⚡ アッシュポー『一族でいちばん可愛い娘はだれだと思う？』クラウドポー『なに言ってんだ、一択じゃないか』 １期５巻 / 短編 / 本家コメディ / 更新中！

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見習い部屋



アッシュポー「そうだよな乳兄弟！　よくわかってくれてるじゃないか」

クラウドポー「ああもちろんだよ！　なんてったって──」

アッシュポー「ファーンポーは天使だもんな！！」

クラウドポー「ブライトポーはマドンナだもんな！！」

…………

アッシュポー「……えーと？　兄弟？　クラウドポー？　ブライトポーもそりゃ確かに可愛いけどさ。僕の妹以上に純真無垢で愛らしくて素直な女の子なんていない、そうだよな？」

クラウドポー「君はどうやらハリネズミに空を飛ばせる名人らしいね、あるいはキャンプの焼け跡の灰が目に入りでもしてるのかい？　ブライトポーのあのはつらつとした太陽のような笑顔こそ、この世の至高の宝だろ」

スウィフトポー「………何してんだこいつらは」

ソーンポー「重度のシスコンたるアッシュポーとブライトポーを好きすぎるクラウドポーが二日に一回起こす発作的な言い争いだな」

スウィフトポー「馬鹿なのかこいつらは」

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クラウドポー「オーケーブラザー、一旦話を整理しよう」

アッシュポー「そうだね。僕らには見解の相違があるけれど、女の子の可愛さはその清らかな純粋さにある、そこは同じ意見だよね？」

クラウドポー「いいや、それは子猫時代までの話だね。見習いの女の子に求めるべきは青葉の季節の太陽みたいな元気一杯の明るささ！」

スウィフトポー「……なんでこれを単なるタイプの違いとして受け入れないのさ君たちは？」

アッシュポー「何を言ってる！？　男の道は！！」

クラウドポー「そう簡単に譲るもんじゃない！！　そうだろう！？」

スウィフトポー「いや譲る譲らないの話はしてないよな！？　なんでこんなときだけ息ぴったりでしかもどこかのロリコンそっくりなノリなんだよ腹立つなおまえらは！！」

ソーンポー「……頼むから、パトロールから朝帰りした俺を静かに寝かせてくれないか」

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スウィフトポー「だいたい一族一可愛い娘を決めるったって、元々候補がそのふたりくらいしかいないんじゃ……」

クラウドポー「ところがどっこい、最近は期待の新星トーニーキットが麗しく成長中だ」

アッシュポー「さらにフロストファーのところに最近生まれた赤ん坊にも、ソーレルキットって女の子がいる」

クラウドポー「ソーレルキットはまだよちよちの赤ちゃんだけど、母親があれなんだ、美人ならぬ美猫になるのは間違いない！」

アッシュポー「まあ、とはいっても」

クラウドポー「僕らのなかでいちばん可愛い娘はもう殿堂入りしてるんだけどね！！」

アッシュ・クラウド「「ドヤァ！！！」」

スウィフトポー「……僕は最年長見習いだから結構こらえてたんだけど、そろそろこいつら殴っていいかな？」

ソーンポー「黙らしてくれりゃなんでもいいさ」

[ムーンドロップ]

おお、新しい続編？ですね！

実際にありそうな会話がw
ソーンクローの若干冷たい発言が可愛いです。

更新楽しみにしております！

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コメントありがとうございますすぐさま飛び出て第２弾です！

特にスウィフト君は師匠に似て不平が多いくらいしか原作でも描写がないので、見習いたちの性格は正直少し創作しています！

ソーン君はワイルドめな性格の戦士になったようですが今回はとりあえず傍観者ポジションで冷たく突っ込んでもらう予定です！

更新、今しばらくお待ちくださいね！

[トワイライトアウル]

自分の小説も更新していないどこぞの梟ですw　　(ちなみにコメディ系は全部読破しております)
姉さんのコメディを見ていると、明日に迫る文化祭(「当時」の話で、「今」の明日はただの月曜ですw)も、
明日に迫るテスト()も、たくさんの不安をはねのけることができましたw

僕の中での理想の雌猫といえばもちろんただ一匹r((お察しください

応援しております! そして例のブランブル君良かったです((
頑張ってくださいね!


　　　　　　　　　　　　　　…最近LK成分が足りない(ﾎﾞｿｯ

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コメントありがとうございます(*´ω｀)　返信遅くなってしまって申し訳ありません！

あほらしさ独走ぶっちぎりのB級コメディですが、微力ながらでもトワ君のお力になれたのならよかったです。

理想の……あえて本編キャラで例えるなら、私はブラクンファーやソーンクローが好きだったりします。それに少年期のファイヤポーとか！

嫁談義編も読んで下さりありがとうございました！　これからも応援よろしくお願いします。………いちごオレの匂いの男の子が恋しいっ（

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クラウドポー「ソーンポー、そう言う君はあれか、ムッツリって奴だな！　え？」

ソーンポー「……あ？」

クラウドポー「だってさ、僕らみたいな健全優良不良少年が女の子の話に飛びつかないはずないだろう？」

アッシュポー「照れなくたっていいんだよ、この見習い部屋にいるのは皆君の同志なんだから」

スウィフトポー「おい僕を巻き込むな僕を！」

アッシュポー「君のタイプの話も聞かせろよ！　黒猫ストレート？　ニャンデレ？　看護猫系も可愛いよな！」

ソーンポー「……あのな、おまえら」

クラウドポー「よし決めた！　いちばん可愛い娘を決める前にこのメンバーで腹割って話し合って、それぞれのタイプをきちんと把握しておこうぜ！」

スウィフトポー「だから僕を巻き込むなよ！」

クラウドポー「あ、じゃあ先輩は不参加でどうぞ」

アッシュポー「僕らで勝手に盛り上がってますから」

スウィフトポー「……！？？」

クラウドポー「…………」

アッシュポー「…………」

ソーンポー「…………」

スウィフトポー「……僕も入れろよ！！」

クラウド・アッシュ「「ツンデレ先輩がログインしました！！」」

ソーンポー「……ああ、もう諦めがついとも」

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クラウドポー「まあさっきも言った通り、僕は元気いっぱいで笑顔が可愛い娘が好きなんだ、ブライトポーみたいなね。それに優しい娘もいいよなあ、ブライトポーみたいなね！」

アッシュポー「僕は純真無垢でおしとやかな娘が好きなんだ、ちょうど妹みたいにね。それにいつでも一生懸命に頑張ってる娘はたまらないよなあ、僕の妹みたいにね！」

スウィフトポー「アッシュポーってこんなにヤバい奴だったっけ」

ソーンポー「聞き流しとけよ、もう手遅れだぜ」

クラウドポー「でもなんでかなー、君はおしとやかな女の子より、やかましいくらいのお転婆娘が彼氏と別れて傷心中のときその子を捕まえる気がするなあ」

アッシュポー「なんか妙に具体的過ぎない！？」

スウィフトポー「しかしそんだけ好き好き言ってて、ブライトポーは君の気持ちに気がついてないのかい、クラウドポー？」

クラウドポー「いや……気づいてないんじゃないかな……むしろ避けられてるよ」ガックリ

ソーンポー「え？」

アッシュポー「……元気出せよ、乳兄d」

クラウドポー「この前も一緒にコケ採りしてたとき、前足が触れあった瞬間ぱっと手を離して顔赤らめて、走り去っちゃったんだから………」

アッシュポー「」

ソーンポー「」

スウィフトポー「……えーと」

ソーンポー「……ラブコメって本当にあるんだな」

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スウィフトポー「ブライトポーは君の妹だろ？　その、クラウドポーはいい奴だけど……心配にならないのかい？」

ソーンポー「だれを好きになるかはあいつの自由だろ。まあ、クラウドポーがどこかのロリコンみたいに狼になりゃ話は別だが」

アッシュポー「そうだよダストペルト！！　あいつ、僕の指導者でいい大人のくせに僕の妹にぞっこんなんだ！」

ソーンポー「ああ、あの気難し屋がポエムを読むなんて、重症を通り越してもはや別猫だもんな」

クラウドポー「ポエムを捧げられたファーンポーも、顔真っ赤にしてブライトポーの後ろに隠れてたしね。熱々の両想いだよな！」

ソーンポー「おまえ頭大丈夫か？」

クラウドポー「？」

スウィフトポー「ほんとこいつ、馬鹿かよってくらい鈍感だよな」

アッシュポー「うん、こいつってイケメンだし妙に天然ジゴロな雰囲気あるからさ、将来人妻に惚れられても気づかないで優しくしちゃって、挙げ句ブライトポーを泣かせたりしちゃいそうな気がするよ」

スウィフトポー「おまえら互いに妙に具体的過ぎないか？」

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