせ、スパークフットの琥珀色の目をのぞきこんだ。

「ねえ、あたしってこの世にいらない存在だと思う?」

「いいや。君はこの世のにいる意味がある存在だよ。ぼくは君の事を愛している」

スパークフットはそう言い、耳をさっと慰めるようになめてくれた。

ラムぺルトは目を閉じてスパークフットにもたれかかった。

あたしは独りじゃない。スパークフットがずっとそばにいてくれるわ。
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投稿 by ライトハート Fri Nov 04, 2016 12:19 pm

【第六章】



あれから二日が経ち、ラムぺルトはいつもの様にスパークフットと狩りを済ました。

看護部屋に目を向けると、部屋に入っていくアイスストームの白い姿を見た。

彼女が部屋に入ったかと思うと、今度はパドルファーが出てきて、族長であるフライトスターの所へ駆け出した。

ラムぺルトは捕ったばかりの獲物を獲物置場の山に置くと、二匹の会話に耳をすました。

フライトスターは昼食のムクドリを食べ終え、毛並みを整えているところだった。

昔からの親友であるレッドブリンドルとグールミングをし合っていた。

パドルファーが二匹に声をかけると、動きをとめた。

「どうした?」

「フライトスター、アイスストームをしばらく看護部屋に預けていいかしら?」

ラムぺルトはスパークフットと視線をかわした。状況が悪化したのだろうか。

「アイスストームの事で、何かあったのですか?」

白い戦士の話と聞いて、ブラッククローが心配そうな顔でいつの間にかそばにやってきた。

「ええ。彼女は心に傷を負っていて、混乱しているわ。それでしばらく治るまで世話をしたいの」

「お願いします、フライトスター」

ブラッククローは期待に目を見開き、子猫の様にすがりついた。相当必死なのだろう。

アイスストームに嫌われても愛するブラッククローを思い、ラムぺルトの心がちくりと痛んだ。

「いい案だと思う」レッドブリンドルが言った。

「そうだな、レッドブリンドルの言う通りだ」

フライトスターはパドルファーとブラッククローにうなずいた。

「よろしく頼むよ、パドルファー」

ブラッククローが少し嬉しそうな顔をした。

「よかったわね、お父さん」

パドルファーが族長に頭を下げて看護部屋に行くと、ラムぺルトはブラッククローに言った。

ブラッククローは嬉しそうにうなずいた。

ラムぺルトの心に、希望の光が差し込んだ気がした。

アイスストームもパドルファーのおかげで心の傷も癒えることだろう。

そして二匹は時が来たら和解するだろう。

テンペストクローとトゥリクルアイの関係も、いつか良くなるといいな。
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投稿 by ラッキークロー Sun Dec 04, 2016 6:31 pm

この章へのコメントは初めてですね、ラッキークローです。お久しぶりです(#^^#)

 ライトハートさんのこの名作もクライマックスに差し掛かっていることに、わくわくとともにちょっぴり寂しさも感じます。ですがやはり続きを楽しみにする心は抑えきれない!!

 ひっそりとおうえんしています(*´ω`*)
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投稿 by ライトハート Tue Dec 06, 2016 3:55 pm

ラッキークロー@LC wrote:この章へのコメントは初めてですね、ラッキークローです。お久しぶりです(#^^#)

 ライトハートさんのこの名作もクライマックスに差し掛かっていることに、わくわくとともにちょっぴり寂しさも感じます。ですがやはり続きを楽しみにする心は抑えきれない!!

 ひっそりとおうえんしています(*´ω`*)
お久しぶりです٩(ˊᗜˋ*)وそうですね、そろそろクライマックスですが、好評が良ければ二期もする予定ですのでそちらも是非!
応援、コメントありがとうございました!更新のやる気出ました(*‘ω‘ *)
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投稿 by ライトハート Wed Dec 07, 2016 12:57 pm

【第七章】


ラムぺルトはあくびをかみころしてキャンプの中央に座った。

キャンプは静まり返っている。月の輝きでそんなキャンプは照らされていた。

ラムぺルトの毛皮も、銀色に染まる。

異変がないか意識を集中させた。

だが、聞こえるのは気持ちよさそうな寝息だけだった。

もう何もないと思い、気が緩みそうになったその時、看護部屋から物音がした。

警戒して振り返ると、そこにはアイスストームがいた。

アイスストームは看護部屋の前であたりを確認した後、戦士部屋の裏に消えた。

その後に戦士部屋から意外な猫達が現れた。

ブラッククローとウォーターフラワーだ。

ラムぺルトはどきんとした。絶対何かがおかしい。嫌な予感がする。

この様子だと、狩りに行くわけでもなさそうだ。

ラムぺルトは急いで戦士部屋に入り、スパークフットを起こした。

「何?」スパークフットは眠たそうな声でつぶやくように言うと、頭をあげてこちらを見た。

「見張りをお願いできるかしら。用事ができちゃって」

スパークフットは目を丸くした。「いいのかい?仕事をほったらかしてまでの用事があるのかい?」

そう言った後、首を横に振った。「わかったよ。僕は君を疑うつもりはない。行っておいで」

「ありがとう、スパークフット」

次にあの二匹を起こしに行った。あまり時間がない。何が起こるかわからないが、なんとなくこの二匹を連れていかないといけない気がする。

「何の騒ぎよ?」

近くにいたトゥリクルアイとテンペストクローがムッとした表情でこちらを見た。

スパークフットはもう外で見張りをしてくれていた。

「あたしについてきて」ラムぺルトは鋭く言った。

「どうして君の命令を__」

テンペストクローがうなり声で言おうとしたが、みんなを起こしたくないので、口を塞いだ。

「お願い。後で説明するわ」

ラムぺルトは返事を待たずに外へ出て、あの三匹の戦士達の追跡をはじめた。
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投稿 by ライトハート Thu Dec 08, 2016 9:32 am

【第八章】


ラムぺルトは匂いをたどりながら白い戦士二匹に説明をした。

「アイスストームはあの二匹は存在していないっていう態度をとってたのに」

あの二匹とは、ブラッククローとウォーターフラワーの事だ。

テンペストクローの言葉に、ラムぺルトはうなずいた。

ウォーターフラワーとブラッククローはどうやら一緒に歩き、その先をアイスストームが歩いていたようだ。

その匂いは<グリーンフィールド>にある訓練をする空き地の近くまで匂っていた。

ラムぺルトは耳を動かし、何か聞こえないかと耳をすました。

すぐに猫の喋り声が聞こえたが、何と言っているのか聞き取れなかった。

「きっとアイスストームたちよ」ラムぺルトは小さな声で言った。

トゥリクルアイが不安そうな顔をした。「何を話しているのかしら」

もう少しじわじわ進むと、猫の声も大きくなった。

距離は少し近いが、ちょうど風の向きのおかげで自分達の存在に気が付いていない。

三匹はそっと茂みの影に隠れ、様子をうかがった。

ブラッククローがその音に気が付いたのか、警戒するような顔をして、口を開きかけた。

ラムぺルトはどきんとした。まさか、気が付かれちゃった?

「__聞いてる?まさか、私の言葉も聞かなくなったとはね」

アイスストームが冷ややかな声で言った。

ブラッククローがアイスストームに注意を戻したので、ラムぺルトは心の中でほっとした。

アイスストームは何かを茂みから取り出した。

葉っぱで薬草か何かをつつんでいるみたいだ。

アイスストームはそれを持ち出すと、二匹の足元に置いた。

「死のべりー…!」ウォーターフラワーが息を飲む音が聞こえた。

ラムぺルトの毛は逆立った。そのベリーはアイスストームに隠れて見えないが、

ウォーターフラワーが言うなら本当なのだろう。

それを食べたら体に毒が回り、命を落とすかもしれない実だ。

アイスストームはどうやってもってきたのだろう?

パドルファーは死のベリーを使った事がないので、看護部屋から持ち出せるはずがない。

「食べなさい!」アイスストームは怒鳴り声で言った。今までの怒りで我を忘れているようだ。

「あなた達の罪は重いわ。あたしを__いいえ、一族を裏切った罰よ!」

「それで私達が死んでどうなるというの?」

ウォーターフラワーは少し動揺していたが、落ちつきをはらい、穏やかな声で聞いた。

「死んだら?裏切り者が一族から消えるわ」

「そうだとしても私は__」

「いう通りにしなさい!」

ウォーターフラワーが口をはっと閉じた。

ブラッククローが動揺しているが、ウォーターフラワーを守ろうとした。

「もうやめてくれ、アイスストーム!ウォーターフラワーに罪はないよ!本当だ!」

「嘘をおっしゃい!」アイスストームはうなり、爪を出した。

「ウォーターフラワーは戦士の掟を破ったのよ。ウォーターフラワーも死んで当然だわ」

「お願いだ、アイスストーム」ブラッククローが疲れ果てた声で言った。

「どうしても言う事を聞けないのね?」

アイスストームは目をぐっと細めた。

「なら、力尽くで殺してやるわ」

アイスストームは戦う姿勢になり、ブラッククローに飛びかかった。



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投稿 by ライトハート Mon Dec 12, 2016 1:30 pm

【第九章】


二匹の戦士は取っ組み合いをはじめた。

ウォーターフラワーは耳を寝かせ、怯えた表情でその戦いをじっと見ていた。

ラムぺルトの傍にいたテンペストクローが毛を逆立て、激しくうなった後、爪を出して二匹の戦いに飛び込んだ。

アイスストームは怒りで目をぎらつかせ、ブラッククローを攻撃しようとした。

だが、テンペストクローの動きの方がはやかった。

二匹の戦いに割り込み、ブラッククローを庇った。

アイスストームは黒いブラッククローの肩ではなく、息子であるテンペストクローの肩を傷つけた。

テンペストクローは痛みに鋭い悲鳴をあげた。血しぶきがアイスストームの顔についた。

ブラッククローは身を震わせ、その場にうずくまった。

「わ、私としたことが・・・・・・・・」

自分のしている事に気が付いたのか、絶望した表情で戸惑いながら、二歩後ろに下がった。

「薬草を取りに言ってくるわ」

今まで怯えていたウォーターフラワーの顔は真剣になり、そっと言うとどこかへ行ってしまった。

トゥリクルアイがやってきて、テンペストクローの肩の傷を心配そうに見つめた。

「ああ、テンペストクロー・・・・ごめんなさい」

アイスストームは震えた声で言った。

「どうか許して」

「許さない」

意外な事に、テンペストクローはアイスストームを睨み付けた。

ラムぺルトはわけがわからずに白い戦士を見た。

テンペストクローは、ちらりとブラッククローを見た後、挑むように言った。

「ウォーターフラワーとブラッククローの行いを許し、ブラッククローと仲直りをしてからだ」

ラムぺルトはアイスストームの返事を待った。

気が付くと、ウォーターフラワーが薬草をもってきていた。

薬草を自分の足元にそっと置くと、頼み込むように言った。

「アイスストーム、どうかお願い。またあの頃の関係に、戻れないかしら」

「お願いだ、アイスストーム!」ブラッククローが必至に頼んだ。

アイスストームは戸惑った顔をしながら二匹を交互に見た。

そして最後に、テンペストクローの肩の傷を見た。

「ええ。あなた達がそう望むなら・・・・息子が、そして娘が・・・・そう望むなら」

アイスストームは少し間を置いた後、聞き取れないぐらい小さな声でこう言った。

「許してあげる」

ラムぺルトはほっとした。

殺意まで芽生えていた相手をアイスストームはようやく許してくれたのだ。

テンペストクローとトゥリクルアイが嬉しそうな表情になるのが見れた。

それを見たアイスストームの表情も、少し柔らかくなっていた。

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投稿 by ライトハート Mon Dec 12, 2016 1:43 pm

【第十章】


ラムぺルトは目を覚ました。あれから一日が経った。

テンペストクローの怪我は大丈夫だろうか。

様子を見に行こう。

そう思い、ラムぺルトはスパークフットを見た。

彼が起きるまで、しばらく時間はあるだろう。

ラムぺルトはそっと部屋から出ようとすると、ハサックテイルとランドクローが眠たそうにやってきた。

二匹がラムぺルトに挨拶をし、寝床に戻ったのを見てラムぺルトは驚いた。

二匹は、私に対する態度が変わったのだろうか。


看護部屋に入ってみると、トゥリクルアイがいた。

テンペストクローに何か喋っていたが、ラムぺルトの存在に気が付くと喉を鳴らしてくれた。

「お見舞いに来てくれたのか」

テンペストクローは寝床で横になっていたが、頭だけ起こした。

「さっき、あの三匹が狩りに出かけたんだ」

あの三匹は、言わなくても誰だかすぐにわかった。

ラムぺルトは三匹が仲直りしてくれてうれしくなった。

自分達の仲も、言葉にしなくてもいつの間にか直っていた。

「怪我、大丈夫なの?」

「大丈夫さ。しばらく狩りやパトロールは出来なくなるが、すぐ治るってパドルファーに言われたよ」


お見舞いが終わった後、ラムぺルトはスパークフットを見つけた。

スパークフットは獲物置場から二匹のネズミを取っているところだった。

「よう、ラムぺルト」

ラムぺルトが近づくと、スパークフットはネズミを一匹足元に置いた。

「君の分だ」

「ありがとう」

ラムぺルトはそう言いながら、ずっと隠している事を話すか悩んだ。

実は、お腹の中に子猫がいる気がするのだ。

まだパドルファーに診てもらってないが、そう感じる。

「食べろよ」

自分がもうすぐで父親になるのを知らないのか、何も気が付かずにいつも通り接してきた。

ラムぺルトはうなずき、スパークフットからもらった獲物を食べ始めた。





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投稿 by ライトハート Mon Dec 12, 2016 1:53 pm

【第十一章】


あれから時は流れた。

ある日の晩、パドルファーは保育部屋を出た。

ラムぺルトがスパークフットとの間に子猫を三匹産んだのだ。

パドルファーは真夜中をまわった後、ようやく寝れた。

パドルファーは自分の部屋に戻り、寝床で丸くなった。

そのうち疲れが波のようにおしよせ、パドルファーを夢の中へと導いた。

目をゆっくりと開けると、この世の物とは思えないほど空き地が星の光で輝いていた。

すぐに夢の中で、スター族の狩場だとわかった。

だが、いつもと様子が違う。

怯えた匂いがただようが、猫の姿は一匹もいない。

不意に地面がぐらりと大きく揺れ、滝や怪物のうなり声よりも大きな音がした。

パドルファーは目を閉じ、本能的に地面に身を伏せた。

「部族は近い将来、崩壊する」

その一言が頭の中にガンガン響いた。

パドルファーは怖くなり、はっと目が覚めた。

震えて怯えた体で看護部屋から顔を出した。

空き地はいつも通り活発で、猫達は幸せそうな表情だ。

ここからどんな危険が待ち受け、部族を崩壊してしまうのだろうか。


                    
                   END
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投稿 by ライトハート Mon Dec 12, 2016 1:56 pm

【後書き】


こんにちは、ライトハートです。今回の章、どうですか??少し短いですが、無事仲直りが出来ました。
本当はもっと時間をかけたかったのですが、私の文章力ではどうする事も出来ませんwww
次でこのシリーズもラストとなります。ここまで応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
次の作品も是非、見てくださると幸いです。
もし好評が良ければ、二期も挑戦してみようかな、と考え中です!
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投稿 by ライトプール Wed Dec 14, 2016 4:07 pm

完結おめでとうございます!
ラムぺルトが無事に子猫を産めたようなのでよかったです^^
そしてこの後、部族はどうなってしまうのか…。気になります!
次でラストですか…楽しみにしています!
ニ期も読みたいです♪頑張ってください!

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投稿 by ライトハート Thu Dec 15, 2016 4:42 pm

ライトプール wrote:完結おめでとうございます!
ラムぺルトが無事に子猫を産めたようなのでよかったです^^
そしてこの後、部族はどうなってしまうのか…。気になります!
次でラストですか…楽しみにしています!
ニ期も読みたいです♪頑張ってください!

次はいつもどおり色々とおかしいですが読んでくださると幸いです!
二期、頑張ってみようかなと思います(*'ω'*)(まだ決まってませんが)
コメントありがとうございました!!
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