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探偵レインローズの事件簿

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探偵レインローズの事件簿 Empty 探偵レインローズの事件簿

投稿 by ネイビーブルー Wed Sep 22, 2021 5:32 pm

こんにちは。ネイビーブルーです。
これが初めての小説投稿になります。変なところや分からないところなどあるかもしれません。ですが、温かい目で見てくだされば嬉しいです。
また、まだ未完成なので更新はゆっくりになると思います。そこはご了承ください。

この小説はミステリーのはずですが、初心者が書いたので犯人もわかりやすくなっています。こんなのはミステリーじゃない!と思っても口には出さないで・・・ね?

まあがんばりますのでよろしくおねがいします!

登場猫(他にもいますが、主な猫たちです)
レインローズ 紺色の毛 水色の目 雌 探偵
ホワイトシャイン 白い毛 薄いピンク色の目 雌 探偵助手
アイスナイト 黒い毛 琥珀色の目 雌 作家
グレーウッド 灰色の毛 緑色の目 雄 編集長

ネイビーブルー
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投稿 by ネイビーブルー Wed Sep 22, 2021 5:35 pm

 雷が鳴った。
ゴロゴロゴロゴロ、ピッシャーン!
雨も次第に強くなっていく。バケツをひっくり返しているのかと思うくらいだ。
 そんな天気に怯えるのは、この館の主人であるアイスナイト。
「だめだわ・・・ 気弱になっていたら」
弱くなった気を持ち直すと自分の部屋に入る。
 そして―――


「キャーーーッ!」
そしてバタバタという足音。
悲鳴が聞こえて使用人は首をかしげる。
「誰だろう・・・」
―――とにかく行ってみよう!
 とりあえず声のした方へ行ってみる。1階ではなにも異変はなかったので2階に行く。すると、ある場所に使用人たちが集まっていた。
「あそこって・・・」
そう、主人であるアイスナイトの部屋だった。

ネイビーブルー
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投稿 by オーシャンフラワー Wed Sep 22, 2021 5:52 pm

こんにちは!

この小説面白そうですね!
私もミステリーもの苦手なので
そこに手を出せるネイビーブルーさんすごいと思います!

更新頑張ってください
楽しみにしてます
オーシャンフラワー
オーシャンフラワー
ライオン族
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投稿 by ライトニングサウンド Wed Sep 22, 2021 8:04 pm

 こんばんは!

 初小説おめでとうございます!
 ミステリー自分では書けないけどすごく好きなので楽しみに投稿待ってます!

ライトニングサウンド
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投稿 by シャイニングムーン Wed Sep 22, 2021 8:20 pm

ネイビーブルーさんお久しぶりです!
私は元々の頭が単純(受験するんじゃ……?)(勉強しないから単純なんだ!)(勉強頑張ってるんだけど…)なのでミステリーには残念ながら手が出せないんですよシクシク(単純に難しそうだから書かないだけでは…?)
ま、↑は置いといて、頑張ってください!
あ、因みに元スパークリングムーンです!

シャイニングムーン
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投稿 by ネイビーブルー Wed Sep 22, 2021 8:33 pm

オーシャンフラワーさん、ライトニングサウンドさん、シャイニングムーン さん、ありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです!
がんばります!

ネイビーブルー
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投稿 by ネイビーブルー Sat Sep 25, 2021 10:33 am

「いやー、今日も平和ですねー」
この言葉の持ち主は、国内でとても有名な探偵事務所の助手であるホワイトシャインだ。お日様のようなほんわかした雰囲気を持つメス猫である。
「・・・ほぼ毎日言ってるよね、ホワイトシャイン。」
 そう返すのは、この国で一番と言っていいほどの探偵、レインローズだ。鋭い観察眼と推理力を持ち、今までにも数々の難事件を解決している。彼女の辞書に「迷宮入り」はない。
「言いたくなるのも無理ないけどね・・・」
 今、この国はとても平穏である。数年前までは頻繁に事件が起こっていたが、現在はもう事件など起こりはしない。起きても「誰かが魚を盗んだ!」というレベルで、結局その犯人は自首し、犯行に及んだ深ーい理由に被害者も犯人を許すぐらいの事件しか起こらない。まあこれも事件とは言い難いが・・・
 だから、探偵事務所の電話がけたたましく鳴り響いたのを聞くと、レインローズは思わずビクッと体を震わせた。
 電話を取るのはいつもホワイトシャインに任せているので、電話の内容は聞こえない。でも対応を聞いているとどうやら事件のようだ。レインローズはこの平和な世に起こった事件にとても興味を持った。
「いやでも事件に興味持ったらだめよね・・・でも気になる・・・」
 レインローズが1人で悶々としているところに、電話を終えたホワイトシャインがやってきた。
「レインローズ、事件ですよ!」
 やっぱり。どんな事件だろう?
「どんな事件なの?」
「えーっとですね・・・・・・・・・」
 ホワイトシャインから聞いた話をまとめるとこうだ。事件の日は3日前で、雨の日だった。被害にあったのはアイスナイトという有名な作家だ。ちょっと前に倒れたらしいが、もう復活したらしい。夕食後、今書いているのとは別の本について、編集長と応接室で2時間ほど打ち合わせをしていた。終わったあと自室に戻ると、部屋に置いておいた原稿が破かれてボロボロになっていたという。部屋には鍵をかけておいたし、その鍵も持っていた。また、スペアキーも厳重な金庫に入れてあったのに、無くなっていた。それらの謎を解いてほしいということらしい。 
「なるほどね・・・ 受けるって言ったの?」
「ええ!そりゃあもちろん!」
「じゃあ、今から行こうか。」
 そう言ってレインローズがお気に入りコートを着ようとしたところで、何故かホワイトシャインに止められた。
「だめですよ!事件を受けるって言ったときに、ではぜひ今日のパーティーにお越しくださいって言われたんですよ!これは行かなきゃ損ですよ!」
「え?」
「という訳で、おしゃれな格好して行きますよ!」
 今日のホワイトシャインはかなり気合が入っているようだ。なぜそこまで・・・と思うのだが、こうなってしまってはもう誰にも止められない。
(しょうがない。行くしかないのね。)
 こうして、レインローズは仕方なくパーティーに行くことになった。

ネイビーブルー
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投稿 by ネイビーブルー Thu Sep 30, 2021 5:49 pm

レインローズの探偵事務所は館から少し離れたところにある。走るには少し遠い距離だ。が、2匹は走って屋敷までついた。理由はレインローズに聞くほうが早いだろう。
「ホワイトシャインが、服が決まらないー!とかなんとか言っててタクシー使おうにも時間がなくなったのよ」

 パーティーの開始時刻は午後1時からだ。二匹が着いたのは12時55分。かなりギリギリだった。
「あーよかった。間に合いましたね!」
「元はと言えば、ホワイトシャインが服選びに迷ってたからで・・・」
ホワイトシャインはレインローズのお説教を耳をふさいで聞こえないふり。
 そうこうしている間にパーティーが始まった。舞台には「アイスナイト、王室賞受賞おめでとう!」と書かれていた。王室賞というのは、その年で最も優れた本に王室から賞を送られるという、大変名誉な賞である。このパーティーはそれの受賞を祝うものだ。また会場には、至るところに花が生けてあったり、山のようなプレゼントが置かれたりしていた。もうとにかく豪華だ。招待されている猫も只者ではない。本の制作に携わった猫はもちろん、今テレビで活躍している猫、政治家、超有名な音楽家などなど・・・。レインローズとホワイトシャインはその勢いに圧倒された。
「レインローズ〜・・・ もう疲れました・・・」
「気持ちは分かるけど・・・」
 ホワイトシャインが限界に近づいているので、レインローズは端っこの方で休むことにした。
「ごめんなさい・・・私が行きたいって言ったのに・・・」
「いいって。それよりしっかり休んでて。」
しかし困った。ホワイトシャインと一緒に事件のことについて聞き込みしようと思ったんだけど・・・
 だが運の良いことに、編集長がやって来た。これでこちらから聞きに行かなくても事件のことについて話を聞ける。
「こんにちは。レインローズさん。」
「こちらこそ、はじめまして。ええっと・・・」
「ああ、申し遅れました。僕グレーウッドと言います。」
「私は・・・」
「ああ、言わなくても結構ですよ。あなたを呼んだのは僕なんで」
じゃあこの人が依頼主ね。
「事件について詳しいことを教えてくれませんか?」
「分かりました。応接室に行きましょうか」

ネイビーブルー
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投稿 by ネイビーブルー Sun Oct 03, 2021 9:03 am

 いつの間にかホワイトシャインが復活している。事件の話を聞くためだろうか。
「では、お願いします」
「はい。あれは・・・・・・
 

 あれは3日前のことです。雨の日でした。それはもうひどくて、部屋では暖炉をつけていました。え?部屋に暖炉があるのかって?ええ、ありますよ。あの板の後ろです。使わないときは板で覆うらしいです。自慢なんですって。で、この部屋でアイスナイトと打ち合わせをしていました。2時間ほどです。もうすぐ新しい本を書きたいと言っていたのでね。そのことについて話していました。すると途中で試しに原稿を書いてみようということになり、アイスナイトが自室に原稿用紙を取りに行きました。そしたら悲鳴が聞こえてきたので駆けつけると、書きかけの原稿がボロボロになっていました。
 以上です。鍵をかけておいたんらしいんですけどね・・・ スペアキーが無くなったのも気になりますし。しかもその原稿、国王に献上するためのだったんですよ。そのために毎日徹夜してまで書いていました。その苦労の塊のようなものが壊されたんですからね、アイスナイトが入院したのもショックからでしょう。どうか犯人を見つけてください。

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投稿 by ネイビーブルー Thu Oct 07, 2021 5:35 pm

「なるほど、それは大変でしたね。
 まずはスペアキー消失事件を解かないと、この事件の真相にはたどり着けない気がしま  す。そのためにまずは現場を確認したいのですが、案内していただけますか?」
「ええ、もちろんです。」
「では行きましょう。ホワイトシャイン?」
「はい!レッツゴーです!」


 そのスペアキーが保管されていた部屋は、1階にある。広くはないが、狭くもない。ちょっとした物置部屋のようだといえば伝わるだろうか。掃除用具やダンボールが山積みになっている。だがごちゃごちゃしているかといえばそうでもない。きっと誰かが定期的に掃除しているのだろう。そして目的の物は、奥の壁にあった。パスワードを入れると開く仕組みだ。セキュリティはしっかりしていると思う。また、強引に開けられた跡も無い。
「そういえば、これのパスワードを知ってるのは誰なんですか?」
「アイスナイトだけです。この中にはアイスナイトの部屋の鍵しか入っていません。スペアキーが無いと確認できたのも、アイスナイトからパスワードを聞いたからですよ。」
 つまりアイスナイト以外、これを開けることは不可能ということになるのだが、それでも開けられた。ということはなにか方法があるのだ。
「パスワードをどうやって知ったかよね・・・」
 うーんと頭を悩ませていると、ホワイトシャインがこう言った。
「アイスナイトさんが開けるのを見てれば良いんじゃないですか?」
「確かにそうだけど、アイスナイトさんがそんなことをするのを許すはずがな・・・」
 ない、と言おうとしたレインローズの視線が、ある一点で止まった。監視カメラだ。

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投稿 by ネイビーブルー Thu Oct 21, 2021 7:06 pm

「グレーウッドさん、前にこの部屋で事件かなにか起こりませんでしたか?」
「事件、ですか・・・」
「小さなことでも構いません。よく思い出してください。」
 しばらく記憶の糸を探っていたが、やがてあっと声を上げた。
「思い出しました!そういえばここで、一週間前ぐらいにちょっとした事件がありました! まあ事件と呼べるほどでは無いんですが・・・」
 本当ですか!?と顔を輝かせるレインローズのに対し、頭の上に?マークがたくさん浮かんでいるホワイトシャイン。
「あの〜どういうことか、ぜんっぜん分からないんですが・・・」
「安心してください、僕も分かってませんから。」
「あーよかったですー!」
 分かってないのに安心してるし・・・と思ったレインローズだが、何も言わずにいた。
「まあとにかく、この監視カメラはどこで映像を確認できますか?」
「それは1階の管理室です。至るところにある監視カメラの映像をそこだけで確認できますよ。」
そこに行ったらなにか進展があるかも!―――それはレインローズの本能だった。
「分かりました。そこに入らせてもらえませんか・・・って、ホワイトシャイン!」
「レインローズも早く早く〜!」
 なんとホワイトシャインは、ちゃっかりパーティーに戻ろうとしていた。
「すみません、ホワイトシャインさんと意気投合したら、パーティーの話になりまして」
ホワイトシャイン、こういうところはしっかりしてるのね。逆に感心するわ。
「ホワイトシャイン〜💢
「ぎゃーーーーーーーっ!」
 このあと、レインローズとホワイトシャインの追いかけっこが始まったのは、言うまでもないだろう。

 結局、1階の管理室に入れたのはパーティーが終わってからだった。

ネイビーブルー
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投稿 by ネイビーブルー Thu Oct 21, 2021 10:12 pm

小説の方ではお久しぶりのネイビーブルーです。

小説投稿を一週間ほどしていなかった件について
・・・忘れてたんじゃないんですよ?あの、ほら、テストというものがあって・・・
待ってた方、すみませんでした!(そもそもいるかなぁ)

ネイビーブルー
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