月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
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月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
ヘザーストームです。こちらのトピックにはちくわ猫さんとの小説を投稿していましたが、ヘザーストームの投稿した記事は全て削除済みになります。
最終編集者 ヘザーストーム [ Sat Jan 30, 2021 1:32 pm ], 編集回数 3 回
ヘザーストーム- 副長
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Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
!!!こんにちはっ!
題名がとっても素敵ですね( ´罒`)
そして、ちくわ猫sとコラボとは…ww期待が膨らみますねw
楽しみにしていますーw
題名がとっても素敵ですね( ´罒`)
そして、ちくわ猫sとコラボとは…ww期待が膨らみますねw
楽しみにしていますーw
ジェイホープ- 年長戦士
- 投稿数 : 179
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Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
ふふふふふふふ。これからも応援お願いしますね!!(➡おい
ちくわ猫- 年長戦士
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所在地 : ちくわ星ちくわ町ちくわ番地 ちくわの湧き出る泉の近く。最近ちくわがよく降る。
ヘザーストーム- 副長
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Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
ありがとうございます(^^)題名素敵…⁉うれしいですo(^▽^)oジェイホープ wrote:!!!こんにちはっ!
題名がとっても素敵ですね( ´罒`)
そして、ちくわ猫sとコラボとは…ww期待が膨らみますねw
楽しみにしていますーw
ちくわさんも言ってましたがこれからも応援よろしくです!
ヘザーストーム- 副長
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Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
序章 ────光の相談────
森は、しんと静まり返っていた。
空には大きな月が光っている。だが、雲によって、その光はさえぎられた。
が。真っ暗な空に、光。光は二つに増え、三つに増える。真っ暗だった空は、光にあふれていた。
「なにかがおきる」光がつぶやく。
「なにが起きるんだ」さっきと違う光が言う。
「俺にも分からない、燕光」光は言う。
「とにかく森の猫たちに危機が起こるんだな、志光」燕光が言った。
「だがどうやって伝えるべきか・・・」と、もう一つの光。「そうだ、猫を一匹遣わそう」そう言うと、光は去っていった。
「だが、誰にする」燕光はつぶやく。「まったく、雪光は。一番肝心なコトを言わずに帰るんだから…」
「それは、あいつがいい、あいつがいい。」志光が言った。
そして宙にある猫を映す。
「そうだ、そいつがいい、そいつがいい。」燕光は言う。「そいつを城に向かわせよう」
「じゃあ、その猫にはどうやって伝えるの?森へ来い、と。なにかが起こる、と。」どこからともなく現れた猫が言う。
「夢、夢を見せよう、桜光」志光は言う。「言うんだ。この猫……錆の夢に現れて」
「賛成、賛成。」空の光が声を揃えて言う。
「じゃあ、誰が行く、誰が行く」燕光が叫ぶ。
誰も、なにも言わなかった。
「……………」
沈黙を破ったのは、眩し過ぎる光だった。
「俺が行きたい!」
「鬼光…か」志光は飽きれたように言った。そしてぼそっと呟いた。「そうだな、五月蝿いお前はどこかへ行ってもらおうか。」
「皆、賛成か、反対か」燕光が言った。
皆、ぼそぼそ賛成した。鬼光は不満そうだった。
「でも、この役目は星城に伝えてもらえば良くないか?」
その発言に、光たちは驚いた。「霊光さま!」
霊光は尻尾をさっと振って喋り始めた。「そんな驚くな。おれは星城に頼んで錆に夢を見せてもらって、森に来てもらおうと思う。もしかしたら、錆に『なにか』を対処できる力があるかもしれない、と思うんだ。」
志光は「なるほど」と声を上げた。燕光も「…霊光さまがそこまで言うのなら…」と同意した。
ただ、鬼光は賛成しなかった。だが、反対の声を上げることも、文句を言おうともしなかった。
「じゃあ、星城に頼んで錆に夢を見せてもらい、森へこさせる!それでいいな!」
そして光は去り、森は闇に包まれた。
森では一陣の風が吹き、なにかがおきようとしていた。
霊光は星城に夢を見せるよう頼んだが、『なにか』については話さないよう、星城に念を押したらしい
森は、しんと静まり返っていた。
空には大きな月が光っている。だが、雲によって、その光はさえぎられた。
が。真っ暗な空に、光。光は二つに増え、三つに増える。真っ暗だった空は、光にあふれていた。
「なにかがおきる」光がつぶやく。
「なにが起きるんだ」さっきと違う光が言う。
「俺にも分からない、燕光」光は言う。
「とにかく森の猫たちに危機が起こるんだな、志光」燕光が言った。
「だがどうやって伝えるべきか・・・」と、もう一つの光。「そうだ、猫を一匹遣わそう」そう言うと、光は去っていった。
「だが、誰にする」燕光はつぶやく。「まったく、雪光は。一番肝心なコトを言わずに帰るんだから…」
「それは、あいつがいい、あいつがいい。」志光が言った。
そして宙にある猫を映す。
「そうだ、そいつがいい、そいつがいい。」燕光は言う。「そいつを城に向かわせよう」
「じゃあ、その猫にはどうやって伝えるの?森へ来い、と。なにかが起こる、と。」どこからともなく現れた猫が言う。
「夢、夢を見せよう、桜光」志光は言う。「言うんだ。この猫……錆の夢に現れて」
「賛成、賛成。」空の光が声を揃えて言う。
「じゃあ、誰が行く、誰が行く」燕光が叫ぶ。
誰も、なにも言わなかった。
「……………」
沈黙を破ったのは、眩し過ぎる光だった。
「俺が行きたい!」
「鬼光…か」志光は飽きれたように言った。そしてぼそっと呟いた。「そうだな、五月蝿いお前はどこかへ行ってもらおうか。」
「皆、賛成か、反対か」燕光が言った。
皆、ぼそぼそ賛成した。鬼光は不満そうだった。
「でも、この役目は星城に伝えてもらえば良くないか?」
その発言に、光たちは驚いた。「霊光さま!」
霊光は尻尾をさっと振って喋り始めた。「そんな驚くな。おれは星城に頼んで錆に夢を見せてもらって、森に来てもらおうと思う。もしかしたら、錆に『なにか』を対処できる力があるかもしれない、と思うんだ。」
志光は「なるほど」と声を上げた。燕光も「…霊光さまがそこまで言うのなら…」と同意した。
ただ、鬼光は賛成しなかった。だが、反対の声を上げることも、文句を言おうともしなかった。
「じゃあ、星城に頼んで錆に夢を見せてもらい、森へこさせる!それでいいな!」
そして光は去り、森は闇に包まれた。
森では一陣の風が吹き、なにかがおきようとしていた。
霊光は星城に夢を見せるよう頼んだが、『なにか』については話さないよう、星城に念を押したらしい
ちくわ猫- 年長戦士
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所在地 : ちくわ星ちくわ町ちくわ番地 ちくわの湧き出る泉の近く。最近ちくわがよく降る。
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Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
第二章─── 森の猫 ───
錆は森を歩いていた。しっとりと湿った地面が、たまらなく心地良い。
(やっぱり家よりも涼しいんだな。)錆は思った。森のにおいを体いっぱいに吸い込むと、錆は歩き出した。
と、その時、錆の目の前を太ったネズミがちょろちょろと駆けていった。(チャンスだ!)錆は音をたてないようにそっと屈む。
ネズミはまだ錆に気づいていないようだった。すり足でそろそろと近づくと、飛びかかろうと身構えた。
すると、後ろから何だかがさがさと音がする。錆ははっとして後ろを振り向いたが誰もいない。
気づくとネズミは逃げて行ってしまっていた。
錆は舌打ちをすると、他にもネズミがいないか探してみた。そんな錆の前の茂みの隙間から、真っ赤な尻尾が見えた。
その尻尾が急に気になってきた錆は、尻尾を眼で追った。
そのとたん、後ろから灰色の塊が飛びついてきた。急に飛びつかれ、驚いた錆は、体を振り回した。
しかし、逆に自分がフっ飛ばされてしまった。イバラの茂みに顔を突っ込んでいた錆は起き上がると、口に入ったイバラを吐いた。
向き直ると錆は、ぎこちなく構えた。見るとそれは、自分といくらも変わらない灰色の雄の子猫だった。
相手は襲いかかってくると、錆の顔を引っかこうとした。そんな彼の眼に一瞬憎しみと憎悪の色が、錆には見えた気がした。
錆は彼の攻撃を避けながら、この場で勝つ方法を必死になって考えた。
”「彼処には山猫が住み着いてるんだヨ!いーーーーーーーっつも、ちぃーーーーーーーっちゃな
一匹のネズミを巡ってケンカしてるんダ。そして古くなっタ獲物の骨デ爪を研ぐんダ…」”
錆の頭の中で、しみのそんな声が響いた。
錆は弱気になりそうな自分の体を必死で励ました。
更新遅くてスミマセン・・・(´・ω・`)
錆は森を歩いていた。しっとりと湿った地面が、たまらなく心地良い。
(やっぱり家よりも涼しいんだな。)錆は思った。森のにおいを体いっぱいに吸い込むと、錆は歩き出した。
と、その時、錆の目の前を太ったネズミがちょろちょろと駆けていった。(チャンスだ!)錆は音をたてないようにそっと屈む。
ネズミはまだ錆に気づいていないようだった。すり足でそろそろと近づくと、飛びかかろうと身構えた。
すると、後ろから何だかがさがさと音がする。錆ははっとして後ろを振り向いたが誰もいない。
気づくとネズミは逃げて行ってしまっていた。
錆は舌打ちをすると、他にもネズミがいないか探してみた。そんな錆の前の茂みの隙間から、真っ赤な尻尾が見えた。
その尻尾が急に気になってきた錆は、尻尾を眼で追った。
そのとたん、後ろから灰色の塊が飛びついてきた。急に飛びつかれ、驚いた錆は、体を振り回した。
しかし、逆に自分がフっ飛ばされてしまった。イバラの茂みに顔を突っ込んでいた錆は起き上がると、口に入ったイバラを吐いた。
向き直ると錆は、ぎこちなく構えた。見るとそれは、自分といくらも変わらない灰色の雄の子猫だった。
相手は襲いかかってくると、錆の顔を引っかこうとした。そんな彼の眼に一瞬憎しみと憎悪の色が、錆には見えた気がした。
錆は彼の攻撃を避けながら、この場で勝つ方法を必死になって考えた。
”「彼処には山猫が住み着いてるんだヨ!いーーーーーーーっつも、ちぃーーーーーーーっちゃな
一匹のネズミを巡ってケンカしてるんダ。そして古くなっタ獲物の骨デ爪を研ぐんダ…」”
錆の頭の中で、しみのそんな声が響いた。
錆は弱気になりそうな自分の体を必死で励ました。
更新遅くてスミマセン・・・(´・ω・`)
最終編集者 ちくわ猫 [ Tue Aug 30, 2016 5:52 pm ], 編集回数 3 回
ちくわ猫- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2016/04/23
所在地 : ちくわ星ちくわ町ちくわ番地 ちくわの湧き出る泉の近く。最近ちくわがよく降る。
Re: 月に忍ぶ者達~裏切りの恋愛~[半分削除済み]
ライトプールs、ありがとうございます!!(感激・・・ライトプール wrote:すごいです!
猫たちの名前が漢字なのがめっちゃカッコイいです♪
更新ガンバってください!!!
相変わらず私のペースは亀以下ですが、頑張ります!
(実は名前は全部ヘザーストームさんが考えたんですよ!)
ちくわ猫- 年長戦士
- 投稿数 : 152
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所在地 : ちくわ星ちくわ町ちくわ番地 ちくわの湧き出る泉の近く。最近ちくわがよく降る。
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