スカイライトの創作オリ部族

by आकाश प्रकाश Thu Feb 10, 2022 11:42 am

ここには代理猫スカイライトを主に題材とした小説や、絵、漫画などを投稿していきます！

左が重要キャラのエンドレスギャラクシー、真ん中が主人公、スカイライト、右端がスノーブリザード

by आकाश प्रकाश Thu Feb 10, 2022 11:51 am

登場猫紹介（重要キャラのみ）

《名前》
スカイライト

《意味》
空の光

《スペル》
SKYLIGHT

《性別》
♀

《毛の長さ》
長毛

《見た目》
とても薄い水色の被毛に額と背中に青色の模様がある。胸と腹は白。尾はふさふさで先が青い。すべての足に同じ青色の模様がある。全体的に毛は長くてさらさらしている

《性格》
· 話し方はオスっぽいが考え方はメスっぽい（中性的）
·普段の接し方や話し方は冷たくそっけない。（クール、ツンデレ）でも弱いものを見ると放っておけない優しい一面もある。
·ひねくれ者
プライドが高い
·場をまとめるのが得意。
·リードしたいタイプ。リードされるのは嫌い。
·参謀タイプ
·自分正しいと思っている限り、絶対に諦めないのでたまに始末が悪い（しつこい）
·気まぐれ
·怒ると声は多少荒げるものの、冷静にやたらと理屈を並べはじめる
·殆ど誰の事も信用していない（疑り深い）
·自分の目で見たものしか信じない

《その他詳細》
満月の夜になるとオオカミの姿になることができる。だが、そのことを知っているものはほとんどいない。
強がっているが臆病
戦いより狩りのほうが得意だが、戦いで怪我をする事があまりないので、周りから強いと思われている。しかし、警戒心が強く攻撃をかわすのが上手いだけで、あまり戦力にはならない。

《子猫期》
毛がもう少しモフッとしていた
今よりも臆病
無邪気な部分はあったが子猫の頃から大人びていた

《好き》冬、雪、

《嫌い》人間、水、またたび、騒音

《怖い》死、火、裏切り、

《口癖》〜な　〜だが　てかさ　なんで？　ふざけんなよ　

《人称》一人称　私、自分
　　　　二人称　君、名前呼び
　　　　三人称　君たち、名前呼び

編集して、エンドレスギャラクシーとスノーブリザードの紹介も後ほど載せます

by आकाश प्रकाश Thu Feb 10, 2022 11:53 am

ウルフ族　オオカミの縄張りで暮らす部族
フォックス族　キツネの縄張りで暮らす部族
クーガー族　クーガーの縄張りで暮らす部族
リンクス族　オオヤマネコの縄張りで暮らす部族

（ここも編集して後ほどオリ部族のキャラとあと一つの部族名書きます）

by आकाश प्रकाश Thu Feb 10, 2022 2:37 pm

第一話

スカイライトは下生えを駆け抜け、躊躇することなく目の前に迫った倒木を一飛で飛び越え、ツタが垂れ下がった老木の枝の下をスピードを落とすことなく、くぐり抜けた。
獲物を追うでもなく、ただ、この青葉の季節の森を駆け抜けるのは爽快だった。やにわに慌てて逃げ出そうとするリスの姿が視界に入った。スカイライトがかぎ爪をのばし捕らえようとしたその時、エンドレスギャラクシーがヒースの茂みの奥から飛び出してきた。ぶつかりそうになったスカイライトは慌てて急停止した。リスは木に駆け上っていった。
「スカイライト、探してたんだ！」エンドレスギャラクシーが目を輝かせた。
「君のせいでリスを取り逃がしたんだが？」スカイライトは唸った。
「え？そうなの？ごめんなさい！」エンドレスギャラクシーは慌てた様子で言った。
「まあ、それはいいよ」スカイライトは耳をピクリと動かした「で、なんで探してたの？」
「君と狩りがしたかったんだよ」エンドレスギャラクシーがさっと一振りした尾は、茂みに当たり音をたてた。そして小動物が逃げていくかすかな音がした。エンドレスホライズンはぎくっと小動物が逃げていく音がした方を見た。
「本当に狩りをするのか？」スカイライトは呆れて言った。
「もちろんだよ。さあ行こう」エンドレスギャラクシーは駆け出した。
「このあたりにうさぎはいないけどな」スカイライトはぼそっと言った。
走る速さが大切なのはうさぎを狩るときくらいだ。
　スカイライトはふと、看護猫にミントをとってきてくれと言われていたことを思い出した。
「エンドレスギャラクシー！そのあたりにミントは生えてないか？」スカイライトは少し前にいるエンドレスギャラクシーに聞いた。
エンドレスギャラクシーがあたりを見渡してるのが見えた。
「ないよ。あ、でもここにナツシロギクがある！」
エンドレスギャラクシーはぱっと駆け出した。
スカイライトはエンドレスギャラクシーがかいでいる薬草の茂み見て顔を顰めた。
「ナツシロギク、いいにおいするよな。ナツシロギクは咳に効くしいい匂いがするし良い薬草だと、僕は思ってるんだ！喉の痛みにも効くしな」エンドレスギャラクシーが自信満々に言った。
「おう、すごいじゃないか」スカイライトはエンドレスホライズンにぐっと近づいた。「間違いをそんなに自信満々に語れるとはな」スカイライトは皮肉りエンドレスギャラクシーの鼻先についた薬草のくずを尾で払った。「これはカモミールだよ。」
「えっ！？」エンドレスギャラクシーは口をあんぐり開け、カモミールの茂みを嗅いだ。「ナツシロギクだと思ったのにな」
「それに、ナツシロギクは熱冷ましに使うんだよ。」スカイライトは面白がってひげをピクピクさせた。
「さ、狩りをしながらミントを探そう」スカイライトは獲物を探しながら歩き出した。しかし、しばらくして猫の叫び声が聞こえた気がして立ち止まった。
「今何か聞こえなかったか？」スカイライトはもっとよく聞き取ろうと神経を集中させた。
エンドレスギャラクシーも耳をせわしなく動かしている「そうか？何も聞こえないけど」エンドレスギャラクシーはこちらに向き直った「しいて言えば、木がざわめいてるよ」
「そんな音じゃないよ」スカイライトはイライラと尾を振り動かした。
また、音が聞こえた。叫び声、うめき声...猫が争っている音だ！スカイライトはそう気づいた。
「あれは争ってる音だ。族との境界線あたりで戦ってるんだ！」スカイライトは緊迫した声で言った。
エンドレスギャラクシーははっとした様子でスカイライトを守るように前に立ちふさがった。スカイライトはうんざりして鼻を鳴らした。
スカイライトはエンドレスギャラクシーの横をすり抜けた。「様子を見に行こう」
　ウィンド族との境界線に近づくにつれて争う音は大きくなってきた。
ひときは大きな悲鳴が響き下生えを駆け抜けると猫たちが入り乱れて戦っていた。
「ウィンド族のほうが数が多い。なんでクーガー族に攻撃されなきゃいけないんだ...」スカイライトは呟いた。激しい戦いを前に逃げ腰になってもいた。
しかしエンドレスギャラクシーは少しも恐れることなく堂々とし、スノーブリザードを押さえつけて引っ掻いている二匹のクーガー族の戦士めがけて飛びかかった。
スカイライトもあとに続き、エンドレスギャラクシーに加勢した。スカイライトはスノーブリザードを押さえつけているもう一匹のウィンド族の戦士の首筋にかぎ爪を突き立て引き裂いた。鮮血が弧を描いて飛び散りスカイライトは返り血を浴びた。ウィンド族の戦士は悲鳴をあげ、立ち上がってかぎ爪をぎらつかせているエンドレスギャラクシーの横をすごいスピードで駆け抜けていった。
「スカイライト危ない！」
エンドレスギャラクシーが叫ぶ声が聞こえた。しかしスカイライトはすでに自分に狙い定め飛びかかってきていることに気づいていた。だが、スカイライトがその猫をかわすより先にエンドレスギャラクシーが横から片足で殴り飛ばした。
エンドレスギャラクシーはスカイライトのそばに華麗に着地し、スカイライトの肩にそっと尾を触れてなにかささやいた。きみを守る確かそう聞こえた気がした。いつもならばかばかしいと鼻を鳴らすところだが、今はそれどころではなかった。
次に飛びかかってきたクーガー族の戦士もエンドレスギャラクシーがかぎ爪を出した前足で殴り飛ばした。スカイライトはオルカファングを投げ飛ばしまっすぐこちらに向かってきた戦士の攻撃を高く飛び上がってかわすと前足を軸にして向きを変え、攻撃を仕掛けてきた戦士の背中にかぎ爪を突き立てて着地した。戦士はスカイライトを振り落とそうと仰向けに倒れようとしたがスカイライトは下敷きにされる前に余裕を持って飛び降り、エンドレスギャラクシーを突き飛ばして向かってきたクーガー族の戦士に向き直った。
青葉の季節の太陽の光を浴び、敵の猫のかぎ爪がぎらりと光った。光に目がくらみ一瞬よろけたが間一髪、横に転がって鋭いかぎ爪をかわし、素早く立ち上がるとバランスを崩した敵を突き飛ばして押さえつけた。後ろ足で腰を激しく蹴りつけると敵はスカイライトのかぎ爪からむりやり抜け出しクーガー族の縄張りに戻っていった。
クーガー族の戦士が散り散りになって自分の縄張りに戻っていくのをスカイライトは肩で息をしながら見送った。
傷だらけの仲間の間をぬってエンドレスギャラクシーが現れた。「あいつら、なんで攻撃してきたんだ？」エンドレスギャラクシーは呟いた。そしてスカイライトの事を心配そうに見つめた。「大丈夫かい？」
スカイライトはいつものようにそっけなく返そうとして思い直した。「ありがとう。私は大丈夫だよ」
スカイライトはエンドレスギャラクシーと並んでクーガー族の縄張りを眺めた。