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殺人鬼からの逃走  

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殺人鬼からの逃走   Empty 殺人鬼からの逃走  

投稿 by サンウィング Sat Jul 24, 2021 7:41 pm

はい、どうも。あいさつはめんどいんで(え?)省きます。
なんか某テレビ番組逃走中(名前出しちゃってんじゃん)の猫versionみたいなやつかな(雑だわ。違うわ)
簡単にいうと、殺人鬼の猫から、参加猫が、逃げます。
捕まったら、……相手は殺人鬼なので殺されます(!?)
ま、こんな感じでいいか、とりあえず(雑)
じゃあね(再びの失踪)


最終編集者 サンウィング [ Sun Sep 05, 2021 4:57 pm ], 編集回数 2 回
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殺人鬼からの逃走   Empty Re: 殺人鬼からの逃走  

投稿 by サンウィング Sat Jul 24, 2021 7:55 pm

【character】(かっこつけて英語にするな)
キラー 殺人鬼
黒い毛皮に所々血がついている雄猫。目は毒々しい赤。血や赤っぽいものが大好物。

サマーシー[夏の海]
つややかな黒い毛皮をした雌猫。目は海のような澄んだ青色。おっとりとしていて自分に自信がない。どちらかというと頭脳系。

フレームウィング[炎の翼]
炎のようなオレンジ色の毛皮をした雄猫。目は琥珀色。勇気があるが向こう見ずな体力系男子。

ローズハート[バラ心]
ピンクがかった目をした白猫。ツンデレのツンしかない性格。クール。暴言を吐く。

ライトアイ[光った目]
暗闇で目がすごく光る茶色と白のぶち模様をした雄猫。目は月色。メンタルが弱いのでローズハートの暴言にいちいち傷付いている。作者のお気に入り(その情報いらん)

スポッティドペルト[まだら毛皮]
まだら模様の三毛柄の雌猫。目は空色。優しく、自分より他猫を優先するお猫好し。モテる。

ムーンクラウド[月雲]
白い毛皮に黒いぶちの雄猫。目はきれいな赤。スポッティドペルトの弟。性格よし、顔よし、声よしなのでめちゃくちゃモテる。

スカイウェザー[空の天気]
曇ったときの空のような灰色をした雌猫。雌猫だが「女子力?なにそれうまいのか?」って感じの性格をしている。そこがまたいいという雄猫もいるようでモテるほう。

シープファー[羊毛]
羊のようにもこもことした白い毛皮の雄猫。性格もふわふわとしていて趣味が昼寝。本気を出すと…?

ベリーアイ[ベリーの目]
ベリーのような目をした雌猫。薄い灰色に濃い灰色の縞模様の毛。活発でおっちょこちょい。なんにでも首を突っ込んでくるので情報通ともいわれる。

グリーンイヤー[緑の耳]
毛先につれて緑っぽくなっている雄猫。クールでこの中ではいちばん年上。相手にもよるが誰かが危ないときは自分の命を犠牲にしてでも守る。

よし…!できったぞ!名前!もう小説の名前やばいな思い浮かばないのでは?(白目)


最終編集者 サンウィング [ Mon Aug 09, 2021 1:31 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Sat Jul 24, 2021 8:43 pm

ルール

基本は殺人鬼に捕まらないように逃げるだけ。

十匹の参加者のなかに、一匹だけまた殺人鬼がいる。その殺人鬼は、しばらく経っても三匹以内しか捕まっていないと殺人鬼だとカミングアウトして殺人鬼側につく。

味方側にまぎれた殺人鬼は用が無いと判断されると帰る。(帰るの!?)

参加者が五匹以上残っていれば参加者の勝ち。五匹以下だと殺人鬼側の勝ち。

なにかあったら追加します。
というか今日書けません。タブレットでここは来ますが書きづらいので…。


最終編集者 サンウィング [ Sun Jan 02, 2022 4:57 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Sun Jul 25, 2021 1:19 pm

プロローグ
「~…」黒い雌猫は見覚えのないところで目を覚ました。「こ、ここどこ……?」
「その声は、サマーシーか?」聞き覚えのある低めの声がきこえ、雌猫はばっと振り向いた。
「フレームウィング!」炎色をした雄猫は雌猫と目をあわせるとにこっと微笑んだ。
「それより、ここはどこだかわかるか?」フレームウィングがサマーシーにきいた。
サマーシーは首を横に振った。フレームウィングはきょろきょろとあたりを見まわした。
「っ!」フレームウィングがなにかに気づいたようだ。フレームウィングは駆けだした。「ライトアイ!おい、起きろ、大丈夫か!」フレームウィングは一匹の雄猫の体をゆすった。
「ふ、ふれっ、ふれーむうぃんぐ?」ライトアイは起き上がり、怯えながらフレームウィングを見つめた。「こ、ここはどこぉ?」
「わからないの」いつの間にかサマーシーが近くに来ていた。その言葉をきいたライトアイはさらにぶるぶると震えはじめた。
「! サマーシー!フレームウィング!ライトアイ!」遠くから誰かが走ってきた。ムーンクラウドだ!それに…。
「グリーンイヤー!ベリーアイにシープファー、スカイウェザーにスポッティドペルト!」
『全員揃ったようですね、ふふっ…』「誰だ!?」どこかからか不気味な声がきこえてきて、グリーンイヤーが叫んだ。
『私はこの”ゲーム”の主催者ですよ。態度がなっておりませんね』不気味なその声は、どこからきこえてくるのかわからなかった。後ろからかもしれないし、左右両方かもしれない。
「姿を見せなさい!」スポッティドペルトが叫んだ。
『見せるわけにはいきませんね。ふふ…』不気味な声はまだつづけた。『みなさんには今から”ゲーム”をしてもらいます。ルールは簡単。殺人鬼から逃げればいいだけです』
殺人鬼という単語にみんながぞっとした。
『捕まったら殺されますが、捕まらなければいい問題でしょう?ふふ、フフッ』殺されるという言葉に、みんなして震えあがった。ライトアイはもう泣いているし、サマーシーも泣きそうに瞳をうるっとさせている。他のみんなも、怯えて泣きそうな者もいれば、受けてたとうとしている者もいる。
「てめぇらが獲物か。はっ」雄猫がこっちに向かってきて、ライトアイとサマーシーに目をつけてにやりとした。「しょぼい獲物もいるな。すぐ死んじまうんじゃないか?」そういってははっと笑う。グリーンイヤーとフレームウィングが爪を出すが、スポッティドペルトに止められる。
「おもしろそうじゃねえか。受けてたとう!」スカイウェザーが挑戦的な笑みを浮かべる。隣にいたシープファーが「やめて、シープやりたくないよぉ」とあわててそれを止める。
『あなたがたに拒否権はありません』さっきの不気味な声が爽やかにそういった。声だけできけばイケボなのだが。
「!?」シープファーまで泣きだした。
『それでは、ゲームを開始しましょうか。…まあ、少し時間はやりますがね。ふふ…』

本屋行ってきました!
目的の本ありました!上のほうにあってわかりませんでした!父ナイス!(買ったのは小説の徒花の館と、あと…ついでにあったんで小説のFF7……。(関係ないよ)あと買ってないけどキミガシネも見つけました~(関係ない))
(グロいのいけるなら徒花(あだばな)の館をおすすめしますw(宣伝するな))
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投稿 by サンウィング Sun Jul 25, 2021 4:50 pm

第一章

『時間ですので、これよりゲームを開始いたしましょう。ルールは事前に配ったものにありますので。地図もそこにありますよ。では…キラー!』
「俺様がこのゲームの殺人鬼だ。はっ、ちょろいもんだぜ、この俺様にてめぇらなんてな」
『貴方の活躍を期待していますよ、キラー?』不気味な声がそういうと、キラーはにやりとしたままうなずいた。
キラーが話しだそうとすると、グリーンイヤーが遮った。「待ってくれ。ゲームの制限時間だけきいておきたい」
「ゲームの時間?…ま、二時間とかそのへんだな」
「ここからは俺様が仕切る。じゃ、開始!てめぇらは逃げろ。俺様は三分経ったら行く。てめぇらを探しにな。三分、これでもちゃんと与えたほうだからな」キラーがそういうと、みんないっせいに駆けだした。
キラーからだいぶ離れたところに来ると、ライトアイとスカイウェザー、フレームウィングとサマーシーチームははぁはぁと息を整えた。
「どうする?」フレームウィングがたずねた。
「わ、わたしここに逃げる」サマーシーは地図に前足を置いてそういった。地図から見ると、ここは遊園地らしい。サマーシーが指したのは、お化け屋敷の近く、カフェらしきところだった。
「ぼ、僕も」ライトアイがそういうが、スカイウェザーが口を開いた。
「いや、固まらないほうがいいだろ。誰かが見つかってもそのぶん他の誰かが生き残れる確率が高まる」その言葉にライトアイは納得したようにうなずいた。
「俺は体力があるから、走り回って情報通的な立場につく」フレームウィングがいった。これには三匹も素直にうなずいた、
「で、でも、捕まらないでね…?」サマーシーが震える声でいった。フレームウィングは「当たり前だろ」といってうなずいた。
「じゃあ…ばらけようか。幸運を祈る」スカイウェザーがそういうと、みんながうなずき、駆けだした。

一方その頃、ローズハートとベリーアイ、スポッティドペルトの雌猫たちは冷静に話しあっていた。
「みんなが助かることより、まず自分よ。ベリーアイ、あなたは情報収集としていってくれると嬉しいわ。それで、多分フレームウィングもそうするだろうから情報共有。ローズハートは…」「わたしは一匹で行動する。じゃあね」スポッティドペルトがローズハートに指示しようとすると、ローズハートは一匹でどこかへ行ってしまった。
「参ったわね…。それで、じゃあわたしはとにかくキラーの行方を探りたい。けれどそれは危ないから、様子を見ながら動くって感じ。じゃあ…気をつけてね!」スポッティドペルトはそういうと走り去っていった。地図でいうとジェットコースターのあるほうだ。
ベリーアイはふっと笑みを浮かべると、反対方向へ駆けていった。

一方その頃雄猫たちは…。
「俺たちはとにかく捕まらないように。二時間もあるんだから、体力を無駄にしたくない」グリーンイヤーがそういうと、ムーンクラウドはうなずいた。
「いやだ、シープはやりたくないぃ…」シープファーだけはまだやる気などなかった。はやく家で寝たいという思いが勝っていたのだ。
「いや、やらないとすぐに死ぬよ?」ムーンクラウドがそういうと、シープファーは渋々「わかったよぉ…」といった。

『時間です。キラーが動き出します。参加者のみなさんは生き残れるようにがんばってくださいね。ふふふ』
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投稿 by オーシャンフラワー Mon Jul 26, 2021 4:49 pm

こういうのめっちゃ好き〜〜〜!!
頑張って!
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投稿 by サンウィング Mon Jul 26, 2021 6:48 pm

※作戦は適当です。
理科の植物のやつで思うんですけど「適当な温度」だと適当にする人いるんじゃないでs((そんなわけない
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投稿 by サンウィング Mon Jul 26, 2021 6:51 pm

あと、味方に紛れた殺人鬼、誰だかわかったら(わからなくても)教えてください((殴
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投稿 by サンウィング Mon Jul 26, 2021 7:14 pm

第二章 フレームウィング

フレームウィングは観覧車の近くをうろうろとしていた。
キラーはまだ見かけていない。
(ゲームは大体二時間。キラーと遭遇する確率なんていくらでもある。どう動き、どう見つからないようにし、体力をどれぐらい残しておくか…。ちゃんと考えて動かなければ……確実に、死ぬ)フレームウィングはごくりと唾を飲み込んだ。“死ぬ”。キラーは殺人鬼だし、足は速いだろう。
見つかれば、その時点で死ぬかもしれない。
「あっ、フレームウィング!」ベリーアイだ。
ベリーアイはフレームウィングを見つけ、ぱっと目を輝かせた。そういえば、この十匹のなかに殺人鬼がもう一匹いるっていってたな…。
「どう?…なにかわかったこととか…」ベリーアイは期待したようにフレームウィングを見つめた。
フレームウィングはなにもわかっていない、と首を横に振った。ベリーアイは「そっかぁ…」とつぶやいてため息をついた。
「こっちも、なーんにも収穫はなし」ベリーアイはやれやれというような仕草をした。
「おや、お二人とも」「あっ、ムーンクラウド!」ムーンクラウドが偶然、近くを通りかかった。
ムーンクラウドはお坊ちゃま育ちの礼儀正しい猫だ。金持ち、そしてさらにイケメンで性格もよく、爽やかなイケボだ。もちろん、さっきの不気味な声なんかじゃない。
ムーンクラウドのほうが少し声は高いから。
「私はとにかく体力を温存することにしました。今は隠れ場所を把握しようと思いまして」ムーンクラウドはなぜかうなずきながらいった。
「っ!に、逃げて!」ベリーアイが突然声をひそめていった。ベリーアイの視線の先には、……き、キラー!
三匹は散り散りになって逃げ出した。
キラーは…気づいていないようだった。よかった。


最終編集者 サンウィング [ Wed Sep 01, 2021 5:52 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Sat Jul 31, 2021 4:34 pm

第三章 ライトアイ

ライトアイはびくびくとあたりを見まわした。
ここはどうやらジェットコースターの近くのようだ。
(なんでぼくなの?さんかするのやだ、やめて、これがゆめだとだれかいっておねがいむりほんとやめてほんとまってむり)
「ライトアイ」「っ!?」後ろから声がし、振り向くと…シープファーがいた。
「どう?なにもない?」シープファーとライトアイは同時にきいた。そして同時にうなずいた。
よかった…キラーいないなら…。
「ライトアイは誰かといっしょにいたほうがいいよ。スカイウェザーとかと」シープファーがいった。
「し、シープファーはどうするの?」ライトアイは驚いてきいた。
「ぼくは大丈夫だから。じゃあ、またね」シープファーはそういうと去っていった。
ライトアイはほんの少しだが覚悟を決め、歩きだした。

ローズハート
ローズハートは地図を見ていた。
ここはお化け屋敷の入り口。他人の心配なんてしない。
自分だけでも生き残っていればいい。
「…よし」小声でそうつぶやき、また歩きだす。
遠くにフレームウィングが見えた。走りまわっている。
ばかね。ローズハートはそう思った。
こんな序盤から走りまわってるなんて、体力がすぐなくなるわよ。あいつは死亡確定かしら。
ローズハートはお化け屋敷のほうへ向かった。
予定ではできるだけ体力温存し、鉢合わせたら逃げる。とことん普通の作戦だが、これが一番いい作戦なのだろう。
わたしはばかじゃない。
あんなに体力を無駄に使っているのとは違ってね。
「おやぁ?ローズハート…だったか?てめぇはよォ」後ろから低い声がし、すぐにローズハートは振り向いた。
「てめぇの仲間じゃねぇぞ。俺様よォ!」キラーだ!
ローズハートはフレームウィングのいた方向へ走った。まだはじまったばかりなのに!こんなところで捕まるなんて、わたしのプライドなるものが許さない!
だが、観覧車を過ぎたころ、ローズハートの息が切れてきた。速度を落とすわけにはいかないが、自分の息と体力が限界だ。
「そろそろ限界……かい?」しまった。
目の前にあるのは壁だ。後ろにはキラー、左右は壁。行き止まりだ。
絶体絶命だ。
そのとき、キラーがはっとしたような表情を浮かべ、後ろを向き、なにかを使ったようなしぐさをした。こちらからは見えなかった。
いきなり、猫が一匹現れた。見覚えのある猫…こいつは……!
ローズハートが息をのみ、その猫の名を叫ぼうとすると毛で口をふさがれた。

『参加者であるローズハートさんがキルされました。残り参加者は九匹です』

キル=殺される(これでは)


最終編集者 サンウィング [ Wed Sep 01, 2021 5:53 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Wed Aug 04, 2021 7:35 pm

第四章 スポッティドペルト

『参加者であるローズハートさんがキルされました。残り参加者は九匹です』
「っ!」スポッティドペルトはきょろきょろとあたりを見まわした。
あのローズハートが…死んだ?
「そんな……」思わず声に出てしまう。
スポッティドペルトがいるここは、コーヒーカップの近くだ。
安心していいのか悪いのかなんて…教えてくれないわよね。せめてキルされたところぐらい…。
そのとき、スポッティドペルトはなにかおかしいと感じた。その原因はすぐにわかった。
原因は…自分があまりローズハートが死んだことにあまり恐怖していないから。
むしろキラーが来たらどうしよう、という他のことを考えている。
「…」スポッティドペルトはそんなことは今はいい、と思い、またあたりを見ながら少しずつ歩きだした。
「姉さん」ムーンクラウドだった。ムーンクラウドがこっちに近づいてくる。
「どうかした?」スポッティドペルトはきいた。
「ううん。なにもないよ。安全みたいだ」ムーンクラウドはそういうと微笑んだ。
スポッティドペルトは、いつもなら微笑み返すところだったが、今はそんなことをする余裕(?)はなかった。
「…そう。よかったわ」スポッティドペルトはそれだけいうと、ムーンクラウドから離れるようにして去った。
ムーンクラウドは姉とは違う、反対方向へ歩き去っていった。

ま~た冷房で腹冷えたw腹痛w昨日も冷えたなw(冷えすぎだろ(そこじゃない))
なのでまたあとで編集更新します!

追記 やっぱこれで十分かなってなったんで編集更新はしません!(どっちやねん)


最終編集者 サンウィング [ Wed Sep 01, 2021 5:53 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Fri Aug 06, 2021 1:55 pm

やばっ、書こうとしたのにやってないじゃん俺!昨日これやっとけば今日他の書けたのに!ああ色々やることが多い!猫の手も借りたい!「も」じゃないな、「を」かな。誰も手伝ってくれないし。(これ以外勉強関連だからだろ自分でやれ)(あ、これを誰かに書いてもらえばいいのでは!?(迷案))(ああだめだなんか性格ちょっと違うってなったらいやだな!)

第五章 シープファー

シープファーはびくびくと震えながらその場にうずくまっていた。
ローズハートが死んだ?
本当に?
嘘だ。
友達かといえばそうでもないけど、
仲いいかといってもそうでもないけど、
味方側…の猫が死んだっていうことなんでしょ?
「わっ……!…なんだ、シープファーか…」後ろから声がし、びくっとして振り向くと、つややかな毛並みをした黒猫が立っていた。
「サマーシー…」シープファーは少なくとも後ろにいたのがサマーシーだということにほっとしてため息をついた。
「大丈夫?」サマーシーは最初の、キラーが動かないうちに逃げるとき、話していたときより落ち着いたようだ。サマーシーがシープファーを心配そうに見下ろしてくる。
うん、この猫は絶対に隠れ殺人鬼なんかじゃない。シープファーはそう確信した。
「…ああ。大丈夫だ。そっちは?」

サマーシー
「ああ。大丈夫だ。そっちは?」そういったシープファーは立ち上がってサマーシーにきいた。その目は覚悟を決めたというか、そのような(太陽翼語彙力低下)目をしていた。
「…え、あ、はい、大丈夫……」サマーシーはぽかんとしながらもなんとか返事をした。
「そうか。じゃあ、気をつけろよ」シープファーはそういうとささっと建物の陰に消えていった。
サマーシーはその後ろ姿を呆然としながら見送った。
久しぶりに見たな…、サマーシーはようやく感情が追い付いてきて、そう思った。
シープファーは、ちょくちょく自分や友達が危険にさらされたりいじめられたりしているのを発見するとこういう風になる。少なくともそういうことが起きたときに彼のそのスイッチが入るのだろう。


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投稿 by サンウィング Sun Aug 08, 2021 4:08 pm

第六章 グリーンイヤー

「危ないな…ここは離れよう」運悪く、グリーンイヤーはローズハートが追い詰められるところを目撃してしまった。
だが、相手はローズハートを追うのに夢中で自分は見ていなかったようだ。
安心安心。
しかも、後に隠れ殺人鬼が現れたような気配がした。
誰かが…。
いや、そんなことは今はいい。とにかくここを離れなければ。
「おや…グリーンイヤーくんかねぇ?」!?
後ろをばっと振り向くと黒い毛皮に最初見たときよりも血が飛び散っている猫がいた。
血のように黒っぽい赤色をした目は、真っ直ぐこちらを見ていた。まるで美味しそうな獲物を見つけたかのようだ。
相手はにっこりと微笑むと、猛スピードでグリーンイヤーめがけて走り出した。
グリーンイヤーはくるりと後ろを向いて駆けだした。
グリーンイヤーは足が速く、少しだがキラーとの距離を取った。
グリーンイヤーはまたも方向転換をし、キラーのすぐ横を駆け抜けた。
キラーは驚いて走る速度が落ちた。よし、チャンスだ。
グリーンイヤーはそのまま走り、見事キラーから逃げ切ったのであった。

みなさーん。別に皆さんには関係ないんですけど「逃走中」第4巻...3巻?あれ?まあいいか、が父の推しが勝ってたので買いましたw


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投稿 by サンウィング Fri Aug 13, 2021 12:06 pm

第七章 スカイウェザー

「…すご……」スカイウェザーはすごい小声でつぶやいた。
グリーンイヤー、今逃げ切った…。
よかったぁ、グリーンイヤーの勇姿(?)見れた…。
動体視力と共に普通の視力もいいって得するわぁ…。
「ベリーアイ!」スカイウェザーは近くにいたベリーアイを呼び寄せた。
「うん?」ベリーアイは首をかしげてスカイウェザーを見た。
「今の見たか?すごくない!?」スカイウェザーはそういうが、飼い主のゲーム画面の見すぎで視力が悪いベリーアイには全く伝わらなかった。
「ほら、あ、そ、こ、だ、よ!!!グリーンイヤー!さっきキラーから逃げ切っただろ!!」スカイウェザーはしっぽと耳でどうにか伝えようとした。
ベリーアイは目をこらしたようだが、「黒猫しか見えん…」といわれた。
まあな!?たしかにグリーンイヤー黒猫だけどもさ!
見てなかったのかよ!?
「う~…」スカイウェザーはうなるとベリーアイの傍から離れた。
「スカイウェザー!そっちは危険だって!」あわてて前方を見ると、グリーンイヤーのいるほうへ向かっていた。
たしかに、グリーンイヤーがいるほうはキラーがいる可能性が高い…のか……。

ベリーアイ
う~ん、スカイウェザーはめちゃくちゃ危ない。グリーンイヤーに対する態度と、フレームウィングとかあたしに対する態度がまっっっっっっっったく違う。
もし仮にグリーンイヤーが隠れ殺人鬼だとして、「スカイウェザー!こっちに来い!」っていわれたらほいほい行くよねこれ。
話逸れるけど、スカイウェザーはグリーンイヤーのことね、慕ってるけど、別に恋愛対象ではないらしい。
「えぇ!?なんか違うじゃん!!!もしつれあいになったとするよ?なんか違くない!?」っていわれた。
しかし情報通のあたし!!
とっておきの情報を知ってます!!
それはね!!
グリーンイヤーはスカイウェザーが好き!!!
しかし情報通のあたし!!
とっておきの情報を知ってます!!
それはね!!
グリーンイヤーの恋は叶わない!!
さっきもいったけど、スカイウェザーに「グリーンイヤーのこと好きなの?」とにやにやしながらきいたら!(キモイって?キモイのは十分あたしが承知してるよ泣)
「えぇ!?なんか違うじゃん!!!もしつれいあいになったとするよ?なんか違くない!?」だからね?返事が。
このコンビは見守るしかないな。


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投稿 by スターリングクイーン Sat Aug 14, 2021 11:55 am

面白いです!更新頑張ってください

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投稿 by サンウィング Mon Aug 16, 2021 2:08 pm

第八章 ムーンクラウド

ムーンクラウドはフレームウィングと行動を共にしていた。
今ここはお化け屋敷の近くにあるカフェの近く。フレームウィングがいうにはサマーシーがいるらしいが、やはりもう移動したらしい。サマーシーはいなかった。
「うーん、まあ、ここで一休みしていこうぜ」フレームウィングはカフェの中を覗き込みながらムーンクラウドにいった。ムーンクラウドはうなずいた。
フレームウィングはカフェの入り口に、罠みたいなものがなにかないかと用心して猫パンチで触っていたが、なにもなかったらしい。
フレームウィングはすぐさまカフェの中に入っていった。
ムーンクラウドも彼につづいてカフェに入った。そして頭の中でこのゲームのルールを整理しようとした。
隠れ殺人鬼が一番気になる。
たしか隠れ殺人鬼は一定時間が過ぎ、三匹以内しか捕まっていないと姿を現す。
キラーは隠れ殺人鬼はそちら(ムーンクラウドたち参加者側)から隠れ殺人鬼が誰かは絶対にわからないといっていた。
だが、ムーンクラウドにはそれを突破する方法は考えていた。
殺人鬼は味方である殺人鬼は襲わないはずだ。
だから、ということは考えていたが、まずそれは不可能だろう。
味方側の猫がどこにいるか突き止め、さらにキラーの居場所まで知っていないとそれは実現不可能だからだ。


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投稿 by サンウィング Mon Aug 16, 2021 2:53 pm

第九章 フレームウィング

『今から五分間、休憩時間となります。そして、まだローズハートさんしかキルされていないのでこの五分間の休憩時間が終わり、十分以内に二匹以上捕まらなかったら味方側に紛れ込んでいる殺人鬼さんに姿を現してもらいましょう』
放送が入った。フレームウィングはカフェの隅で考え込んでいるムーンクラウドを呼んだ。
「仲間に会いに行こう。それで、休憩時間が終わって十分以内っていってたから、隠れ殺人鬼が解き放たれる二分前に解散な」フレームウィングはいった。
「どうしてですか?」ムーンクラウドが首をかしげてきいてきた。
嘘だろ、こいつ絶対俺より頭いいのにわかんないのか?
「用心するに越したことはないから…んん……」フレームウィングは言葉を濁した。
別にムーンクラウドが隠れ殺人鬼だと思っているわけじゃない。でも、もしかしたらサマーシーかもしれないし、あんなに優しいスポッティドペルトだったりするかもしれない。
「…わかりました。では、それまでということですね」ムーンクラウドはうなずき、フレームウィングを先に行かせた。

「サマーシー!!」フレームウィングは前方に見えた黒猫に呼びかけた。
「フレームウィング!」サマーシーはこちらに気づいて駆け寄ってきた。
「わたし、今そこにいたスカイウェザーのところに行くところなの。とりあえず合流しない?」サマーシーがはきはきとそういってしっぽで自分の後方を指した。
確かにスカイウェザーがいる。その奥には黒猫……緑…グリーンイヤー、か?
フレームウィングは返事をするよりうなずいた。
サマーシーはすぐにスカイウェザーのほうに駆け出していった。フレームウィングとムーンクラウドはサマーシーを追って駆け出した。
「スカイウェザー!」サマーシーが声をかけた。
「サマーシー!合流するんでしょ?じゃあグリーンイヤーのところ行こ!」スカイウェザーはそれを言い終わる前に駆けだした。まだ止まっていなかった三匹はそのまま走ってスカイウェザーを追った。
「スカイウェザー、ムーンクラウドにサマーシーにフレームウィング。どうした?」グリーンイヤーは冷静に後ろから走ってきた四匹にきいた。
「え、えっとですね!きゅ」「話はあと。みんなと合流しましょう」サマーシーがスカイウェザーの説明を遮っていった。
グリーンイヤーは少し考えてからうなずいた。


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投稿 by サンウィング Mon Aug 16, 2021 5:53 pm

第十章 スポッティドペルト

「この中に、誰が隠れ殺人鬼か心当たりとかある猫、いる?」スポッティドペルトはみんなにきいた。
「スカイウェザーではないと思う」ベリーアイがいった。
「ベリーアイではないと思う」スカイウェザーがベリーアイの次にいった。
たしかに。
「あとは?」スポッティドペルトはもう一度きいてみた。
沈黙が流れた。誰も口を開かない。
『休憩時間残り10秒です。10,9,8,7,6,5,……』放送が入り、不気味な声によりカウントダウンがはじまった。
みんながなにもいわずに散っていった。
フレームウィングとムーンクラウド、スポッティドペルト、サマーシーがその場に残った。
フレームウィングとムーンクラウドはみんなが行かなかった方向に歩いていった。
スポッティドペルトは弟に「がんばってね」と一言声をかけ、自分を見ていたサマーシーと、ライトアイとシープファーが向かっていった方向に行った。
「あんまり合流しても意味なかったね」サマーシーがスポッティドペルトにいった。
スポッティドペルトはうなずいた。
サマーシーはきょろきょろとあたりを見まわしているスポッティドペルトにならい、同じことをしはじめた。

シープファー
「どうしようどうしようキラーが来たら…」隣にいるライトアイが取り乱して小声でぶつぶつとつぶやいている。
シープファーはライトアイに前は頼んだといい、後ろを数秒ごとに振り向きながら歩いた。
「大丈夫だよ、あ、そうだ」シープファーはつづけた。「十分以内に二匹以上捕まらなかったら隠れ殺人鬼が姿を現すっていってたよな。だから残り一分前になったら一匹になれ。誰にも会うなよ、隠れ殺人鬼がわかるまで」
「えっ!?」ライトアイがびくっとしてシープファーを見た。
「わかったか?」シープファーは声色を優しくしてきいた。
ライトアイは目線を泳がせながらもうなずいた。


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投稿 by サンウィング Tue Aug 17, 2021 7:14 pm

第十一章 グリーンイヤー

グリーンイヤーは雌猫二匹と行動していた。
すでにグリーンイヤーたちは、十分経過後、解散という約束をしていた。
「グリーンイヤー!あちらはキラーが休憩時間前にいたところですよ!」スカイウェザーがいちいち報告をしてくる。
「わかってる」グリーンイヤーは短く返事をしてから足を速めた。
「…?グリーンイヤー?口数、少ないですよ?」スカイウェザーが心配そうにいった頃には、キラーが休憩時間前にいたところを目前にしたところだった。
グリーンイヤーは建物の影に隠れて様子を伺いながら口を開いた。
「スカイウェザー。ベリーアイ」彼女たちの名前を呼ぶ。
二匹は頭上に「?」でも本当に浮かべているような表情をしながら「はい」といった。
「ここでお別れだ」グリーンイヤーが放った言葉の爆弾にベリーアイたちは目を丸くした。
「ほら、あそこにキラーがいるだろ。俺はあいつを見張るから、ベリーアイ、スカイウェザー、お前たちはみんなをここから反対方向に行かせろ。終わったらどっちかが報告に来い。そしたら俺ができるだけあいつを向こうに行かせる」グリーンイヤーの計画に二匹はあわてはじめた。
「そ、そんな、グリーンイヤー…し、し……」スカイウェザーはそこまでいって口ごもった。
「死に行くようなこと…しないでくださいよ」ベリーアイがスカイウェザーの言葉を引き継いだようにそういった。
「いや。お前たちの安全を確保するためだ。あとは任せたからな」グリーンイヤーはそういって強引に話を終わらせた。
グリーンイヤーを慕っているスカイウェザーが先に、うなずいて駆けだしていった。
ベリーアイは少し迷ってからスカイウェザーを追っていった。
「キラー!」グリーンイヤーはスカイウェザーたちが行った時間を見計らってキラーの前に姿を現した。
「グリーンイヤーか…?」キラーがこちらに気付き、にやりとした。「ノコノコと姿を現したな」キラーはグリーンイヤーを見て舌なめずりをした。その舌には赤い血がついていた。多分、ローズハートの血だろう。
キラーは「ふっ」と笑うとグリーンイヤーを追いかけてきた。グリーンイヤーは来たな、と思いながら走りだした。
スカイウェザーたちが向かった方向に行くと見せかけて方向転換し、キラーが元いた場所のほうへ駆けた。
キラーも負けじと追ってきた。
しばらくその追いかけっこをしていると、もう十分離れたところに来ていた。行き止まりが見えた頃、グリーンイヤーはくるりと振り返ってキラーと向き合った。
しかし、キラーは上を見上げていた。
『...え~............いいところですが、放送を入れさせてもらいます。十分が経過いたしましたが、一匹がキル、二匹目が追い詰められています。それらを合計しても三匹には届かないので、参加者側にいる殺人鬼の姿を現してさしあげましょう』
キラーがその言葉をきいて、グリーンイヤーに背を向けてなにかをした。チリン、と鈴のような音がした。
音がしたあと、すぐに茶色と白の毛皮が見えた。

もうわかりましたね?()


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投稿 by サンウィング Sat Aug 21, 2021 8:47 pm

第十二章 グリーンイヤー

グリーンイヤーは目を疑った。
あいつが...!?
いや、そんなわけない、錯覚だ、と思って瞬きをするが、やはりあいつにしか見えない。
今度は前足で目をこすってみるが、それでもあいつだった。
「何捕まっているんですか?グリーンイヤー先輩」そいつはキラーを押し退けてグリーンイヤーの前に立った。
「この光景は生中継されているみたいですよ」そいつは口角をあげた。
その瞬間、頭にズキッという鋭い痛みが走った。
普通の頭痛より痛い。頭の奥をまるでナイフで刺されたかのようだ。
何分かしてようやく頭痛が治まると、目の前にいる猫が誰だか一瞬わからなくなった。
さっきまではこいつが昔から知ってるやつだったのに、今は昔の記憶にこいつがいない。
もしかして、記憶を埋め込まれていた......?
「ふふ、思い出したんだね。先輩♪」そいつ-ライトアイは、微笑んだ。
「今から」ライトアイは上を見上げて話しはじめた。生中継されているといっていたので、カメラ的なものに話しているのだろう。
「グリーンイヤーの殺害ショーを開催しまーす♪」ライトアイは嬉しそうにそういうと、グリーンイヤーのほうに向きなおった。
キラーはなにもしてこない。ただこっちをにやにやして見ているだけだ。
「あ、そーだ!」ライトアイが爪を出して掻き切ろうとするが、何か思いついたようににこりとした。
「今なら皆になにかいえるよ?いうかい?」ライトアイはグリーンイヤーに促したが、グリーンイヤーは首を横に振った。
本音をいうとスカイウェザーとベリーアイにすぐさまやったかどうか聞きたかったが、ここでそう言えば殺人鬼側二匹ともに筒抜けになる。そうしたら皆が固まっていることを知られ、手が余っているキラーが走って行くだろう。
「そうなんだ。わかったよ♪」ライトアイはうなずき、前足の爪を出した。
「じゃーね、グリーンイヤーさん♪」ライトアイがそういうのと同時に、グリーンイヤーは目を閉じた。
ライトアイはグリーンイヤーの喉に爪を当て、一気に掻き切った。
血が噴き出し、飛び散り、ライトアイは血まみれになった。


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投稿 by サンウィング Sun Aug 22, 2021 7:42 pm

第十三章 スカイウェザー

グリーンイヤー先輩......。
スカイウェザーは突如現れた目の前のスクリーンでグリーンイヤーが殺されていくのを見ていた。
目を逸らしたいが、目を閉じても闇の中にグリーンイヤー達の光景が見えてくるし、目線を変えてもずっと目の前にあるので、見たくなくても見なければならないのだ。
グリーンイヤーはライトアイに喉を搔き切られ、キラーににやにやと眺められながら死んだ。
自分に置き換えるとすると最悪の状況で死んだ。
「はーい、みなさーん!」グリーンイヤーが喉から血を流してくたりと体が倒れると、ライトアイが自分達のほうを向いた。
「グリーンイヤーは殺したよ?君達も早く出てくればいいのに。自分から来てくれれば、苦しませずに殺してあげるよ?」ライトアイが首をかしげていった。
「まあ、そういっても誰も来ないんだろうね。そんっなに苦しんで死にたいなら、死なせてあげるよ!」ライトアイが強い口調でそういうと、スカイウェザーの目の前のスクリーンが消えた。
隣のベリーアイはおろおろとしていて、前にいるムーンクラウドは考え事、その隣にはムーンクラウドの姉のスポッティドペルトが目を閉じて前足を合わせて祈っている。
フレームウィングは泣きそう...いや、もうすでに泣き、震えているサマーシーを必死になだめている。
「ねぇ、みんな」祈り終わったスポッティドペルトがみんなに声をかけた。
サマーシーはうつむいたままだが、それ以外の人、いや猫はスポッティドペルトのほうを見た。
「このままここにみんなで固まっていたら、キラーかライトアイが来たときに確実に誰か捕まるわ」スポッティドペルトの言葉にみんながうなずいた。サマーシーもわかりづらいが小さくうなずいた。
「つまり、ここからばらけてもう逃げたほうがいいってことだよね」ムーンクラウドが確認すると、スポッティドペルトがうなずいた。
「...ムーンクラウドのいうとおり、散らばって逃げたほうがいいと思っているの。どうかしら?」スポッティドペルトが首をかしげてきいた。
フレームウィングが前足を上げて発言したいと意思を示した。
スポッティドペルトはすぐに発言を許可した。
「サマーシーはどうすればいい?」フレームウィングはちらっと横目でサマーシーを見ながらいった。
当のサマーシーはフレームウィングの言葉などきかずに、まだ震えながら泣いている。
「う~ん、一番仲が良くて扱いが上手いのはフレームウィングだし、フレームウィングがいっしょにいてあげたらどう?でも、それだと周りが見えないだろうから、スカイウェザーもいっしょにいてあげてくれる?」スポッティドペルトがそう提案した。
サマーシーはこれだけはきいていたのかすぐにうなずき、フレームウィングも了承した。スカイウェザーもわかった、任せろ!といった。
「ありがとう。じゃあ、あなたたち三匹がまとまるのは決まりね」スポッティドペルトはそういうと、ぐるりとみんなの顔を見まわした。
「他のみんなはどうする?」
と、いうことで、なんかみんなのチーム分けみたいなのをすることになったぜ!

言い訳① 花火大会やってたらキーボードを打てなかった。
言い訳② つねきちのくじで大金はたいてしまった。
言い訳③ あつ森やってたら風呂に入れといわれて入っていた。
言い訳④ 風呂の後タブレットだから小説は書けなかった。


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投稿 by サンウィング Wed Aug 25, 2021 8:43 pm

ちょっと主がわかんなくなってきたのでメモも兼ねて誰が残ってて誰がいなくなったかっていうの書いておきます!
あとついでにキャラをちょっと詳しく…。

サマーシー ♀ [生]
スポッティドペルトとは仲が良いが、基本的に雄猫友達のほうが多い。
フレームウィングの幼馴染でフレームウィングを通して雄猫友達のほうが多くなった。猫付き合いが苦手。一時期一人称が「僕」だった。
人見知り(猫だけど)。

フレームウィング ♂ [生]
サマーシーのほうに書いてあるとおりサマーシーの幼馴染。
サマーシーとは幼少期からの付き合いなので扱いも上手い。しかし幼少期からの付き合いのため、弱みを握られている。
人見知り(猫だけど)はしなく、ほとんどの猫とは初対面でもある程度話せる。
運動神経抜群で体力多い(その体力分けてくれ)

ローズハート ♀ [死]
一匹狼(猫だけど)で孤独を好む。
雄猫はまだいいが、自分以外の雌猫が嫌い。これは過去に雌猫に虐められていたことからそうなってしまった。
頭はまわるほうで運動神経も、フレームウィングほどではないがまあまあいい。

ライトアイ ♂ [殺人鬼]
根は明るく優しいが、母が殺人(猫だけど)を犯したところを目撃し、殺人(猫だけど)に目覚める。
初めての殺人(猫だけど)は母。当時警察に紛れ込んでいたキラーの友人(猫だけど)に殺人鬼にならないかと誘われる。
それからなんやかんやあってキラーと出会い、この企画のようなものに参加した。

スポッティドペルト ♀ [生]
ムーンクラウドの姉。ムーンクラウドとは普通に仲が良い。
コミュ力が高いほうで育ちがいい。比較的みんなよりはお嬢様。
ローズハートを虐めていた猫と知り合いだが、当時は見て見ぬふりをしていた。後からローズハートを救った恩人(猫だけど)だが、懐かれていない。
趣味はちょっと言いづr(気になりそうな書き方をするな)

ムーンクラウド ♂ [生]
スポッティドペルトの弟。礼儀正しいのは姉と同じく育ちが良いため。
シープファーやサマーシー、フレームウィングなどと仲が良い。
頭が良く天才ともいわれるが、運動は全く駄目。その運動神経は過去に一度(姉に試されて)骨折したことがあるほど。
フレームウィングに「お前(ムーンクラウド)さー!執事目指せるんじゃねーの!?」といわれたことがある。

スカイウェザー ♀ [生]

シープファー ♂ [生]

ベリーアイ ♀ [生]

グリーンイヤー ♂ [死]

消えたら発狂しそうなんで一回投稿しときますw
そしてちょっと今日は考えるのやめますw
深夜テンションを越えてからの真夜中テンションが一番調子いいんですけどね…w

~随時更新~

2022年になった後の俺ですよ。サンウィングさん。
年明けてもこれも終わってないじゃないですか。さて、これぐらいはなんか反応よかったんで復活させるか。


最終編集者 サンウィング [ Sun Jan 02, 2022 5:04 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by サンウィング Wed Sep 01, 2021 5:51 pm

第十四章 ムーンクラウド

サマーシーとフレームウィングとスカイウェザー以外とチームを組めといわれましたが、あまり姉上以外仲が良い方はいないのですよね。
まあいわゆるぼっち?なんですかね。
あまりその辺りはよく知らないのですけど。
今までのチームは、ベリーアイがシープファーと組んだ。
以上。
...つまり、ムーンクラウドとスポッティドペルトのみ残っている。
「結局こうなるのね...」スポッティドペルとがつぶやいている。
「僕ではないほうがよかったでしょうか?」
「ううん、違うの。できればムーンクラウドの他にもう一匹男子がいたらなって...。あぁ、惜しいわ。ライトアイくんとムーンクラウド...グリーン......」...。
僕は埋め込まれていた記憶の中であいつと仲良かったでしょうか...?
「あ、そうだった。よし、じゃあみんなチーム分けが済んだわね?各自キラーとライトアイに気を付けて行ってね」スポッティドペルトはそういうと、ムーンクラウドに背を向けてしっぽで「行くわよ」と合図すると駆け出していった。
ムーンクラウドはみんなを少し見渡し、姉を追って駆け出していった。


最終編集者 サンウィング [ Sun Sep 26, 2021 5:21 pm ], 編集回数 3 回
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投稿 by サンウィング Thu Sep 02, 2021 8:07 pm

第十五章 シープファー

「...」観覧車の近くで、シープファーはベリーアイと無言であたりを見ながら立っていた。
遠くにスポッティドペルトとムーンクラウド兄妹が話しながら歩いているのが見える。
ベリーアイが口を開いた。「どっか行く?」
「どこでもいいよ」シープファーは適当に返事をした。
ベリーアイは口を閉じた。
う~ん、会話が全く弾まない。
「...あっち、見て」ベリーアイがそういうので、シープファーはくるりと振り向いた。
黒い猫がいる。ところどころ血がついているのでキラーだろう。
ライトアイに気を取られてキラーの存在を忘れかけていたが、そういえばちゃんといたのだった。
「逃げよ!」活動的になったベリーアイがそういったのを合図に、シープファーとベリーアイはできるだけ足音を出さないように駆け出した。
危ういところだったが、キラーの視界にはどうにか入らずに済んだようだ。
「セーッフ。ナイスベリーアイ」シープファーはベリーアイに向かって頷いた。
ベリーアイはにやりというように口角を上げ、頷き返してくれた。
「...」なにか、かすかに話し声がきこえ、反射神経の良いベリーアイがきょろきょろと見渡した。
「あそこ!」ベリーアイが前足を挙げ、シープファーは前足の向かってる方向の視線をたどった。
声の主はムーンクラウドとスポッティドペルトだった。
姉弟は仲良く話しながら歩いている。だが、ちゃんとムーンクラウドがまわりを警戒している。
姉弟がこっちに気付いたのか、こっちに向かって少し駆け足で走って来た。
「シープファー、ベリーアイ!」スポッティドペルトがこっちにぎりぎり聞こえるような小声で声をかけてきた。キラーやライトアイに聞かれないためだろう。
二つのグループが合流した。
二匹は少し黒い毛皮を見たぐらいでシープファーとベリーアイが逃げることになった原因のキラーは見かけていないらしい。
「」
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