竜の華を咲かせて<続編>
+2
ジェイホープ
ティアーミスト
6 posters
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: 完全オリジナル猫小説
Page 2 of 2
Page 2 of 2 • 1, 2
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
jay heart wrote:ロンレイの話は初恋の話なんですね‼はたしてチェンゥチィリィと両思いになれるのか?
先が気になります‼o(^o^)o
ありがとうございますっ!!
主にロンレイです(笑)
最後のほうにいいことあるはずですっ!
ファンの多いデューン君出そうかなと検討中ですww
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
「恋!?」
「あぁ。」
「俺はねェよ。」
ロンレイはバィウェイを見つめた。
「お前はしてんのか?」
「!!?し、してねェよ。」
まぁバレるのも無理はない。
自分から聞いてきたのだから。
「はァ。」
「なんだよ。」
「お前チェンゥチィリィだろ。」
ロンレイは顔に熱が集まるのを感じて顔を背けた。
「お前さ、分かりやすいんだよ。」
「ど、どうしよう!あいつにも分かっちゃうかな・・・。」
「あぁ、あの先輩?リンシン(ダイヤモンド)?」
「そうだよ!!」
ロンレイがチェンゥチィリィと一緒にいるといつも先輩の特権を使ってくる猫。
ロンレイもバィウェイも嫌いだった。
「ユィイ(翡翠)に言えばいいじゃんか!」
「ユィイね・・・だけどあいつは副長だぜ?暇じゃないって言われて終わりだよ。」
「お前の唄使ったらどうだ?」
ここからが悪夢の始まりだった・・・
「あぁ。」
「俺はねェよ。」
ロンレイはバィウェイを見つめた。
「お前はしてんのか?」
「!!?し、してねェよ。」
まぁバレるのも無理はない。
自分から聞いてきたのだから。
「はァ。」
「なんだよ。」
「お前チェンゥチィリィだろ。」
ロンレイは顔に熱が集まるのを感じて顔を背けた。
「お前さ、分かりやすいんだよ。」
「ど、どうしよう!あいつにも分かっちゃうかな・・・。」
「あぁ、あの先輩?リンシン(ダイヤモンド)?」
「そうだよ!!」
ロンレイがチェンゥチィリィと一緒にいるといつも先輩の特権を使ってくる猫。
ロンレイもバィウェイも嫌いだった。
「ユィイ(翡翠)に言えばいいじゃんか!」
「ユィイね・・・だけどあいつは副長だぜ?暇じゃないって言われて終わりだよ。」
「お前の唄使ったらどうだ?」
ここからが悪夢の始まりだった・・・
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
「唄を?」
「いっぱつで決まるだろ!!」
「嫌だ。そんな卑怯なことぜってェやだ!」
チェンゥチィリィには自分を見てほしい。
唄なんかで・・・。
「分かった。じゃあリンシンには負けんなよ!」
「ッたり前だ!あんな奴に・・・」
「誰のことだ?」
噂をすれば影が差すとはこのことだ。
「リンシン・・・なんでもないですよ。」
「ロンレイ!早く行け!!」
「テメェどこ行くんだよ。」
リンシンが前に立ち塞がる。
「チェンゥチィリィが好きなのは先輩だけじゃないんですよ!」
「ほう、いいどkじゃねェか。」
ロンレイは好きをついてリンシンの間から抜け出した。
「チッ、逃げやがって。」
「先輩!武勇伝聞かせてくださいよっ!!」
リンシンは自尊心が高い。
そのため自分を褒められるとついつい夢中になる。
バイウェイはそれを知っている。
「おう、聞きてェか?」
(俺がこのクソつまんねェ話聞いてやるんだ。ぜってェ告白しろよ!?)
「これは俺が見習いの時の話だ・・・」
「チェンゥチィリィ!!」
「ロンレイ?」
「あのな!」
「なぁに?」
「もし俺が、お前を好きだと言ったらどうする?」
「いっぱつで決まるだろ!!」
「嫌だ。そんな卑怯なことぜってェやだ!」
チェンゥチィリィには自分を見てほしい。
唄なんかで・・・。
「分かった。じゃあリンシンには負けんなよ!」
「ッたり前だ!あんな奴に・・・」
「誰のことだ?」
噂をすれば影が差すとはこのことだ。
「リンシン・・・なんでもないですよ。」
「ロンレイ!早く行け!!」
「テメェどこ行くんだよ。」
リンシンが前に立ち塞がる。
「チェンゥチィリィが好きなのは先輩だけじゃないんですよ!」
「ほう、いいどkじゃねェか。」
ロンレイは好きをついてリンシンの間から抜け出した。
「チッ、逃げやがって。」
「先輩!武勇伝聞かせてくださいよっ!!」
リンシンは自尊心が高い。
そのため自分を褒められるとついつい夢中になる。
バイウェイはそれを知っている。
「おう、聞きてェか?」
(俺がこのクソつまんねェ話聞いてやるんだ。ぜってェ告白しろよ!?)
「これは俺が見習いの時の話だ・・・」
「チェンゥチィリィ!!」
「ロンレイ?」
「あのな!」
「なぁに?」
「もし俺が、お前を好きだと言ったらどうする?」
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
「な、何言ってんの・・・」
「俺は本気だッ!!」
ロンレイはチェンゥチィリィを見つめた。
やっと伝えられた。
答えなんて気にしようともせず。
嬉しかった。
「わ、わたし・・・」
チェンゥチィリィは俯いた。
何と答えるべきか。
「無理しなくていいよ。」
「あのね。」
チェンゥチィリィは小さく言った。
「私も。」
「え・・・。」
耳を疑った。
だって。
自分も、と言ったのだ。
ロンレイは目を見開いた。
駄目元だったのに。
「あ、それ本気?」
「嘘だと思うの?」
「い、いや・・・。」
たじたじなロンレイ。
チェンゥチィリィまでも顔を染めている。
一緒にいて・・・ずっと
「俺は本気だッ!!」
ロンレイはチェンゥチィリィを見つめた。
やっと伝えられた。
答えなんて気にしようともせず。
嬉しかった。
「わ、わたし・・・」
チェンゥチィリィは俯いた。
何と答えるべきか。
「無理しなくていいよ。」
「あのね。」
チェンゥチィリィは小さく言った。
「私も。」
「え・・・。」
耳を疑った。
だって。
自分も、と言ったのだ。
ロンレイは目を見開いた。
駄目元だったのに。
「あ、それ本気?」
「嘘だと思うの?」
「い、いや・・・。」
たじたじなロンレイ。
チェンゥチィリィまでも顔を染めている。
一緒にいて・・・ずっと
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
ありがとうございますw
頑張らせていただきますっ!!
頑張らせていただきますっ!!
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
あぁ、どんどんと引き離れていくの
どうして?
幸せになれない運命の循環
暗黙のルールに従って、見失ってく幸不幸
お願いだから幸せになりたいの
叶わぬ想いは空で果てる
今でも貴方を愛しているわ
デューンホーク、私を思い出して・・・
どうして?
幸せになれない運命の循環
暗黙のルールに従って、見失ってく幸不幸
お願いだから幸せになりたいの
叶わぬ想いは空で果てる
今でも貴方を愛しているわ
デューンホーク、私を思い出して・・・
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
時は再び現代へ・・・
ニンゲンの作った道の脇を歩く三毛猫。
桜色と黄色のオッドアイ。
誰もが知っている部族の最後の生き残り・・・。
アイリーンだった。
”あの日”死んだはず・・・だった猫。
事実では、違う。
あの時に弱っていったのは子を腹に宿していたから。
ロンレイは無事に出産させるためにジェイフェザーを利用して死期だと嘘を吐いた。
アイリーンは信じ切って、デューンホークを先へ進めるために手を打った。
そして、ラストフォレストに入って数日後に事実を伝えた。
アイリーンは生きている。
「・・・。」
アイリーンは寂し気に歩く。
子供達を残してきてしまった不安。
そしてデューンホークに会えるか分からない恐怖。
それでも信じている。
「必ず逢えるわ。・・・そう信じてなきゃ。」
強く心に刻んだ。
成し遂げるべきこと。
新しい夢だった。
約束するよ
ニンゲンの作った道の脇を歩く三毛猫。
桜色と黄色のオッドアイ。
誰もが知っている部族の最後の生き残り・・・。
アイリーンだった。
”あの日”死んだはず・・・だった猫。
事実では、違う。
あの時に弱っていったのは子を腹に宿していたから。
ロンレイは無事に出産させるためにジェイフェザーを利用して死期だと嘘を吐いた。
アイリーンは信じ切って、デューンホークを先へ進めるために手を打った。
そして、ラストフォレストに入って数日後に事実を伝えた。
アイリーンは生きている。
「・・・。」
アイリーンは寂し気に歩く。
子供達を残してきてしまった不安。
そしてデューンホークに会えるか分からない恐怖。
それでも信じている。
「必ず逢えるわ。・・・そう信じてなきゃ。」
強く心に刻んだ。
成し遂げるべきこと。
新しい夢だった。
約束するよ
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
小さな花が、舞い散る中。
5匹の雄猫は休憩を兼ねて話していた。
「次はどこでしたっけ?」
「ハァ・・・海の方だ。」
体中に醜い傷跡が残る猫。
デューンホークだ。
かつて・・・アイリーンがいた頃とは打って変わってしまった性格。
暗くなっているのが理解できた。
「兄さん。」
弟のサングリームは兄の一番の理解者でもあった。
血を分けた兄弟だからだろう。
兄の脳裏に浮かぶソレに気付くと話をずらしてくれるようになった。
「そういえばさ、最近キツネ見ないよな?」
「あぁ、おかげで体が鈍っちまってる。」
「俺と、訓練でもするか?」
「そうだな・・・」
彼の心に、光が戻るのはもう少し先の事だろう。
彼はまだ、知らない。
5匹の雄猫は休憩を兼ねて話していた。
「次はどこでしたっけ?」
「ハァ・・・海の方だ。」
体中に醜い傷跡が残る猫。
デューンホークだ。
かつて・・・アイリーンがいた頃とは打って変わってしまった性格。
暗くなっているのが理解できた。
「兄さん。」
弟のサングリームは兄の一番の理解者でもあった。
血を分けた兄弟だからだろう。
兄の脳裏に浮かぶソレに気付くと話をずらしてくれるようになった。
「そういえばさ、最近キツネ見ないよな?」
「あぁ、おかげで体が鈍っちまってる。」
「俺と、訓練でもするか?」
「そうだな・・・」
彼の心に、光が戻るのはもう少し先の事だろう。
彼はまだ、知らない。
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
デューンホーク、約束して…今度こそ……
必ず一緒にいるって
絶対絶対離れないって…
ごめんね、私が引き離したのに……一緒に居たいってわがままなの?
でも、会いたい
今度はきっと離れない
私も約束する
だから傍に居て
傍に居させて
大好きで、愛しているわ
貴方が私以外の誰を見ていようと
私は貴方を思い続けるから
重く固い鉄の枷
足に纏わりついて離れない
ドウシテ?
逢いたいのに、逢えない運命のイタズラ
私を忘れないで…………
必ず一緒にいるって
絶対絶対離れないって…
ごめんね、私が引き離したのに……一緒に居たいってわがままなの?
でも、会いたい
今度はきっと離れない
私も約束する
だから傍に居て
傍に居させて
大好きで、愛しているわ
貴方が私以外の誰を見ていようと
私は貴方を思い続けるから
重く固い鉄の枷
足に纏わりついて離れない
ドウシテ?
逢いたいのに、逢えない運命のイタズラ
私を忘れないで…………
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
「アリア、母さん帰ってきたらさぁ。俺ら大人になってるかな?」
「そうだね、早く帰って来てほしいなぁ」
「ロンレイ……」
2匹を見守るロンレイの背後に、三毛柄の雌猫。
「アイリーンか……、どうした?」
アイリーンの瞳にフッと怒りが浮かんだ。
だが、それはすぐに消えた。
「未来を知っているのなら、彼の行く場所を教えてちょうだい」
「すまぬがそれはできな……」
「どうして!?」
「未来を変えてしまう恐れがあるのだ。そんなことすれば、時空が歪んでしまう」
アイリーンはうなだれた。
こんなこと、望んだ覚えはない。
ただ、デューンホークと一緒にいたかった。
たとえ、自分のことを忘れていても。
「お前は、世界……世界中全ての命を捨ててでもそうしたいか?」
「それは……っ」
「滅びを選べば、死んだ竜族は報われぬぞ」
「あ、あなたに言われたくないわ‼」
「……」
「…ごめんなさい」
「すまぬ、できんもんはできぬのだ」
「えぇ、もう頼まないわ」
アイリーンは踵を返して消えていった。
竜族の最悪のレッテルを張ったのは、ロンレイなのだ。
時空を曲げるなど……二度とできぬ…
「そうだね、早く帰って来てほしいなぁ」
「ロンレイ……」
2匹を見守るロンレイの背後に、三毛柄の雌猫。
「アイリーンか……、どうした?」
アイリーンの瞳にフッと怒りが浮かんだ。
だが、それはすぐに消えた。
「未来を知っているのなら、彼の行く場所を教えてちょうだい」
「すまぬがそれはできな……」
「どうして!?」
「未来を変えてしまう恐れがあるのだ。そんなことすれば、時空が歪んでしまう」
アイリーンはうなだれた。
こんなこと、望んだ覚えはない。
ただ、デューンホークと一緒にいたかった。
たとえ、自分のことを忘れていても。
「お前は、世界……世界中全ての命を捨ててでもそうしたいか?」
「それは……っ」
「滅びを選べば、死んだ竜族は報われぬぞ」
「あ、あなたに言われたくないわ‼」
「……」
「…ごめんなさい」
「すまぬ、できんもんはできぬのだ」
「えぇ、もう頼まないわ」
アイリーンは踵を返して消えていった。
竜族の最悪のレッテルを張ったのは、ロンレイなのだ。
時空を曲げるなど……二度とできぬ…
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
コメ失礼します!
ロンレイの言葉が気になります…
二度とできないということは…まさか、ロンレイ…?
執筆頑張ってください!ひっそり応援してます…
ロンレイの言葉が気になります…
二度とできないということは…まさか、ロンレイ…?
執筆頑張ってください!ひっそり応援してます…
ヘザーストーム- 副長
- 投稿数 : 260
Join date : 2016/04/05
Age : 19
所在地 : いまはTwitterにいます
Re: 竜の華を咲かせて<続編>
ヘザーストーム wrote:コメ失礼します!
ロンレイの言葉が気になります…
二度とできないということは…まさか、ロンレイ…?
執筆頑張ってください!ひっそり応援してます…
ありがとうございますw
これから先少し執筆に取りかかろうと思いますww
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
Join date : 2015/09/05
Age : 25
所在地 : もふむぎゅまゆげ連盟国にエーテルレインあり!
Page 2 of 2 • 1, 2
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: 完全オリジナル猫小説
Page 2 of 2
Permissions in this forum:
返信投稿: 可
|
|