黒龍の咆哮
3 posters
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: 完全オリジナル猫小説
Page 1 of 1
どっちが好み?
黒龍の咆哮
ずっと、忘れないよ?
死んでも覚えてる。
あの日のこと
皆居なくなってたこと。
怖かった
助けてほしかった
なぜ自分は死ななかったの?、と
何度も意味もなく、
自分を、自分で責めた。
でも
もう大丈夫
あなたがいるから
私が感じたこの気持ち
全部貴方に
あげる
そして
全ての罪を背負って
生きるか
死ぬか
選ぶの
サヨナラ
*始まりの時の鐘*
1,2,3
*何故、こうなったか、貴方は分かってない*
*そんなに腹減った?。じゃあ私食べて*
*こりゃあ、禁断の恋ってやつだなぁ ~オリゾンside~*
*私はずっと貴方を、恨んでた*
*じゃあ俺を殺せ ~オリゾンside~*
*サヨナラ*
*終わりを告げる、太陽*
死んでも覚えてる。
あの日のこと
皆居なくなってたこと。
怖かった
助けてほしかった
なぜ自分は死ななかったの?、と
何度も意味もなく、
自分を、自分で責めた。
でも
もう大丈夫
あなたがいるから
私が感じたこの気持ち
全部貴方に
あげる
そして
全ての罪を背負って
生きるか
死ぬか
選ぶの
サヨナラ
~目次~
*始まりの時の鐘*
1,2,3
*何故、こうなったか、貴方は分かってない*
*そんなに腹減った?。じゃあ私食べて*
*こりゃあ、禁断の恋ってやつだなぁ ~オリゾンside~*
*私はずっと貴方を、恨んでた*
*じゃあ俺を殺せ ~オリゾンside~*
*サヨナラ*
*終わりを告げる、太陽*
最終編集者 ヴァイオレットシャ [ Mon Jun 27, 2016 4:14 pm ], 編集回数 1 回
Re: 黒龍の咆哮
新小説おめでとうございます!
題名がかっこよすぎです!
そして、プロローグの意味は一体…?
続きがすごく気になります!執筆頑張ってください!
題名がかっこよすぎです!
そして、プロローグの意味は一体…?
続きがすごく気になります!執筆頑張ってください!
ヘザーストーム- 副長
- 投稿数 : 260
Join date : 2016/04/05
Age : 19
所在地 : いまはTwitterにいます
Re: 黒龍の咆哮
コメありです!。勿体ない誉め言葉ありがとうございます!。ヘザーストーム wrote:新小説おめでとうございます!
題名がかっこよすぎです!
そして、プロローグの意味は一体…?
続きがすごく気になります!執筆頑張ってください!
ヘザーsも小説執筆頑張ってください!!!
Re: 黒龍の咆哮
~アンビスティア王国~
国王
戦士長
戦士
~ブリーズ村~(そよ風村)
・村長 コキーユ(貝殻)♂
・副村長 フランボワーズ(木苺)♀
・ローリエ(月桂樹)♀
アンジュの母親。
・メール(海)♂
アンジュの父親。
・アンジュ(天使)♀
主人公。旅の連れはオリゾン。少々オリゾンを憎んでいる
その他
・オリゾン(地平線)♂
魔法をかけられ、龍の姿を手にいれた少年。
後に投稿・・・・・・・
最終編集者 ヴァイオレットシャ [ Mon Jun 27, 2016 4:35 pm ], 編集回数 1 回
Re: 黒龍の咆哮
~始まりの時の鐘~
僕は暖かい日差しのなか一生懸命体を起こそうとした。
「クッ、なぜだ体が・・・・・・」
「何故って」
「呪いにかけられたからよ」
「誰だ!?」
目先にいるのは一匹の老婆。気味悪い笑顔が老婆の顔には浮かんでいた。
「貴方は・・・・・・、死にたい?。それともこの絶望の世界で生きたい?」
「は?生きてえよ!!」
「その代わり貴方は一生私の心臓になるけど?」
「??」
「理解してないみたいね・・・・・」
「ちゃんと説明しろ!!!」
「するつもりよ」
「私はとある遠くの国の魔術師よ。昔はもっと強かったんだけどね、年をとるにつれて弱くなったの。私は自分に不死身の魔法をかけようとしたのだけど、もう遅かった。不死身の魔法を体は受け取らなかったの。」
「不死身の魔法って、体が受け取らねえといけねえのか?」
「うーん、まあ魔力が強すぎて体に悪い、でわかる?」
「おう」
「私は生きるために必死に研究したわ。そして分かったの」
老婆は微笑む。
「私の代わりに他のネコを用意して、ソイツを私のシモベにするの。シモベになったものは決して死ぬまで、永遠に私と寄り添っていきるの。それとシモベは毎日私に一滴の自身の血を私に捧げるのよ」
「なんちゅう設定だよ・・・・・」
「貴方は今ねその候補に挙がっているの」
「こーほ?。何のだ??」
「貴方ちゃんと話聞いてた?。私と運命を共にするシモベよ。」
「あー、それねー・・''・・・・・・・・・・ッッてええええぇ!?」
僕は首を振る。
「俺は嫌だ!」
「じゃあ死ぬのよ?」
「何だよ、その選択肢!。死ぬか、生きるかかよー!!。逃がしてくれねーのかよ!」
「貴方確かさっき生きたいって言ってなかったかしら?。それと逃すという選択肢は私には無いわね」
「取り合えず、名前を教えろ!!」
「名前、、、私には無いわ」
「はぁぁぁぁぁ?、長年生きてきたくせに名前ずーーーーとなかってか?」
「ええ。貴方は?」
「俺は、、記憶を失って名前覚えて無いんだ」
「あらら。じゃあ私のシモベとなれば名を授けるわ」
「お前のシモベになるわけねーだろ。死んだほうがましだ!」
「じゃあ死のっか」
「まてまて、もうちょっと考えさせろ!」
「・・・・・,・分かったわ。もうちょっとだけよ」
僕は暖かい日差しのなか一生懸命体を起こそうとした。
「クッ、なぜだ体が・・・・・・」
「何故って」
「呪いにかけられたからよ」
「誰だ!?」
目先にいるのは一匹の老婆。気味悪い笑顔が老婆の顔には浮かんでいた。
「貴方は・・・・・・、死にたい?。それともこの絶望の世界で生きたい?」
「は?生きてえよ!!」
「その代わり貴方は一生私の心臓になるけど?」
「??」
「理解してないみたいね・・・・・」
「ちゃんと説明しろ!!!」
「するつもりよ」
「私はとある遠くの国の魔術師よ。昔はもっと強かったんだけどね、年をとるにつれて弱くなったの。私は自分に不死身の魔法をかけようとしたのだけど、もう遅かった。不死身の魔法を体は受け取らなかったの。」
「不死身の魔法って、体が受け取らねえといけねえのか?」
「うーん、まあ魔力が強すぎて体に悪い、でわかる?」
「おう」
「私は生きるために必死に研究したわ。そして分かったの」
老婆は微笑む。
「私の代わりに他のネコを用意して、ソイツを私のシモベにするの。シモベになったものは決して死ぬまで、永遠に私と寄り添っていきるの。それとシモベは毎日私に一滴の自身の血を私に捧げるのよ」
「なんちゅう設定だよ・・・・・」
「貴方は今ねその候補に挙がっているの」
「こーほ?。何のだ??」
「貴方ちゃんと話聞いてた?。私と運命を共にするシモベよ。」
「あー、それねー・・''・・・・・・・・・・ッッてええええぇ!?」
僕は首を振る。
「俺は嫌だ!」
「じゃあ死ぬのよ?」
「何だよ、その選択肢!。死ぬか、生きるかかよー!!。逃がしてくれねーのかよ!」
「貴方確かさっき生きたいって言ってなかったかしら?。それと逃すという選択肢は私には無いわね」
「取り合えず、名前を教えろ!!」
「名前、、、私には無いわ」
「はぁぁぁぁぁ?、長年生きてきたくせに名前ずーーーーとなかってか?」
「ええ。貴方は?」
「俺は、、記憶を失って名前覚えて無いんだ」
「あらら。じゃあ私のシモベとなれば名を授けるわ」
「お前のシモベになるわけねーだろ。死んだほうがましだ!」
「じゃあ死のっか」
「まてまて、もうちょっと考えさせろ!」
「・・・・・,・分かったわ。もうちょっとだけよ」
最終編集者 ヴァイオレットシャ [ Wed Jun 29, 2016 6:59 am ], 編集回数 1 回
Re: 黒龍の咆哮
「はい!、もうちょっと経ったわ!」
「くぅ・・・・・」
「で、どうするの?。私はシモベになることをおすすめするわ。私殺し合いは嫌いでね」
__誰だって殺し合いは嫌いだろ__
「・・・・・・・ンンー」
「もう!、シモベにす------」
突然言葉を止めた老婆。
「おい?、どうした」
「フフ、あははははぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
「お、おい!?、大丈夫か?」
「実験よ。不死身の魔法をかけたらどう見た目はどー変わるのかなぁーって。で、今結果が出たの」
老婆は瞬間移動を使ったのか、あるネコの体を地面に横たえた。
「ほら、このねこさんよ。ちょっと見た目グロいかしら?」
「ウッ・・・・・・・・・・・」
___その体はオレンジのような色の鱗がつき、尻尾の代わりに大きながついていてな・・・、龍なのだ。猫だが・・・・。見た目は龍。中身は猫ってことか。____
「さあさあ、そろそろね。もう結論は決まったわ」
「は?俺が決めるんじゃねえのかよ??」
「いいえ。もう時間切れ」
「お、おい、待ってく-----」
僕のことを老婆は見つめると魔法を発動させる。どうやら気を失わせたらしいな・・・・・・・・
「くぅ・・・・・」
「で、どうするの?。私はシモベになることをおすすめするわ。私殺し合いは嫌いでね」
__誰だって殺し合いは嫌いだろ__
「・・・・・・・ンンー」
「もう!、シモベにす------」
突然言葉を止めた老婆。
「おい?、どうした」
「フフ、あははははぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
「お、おい!?、大丈夫か?」
「実験よ。不死身の魔法をかけたらどう見た目はどー変わるのかなぁーって。で、今結果が出たの」
老婆は瞬間移動を使ったのか、あるネコの体を地面に横たえた。
「ほら、このねこさんよ。ちょっと見た目グロいかしら?」
「ウッ・・・・・・・・・・・」
___その体はオレンジのような色の鱗がつき、尻尾の代わりに大きながついていてな・・・、龍なのだ。猫だが・・・・。見た目は龍。中身は猫ってことか。____
「さあさあ、そろそろね。もう結論は決まったわ」
「は?俺が決めるんじゃねえのかよ??」
「いいえ。もう時間切れ」
「お、おい、待ってく-----」
僕のことを老婆は見つめると魔法を発動させる。どうやら気を失わせたらしいな・・・・・・・・
Re: 黒龍の咆哮
体に鋭い痛みが走る。
「うっ、、、あのババァ、、、、、、、何しやがったんだ・・・・・・・・・?」
「あら、おはよう。坊や」
「あ!、ババァ!!!。ん、、、体が動く!!?」
僕は飛び上がるように、立ち上がる。
「ん、なんにも変わっていないのか?。逃がしてくれるんか??」
「いいえ、ちゃーんとかけたけど?」
「エー?どこが変わりやがったんだぁ?」
「うーん・・・・・・・・・・・そこに雨を集めて氷らせた、代用の鏡があるからそこで見てみたら?。奥の方の壁よ」
「わかった、待ってろよ」
「勿論だって。貴方は私のシモベですもの」
「えぇっと、、鏡、鏡、、、あったあった!」
「あれ、変な絵が描いてるぞ?」
____そこには大きな黒い尾を地面に引きずり、なんとも恐ろしい顔をした黒龍だったんだ。まあ、大きさは俺と余り変わらないが____
「ババァ、このかが---------」
「違う、、、これは俺なんだ、、、」
「とーてもお似合いよ♪」
「・・・・・・・・・・・」
「じゃあ私は先に戻っているわね」
___僕はヤツを殺すことを決心したんだ。全てはこの決断のせいなんだ。___
「う、、、、、、貴方、、私を殺すの??」
「許さない!」
「お願い、、、、、助けて、、ちょうだい」
「お前を殺せば、俺は解放されるんだ、、、、」
「ええ、私を殺すのも良いかもね、、、、、、、、、でもその呪いは解けないわ」
「不死身の呪いだろ?。なら外見さえ気にしなければいいんだよ」
「そうよね、、もっと他のかければよかったわね、、例えば死の魔法とか?」
彼女はそこで息絶えた。
ここから僕の新しい人生が始まったんだ。
「うっ、、、あのババァ、、、、、、、何しやがったんだ・・・・・・・・・?」
「あら、おはよう。坊や」
「あ!、ババァ!!!。ん、、、体が動く!!?」
僕は飛び上がるように、立ち上がる。
「ん、なんにも変わっていないのか?。逃がしてくれるんか??」
「いいえ、ちゃーんとかけたけど?」
「エー?どこが変わりやがったんだぁ?」
「うーん・・・・・・・・・・・そこに雨を集めて氷らせた、代用の鏡があるからそこで見てみたら?。奥の方の壁よ」
「わかった、待ってろよ」
「勿論だって。貴方は私のシモベですもの」
「えぇっと、、鏡、鏡、、、あったあった!」
「あれ、変な絵が描いてるぞ?」
____そこには大きな黒い尾を地面に引きずり、なんとも恐ろしい顔をした黒龍だったんだ。まあ、大きさは俺と余り変わらないが____
「ババァ、このかが---------」
「違う、、、これは俺なんだ、、、」
「とーてもお似合いよ♪」
「・・・・・・・・・・・」
「じゃあ私は先に戻っているわね」
___僕はヤツを殺すことを決心したんだ。全てはこの決断のせいなんだ。___
「う、、、、、、貴方、、私を殺すの??」
「許さない!」
「お願い、、、、、助けて、、ちょうだい」
「お前を殺せば、俺は解放されるんだ、、、、」
「ええ、私を殺すのも良いかもね、、、、、、、、、でもその呪いは解けないわ」
「不死身の呪いだろ?。なら外見さえ気にしなければいいんだよ」
「そうよね、、もっと他のかければよかったわね、、例えば死の魔法とか?」
彼女はそこで息絶えた。
ここから僕の新しい人生が始まったんだ。
Re: 黒龍の咆哮
~何故、こうなったか貴方は分かってない~
私が初めて『彼』と出会ったとき。
地獄の中、私は泣き叫んでいた。
そこに彼がやって来た。
大きな羽を生やした、黒猫。
私は助けを求めた
けど
彼は助けてくれなかった。
つらかった
皆が死んでいく姿、
見たくなかった。
瀕死のお母さん
焼け焦げたお父ちゃん
必死に私を逃がそうとしたお姉ちゃん
みんなみんな
死んじゃった
私は
彼を
憎んだ
必ずしも皆の
復習をしてやると自分の心臓に誓った。
彼は分かってない
しかし
彼は優しかった
私を守ってくれた
貴方は分かってないよね
私は貴方に好意を寄せている
私は貴方を恨んでいる。
どうしたらいいの?
苦しい
助けて
孤独
悲惨
怒り
私の心は乱れていく。
お願い、、、、
助けて、、、、
オリゾン!!!
「勿論、助けるよ。アンジュ」
「・・・・オリゾン!」
「さあいこう、」
「えぇ!!」
私が初めて『彼』と出会ったとき。
地獄の中、私は泣き叫んでいた。
そこに彼がやって来た。
大きな羽を生やした、黒猫。
私は助けを求めた
けど
彼は助けてくれなかった。
つらかった
皆が死んでいく姿、
見たくなかった。
瀕死のお母さん
焼け焦げたお父ちゃん
必死に私を逃がそうとしたお姉ちゃん
みんなみんな
死んじゃった
私は
彼を
憎んだ
必ずしも皆の
復習をしてやると自分の心臓に誓った。
彼は分かってない
しかし
彼は優しかった
私を守ってくれた
貴方は分かってないよね
私は貴方に好意を寄せている
私は貴方を恨んでいる。
どうしたらいいの?
苦しい
助けて
孤独
悲惨
怒り
私の心は乱れていく。
お願い、、、、
助けて、、、、
オリゾン!!!
「勿論、助けるよ。アンジュ」
「・・・・オリゾン!」
「さあいこう、」
「えぇ!!」
最終編集者 ヴァイオレットシャ [ Sat Jul 02, 2016 11:23 pm ], 編集回数 1 回
Re: 黒龍の咆哮
先が気になります。それに主人公?がオリゾン君に感じている気持ちが複雑で結末が楽しみすぎてワクワクしていますw。
頑張ってくださいp(^-^)q
頑張ってくださいp(^-^)q
柏花- 子猫
- 投稿数 : 7
Join date : 2016/06/25
Re: 黒龍の咆哮
柏花 wrote: 先が気になります。それに主人公?がオリゾン君に感じている気持ちが複雑で結末が楽しみすぎてワクワクしていますw。
頑張ってくださいp(^-^)q
こめありです!。正直私の頭も複雑に、、、、、、ww
頑張らせて頂きます!
Re: 黒龍の咆哮
何気無い日々を過ごしていたある日、事は起きた。
「おはよう!、ママ!」
「あら、今日も随分と早起きなのね」
「パパは?」
「狩りに行ってるわよ」
「ふぅーん、ねーねは?」
「まだ寝てる。起こしちゃダメよ?」
「そんなぁー、ひまだよぉ」
「じゃあままとおそびまーしょ♪」
「うん!」
突然、地面を大きく揺るがす地震が起きた、、、
「キャァッ!!?」
「落ち着いてアンジュ!、大丈夫だから!!」
地震は大きく、高く重なった岩壁はだんだんと崩れていく、、、
「逃げるわよ!」
「待って!」
「お姉ちゃん!」
「三匹で、一緒にお父さんに合流しましょう!!」
「うん、わかって--------」
一瞬、チカッと光ったと思えば、大きな炎が燃え広がり始めた。
「危ない!、二人とも逃げて!!!」
お母さんは私達を守るため、二人を突飛ばし自らを犠牲にしたのだ。
「ママ!!!」
「そんな、、、お母さん、、、?」
「ママ、今助けるか-------」
「ダメ!、戻りなさい!。後はお姉ちゃんに任せるのよ!!。私は、、、、、ママは大丈夫だからほっといて!!!!」
「アンジュ、逃げるよ!」
「いや、、、イヤだよ!!!、ママ!!!!」
「アンジュ、、、行くよ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!」
「お母さん!?」
「ダメ!、行くよ!!」
「痛い!、やめて、はなして!!」
「チッ、ここも通れないなんて」
「お姉ちゃん、どこに行くの?」
「外に。お父ちゃんに会いに行くの」
「そうだね、外に行けば逃げれるかもしれないしね」
「うん」
「ン、あれって?」
「鳥?、でもネコみたいな体つきしてるね」
「まさか、、あいつも、?」
「見て!、羽が生えた黒猫だよ」
「助けてくれるかも、、、、、、」
「おおおーい、そこの黒猫さぁーン」
確かに聞こえたはずだ。なのに黒猫は薄気味な笑みを浮かべると、飛び去っていってしまったのだ。
そのあと私はお父ちゃんに会えた。焼け焦げたお父ちゃんに。
「そんな、、、、、これが魔法、、、、、、、、、、?」
これがお姉ちゃんの最後の言葉だった。
苦しみに耐えきれずお姉ちゃんは、、、、、、谷底から自分の意思で落ちて、死んだ。
私一人になったんだ。
でもあのネコが助けていれば何もかも、きっと違ってた。
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: 完全オリジナル猫小説
Page 1 of 1
Permissions in this forum:
返信投稿: 可
|
|