黒猫学園生活〜一週間〜
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: オリジナル部族系小説
Page 1 of 1
新小説・・・どうですか?
黒猫学園生活〜一週間〜
はい。どうも。古の魂〜一筋の光〜とその改訂版以外書かないぞと決めていたにも関わらずふざけたものを作ってしまいました。
学園系!!!!!書きたかったんですよ。しかも魔法とかそういうのがある学校もの。
・・・え?あとの2つの小説はどうするのかって?
ご安心を。こっちではなくあっち優先させますので。(たぶん)
私が書くということはつまらない可能性が出てきますが読んでくれたらとんでもなく嬉しいです!!!
投票も初めて作りました。(ちゃんと作れていると思いたい)
学園系!!!!!書きたかったんですよ。しかも魔法とかそういうのがある学校もの。
・・・え?あとの2つの小説はどうするのかって?
ご安心を。こっちではなくあっち優先させますので。(たぶん)
私が書くということはつまらない可能性が出てきますが読んでくれたらとんでもなく嬉しいです!!!
投票も初めて作りました。(ちゃんと作れていると思いたい)
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
Re: 黒猫学園生活〜一週間〜
★登場猫紹介★
名前 クラス 寮 魔法
雷音(らいね) 黒猫でオッドアイ。クラス広報委員。 メス 1年A組 ライトニング寮(寮長) 雷
凛音(りんね) 紺色の猫で目は水色。雷音の幼馴染。メス 1年A組 ライトニング寮(副寮長) 風
零(れい) 銀色の猫で目は青。オス 1年A組 所属なし 水
琴(こと) 茶色の青い目の猫。メス 1年A組 ライトニング寮 植物
智輝(ともき) 灰色の大きい猫。オス 1年A組 レイン寮(寮長) 炎
凱李(かいり) 黒猫。オス 1年B組 ライトニング寮 氷
山茶花(さざんか)赤っぽいかわいい猫。メス 1年B組 所属なし 土
名前 クラス 寮 魔法
雷音(らいね) 黒猫でオッドアイ。クラス広報委員。 メス 1年A組 ライトニング寮(寮長) 雷
凛音(りんね) 紺色の猫で目は水色。雷音の幼馴染。メス 1年A組 ライトニング寮(副寮長) 風
零(れい) 銀色の猫で目は青。オス 1年A組 所属なし 水
琴(こと) 茶色の青い目の猫。メス 1年A組 ライトニング寮 植物
智輝(ともき) 灰色の大きい猫。オス 1年A組 レイン寮(寮長) 炎
凱李(かいり) 黒猫。オス 1年B組 ライトニング寮 氷
山茶花(さざんか)赤っぽいかわいい猫。メス 1年B組 所属なし 土
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
月曜日 朝休憩
「おはよー。」
「おはよ、雷音。大丈夫?」
「・・・いや。」
凛音は朝早々雷音の表情のない顔をみた。生気がない。おまけにいつも遅刻気味の雷音が朝礼の15分前に来ているのは1年A組にとって異例の出来事であった。しかし。次の瞬間。
”ライトニング寮の寮長は今すぐ校長室前まで来てください。”
全校放送が響いた。隣の雷音が大きくため息をついた。
「・・・地獄に行ってくるね。凛音。ライトニング寮は任せた。」
「何があったの・・・?」
その問いには答えずに雷音はげっそりした顔で教室をあとにした。
「ったく何をしていたんですか、あんな夜遅くにっ!ガラスを割るなんて、しかも他の部屋の!!」
私は校長室で怒られていた。理由は・・・昨日の事件である。
〜昨日夜8時〜
”これから、夜の点呼を行います。5分後に開始するので、各自部屋で待機してください。”
ライトニング寮が夜に寮内にちゃんといるかのチェックである。雷音は放送のあと点呼表とボールペンを持ち立ち上がった。雷音は今日、したい・・・いや、しなければならないことがあった。
「入りまーす。琴?」
「はい、健全です。」
101号室、問題なし。
「入りまーす、凱李?」
「OKです。」
102号室、問題なし。次の103号室は私。104号室は凛音。
「入りまーす、凛音?」
「No problem.」
「・・・あっそ。」
一階の点呼が終わると2階にそして3階へ行った。いよいよだ。私の計画がスタートした。301号室、302号室を飛ばし、303号室へ真っ先に行った。ドア穴から中を覗き猫がいることを確認する。よし。
呼びかけも何もなしにドアを思い切り開けると雷音は中にいた猫に飛びかかった。
「?!ぎゃあああああっ!!」
オス猫が悲鳴を上げた。雷音はその手の中にあった「ゲーム機」を取り上げた後オス猫を組み伏せた。
「っしゃあ!計画成功!智輝、ゲームで金稼ぎ、現行犯で捉えさせてもらうわよ!」
「あああああああああああっ、俺の小遣いで買ったゲーム機があああ。なんでバレたんだよ、点呼の放送かからなかったじゃないか!」
「あんたたちを捕まえるためにいつもより点呼の時間を早くして、バレないように放送の回線303号室だけ切ったのよ!」
「まじかあ、寮長ってそんなことできんの、鬼!!」
「智輝、あんたもレイン寮の寮長でしょ?!」
「あ、そうだった。」
「ふん、まあここにあるゲーム機は全品没収ね。これで金稼ぎなんてどうかしてるわ!」
「ひいいい、小遣いの元がっ!この鬼!悪魔!サタン!返せっ!」
「きゃあっ!」
ゲーム機を狂気の沙汰で取り返そうとする智輝としばらく取っ組み合った。智輝にはここ最近空き部屋の303号室でゲーム一回100円という売りで商売をいるという噂が流れていた。レイン寮の寮長であるにも関わらず・・・。しかも点呼は副寮長に押し付けていたらしい。ライトニング寮にレイン寮の寮長がいるなんて思わないからバレないと踏んだんでしょうけど、甘いわね。寮長はこの私、雷音よ!!
しかし。
「あっ!」
雷音の手が滑りゲーム機が宙を飛んだ。気づいたときは遅かった。
[size=24]ガッシャーン
ゲーム機が窓に直撃、ガラスが粉々に割れた。
「・・・。」
「え、ちょっ何してるの!」
最悪のタイミングで寮の先生が現れた。雷音はガラスを割った本人としてニヤける智輝を残し連れて行かれた。なぜ智輝が連れて行かれなかったか?・・・いつの間にかあいつ、ゲーム機を隠していたからだよ・・・。
校長に怒られながら雷音は昨日のことを思い返した。腹が立つ。
智輝・・・!いつか復習してやるっ!!
「おはよ、雷音。大丈夫?」
「・・・いや。」
凛音は朝早々雷音の表情のない顔をみた。生気がない。おまけにいつも遅刻気味の雷音が朝礼の15分前に来ているのは1年A組にとって異例の出来事であった。しかし。次の瞬間。
”ライトニング寮の寮長は今すぐ校長室前まで来てください。”
全校放送が響いた。隣の雷音が大きくため息をついた。
「・・・地獄に行ってくるね。凛音。ライトニング寮は任せた。」
「何があったの・・・?」
その問いには答えずに雷音はげっそりした顔で教室をあとにした。
「ったく何をしていたんですか、あんな夜遅くにっ!ガラスを割るなんて、しかも他の部屋の!!」
私は校長室で怒られていた。理由は・・・昨日の事件である。
〜昨日夜8時〜
”これから、夜の点呼を行います。5分後に開始するので、各自部屋で待機してください。”
ライトニング寮が夜に寮内にちゃんといるかのチェックである。雷音は放送のあと点呼表とボールペンを持ち立ち上がった。雷音は今日、したい・・・いや、しなければならないことがあった。
「入りまーす。琴?」
「はい、健全です。」
101号室、問題なし。
「入りまーす、凱李?」
「OKです。」
102号室、問題なし。次の103号室は私。104号室は凛音。
「入りまーす、凛音?」
「No problem.」
「・・・あっそ。」
一階の点呼が終わると2階にそして3階へ行った。いよいよだ。私の計画がスタートした。301号室、302号室を飛ばし、303号室へ真っ先に行った。ドア穴から中を覗き猫がいることを確認する。よし。
呼びかけも何もなしにドアを思い切り開けると雷音は中にいた猫に飛びかかった。
「?!ぎゃあああああっ!!」
オス猫が悲鳴を上げた。雷音はその手の中にあった「ゲーム機」を取り上げた後オス猫を組み伏せた。
「っしゃあ!計画成功!智輝、ゲームで金稼ぎ、現行犯で捉えさせてもらうわよ!」
「あああああああああああっ、俺の小遣いで買ったゲーム機があああ。なんでバレたんだよ、点呼の放送かからなかったじゃないか!」
「あんたたちを捕まえるためにいつもより点呼の時間を早くして、バレないように放送の回線303号室だけ切ったのよ!」
「まじかあ、寮長ってそんなことできんの、鬼!!」
「智輝、あんたもレイン寮の寮長でしょ?!」
「あ、そうだった。」
「ふん、まあここにあるゲーム機は全品没収ね。これで金稼ぎなんてどうかしてるわ!」
「ひいいい、小遣いの元がっ!この鬼!悪魔!サタン!返せっ!」
「きゃあっ!」
ゲーム機を狂気の沙汰で取り返そうとする智輝としばらく取っ組み合った。智輝にはここ最近空き部屋の303号室でゲーム一回100円という売りで商売をいるという噂が流れていた。レイン寮の寮長であるにも関わらず・・・。しかも点呼は副寮長に押し付けていたらしい。ライトニング寮にレイン寮の寮長がいるなんて思わないからバレないと踏んだんでしょうけど、甘いわね。寮長はこの私、雷音よ!!
しかし。
「あっ!」
雷音の手が滑りゲーム機が宙を飛んだ。気づいたときは遅かった。
[size=24]ガッシャーン
ゲーム機が窓に直撃、ガラスが粉々に割れた。
「・・・。」
「え、ちょっ何してるの!」
最悪のタイミングで寮の先生が現れた。雷音はガラスを割った本人としてニヤける智輝を残し連れて行かれた。なぜ智輝が連れて行かれなかったか?・・・いつの間にかあいつ、ゲーム機を隠していたからだよ・・・。
校長に怒られながら雷音は昨日のことを思い返した。腹が立つ。
智輝・・・!いつか復習してやるっ!!
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
Re: 黒猫学園生活〜一週間〜
こんにちは、ライトニングサウンドさん。
私は個人的に凛音ちゃんが好きです。
掛け持ち、頑張って下さい!(頑張って下さいというのは決して上から目線の言葉では無いです!)
楽しみにしています!
私は個人的に凛音ちゃんが好きです。
掛け持ち、頑張って下さい!(頑張って下さいというのは決して上から目線の言葉では無いです!)
楽しみにしています!
ネイビーブルー- 未登録ユーザー
Re: 黒猫学園生活〜一週間〜
ネイビーブルーさん、ありがとうございます!
私も凛音ちゃん好きです!
ちなみに雷音ちゃんは私がモデルです☆(お前そんなキャラじゃないだろ)
あとこの話、たまに私の実話も入ってるんですよ。(え)
私も凛音ちゃん好きです!
ちなみに雷音ちゃんは私がモデルです☆(お前そんなキャラじゃないだろ)
あとこの話、たまに私の実話も入ってるんですよ。(え)
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
月曜日 一時間目 数学
「起立、姿勢、礼、」
「「「「おねがいしまーす」」」」
暇な時間が始まった。数学。私は数学自体は好きだが授業は嫌いだ。・・・ん?なんで魔法学校なのに数学をやるのかって?
説明しよう。
この世には3つ大人の猫になるために学ばなければならないことがある。
一つ目. 自分の系統魔法 これはそれぞれの猫で違う。私で言う雷。凛音で言う風だ。これは生まれたときに決まり、2つ使えるとかは
滅多に無い。
二つ目. 日常魔法 これはどんな猫でも使える。例えば物体移動魔法とか薬の煎じ方とか。
三つ目. 普通の勉強 いわゆる数学、国語、社会だ。テストもちゃんとある。ちなみに明日だ。・・・え?明日?やっべ何もしてない。
私的に一番楽しいのは系統魔法だ。まあそりゃそうだ、自分の得意な魔法なんだから。しかし、授業時間は一番少ない。理由はこの魔法は成長するに従って強くなることが多いのでほっといても大丈夫だから。例えば、「サンダーフラッシュ」雷系統の魔法だがこれは目くらまし用だ。しかし成長するにつれ目くらましだけでなく幻覚も見せることができるらしい。私はまだ出来ないが。
それにしても今日の授業は格別に眠いな・・・。もう寝ちゃおうかな・・・。いやだめだ。でも後ろから二番目だからバレないんじゃないか?うーん、当てられたとき困るな。しっかし眠い・・・zzzz...
「雷音!起きて!雷音!当てられてるよ!雷音ーーーっ!」
「ふ・・・フミャッ?!」
「はい、雷音さん、この法則を答えてください。」
・・・は?
どうやら結構寝てたらしい。今何を聞かれてるんだろ。・・・分からん。
※このあと凛音に答えを教えてもらいました!
「「「「おねがいしまーす」」」」
暇な時間が始まった。数学。私は数学自体は好きだが授業は嫌いだ。・・・ん?なんで魔法学校なのに数学をやるのかって?
説明しよう。
この世には3つ大人の猫になるために学ばなければならないことがある。
一つ目. 自分の系統魔法 これはそれぞれの猫で違う。私で言う雷。凛音で言う風だ。これは生まれたときに決まり、2つ使えるとかは
滅多に無い。
二つ目. 日常魔法 これはどんな猫でも使える。例えば物体移動魔法とか薬の煎じ方とか。
三つ目. 普通の勉強 いわゆる数学、国語、社会だ。テストもちゃんとある。ちなみに明日だ。・・・え?明日?やっべ何もしてない。
私的に一番楽しいのは系統魔法だ。まあそりゃそうだ、自分の得意な魔法なんだから。しかし、授業時間は一番少ない。理由はこの魔法は成長するに従って強くなることが多いのでほっといても大丈夫だから。例えば、「サンダーフラッシュ」雷系統の魔法だがこれは目くらまし用だ。しかし成長するにつれ目くらましだけでなく幻覚も見せることができるらしい。私はまだ出来ないが。
それにしても今日の授業は格別に眠いな・・・。もう寝ちゃおうかな・・・。いやだめだ。でも後ろから二番目だからバレないんじゃないか?うーん、当てられたとき困るな。しっかし眠い・・・zzzz...
「雷音!起きて!雷音!当てられてるよ!雷音ーーーっ!」
「ふ・・・フミャッ?!」
「はい、雷音さん、この法則を答えてください。」
・・・は?
どうやら結構寝てたらしい。今何を聞かれてるんだろ。・・・分からん。
※このあと凛音に答えを教えてもらいました!
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
月曜日 二時間目 日常魔法
「これから日常魔法実習授業を始めます。」
一週間に5回の実習が始まった。教室はHRではなく演習室だ。
「今日やる魔法は風景切り取り魔法でーす。」
「先生、それってカメ」
「うまく行けば風景がそっくりそのまま好きな大きさに切り取れるはずです。」
智輝が何か言いかけたがそれを遮って先生が話を続けた。
「この魔法が使えるようになることであの小さな四角い機械がいらなくなります!」
おおお、という声が上がった。
「加工は出来るんですか?」
琴が言った。
「出来ますよー、でも別の魔法が必要なのでそれはまた今度。あ、でも組み合わせ魔法って知ってます?」
2つの物を組み合わせて一つにする初級魔法だ。
「あれを使えば写真を変えることは出来ますよ。」
ん?もしかしてこの魔法を使えば・・・。むふふふふっ
「雷音?どうしたのニヤけちゃって。」
ハッと我に返った。いけない、この計画は流石に凛音にも教えられない。たぶん、いや絶対告げ口される。
「なんでもないよアハハ」
変な顔をされたが大丈夫だろう。すると前で魔法の説明が始まった。
「この魔法の呪文はズバリ!” 写せま目の中シャッターオン " です!」
・・・は?そのまんますぎて引くわ。
「はい、やってみましょう!ポイントは移したい場所に目の力をこめ、指に力を入れることです!」
え。周りを見るとやる気満々の凛音が立ち上がっていた。
「写せま目の中シャッターオン!」
「凛音ちょ待っ」
凛音は雷音を移したのだ。凛音の手の中に白い光が生まれ小さな紙がはらりと出てきた。あーこれほんとに小さい四角い機械が要らなくなるやつ。
「ふふふっ、どうかな〜♡」
凛音が紙を拾い上げ、雷音は後ろから覗き込んだ。・・・がなかなか酷かった。猫、というより黒い毛の塊のようだ。私の青と緑の目は色が混じり合って両目とも青緑色になっていた。そして何より尻尾がなかった。
「「・・・。」」
「あら、いい出来じゃない。最初にしては。これは・・・雷音を写したの?」
「・・・ええ、まあ。」
「こういうもんよ、頑張りなさーい。」
・・・計画がだめになるかもしれない。よし、練習じゃあ!!!
「写せま目の中シャッターオン!」
智輝を写した。やはりひどい。灰色の塊だ。くう、
「写せま目の中シャッターオン!シャッターオン!シャッターオン!」
とりあえず繰り返しじゃあ!!!!!雷音は写真を撮りまくった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キーンコーンカーンコーン。
「はーい、片付けてくださーい、・・・雷音さん、大丈夫ですか?」
授業後、雷音は写真に埋もれて見えなくなっていた。
すると、ガサガサ音がして、写真の山の中から黒い腕が出てきた。バッと飛び出すと体に引っかかった写真を払った。凛音は写真を拾い上げ、確認する。何と全部智輝のであった。・・・そしてその写真達から恨みの気を感じるのは気のせいだろうか。
「凛音ーーー!見てっ!」
見せられた一枚の写真にはあの四角い機械並みにくっきり写った智輝がいた。
そして授業後、雷音は狂ったように笑いながら智輝の大量の写真を雷で燃やしていた・・・。
一週間に5回の実習が始まった。教室はHRではなく演習室だ。
「今日やる魔法は風景切り取り魔法でーす。」
「先生、それってカメ」
「うまく行けば風景がそっくりそのまま好きな大きさに切り取れるはずです。」
智輝が何か言いかけたがそれを遮って先生が話を続けた。
「この魔法が使えるようになることであの小さな四角い機械がいらなくなります!」
おおお、という声が上がった。
「加工は出来るんですか?」
琴が言った。
「出来ますよー、でも別の魔法が必要なのでそれはまた今度。あ、でも組み合わせ魔法って知ってます?」
2つの物を組み合わせて一つにする初級魔法だ。
「あれを使えば写真を変えることは出来ますよ。」
ん?もしかしてこの魔法を使えば・・・。むふふふふっ
「雷音?どうしたのニヤけちゃって。」
ハッと我に返った。いけない、この計画は流石に凛音にも教えられない。たぶん、いや絶対告げ口される。
「なんでもないよアハハ」
変な顔をされたが大丈夫だろう。すると前で魔法の説明が始まった。
「この魔法の呪文はズバリ!” 写せま目の中シャッターオン " です!」
・・・は?そのまんますぎて引くわ。
「はい、やってみましょう!ポイントは移したい場所に目の力をこめ、指に力を入れることです!」
え。周りを見るとやる気満々の凛音が立ち上がっていた。
「写せま目の中シャッターオン!」
「凛音ちょ待っ」
凛音は雷音を移したのだ。凛音の手の中に白い光が生まれ小さな紙がはらりと出てきた。あーこれほんとに小さい四角い機械が要らなくなるやつ。
「ふふふっ、どうかな〜♡」
凛音が紙を拾い上げ、雷音は後ろから覗き込んだ。・・・がなかなか酷かった。猫、というより黒い毛の塊のようだ。私の青と緑の目は色が混じり合って両目とも青緑色になっていた。そして何より尻尾がなかった。
「「・・・。」」
「あら、いい出来じゃない。最初にしては。これは・・・雷音を写したの?」
「・・・ええ、まあ。」
「こういうもんよ、頑張りなさーい。」
・・・計画がだめになるかもしれない。よし、練習じゃあ!!!
「写せま目の中シャッターオン!」
智輝を写した。やはりひどい。灰色の塊だ。くう、
「写せま目の中シャッターオン!シャッターオン!シャッターオン!」
とりあえず繰り返しじゃあ!!!!!雷音は写真を撮りまくった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キーンコーンカーンコーン。
「はーい、片付けてくださーい、・・・雷音さん、大丈夫ですか?」
授業後、雷音は写真に埋もれて見えなくなっていた。
すると、ガサガサ音がして、写真の山の中から黒い腕が出てきた。バッと飛び出すと体に引っかかった写真を払った。凛音は写真を拾い上げ、確認する。何と全部智輝のであった。・・・そしてその写真達から恨みの気を感じるのは気のせいだろうか。
「凛音ーーー!見てっ!」
見せられた一枚の写真にはあの四角い機械並みにくっきり写った智輝がいた。
そして授業後、雷音は狂ったように笑いながら智輝の大量の写真を雷で燃やしていた・・・。
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
月曜日 三時間目 魔法古代語
「Let's repeat after me!」
三時間目。魔法古代語の授業が始まった。魔法古代語は正直どうでもよさげな科目だがその実とても大切だ。はるか昔に書かれた書や暗号によく使われているからだ。
「Today's CAN-DO is " stand for "」
・・・ん?
「Forexample, USA stands for United States of America.」
はい。
「零!UK stands for〜?」
「It stands for United Kingdom.」
うん、そうだね。さすが零。
「雷音!」
「Yes.」
まじか。私?
「UFO stands for~?」
・・・え。あのUFO?
「It stands for kupnoodle.」
カップヌードルの事だよね?
「NO!!!」
は?
「Again!」
「・・・I don't know!」
「・・・See you!」
こうして授業は終わった。
三時間目。魔法古代語の授業が始まった。魔法古代語は正直どうでもよさげな科目だがその実とても大切だ。はるか昔に書かれた書や暗号によく使われているからだ。
「Today's CAN-DO is " stand for "」
・・・ん?
「Forexample, USA stands for United States of America.」
はい。
「零!UK stands for〜?」
「It stands for United Kingdom.」
うん、そうだね。さすが零。
「雷音!」
「Yes.」
まじか。私?
「UFO stands for~?」
・・・え。あのUFO?
「It stands for kupnoodle.」
カップヌードルの事だよね?
「NO!!!」
は?
「Again!」
「・・・I don't know!」
「・・・See you!」
こうして授業は終わった。
ライトニングサウンド- 未登録ユーザー
WARRIORS BBS :: 小説投稿フォーラム :: オリジナル部族系小説
Page 1 of 1
Permissions in this forum:
返信投稿: 可
|
|