太陽と月【ONES AGAIN】
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太陽と月【ONES AGAIN】
この世界は壊れている
何もない
ここは何を望めるのだろうか
太陽は月を愛し
月は太陽を愛した
許されない愛に
抗えない運命に翻弄されて
超えられない壁に阻まれて
ふたりは愛を見失う
取り戻せるだろうか
太陽と月よ・・・
再びと終焉を奏でていく
何もない
ここは何を望めるのだろうか
太陽は月を愛し
月は太陽を愛した
許されない愛に
抗えない運命に翻弄されて
超えられない壁に阻まれて
ふたりは愛を見失う
取り戻せるだろうか
太陽と月よ・・・
再びと終焉を奏でていく
最終編集者 エーテルレイン [ Sat Jan 09, 2016 7:16 pm ], 編集回数 2 回
エーテルレイン@停止中- 副長
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
jay heart wrote:新小説おめでとうございます‼
ありがとうございます!
ディズニー中に思いついたものでwww
かけもちいっぱいですががんばりますっ!ww
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
PROLOGUE
必ず助けに行くからな!
お願い…早く来て……
引き裂かれたふたりの愛
残酷な運命がふたりの愛に牙を剥いた
どうしても抜け出せない
それでも希望を捨てはしない
努力は必ず報われる
そう信じているから
大丈夫だと……
太陽の仔は月の仔を愛して月の仔に愛された
月の仔は太陽の仔を愛して太陽の子に愛された
ふたりの愛は永久で最強
太陽と月が再来と終焉を奏でていく………
エーテルレイン@停止中- 副長
- 投稿数 : 213
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
CHARACTERS INTRODUCTION
・ソーラーヴォレィシェン(太陽の意志)
オス
赤虎柄で左耳と尻尾の先端が白い
目は深い琥珀色
元飼い猫
・ルナー
後にルナーディザイア(月の願い)と名乗る
メス
銀白色の美しい毛並み
目は珍しい紫
飼い猫
随時更新中・・・
エーテルレイン@停止中- 副長
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
EPISODE 1
「なぁ、やっぱりお前も来ればいいのに。」
「嫌よ。戦うの嫌いだし、狩りとかできっこないわ。」
「楽しいんだぜ?」
ソーラヴォレィシェンは石垣の上から雌猫ルナーに問いかける。
かつては同じ家で暮らしていた飼い猫同士。
仲のよかった日々。
だが、運命の出会いと共に、ソーラヴォレィシェンは部族に仲間入りしてしまった。
それでもルナーへの思いを捨てきれずに、族長に許しを得てルナーの元へ通うのだった。
ルナーはいくら誘っても戦士にはなる気はないようだ。
「そうだ!看護猫ってのもあるんだぜ!」
「無理よ。薬草なんか覚えられっこないわ。」
何を言ってもルナーは拒否する。
ソーラーヴォレィシェンは部族に入ったときはソーラーポーという名を与えられて頑張った。
認められてソーラーヴォレィシェンという戦士名をもらったのだ。
ルナーもルナーポーとして見習いから始めればいいのだ。
「ルナーと一緒に暮らしたいよ・・・。」
ボソッと呟いた。
「あなたが戻ってくればいいじゃない。」
「いや、俺の居場所は森だ。」
「そう・・・」
ルナーはソーラーヴォレィシェンと正反対の考えを持っている。
すれ違うけれどお互いを愛しているのだ。
「じゃあよ。俺が強くなって族長になる!そしたらお前は戦ったり狩りをしなくていいようにできるだろ!」
「族長なんて・・・元飼い猫になれる?」
「なれるさ!ずっと前にファイヤスターって猫がいたらしいんだけど、飼い猫だったのに族長になって全部族を救ったんだって!」
「へェ。じゃあ待っているわ。」
あなたが地位を得るまで待っているの。
必ずって約束じゃないけどね。
「任せろ!」
自信気に胸を張るソーラーヴォレィシェンなのだった。
エーテルレイン@停止中- 副長
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
「じゃあね。」
「また来るよ!」
ソーラーヴォレィシェンは森に消えた。
ルナーは寂しそうに彼の姿を見つめていた。
「戻ってきてよ・・・。」
そっと呟いた。
叶わない望み。
別の道を選んだのだから。
「ソーラー・・・。」
かつて仲良く過ごしていた日々。
今では思い出なのだ。
ルナーは月に願った。
どうか彼と過ごせるようになりますように・・・
「お帰り!ソーラーヴォレイシィェン!!」
「今日もカワイイ彼女んとこに出勤かァ?」
「バッ!ルナーはそんなんじゃねェよ!」
2匹の雄猫に話しかけられた。
親友のスパークルハート(煌く心)とミストレイン(霧雨)だ。
冷やかされながら言い返す。
「俺たちにも紹介しろよ!」
「外道らにはぜってェ教えね!!」
「いいじゃんか!」
この2匹とは一番長い付き合いだ。
戦士になるきっかけもこの2匹だった。
「お、ソーラーヴォレィシェン。ちょっと来いよ。」
ミストレインに導かれて戦士部屋の裏へ・・・
「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そこには蛇の死骸が置いてあった。
「何すんだバカヤロー!!」
「へへー。な、言っただろ!!?」
「すっげェ驚きよう!」
その後2匹は族長と先輩猫にこっ酷く怒られた。
「俺はカンケーねェよ。」
「また来るよ!」
ソーラーヴォレィシェンは森に消えた。
ルナーは寂しそうに彼の姿を見つめていた。
「戻ってきてよ・・・。」
そっと呟いた。
叶わない望み。
別の道を選んだのだから。
「ソーラー・・・。」
かつて仲良く過ごしていた日々。
今では思い出なのだ。
ルナーは月に願った。
どうか彼と過ごせるようになりますように・・・
「お帰り!ソーラーヴォレイシィェン!!」
「今日もカワイイ彼女んとこに出勤かァ?」
「バッ!ルナーはそんなんじゃねェよ!」
2匹の雄猫に話しかけられた。
親友のスパークルハート(煌く心)とミストレイン(霧雨)だ。
冷やかされながら言い返す。
「俺たちにも紹介しろよ!」
「外道らにはぜってェ教えね!!」
「いいじゃんか!」
この2匹とは一番長い付き合いだ。
戦士になるきっかけもこの2匹だった。
「お、ソーラーヴォレィシェン。ちょっと来いよ。」
ミストレインに導かれて戦士部屋の裏へ・・・
「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そこには蛇の死骸が置いてあった。
「何すんだバカヤロー!!」
「へへー。な、言っただろ!!?」
「すっげェ驚きよう!」
その後2匹は族長と先輩猫にこっ酷く怒られた。
「俺はカンケーねェよ。」
エーテルレイン@停止中- 副長
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Re: 太陽と月【ONES AGAIN】
ねぇ月姫、もう何処にも行かないって約束してくれる?
エーテルレイン@停止中- 副長
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