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家族を知らない私は家族愛を知らない

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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ! Thu Jan 28, 2021 9:55 pm

(完全オリジナルだと入れなくなるのでオリジナルにしました!ごめんなさい!)


設定について
                                                             
私は恋する少女猫なのだけど…。


男子
ホワイト族(白い)
白い雄猫の部族。

ブラック族(黒い)
黒い雄猫の部族。

ブラウン族(茶色い)
茶色い雄猫の部族。

キャラコ族(三毛)
三毛柄の雄猫の部族。



クリーム族(クリーム色)
クリーム色の雄猫の部族。

女子


スノー族(白い)
白色の雌猫の部族。


ナイト族(黒い)
黒色の雌猫の部族。


ライトブラウン族(茶色い)
茶色い雌猫の部族。

スポッティド族(三毛、まだら)
三毛、まだらの雌猫の部族。


ベージュ族(クリーム色、ベージュ)
クリーム色、ベージュの雌猫の部族。



母猫族
母猫の部族。

長老族
長老の部族。

看護族
見習いのうちはこの部族にいて、看護猫になると、自分の経路の部族に派遣される。

保護猫
見習いを守る猫。もともと母猫だった猫がなることが多い。


ここでは、見た目によって部族が違う。姉妹や兄弟などでも、毛色のせいで無理矢理引き剥がされる。産まれたら、子猫と同系色の母猫がその色の部族へ派遣され、そこで暮らす。子猫が見習いになる時、また母猫族へ戻される。子猫を育てる母猫は、実の親じゃない場合が多い。雄猫、雌猫、が会うことができるのは、戦士になったら、年に一回の大集会で異性の猫と会うことができる。
月に一度の集会で同性同士は会うことができる。


登場猫は多いので、後でちょっとずつお伝えします!

ハニードロップ!
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty プロローグ

投稿 by ハニードロップ Thu Jan 28, 2021 10:02 pm

「さようなら、私の子猫達。各部族で幸せになれますように」

私は、ラベンダーポー。今日から見習いになったの。だからお母さんとはお別れ。寂しいけど、頑張るんだから!
そんな気持ちで友達のホイットニーポーに話しかけた。
「ホイットニーポー!」ホイットニーポーは綺麗な白い艶やかな毛を持っていて目は緑。そして何よりも羨ましいのが、このスノー族に家族がいること。妹のクラウドキットがいる。
いいなあ。
私は家族を知らない。いるかさえわからない。母以外。昔母以外の声を聞いたことがある気がして、何かとても懐かしくて、涙が出そうになって。でもそれが何かはわからなかった。

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty 1章

投稿 by ハニードロップ Fri Jan 29, 2021 4:57 pm

土砂降りの雨の中に1匹の幼い猫がいた。
空では雷が空を割るのではないかと言うほどなっていて、怖い。
「ホイットニーポー!」ラベンダーポーの声が辺りに響き渡る。
「ソーレルナイトー!」誰も返事をしてくれない。迷子になってしまった。本当にどうしよう。お母さん…保護ママ…みんな…
「君、誰?」頭上で声がして、はっと上を見る。見たことない…猫。
「私はラベンダーポー。迷子になっちゃったの」泣き目でそう言う。その猫は頷いて
「なるほど」と言った。
「じゃあ、うちへ来なよ」その猫は言った。
「あ、ちなみに俺の名前はロアポー。よろしくな」ロアポーの瞳は緑だった。そしてホイットニーポーを思い出した。でもその猫の毛色は見たことなくて。
このねこについていっていいかもわからなかった。でも外は寒くてこのままだと…。だからついて行くことにした。
「ようこそ。俺のキャンプへ」ロアポーは若族長だった。

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ 1章を無しにしてください。 Sat Jan 30, 2021 7:04 pm

私は家族愛を知らない               お母さんのことは忘れた。妹や姉もいない。部族にただ一人ぼっち。私の悲しみをわかってくれる猫は少なくはない。

でも、そんな時ロアポーと出会ったしまったのが不運だった。


「君と僕はこれ以上関わってわいけない」


「どうして…!」


「さようなら、ラベンダーフローラル」



そう言って2匹の心のドアはパタンと閉じられた。

ハニードロップ 1章を無しにしてください。
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Tue Aug 10, 2021 5:35 pm

ロアポーの部族…
他の猫の敵意がむき出しなのに気づいたラベンダーポーは肩を波打たせた。
近くにいた同い年くらいの茶色の猫がゆっくりと身を引き、背を向け草むらに飛び込んだ。
ちょっと悪いことしちゃったかな、と反省するも、敵意はむき出しのままだった。
そのとき、近くにひげが長い灰色のやせ細ったオス猫が近づいてきた。
「ロアさま。そのお方は?」
「連れだ。」

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Sun Aug 15, 2021 7:59 pm

「あのっ、ロアポー!」
何やら老猫と話していたロアポーを呼び止めた。
「わからないことがあったら言ってくれ。今日からの住処のことでもなんでも」
ラベンダーポーは「はぁ!?」とロアポーに叫んだ。
「今、今日からの住処って言った?」ロアポーはぽかんとした顔をしていたがしばらくするとああ、と合点の言った顔でうなずいた。
「まだ言ってなかったね。君が戦士になったら僕の連れ合いになるんだ。スター族のお告げさ」
ラベンダーポーはありえないと呟いた。

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Fri Oct 15, 2021 1:33 pm

「ねぇロア!」
(ポーがなくなった) ロア
「どういうこと?早く私を元の部族に返してよ!」
「それは無理なお願いだ、ラベンダーポー。
君はもう、僕の連れ合いになるんだ。その為だけに君は生まれてきたんだ。」

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ドーンブリーズ Fri Oct 15, 2021 8:39 pm

続きがめちゃ気になります!
次の投稿待っています!

ドーンブリーズ
未登録ユーザー


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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Fri Oct 15, 2021 9:01 pm

ドーンブリーズさん!ありがとうございます!
私は演出が下手なので頑張って工夫します!著作権が許す限り!

ハニードロップ
未登録ユーザー


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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Sat Oct 16, 2021 1:56 pm

「いやっ!」ラベンダーポーは必死に出口を探した。
後ろで「運命には逆らえないよ」と声がした。
「ブリザード」
「はい、お呼びでしょうかロア様。」さっきの老猫の声がした。どこから現れたの…?!
「ラベンダーポーを逃がすな。部族の運命がかかっているんだからな。」
「もちろんでございまするロア様」
「…!?」
「ぶ、ぶっ部族っ?!部族の運命?!っ」思わず逃げようと走っていた足を止めて聞き返した。
「どっ、どういうこと?私はただの平凡な女の子よ!」

「…君にはいつか言わなきゃいけないことがある。」
「ロア…?」

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

投稿 by ハニードロップ Sat Mar 05, 2022 10:27 pm

「君は運命の猫なんだ。ラベンダーポー。」ロアの顔から笑みが完全に消えた。

「はぁ?!さっきから何なのほんとに!運命とか、あるわけないじゃない!」ラベンダーポーは顔を真っ赤にして怒る。

(初めて合うはずのオスである僕にここまでキツく言えるとは…ただの猫じゃないな…) ロア

「もし、運命というものがあっても、私は知らないわ!だって、私はあなたに運命というものを感じないんだから!」
ラベンダーポーは、吐き捨てるように言い放ち全力で走った。みんなの元へ帰りたい。早くこの嫌な感じがする森から抜けたい!
「追え!絶対に逃がすな!」ロアポーは顔色を変えて周りの猫に怒鳴った。
周りの猫が慌ててラベンダーポーの後を追っていく。

絶対に逃してはいけない…!

ハニードロップ
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家族を知らない私は家族愛を知らない Empty Re: 家族を知らない私は家族愛を知らない

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