輝く月と、空の星。
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Re: 輝く月と、空の星。
そうなんですか?ありがとうございます!シャイニングムーン wrote:私、題名に引かれて来たんだよね~!
あたしもいつかこんな題名思いつきたい!題名のことばっかかんがえていて内容は考えていない。
実は題名はですね?なんかかっこいいの付けたいなって、それでこれになったんですけど(説明が雑だ)主人公の名前なんにしよ...あ、題名名前になってるわ。これでいいや。ってなりました(は?なにいってんのこいつ)
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
続第二十四章
…それよりも!この猫は誰?
「僕はねぇ、シャイ。臆病だから臆病っていう名前なんだ…。で、一回しかいえないから、よくきいててね?」目の前にいる黒い雄猫…シャイは真剣な表情になると話しはじめた。
「僕はここの奴隷でね。ちゃんと指示に従ってるふりをして牢のみんなを探す方法を探ってたんだ。そういえば、多分僕、君に会ったことがあるんだよ。まあ、それはあとでいいや。そしたら、492─牢の番号─のところに抜け道があったんだ!それで、できれば君にみんなにこう伝えてくれる?「ここから脱獄できるから奴隷の雄猫の「はい」っていう大声がきこえたら道を作っておくから492の牢に行って」……って。お願い」シャイは早口でそういった。シャイニングムーンは聞き逃さないようにきいていたのでなんとか内容を理解した。というか、それより「僕は君に会ったことがある」がなにより気になった。
「うん。簡単にいうとね、僕デューン王国の王子なんだ☆」シャイはにっこりとしていった。
「えっ!?本当なの?……本当ですか?」シャイニングムーンは驚いて目を見開いてじっくりとシャイを見た。みすぼらしい格好をしていて、失礼だがとても王子には見えない。……というかわたしの思っていることがなんでわかったんだろう。エスパーですか?
「ん~……まあそんな感じ」シャイはそういったあと、はっとし、「エスパーだよぉ☆」と付け足した。
エスパーだった。
「…で、伝えてくれる?」シャイは首をかしげてきいた。う~~~ん……かわいい。多分女子力高いですわこの猫…。
「ありがと~。で、どー?」シャイはにこっとしてお礼をいったあと、再びきいた。シャイニングムーンはうなずいた。
「そ!ありがと!よろしくね☆」シャイはそういうとシャイニングムーンを連れて牢に戻った。
※シャイは上にシャイニングムーンを「散歩させろ」といわれて連れ出したので大丈夫です。
…それよりも!この猫は誰?
「僕はねぇ、シャイ。臆病だから臆病っていう名前なんだ…。で、一回しかいえないから、よくきいててね?」目の前にいる黒い雄猫…シャイは真剣な表情になると話しはじめた。
「僕はここの奴隷でね。ちゃんと指示に従ってるふりをして牢のみんなを探す方法を探ってたんだ。そういえば、多分僕、君に会ったことがあるんだよ。まあ、それはあとでいいや。そしたら、492─牢の番号─のところに抜け道があったんだ!それで、できれば君にみんなにこう伝えてくれる?「ここから脱獄できるから奴隷の雄猫の「はい」っていう大声がきこえたら道を作っておくから492の牢に行って」……って。お願い」シャイは早口でそういった。シャイニングムーンは聞き逃さないようにきいていたのでなんとか内容を理解した。というか、それより「僕は君に会ったことがある」がなにより気になった。
「うん。簡単にいうとね、僕デューン王国の王子なんだ☆」シャイはにっこりとしていった。
「えっ!?本当なの?……本当ですか?」シャイニングムーンは驚いて目を見開いてじっくりとシャイを見た。みすぼらしい格好をしていて、失礼だがとても王子には見えない。……というかわたしの思っていることがなんでわかったんだろう。エスパーですか?
「ん~……まあそんな感じ」シャイはそういったあと、はっとし、「エスパーだよぉ☆」と付け足した。
エスパーだった。
「…で、伝えてくれる?」シャイは首をかしげてきいた。う~~~ん……かわいい。多分女子力高いですわこの猫…。
「ありがと~。で、どー?」シャイはにこっとしてお礼をいったあと、再びきいた。シャイニングムーンはうなずいた。
「そ!ありがと!よろしくね☆」シャイはそういうとシャイニングムーンを連れて牢に戻った。
※シャイは上にシャイニングムーンを「散歩させろ」といわれて連れ出したので大丈夫です。
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
二十五章(またまた♪戻って♪スカイっスター♪)
っ!「誰だ!?」スカイスターはあわてて辺りを見回したが、見えるかぎりは誰もいなかった。
「HAHAHAHAHA」そいつは笑うと“上”から飛び降りて華麗に着地した。そいつは薄い茶色に、綺麗に澄んだ緑色の瞳をしていた。一見美しいが、性格はさっいあくらしい。
「あなたの王女様はお預かりさせてもらっていますよ。…おっと、大丈夫ですよ。傷付けてもいないしお食事も与えていますしお友達も与えていますし運動もさせていますのでね。だって、姫殿がみすぼらしいようでしたら売る価値が下がりますしね…」そいつは顔に不気味な微笑みを浮かべながらいった。あー、……こいつ定番悪役かも。
「勇気があるならデューンまで来て姫殿を連れ出すのですね」そいつはいった。
「ああ、あと…、そちらの兵士は殺してはいませんよ。ちなみにわたくしは「ブラッディ」といいます。では、ちょっと失礼して」ブラッディと名乗ったその猫は目に見えないほど素早くどこかに去っていってしまった。スカイスターは口を挟む間もなくブラッディがしゃべり、ブラッディがどこかに行ってしまったのにしばらくきょとんとしていたが、突然はっとなりサランを思い出した。あいつは「そちらの兵士は殺してはいない」といっていた。つまり、生きてる!
「サラン!」スカイスターは倒れている近衛兵士のもとに駆け寄って前足でサランの肩をつついた。
「…~~ん」サランは意味のないなにかをいったがサランは起きなかった。意識がないのだろうか?どっちにしろ、大変なことに変わりはない。まずなにをすればいいんだ?
シャインサンも呼びたいしサランを病院に運んでやりたいしターンの生存確認もして……。シャインサンはメイドに呼ばせよう。サランは力のある兵士といっしょに運んで、ターンはちゃちゃっとやってしまえばいい。
よし、これでいこう。
スカイスターはどうにかやる気を出して仕事に取りかかった。
っ!「誰だ!?」スカイスターはあわてて辺りを見回したが、見えるかぎりは誰もいなかった。
「HAHAHAHAHA」そいつは笑うと“上”から飛び降りて華麗に着地した。そいつは薄い茶色に、綺麗に澄んだ緑色の瞳をしていた。一見美しいが、性格はさっいあくらしい。
「あなたの王女様はお預かりさせてもらっていますよ。…おっと、大丈夫ですよ。傷付けてもいないしお食事も与えていますしお友達も与えていますし運動もさせていますのでね。だって、姫殿がみすぼらしいようでしたら売る価値が下がりますしね…」そいつは顔に不気味な微笑みを浮かべながらいった。あー、……こいつ定番悪役かも。
「勇気があるならデューンまで来て姫殿を連れ出すのですね」そいつはいった。
「ああ、あと…、そちらの兵士は殺してはいませんよ。ちなみにわたくしは「ブラッディ」といいます。では、ちょっと失礼して」ブラッディと名乗ったその猫は目に見えないほど素早くどこかに去っていってしまった。スカイスターは口を挟む間もなくブラッディがしゃべり、ブラッディがどこかに行ってしまったのにしばらくきょとんとしていたが、突然はっとなりサランを思い出した。あいつは「そちらの兵士は殺してはいない」といっていた。つまり、生きてる!
「サラン!」スカイスターは倒れている近衛兵士のもとに駆け寄って前足でサランの肩をつついた。
「…~~ん」サランは意味のないなにかをいったがサランは起きなかった。意識がないのだろうか?どっちにしろ、大変なことに変わりはない。まずなにをすればいいんだ?
シャインサンも呼びたいしサランを病院に運んでやりたいしターンの生存確認もして……。シャインサンはメイドに呼ばせよう。サランは力のある兵士といっしょに運んで、ターンはちゃちゃっとやってしまえばいい。
よし、これでいこう。
スカイスターはどうにかやる気を出して仕事に取りかかった。
最終編集者 サンウィング [ Mon Aug 02, 2021 8:11 pm ], 編集回数 1 回
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
スカイスターくんかっこいい!
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Re: 輝く月と、空の星。
第二十六章(スカイスターがほとんどなのでシャイニングムーンのとき以外表記はしませーん)
「スカイスター様、どうしますか?」王の大臣、ライがきいた。
スカイスターはついさっき、シャインサンを呼んでサランを病院に運んでやってターンの生存確認をした。
サランは気絶させられていただけらしく、傷は見当たらなかったので、大事はなかった。で、呼ばれたシャインサンは馬車でやってきた。だが、ターンだけが無事ではなかった。
ターンは死んでいた。
今ライがきいたのはターンをちゃんと埋葬してやるかの話だ。シャインサンはなにもいってくれなかった。え、どうすんの。
「と…りあえず…ちゃんと埋葬してやろうよ」スカイスターはいった。うん、そうしよう!
「わかりました。では火葬と…通夜と葬送儀式はいりませんね。では」ライは頭を下げるとターンの遺体をくわえて去っていった。
「デューンに行きましょう」スカイスターはごくりとつばを飲み込んだ。デューンに行けばシャイニングムーンを助けられるなら、デューンに行く!
「ああ。私もそのつもりだ。だが、なにで行けばいいのか…」シャインサンはうなずいたが、首をかしげて考え込んだ。確かに。馬車だと砂の上は無理だし。え…徒歩…?いや、え?疲れるし時間かかるし…。途中まで馬車で行って砂漠から徒歩…?というか暑くない…?いや、熱いか…?
ス「アイス…を食べてクーラーボックス…無理」(え、そんなもんある?)
「砂漠は徒歩で行くしかないかもしれないな…」シャインサンがいった。徒歩ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!!???
途中まで馬車で行って砂漠から徒歩に決まりました…。ハハッ……ボクミッキー……。(違うしなんで)
「スカイスター様、どうしますか?」王の大臣、ライがきいた。
スカイスターはついさっき、シャインサンを呼んでサランを病院に運んでやってターンの生存確認をした。
サランは気絶させられていただけらしく、傷は見当たらなかったので、大事はなかった。で、呼ばれたシャインサンは馬車でやってきた。だが、ターンだけが無事ではなかった。
ターンは死んでいた。
今ライがきいたのはターンをちゃんと埋葬してやるかの話だ。シャインサンはなにもいってくれなかった。え、どうすんの。
「と…りあえず…ちゃんと埋葬してやろうよ」スカイスターはいった。うん、そうしよう!
「わかりました。では火葬と…通夜と葬送儀式はいりませんね。では」ライは頭を下げるとターンの遺体をくわえて去っていった。
「デューンに行きましょう」スカイスターはごくりとつばを飲み込んだ。デューンに行けばシャイニングムーンを助けられるなら、デューンに行く!
「ああ。私もそのつもりだ。だが、なにで行けばいいのか…」シャインサンはうなずいたが、首をかしげて考え込んだ。確かに。馬車だと砂の上は無理だし。え…徒歩…?いや、え?疲れるし時間かかるし…。途中まで馬車で行って砂漠から徒歩…?というか暑くない…?いや、熱いか…?
ス「アイス…を食べてクーラーボックス…無理」(え、そんなもんある?)
「砂漠は徒歩で行くしかないかもしれないな…」シャインサンがいった。徒歩ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!!???
途中まで馬車で行って砂漠から徒歩に決まりました…。ハハッ……ボクミッキー……。(違うしなんで)
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
第二十七章(きんにく)
「あー…はぁ……」疲れた。スカイスターの頭はその想いに頭が支配されていた。
「大丈夫かい?」隣を歩くシャインサンがきいた。口調は平気そうだが、シャインサンの歩いたところの砂がちょっと湿っていた。肉球も鼻も汗だくなのだろう。スカイスターもそうなのだが。
「あ……はい……大丈夫……………じゃないですねこれ…」スカイスターは無理に笑って答えかけたが、熱すぎて暑すぎて「大丈夫じゃない」、といってしまった。
「私もだ……あ、あ、あれはオアシスか!?」シャインサンははぁとため息をつくと、素っ頓狂な声をあげて駆けだした。シャインサンの駆けだした先は、草地に囲まれたきれいなオアシスだった。
「あー…はぁ……」疲れた。スカイスターの頭はその想いに頭が支配されていた。
「大丈夫かい?」隣を歩くシャインサンがきいた。口調は平気そうだが、シャインサンの歩いたところの砂がちょっと湿っていた。肉球も鼻も汗だくなのだろう。スカイスターもそうなのだが。
「あ……はい……大丈夫……………じゃないですねこれ…」スカイスターは無理に笑って答えかけたが、熱すぎて暑すぎて「大丈夫じゃない」、といってしまった。
「私もだ……あ、あ、あれはオアシスか!?」シャインサンははぁとため息をつくと、素っ頓狂な声をあげて駆けだした。シャインサンの駆けだした先は、草地に囲まれたきれいなオアシスだった。
最終編集者 サンウィング [ Mon Aug 09, 2021 1:58 pm ], 編集回数 1 回
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
おぉ〜
スカイスターくん!
スカイスターくん!
オーシャンフラワー- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
ちなみに俺頭やばくなったんじゃないですよ。
きんにくのふりがなもわかる人にはわかりますからね!(多文ここにはいないけども)
あと読んでくださってる皆さんありがとうございます。
きんにくのふりがなもわかる人にはわかりますからね!(多文ここにはいないけども)
あと読んでくださってる皆さんありがとうございます。
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
サンウィングも素敵な小説
いつもありがとう(◍•ᴗ•◍)
いつもありがとう(◍•ᴗ•◍)
オーシャンフラワー- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
好きなゲーム実況者さんが急上昇ランク5位とかにいて嬉しい気分で書くぜ♪あとそれとは違うゲーム実況者さんが28位でもあってそれも嬉しいだな♪二人とも同じゲームで入ってるからすげーなーだなも。
第二十八章
渇ききった喉に、ずっと求めていた水が流れていく。
ただの水なのに神かと思ってしまう。
「スカイスターくん!」ふいにシャインサンに声をかけられて声のした方向を見るとシャインサンがオアシスの水に…え????
「気持ちいいよ!スカイスターくんもどうだい!!」シャインサンはそういいながら泳ぎだし……え???????
スカイスターはシャインサンのことを尊敬しているものの、今だけは頭がおかしくなったのか?と思ってしまった。僕たち猫だよ?水とか嫌いじゃん?シャインサン水に入るじゃん?頭おかしいじゃん。
「コッホン…。これは失礼。とにかく、今夜はここで夜を明かそうか」シャインサンがそういい、水から出てきた。水面に波が立つ。
と、いうことでシャインサンの言葉により、今日はここで一晩過ごすことになった。
一秒でも速くシャイニングムーンに会いたい。
第二十八章
渇ききった喉に、ずっと求めていた水が流れていく。
ただの水なのに神かと思ってしまう。
「スカイスターくん!」ふいにシャインサンに声をかけられて声のした方向を見るとシャインサンがオアシスの水に…え????
「気持ちいいよ!スカイスターくんもどうだい!!」シャインサンはそういいながら泳ぎだし……え???????
スカイスターはシャインサンのことを尊敬しているものの、今だけは頭がおかしくなったのか?と思ってしまった。僕たち猫だよ?水とか嫌いじゃん?シャインサン水に入るじゃん?頭おかしいじゃん。
「コッホン…。これは失礼。とにかく、今夜はここで夜を明かそうか」シャインサンがそういい、水から出てきた。水面に波が立つ。
と、いうことでシャインサンの言葉により、今日はここで一晩過ごすことになった。
一秒でも速くシャイニングムーンに会いたい。
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
早くシャイニングムーンが出てきてほしい
オーシャンフラワー- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
第二十九章
「貴様ら!ここでなにをしている」げっ。
「ここは我らが偉大なるクラウディリーフの姉貴のなわばりだぞ!」オアシスからデューンのある方角に向かって歩いていると、二匹のとある猫に見つかってしまった。
二匹の猫は珍妙な格好をしていた。首の周りには赤い血が首輪のように付いていて、耳は裂けている。毛皮は、もう何日も毛づくろいをしていないかのようにぼさぼさだった。
「え~っと………?」シャインサンは首をかしげてうなっている。
「何用、ここにおるのだ?」「らっ、ライオンズロア(大昔のライオンブレイズより)の兄貴!」新たな猫が現れ、二匹の猫は頭を下げて道を開けた。多分、王的な猫なのだろう。
「……何用かはっきり言うのだ」新たな猫がドスのきいた低い声でいった。その猫は二匹の猫とは違い、毛はきっちりと綺麗でぼさぼさとしていらず、目が鋭く、大柄だった。同じなのは、首の周りに血が付いてることだけだ。
「シャイニングムーンを」スカイスターがいいかけると、シャインサンがこちらをにらんでスカイスターの口をしっぽでふさいだ。
「私たちはあなたたちを傷付けるつもりなどはない。デューン王国というところに用があるのだ。どうか通してくれないか」シャインサンが礼儀正しくいった。
「…違う」大柄な猫がうなった。「デューン王国に何用だと問うておるのだ」
「…」シャインサンとスカイスターは顔を見合わせた。
困った。正直に話してしまってもいいのか?
「貴様ら!ここでなにをしている」げっ。
「ここは我らが偉大なるクラウディリーフの姉貴のなわばりだぞ!」オアシスからデューンのある方角に向かって歩いていると、二匹のとある猫に見つかってしまった。
二匹の猫は珍妙な格好をしていた。首の周りには赤い血が首輪のように付いていて、耳は裂けている。毛皮は、もう何日も毛づくろいをしていないかのようにぼさぼさだった。
「え~っと………?」シャインサンは首をかしげてうなっている。
「何用、ここにおるのだ?」「らっ、ライオンズロア(大昔のライオンブレイズより)の兄貴!」新たな猫が現れ、二匹の猫は頭を下げて道を開けた。多分、王的な猫なのだろう。
「……何用かはっきり言うのだ」新たな猫がドスのきいた低い声でいった。その猫は二匹の猫とは違い、毛はきっちりと綺麗でぼさぼさとしていらず、目が鋭く、大柄だった。同じなのは、首の周りに血が付いてることだけだ。
「シャイニングムーンを」スカイスターがいいかけると、シャインサンがこちらをにらんでスカイスターの口をしっぽでふさいだ。
「私たちはあなたたちを傷付けるつもりなどはない。デューン王国というところに用があるのだ。どうか通してくれないか」シャインサンが礼儀正しくいった。
「…違う」大柄な猫がうなった。「デューン王国に何用だと問うておるのだ」
「…」シャインサンとスカイスターは顔を見合わせた。
困った。正直に話してしまってもいいのか?
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Re: 輝く月と、空の星。
ダメだと思います!
オーシャンフラワー- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
わたしも同意見です!()オーシャンフラワー wrote:ダメだと思います!
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
ちょっとある人の口癖がうつって「~なのでは?」が多いがまあいいか。
第三十章(ついに来たか…これ、一番長いのでは?)
目の前には大きな猫。しかもいつの間にか囲まれている。…これ死ぬのでは?
「答えよ」ライオンズロア…大きな猫…がいった。
シャインサンとスカイスターはまたもや顔を見合わせた。いってしまったらやばいと思うし、いわなくてもやばいのでは?
「実はオイラ、あれなんすよ~!」スカイスターは思いつき、いいだしてみた。シャインサンが驚いてこっちを見つめた。「あれ~…えっと、あれですよあれ!そうそう!デューンにいとこがいて!こっちはオイラの親父なんすよ~!」すみませんシャインサン王っ!ここは合わせてくださいっ!
「そ……、そうなんですよ。私の姉の子がいて、姉に会いに行くついでにいとこに合わせてやろうと思いまして!」よかった、どうにか察してくれた。シャインサンがあわてて相槌を打った。………でもこれいけるか?
「……?本当か?私の目を見つめてみよ」ライオンズロアが疑ってそういった。……これはいけるかもしれない!!前父さんのガラスのオルゴールを割ったか問われたときに同じことをやらされた。そのときは隠し通せたから多分いけるっ!!
スカイスターは顔を上げてライオンズロアをじっと見つめた。シャインサンも見つめている。きついか…?きついか…?
「……よし、わかった。行け」
やったああああああ!!!
第三十章(ついに来たか…これ、一番長いのでは?)
目の前には大きな猫。しかもいつの間にか囲まれている。…これ死ぬのでは?
「答えよ」ライオンズロア…大きな猫…がいった。
シャインサンとスカイスターはまたもや顔を見合わせた。いってしまったらやばいと思うし、いわなくてもやばいのでは?
「実はオイラ、あれなんすよ~!」スカイスターは思いつき、いいだしてみた。シャインサンが驚いてこっちを見つめた。「あれ~…えっと、あれですよあれ!そうそう!デューンにいとこがいて!こっちはオイラの親父なんすよ~!」すみませんシャインサン王っ!ここは合わせてくださいっ!
「そ……、そうなんですよ。私の姉の子がいて、姉に会いに行くついでにいとこに合わせてやろうと思いまして!」よかった、どうにか察してくれた。シャインサンがあわてて相槌を打った。………でもこれいけるか?
「……?本当か?私の目を見つめてみよ」ライオンズロアが疑ってそういった。……これはいけるかもしれない!!前父さんのガラスのオルゴールを割ったか問われたときに同じことをやらされた。そのときは隠し通せたから多分いけるっ!!
スカイスターは顔を上げてライオンズロアをじっと見つめた。シャインサンも見つめている。きついか…?きついか…?
「……よし、わかった。行け」
やったああああああ!!!
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
すごい〜
スカイスターに合わせるシャインサンも
すぐにこんなこと思いつくスカイスターもすごい!
スカイスターに合わせるシャインサンも
すぐにこんなこと思いつくスカイスターもすごい!
オーシャンフラワー- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
これ関連の雑談(いらんわ)
あのですね。これね。ここまで続いたのはね。
ほんとキセキ(カタカナなのには俺の趣味が詰まっている(?))なんですよ。わたしのことですよ?俺のことですよ??
途中で終わりそうじゃないですか。まだ続いてるんですよ!?キセキですよ!?ありがとうございますねほんとみなさん。((実はコメントを貰おうが貰わなかろうが関係無かったりもするけどw(おい
もうちょっとなんでね。よろしくおねがいしますね(変にこじらせなければ)
追記:三十一章を投稿しようとしたら変なところを押してしまい消えたのでしばらくないと思われます。
あのですね。これね。ここまで続いたのはね。
ほんとキセキ(カタカナなのには俺の趣味が詰まっている(?))なんですよ。わたしのことですよ?俺のことですよ??
途中で終わりそうじゃないですか。まだ続いてるんですよ!?キセキですよ!?ありがとうございますねほんとみなさん。((実はコメントを貰おうが貰わなかろうが関係無かったりもするけどw(おい
もうちょっとなんでね。よろしくおねがいしますね(変にこじらせなければ)
追記:三十一章を投稿しようとしたら変なところを押してしまい消えたのでしばらくないと思われます。
サンウィング- ライオン族
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Re: 輝く月と、空の星。
第三十一章(一章一章が短くなってきとるって!)
城どこにあんの?
城どこにあんの?
あちぃ。
スカイスターたちは砂漠を歩きつづけ、もう二日経った。てかもっかいいうね。
城どこにあんの?
「城どこにあんすか?」スカイスターはシャインサンにきいた。シャインサンは地図を持っていたはずだ。
久しぶりにシャインサンを見ると、シャインサンは青ざめていた。なぜ?
「地図オアシスでなくした…」シャインサンはぽつりと絶望する一言を放った。見事にスカイスターの心に言葉の銃による穴があいた。もうこれ僕ら死にません?大丈夫?
食料…は、なんとかあるけど。
砂漠しか見えない。でも、なんかあそこにもっこりとした砂山があるけど。山だしな~、あれ。山頂にあったりしますかね?
シ「あ、あれ城じゃない?」(視力1.7)
ス「え、どこ??」(視力0.4)
シ「あそこ!あそこあそこ!」(1.7)
ス「あそこじゃわから…」(0.4)
ス「え、そこ?山かと!」(0.4)
なんと、シャインサンが見つけたのは、さっきスカイスターが「あれ山だしな~」っていったあそこだった!
希望が見え、スカイスターは歩く気が少しずつだが湧いてきた。
二匹は前方にある城へ向かって歩きだした。
次書いちゃいますね!
あ、あと、雑談ですが今日本屋で「異世界もふもふカフェ」というのを見付けまして。「異世界」には反応しなかったんですけど「もふもふ」には勝てませんでした。
とりあえず1巻買って読みましたがすごくいいので2巻と3巻も買います。もふもふがかわいいです。
雑談ってすごくはかどりますね。失礼。(雑談すんな)
城どこにあんの?
城どこにあんの?
あちぃ。
スカイスターたちは砂漠を歩きつづけ、もう二日経った。てかもっかいいうね。
城どこにあんの?
「城どこにあんすか?」スカイスターはシャインサンにきいた。シャインサンは地図を持っていたはずだ。
久しぶりにシャインサンを見ると、シャインサンは青ざめていた。なぜ?
「地図オアシスでなくした…」シャインサンはぽつりと絶望する一言を放った。見事にスカイスターの心に言葉の銃による穴があいた。もうこれ僕ら死にません?大丈夫?
食料…は、なんとかあるけど。
砂漠しか見えない。でも、なんかあそこにもっこりとした砂山があるけど。山だしな~、あれ。山頂にあったりしますかね?
シ「あ、あれ城じゃない?」(視力1.7)
ス「え、どこ??」(視力0.4)
シ「あそこ!あそこあそこ!」(1.7)
ス「あそこじゃわから…」(0.4)
ス「え、そこ?山かと!」(0.4)
なんと、シャインサンが見つけたのは、さっきスカイスターが「あれ山だしな~」っていったあそこだった!
希望が見え、スカイスターは歩く気が少しずつだが湧いてきた。
二匹は前方にある城へ向かって歩きだした。
次書いちゃいますね!
あ、あと、雑談ですが今日本屋で「異世界もふもふカフェ」というのを見付けまして。「異世界」には反応しなかったんですけど「もふもふ」には勝てませんでした。
とりあえず1巻買って読みましたがすごくいいので2巻と3巻も買います。もふもふがかわいいです。
雑談ってすごくはかどりますね。失礼。(雑談すんな)
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Re: 輝く月と、空の星。
第三十二章
着きましたよみなさん。読者のみなさん。
デューン王国に!!!!!!!
疲れました。疲労、疲労、疲労!!
「待て!」デューンデューン王国に入ろうとすると門番に止められた。「デューンに何用だ」
「失礼。私はシャインサンという者だ。こっちはスカイスター」シャインサンが丁寧に自己紹介をすると、門番はみるみるうちに青ざめた。いや、青をこして白。
「こ、これは王に大変な無礼を!して、何用でしょうか」門番はきりっと姿勢を正してききなおした。
「デューン王国に、姫…私の娘のシャイニングムーンがいるときいたのだ」シャインサンは答えた。そういうと門番が驚いてシャインサンとスカイスターを素早く交互に見た。
「そ、それは真(まこと)ですか!?」門番はほぼ叫んでいるに近い声で確認した。シャインサンがうなずくと、門番は今度は本当に叫んだ。「デューンもです!!デューンも、王子のシャイ様が!!!」スカイスターは耳がきーんとなって途中で耳を寝かせた。
「なんと、王子が!?」シャインサンは驚いた。その声もスカイスターにはうるさくきこえ、スカイスターはまだ耳を寝かせたままだった。
「はっ……すみませんでした。またまた御無礼を…。どうぞお通りください。こちらです。…ハーツ、テバ!見張りは頼んだ」ハーツとテバと呼ばれた雄猫二匹はその指示にうなずき、なにか話しながら見張りについた。
門番が歩きだしたので、二匹の王は後につづいた。
「では、シャイとシャイニングムーン姫が行方不明なのだな。これは多分狙ってやったものだろう。一気に一国の王子と姫がいなくなったのだからな」デューン王国の王、ブリザードがいった。ブリザードという名前なのに砂漠の王国の王なんだな~、とスカイスターは思った。
「そうだろう。もしスカイスターくんがまだ王子であれば、これに巻き込まれていたかもしれないな」シャインサンはちらっと隣にいるスカイスターを見た。スカイスターはうなずいた。確かに。
「実は、デューン王国もきついのだ」ブリザードが深刻そうにいった。なにがきついのだろう?
「ライオンズロアと呼ばれる者により、脅されていてな。城下町が危なくなっていたのだ。……問題ない。国民は城に避難させている」ブリザードは説明した。そして、スカイスターが国民はどうしたのだろうというような目でブリザードを見ると、ブリザードはそれに気付きそう付け足した。
「「ライオンズロア?」」シャインサンとスカイスターの声が重なった。
「ライオンズロアって、僕たちがここに来る道中で…」スカイスターはシャインサンを見つめた。シャインサンはうなずいて「ああ、あいつだろう」といった。
「出会ったのか」ブリザードがびっくりしていった。「あいつはどうやら砂漠を乗っ取ろうとしているようなんだ」
着きましたよみなさん。読者のみなさん。
デューン王国に!!!!!!!
疲れました。疲労、疲労、疲労!!
「待て!」デューンデューン王国に入ろうとすると門番に止められた。「デューンに何用だ」
「失礼。私はシャインサンという者だ。こっちはスカイスター」シャインサンが丁寧に自己紹介をすると、門番はみるみるうちに青ざめた。いや、青をこして白。
「こ、これは王に大変な無礼を!して、何用でしょうか」門番はきりっと姿勢を正してききなおした。
「デューン王国に、姫…私の娘のシャイニングムーンがいるときいたのだ」シャインサンは答えた。そういうと門番が驚いてシャインサンとスカイスターを素早く交互に見た。
「そ、それは真(まこと)ですか!?」門番はほぼ叫んでいるに近い声で確認した。シャインサンがうなずくと、門番は今度は本当に叫んだ。「デューンもです!!デューンも、王子のシャイ様が!!!」スカイスターは耳がきーんとなって途中で耳を寝かせた。
「なんと、王子が!?」シャインサンは驚いた。その声もスカイスターにはうるさくきこえ、スカイスターはまだ耳を寝かせたままだった。
「はっ……すみませんでした。またまた御無礼を…。どうぞお通りください。こちらです。…ハーツ、テバ!見張りは頼んだ」ハーツとテバと呼ばれた雄猫二匹はその指示にうなずき、なにか話しながら見張りについた。
門番が歩きだしたので、二匹の王は後につづいた。
「では、シャイとシャイニングムーン姫が行方不明なのだな。これは多分狙ってやったものだろう。一気に一国の王子と姫がいなくなったのだからな」デューン王国の王、ブリザードがいった。ブリザードという名前なのに砂漠の王国の王なんだな~、とスカイスターは思った。
「そうだろう。もしスカイスターくんがまだ王子であれば、これに巻き込まれていたかもしれないな」シャインサンはちらっと隣にいるスカイスターを見た。スカイスターはうなずいた。確かに。
「実は、デューン王国もきついのだ」ブリザードが深刻そうにいった。なにがきついのだろう?
「ライオンズロアと呼ばれる者により、脅されていてな。城下町が危なくなっていたのだ。……問題ない。国民は城に避難させている」ブリザードは説明した。そして、スカイスターが国民はどうしたのだろうというような目でブリザードを見ると、ブリザードはそれに気付きそう付け足した。
「「ライオンズロア?」」シャインサンとスカイスターの声が重なった。
「ライオンズロアって、僕たちがここに来る道中で…」スカイスターはシャインサンを見つめた。シャインサンはうなずいて「ああ、あいつだろう」といった。
「出会ったのか」ブリザードがびっくりしていった。「あいつはどうやら砂漠を乗っ取ろうとしているようなんだ」
サンウィング- ライオン族
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