闇に染まった森[悪の殺し屋]編

[スプリングウィンド]

スプリングウィンドです。小説頑張ります。

[スプリングウィンド]

「次はあいつだな」


その「あいつ」は次の日川岸に倒れているのを見つけられた。薬草で手当てをしても間に合わなかった。

「またか…」族長は落ち込む。
「殺し屋は、この部族の　　　　　　」
「俺らが気づいたことが殺し屋にバレたら命はない」
知らなければよかったこと。
知ってしまったこと。
知ってしまったことで狙われる命。




「なぜ…貴方は殺すの」
真実と向き合い、決着をつける日が来た。

[スプリングウィンド]

ごめんなさい。小説を諦めさせていただきます。
そのかわりハニードロップさんのように新しい小説をここに書かせていただきます。
人狼ゲーム型の物語です。

[スプリングウィンド]

「また、犠牲者が出た。人狼猫のせいだ。」ため息をつく族長。
人狼猫とは…猫に化けた人狼だ。猫を喰う。
「話し合って、毎日1人殺しましょう」と看護猫。
「昨日はスウィフトナイトが殺されました。一昨日はリーフターン。二匹とも、あなたの親族よね、ホープスクワーレル。」
「…はい」震えた声でホープスクワーレル返事をした。
目には恐怖の色がはっきりと映っている。
今日はホープスクワーレルが殺されてしまうのか。
この物語の主人公であるスノウファングはホープスクワーレルを憐みの目で見つめた。
あの子個は私のイチバンの親友だった。
ホープスクワーレルから話しかけてくれてすぐに友達になって…
走馬灯が頭に浮かぶ。


処刑される時は後ろから二匹掛かりでひっかく。


なんて無残な…

[スプリングウィンド]

結局、ホープスクワーレルは人狼猫ではなかった。
犠牲者はループフリーズ。ループフリーズは私の姉だった。
「お姉ちゃん………」
どうして…

[スプリングウィンド]

ついにスノウファングは行動することにした。

怖いけど、夜に起きてみよう。


そのころ、ライトファーも夜に起きてみようと考えていた。



その夜、こっそりと寝床から立ち上がると静かなキャンプへ顔を出した。
人狼猫の気配は全く無かった。
ライトファーがいないことに気が付いた。
もしかしてライトファーは人狼猫？？
前からあまり好きじゃなかったけど、やっぱりそうだったのね。

気づくと寝ていた。
今日の犠牲者はクラウンスターだ。
サンダー族の族長で、しかも昨日は私の横で寝ていた。危機一髪だった。

しかし、翌日。犠牲者はライトファーだった。

[スプリングウィンド]

ホープスクワーレル　スノウファングの１番の親友。可愛い

クラウンスター　スノウファングの横で寝ていた。
ライトファー　スノウファングが嫌っている猫。
ループフリーズ　スノウファングの姉、
リーフターン　ホープスクワーレルの姉。
スノウファング　お話の主人公

[スプリングウィンド]

生きている猫
スワンレイク　ライトファーを虐めていた。
モウルクロー　ホープスクワーレルの義姉。

カスケードライン　ホープスクワーレルの兄。

ファイアレッド　スノウファングの彼氏、
ロードフェザー　部族仲間

ソーレルクリーム　部族仲間。

スノウファング　このお話の主人公。

[スプリングウィンド]

皆さんは誰が犯人がわかりましたか?わかった方はコメントで誰が犯人か伝えてください。

[シャイニングムーン]

このお話とても面白いです！
更新頑張ってください！

私はファイアレッドかソーレルクリームじゃないかと......

[スプリングウィンド]

シャイニングムーンさん、ありがとうございます。　




その後しばらくは被害が出なかった。
もしかしたら、
とスノウファングはおもう。
もしかしたらだけど、、
部族猫ではないのかもしれない。
でも、、、
そんな簡単に縄張りに入れるわけない。
胃がキリキリと痛む。
ほんとうに
だれなのーーー？

[スプリングウィンド]

しかし、翌日には犠牲者があらわれた。
スワンレイク、モウルクロー、カスケードライン、ソーレルクリームの4匹だった。
今までは毎日一匹だったのに
どうして。　

残る猫、
ファイアレッド
ロードフェザー
スノウファング



ああ、ついに残りは3匹になった。
もう、部族のおしまいだ。
高い確率で私は殺されてしまうのね。
熱い涙が頬をながれる。


どうして。
どうしてよ。
何とかその夜、寝付くことができた、。
犠牲者は。

[オーシャンフラワー]

犠牲者は...
誰？
気になるけど怖い

[スプリングウィンド]

犠牲者は…
ロードフェザー。


人狼猫は、ファイアレッドだったのね。
また涙が溢れる。
私はなんていう猫と付き合っていたんだろう。


目の前にファイアレッドが現れる。
次は私が殺されるんだ…。
息をゴクリの飲み込む。
怖い。
両足はガタガタと震え、立っていられないほどだ。







でもよくみていて気づいた。
ファイアレッドの前足には血がついていない。


湖で洗ってきたのだろうと慌てる呼吸を宥めるようにして、自分の足元を見る。



血がついていた。


私が…人狼猫だったんだ……
私がお姉ちゃんや族長を殺したの？？



すぐにスノウファングの理性は失われ爪をむき出しにして唸る。
ファイアレッド、ごめんなさい。
そう思うのも束の間、ファイアレッドの背骨が折れる音が森に響き渡った。







ああ、私はなんてことをしたのだろう。
もう、誰にも許されない。


「孤独なスノウファング」


誰かに呼ばれた気がした。
振り向いた瞬間、鋭い何かが目に刺さった。
ドサッと地面に横たわる。

潰されていない方の目を開いて相手を見る。




「ぁ…」


闇に染まった森［悪の殺し屋］編　　〜完結〜

[オーシャンフラワー]

え、何、何が起こったの？

[サンウィング]

えっ、えっ、えっ、えっ、えっ！？！！？？
何！？スノウファング！？
誰！？

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