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騒動(サンダー族)   

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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 11:55 am

本家のキャラクターを使ってみたかっただけです。ノートに書かずにぶっつけ本番で載せる予定なので訂正が多くなると思われます。
大丈夫、終わる・・・筈・・・です。
時期は4期のどこか・・・ダヴウィングたちは戦士になった後、ホリーリーフ復活よりは前です。

 看護部屋のプロローグ

 諸事情あって非常に疲れた、ついでにびしょ濡れの体を引きずってジェイフェザーがようやく看護部屋に戻ってくると、さらに頭を抱えたくなるような事態が待ち受けていた。
「あ、ジェイフェザー、お帰りなさい!」
 ごまかし笑いを浮かべているようで、声だけは元気なブライアーライトと、
「何だよ、これは・・・」
 散らかされた薬草たち・・・いや、薬草たちだったもの、か?見えないから実際に様子は分からないがとりあえずひどい状態の薬草たち。
「えーっ、と、ですね、ああジェイフェザー待って怒らないで!色々あったんです!」
「どう色々あったらこうなるんだ!」
 何とか誤魔化そうという気持ちがひしひしと伝わってくる。その気持ちが伝わってきている時点で誤魔化すなど出来ないが。
「昨晩、ジェイフェザーが月の池に行っている間、グレーストライプとマウスウィスカーが来たんですよ」
「・・・それだけで?」
「それだけです」
 その二匹に関してはジェイフェザーもやや心当たりがあるが、とりあえずはブライアーライトに薬草の大切さについて説教しておいた。
「じゃあ、ぼくは薬草を取ってくるからな」
 休ませてくれ、と思いながらジェイフェザーは立ち上がった。まだ暖かいから、風邪をひく心配は無さそうなのが不幸中の幸いと言うべきか。
「手伝いましょうか?」
「・・・ああ、そうだな」
 ジェイフェザーは少し考えを巡らせてから頷いた。
 ブライアーライトに手伝ってもらえるなら、いや当然の報いとして手伝わせるのだが、もう一つ済ませたい事がある。
 昨晩何があったのか知っておきたい。


最終編集者 スカイソング★ [ Thu Feb 29, 2024 5:50 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:33 pm

1.クラウドテイルのお伽話

「昨晩はキャンプの見張り番だったぞ?変わったことは特に・・・いや、あるにはあったか。
 まず、グレーストライプが看護部屋に向かって走って行っているのを見たな。何をやっていたのか気になるところだ。パトロール隊を見送ってからしばらくの後だったな。
 それから・・・看護部屋から叫び声が聞こえてきたが何があったのかはお前の方がよく知ってるだろ。グレーストライプは後からキャンプを出て行っていたな。
 マウスウィスカーが駆け込んでくるのも見た。あいつはパトロール隊に参加していた筈なんだが。
 そのあとは特に何もなかった。やや眠くて少しぼうっとしてしまっていたんだが、ふと空を見上げた時に星がよく見えた。
 もちろん俺はスター族を信じていない。どうせ長老や看護猫たち・・・あ、悪い・・・が見習いに言い聞かせようと作った話なんだろうと思っている。
 なんで皆はスター族を信じているんだろうな、いる訳はないのに、とでもつぶやいたんだったか。そんなことはない、という誰かの声が聞こえていたんだ。
 さっきも言ったように眠かったから幻聴か何かだろうと思った。誰かの声に似ていた気もするが覚えていないな。
 だが、そのあともとぎれとぎれにだが声が聞こえてきた。ええと・・・いつも見守っている、君は熱心に働いている、ずっと見ていた、嘘じゃない信じろ、とか何とか。
 まさかと思いながらまた星を見上げたら。きらきらした銀色の何かが空を流れるのを見たんだ。後から聞いたけど、昨日は流れ星なんて降っていないそうだ。つまり、俺にだけ見えたのか?
 少しだけ、スター族はいるかもしれないと思ったよ」
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:36 pm

2.アイヴィープールの怪奇譚

「昨晩のことは、正直思い出したくない位なんですけど・・・。
ええ、パトロールに行ってました。出発がいつもより少し遅くなってしまって、皆急いでました。ソーンクローとマウスウィスカー、それにトードステップと私です。
 キャンプを出てからしばらくは順調に進んでいたんです。けど、二本足の住処の前を通りかかったとき、ええ、あなたが薬草を育ててるあそこです、中から妙な物音がして・・・ソーンクローが調べようって言いました。
 中に入って、音のした方を追いかけたら、もう何もありませんでした。なんだか不気味だと思っていたら、トードステップがもう出たいって言ってくれたから、みんなで賛成して、入ってきた所・・・壁の木のぼろぼろになって穴が開いた所があったので・・・に戻ったんです。
 そうしたら!いつの間にか穴が塞がれていたんです。破って出ようかとも思ったんですけど、外で何か動いている様子だったので・・・怖くて出られませんでした。
 皆で後ずさって、そこから距離を取りました。そこで、大きな音がすぐ後ろからしたんです。
 私たちが振り向いても、もう何もありませんでした。慌ててその場から離れて、と言っても狭かったので少ししか離れられませんでしたけど、呼吸を整えてから辺りを見回しました。
 そうしたら、マウスウィスカーが消えていたんです!
 いつの間にか・・・皆で名前を呼びましたけど、返事がありませんでした。
 ソーンクローが一番早く立ち直って、ファイヤスターに報告しよう、とにかく脱出する方法を探すんだって言いました。それで私とトードステップも何とか勇気を出して、住処の中を捜索したんです。危険なので、三匹で固まって。
 どのくらい時間がかかったのかはわかりませんけれど、トードステップが屋根に空いた穴を見つけました。その時の安心感といったら!
 知った猫のにおいがしたような気がしましたけど、それどころじゃなかったので、誰も何も言いませんでした。もちろん私もです。
 私、トードステップ、ソーンクローの順番で屋根の上に出て、ほっとして下を見下ろしました。それで、見つけてしまったんです。
 住処の近くを、傷だらけのグレーストライプが走っていきました。きっと、マウスウィスカーを襲ったのと同じやつにやられたんですよ!私たちは声が出なくって、グレーストライプの姿が見えなくなるまで震えながら屋根の上で固まっていたんですけど、少ししてから我に返って逃げ出しました。
 屋根から飛び降りて、キャンプに向かって走りました。途中で猫にぶつかって、サンダー族の誰かかと安心して見てみたら、二本足の住処と同じ匂いの猫で・・・いえ、もう猫でもなかったのかもしれません!毛の色や模様は暗くて見えませんでした。不機嫌そうに唸って、私たちをにらみつけました。
 必死に逃げて、キャンプのすぐ近くまで来てから、もう大丈夫だって安心して息を整えていると、私が銀色の毛が落ちているのを見つけて・・・グレーストライプの毛でした。
 三匹で顔を見合わせていると、湖の方からグレーストライプの叫び声が聞こえたんです。
 キャンプに転がり込んで、不思議そうな顔のクラウドテイルを見てから・・・すごく安心しました」
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:38 pm

3.グレーストライプの笑咄
「昨晩は・・・あれまで色々あったんだ。
 まず、夢の中にお前が出てきたんだよ、ジェイフェザー。いや、もちろんただの夢で、お前には関係ないって分かってるんだけど、すっごく怖い顔で看護部屋に来てけがを治療しろって脅してきたんだ。
 ぼくがパトロール中にイバラにひっかけて足を怪我したなんて、誰にも言ってなかったのに。
 物凄く恐ろしくて、飛び起きてすぐ看護部屋に向かったんだ。
 けど、お前は看護猫の集会で居なかった。そういえばそうだよな、昨晩は半月だったんだから。
 ぼくが飛び込んできたせいでブライアーライトが目を覚ましちゃって、事情を話したら自分たちで治療できないか試してみようって事になったんだ。
 ・・・あまりに夢が怖かったからさー・・・。
 大体痛み止めの時ってマリーゴールドの葉を使ってなかったっけ?ってブライアーライトが言ったから、じゃあマリーゴールドの葉を探そうってなったんだけど、薬草置き場には薬草がいっぱいあって、どれがマリーゴールドの葉か分からなかったんだ。
 ええっ、痛み止めじゃ傷は治らない?痛み止めはトクサ?マリーゴールドは化膿止め、または化膿した傷に使う?それに引っかき傷にはギシギシだって?・・・知らなかったんだよ。
 まだ血が出てたから、先に血止めしようって思い出して、ブライアーライトがクモの巣を貼ってくれようとしたんだけど、ぼくがちょっと動いちゃって、ブライアーライトの手が傷に突っ込んだんだ。
 痛くって痛くって、看護部屋をぴょんぴょん飛び回った。・・・笑うなよ!
 その拍子で入り口のカーテンに引っかかって毛がひと房抜けて怪我が増えちゃったり、天井に頭をぶつけてやっぱり怪我が増えちゃったりしたんだぞ。その時にマリーゴールドを探そうとして薬草置き場から引っ張り出した薬草が散らかっちゃったんだ、悪かった。
 なんとかクモの巣を貼りなおして、明日ジェイフェザーに見てもらおうってことになったんだ。今更だけど・・・。
 いいんだ、子供の頼りになる姿を見られたから。実際に頼りになったかは置いておくとしても。
 看護部屋を出てから戦士部屋に戻ろうとしたんだけど、夢が怖くって、それに傷が痛くって眠れる気がしなくってさ。お前を探して治してもらおうと思ってキャンプを出たんだ。もう集会は終わってるだろうと思ったんだ。
 え、二本足の住処の前を通ったかって?言われてみれば、通ったような気もするな。
 湖のほとりまで来たときに、ごぼごぼっていう音が聞こえて見に行ったんだ。そこからは、お前の知ってる通りだよ」


最終編集者 スカイソング★ [ Sun Jun 04, 2023 2:44 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:39 pm

タイトルの長さが足りないと出たので空白を入力したら出来ました。そんな事で良かったのかー。

4.ライオンブレイズの惚気話(違う、せめて恋物語だ!byライオンブレイズ)

「昨晩?シンダーハートと森を散歩してたぞ。楽しかったなあ!
詳しく聞きたいって?珍しいな・・・まあいいや、話してやるよ。
ええっと、シンダーハートがなんだか元気がなかったから、どうしたんだろうと思って。それで、話を聞くために散歩に誘ったんだ。
 まず、二本足の住処に行った。ほら、薬草を育ててるあそこだよ。最近いい香りの花が咲いてるのを見つけてさ!きっと喜んでくれるだろうと思って連れて行った。元気を出して欲しかったんだ。
 うん、喜んでくれたよ。二本足の住処の中まで入り込んで遊びまわった。屋根に穴が開いてたからそこから入ったんだ。・・・恥ずかしいから他の戦士たちには言わないでくれよ?途中で床が抜けたり物が色々倒れたりしたけど、まあ些細な事だよ。
 でも、パトロール隊に見つかったみたいで、どこかからは分からないけど猫たちが何匹か入ってきたんだ。ソーンクローじゃなかったかな。恥ずかしくって焦って、慌てて入ってきたのと同じ場所から脱出して、二匹で必死に走って逃げた。キャンプの近くまで逃げちゃったんだっけ。とにかくすごく慌ててたんだよ。
 なんだかおかしくなって、シンダーハートと顔を見合わせて笑ったんだ。
 そこで、何があったのか聞いてみた。別に大したことじゃなくって、いやシンダーハートにとってじゃすごく大事だったんだろうけど、ポピーフロストと喧嘩してしまったってだけだったんだ。
 ポピーフロストって今、モウルキットとチェリーキットの世話で忙しいだろ?イライラがたまってたんだろうな。それで、ちょっとしたことで言い争っちゃったんだな。
 なんて励ましたっけ?仲直りしてくれなかったらどうしようって言ってたから、確か・・・そんなことないって、大丈夫だよ。ポピーフロストだって今はすごく落ち込んでるだろうから、謝ったらすぐに仲直りできるさ。無理もないよ、彼女も子猫をいつも見守ってなきゃいけないから疲れてたんだろうし、君も熱心に働いているんだから。でも、ポピーフロストは今日ずっと君の方を見てたぞ?彼女も仲直りしたがってるんだよ、嘘じゃないって、ぼくを信じろ・・・こんな感じの事を。
 シンダーハートが笑ってくれたから安心して、キャンプに帰ったんだ。
 ・・・あ、そういえばキャンプに入る直前に、何かが降ってきてぼくの頭の上に落ちた。誰かの毛だったかな。銀色できらきら光ってたけど。ま、その辺に捨てたけどな。
 そのあとはぐっすり寝たよ。
 それでブライアーライト、お前はなんで昨晩の話を聞いて回ってるんだ?」
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:40 pm

5.ブライアーライトの調査報告

「何匹かに話を聞きましたけど、関係がありそうなのはこの二匹、クラウドテイルとライオンブレイズの話くらいですね。ジェイフェザーはどうでした?
 アイヴィープールとグレーストライプ?確かに父さんなら昨晩看護部屋に来ましたけど・・・。
 私ですか?もう話しましたけど、グレーストライプとマウスウィスカーが来ました。
 父さんのことは・・・ジェイフェザーももう聞きましたよね。
 父さんが出て行った後にマウスウィスカーが飛び込んで来たんです。すごい匂いでしたよ。なんでも、二本足の住処に入り込んだら誰かに閉じ込められて、床が抜けていて花の中に落っこちたんだそうで。災難でしたよね。
 途中で猫にぶつかりながら、何とかたどり着いたと言ってました。落ちた時に背中を怪我したみたいなんです。後で診てあげてくれますか?あと父さんも。
 さっきので懲りたので、止血だけしておこうかって、クモの巣を、ええそれはもう慎重に貼りましたとも。同じ失敗は繰り返しません。で、もう大丈夫だって背中をぽんっと叩いたら、怪我に当たってしまって・・・はは・・・。
 痛みで飛び回ったマウスウィスカーがさらに薬草を散らかしたり、手近にあったグレーストライプの毛を放り投げたり、頭をぶつけたり色々ありました。すみません!
 ジェイフェザーが帰ってくる前に片付けようとしたんですけど、無理でした・・・。
 私の方はこれくらいです。そうそう、すごくないですか?もう湖まで自力で来られるようになったんですよ!
 何をしにって、決まってるじゃないですか。二匹と私の話を伝えてジェイフェザーの話も聞いてから、薬草取りを手伝うためですよ!」
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:42 pm

6.ジェイフェザーの悲劇

「何も湖のほとりまで来なくても、ぼくがキャンプに帰るまで待っていれば良かったのに。
 まあ、ぼくが聞いた二匹の話はこんな感じだ。やっぱり繋がってたんだな。
 ・・・ぼくの話?気乗りしないな・・・。
 昨晩は看護猫の集会だったのは知ってるだろ?
 何を見たのかは話しちゃいけないんだが・・・このくらいならいいか。特にスター族のお告げも何もなかったから、早く起きた。何、グレーストライプの夢に入って脅かしてないかって?ほかの猫の夢の中に入るなんて出来る訳ないだろ。大体なんでぼくがグレーストライプの怪我の事を知ってるんだよ。・・・ぼくはよく猫の心を読むって?そんなことが出来る猫なんかいるかよ。ぼくは無関係だ。・・・本当だって。
 帰りに二本足の住処に寄って、薬草の様子を見てきた。何匹かが薬草を踏み荒らして、壁の穴から住処に入ったみたいだったな。薬草がどれだけ大事か分かっていない連中のようだ。とりあえずこれ以上こんなことが起こらないように穴は塞いでおいて、薬草の世話をした。
 それからキャンプに帰ろうとして、ひどい匂いの猫にぶつかられた。においのせいで誰かは分からなかったが、その匂いのせいで鼻が利かなくなってしまった。
 まずくないかって?ああ、まずかったよ!キャンプがどこにあるかどころか、自分が今いる場所もわからなくなった。
 辺りをさまよっていたら、途中で何匹かにぶつかったな。これも誰かは分からなかったが。
 ほとんど一晩中さまよったんじゃないか?最後には湖に落ちておぼれかけたところをグレーストライプに助けられた。耳は聞こえていたから、助けてもらってなんだけどグレーストライプの驚いてあげた声が痛かった。
 怪我しているっていうグレーストライプに礼を言って、でも明日にしてくれって追い返してからキャンプに戻った。水に潜ったおかげで鼻は治ったけど、まったく、ひどい目にあったよ。
 まあこういう事情で、主にぼくにぶつかって鼻を利かなくした奴が誰か知りたくて、お前に話を聞いてくるように言ったんだ」
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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:45 pm

 湖畔のエピローグ

「結局・・・」
 ブライアーライトがそう言って、昨晩の出来事をまとめた。
 グレーストライプの夢にジェイフェザーが出て、グレーストライプが看護部屋に来る。
 ライオンブレイズたちが二本足の住処に入り込んで、それを見たパトロール隊が続いて入る。ライオンブレイズたちは脱出して、パトロール隊の入り口をジェイフェザーが封鎖する。
 ライオンブレイズたちが空けた床の穴にマウスウィスカーが落ちて、怪我をする。キャンプに戻る途中でジェイフェザーにぶつかってジェイフェザーの鼻が利かなくなる。
 グレーストライプがキャンプを出る。二本足の住処の前を通りかかったのを脱出したパトロール隊に目撃される。
 ジェイフェザーが森の中をさまよっていて、パトロール隊にぶつかる。
 ライオンブレイズがシンダーハートを励ましているのがクラウドテイルに聞こえる。
 マウスウィスカーが看護部屋に来て、先ほど抜けたグレーストライプの毛を放り投げる。クラウドテイルが目撃して流れ星だと思い込み、ライオンブレイズの上に落ちる。
 パトロール隊がキャンプのそばに戻ってきて、グレーストライプの毛を見る。
 ジェイフェザーが溺れてグレーストライプに助けられる。この時にグレーストライプが驚いてあげた声がパトロール隊に聞こえる。
「そういう事だな」
「じゃあ、ジェイフェザーの鼻が利かなくなったのってライオンブレイズ達のせいですか?いや、穴をふさいだのはジェイフェザーですけど」
「ライオンブレイズたちのせいだな。薬草が散らかったのももとはと言えばライオンブレイズたちのせいだ」
 ジェイフェザーが夢に出たせいでもあるのでは・・・とブライアーライトは思ったが口には出さなかった。代わりに明るい声を上げる。
「間接的に私たちのせいでもありますから、責任を追及するのはやめましょう。さ、原因も判明しましたし、あとは薬草を採るだけです!」
 ただし問題は、二匹とも寝不足だという事だ。

終わり

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投稿 by スカイソング★ Sun Jun 04, 2023 2:47 pm

1日で終わりました!やればできる!話が短いとも言う!
パトロールと言えばソーンクローですよね。
6つか7つ画面開いて書いてたので、一気に投稿できました。1に時間をかけまくって23456とエピローグが秒で書けた、とかいう訳ではありません。
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