未来の私から過去の私へ 【短編】

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未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Fri Aug 28, 2015 6:36 pm

まえがき





朝拝見された方はおはようございます。昼頃拝見された方はこんにちは。夜拝見された方はこんばんは。ノーススノウです。
夏休みも終わりというこの時期に投稿開始です。
尚、フェンリルハートさんのトピの方で告知させていただいた小説は、諸事情により執筆を中止とさせていただきます。
楽しみにしていて下さった皆様、大変申し訳ありません。
ご理解ご協力をお願い致します。
変わりと言っては難ですが、此方の小説を楽しんで頂ければ幸いです。

わたくしノーススノウは今迄、グロい小説をメインとして執筆していましたが、今回はジャンルを変え、主人公が成長していくという内容の小説にチャレンジしてみました。
お見苦しいと思いますが、暖かく見守って頂ければ嬉しいです。
グロい系の小説ではありませんので、グロい系の物が苦手な方でも拝見されても大丈夫です。(あくまでノーススノウ個人の意見です)

次の投稿はキャスト、目次等を載せる予定です。
かなり更新は遅いと思いますが、どうか飽きずに最後迄拝見して下さる事を祈りつつ、今回は此処で筆を置こうと思います。

長文失礼致しました。
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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sat Aug 29, 2015 2:44 pm

主なキャスト


ドリー…青み掛かった黒い雌猫。小柄。孤高と孤独が美徳だと信じて生きてきた。ニジマスが大好物。

モコ…茶色い雌猫。天然。美味しい物と可愛い物が大好き。物事に夢中になると周りが見えなくなる。

プラーナ…真っ黒な雌猫。しっかり者。だが、かなりの怖がりで恥ずかしがり屋。むったんとは幼馴染み。

ムツ…艶やかなベージュの毛に茶色い縞がある雌猫。男っぽい。大雑把。でもやる時はやる。愛称はむったん。

ナタリア…黄金色の雌猫。ふわふわ少女。元々はお嬢様だったらしい。


用語説明


ブライト族(明るい一族)…モコ、プラーナ、むったん、ナタリアで構成された、小さな一族。

ミーニングレス…一族として機能していない部族を指す。

アロウン…どの部族にも属さずに孤独に生きる動物を指す。大体のアロウンは常識知らず。

穴場…ニジマスが生息している池。水位はドリーの足の付け根くらい。

loading………


世界観


世の中は世界恐慌。景気がガクッと悪くなり、生活する事も間がならなくなった、そんな世の中。
人間達は止むを得ずペットを野生に返した。猫や犬、中には狐やワニを離した連中もいた。
そんな中、猫達は捨てられた者同士が集まり、徐々に部族を創り上げた。
しかし、部族として上手く機能せずに部族崩壊が起こる部族も少なくなかった。
孤独に生きる者も現れ、もはや部族の存在意義さえも失われていった。


目次


プロローグ『突然の別れ』
一章『孤独』
二章『ミーニングレス』
三章『脅威』
四章『逃亡の末に』
五章『憧れ』
六章『部族』
七章『ミーニングレス?』
八章『私は私を生きるのです!』
九章『抗戦』
十章『渾沌』
十一章『自分を求め』
十二章『絆』
最終章『追憶』



最終編集者 ノーススノウ [ Sun Aug 30, 2015 10:48 pm ], 編集回数 2 回
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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sat Aug 29, 2015 5:23 pm

プロローグ『突然の別れ』






これは、ある一軒家に住んでいる猫のお話である。
何時もと変わらない午前を過ごした飼い猫、ドリー。今は穴場で青み掛かった黒い毛を濡らして彼女の大好物であるニジマスを収穫中。

彼女は元々あまり飼い主に頼らず、餌はほとんど自身で収穫し、寝る所も主人が用意してくれたベッドは使わず、クッションの中身を取り出したりして自分で作った寝床で寝ていた。
これは森で暮らしている父の教えの一つでもある。
『あまり二本足に頼らず、自分の力で生きる事』
二本足は人間を指すらしい。他にも色々と教えられた。
だが、その中で一つだけ彼女に理解出来ない事があった。
『信じ合える仲間と出会い、協力し合う事』
仲間なんて要らない。大体信じ合える、なんて……唯の綺麗事よね。
そんな確信もない言葉に騙されて、殺されでもしたら……

彼女は自身の足元の水面が光ったのを見逃さなかった。そこに水の中から前足を引き抜き、もう一度突っ込む。
すくい上げたニジマスを口で受け止め、一噛みして仕留めた。

彼女はその意味を父に聞いた事があった。
だが父は、後に分かるさと言って取り合ってくれなかった。

穴場から上がり、穴場の淵にニジマスを落として自分についた水を振り払った。そして漸く腰
を下ろしてニジマスにありついた。

別に助けなんて要らないのに……私は独りも生きられる。
もやもやを晴らそうと穴場に飛び込んだ。水飛沫が豪快に舞い上がる。
水を弾く彼女の毛も、耐えられなかったらしく、皮膚に冷たい水が流れ込んだ。彼女は思わず身震いした。

「別に助けなんて要らないもん!」叫んでみる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」と今度は絶叫してみる。
「おとーさんのバカ」と嫌味を言ってみる。
だがどれもこれも失敗。それどころかもっともやもやした気がする。
「ジョークよね、ジョーク」最後に開き直ってみる。
「これってやっぱ現実逃避なのかなぁ……」結局溜息混じりに心情を暴露。

ろそろそ体冷えてきたし、上がってニジマス食べるか。水の中で軽く伸びをして毛から水を取る。
そして水の重みに苦労しながらもどうにか体を引き上げた。

そこで漸く彼女はニジマスがない事に気付いた。彼女は途端に牙を剥いた。
喧嘩売ってんの?やるって言うならこっちも全力で……
刹那、彼女は追い掛けられる側となる。相手は狐だったのだ。
涙目のドリーを物凄い形相で追い掛けてくる。これだからアロウンっていうのは!

ドリーは近くにあった木に飛び付いた。そして幹に爪を立ててどんどん上に登る。それに対して狐は木の下を彷徨いている。狐は木に登れないのだ。これも父からの教えである。
数分彷徨いていたが、飽きたらしく何処かへ去っていった。

彼女は木から降り、ニジマスを奪った狐に対する恨みを持ちつつも家の方向に踵を返した。
だが、まさかこんな事になっているとは、夢にも見ていなかった。
家に帰ってみると、そこは物の抜け殻だった。
この時間、必ず家族の誰かしらは居る。お出掛け……?
彼女は自分の寝床に飛び込んだ。無駄な体力使っちゃったぁ……欠伸をして尻尾の先を鼻に掛けた。

彼女が目を覚ました時、彼女は確信した。私は捨てられた、と。
何故なら、彼女は自然に目が覚めたのではなく、家から摘み出されて起きたのである。そして、そのまま彼女の目の前で、家が解体されていったのだ。



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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sat Aug 29, 2015 5:26 pm

一章『孤独』

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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sat Aug 29, 2015 5:27 pm

二章『ミーニングレス』

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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sat Aug 29, 2015 5:28 pm

三章『脅威』

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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ライトハート on Sat Aug 29, 2015 6:48 pm

新小説おめでとうございます!
とても面白そうな設定ですね!
世界恐慌からこういう話を創りだす事が凄いと思います!
なんか社会で聞いた事ある名前でw(でも内容までは覚えてないですw)
そんな世の中の時代?の猫ストーリー楽しみです♪
お互い頑張りましょう!
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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

投稿 by ノーススノウ on Sun Aug 30, 2015 10:53 pm

光鈴 wrote:新小説おめでとうございます!
とても面白そうな設定ですね!
世界恐慌からこういう話を創りだす事が凄いと思います!
なんか社会で聞いた事ある名前でw(でも内容までは覚えてないですw)
そんな世の中の時代?の猫ストーリー楽しみです♪
お互い頑張りましょう!


コメントありがとうございます!!
勿体無いお言葉ありがとうございます^ ^
世界恐慌は、アメリカが衰退したせいで世界中の景気が悪くなってしまった、みたいな感じだったと思います……多分w
まちがっていたらすいません!
頑張りましょう!ファイトですp(^_^)q
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Re: 未来の私から過去の私へ 【短編】

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