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ジェイ君物語〜タイムスリップの巻〜

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ジェイ君物語〜タイムスリップの巻〜 - Page 3 Empty Re: ジェイ君物語〜タイムスリップの巻〜

投稿 by ナルシスフェザー Thu Sep 26, 2019 7:14 pm

連続ごめんなさい
クライマックスなので毎日続けたいと思いまして・・・



「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

高台で思いっきり叫ぶ。
ついに明日なのだ。
もっと遅く出来たら良かったのに・・・
悔しくて涙が止まらない。

夜明けだ。
ついに明日、決行される。

・・・

「ナルシスフェザーどうしたの?」

レングティームーンだ。
多分‪私の怯えきった顔と充血した目を見たんだろう。

「な、何でもないわ・・・」

気分を入れ替えようと獲物を口にするが喉を通らない。
悪い気がしてならなかったが仕方なく小さいネズミを捨てた。
だが今日は寝てはならない。

・・・

「今日ナルシスフェザーが何か変なの」

ここは洞窟。
偶然4匹も集まり雑談中(ジェイズウィングはテスト中)

「そうだよな、今日食べかけの獲物を捨てるのを見ちゃったんだ。いつもならそんな勿体ないことしないのに」

フィッシュリープだ。
深刻そうに顔をしかめる。

「今日は何だか生きたような目をしてないのよ」

ハーフムーンだ。
目を見開き、何だか少し怯えているようだった。

「きっと何かあったのよ。今日はそっとしておきましょう」

シャイニングアイが言い、話題が移った。

・・・

あぁ、ナルシスフェザーに何があったのかしら
最近元気が無く、無理して笑顔を作っている気がする。

ナルシスフェザー・・・一体どうしたの?



【あとがき】
ナルです☆
あと4日!クライマックス!
お楽しみに!
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ジェイ君物語〜タイムスリップの巻〜 - Page 3 Empty Re: ジェイ君物語〜タイムスリップの巻〜

投稿 by レングティームーン Thu Sep 26, 2019 11:24 pm

ごめんなさい!
本当に!



なぜだろうか
外が騒がしい

こんなに眠い朝なのにレングティームーンはそう呟きながら

うっすらと目を開けてみた

「…!?」

そこにいたのは猫だった

それもたくさんの知らない

そして‥血の匂いがする

何匹か戦っているようだ

浮浪猫‥まさか!

とっさに「襲撃よ!」

大声で叫んだ

レングティームーンはそれから側にいた浮浪猫に飛びかかる

浮浪猫は不意をつかれたようであっけなく逃げていった

その頃にはキャンプにいる猫はみんな起きて

浮浪猫たちと戦っていた

今こそ本領発揮ね

レングティームーンはそう思って爪を出して

そこらにいる猫を蹴散らしていく

シャイニングアイ‥フィッシュリープ
ハーフムーン

みんないる‥いやナルシスフェザーだけが見つからない

その時レングティームーンの視界に浮浪猫たちに埋もれていくナルシスフェザーが見えた

「今行くわ!」

レングティームーンはそう叫んで

親友のもとへと急ぐ

途中、何匹が襲ってきたがするりと攻撃をかわしてナルシスフェザーのもとへと走っていった

戦いの中

ナルシスフェザーのもとへとたどり着いた

「大丈夫?
それにしてもどうしたんだろうね」

レングティームーンがナルシスフェザーに話しかける

だがナルシスフェザーは何も言わなかった

その時レングティームーンは気がついた

ナルシスフェザーが無傷であることに

そして彼女が泣いていることに

ナルシスフェザーはレングティームーンを見ると泣きながら言った
「ごめんなさい‥でもこうするしか‥」

その言葉をレングティームーンが聞くことはできなかった

ナルシスフェザーがレングティームーンのその無防備な首筋を爪で引き裂いたから

一瞬のことだった

戦いが得意だった彼女はあっけなく死んだ

それもナルシスフェザーによって

でもまだ他の猫たちは気がつかない

ここは敵が多すぎた

だから気がつかない

ナルシスフェザーが“裏切り者“だということに


あとがき
レングティームーン!死んだ!
ぁぁぁ
書き方がナルちゃを傷つけたらごめんなさい
悪意があるわけではないんです
それではおやすみ
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投稿 by ナルシスフェザー Fri Sep 27, 2019 6:57 am

「いやああああああああぁぁぁっ!」

敵だろうが味方だろうが関係なく発狂しながら目の前に来た猫を引っ掻く。
もうこんなの私じゃない。
目の前がもう何もかも歪んで見える。
しかも
レングティームーンを殺してしまったのだ。
同期の中で結構仲が良かった。
皆で勇士・・・なれなかったね。
ごめんね。

私なんか、居なくて良かったよね。

キャンプの端へ行った。

「これで・・・皆の為になるなら」

そう呟いて葉にくるんだ死のベリー3粒を一気に食べる。

「うっ・・・」

息が苦しい。
もう、死ぬんだな・・・
目の端が熱い。


「皆ごめんね。ありがとう」


そうしてナルシスフェザーも死んだ。
死のベリーを食べて。
なぜ逆に皆に気づかれないのだろうか。
もう皆退散してきている。


「あれ?何で変な匂いが・・・あぁっ!」

ジェイズウィングがキャンプに入ってきた。
その途端に浮浪猫に襲われる。


「誰か・・・助けて!」


鉤爪が迫ってくる。
もう死を覚悟した。
その時。

「シャイニングアイ?!」




目の前にシャイニングアイがいたのだ。



【あとがき】
さぁー。
ナルシスフェザーは裏切り者だったんですよね!
そしてナルシスフェザーも死にました。
レムちゃ全然大丈夫です
裏切り者に仕立ててくれて嬉しい!

追記
代理死んでもまだ小説続けますよ!
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投稿 by ナルシスフェザー Sat Sep 28, 2019 3:54 pm

連続ごめんなさい



浮浪猫らしい猫がシャイニングアイを襲う。
自分も体制を整えて戦おうとしたが止められた。

「ここは私が乗り切るからあなたは逃げて!」

逃げられるわけないじゃないか。
だがきっと睨まれたので近くの茂みに身を潜めた。

シャイニングアイが浮浪猫の目を引っ掻く。
目から血しぶきが上がる。
片目の視力を無くし、怒った浮浪猫はシャイニングアイの目を引っ掻く。
シャイニングアイの目からも血しぶきが上がる。
目には目を、か・・・
負けずにシャイニングアイは浮浪猫の足に思いっきり噛み付いた。
浮浪猫は目を見開き、シャイニングアイの脇腹を思いっきり引っ掻いた。
シャイニングアイは倒れる。
浮浪猫は満足そうにキャンプから出ていった。

シャイニングアイのもとへ駆け寄る。
もう虫の息だった。

「ジェイ・・・ズウィン・・・グ・・・愛してるわ・・・さよな・・・」

こちらを見つめ、シャイニングアイは息絶えた。
大切な仲間を失ってしまった。
自分のせいで。
キャンプの端にレングティームーンの姿が見えた。

レングティームーンも死んでいた。
喉を切り裂かれて。
また仲間を失った。
もう片方の端にナルシスフェザーが見えた。
周りに血の跡がないのを見てほっとした。

ナルシスフェザーも死んでいた。
周りに死のベリーが1粒落ちていた。
なんて事だ。

テストも無事に終わり達成感でいっぱいだったジェイズウィングの頭には悲しみしか無かった。悲しみが大きすぎて涙も出ない。
もう訳が分からず寝転んだ。


綺麗な青い空だった。



【あとがき】
シャイニングアイも死んでしまった!
ジェイズウィングを庇って。
終わりに近づいてきました
1日1つは投稿出来たらと思います。
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投稿 by レングティームーン Sun Sep 29, 2019 10:59 am

はぁはぁ
息を吸う
まさか戦う時が来るとはね
ハーフムーンは戦っていた
今ここで死んだらジェイズウィングはきっと悲しむ
こげ茶の浮浪猫をギタギタのめためたにした後
だれか助けを必要としている猫がいないかどうか探す
するとジェイズウィングが寝っ転がっているところに浮浪猫が忍び寄るのが見えた
「危ない!」
そう叫んでその浮浪猫を蹴飛ばしジェイズウィングの元へ急いだ
「大丈夫?」そう聞くとジェイズウィングは
「シャイニングアイもナルシスフェザーもレングティームーンさえ…死んでしまった」
その時に初めてハーフムーンはシャイニングアイ達の死体に気がついた
涙がこみ上げて行く
一緒に狩りをしたこと
洞窟で探検して迷子になったこと
綺麗な洞窟でおしゃべりして時間を忘れ怒られたこと
流星群を見たこと
いろんな思い出が溢れてくる
なのに
「なんで行っちゃったのよ!
なんでなのよ!私の友達を奪わないでッ!」
もう理性なんてなかった
ハーフムーンは目の前の敵を次々と傷つけていった
その度に死んだ三匹の顔が浮かんでくる
「なんでなのよ!
なんでなの!」
ハーフムーンはどれだけ傷をおおうとも勢いは止めなかった
友達のかたきをうつ
それしか考えれなかった
「なんでなのよッ!」
彼女は泣きながら戦った
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投稿 by ナルシスフェザー Sun Sep 29, 2019 5:36 pm

フィッシュリープは自分より小柄な若い浮浪猫と戦っていた。
どうにかして追い出した後、レングティームーンが寝転がっているのを見つけた。
敵はもう少なかった。
レングティームーンは無事だ!
そう思って駆け寄る。
だがレングティームーンは喉を切り裂かれていた。
怯えるように見開かれた目には光がなかった。
しばらく呆然としていると寝転がっているジェイズウィングの姿が見えた。
ジェイズウィングは大丈夫なはずだ!
そう思って駆け寄る。
確かに生きていたが虚ろな目をしていた。

「もう僕に仲間はいない・・・シャイニングアイもレングティームーンもナルシスフェザーも死んでしまった・・・」

「えっ・・・シャイニングアイもナルシスフェザーも?」

「シャイニングアイは僕を庇ってくれたんだ。それなら僕が死んだ方が良かった。ナルシスフェザーは死のベリーを食べた。自分でだ。」

「ハーフムーンは・・・?」

「無事だ。」

ハーフムーンが生きていて良かった。
他の3匹はもう帰って来ないがこの澄んだ空で見てくれているだろう。

そう思うと涙が出てきた。
ハーフムーンもおり、傷だらけの体で泣いていた。
いつの間にかジェイズウィングの目からも涙が1粒こぼれ落ちていた。



【あとがき】
今回はフィッシュリープsideですね
筆者の代理達はナルの企てた戦いによって皆亡くなりました
あと1日です。
もう1回挿絵とか描いてみたい
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投稿 by ナルシスフェザー Mon Sep 30, 2019 7:05 pm

レムさんごめんなさい
完結させちゃいますね


夜明け。
ジェイズウィングはふと起きた。
キャンプの空気が悪い。
昨日の襲撃でレングティームーン、シャイニングアイ、ナルシスフェザーの他に大勢の仲間が死んでしまったのだ。
昨夜皆で一生懸命埋葬した。
あぁ、何故皆死んでしまったのだろう。

寂しい。
本当に寂しい。
タイムスリップして来たはずなのにもうこの時代の住人となってしまっていた。
今やっと決意が出来た。
ここに長く居すぎたせいで一族が全滅するのは嫌だ。

・・・

キャンプを抜け、ひと月ほど前に飛ばされた木の下に行く。
だがどうやって来たのか分からない。
いい匂いの薬草を集めた。
白い石を集めた。
鮮やかな花を集めた。

「これって・・・」

いつの間にかあの3匹が洞窟へ持ってきた物を集めてしまっていた。
懐かしい
洞窟のコケ集めしたり
驚かせようとして出られなくなったり
何もないのに皆集まってて雑談したり
楽しかった時はもう戻ってこない
自然と涙が出た
地面に溜まるほど泣いた
でも今くよくよしてては部族に戻れない。
ずっとここに居ると一層戻りたくなくなる
でもここに居たい。

「なんなんだよっ!」

そう言ってジェイズウィングは近くの木に尻尾を叩きつけた。
その時。

世界が歪み、めまいがした。

気がついた時は前が真っ暗だった。

そうか。
戻ったんだ。

皆心配している。
そう思いキャンプへ向かった。

・・・

「あれ?ジェイフェザー。薬草はどうしたんですか?」

声からすると多分モウルポーだ。
あれ?誰も心配しないのか?

「何で僕を心配していないんだ?」

「だってついさっき出かけたばっかりじゃないですか」


意味が分からない。
しばらくその場でフリーズした後にようやく分かった。

そうか。
時間は止まっていたんだ。

「そうか。もう1回行ってくるよ」

タイムスリップしたひと月。
色々あったがやはりレングティームーン、シャイニングアイ、ナルシスフェザー、ハーフムーン、フィッシュリープと過ごせた事が嬉しかった。
2匹もまさかこの後ジェイズウィングがおかしくなるのは知らないだろう。

「ありがとう。」

小声でそう呟き、薬草を採りにキャンプを出ていった。




~完~
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投稿 by ナルシスフェザー Mon Sep 30, 2019 7:12 pm

【あとがき】
ついにジェイ君の2回目のタイムスリップ物語が完結しました!
今思い返すとひと月があっという間でした
途中でシャイニングアイsが抜けてしまいましたがとても楽しいひと月でした!
自分的にはまたコラボ小説等をやりたいと思っています!
リアでの生活も忙しくなりましたがやりたいなーと考えている方はTwitterのDMかBBSのPMに送ってください!

ちなみにナルシスフェザーが裏切り者であり死ぬのは私の望みです
バッドエンド好きなのでね

〜ナル〜
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