⚡ タイガースター『決めたぞ！ 俺たちの新しい部族の名は＜闇を蹂躙せし琥珀の虎の血族＞だ！』ダークストライプ『あかん、この猫完全に厨二病やわ』 １期６巻 / 短編 / 本家コメディ / 更新中！

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ダークストライプ「そもそも長すぎるねん、無駄がありすぎてどうでも良うなるからわいかて覚えられへんわ」

タイガースター「お、おう」

ブラックフット「……ダークストライプ、おまえいつからそんな喋り方してたんだ？」

タイガースター「キャラ崩壊にも程がありすぎる気がするが」

ダークストライプ「知るか！　知るか！！　裏切り者ってこと以外にアイデンティティがないから仕方なく口調でキャラ付けしたとか知るか！！！」

ブラックフット「………ああ、悪役編の苦労人ポジションはおまえなんだな。御愁傷様」

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タイガースター「それでなんと言った、ダークストライプ？　この俺様の決めた部族の名前が、長すぎて無駄が多くてどうでも良くなってでも改めて考えるとクールでハイセンスで胸の奥がときめきつつも骨の髄まで痺れるだと？」

ブラックフット「後半」

ダークストライプ「族長、長すぎる部族名がダメというのは本当のことです！　だいたい戦争のときどうするんですか？　戦隊もの観てて『奴らが名乗りを上げてる間に突撃しろよ馬鹿かおまえら』って思ったことありません！？」

タイガースター「思わん！　観たことがないから思わん！」

ブラックフット（なあダークストライプ、族長はあれで子どもだ。駄々をこねだしたら最後言うことを聞いた試しがないだろ？）

ダークストライプ（なんでいきなり頭寄せて小声で）

ブラックフット（つまりだ、奴をどうにかおだてて気分良くさせて実害がでないようにするのが、俺ら参謀の役目じゃないか？）

ダークストライプ（馬鹿野郎！　偉大なるタイガースターがそんな単純なわけないだろう！）

タイガースター「なんだおまえら、この俺様の前で堂々とひそひそ話しやがって！　謀反の相談か？　受けて立つぞ！」

ブラックフット「いやほら、最近誕生日が近づいてきただれかさんのサプライズパーティの相談をしてるんですよ」

タイガースター「む！？　俺様の誕生日は９月４日………ふふふ、そうか。そうかあ！」

ダークストライプ「………俺このひとのどこに惚れ込んで生まれ故郷を捨てたんだろう」

[ラッキークロー]

　おおお!!!再びこのシリーズコメディーが到来するとは!!感激です!

　そして我らがタイガースターとダークストライプちゃん、ブラックフットの絡み(*^^*)虎星さんのキャラ崩壊っぷりがとてもいとおしいです★

　厨二発病虎星vs黒足の勝負?のゆくえを暖かく見守っております＼(^^)／

[ＤＣＤ]

はじめましてやっぱりこの手のギャグはいいですねｗ中二虎星ｗｗｗこいつ子供二人もいるんやでｗｗｗ

[ティアーミスト]

虎星が愛おしいのは私だけでしょうかｗ
ダークストライプは本家でも苦労しておりましたね！ｗ
もしかしたら後々ホークフロスト君も参戦するのでしょうかねぇ
楽しみにしております！

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皆様コメントありがとうございます！　なかなか更新できなくてすみません！

前回の嫁談義編に続き今回は悪役談義編ですので、そこの旨みをしっかり出して行けたらなと思っております！

子持ち()虎星は本家があれなのでこちらでは愛されキャラに改造する予定です！

残念ながら１期ですのでホークフロストは登場しませんごめんなさいね！

その代わり１期の懐かしのキャラクターをどんどん出していきたいと思います、もうしばらくお待ちくださいませ！

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タイガースター「ブラックフット、実は俺様、ハタネズミ肉の蜂蜜漬けが何よりの大好物だったりしてなあ！」

ブラックフット「えっそのキャラで甘党とかマジk……あいわかりました、おいラシットファー！　狩猟部隊とラニングノウズに指示を出して、４日までにハタネズミと蜂蜜をありったけ用意しておけ！」

ラシットファー「御意」タタタッ

タイガースター「ほう！　あの女、気性が随分激しいはずだが……よく飼い慣らしてあるじゃあないか」

ダークストライプ「彼女、あんたの言うことを本当によく聞くな。悪役だけどあんたに関しちゃ忠誠心の塊みたいだ」

ブラックフット「まあな。実際この間も、アナグマと闘り合って意識不明になった俺を看護猫でもないはずなのに一晩中看病していたらしい」

ダークストライプ「！？」

タイガースター「！？？」

ダークストライプ「……前々から思ってたんだが、あんた、いったい彼女の何なんだ？」

ブラックフット「？　浮浪猫時代からの上司だが？」

タイガースター「……ブラックフット……罪な男よ」

ダークストライプ「くそこいつマジ殴りてえ俺まだモテ期一回も来てないってのに！　畜生、こいつのどこが良いんだ！　畜生！」

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ブラックフット「意味がわからんぞダークストライプ。お前一旦あの雪山のなかに頭突っ込んで冷やしてきたらどうなんだ？」

ダークストライプ「あんたが冷やしてこいこの無自覚リア充野郎！」

ブラックフット「……？？」

タイガースター「ダークストライプ、案ずるでない。我が＜闇を蹂躙せし琥珀の虎の血族＞が正式に誕生した暁には、女のひとりやふたりくらい俺様が世話してやろう」

ダークストライプ「あ、それ決定したままなんですね？」

ブラックフット「族長、ダークストライプの意見にも一理あります。最終決定権を持つのは族長なのですから、ここはひとつ、俺たち部下の思いも汲んでみてはくれませんか？」

タイガースター「……ふむ、そこまでおまえが言うのなら。その忠誠心あいわかった！　＜闇を蹂躙せし以下略＞はこの会議ではしばらく保留ということにする！」

ダークストライプ「もう自分でも略しちゃうんですね！？」

タイガースター「ならばおまえたち、代案を出してみるがいい！　ものによっては、新時代を支配する部族名はおまえたちの案から選んでやってもいい。この俺様が気に入ればな。うん？」

ブラックフット「！」

ダークストライプ「！？」

ブラックフット「（……奴のセンスで気に入るもの……だと……！？）」

ダークストライプ「（つまり、あの厨二病な名前を取り下げさせるには……タイガースターのヤバい好みの範囲でマシな名前をあげるしかないということか……！）

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ブラックフット「……『ショッカー』！」

ダークストライプ「元ネタが古過ぎないか！？」

ブラックフット「……『死喰い人』！」

ダークストライプ「著作権料洒落にならねえよ！？　いや族長の好みどストライクだろうけども！」

タイガースター「『ショッカー』に『死喰い人』？　ほうおまえたち、なかなかいいセンスしてるじゃないか」

ブラックフット「マジかよ」

ダークストライプ「……これをセンスが良いと感じる族長の精神年齢て……」

ブラックフット「言うな、イギリスで崇められてる四等勲士に消されるぞ！」

ダークストライプ「その発言の方が駄目だろう！？」

タイガースター「しかし、ふうむ……まだ足りんな。あまりにも短すぎる！　もっとこう、俺様の偉大さを表すような壮大な名前を考えるのだ！」

ダークストライプ「…………」

ブラックフット「…………」

ダークストライプ「……『虎べえ戦士団』」

ブラックフット「……『ティガーとプーと仲間たち』」

タイガースター「親しみを表せとは言っとらんぞ！？　センスがた落ちだどうしたおまえら！？」

[ラッキークロー]

もうこのシリーズが一番好き好きです!悪役大好きなので!

ブラックフットの無自覚モテ男ぶりとダークストライプのプーさん症候群と虎星の残念イケメンオーラがいとおしくてたまりません!
がんばれ黒足&黒縞!

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