セイレーンを守る者~運命を書き換えるための旅へ
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セイレーンを守る者~運命を書き換えるための旅へ
セイレーンって知ってる?
セイレーンの唄を聴けば、みんな眠ってしまうの
セイレーンは美しい
同時に恐ろしい
唄で眠らせて、命を奪ってしまう
セイレーンは、迫害された
セイレーンは、忘れ去られた
だが、今ここに、セイレーンに取り憑かれた少女が生まれた
セイレーンの唄を聴けば、みんな眠ってしまうの
セイレーンは美しい
同時に恐ろしい
唄で眠らせて、命を奪ってしまう
セイレーンは、迫害された
セイレーンは、忘れ去られた
だが、今ここに、セイレーンに取り憑かれた少女が生まれた
登場猫紹介
・リディア
銀白の雌猫
目は黒
・不知火
白にオレンジの渦状の模様がある
目は光や、角度によって違って見える
本人は、この目のことをラブラドライトの目と呼んでいる
更新中
銀白の雌猫
目は黒
・不知火
白にオレンジの渦状の模様がある
目は光や、角度によって違って見える
本人は、この目のことをラブラドライトの目と呼んでいる
更新中
最終編集者 フェンリルハート [ Sun Apr 03, 2016 12:10 am ], 編集回数 2 回
プロローグ
いつもの、何気ない日々が…ある日突然変わった___
~罪なんてないのに
奴らを殺せ!!!!!!
~どうして…?
生かすな!!!
~やめて!
奴らは危険だ‼
~違う
何がセイレーンだ!ただの悪魔じゃないか
~私たちは何もしてない
あぁ、崩れていく
定まっていたはずの運命が…
どうして全て奪ってしまうの?
たったひとりの少女は、壊れていく
~アッハハ、ねェ誰か幸せチョーダイ?
~罪なんてないのに
奴らを殺せ!!!!!!
~どうして…?
生かすな!!!
~やめて!
奴らは危険だ‼
~違う
何がセイレーンだ!ただの悪魔じゃないか
~私たちは何もしてない
あぁ、崩れていく
定まっていたはずの運命が…
どうして全て奪ってしまうの?
たったひとりの少女は、壊れていく
~アッハハ、ねェ誰か幸せチョーダイ?
1-1
「リディア、お前の夢って何だ?」
「…何でも守れるようになることかな?」
幼き日々の記憶。
嘗て交わしたコトバ。
今ではもう、ただの思い出にすぎないのに…。
誰にも知られてはならなかった。
私が生きていることは。
それでも私は貴方を信じた。
ここは、太陽の終焉の地。
彼女はここで流れ星を待つ。
帰ることがない星を。
___さぁ、いらっしゃい。貴方のお悩み聴かせてちょうだい?
「…何でも守れるようになることかな?」
幼き日々の記憶。
嘗て交わしたコトバ。
今ではもう、ただの思い出にすぎないのに…。
誰にも知られてはならなかった。
私が生きていることは。
それでも私は貴方を信じた。
ここは、太陽の終焉の地。
彼女はここで流れ星を待つ。
帰ることがない星を。
___さぁ、いらっしゃい。貴方のお悩み聴かせてちょうだい?
1-2
湿った森林に、たった一匹の雌猫が棲む。
彼女は漆黒の眼差しで、一点を見つめる。
普通なら何も見えない。
けど…
「出ていらっしゃい」
彼女がそう言うと、彼女の周りに無数の光が集まり始めた。
これは魂だった。
肉体から離れて、成仏できない魂。
霊能者…とでも言おうか。
「いい加減纏わりつくのやめてよ」
違った。
彼女はその魂を消し始めた。
歌で。
セイレーンが歌う歌は、相手を眠らせて死へと導く。
彼女は霊能者ではなく…セイレーンだった。
「私の名はリディア。覚えておきなさい」
吐き捨てるように立ち去った。
彼女は力を乱用しすぎている。
以前まではそんなことはなかったのだ。
しっかりと制御出来ていて、こんなことに使うような猫ではなかった。
少し前、彼女を変える出来事が起きた。
彼女は漆黒の眼差しで、一点を見つめる。
普通なら何も見えない。
けど…
「出ていらっしゃい」
彼女がそう言うと、彼女の周りに無数の光が集まり始めた。
これは魂だった。
肉体から離れて、成仏できない魂。
霊能者…とでも言おうか。
「いい加減纏わりつくのやめてよ」
違った。
彼女はその魂を消し始めた。
歌で。
セイレーンが歌う歌は、相手を眠らせて死へと導く。
彼女は霊能者ではなく…セイレーンだった。
「私の名はリディア。覚えておきなさい」
吐き捨てるように立ち去った。
彼女は力を乱用しすぎている。
以前まではそんなことはなかったのだ。
しっかりと制御出来ていて、こんなことに使うような猫ではなかった。
少し前、彼女を変える出来事が起きた。
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