戦風が涙を包むから 2-1の少し前
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戦風が涙を包むから 2-1の少し前
鈴を鳴らすような音とともに葉から滑り落ちた雫が水面を跳ねる
湖の深くで少女は自らが水と一体となるのを感じた。少女の心に絹のような旋律が響く。
少女はその音を、その唄を聞いた。
終わりは始まり 始まりは終わり
廻り 巡る 季節の中で
私は始まりの場所で待つ
信じる者のいる場所に
太陽の沈む果ての先へいつか辿り着くまでは
****
陸へと戻った少女の体から水が滴る。
「あにっ…」少女の声を一匹の猫が制止する。
「ああ。行き先が決まったな。」
猫はそう言って心配そうに辺りを見回した。
「お前は少し休め。何かあったら起こす。」
少女はその言葉にそっと息をはき、体を横にする。
太陽の最後の光が少女の毛皮を黄金色に染めていた。
最終編集者 夜月 [ Sun Mar 06, 2016 12:12 pm ], 編集回数 1 回
夜月- 見習い
- 投稿数 : 17
Join date : 2015/12/20
所在地 : 太陽の昇る国
Re: 戦風が涙を包むから 2-1の少し前
戦風が涙を包むからーそよかぜがなみだをつつむからー
久々に小説を書きます!夜月です。
あんまり続かないと思います。
あと私がだいぶ厨二脳なのでそんな感じの内容だと思います←
よろしくお願いします!
キャラ崩壊があるので注意してください!
登場猫
ソーレルポー
サンダー族の少女。好奇心旺盛なやんちゃガール。
ブラクンファー
サンダー族の戦士猫。仲間思いな優しい戦士。
幼獣族ー日のもとの国の部族
風凛[ふうり]
幼獣族の少女。
朧月[おぼろづき]
幼獣族の少年。
久々に小説を書きます!夜月です。
あんまり続かないと思います。
あと私がだいぶ厨二脳なのでそんな感じの内容だと思います←
よろしくお願いします!
キャラ崩壊があるので注意してください!
登場猫
ソーレルポー
サンダー族の少女。好奇心旺盛なやんちゃガール。
ブラクンファー
サンダー族の戦士猫。仲間思いな優しい戦士。
幼獣族ー日のもとの国の部族
風凛[ふうり]
幼獣族の少女。
朧月[おぼろづき]
幼獣族の少年。
最終編集者 夜月 [ Wed Mar 30, 2016 2:07 pm ], 編集回数 2 回
夜月- 見習い
- 投稿数 : 17
Join date : 2015/12/20
所在地 : 太陽の昇る国
Re: 戦風が涙を包むから 2-1の少し前
新小説おめでとうございます!始めまして、ウィンターリーフです。
素敵な予言ですね!
「終わりは始まり 始まりは終わり」なんかが神秘的(?)で素敵だなーと感じました。
全体的に素敵です!是非ともこんな文を書きたい……っ!
応援してます(o^^o)お互い頑張りましょう☆
素敵な予言ですね!
「終わりは始まり 始まりは終わり」なんかが神秘的(?)で素敵だなーと感じました。
全体的に素敵です!是非ともこんな文を書きたい……っ!
応援してます(o^^o)お互い頑張りましょう☆
ウィンターリーフ@冬葉- 年長戦士
- 投稿数 : 140
Join date : 2015/06/20
所在地 : 北国
Re: 戦風が涙を包むから 2-1の少し前
ウィンターリーフさん
コメントありがとうございます!
はじめまして!
これからも少しずつ更新していくのでよろしくお願いします。
これからも仲良くしてください!
お互い頑張りましょう!
コメントありがとうございます!
はじめまして!
これからも少しずつ更新していくのでよろしくお願いします。
これからも仲良くしてください!
お互い頑張りましょう!
夜月- 見習い
- 投稿数 : 17
Join date : 2015/12/20
所在地 : 太陽の昇る国
第一章 嵐の前は麗らかで…
第一章 嵐の前は麗らで…
暖かい光が一匹猫を包んでいた。猫は柔らかい草の上でごろりと寝返りをうった。猫のその太陽のような金色の毛皮が光に包まれて輝きをます。
小鳥が小さな声でなく。 猫は小鳥のなく小さな音を聞きゆっくりと耳を動かした。そしてゆっくりと寝床を起き上がり眠気を払うように首を振った。
周りで眠る猫たちに気をつけながらゆっくりと戦士部屋を抜け出す。
猫は太陽の光に目を瞬かせゆっくりと伸びをした。と、突然脇腹に衝撃が走る。猫は驚いて自分の脇腹にぶつかってきたものを見つめた。
「おはようございます!ブラクンファー!」
と脇腹にぶつかってきた猫が言った。
ブラクンファーと呼ばれた猫はおはようと返して辺りを見回す。
「誰も起きてないのか?」
「はい、あたし早く起きちゃってぼーっとしてたら先輩が起きたってわけです。」
それから猫はゆっくりと言った。「ブラクンファー、一緒に狩りに行きません?」
午前は予定がないな、ブラクンファーはぼんやりと考えた。戦士部屋へ顔だけを入れ、ぐっすりと眠るショウガ色の猫をつついて起こす。
「サンドストーム、ソーレルポーを借りますよ、」
サンドストームと呼ばれた猫は軽く返事をし、すぐに寝息を立て始めた。
「先輩!サニングロックスに行きましょう!」ソーレルポーは声を弾ませてそう言った。
ブラクンファーは大量に捕まえた獲物の山を満足そうに眺めていた。
太陽はだいぶ上に登っている。
もう帰らないと、ブラクンファーはそう思いソーレルポーの方を振り返った。
と、ブラクンファーは驚いて目を見張った。木々の間に猫が倒れているのが見える。
ソーレルポーも気がついたようで、猫の方に向かって駆け出していった。
「ブラクンファー‼︎先輩⁈こんな所に猫が…⁈」ソーレルポーの声が森にこだまする。
「ぶ、ブラクンファー‼︎この猫怪我してます!」ソーレルポーの叫びにブラクンファーは慌てたように駆け出した。
暖かい光が一匹猫を包んでいた。猫は柔らかい草の上でごろりと寝返りをうった。猫のその太陽のような金色の毛皮が光に包まれて輝きをます。
小鳥が小さな声でなく。 猫は小鳥のなく小さな音を聞きゆっくりと耳を動かした。そしてゆっくりと寝床を起き上がり眠気を払うように首を振った。
周りで眠る猫たちに気をつけながらゆっくりと戦士部屋を抜け出す。
猫は太陽の光に目を瞬かせゆっくりと伸びをした。と、突然脇腹に衝撃が走る。猫は驚いて自分の脇腹にぶつかってきたものを見つめた。
「おはようございます!ブラクンファー!」
と脇腹にぶつかってきた猫が言った。
ブラクンファーと呼ばれた猫はおはようと返して辺りを見回す。
「誰も起きてないのか?」
「はい、あたし早く起きちゃってぼーっとしてたら先輩が起きたってわけです。」
それから猫はゆっくりと言った。「ブラクンファー、一緒に狩りに行きません?」
午前は予定がないな、ブラクンファーはぼんやりと考えた。戦士部屋へ顔だけを入れ、ぐっすりと眠るショウガ色の猫をつついて起こす。
「サンドストーム、ソーレルポーを借りますよ、」
サンドストームと呼ばれた猫は軽く返事をし、すぐに寝息を立て始めた。
「先輩!サニングロックスに行きましょう!」ソーレルポーは声を弾ませてそう言った。
ブラクンファーは大量に捕まえた獲物の山を満足そうに眺めていた。
太陽はだいぶ上に登っている。
もう帰らないと、ブラクンファーはそう思いソーレルポーの方を振り返った。
と、ブラクンファーは驚いて目を見張った。木々の間に猫が倒れているのが見える。
ソーレルポーも気がついたようで、猫の方に向かって駆け出していった。
「ブラクンファー‼︎先輩⁈こんな所に猫が…⁈」ソーレルポーの声が森にこだまする。
「ぶ、ブラクンファー‼︎この猫怪我してます!」ソーレルポーの叫びにブラクンファーは慌てたように駆け出した。
最終編集者 夜月 [ Wed Mar 30, 2016 2:06 pm ], 編集回数 1 回
夜月- 見習い
- 投稿数 : 17
Join date : 2015/12/20
所在地 : 太陽の昇る国
第二章 東風のモノ
第二章 東風のモノ
ソーレルポーはふわっと漂う風を感じながら静かに腰を下ろした。族長の部屋ってこんなのなのね、そんなことを思いながら部屋の中央に座る一匹の猫を見た。
「君はどこから来たんだい?」ファイアスターはその、傷だらけの猫に向かって聞いた。
傷だらけの猫、ソーレルポーとブラクンファーがみつけたその猫は黒い毛皮と青銀の瞳を持つ、朧月という名の雄猫だった。
「はい。日の昇る方角より来ました。」朧月は、答える。ひかるその目はファイアスターを捕らえ何を考えているのかわからない。
ソーレルポーはちらっと横に目をやった。ブラクンファーが緊張した顔でファイアスターを見つめている。
「あなたは誰かに襲われたの?」シンダーペルトが口を開いた。
まさにそのその刹那だった。キャンプに驚きの声と悲鳴が響いた。
ソーレルポーはぎょっとして立ち上がる。ファイアスターが族長部屋を急いで出て行くのが見える。ソーレルポーも族長のあとを追う。
キャンプを見回したソーレルポーは口を開けて固まってしまった。
"狐だっ___!!!!!
心の中で警報が響き渡る。
狐はキャンプの中を何かを探すように見回していた。
戦士猫達は狐を威嚇しつつ子猫や長老達を安全なところへと連れて行っていた。
「子猫を運ぶのを手伝ってこい。」ブラクンファーがソーレルポーにいう。ソーレルポーはうなづいて子猫を運ぶ母猫達の方へと駆け出した。
その時だったのだ。
「風凛っっ!!!!!!」
その声はキャンプいっぱいに響いた。
その声の大きさに驚いて声を発したものの方を振り返った。ソーレルポーの目に映ったのは黒い毛皮の猫。
そう、朧月だ。
ソーレルポーはふわっと漂う風を感じながら静かに腰を下ろした。族長の部屋ってこんなのなのね、そんなことを思いながら部屋の中央に座る一匹の猫を見た。
「君はどこから来たんだい?」ファイアスターはその、傷だらけの猫に向かって聞いた。
傷だらけの猫、ソーレルポーとブラクンファーがみつけたその猫は黒い毛皮と青銀の瞳を持つ、朧月という名の雄猫だった。
「はい。日の昇る方角より来ました。」朧月は、答える。ひかるその目はファイアスターを捕らえ何を考えているのかわからない。
ソーレルポーはちらっと横に目をやった。ブラクンファーが緊張した顔でファイアスターを見つめている。
「あなたは誰かに襲われたの?」シンダーペルトが口を開いた。
まさにそのその刹那だった。キャンプに驚きの声と悲鳴が響いた。
ソーレルポーはぎょっとして立ち上がる。ファイアスターが族長部屋を急いで出て行くのが見える。ソーレルポーも族長のあとを追う。
キャンプを見回したソーレルポーは口を開けて固まってしまった。
"狐だっ___!!!!!
心の中で警報が響き渡る。
狐はキャンプの中を何かを探すように見回していた。
戦士猫達は狐を威嚇しつつ子猫や長老達を安全なところへと連れて行っていた。
「子猫を運ぶのを手伝ってこい。」ブラクンファーがソーレルポーにいう。ソーレルポーはうなづいて子猫を運ぶ母猫達の方へと駆け出した。
その時だったのだ。
「風凛っっ!!!!!!」
その声はキャンプいっぱいに響いた。
その声の大きさに驚いて声を発したものの方を振り返った。ソーレルポーの目に映ったのは黒い毛皮の猫。
そう、朧月だ。
夜月- 見習い
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