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投稿 by レパードクロー Sun Jul 05, 2015 5:46 pm

Chapter3










淡い光がキャンプを染める。たくさん実ったベリーの重さでたわんだ小枝。素晴らしい春の午後。一族はのんびりとしていた。




ハツカネズミを食べ終わると、ビリーブハートはうーんとのびをした。ふさふさのブラウンの毛が波打ち、しなやかな筋肉がゆっくりと動く。

隣でクールヘイズはまだ雀を食べている。青っぽいくすんだ色の耳をピンッと自分のしっぽで弾く。クールヘイズは勢いで肉を吐き出した。


「何すんだよ!」

「別にー」


食事の邪魔をされ、そしてビリーブハートが笑われて頭にきた彼は食事そっちのけでわめきはじめた。

ビリーブハート頬杖をついて、穏やかに澄んだ瞳で眺める。時おり吹き出して、さらにクールヘイズがわめく。太陽は、きらきらと光る光で若い戦士を緩やかに照らす。

長い長い食事が終わり、彼らはごろんと横になる。けだるそうに二匹はグルーミングをはじめた。砂ぼこりを落としながらクールヘイズはつぶやいた。


「あのさ、ホヴァースターさ。もうちょっとボルトウェルフの言うこと聞いた方がいいよ。飼い猫や浮浪猫を仲間に引き入れたり、リヴァー族の末裔たちをサンダー族って名乗らせたり。」


「クールヘイズ。僕が捨て子だってこと、忘れてない?」小さく、しかし冷たくて芯の通った声でビリーブハートは言い放った。


クールヘイズは灰色の体をビクンとひきつらせ、ごめんよ、っと消え入るような声で謝った。


「いいんだ、別に。」悪気はないんだろう。それに、こんなささいなことで親友と喧嘩したくない。


その場に気まずい雰囲気が流れる。沈黙を破ったのはクールヘイズだった。

「あっあのさっ。ビリーブハートは部族猫だよ。だってお母さんは部族猫だし、お父さんはわかんないけどちゃんとリーフテイルが証言してくれてんじゃん。」

「・・・・・いいんだよ。」穏やかな顔でビリーブハートはつぶやいた。


いいんだよ。再び繰り返す。

いいんだよ。

いいんだよ。

いいんだよ。

いいんだよ。


「君がいる。それだけでじゅーぶん。いいんだよ。」

「お、おい。また変な妄想につかっているぞ。」

クールヘイズ...................。感動シーンをぶち壊すなよ。僕は苦笑して立ち上がった。子猫が1匹かけてきて、どしんと足にぶつかる。

「ご、ごめんなさい、ビリーブハート!」おろおろしている子猫を見たら笑えてきた。

「いいんだよ。」そっと繰り返す。子猫はまた母親の元へと走っていく。


「よくない!」どひゃあ!何だよ!

怒鳴り声がして振り向くと、レッドクローがたっていた。

「若い戦士がキャンプの中でぶらぶらしているなど、とんでもないっ!働け!今すぐ!」

「「は、はいっ!」」

するとレッドクローはまさかのため息をついた。やれやれというように首をふる。


「そんなこと言っても、無理だよな。今はこんな状態だから。」





実はサンダー族はボルトウェルフ派と族長派の二つに別れて対立している。

ボルトウェルフたちは今にも戦争を引き起こしそうな感じだ。もう、どうしていいかわからない。レッドクローは小さくつぶやいた。

強い副長も今じゃ小さく小さく見える。


「どうなるんだろうね。ボルトウェルフは野蛮なことはしないよ。絶対。」クールヘイズはボルトウェルフのことを信じきっている。


本当に、これからどうなるのだろう。ビリーブハートの心には、大きな不安がのし掛かっていた。











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投稿 by レパードクロー Sun Jul 12, 2015 7:51 pm

Chatper4




パープルポーとラビットポーが戦士になった。それぞれパープルリヴァー、ラビットクローという名前になり、今夜は名誉の寝ずの番をする。

若き戦士たちは大喜びで跳ね回り、見習いたちの憧れの眼差しを浴びて、意気揚々と茨のトンネルの前に座った。


「僕らもあんなころが、あったよな。」

「いやビリーブハート。それつい一ヶ月前のことじゃん」クールヘイズが冷たい突っ込みをいれる。


ラビットクローはボルトウェルフの甥っ子だ。彼のたくましい筋肉はやはり、ボルトウェルフの家系なのであろう。

嫌だな。こんな風にすぐ何かと関連付ける自分。なおしたいよ、素直に誰かを尊敬したいよ。


「お前、もういっぺん言ってみろ!」


静かな夕日がキャンプを照らす中で怒声が響き渡った。たまちゃんだ。

空き地の中央でボルトウェルフとにらみ合っている。ハイドランジアハートが金切り声をあげて首筋の毛を逆立てた。

なんだなんだと一族がざわつく。


「ホヴァースターが飼い猫だと!?」

「ああ。あいつは迷い猫を一族にいれすぎだ!おかげで純血社会が危うくなっている!ま、お前にはわからんだろうな。二本足から生まれた飼い猫が戦士を気取るな!」


この言葉にはさすがのクールへイズもうッと身を引いた。さすがに二本足から生まれた、なんていいすぎる。

ボルトウェルフとたまちゃんは体の大きさは同じくらいだ。もしも二匹がケンカすれば、かなりの血が流されるだろう。


「ホヴァースターの悪口を言う奴はたとえ部族仲間だろうがゆるさねぇぞ!!!」

「なにが部族仲間だ!飼い猫のくせに!まともな戦士名も持っていないで!お前がここにいることをスター族は望まれていない!」


ハイドランジアハートは震えながらもそうだ、そうだと訴えた。ダークネスナイトやラビットクローも応援する。

喉から胆汁が湧き上がってきてはきそうになった。クールへイズが隣でブツブツ言っている。


「お前なんかが俺の娘を指導する権利がどこにある!」

「なんだと!?」

「ふん、結局なんだとしか言えてないじゃないか。飼い猫はおとなしくキャットフードでも食ってな!」



「やめてください。」


凛とした声が響き渡った。怒声と野次がぴたりとやみ、数々の瞳がぎょろりとこちらにひきつけられる。

注目を浴びていたのはビリーブハートだった。

彼は堂々と胸をはり、落ち着いた瞳で野獣のように毛が逆立ったボルトウェルフを直視した。


「彼が飼い猫で、戦士ではないのなら、僕はどうなりますか?僕も二本足から生まれましたか?ライトニングポーは?」


「彼を部族猫として認めず、その上ひどい暴言まではいたことは、僕とライトニングポーにも同じことをしたということです。そう、フローカストリップにも。実の娘さんは部族猫ではないのですか?それなら彼女も僕もフローカストリップもここから出て行くべきではありませんか?」


うっと声をつまらせてボルトウェルフは後ずさりした。見習いたちはうつむくライトニングポーを好奇の眼差しで見つめた。

クールへイズはおろおろし、レッドクローは何も言わなかった。



「彼の言うとおりですね。」



とうとう、族長部屋からホヴァースターが出てきた。ボルトウェルフはふんと鼻をならして、こう言った。

「弱虫族長さんのおでましか。」

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投稿 by 戦士 Mon Jul 13, 2015 7:22 pm

パープルポーおめでとう!!←

部族で派閥争いあると怖いですね・・・・。
いつか、タイガースターみたいに誰かが追放されるのか、あるいは一致団結するのか気になりますね。

続き楽しみにしてます!

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投稿 by レパードクロー Tue Jul 14, 2015 8:04 pm

戦士 wrote:パープルポーおめでとう!!←

部族で派閥争いあると怖いですね・・・・。
いつか、タイガースターみたいに誰かが追放されるのか、あるいは一致団結するのか気になりますね。

続き楽しみにしてます!


コメありがとうございます!
ですよねーwクラスでも女子か男子かでもめるとけっこううるさいです^^私は皆を盛り上げてしまって火種を飛ばしまくるやつですがww
もしかすると両方かもしれませんよ???
戦士sも頑張ってください!
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投稿 by レパードクロー Wed Jul 15, 2015 6:20 pm

Chatper5













「聞き捨てなら無い言葉ですね、ボルトウェルフ。」

ホヴァースターの琥珀色の瞳がぎらりと光る。ショウガ色の毛が生え揃った見事なしっぽを左右にゆっくりと振る。

たまちゃんはパッと目を輝かせ、どうだ、まいっただろうとでもいいたげな表情で一族を見渡した。


「俺は言いたいことを言う。あんたは迷い猫を部族にいれすぎだ。フラワーデイズのようなリヴァー族の末裔をいつまでもかくまったりして!俺たちは慈善団体じゃないんだぞ!」

「すみません..........。でも、私はできるかぎり自分の食べ物とサンダー族の皆様の分を捕っています。」


フラワーデイズスターが蚊のなくような弱弱しい声でつぶやいた。

彼女はリヴァー族の最後の末裔。純粋なリヴァー族の戦士だ。サンダー族にはリヴァー族の血が流れているものが何匹かいる。

戦争で生き残ったリヴァー族の戦士をかくまっているからだ。彼女はちゃんと九生を持っている。


「ボルトウェルフ。この一族に不満があるのならば、その不満を打ち消すか、出て行きなさい。」

「それはないよ!」ラビットクローたちが抗議を始めた。




「ほぅ。それはいいな。どちらにせよそうしたかったんだ。」




ボルトウェルフは意地の悪い顔でにたりと笑った。夕日に黄金色の鬣がきらきらと輝く。



「俺はここを出て行く。ついてきたいものはシャドウ族の縄張りまで来い。期限は...................」





「明日の正午。それまでにこないやつは反乱軍だ!!!」


なんだって!?ビリーブハートは驚いて耳を疑った。

彼は出て行ってシャドウ族に住むのか!?ついつい親友に目をやると、なんと彼の目は輝いていた。不安と、期待に。

レッドクローは一声鳴くと、「本気かボルトウェルフ!?」と叫んだ。


「ああ。大体お前は見習い時代から消えてほしかったよレッドクロー。いつもいつもホヴァーウィングホヴァーウィングって言って!」

「何だと!?」


ボルトウェルフがふんと鼻をならした。にたぁっと口を開く。真っ赤な口の中で銀色の鋭い牙がぎらりぎらりと輝く。


「さらばだ。お前らのようなくずどもは死に絶えろ!」


捨てゼリフをはくと、茨のトンネルへと歩き出したボルトウェルフを追ってハイドランジアハートは急いで駆け出した。

ダークネスハートとラビットクローも走って外へと飛び出した。ちょっとためらったあと、ディムライトもくるりと背を向けてついていった。


「レッドクロー、たま。族長部屋にて待機しましょう。フラワーデイズスターも。」


族長は岩の割れ目の部屋へと引っ込んでいった。キャンプ内には不気味な静寂が漂っていた。

みんなの憧れの戦士が今、反乱を起こしたのだ。

一歩も動けずに固まっているクールへイズのわき腹をつついて、ビリーブハートは戦士部屋へと戻っていった。










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投稿 by 戦士 Wed Jul 15, 2015 7:25 pm

ウォーリアートール出番よ、パープルポー(今はフェザーだっけ?)のともに、一族の分裂を止めなければ!w今こそ話し合いを!

等とおせっかいを発動しそうな、ウォーリアートールがいなくて安心しましたw物語を大きくずらしそうなキャラはおとなしくしてる方がいいですねw

なんというか、やはり争いというのは怖いですねw

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投稿 by レパードクロー Fri Jul 17, 2015 10:07 am

[quote="戦士"]ウォーリアートール出番よ、パープルポー(今はフェザーだっけ?)のともに、一族の分裂を止めなければ!w今こそ話し合いを!

等とおせっかいを発動しそうな、ウォーリアートールがいなくて安心しましたw物語を大きくずらしそうなキャラはおとなしくしてる方がいいですねw

なんというか、やはり争いというのは怖いですねw[/quote




コメありです!
パープルリヴァーです^^紫川という意味ですよ~。
争いは怖いですよね。いやぁほんと今は平和ですねぇ(^^)ρ(^^)ノ
戦争の時に頂いたキャラは活躍しますので、もう少しお待ちを!
戦士sも頑張ってくださいね!
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投稿 by レパードクロー Fri Jul 17, 2015 10:43 am

Chapter6










部屋に戻ってごろんと横になった。苔の固まりをジッと見つめて、動かない。ただ、脇腹が呼吸にあわせて上下するだけ。


「行かなきゃ..................。」不意にクールヘイズがのそりと立ち上がった。


驚いて目を見張ると、彼は疲れて動かない足で立ち上がり、何かに取り付かれたようにヨロヨロと歩き出した。


「く、クールヘイズ!待て!」


「行かなきゃ。ボルトウェルフのところに..................。」譫言のように繰り返している親友を見て、ムラムラとしたものが沸き上がってきた。


怒りが燃えて、目をカッと見開く。毛がフワァッと逆立って、静かに一歩を踏み出すと、



勝手に拳が親友の頬を殴っていた......................。





★☆★



「いい加減、目を覚ませ!」


ビリーブハートの拳が僕の頬にあたった。どすんとしりもちをつき、怒りに燃える目で親友を睨んだ。


「何をする!」

「いつまでも夢を見るのはやめろ「君こそやめろ!」


部屋の中に怒鳴り声が響いて、天井がブルブルと揺れる。二匹は頑なににらみあった。


「ボルトウェルフは正しい!僕はそう信じる!」

「勝手に信じていればいいさ!」「何だと!?」


クールヘイズはシャアアと牙を剥き出した。ビリーブハートもかぎ爪を出す。鋭い雄叫びを上げて、二匹は取っ組み合った。

毛皮が切り裂かれて血がほとばしる。ビリーブハートはクールヘイズの背中をがむしゃらに引っ掻いた。

「ギャッ」と叫んでクールヘイズは部屋の隅まで走って逃げた。背中を丸めてフウウウと威嚇する。

再び二匹は取っ組み合った。

ビリーブハートは脇腹に深い切り傷をおって倒れた。血がドクドクと流れ落ちる。

途端にクールヘイズは我に帰り、しっぽを垂れて後ずさりした。


部屋の中に静寂が増す。


「................君はサンダー族じゃない。さっさと愛するご主人様のところにいくんだ。それが、君の幸せだから。」


ビリーブハートは冷たく言いはなった。強がってはいるが、傷が深くて立ち上がれない。

くすんだ色のしっぽをまだ引きずりながら、クールヘイズは黙ってビリーブハートの側を通り抜けて部屋から出ていった。
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投稿 by 戦士 Fri Jul 17, 2015 5:28 pm

あ、パープルリバーだったんですねw
紫の川って素敵ですねwきっと紫のごとく、バランスをもたらす存在になるんですね←
それにしても、弟子役&提供した猫の名前すら覚えられない記憶力は悲しくなってきますww

そして、クールヘイズとビリーブハートの喧嘩は素敵ですね。
お互い意思をぶつけあってこその友情というものですよね!w
後々二匹が和解することを信じて、先を楽しみにしてますw

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投稿 by レパードクロー Fri Jul 17, 2015 7:46 pm

戦士 wrote:あ、パープルリバーだったんですねw
紫の川って素敵ですねwきっと紫のごとく、バランスをもたらす存在になるんですね←
それにしても、弟子役&提供した猫の名前すら覚えられない記憶力は悲しくなってきますww

そして、クールヘイズとビリーブハートの喧嘩は素敵ですね。
お互い意思をぶつけあってこその友情というものですよね!w
後々二匹が和解することを信じて、先を楽しみにしてますw


コメありです!
お褒めの言葉、ありがとうございます♪パープルリヴァーという名前、結構気に入っていますw
喧嘩うまくかけたかどうか心配です(((・・Wink
なんかまた戦士sが神様に見えてきました^^
和解するかどうかはお楽しみに!
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投稿 by レパードクロー Fri Jul 17, 2015 8:09 pm

Chapter7






ハタネズミは筋っぽかった。無理矢理でも喉に通そうとするが、つかえてうまく飲み込めない。

いや、実際は筋っぽくなんか、ないのだろう。

ただ、僕の心にずしりと重い石が乗っかっているだけで。


「................悩んでいるの?」


「えるお姉ちゃん。」


世界で一番好きで、尊敬して、自慢に思っているライトニングポーお姉ちゃんがやってきた。


「悲しみ取り除く手術、やってあげようか?」


悪戯っぽい笑みの向こうには心配そうな表情が浮かんでいる。

トワルポーも笑顔を返すと、うん、と頷いた。

後ろからえるねえが覆い被さって、胸がフワァッとあったかくなった。

「いちごオレ」えるお姉ちゃんがつぶやいた。


何それ?と聞き返す僕。えるお姉ちゃんはううん、なんか思い付いただけ、と言った。


「キャンドルフレアやサーチノウズも出ていっちゃったね.............。」

「うん。見て、今もライドテイルが出ていっている。」


本当だ。赤茶色の虎猫がこっそりと息を潜めて出ていっている。


「僕たちは..............どうするの?」トワルポーは一番悩んでいたことを口に出した。


重い石の固まりが喉につかえて苦しい。ライトニングポーはただ瞬きをするだけだった。

自分が思っていることは正しいんだろうか?


誰を信じて歩いていけばいいのだろうか?

そもそもこの世界に信じていいことはあるのだろうか?

小さな体がバラバラに砕け散りそうで怖い。

ライトニングポーはどうする気なのだろう?

きっと僕についてくるって言うだろう。

そんなの、嫌だ。

自分の意思というものは、実在するのだろうか?


「僕は..............シャドウ族へ行きたいよ。」


「行きましょ。暗くなる前に。」


「うん。」




また二匹、シャドウ族へと向かっていったのだ。






★.................................................☆.........................................................★........................................................☆

キャラクター説明


ライトニングポー「稲妻足」:黄金色の雌猫。瞳は燃えるような朱色。トワルポーの姉
トワルポー「トワル足」:くすんだ黄金色の雄猫。顔と腹、胸は黒。瞳は吸い込まれるような青
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投稿 by じん Fri Jul 17, 2015 8:25 pm

新シリーズ、おめでとうございます!!たまちゃん先輩の登場にとても嬉しい思いです!!
猫たちの名前も、採用して頂けてありがとうございます!これからも頑張ってください!!
応援してます!

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投稿 by 戦士 Fri Jul 17, 2015 8:31 pm

トワルポー、ライトニングポーまで・・・・w

サンダー族よ、今こそ絆が試される時じゃ!w

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投稿 by レパードクロー Sat Jul 18, 2015 8:57 pm

じん wrote:新シリーズ、おめでとうございます!!たまちゃん先輩の登場にとても嬉しい思いです!!
猫たちの名前も、採用して頂けてありがとうございます!これからも頑張ってください!!
応援してます!


コメありです!
たまちゃん先輩気に入ってしまいましたw猫の名前はもうほんとネタ&切れだったのですごくありがたかったです(*^^*)
ありがとうございます♪
じんsも頑張ってください!
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投稿 by レパードクロー Sat Jul 18, 2015 9:01 pm

ウォーリアートール/戦士 wrote:トワルポー、ライトニングポーまで・・・・w

サンダー族よ、今こそ絆が試される時じゃ!w



またまた戦士sが神様に見えてきましたw
そうです!今こそ絆です!w
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投稿 by 明日輝 Sun Jul 19, 2015 3:37 pm

うわぁ、なんかすごいことになっちゃてますねー←
パパラッチハートっ、何やってんの!こういう時こそぱしゃりでしょ!←


ということで登場を楽しみにしています、頑張ってくださいませっ!
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投稿 by 戦士 Sun Jul 19, 2015 4:01 pm

明日輝 wrote:うわぁ、なんかすごいことになっちゃてますねー←
パパラッチハートっ、何やってんの!こういう時こそぱしゃりでしょ!←


ということで登場を楽しみにしています、頑張ってくださいませっ!

シャドウ族の弱みスクープ期待してます!←

意外とパパラッチハートのおかげで一族の分裂が終わるかも?w←

パパラッチハートの登場、楽しみにしてますw

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投稿 by レパードクロー Sun Jul 19, 2015 5:59 pm

明日輝 wrote:うわぁ、なんかすごいことになっちゃてますねー←
パパラッチハートっ、何やってんの!こういう時こそぱしゃりでしょ!←


ということで登場を楽しみにしています、頑張ってくださいませっ!



はいwすごいことになっていますw
パパラッチハートはもう少しお待ちをっ!
明日輝sもファイトですよ!お互いガンバです!q(^-^q)
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投稿 by レパードクロー Sun Jul 19, 2015 6:01 pm

ウォーリアートール/戦士 wrote:
明日輝 wrote:うわぁ、なんかすごいことになっちゃてますねー←
パパラッチハートっ、何やってんの!こういう時こそぱしゃりでしょ!←


ということで登場を楽しみにしています、頑張ってくださいませっ!

シャドウ族の弱みスクープ期待してます!←

意外とパパラッチハートのおかげで一族の分裂が終わるかも?w←

パパラッチハートの登場、楽しみにしてますw


弱味スクープあるでしょうかねw
なんかパパラッチハートが重要キャラへと進化している^^
楽しみに待っててくださいませ~
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投稿 by レパードクロー Mon Jul 20, 2015 10:24 am

ビリーブハートの想像画ですw
下手くそですね^^今度またカキナオシマスw

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投稿 by レパードクロー Wed Jul 22, 2015 4:31 pm

Chapter8












時間は戻ってこなかった。トワルポーも戻ってこなかった。ただ、静寂だけが猫のしなやかな体を覆い尽くした。

黒い耳をピクリと動かしてまとわりつく不安を追い払おうとした。

バッドベルはにこりとも微笑まずに突っ立っていた。可愛い大好きな弟子を待っていた。

でも、彼は戻ってこなかった。ホヴァースターからトワルポーには注意しとけ言われていたが、まさか戻ってこないなんて..................。

太陽が沈み、夜空が広がった。次々と残った戦士が部屋へと吸い込まれるように入っていった。

「バッドベル。まだ起きていたの?」

ホヴァースターがきらきら光る瞳をこちらに向けながら横にたっていた。

「族長。お休みになられては?これからたいへんですよ?」

「............そうね。でも、私は部族を1つにまとめきれなかった................。」

「族長?」

「あの時のように。自分の娘に殺されかけた..............。」

殺されかけた?自分の娘?ホヴァースターはどうしてしまったのだろう?

のそりと隣に大きな陰が現れた。ビックリして振り向くと、エルフポーだった。

「やはり、貴方がブレイドペルトの母親でしたか。」

「.............そうよ。よくわかったわね、エルフポー。賢いわ。」ホヴァースターも驚きもせずに短くエルフポーを誉めた。

「あの子は美しかった。気配りもよくきいて、とてもいい子だった。そのうち妊娠した。相手はフラットという飼い猫............。」

飼い猫!嘘でしょう?じゃあもしかしてビリーブハートは飼い猫の子供!?

「飼い猫との恋はやめてほしかった。とてもつらいから..................。」

そんな・・・。

バッドベルの脳裡にある言葉が浮かび上がった。

<もしかすると、ホヴァースターも.................>

「ブレイドペルトとリーフテイルは飼い猫のハーフなんですね。」エルフポーが恐れを知らずに聞いた。

「そうよ。」

嫌だ!そんなの!

尊敬していた族長がいくつも掟破りをしていたなんて..................。信じられない思いでバッドベルは成り行きを見守った。


「私がまだ副長だったとき、一匹の飼い猫が迷い混んできた。名はストリーム。美しい猫だった。その日から私たちは距離を深めていった。」

何かにとりつかれたように語りだしたホヴァースターをバッドベルはなすすべもなく見守った。

「四匹の子供が産まれた。ブレイドキット、リーフキット、ファイヤキット、シーダキット。」

「皆美しかった。シーダキットは病弱ですぐに死んでしまった。ファイヤキットは鷹にさらわれていった。残ったのはブレイドキットとリーフキット。」


「ストリームは病気で死んでしまった。私はあの二匹を育て上げた.................。」




「でもね、そこから悪夢は始まっていたのよ。」



バッドベルはごくりと唾を飲み込んだ。


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投稿 by 戦士 Wed Jul 22, 2015 5:53 pm

物語が大きく?動き出しそうですね!

そして、エルフポーはやっぱり賢い・・・!

けど、ライトニングポーとトワルポーに置いてけぼりにされるお兄ちゃん(´・ω・)カワイソス

これは、与えられた使命を達成するための試練なのね・・!

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投稿 by レパードクロー Mon Aug 10, 2015 10:47 am

ウォーリアートール/戦士 wrote:物語が大きく?動き出しそうですね!

そして、エルフポーはやっぱり賢い・・・!

けど、ライトニングポーとトワルポーに置いてけぼりにされるお兄ちゃん(´・ω・)カワイソス

これは、与えられた使命を達成するための試練なのね・・!

はい、これから大きく動き出します!
エルフポーにはまだまだ活躍してもらわねば...........w
お、おいてけぼりじゃないですよ!ちゃ、ちゃんと自分の意思で動いていますよぉ!
そしてこれは裏話なのですが、実はエルフポーはボルトウェルフとは直接血が繋がっているわけではないんですよ。
エルフポーはフォーンリープという猫を父親に持ち、母親がハイドランジアハートなんです。
与えられた使命..........そうですねwそうですよ、きっとw
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投稿 by レパードクロー Mon Aug 10, 2015 11:25 am

Chapter9







「ストリームが死んで私は二匹を育て上げた。ウィロウフォールンという猫が父親の変わりをしてくれた。」

ホヴァースターは虚ろな目で語りだした。静まり返ったキャンプの中に、族長の美しい声が小さく響く。


「ブレイドキットは昔からすべて先のことを読んでいるみたいだった。とても賢くて私は喜んだ。」

「彼女が戦士になって、私は族長になっていた。すると彼女は..........賢かったあの子は若くて愚かな故に私と同じ失敗をした。飼い猫と恋に落ちてしまった!フラットはその時すでに単独猫だったの。」

一瞬バッドベルは立場を忘れてそっと鳴いてホヴァースターを落ち着かせた。族長は小刻みに震え、全身の毛が逆立っていた。

エルフポーはまったく動じず、真っ直ぐ前を見つめているだけだった。

「妊娠して子供を産んだ時、ブレイドペルトはこの子達は部族猫、と言った。フラットもまた死んだ。ボルトウェルフ率いるパトロール隊に襲われたの。」

ホヴァースターは一番恐ろしい場面を語りだした。

「私は泣き崩れる彼女を見て、つい言ってしまった.........................」





★☆★
時は昔に遡る。


「嘘だ.............フラットが..................。」

ブレイドペルトはわっと泣き崩れた。ホヴァースターは視線を下にした。

子猫が乳を求めて泣き叫び、ブレイドペルトはしゃくりあげながら子供達を自分の方へと寄せた。

「だからうまくいかないと言ったのよ。」族長は静かにつぶやいた。

「母さんに何がわかるのよ!部族内で連れ合いになった母さんに!」

ナニガワカル。カアサンニ。

そうね。貴方が思っていること全部。ホヴァースターはそう言いたかった。同じ苦しみを分かち合いたかった。

でも、目の前にいるのは真実を知らない嘘の鎧に包まれた猫。何が言える?この子の気持ちを、鎧を壊してまで言うことなのか?真実は。

時には真実よりも大事にしたいことだってある。

でも、自分が作ってしまった嘘から再び嘘が生まれてきてしまったのは、他でも無い自分の責任。

「わかるわ。私も飼い猫と恋に落ちてしまったから」

「え...............?」

「ごめんなさい、隠していて。貴方とリーフテイルの父親はストリーム。ウィロウフォールンじゃないわ。」

ブレイドペルトは目を見開いた。ホヴァースターは隠す事なくすべてを打ち明けた。その間、ブレイドペルトは何も言わなかった。黙って下を向いていた。

その晩、嵐が起こった。


皆部屋に閉じ籠り、茨のトンネルは頑丈に固定された。

ヒタ..........ヒタ.............雨で濡れたハイロックをよじ登って誰かが族長部屋へと入っていった。

「誰っ!」

入ってきた戦士は音もなく忍び寄ると、牙を剥き出してホヴァースターの腹へと飛び込んだ。

大きく噛みつき、脇腹に長い傷跡をつけると、実の母親から飛び退いた。犯人は悲しげにつぶやいた。

「母さんを、殺しにきたの。」

「え...................。」

「戦士の掟を破った猫が族長になるのは許せない。私も部族から出ていく。」

ブレイドペルトは悲しみのこもった瞳で最後にもう一度ホヴァースターを見た。

そして荒れ狂う外へと飛び出していった。

「待って、ブレイドペルト!待ちなさい。」

深い致命傷を負っているはずなのにホヴァースターは走り続けた。

嵐で吹き飛ばされた鋭い枝が脇腹に刺さって鈍い傷みが走る。それでも構わずに走り続けた。

小枝がピシピシと額を打ち、ぬかるんだ地面に足を取られる。

ブレイドペルトは勢いをつけて湖へと飛び込んだ。黒い水が彼女を飲み込み、激しく渦を巻く。

冷たい水がとぷんと肺へと流れ込み、瞬く間に身体中の空気が減っていった。毛皮が水を吸って重たくなる。

暗い暗い湖の底へとブレイドペルトは沈んでいった。

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投稿 by レパードクロー Tue Aug 11, 2015 11:47 am

Chapter10








夜が明けた。落ち葉の季節特有の肌寒い風が毛皮を撫でる。小鳥が捕まえてくれと言わんばかりに鳴き、木がさわさわと揺れる。

ビリーブハートは一晩中親友の寝床を見つめていた。思い直して帰ってきて、「やっぱり我が家がいいよ」なんて言って寝床に体を落ち着ける..................。

けれどもそんな夢のような展開にはならなかった。叙々に寝床は冷えてきて、最後に残った彼のぬくもりは北風にさらわれていった。

獲物置き場には乏しいほどしか獲物がつまれていない。ホヴァースターが空き地の真ん中にじっと座っていた。

「自分で獲物を捕まえられる年齢の者は集まりなさい。一族の集会を始めます。」

棲んだ空によくとおる声が響き渡る。見習いたちは興味津々と言った様子で駆けてきて最前列を占領した。

やはり昨日の出来事が皆気になるのだ。

「先日、ボルトウェルフがショッキングな事件を起こしました。ですがサンダー族の強さは変わりません!」

たまちゃんが真っ先にそうだそうだと賛成した。だが何匹かの戦士は不安げにひそひそしゃべっている。

「ボルトウェルフを初め、ダークネスナイト、ハイドランジアハート、トワルポー、ライトニングポー、ラビットクロー、ディムライト、ライドテイル、ミラクルフット、サーチノーズ、クールヘイズ、バイトファング、シーアイズ、フローカストリップ、クラックキット、キッドキット.........。」

我が子の名前が出るとダーティフェザーがシクシク鳴き始めた。連れ合いのブリーズファーがそっと耳をなめる。子猫たちは遊び相手を失ってしゅんとしているようだ。

にしてもフローカストリップが出ていったのは驚きだ。あんなに中傷的な言葉を言われたのに。

「ダークネスナイトよ。忘れたの?彼女の連れ合い。」

いつのまにかバッドベルが隣に来て耳元でつぶやいた。ビリーブハートが驚いて振り向くと彼女は哀れみのこもった眼差しを向けた。

それが自分にたいしてなのか、ダーティフェザーに対してなのかはわからなかった。

「たくさんの強い戦士を失いましたが、私たちの強さは変わりません!そして戦士になったばかりのラビットクローが出ていってしまったため、もう一匹戦士を迎えたいと思います。」

誰だろう?ぐるりと一族を見回したが、わからなかった。そうこうしている間に儀式は始まった。

「私、サンダー族の族長であるホヴァースターはこの見習いを見ていただく..................

バッドベルは微笑んでいる。どうしたのだろうか?ホヴァースターと何かあったのか?

フラワーデイズスターは黒い尻尾を前足にかけてハイロックのすぐ下に座っている。

一族の族長なのでホヴァースターと対等の地位にあるらしい。彼女は立派に九生を授かっている。確か今5つ目の命............。

「エルフポー、貴方はエルフエイジ(妖精の刃)という名前になります。貴方の先を読む力と冷静な判断を称え、サンダー族の正式な戦士として歓迎します。」

「「「エルフエイジ!エルフエイジ!」」」

皆がおめでとうとドッと駆け寄った。エルフエイジは身動きもせずに微笑みながらありがとうございます、と言っている。

「そしてレモンポーの指導者がいなくなってしまったので、ビリーブハートに指導者をお願いしたいと思います。」

自分が..............指導者に?ビリーブハートの心にふんわりとしたものが広がった。レモンポーは恥ずかしそうにもじもじしている。

「もちろん、引き受けてくれるわよね?」

「はい!よろしく、レモンポー」

初めての弟子と鼻を触れあわすと、二人して一族の輪の中へと戻っていった。

「さて............レッドクローはどこにいったのかしら?」

「副長なら早朝の狩りに弟子のプラティパスポーを連れていきました。」フラワーデイズスターがはっきりとした声で報告した。

「そう。今から狩猟部隊とパトロール隊を出します。パパラッチハート、ビリーブハート、パーシモンファー、狩猟部隊を率いなさい。つれていく戦士は自分達で選んで。三人ね。」

「ひゃっほう!リーダーだ!ナイスショットを納めなきゃ!」パパラッチハートはそう叫ぶなり一人で踊り出して跳び跳ねた。

誰かが「ホヴァースターは珍しく選ぶ戦士を間違えたようだ」とつぶやいた。

でも彼女は明るい皆のムードメーカー兼トラブルメーカー。きっとうまく狩猟部隊を率いるだろう。

問題は自分だ。新米戦士の自分に率いろと!?珍しく選ぶ戦士をホヴァースターは間違えたようだ。

「大丈夫、できるわよ。あたしもついてく。」

バッドベルが優しく声をかけてくれた。

パトロールのリーダーはシュガーハート、クロウクロー、そしてキャンドルフレア。

キャンプが元の活気を取り戻してきたようで大半の戦士がほっとひと息をついた。


「じゃあいくか。」ビリーブハートは二匹に声をかけると出発した。

スカイオークの近くで狩りをすることになっている。指導者がいなくなってしまったレモンポーも一緒に出かける。

しばらくシャドウ族との境界線にそって進むと血の臭いと悪臭が漂ってきた。

「何よ!?」バッドベルは顔をしかめている。

レモンポーもうっと唸って後退りした。ビリーブハートは勇敢にも臭いがする方へと足を踏み出した。

二匹もそろりそろりとついてくる。

大きな樫の木を曲がると臭いは最悪になった。ビリーブハートが一歩踏み出すと足元に何かが転がっていた。

大きな赤茶色の固まり。長いものが四本ついていて、黒っぽい液体がぐっしょりとした毛皮を濡らしている。

腹は大きな引っ掻き傷がついていた。喉には噛みきられた傷もついている。

「レ、レッドクロー.................」

それは愛する副長、レッドクローだった。

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