悪夢 _まだ∞の時間_
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悪夢 _まだ∞の時間_
前書き
今回はグロ系に挑戦しようと思いまして、別にスランプに入ったわけじゃ・・・などと容疑者は意味不明な発言を繰り返しており、なお・・・・
キャスト紹介
シュエット【梟】
濃い茶色の毛皮にうっすら縞模様がある。胸と耳は白。目はゴールド。細身で長身な雄猫。礼儀正しく面倒見の良いお母さん気質。
リュシオル【蛍】
エーレ【ハンノキ】
グレール【霰】
最終編集者 ヒーステイル [ Thu Jul 16, 2015 7:35 am ], 編集回数 1 回
ヒーステイル- 副長
- 投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17
Re: 悪夢 _まだ∞の時間_
フフフ…推理が正しければ、元ネタはきっとアレ!
こんばんは、トワです!
新小説おめでとうございます!
(キーワードは「∞」「ループ」「時間」「キャスト」「グロ系」等…)
もし予想が当たっていれば…「幕」「狂う」「舞台」「台本」「台詞」「針」「時計」「手紙」「エンドロール」「エンディング」
なんかも出てきますか? (万が一伏せておきたいのであれば消します!)
ヒースs、早く監獄から出て無罪を認められるのを待ってます!(ワルノリ
お互い、頑張りましょう。
こんばんは、トワです!
新小説おめでとうございます!
(キーワードは「∞」「ループ」「時間」「キャスト」「グロ系」等…)
もし予想が当たっていれば…
ヒースs、早く監獄から出て無罪を認められるのを待ってます!(ワルノリ
お互い、頑張りましょう。
トワイライトアウル- 新入り戦士
- 投稿数 : 72
Join date : 2015/05/16
所在地 : と、都会だし? (震え)
Re: 悪夢 _まだ∞の時間_
トワイライトアウル wrote:フフフ…推理が正しければ、元ネタはきっとアレ!
こんばんは、トワです!
新小説おめでとうございます!
(キーワードは「∞」「ループ」「時間」「キャスト」「グロ系」等…)
もし予想が当たっていれば…「幕」「狂う」「舞台」「台本」「台詞」「針」「時計」「手紙」「エンドロール」「エンディング」なんかも出てきますか? (万が一伏せておきたいのであれば消します!)
ヒースs、早く監獄から出て無罪を認められるのを待ってます!(ワルノリ
お互い、頑張りましょう。
コメありです!
フフフ…さてどうでしょうか!w色々なものを元にさせていただいてるので、監獄とは限らないかもしれませんよ?罪関係ないかもしれなくもないですかもよ??w
でも正直ドキッとしましたw
トワ君も頑張ってください!
ヒーステイル- 副長
- 投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17
Re: 悪夢 _まだ∞の時間_
00* スタートボタン
ひたりひたりと響く足音。仲間が流した涙が、発した悲鳴が、飛び散る鮮血が、この監獄に”なにか”がいるのを教えてくれた。
「ほんと、ふざけないでくれる?・・・ほんっとさあ・・・僕がなに失ったって、もういいんだよ」
もう灯らない蛍の光。
「返してよ、お姉ちゃんを返せよ!!」
散った雛菊を追う風。
「お前ら馬鹿じゃねえの?ここで死ぬしかねえんだって」
光をつかむことを諦めなかった最後の空。
「オレがくれてやったんだ・・・感謝してご利用するんだな・・・」
笑うことのなかった溶けた霰。
「俺だけ出るなんてあり得ない!早く、手を伸ばせ!」
「これだからさ、チャンスって嫌なんだ。どうしても見過ごせなくなっちゃうでしょ?」
1匹を取り巻く全ての世界が、今リセットボタンをクリックした
ループできる最後のチャレンジ きっとあいつらが救われると信じて
隣で輝く太陽が朽ちているとも知らずに
彼はついにループボタンの存在を知る
__まさか。この中に裏切り者がいるとでも?
__そんなこと言って無えよ。ただ、もうすぐこの世界は灯火をなくす。
__それだけだ
悪夢 _まだ∞の時間_
これは、最後の世界が織り成す、小さな小さな戦いの物語。
Nightmare does not end
ヒーステイル- 副長
- 投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17
Re: 悪夢 _まだ∞の時間_
00.1* メニュー画面
「あら、また誰かが迷い込んだようね」
しゃがれた声とともに、一匹の雌猫が現れた。声とは裏腹に、その顔立ちは美しい。
雌猫の影をなぞるように雄猫が歩き、雌猫にちらりと視線をやった。
「どうせ、また迷い込ませた、んだろう?」
クスクスと雌猫の口から笑いがもれる。笑い声は反響し、不気味な音となって猫の耳をくすぐった。
「楽しいゲームにしてくれんなら、満足だ」
雄猫はにやりと口角を上げた。赤黒い色、もう牙に染み着き、とれないようだ。
「期待してて」
雌猫は嗄れ声でいうと、じわりと闇に溶けこんでいった。
「ああ」
雄猫がひげを舌でなぞりながら返す。
彼のひげに滴った涎が、音も立てずに地面に落ちた。じわり。じわり。雌猫が溶け込んだように、暗闇がぐわんと揺れる。
「ふふっ」
雄猫の口から、少女のような声が漏れた。しなやかに体をくねらせると、立ち上がって背中の毛をなめた。炭のようだった毛が、つややかな色に変わっていく。
「楽しみ・・・楽しみだなあ・・・」
彼は熱っぽく目を光らせると、鉤爪を全開にしてくるくる回った。
「さあ、さあさあ、早くゲームをはじめようじゃないか、ねえ!」
床にぽつりと浮かんだ模様が、反響するように光始めていた。
ヒーステイル- 副長
- 投稿数 : 282
Join date : 2015/05/17
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