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光の猫と闇の猫 ―希望の猫達―

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投稿 by サンウィング Tue Jul 28, 2020 9:21 pm

こんにちは!サンウィングです。一つ目の小説が終わってませんが、書きます(おい)。
思いついても忘れるのがはやいのですぐに書こうと思います!
よろしくお願いしまーす。

読んだらコメントくれたら・・・・うれしいなあ・・・(笑)。


最終編集者 サンウィング [ Wed Sep 02, 2020 7:35 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by サンウィング Tue Jul 28, 2020 9:44 pm

〜登場猫紹介〜
ホープ族
族長 メイプルムーン[楓の月]
濃い茶色の雄猫。厳しいがそれは一族のため。一族第一!目の色は琥珀色。
副長 サンブレイズ[太陽の炎]
オレンジ色の雄猫。優しく、一族に好かれている。リリードリームと付き合っている。
看護猫 ハニーリーフ[ハチミツの葉]
灰色の雌猫。心配性。一時期<二本足>に捕まっていた。
戦士 ローズフェザー[バラの羽]
明るいおしゃべりな雌猫。黒っぽい毛で目は緑色。主人公。
スノーウィング[雪の翼]
白い雌猫で、目は青い。暗い猫。木登りが得意。第二主人公。ローズフェザーの妹。
ブラックストーン[黒い石]
黒と白のぶちの雄猫。ローズフェザーの親友。よき相談相手になる優しい猫。
フローラルネクター[花の蜜]
おっとりした三毛の雌猫。スイッチが入るときりっとする。ポジティブ。
リリードリーム[ユリの夢]
かわいい白い雌猫。無口なほう。狩り大得意。弟子はホワイトポー[白い足]
ナイトファー[夜の毛]
青っぽい雄猫。 いつも不機嫌。ブラックテイルのつれあい。ラシットイヤーの兄。
ラシットイヤー[黄褐色の耳]
濃いしょうが色の雄猫。ナイトファーの弟。年長で族長の親友。
ブラックテイル[黒いしっぽ]
黒い雌猫。腹と足先が白い。ナイトファーのつれあい。リリードリームの指導者。弟子はアウルポー[ふくろうの足]。
マロンテイル[栗しっぽ]
茶色の雌猫。目は琥珀色。ローズフェザーの指導者。弟子はライトポー[明り足]
ブルーイヤー[青い耳]
濃い灰色の雄猫。目は青。白っぽい脚をもつ。雌に甘い。弟子はタイガーポー[トラ足]
ソーレルファー[栗色の毛]
黒多めの三毛の雌猫。気難しい。
クローノウズ[かぎ爪の鼻]
黒っぽい灰色の雌猫。男っぽいと、自分の名前を嫌っている。リリードリームが嫌い。サンブレイズが好きだから。
シルヴァーファー[銀色の毛]明るい銀色の雄猫。少しのんびり屋。目は青。
フィッシュレッグ[魚の脚]
青みがかった灰色の雌猫。シルヴァーファーのつれあい。優しい。目は薄めの空色。
サンフラワーキット[ヒマワリ子猫]
明るいオレンジ色の雌の子猫。シルヴァーファーとフィッシュレッグの子供。やんちゃ。
リーフキット[葉の子猫]
淡い灰色の雌猫。シルヴァーファーとフィッシュレッグの子供。フィッシュレッグにとても似ている。目はシルヴァーファーに似て青。
ベアキット[クマ子猫]
クマのように大きい白の雄猫。目は緑色。シルヴァーファーとフィッシュレッグの子供。

ライト族
族長 オタームーン[カワウソの月]
茶色のすらっとした小柄な雄猫。目は琥珀色。少しのんびりなところもある。
副長 リーフライト[葉の明かり]
白っぽい色の雌猫。目は空色。おだやかで優しい。左耳が聞こえずらい。
看護猫 ファイヤテイル[日のしっぽ]
オレンジ色の雄猫。目は緑。明るい猫。
戦士 シェルハート[貝の心]
灰色がかった白の雄猫。いたずら好き。一族に好かれている。
サンドストリーム[砂の川]
ショウガ色の雌猫。オタームーンの元弟子。スターリングフェザーのつれあい。
スターリングフェザー[ムクドリの羽]
茶のぶちの雄猫。目は澄んだ琥珀色。オタームーンの親友。弟子はアイヴィーポー[ツタ足]
ナルシスハート[スイセンの心]
美しい白い雌猫。優しくモテる。ファイヤテイルに叶わない恋中。

ブラック族
族長 ブランブルムーン[イバラの月]
灰色の雄猫。気難しめ。もうすぐ長老入り。
副長 シャインシー[輝く海]
灰色のぶちの雌猫。ブランブルムーンのやり方に反対している。若くしでかりしている。
看護猫 ウォーターウェイヴ[水の波]
青っぽいきれいな雌猫。戦士の規則を破った猫は追放すべきだと思っている。


最終編集者 サンウィング [ Sat Sep 05, 2020 7:34 pm ], 編集回数 10 回
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投稿 by シャイニングナイト Thu Jul 30, 2020 5:45 pm

あ!新しい小説だ!!!
待って、名前カッコイイ!
キャラも個性的でいいですね!
頑張ってください!٩(ˊᗜˋ*)و
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投稿 by サンウィング Thu Jul 30, 2020 6:47 pm

シャイニングナイトさん!ありがとうございます!頑張ります!
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投稿 by サンウィング Thu Jul 30, 2020 6:55 pm

プロローグ
ホープ族の族長にある予言がおりました-。
「光の猫と闇の猫が生まれる。満月に気を付けよ」その雄猫は、全身が青かった-。

今日は、満月だ。あの予言を受け取ってから、一回目の満月。そして、双子の姉妹が生まれた。
「あの二匹が、予言の二匹なの?」族長は呟いた。
族長は二匹の姉妹が、怖かった。

ボスは、族長ナイトムーンを憎んでいた。


最終編集者 サンウィング [ Sun Sep 06, 2020 2:49 pm ], 編集回数 3 回
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投稿 by サンウィング Thu Jul 30, 2020 9:43 pm

第一章 悪夢&パトロール
「ローズキット、今からあなたはローズポーという名になります。精一杯一族に尽くしなさい。指導者は、アウルファーです」

「きみは優秀な戦士だ。また会おう、ローズフェザー」
「ごめんなさい、助けに行かなくてごめんなさい-!」

「・・・・・ざー。ローズフェザー、大丈夫?」声がした。目を開けると妹のスノーウィングがいた。
ローズフェザーは体をおこし、寝床のコケに座った。
「大丈夫。アウルファーの夢を見ていただけ」本当は大丈夫じゃなかった。アウルファーはローズフェザーの指導者だ。
「ローズフェザー、副長がパトロール隊に入ってっていってたよー」親友のフローラルネクターが戦士部屋に首をつっこんでローズフェザーにいった。「わかった、今行く」
ローズフェザーは戦士部屋を出て、レインホープを探した。レインホープはすぐに見つかった。出入口のイバラのトンネルの前に座っていた。
「レインホープ!来ました!」ローズフェザーはレインホープに駆け寄った。
「よう、ローズフェザー!僕も一緒に行くんだ!」ブラックストーンがいった。
「うん、よし、じゃあ、かけっこしましょうよ!」
「おい、おまえら!パトロールに行くんだ。遊びに行くんじゃんない!」レインホープに叱られてしまった。
「他にも誰か行くんですか?」ローズフェザーはたずねた。「ああ、ブルーイヤーがな」レインホープは答えた。ブルーイヤー・・・・かあ・・・・、あの雌に甘い猫か・・・。
「すまん、遅れた!」ブルーイヤーが駆けてきた。寝癖がひどい。ローズフェザーは笑いをこらえた。
「ひどい格好ですよ、ブルーイヤー!」ブラックストーンが笑いながらいった。
「知ってるよ。ほら、行こう。どこに行くんだい?」ブルーイヤーが顔をしかめた。「ライト族との境界線だ」

「よう、シェルハート」ブラックストーンがライト族のシェルハートに声をかけた。ライト族とホープ族は元は一つの部族だ。今も、二つの部族は友好的だ。
「おお、ブラックストーン!元気か?」シェルハートはローズフェザーとも仲がいい。だから、シェルハートはローズフェザーに気付いて付け足した。
「あ、ローズフェザー!久しぶりだな!あれから元気にやってたか?」
「うん、元気にやってる」ローズフェザーは答えた。
「あ、そういや、ボスは元気?」
「裏切り者の名を出すんじゃない!!!」
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投稿 by サンウィング Sat Aug 01, 2020 9:06 pm

第二章 裏切り者
「裏切り者の名を出すんじゃない!!!」
そう大声を出したのは、レインホープだった。
「レインホープ・・・・・・?」ブラックストーンがいった。レインホープは怒りに任せているようだ。
「<裏切り猫>は、裏切ったんだ!前族長のナイトムーンを<裏切り猫>・・・ボスが暗殺した!」レインホープは叫んだ。そんな話聞いたことがない。見習いの頃長老に聞いたのは、ナイトムーンは原因不明の病気で不慮の死を遂げたと聞いている。ボスは、ホープ族とライト族の両方の族長-つまり、全体の長だったと聞いている。
「レインホープ!何をいってるの!」突然、ライト族の副長、リーフライトが茂みから出てきた。
「ボスはあなたの名付け親よ。あなたの一番の尊敬する猫だったじゃない」リーフライトは昔、一時期ホープ族にいたらしい。
「俺の・・・・・・レインはボス・・・」レインホープはつぶやきながら歩いて行ってしまった。
副長さんがパトロール中にどっか行っていいのかよ。
「リーフライト、教えてよかったんですか?名付け親のこと」シェルハートがきいた。
「わたし、レインホープがボスが名付け親だってこと知ってたと思っていったのだけれど」リーフライトが苦笑いしながらいった。あちゃあ・・・・・・・。
「レインホープがいないから俺がパトロール率いっていいかい、後輩達よ」ブルーイヤーがきいた。「はい」ローズフェザーとブラックストーンは同時に答えた。
「ありがとう、後輩達。じゃあな、シェルハート、リーフライト」ブルーイヤーはそういって歩いていった。「後輩達!おいで!」

ブルーイヤー達パトロール隊がキャンプに戻ると、リリードリームが出迎えに来た。
「おかえり、ブラックストーン!ローズフェザー!ブルーイヤーもお疲れ様です」
「ただいま、リリードリーム」ブラックストーンがいった。この二匹は友達以上になったりして。
「あれ・・・・レインホープがいないわ」リリードリームが気付いた。じゃあ、まだレインホープ帰ってないのね。
「報告を願う、レイン-あれ、いない。じゃ、ブルーイヤー、報告願う」メイプルムーンがツリーロックから出てきた。ツリーロックはメイプルムーンの部屋だ。
「あ、ローズフェザー!クモの糸採って来てくれない?フローラルネクターがイバラに突っ込んじゃって」看護猫のハニーリーフが駆けて来た。
「あ、うん、オッケー」


最終編集者 サンウィング [ Sat Aug 22, 2020 7:37 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Tue Aug 11, 2020 9:33 pm

第三章 大集会
「準備はいいかー?じゃあ行け!」メイプルムーンがいうと、ホープ族のみんなが一斉に坂を駆け降りた。
「我らホープ族到着!!!」メイプルムーンが声を張り上げて知らせた。ライト族とブラック族はすでに到着していた。ただ、ダーク族はまだ到着していないようだ。
「よし、皆のもの、いいか?」ライト族の族長、オタームーンが呼びかけ、全員がうなずいた。
「ダーク族到着とともに我ら大集会を始める!!!」
全部族全員が声を張り上げると、近くから声が聞こえてきた。ダーク族が呼びかけに答えている。
「我らダーク族到着!遅れたわ、ごめんなさい」ダーク族の族長リリームーンが謝った。
「よし、では」メイプルムーンがいう。
「わたしたちは月の下、ムーン族様の下で大集会を始める!!!」
「まずは俺からいう。特に何も無く獲物も豊富で平和にやっている。ただ、ライト族のリーフライト、考えてものをいってもらおう」メイプルムーンが報告して、次はオタームーンがいった。
「メイプルムーン、リーフライトのせいにしないでくれるかね。まあ、いいだろう。わたしのほうは戦士のモウルクローが大きな光の者に殺された。皆も気を付けてもらおう」それを聞くと皆がざわざわした。
「たしか大昔にライトウルフという、光ったオオカミが猫を滅ぼそうとしたらしいわ。たしか、好物はハチミツ」リリームーンがいった。 ハチミツはよく看護猫が採りに行く。看護猫が危ない!ローズフェザーは思った。
「看護猫に戦士のつきそいをやろう。さて、わしがいう」ブランブルムーンが不機嫌顔でいう。もうすぐ長老入りかな・・・・・・。「わしのほうもリヴァーポーが狩りの最中に殺された。一緒にいたピーチポーを連れてきている。ピーチポー、その姿を詳しく教えろ」
「はい」ピーチポーは堂々とその姿を説明しはじめた。「その姿は、光っていてとてもきれいでした。大きくて、牙がとがっていて・・・・あと、耳が丸かったです!」
「ライトウルフの可能性があるわ、みんな注意して」リリームーンがいった。ライトウルフってどういう者なの?きっと、おっかないわ!
「おっと、ライトウルフの話ばかりだったな。リリームーン、ブランブルムーン、普通の報告をよろしく」
その後、普通の報告して自由時間となった。
「ローズフェザー、ちょっといいかね?」声をかけられて振り向くとメイプルムーンがいた。なんだろう?メイプルムーンがわたしに?
「レインホープを見てないかね?」えっ、レインホープ?
「見てないですけど・・・・・パトロールから見てないんですか?」ローズフェザーはたずねた。
「ああ・・・・・見てなくてな・・・。今日の真夜中まで帰ってこなかったら新しい副長を指名しないといけないのだよ」メイプルムーンは心配そうにいった。ええ、大丈夫?
「おっと、もう終わりの時間だ。時間をとらせてすまない、ローズフェザー」
「いえ、大丈夫です」

そして、キャンプに帰った。
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投稿 by サンウィング Mon Aug 17, 2020 7:56 pm

第四章 最初の犠牲者
大集会の翌日、ローズフェザーが眠気を振り払いながら戦上部屋を出るとキャンプが騒がしかった。何があったんだろう?
「お姉ちゃん!」スノーウィングだ。「ライトウルフの最初の犠牲者がでたの!ライトポーが・・・」
「ライトポー!?」ライトポーはローズフェザーの元指導者、マロンテイルの弟子だ。
キャンプの真ん中に行くとライトポーの遺体があり、マロンテイルが遺体のそばで泣いていた。
「ライトポー!なんで・・・!」
「ライトポー・・・」ローズフェザーも思わず涙が出た。ライトポーの遺体を見ると喉が裂けていた。ライトポーは友好的で一族のみんなに好かれていた。ローズフェザーは遺体の上にかがみこむと「ライトポー、ムーン族で元気でね」といった。涙が遺体に落ちた。その途端、光がライトポーの遺体に降り注いだ。
「なに!?」そのまぶしさに目をつぶり、まぶしくなくなり、目をあけると・・・・。
「ん・・?ここ、スター族の狩り場かな・・・?」なんと、ライトポーが生き返っている!
「な・・・なぜだ!?」メイプルムーンが叫んだ。
「え!?わたしの涙が遺体に-」
「ローズフェザー、おれの部屋に来なさい」メイプルムーンの呼び出しを受けた。

部屋に入ると座れといわれたから、コケに座った。「おまえは、予言の光の猫だ」


最終編集者 サンウィング [ Mon Aug 31, 2020 7:09 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Tue Aug 18, 2020 9:30 pm

第五章 予言
「予言の猫・・・・?」ローズフェザーは口をポカンと開けた。「ああ。そうだ。前族長、ナイトムーンが受けた予言だ。その予言のことを話そう-」

『「光の猫と闇の猫が生まれる。満月に気を付けよ」と全身が青い雄猫がいったそうだ。そして、その予言を受けた最初の満月の日にお前達、ローズフェザーとスノーウィングが生まれた。ナイトムーンはお前達が怖かったそうだ』
メイプルムーンは話し終えた。ローズフェザーはまだ信じらねなかった。わたしが予言の猫?そんなわけない。わたしは普通の猫だ。
「わたしが光の猫だな-」「じゃあなんでライトポーが生き返ったんだ?」ローズフェザーが言い終える前にメイプルムーンが遮った。
「メイプルムーン、ライトポーが族長と話したいそうです」部屋の外でマロンテイルがいった。
「もう行きます」ローズフェザーはそういって振り返らずに部屋を出た。外に出るとマロンテイルに危うくぶつかりそうになった。マロンテイルを忘れていた。
「ローズフェザー、何が起きたか後で教えて」マロンテイルはすれちがいざまいった。そういうわけにはいきません。とローズフェザーは心の中で答えたが、声でちゃんと答えようとマロンテイルを振り向くとすでにメイプルムーンの部屋に入ってしまっていた。
「ねえ、わたしあんた嫌い。それだけよ。じゃあね」と声がした。ソーレルファーの声だ。
声がしたほうに行くとソーレルファーとスノーウィングがいた。
「ソーレルファー!悪口はやめてください!」ローズフェザーは慌てて駆け寄り、ソーレルファーにいった。
「あなたには関係ないわ。わたしのこと好きだもの」ソーレルファーはにっこり微笑んだ。
「でも、いくら先輩だからって、妹を傷つけたら、容赦しません!」ローズフェザーは努鳴った。ソーレルファー、嫌い!
「あっそ」ソーレルファーは思いっきり不愉快な顔をして去っていった。
「お姉ちゃん、大丈夫よ。わたしの性格が気に入らないんだわ・・・・」スノーウィングはうつむきながらいっていた。だが、ローズフェザーは聞いてなかった。今、メイプルムーンがいっていた闇の猫のことが頭に浮かんだのだ。ナイトムーンがわたしたちのことが怖かったのなら、スノーウィングが闇の猫かも知れない。でも、妹が闇だなんて・・・・。
「えーと、お姉ちゃん?」スノーウィングがひかえめに声をかけてやっと、はっと我に返った。
「あ、ごめんね、ちょっとぼーっとしちゃって」ローズフェザーはそういった。
「あ、レインホープ捜索隊だわ!わたし、一緒に行ってくる!」ローズフェザーは駆けだした。
「えっ、あっ、う、うん、いってらっしゃい!」スノーウィングがとまどきながら後ろから叫んだ。
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投稿 by サンウィング Thu Aug 20, 2020 9:32 pm

第六章 予言2 〜主人公・スノーウィング〜
スノーウィングは気晴らしに散歩に出かけた。が、ここでは狩猟部隊に出くわした。しかし、不幸なことに スノーウィング を嫌っている猫達だった。いや、ソーレルファーがいる!いっきあんなことがあったばかりなのに!スノーウィングは気付かれないように茂みに入り、こっそりすきまからのぞいた。狩猟部隊はナイトファーとアウルポー、ソーレルファーだった。
「スノーウィングの怯えた匂いがするわ!ねえ、いじめましょうよ!」ソーレルファーが楽しげにいった。
「いいな。怯えている嫌いな猫をいじめるほど楽しいことはないな」ナイトファーはいつも不機嫌だが、今は少しだが笑っているように見えた。
「先輩達がやるなら、ぼくもやります!」アウルポーは先輩がやることにはすべて従うので今も悪いことではない、と思っているようだ。
「スノーウィング〜?今日の狩りで捕れた大きなウサギあげるから、出て来て〜」ソーレルファーがわざとらしい優しい声で呼びかけた。出て行くもんか、とスノーウィングは思った。だが、ソーレルファーは何回も呼びかけ、出てこないとわかると脅しの声に変えた。
「スノーウィング?出てこないと殺すわよ」ソーレルファーはしかめっつらでいった。これまた何回も言い続け、これでも出てこないとわかると狩猟部隊に「探して」といった。
「見つけたぞ、この白猫」ナイトファーに見つかってしまった。ナイトファーは残酷な笑みを浮かべ、スノーウィングを見つめている。
「あら、じゃあ・・・・・。池に入ってもらいましょうか?」ソーレルファーが決めた。スノーウィングは水が一族の中でも特に苦手だ。いやだ・・・・!
「いやです!やめてください!」スノーウィングは反抗した。水だけはいや!ムーン族様、助けて!
「やめないわよ、あんた」ソーレルファーがニヤリと気持ち悪い笑みを浮かべ、スノーウィングを引きずって池に連れて行こうとした。が、サンブレイズとリリードリームに見つかった。
「何やっているんだい、君たち?」サンブレイズがたずねた。
「スノーウィングを放してください」リリードリームはスノーウィングを見ながらソーレルファーたちに強くいった。
「何よ、あんたたちに何がわかるの。スノーウィングは水がほしかったのよ。池まで連れて行ってあげようとしたのよ?」ソーレルファーがいい、サンブレイズとリリードリームを睨み付けた。
「リリーが聞いていたんだ。リリーは耳がいいからな」サンブレイズは顔をしかめながらいった。しっぽをイライラと振っている。
「ふん!スノーウィング、次は容赦しないから」ソーレルファーは吐き捨てるようにいうと去っていった。スノーウィングはその背中達を睨み付けた。
その途端、ナイトファーが「いてっ」と叫び、イバラのトゲが空から降って来た。その空は曇っていた。
「いたっ、何した!?」アウルポーがスノーウィング達のほうを見た。
三匹共、驚いて目を見開いているところだった。「何が起こった・・・・・?」
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投稿 by サンウィング Sat Aug 22, 2020 7:34 pm

第七章 闇の猫
「ふむ・・・・。スノーウィング、もしやおまえは闇の猫か?」メイプルムーンが考えながらいった。
「や、闇の猫?それなんですか?」スノーウィングはきょとんとしながら聞き返した。闇の猫?
「ああ。おまえの姉さんは光の猫だ。もしかしたら反対で闇ということもある。空からイバラなんて、木の上から落とすとかしないかぎり無理だろう」メイプルムーンはいった。闇といったら敵みたい!
「で、でも、わたし、闇になんかなりません」闇になるなんてやだ。スノーウィングは思った。
「俺はおまえが闇になるとはいっていない」メイプルムーンは毛づくろいを始めた。
「出ろ。詳しいことはローズフェザーから聞け!」メイプルムーンはいった。ローズフェザー、戻ってきている?
スノーウィングは族長部屋を出るとあたりを見回してローズフェザーを探した。姉はすぐに見つかった。獲物置き場で小さめのツグミを食べていた。
「ローズフェザー」スノーウィングは姉に駆け寄り、「 ローズフェザー、予言を話して」といった。「えっ?あなた、光と闇の予言知ってるの?」ローズフェザーは驚き、かみ切ったばかりで、くわえていたツグミを落としてしまった。
「うん。メイプルムーンに、おまえは予言の闇の猫じゃないか?って」スノーウィングは説明した。「わかった、話す。誰にもいっちゃだめよ?」ローズフェザーは念をおし、話しだした。

「わたしたち姉妹が・・・・」スノーウィングはつぶやいた。しかもわたしが闇・・・。
「そう。いろいろ、不思議なことがおこるわ」ローズフェザーがため息をついた。ナイトムーンは、スノーウィング達姉妹が見習いになってすぐにブラックコフにかかって亡くなった。
「なあ、ローズフェザー!狩りに行かない?」ブラックストーンがいつのまにかすぐ近くにいて、ローズフェザーを誘った。
「あ・・・・」ローズフェザーは迷っているようだ。目がスノーウィングを見ている。
「いいよ、行って」スノーウィングは小声でいった。
「ええ、いいわよ!行きましょ!」ローズフェザーはブラックストーンと一緒に出口へ向かった。あの二匹はいい雰囲気ね。スノーウィングはにっこりした。
「ん~、あ!一匹パトロールに行こう!」
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投稿 by サンウィング Mon Aug 31, 2020 7:36 pm

第八章 メイプルムーンの命
          翌日
「月の出る前だが、集会を始める」メイプルムーンがツリーハウスから出てきてリトルロックに乗っていった。メイプルムーンは-出血している。
「ライトウルフに出くわして一つの命を失った」メイプルムーンがいい、みんながささやきだした。
「ライトウルフは族長も手にかけるの?」近くにいたクローノウズが小声でいった。
保育部屋のそばに座っていたローズフェザーは子猫達の声も聞こえた。
「ねえ、お母さん、ライトウルフは誰でも襲う?」リーフキットがおびえた声でいった。
「大丈夫、あなたたちは襲わないわよ」フィッシュレッグがおびえた子供をなだめた。
「大丈夫だよリーフキット!僕が守ってやるよ!」ベアキットがリーフキットの前に守るようにたった。
「リーフキット!弱気にならないの~」サンフラワーキットが元気にいう。子猫達がうらやましい。不安を持たなくてもいいもの。ローズフェザーは思った。
「ローズフェザー」振り向くとブラックストーンがいた。いつのまにか集会は終わっていた。
「散歩に行こうよ」

「こっちに、なにがあるの?」ローズフェザーはたずねた。こっちのほうは少し草原のような空き地だ。
「ここ、入って・・・」ブラックストーンがいい、ローズフェザーの知らないコケのカーテンの中に入っていった。
ローズフェザーも続けてくぐった。すると、そこは大きめの草原だった。
「ここ、なに?わたし、知らない!」ローズフェザーは目を見張った。こんなすてきな場所があったなんて!
「ここ、僕とサンブレイズと見つけたんだ」ブラックストーンが幸せそうにいう。
ローズフェザーとブラックストーンはここでしばらく話していた。
やがて、ブラックストーンがいった。
「愛してるよ、ローズフェザー」
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