Bluerose ー不可能と言う名の花ー

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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Tue Aug 18, 2015 11:14 am

〈第八章〉

「お前がおかしんだろこの暴力おんnゴフッ」

ストリートポーが雌猫から腹パンを食らったところだった。

このままでは旅する前にストリートポーがのされてしまう。

「ねえ、自己紹介しないかい?」

横の小柄な雌猫が小さな声で賛成を示す。

暴力女さんもいいわよ!と気前良く言った。

「あたし、パスポー!リヴァー族でレパードスターの弟子よ。」

横にいた雌猫を促す。

「ウェ、ウェイポー。ウィンド族です。」

消え入りそうな小さな声でうつむいた。

「僕はロードポーだ。サンダー族の。」

「俺はストリートポー。シャドウ族。」

目を回していたストリートポーは、起き上がって頭を振った。

「一族から、一匹ずつだな。」

ロードポーは頷く。

ストリートポーとパスポーは模様の色合いは同じだった。
明るい茶色。銀色のラインの向きの左右が逆なだけ。

ロードポーとウェイポーも同様で、灰色に金の模様。
左右対称だ。

体格は違えどみんな印がついていた。


「スター族が選んだ四匹で間違いなさそうだね。みんなにもお告げが来たの?」

三匹が頷くとともにその目に不安な色が浮かぶ。

「本当にあるんだろうか?」

「あろうがなかろうが探すしかないわ。スター族が探せって言うんだからあるのよきっと。」

ストリートポーの問いを叩き落とすように言ったパスポー。

しかしその彼女でさえ、自信なさげに尻尾をピクリと動かしている。


「ワ、ワンスターは、」

ウェイポーが聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で話出した。

「『やるしかない』って言ってたよ。もう患者がで始めているからって。」

小さいが、妙にハッキリした声だった。

「迷う暇なんてないんだと思う。」

ロードポーは頷いた。
他の二匹も頷いている。

一族から離れていた四匹に、集会を進める族長の声が聞こえてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
体の大きさ
ストリートポー>ロードポー≧パスポー>ウェイポー
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sun Aug 30, 2015 10:36 am

〈第九章〉

大集会の翌日。リヴァー族とシャドウ族の境界線。

「おせーな、あいつら。」

ストリートポーが寝そべりながらのんきに発した一言である。

ロードポーはきちんと座りながらも、落ち着かなげに尻尾を動かした。

「迷子になったかな?」

リヴァー族側からくるはずのパスポーとウェイポーを待っていた。

「自分の縄張りで迷子か?」

ストリートポーは鼻を鳴らして言った。

「多分、族長から最後になんか言われてるんじゃないか?」

ストリートポーは少し迷ったように続けた。

「今日な、俺の母親がかかったんだ。例の病気。」

ロードポーは尻尾の動きを止めた。

「みんなただの風邪だと思ってる。もちろん当人もな。」

ストリートポーはうつむいた。

「なのに俺は黙って出て来た。」

昨日、みんなで決めたのだ。
族長と看護猫以外には言わない。みんなを不安にさせない。

ロードポーも、今日、兄弟にも親にもグラスポーにも言わずに出て来た。
それだけでも十分辛かった。

ストリートポーさぞ苦しかっただろう。

「絶対見つけて帰らねえと。」

低い声で唸るような声だった。

そんな重苦しい空気をぶち破る声が向こうから聞こえて来た。

「ごめん!遅くなって!!!」

パスポーだ。その後からウェイポーが走ってきた。

「ウェイポーがミスティフットに見つかっちゃってね。あたしが呼んだっつたら、ミスティフット混乱しちゃって。レパードスターが近くにいてくれてなんとかしてくれたんだけど。」

そりゃミスティフット、混乱するだろう。その返答じゃ。

「ごめん・・・。」

ウェイポーが落ち込んだように俯く。

「あんたのせいじゃないって。待ち合わせにしたところでミスティフット、狩りするの忘れてた。」

「それはお前が悪い!」

ストリートポーが断言する。パスポーは腹パンをくらわしたが、昨日ほどの効果はなかったようだ。

「さて、どこに行けばいいんだい?」

ストリートポーがみんなを見渡した。

沈黙が訪れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うーん・・・。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ライトハート on Sun Aug 30, 2015 12:22 pm

ついに旅がはじまるんですね!でも行先がッッッ。
どうやって決まるのか・・・・頑張れみんな!ふぁいとです!
続き楽しみにしています!お互い頑張りましょう!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sat Sep 05, 2015 8:17 am

光鈴 wrote:ついに旅がはじまるんですね!でも行先がッッッ。
どうやって決まるのか・・・・頑張れみんな!ふぁいとです!
続き楽しみにしています!お互い頑張りましょう!

コメありがとうございます!旅が始まりますねー(遠い目
ありがとうございます!頑張ります。光鈴さんの小説も楽しみにしております。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ラッキークロー@LC on Sat Sep 05, 2015 9:37 am

一気読みしました!道の意味の名を持つ四ひきの見習い、この先に待つ試練...!

胸アツでワクワクする展開ですね!密かにファンになりました!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sat Sep 05, 2015 1:54 pm

ラッキークロー wrote:一気読みしました!道の意味の名を持つ四ひきの見習い、この先に待つ試練...!

胸アツでワクワクする展開ですね!密かにファンになりました!

コメありがとうございます!更新遅いですが暖かく見守ってくだされば嬉しいです。
これからもよろしくお願いします!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sat Sep 05, 2015 2:30 pm

〈第十章〉

「まさか、誰も教えてもらってないの?!」

ロードポーは言った。

「誰か知ってんのかと思ってたけどな。」

ストリートポー。

「どうすんのよ!どーして誰も何も考えてないのよ!」

パスポー、それおかしくないか?

「お前だって考えてねーだろ!」

ストリートポーがロードポーの気持ちをだいべんした。

ぎゃあぎゃあ言い出した二匹を見てため息をついたときだった。

「あっ、あれ・・・。」

ウェイポーが小さな声をあげ、遠い空を指差した。

目を向けると、何か青いものがひらひらと舞っていた。

花びらのようにも、蝶のようにも見えたそれは北の方へ落ちて行った。





今のは・・・お告げなのか?


ウェイポーと顔を見合わせる。

なんとも微妙な感じだ。
「何か青いものが落ちて行っただけかもしれない。」

ロードポーが呟くとウェイポーは首を傾げた。

「青いものって、あんまりないよね。」

さらに首が傾く。

「でも、スター族は、あんな微妙なお告げするかな?」

わからない、わからない、けど。

「今はあれしか手がかりないみたいだしな。」

ため息混じりで言った言葉は言い合いをしていたストリートポーとパスポーにも聞こえていたようだった。

「手がかり?見つかったの?」

パスポーの目がキラキラと輝く。
落ちて行った青いものの話をするとそのキラキラはました。

「お告げよ!きっと!」

パスポーとは裏腹にストリートポーはちょっと怪訝そうな顔をした。

「お告げって、そんな微妙なもんだったか?」

パスポーがキッと睨む。
「お告げじゃなかったらなんだってのよ。」

ロードポーは肩をすくめた。

「お告げかどうかはわからないけど、ずっとここにいるわけにはいかないよ。」

ストリートポーはその言葉には頷いた。

「そうだな。」

ウェイポーがホッとしたように息を吐いた。

さあ、これで始まる。
やっと旅ができるんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この章、必要あったのか・・・?
やっと旅が始まるとこまでたどり着きました。(遅すぎますね。
更新ますます遅くなると思いますが気長に待っていただければ嬉しいです。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sun Sep 06, 2015 1:47 pm

〈第十一章〉

縄張りの北はしばらくは、何もなかった。

山とは反対方向なので、そこまで苦労することもない。


しかし、しばらくして見えてきたのは二本足の密集地だった。


「嘘だろ。二本足ってどこでもいるのかよ。」
ストリートポーが呻く。

「行きましょうよ。ここ行くしかないんだから。」
パスポーはいいながらも眉をしかめた。

「嫌な臭い!」

四匹がフェンスに飛び乗ると、ちっちゃい犬がキャンキャン騒ぎ出した。

「うるさい!」

ロードポーが唸ったが、聞くわけもなく騒ぎ続けた。

一同はため息をつき、再び進み始める。

なんだか、ため息の多い旅である。
そのときだった。

「ロードポー!」

ウェイポーが珍しく大きな声を出し、パスポーが珍しく声が出ず、ストリートポーが珍しく度肝を抜かれた
顔をしているのが、見えた次の瞬間フェンスから落ちていた。

えっ?

きゃんきゃん吠えていた犬の真上に、無様に着地すると急いで犬から離れる。


犬は自分の縄張りに猫が入ってきた上、下敷きになると言う経験をし怒り狂っていた。

まずい。

犬は猛突進してくる。

一回目はなんとか交わしたが二回目は、まともに食らった。

倒れる。もうダメだと思ったとき、ウェイポーが飛び降りてきたのが見えた。


「ダメだって!」

ウェイポーは聞かずに犬に飛びかかった。

犬はロードポーからどいたものの、体制を立て直している。

しかし、ストリートポーとパスポーも降りてきたことで形勢は逆転した。

犬が哀れな声を挙げた。

ロードポーはかったようなこえをあげたが・・・・。


四匹は凍りついた。


ドアがあき、二本足が出てきた。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ライトハート on Sun Sep 06, 2015 2:47 pm

二本足は犬を連れ戻すのか害?を与えるのか・・・ハラハラドキドキです!
続き楽しみにしています!お互い頑張りましょう!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Wed Sep 09, 2015 6:31 pm

光鈴 wrote:二本足は犬を連れ戻すのか害?を与えるのか・・・ハラハラドキドキです!
続き楽しみにしています!お互い頑張りましょう!

コメありがとうございます! どうするんでしょーかね?(!?
なるべく早く更新します!光鈴さんも頑張ってください!楽しみにしてます。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sun Sep 20, 2015 4:11 pm

第十一章

二本足が、こっちへ歩いてきた。小さな犬は味方が来たことで喜び、二本足の周りにまとわりついている。

二本足の手がこっちに伸びてき始めてやっと体が動いた。

その手をすり抜けると大急ぎで駆け出した。後の三匹が着いてくる音がする。


二本足は驚いた声をあげたのが聞こえたが追ってくる音は聞こえなかった。

それでも怯えていた四匹は、死に物狂いでその庭から飛び出した。

そこがサンダー道だったのは運が悪いとしか言いようがなかった。

しかも、向かいからちょうど怪物がやって来たのも相当運が悪かった。


「よけなきゃ!引かれちゃう!」

パスポーが叫んだのがすぐ隣で聞こえたが、道幅は狭くよける幅がない。

怪物はどんどん近づいてくる。

四匹は身を寄せ合い、ぞっとして目を見開いた。

「ワン!」

道の端から犬の吠える声が聞こえる。あざ笑っているのだろうか?

「ワン!ワン!」

うるさい!

みると、茶色と黒の耳が垂れ下がった犬が二本足の家と家の隙間に消えて行った。

あそこに逃げられる場所があるんだ!

他の三匹も気づいたらしく、みんな一斉にそこに飛び込んで行った。


危機一髪、後ろのストリートポーの尻尾が入ると同時に怪物は走り去った。


そこは薄暗い小さな隙間だった。
四匹が入ってきた反対側にも出口がある。

そのときはっと身を強張らせた。

犬が目の前に立っていた。犬はまっすぐロードポーに飛びかかって来た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by トワイライトアウル on Sun Sep 20, 2015 9:21 pm

怪物の脅威を危機一髪で脱出…も
再び脅威が!?
続き、楽しみに待っています!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ライトハート on Mon Sep 21, 2015 12:37 pm

ハラハラドキドキで読まさせていただきました!
これからの旅、大変そうですねwお互い頑張りましょう!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Tue Sep 22, 2015 8:23 am

トワイライトアウル wrote:怪物の脅威を危機一髪で脱出…も
再び脅威が!?
続き、楽しみに待っています!

コメありがとうございます!
怪物はなんとかしましたが・・・・?

ありがとうございます!トワsも頑張ってください!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Tue Sep 22, 2015 8:24 am

光鈴 wrote:ハラハラドキドキで読まさせていただきました!
これからの旅、大変そうですねwお互い頑張りましょう!

コメありがとうございます!
なんか色々ドダバタしてますねwハイ!鈴光さんも頑張ってください。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Tue Sep 22, 2015 9:01 am

〈第十二章〉

犬はロードポーに逃げる暇も、仲間に助ける暇も与えず飛びかかって来た。

上に乗っかられ息が止まる。


犬が口を開き、ロードポーの首に噛み付く。

ロードポーはぎゅっと目をつぶり血だらけになる覚悟をした。



・・・・・・・・・・・・・?


確かに噛まれた。噛まれたが・・・。


「痛くない!」

犬はロードポーを優しくかみ、楽しそうに振っていた。

後の三匹があっけに取られて、犬を見つめている。

「・・・この犬遊んでいるんだ・・・。」

パスポーが呆然として呟いた。

今、犬はロードポーを離し、ウェイポーにすり寄っていた。

ロードポーはやっと落ち着いて犬を見ることができた。

茶色と黒の毛に胸、腹、足は白。耳は垂れ下がっていて、さっきの犬よりは大きいが、犬としてはそんなに大きくはない。

「そういえばさっきも助けてくれたんだもんな。」

怪物に引かれかけたのを思い出しストリートポーが身震いした。

犬はウェイポーから離れその場で楽しそうに跳ねていた。

「まだ子犬なんじゃない?こんなに無邪気な犬ウィンド族にも来たことない。」

犬から逃れたウェイポーが言った。
ロードポーはウェイポーが自分から話し出したのが嬉しかった。

小声ではあったが。

「道案内してくれるかな?」

ロードポーが呟くとパスポーが正気を失ったかとでも言うようにロードポーを見つめた。

「ナニイッテンノ!?相手は犬よ!道案内ですってぇ?あたしいやよ!」

「でもさ、今のでどっちが北かわかんなくなっちゃったよ。それにこの犬の方が二本足の住処についてよく知ってると思うけど。」

そう言ってこの安全な隙間を見渡した。

「いい考えだとは思うよ。でも、パスポーの言う通りあいては犬だ。どうやってお願いするんだい?」

そうするとウェイポーが動いた。

「私たち、北に行きたいの。道案内してくれない?」

最初、犬は首を傾げていたが、もう一回ウェイポーが繰り返すと了解というようにワンと言い、くるりと回った。

「えっ、言葉通じるのか?」

ロードポーが驚きの声を上げるとウェイポーが恥ずかしそうに言った。

「この犬、かすかに猫の匂いがしたの。多分、」

犬の赤い首輪をちらりと見る。

「猫と一緒に飼われてるんじゃない?」

「それで、通じるってわけか。その猫随分教えるの大変だっただろうな。」

ストリートポーが驚きの目をウェイポーに向けながら言った。ウェイポーの鼻の良さと、推理力に感心してるのだろう。

「で、じゃあ本当に犬に道案内してもらうわけね。」

パスポーが不機嫌そうに唸った。

「そうだ。行こう。」

ロードポーが立ち上がるとウェイポーとストリートポーがついてきた。犬が先頭を切って、隙間から飛び出した。

ちょっとしてからパスポーのため息が聞こえた。

「どんなことになっても責任取らないわよ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シルバーウィーク後はあまりかけないと思います。今以上のカメ更新になります。
(受験のため・・・・・・・・・・・・・・・やばい。)

ちなみにこの犬、犬種なんだかわかりますか?(この下手くそな文章でわかるわけないだr
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ラッキークロー@LC on Thu Sep 24, 2015 4:12 pm

パスポーがかわいいですq(^-^q)面白いです!!!

犬種は...垂れ耳、ということはビーグルとかプードルとかダックスフンドとかでしょうか?
無理のない範囲で、更新ファイトです!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Sun Sep 27, 2015 10:13 pm

幸運かぎ爪@模試期間中 wrote:パスポーがかわいいですq(^-^q)面白いです!!!

犬種は...垂れ耳、ということはビーグルとかプードルとかダックスフンドとかでしょうか?
無理のない範囲で、更新ファイトです!

コメありがとうございます!
パスポー可愛いですか?!彼女にはこれからもっと活躍してもらう予定です!

おお!正解が・・・?!
ありがとうございます!更新遅いですが気長に待っていただけたら嬉しいです。
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Mon Oct 05, 2015 3:40 pm

〈第十三章〉

犬は二本足の住処についててよく知っており、ほとんど危険に合わなかった。(一回だけ、二本足の子供に追っかけられたが。隠れてやり過ごした。)

「マックス!」

ある家の前で、塀の上から呼びかける声がした。
見上げると、薄い茶色と白のふわっとした雌猫がこっちを見ていた。

誰のことだ?

そう思った途端、後ろから犬が走ってきてロードポーを突き飛ばした。

ロードポーを弾き飛ばしたことなんかなんのその、犬は嬉しそうに尻尾を振り、塀の下に座った。

「どこ行ってたの!うちの人が帰ってきたときにいなかったらどうするつもりだったの!」
四匹が呆然と見つめる中で、雌猫は犬に説教を始めた。

そして、数分経った頃やっとこっちにきずいて、驚いたような顔をした。

「あら、どちら様?」

唖然と突っ立っていた四匹の中で一番最初に正気に戻ったのはウェイポーだ。

「え、と、」

でも説明ができなかったらしく、しずしずと後退する。

「む、向こうの方の湖から来たんだ。今その犬に北に抜ける道を案内してもらっていて・・・」

ロードポーがなんとかこれだけを言うと、雌猫はにっこり笑った。

「そう、お役に立ててよかった。私ウィローっていうの。この子はマックス。五ヶ月前にうちに来たの。」

「じゃ、あなたは飼い猫なの?スバラシイわね!」

パスポーの皮肉にも気づかずウィローはニコッと笑った。

「そうよ。家の人に飼われているわ。」

パスポーがジロリとこっちを睨んできた。(飼い猫と接点があるなんて一族に言えないわ!あんたのせいよ!とはっきり言っている。)

「でもあなたたちはなぜここに?どこに行くの?」

ちょっと首を傾げて続けた。

「最近、北の方にある森に、青い蝶が飛んでいくの。それと何か関係があるの?」

「青い蝶?」

ロードポーの心臓が破裂しそうになっているのも知らず、ウィローは世間話でもするようにのんびりしている。

「ええ、青い蝶なんてただでさえ珍しいのに毎日一匹は必ずいるの。で、みーんな北へ飛んでくの。そっちには森があるそうよ。」

四匹は顔を見合わせた。これがヒントだったら?

「その森って?」

ストリートポーが聴いた。

「北にあるらしいわ。広い森が。家の人が地図を持っているの。見る?」

「いいのか?ここに持って来てもらえるかい?」
ストリートポーが期待を込めて聞くとウィローは首を降った。

「持ってはこれないわ。でもあなたたちが来ればいいのよ。」

「ナンデスッテェ!?二本足の家に入るぅぅ?!」

パスポーが素っ頓狂な声を挙げた。流石にロードポーもそれは嫌だった。

「僕たちは入れないよ。」

そう言うとウィローは肩をすくめた。

「そう、じゃ、協力できない。ごめんなさい。」


うう、それも困る。

「いいこうよ。」

ウェイポーが小さな声で言った。横のストリートポーも頷く。

「地図を見るだけなら、戦士の起きてを破ったことにはならないはずだ。」

パスポーを見ると不機嫌な顔だったが反対はしなかった。

「わかった。」

ロードポーが頷くと塀の上のウィローはにっこり笑った。

「マックス開けて。」

行儀良く座っていたマックスは尻尾を振って二本足の家の門を開いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょー無理くりですが・・・・・。次はなんとか話を進めようと思っています。
(ちなみにマックスはビーグルのつもりで書きました。)
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Wed Jan 06, 2016 1:34 pm

〈第十四章〉

「これなに!?」

「ピアノって言うのよ。音を出して遊ぶの。」

ウィローはそう言って黒くて大きな黒いものに飛び乗る。

ガーン  
おっきな音が出てロードポーは身を縮めた。

「わっ、すごい!」

パスポーはそう言うとウィローの後につづく。

ガガーン

横でウェイポーがビクッとしたのが横目に移った。

二本足の家に入った部族猫たちはビクビクしながら歩いていた。

・・・・パスポー以外は。

あんなに入るのを拒否していたくせに、入ってからは「これ何!」を連発している。はしゃぎまっくっている。

「あいつただものじゃねえな。」
ストリートポーの呟きは、ピアノとかいう音でかき消された。

「ウィロー、僕たち急がなきゃいけないんだけど!」

ロードポーが声を張り上げるとウィローはのんびりした笑みを浮かべながら言った。

「えっ?何が?」

こいつふざけてんのか?

「冗談よ。」

ウィローはロードポーと横のストリートポーの形相をみて慌てて真面目な表情に戻ると、部屋の隅にあった引き出しからペラペラしたものを持って来た。

「これが地図よ。」
・・・。

「考えてみたら僕たち地図の見方知らないね。」

「部族猫ってみんなそんなに間抜けなの?」

ウィローの無邪気な問いには誰も答えられなかった。

「いいわ、教えてあげる。方角さえわかればいいんでしょ?」

そのときロードポーにはウィローが天使に見えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ああ、文章がひどすぎる。
更新遅すぎますがよろしくお願いします!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ライトハート on Wed Jan 06, 2016 2:14 pm

ロードポー、恋の予感!?w((ぇ
ピアノではしゃぐところ可愛いですw
続き楽しみにしています!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ on Thu Jan 07, 2016 7:46 pm

ひかりすず wrote:ロードポー、恋の予感!?w((ぇ
ピアノではしゃぐところ可愛いですw
続き楽しみにしています!

コメありがとうございます!
ろ、ロードポー、惚れっぽ過ぎ?!
可愛かったですか?ありがとうございます!
カメ更新ですが、これからもよろしくお願いします!
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

投稿 by ムーンドロップ@スマホ on Sat Mar 19, 2016 7:41 pm

〈第十五章〉

「でも、あなた達なんか頼りないから心配だわ」

ウィローの言葉に少しムッとしながらもお礼を言って別れて二日後の夜明け。

「おい起きろ。」

見張りのストリートポーに突かれ目をさます。

「昨日随分歩いんらからもうすこひねかひて」

ロードポーの意味不明なだが切実な訴えは全く相手にせずストリートポーはウェイポーを起こしに行った。

体を振り、伸びをする。
生垣の下の狭い穴で寝たせいで筋肉が悲鳴を上げた。

「今日こそ辿りつないとな」

自分に言い聞かせるようにつぶやく。
頭の中にあの映像が浮かんだ。

水をもとめる猫、積み上げられていく死体…

振り払うように頭を振るとまだぼんやりしているパスポーに話しかけた。

「そろそろたどり着かないとおかしいと思うんだ」

「そうね。二本足がそんなに多くの縄張り持っているなんて許せないもん」

脈絡がおかしいと思うが、突っ込んだら間違いなく殺されるだろう。
まあそれに思っていることはだいたい同じだ。

二本足にそんなたくさんの縄張りがあるはずない。
それともそんなこともあるのだろうか?

「じゃあ、出発するか。」

穴からウェイポーとストリートポーが出てきた。

また歩き始める…?

「どうしたのウェイポー?」

ウェイポーが他の三匹とは別方向を向き、くびを傾げたかと思うと一人で猛スピードで駆け出した。

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ほったらかしにしてすいません!
やっと受験終わったので、更新ペース上げるつもりです!(あくまでつもりです…

ムーンドロップ@スマホ
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Re: Bluerose ー不可能と言う名の花ー

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