また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

新しいトピックを投稿   トピックに返信

Go down

また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat May 30, 2015 6:13 pm

多分こっちだと思ったので移します。

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat May 30, 2015 6:14 pm

プロローグ



赤い月よ・・・・・

どうか私を助けて・・・・・

どうか私を導いて・・・・・



いつからだろう。

私が笑わなくなったのは。

でも、かまわない。

あの日、私は引き返せない道を選んだ。

どれだけ後悔しても戻れない。

後ろを振り返ることなくただただ歩いてきた。

泣くことが無駄だと知った。

怒ることも無駄。

恨むことも無駄。

そして笑うことも。


でも、でも・・・

いつか・・・・・

いつか・・・・・

取り戻せるのかな。

失った感情を。

だから

だから・・・

許されるのなら・・・・・・


        また笑える日を夢みていたい

きっと、できるよね。

私はずっと夢みてる。

        二度と逢えなくてもかまわない

私はここに

私はここで

生きているから。

待っているから。

想っているから。

だからわすれないで

ここに私がいたことを

私がここに生きたことを

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat May 30, 2015 6:16 pm

重要猫

シェイン
 主人公 メス
 銀色の美しい毛並みをしている。目は薄い青。
 化け猫の血族でリヴィール(影)という力をもつ。

ロアン
 オス 
 全身真っ黒で目は銀色。
 化け猫の血族でヴラング(動き)という力をもつ。
 旅猫一団を率いるリーダー。

ビア
 オス
 灰色の毛に濃い縞がある。目は琥珀色。
 ロアンの仲間。

セイム
 オス
 こげ茶色の虎柄。目は黄金色。
 ロアンの仲間。

ディール
 オス
 まだらの三毛猫。目は緑。
 ロアンの仲間。

ハイン
 オス
 オレンジと白のまだらの猫。目は黄色。
 ロアンの仲間。


ライド(エンペラー・ライド)
 オス
 赤虎の体の大きい猫。目は赤と青のオッドアイ。
 化け猫より強い力を持つ神猫。


<化け猫>
ほぼ永遠に生きられるがそれを望むこと者はいないという。
生まれてから1年~2年の間に力が発揮される。
稀にトランセンデンス(超越)の力をもつ猫が生まれる。

<神猫>
永遠の命を約束された猫。
もつ力は化け猫より強い。
だが神猫は一度に一匹しか生まれないため数が少ない。
神猫には「エンペラー(皇帝)」の姓がつけられる。



フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat May 30, 2015 7:22 pm

一話

何故私が・・・。

そう、これは私がライドに目をつけられ連れてこられる前の話・・・・・


「強き騎士(ナイト)様!大変です、浮浪猫がこの村に向かっています!すぐに追い払ってください!!」

入口で大きく叫ぶ。

_またか・・・_

シェインはため息をついた。

_まだ被害は出ていないのに_

「お願いです!!」

また声がした。

「分かったわ・・・。もう行って。」

シェインはうっとうしそうに答えた。

_さあ、狩りを始めよう_


一方ロアン率いる旅猫一団は ある問題を抱えていた。

3日前からロアンが熱を出しているのだ。

だがロアン自身が看護猫のため薬草を見つけることができない。

ロアンは近くの森へ行くと命令した。

そしてやっと辿り着いたのだった。

「ハァハァ・・・。俺だけで行く。お前らはここで待機していろ。」

苦しそうに言った。

「何言ってるんですかリーダー!ダメですよ、そんな体で・・・」

仲間が止めるのも聞かずにロアンは森に入って行った。

_殺されに来るなんて哀れな奴。でも仕方ないよね_

シェインはロアンの気配を探した。

_見ィつけた_

シェインはロアンの前に飛び出した。

「誰だ!」

ロアンは必死に叫ぶ。

「私はシェイン。あなたを殺しに来た・・・」

ロアンはバタンと倒れてしまった。

「あ~あ。」

シェインは面白くなさそうに呟いた。

(この猫きっと化け猫ね。)

シェインはロアンを運び始めた。

(おかしい・・・。急に気が変った。この猫を殺したくないと思うなんて・・・。)


これがシェインの物語の始まりだった。

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat Jun 06, 2015 7:44 pm

ハッと目が覚めた。

(ここはどこだ?)

起き上がって辺りを見回した。

「目が覚めた?」

透き通った声がした。

「お前は・・・。」

『私はシェイン。あなたを殺しに来た。』

ロアンはその言葉を思い出す。

「俺を殺さねぇのか?」

「えぇ。殺さない。」

シェインはすぐ答えた。

(ん?そういえば熱が下がっている。)

ロアンの心を読んだかのように

「熱を下げる薬草を食べさせた。」

と言った。

「・・・。何故だ?何故初対面で初めは殺そうとまでした俺を助けるんだ?」

低い声で聞く。

「さぁね。ただの気まぐれよ。理由なんてないわ。」

すんなり答える。

「お前化け猫か?」

「質問ばっかね。えぇ、そうよ。トランセンデンスのリヴィール(影)を使える。」

_リヴィール・ルーフス(拘束)_

途端にロアンの影がロアンを捕えた。

「!!」

(動けない!)

「これが私の力よ」



フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat Jun 13, 2015 7:40 pm

「はなせ・・・。」

ロアンは唸った。

「フフフ。」

_イータス(解除)_

ロアンはある考えが思いをよぎった。

「なぁ。俺と一緒に旅をしねぇか?」

「・・・。」

シェインは複雑な顔をした。

「何故私を?私とは関わらない方がいい・・・。」

シェインは答えた。

「ここでお前は何をしているんだ?」

「利用されているのよ。」

シェインは顔をそむけた。

「ここで侵入者を見つけたら排除しろと言われてる。その代りここに住まわせてやるって・・・。」

「じゃあ行こう!こんなとこ出て一緒に!な?」

ロアンは顔を覗き込む。

「ここの村の者たちは戦い方を忘れてる。見捨てれば滅びるわ。」

言い返す。

「お前は利用されてんだぞ!このままでいいのか?使われて何年も無駄にして!!それでもいいのかよ!!」

ロアンはカッとなって言った。

「私がどこでどう生きようと私の自由よ!!あなたにとやかく言われる筋合いはない!!!」

歯をむき出して唸った。

「でも、いいわ。一緒に行ったあげる。」

(興味が湧いた。この猫に・・・。)

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat Jun 20, 2015 7:21 pm

驚いたことにこの猫は昔旅猫だったらしい・・・。


「リーダー、誰ですか?この猫。」

ビアがすぐに駆け寄って来た。

「シェインよ。」

「森で倒れたとき助けられた。だから連れてきた。」

ボソッと言った。

「・・・。俺はビアだ。よろしくな!」

ビアはシェインに向かって言った。

「おい!お前らも自己紹介しろ。」

ビアに言われて他の猫たちも自己紹介をし始める。

「俺はセイム。」

「ハインだ。」

「俺はディール。ハインの兄だ。」

ディールはニカッと笑った。

「よろしく。」

シェインも笑ってみせた。

(旅なんて久しぶりだなぁ。リテラルは元気かな。)

「行くぞ。」

ロアンがしびれを切らしたように言った。


でもその時は気がついていなかった。これから起こる悲劇など・・・。

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat Jul 11, 2015 6:55 pm

「なぁ、お前。前も旅をしていたと言ったがひとりでか?」

ロアンは尋ねた。

「いいえ。別の猫もいたわ。リテラルという猫と一緒によ。」

歩きながら答える。

「え!?リテラル!?」

驚いているロアン。

「何?知っているの!?」

シェインは聞き返した。

「知ってるっていうか・・・。」

「どこにいるの?私、あの森でずっと彼女を待っていたの。」

シェインも驚いた。

「・・・あいつは・・・。もうこの世にはいない・・・。」

ぽつんと言った。

「え・・・。」

「死んだんだ、あいつは。」

「どうして!リテラルが・・・。」

「・・・。」

「・・・話して。何があったか全部。」

シェインは呆然としている。

「・・・分かったよ。でも俺がリテラルに逢う前から話す。話が複雑過ぎるんだ。」

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェニックスメモリー on Sat Jul 11, 2015 7:31 pm

「お兄ちゃん、今日はお母さんがどこにも行くなって言ってるよ。聞いてる?」

ロアンより一回り小さい猫が話しかけてきた。

「分かってるよラザー。どこにも行かねぇよ。」

ロアンは向き直り言った。

「お母さん、手伝ってほしいんだって。」

ラザーは言った。

「今行くよ。」

ロアンはある部屋に向かった。

そこは薬草のにおいがプンプンしている。

「ロアン!もう、遅いわよ。さっさとそのナツメを運んでちょうだい。」

母が言った。

「これ?」

「そうよ!」

ロアンはナツメをくわえ奥に運ぼうとした。

「!!」

「どうかしたの?」

「何か来る・・・。」


                       それはロアンの過酷な人生の始まりであった。

フェニックスメモリー
未登録ユーザー


トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェンリルハート(元フェニックスメモリー) on Sun Aug 02, 2015 2:08 pm

「え?」

「感じるんだ。何かが・・・。」

その時だった。

出入り口で大きな音が響いた。

ロアンと母は外へ出た。

そこには・・・

「神猫様!」

「トランセンデンスはどこだ?」

その神猫の声にロアンはゾッとした。

(この神猫は俺を狙ってる?!)

「いません。ここにはいません!」

長猫が言う。

「・・・長様。」

だが、次の瞬間長猫は血を流し倒れた。

「ここにいることは分かっている。だが時間をやる。3日後に来る。」

そう言うと神猫は出て行った。


                              ロアンの運命の歯車が狂い始めた。
                                         
avatar
フェンリルハート(元フェニックスメモリー)
見習い
見習い

投稿数 : 25
Join date : 2015/07/25
Age : 18
所在地 : 静岡

ユーザーのプロフィールを表示

トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェンリルハート(元フェニックスメモリー) on Tue Aug 04, 2015 1:04 pm

話し合いの結果ロアンの意志を聞かずロアンは引き渡されることになった・・・。
avatar
フェンリルハート(元フェニックスメモリー)
見習い
見習い

投稿数 : 25
Join date : 2015/07/25
Age : 18
所在地 : 静岡

ユーザーのプロフィールを表示

トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェグワンヴィレッジ on Fri Aug 07, 2015 11:33 am

かっこいいお話ですね。
ボクは恋愛系が苦手なのでこういう話が好きですw
ロアンはこれからどうなっていくのでしょう・・・執筆がんばってください!!
avatar
フェグワンヴィレッジ
年長戦士
年長戦士

投稿数 : 150
Join date : 2015/08/06
Age : 16
所在地 : 日本で一番暖かいところw

ユーザーのプロフィールを表示

トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by フェンリルハート(元フェニックスメモリー) on Tue Aug 18, 2015 11:06 am

フェグワンヴィレッジsありがとうございますw

フェグワンヴィレッジsも頑張ってくださいねw

再開しますw
avatar
フェンリルハート(元フェニックスメモリー)
見習い
見習い

投稿数 : 25
Join date : 2015/07/25
Age : 18
所在地 : 静岡

ユーザーのプロフィールを表示

トップに戻る Go down

Re: また笑える日を夢みて~二度と逢えなくても

投稿 by Sponsored content


Sponsored content


トップに戻る Go down

トップに戻る


 
Permissions in this forum:
返信投稿: