闇の支配者と光の旅猫
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小説、何が好き?
闇の支配者と光の旅猫
いやぁまた書いちゃいました
まだ色々終わってないのに。登場人物は、また明日ね
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ファイヤウィング- 族長
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
投票に、迷うを入れ忘れてました。
迷うな人、投票しててもいいので、likeここに入れてね
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ファイヤウィング- 族長
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
Character
旅猫
スターフラッシュ(星の閃光)
早くに両親をなくしたが、自分で獲物のとり方を覚え、仲間探しのたびに出ている。
一応、薬草の知識はある。
死の森に住む、ダークキャット達
フォレストルーラー(森の支配者)♂
ダークキャット達のリーダー。猫を殺したことがなく、実は優しい。
メープルリーフ(カエデの葉)♀
副リーダーで、頭の回転が速い。
グリーンリーフ(緑の葉)♀
わがままで幼い。
モシーフット(苔の足)♂
グリーンリーフの召使いで、冷静。
ブラッドショルダー(血の肩)♂
肩を怪我している。結構友好的。
ファイナルストライク(最後の光線)♂
愛想は悪い。足の付根から足先まで、金色っぽい茶色。
旅猫
スターフラッシュ(星の閃光)
早くに両親をなくしたが、自分で獲物のとり方を覚え、仲間探しのたびに出ている。
一応、薬草の知識はある。
死の森に住む、ダークキャット達
フォレストルーラー(森の支配者)♂
ダークキャット達のリーダー。猫を殺したことがなく、実は優しい。
メープルリーフ(カエデの葉)♀
副リーダーで、頭の回転が速い。
グリーンリーフ(緑の葉)♀
わがままで幼い。
モシーフット(苔の足)♂
グリーンリーフの召使いで、冷静。
ブラッドショルダー(血の肩)♂
肩を怪我している。結構友好的。
ファイナルストライク(最後の光線)♂
愛想は悪い。足の付根から足先まで、金色っぽい茶色。
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
プロローグ
素早い足取りで、黄金色の、目のむらさきのメス猫は急な崖を駆け下りていく。
その崖の先に見えるのは、森。
この猫が、どんな危険も顧みずに旅へ出る理由は、仲間を探すため。
この猫が頼れる仲間は、いない。
だから、旅へ出る。
たとえ、ボロボロになっても、
自分を歓迎してくれる仲間がいると信じて。
素早い足取りで、黄金色の、目のむらさきのメス猫は急な崖を駆け下りていく。
その崖の先に見えるのは、森。
この猫が、どんな危険も顧みずに旅へ出る理由は、仲間を探すため。
この猫が頼れる仲間は、いない。
だから、旅へ出る。
たとえ、ボロボロになっても、
自分を歓迎してくれる仲間がいると信じて。
ファイヤウィング- 族長
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
第一章
「嘘だろ!?あの森に行くのかよ!」
直ぐ側の集落に住んでいる老猫から話を聞く。
「あの森は、猫は住んでいるが悪い奴らだ。近づかないほうが良い。」
へえ、猫は住んでるのね。
じゃあ、行ってみるしかないわ。
「ありがと!おじいさん」
後ろから老猫の怒鳴る声が聞こえてきたが、無視する。
多分、おじいさんとは何だ。とか言ってるんでしょう。
そんなのに構うほど、暇じゃないの。
しかも、あそこには迎え入れてもらえなかった。
そんな猫の話は聞くもんか。
森に踏み入ると、一斉に小鳥が飛び立った。
その中には、蝶や、蜂など、虫も混ざっていたため、私は逃げ出した。
逃げたと言っても、森の奥深くに。
目をつむっていたせいで、前が見えず、谷に突っ込んだようだ。
つまり、足場が消えた。
「〜〜!?」
体勢を変えきれず、背中から落ちる。
もっと強い衝撃が来るかと思っていたが、私の体はなんともない。
私を支えていたのは、猫だった。
「嘘だろ!?あの森に行くのかよ!」
直ぐ側の集落に住んでいる老猫から話を聞く。
「あの森は、猫は住んでいるが悪い奴らだ。近づかないほうが良い。」
へえ、猫は住んでるのね。
じゃあ、行ってみるしかないわ。
「ありがと!おじいさん」
後ろから老猫の怒鳴る声が聞こえてきたが、無視する。
多分、おじいさんとは何だ。とか言ってるんでしょう。
そんなのに構うほど、暇じゃないの。
しかも、あそこには迎え入れてもらえなかった。
そんな猫の話は聞くもんか。
森に踏み入ると、一斉に小鳥が飛び立った。
その中には、蝶や、蜂など、虫も混ざっていたため、私は逃げ出した。
逃げたと言っても、森の奥深くに。
目をつむっていたせいで、前が見えず、谷に突っ込んだようだ。
つまり、足場が消えた。
「〜〜!?」
体勢を変えきれず、背中から落ちる。
もっと強い衝撃が来るかと思っていたが、私の体はなんともない。
私を支えていたのは、猫だった。
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
第二章
「ふぅ、危なかったねぇ」
私を支えていた猫は、ふわりとした笑顔で微笑みかけてくれた。
首周りの毛はもふもふで、他の毛は短毛だ。
「僕はトランクイルレヴェリーだよ。」
私をキャッチできるなんて、意外に力、強いのね。
「とりあえず、擦り傷とかあるから、一回僕達のすみかに行こっか。」
ちょっとまって?
「ねぇ、あなた、ダークキャットでしょう?なんで私を助けるの?」
トランクイルレヴェリーは振り向いてニッコリと微笑んだ。
「僕達は、森に迷い込んだ猫を助けるための集団だよ。他にも、この森にいる危険なものとかを、ここに留める役割があるんだ。」
え?そんなこと、あの老猫入ってなかったじゃない!
あの嘘つきめ!
ついていくと、小さい空き地に出た。
薬草がたくさん生えている反面、一角はボロボロに荒らされている。
「新入りかい?レヴェリー。」
ほっそりしたオス猫が、小さいメス猫とともに、空き地を横切ってきた。
「いや、崖から落ちたところを救出しました。」
正直に伝えなくてもいいじゃない。
顔がほてる。
「部屋に連れてってやる。こい。」
意外と優しい集団なのね。
ここなら、仲間入りできるかも
「ふぅ、危なかったねぇ」
私を支えていた猫は、ふわりとした笑顔で微笑みかけてくれた。
首周りの毛はもふもふで、他の毛は短毛だ。
「僕はトランクイルレヴェリーだよ。」
私をキャッチできるなんて、意外に力、強いのね。
「とりあえず、擦り傷とかあるから、一回僕達のすみかに行こっか。」
ちょっとまって?
「ねぇ、あなた、ダークキャットでしょう?なんで私を助けるの?」
トランクイルレヴェリーは振り向いてニッコリと微笑んだ。
「僕達は、森に迷い込んだ猫を助けるための集団だよ。他にも、この森にいる危険なものとかを、ここに留める役割があるんだ。」
え?そんなこと、あの老猫入ってなかったじゃない!
あの嘘つきめ!
ついていくと、小さい空き地に出た。
薬草がたくさん生えている反面、一角はボロボロに荒らされている。
「新入りかい?レヴェリー。」
ほっそりしたオス猫が、小さいメス猫とともに、空き地を横切ってきた。
「いや、崖から落ちたところを救出しました。」
正直に伝えなくてもいいじゃない。
顔がほてる。
「部屋に連れてってやる。こい。」
意外と優しい集団なのね。
ここなら、仲間入りできるかも
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
第三章
「いってぇ!」
ファイナルストライクが、アザミのトゲを踏んづけたらしい。
痛そうに顔をしかめて帰ってきた。
「はじめまして。スターフラッシュです」
ファイナルストライクは、うんざりしたような顔をした
「また新入りかよ。もう、獲物が足りないんだよ!」
もしかして、森にいる危険なものに、獲物をとられてるのかしら
そもそも、危険なものとは、何?
「スターフラッシュ。ちょっといいかい?」
フォレストルーラーだ。
部屋から尻尾で招いている。
その部屋の中に入る。
「なぁ、スターフラッシュ。なんで旅をしているのか教えてくれ。」
唐突な質問に、戸惑う。
「仲間入りするつもりなら、教えてほしいんだ。」
フォレストルーラーの真っ直ぐな瞳に魅せられて、話すことを決める。
「私が、旅を始めた理由は・・・」
「いってぇ!」
ファイナルストライクが、アザミのトゲを踏んづけたらしい。
痛そうに顔をしかめて帰ってきた。
「はじめまして。スターフラッシュです」
ファイナルストライクは、うんざりしたような顔をした
「また新入りかよ。もう、獲物が足りないんだよ!」
もしかして、森にいる危険なものに、獲物をとられてるのかしら
そもそも、危険なものとは、何?
「スターフラッシュ。ちょっといいかい?」
フォレストルーラーだ。
部屋から尻尾で招いている。
その部屋の中に入る。
「なぁ、スターフラッシュ。なんで旅をしているのか教えてくれ。」
唐突な質問に、戸惑う。
「仲間入りするつもりなら、教えてほしいんだ。」
フォレストルーラーの真っ直ぐな瞳に魅せられて、話すことを決める。
「私が、旅を始めた理由は・・・」
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Re: 闇の支配者と光の旅猫
ここから、スターフラッシュの回想に入ります。
第四章
ある、蒸し暑い猛暑の日。
私は、いつものように苔の上で丸くなっていた。
危ないことがあっても、一族の仲間が守ってくれる。
なので、いつも安心していた。
突然、外で唸り声がした。
出てみると、すみかが痩せ細った猫たちによって囲まれていた。
大群だが、力も弱そうなので、私は勝てると信じ込んでいた。
長の合図によって、一族の仲間が飛びかかっていく。
その中には、家族がいた。
私達子猫は、すみかの外の茂みの中に隠れていろと言われたので、そこから覗いていた。
戦況は、最初は、一族が勝っていた。
でも、途中からごつい大きい猫たちが、すみかの中になだれ込んできて、一気に不利になった。
大人たちは、私達子猫を逃して、戦った。
そして、負けた。
私達は、一生懸命逃げた。
最初は、六匹いた。
二匹、途中ではぐれ、
後三匹は、獲物を十分にとってやれなかったため、飢え死にしてしまった。
私は、もともと少食だった為助かった。
でも、心の中の痛みは膨れ上がり、旅をすることにした。
誰にも受け入れてもらえず、力ずくで追い出されることもあった。
「・・・です」
第四章
ある、蒸し暑い猛暑の日。
私は、いつものように苔の上で丸くなっていた。
危ないことがあっても、一族の仲間が守ってくれる。
なので、いつも安心していた。
突然、外で唸り声がした。
出てみると、すみかが痩せ細った猫たちによって囲まれていた。
大群だが、力も弱そうなので、私は勝てると信じ込んでいた。
長の合図によって、一族の仲間が飛びかかっていく。
その中には、家族がいた。
私達子猫は、すみかの外の茂みの中に隠れていろと言われたので、そこから覗いていた。
戦況は、最初は、一族が勝っていた。
でも、途中からごつい大きい猫たちが、すみかの中になだれ込んできて、一気に不利になった。
大人たちは、私達子猫を逃して、戦った。
そして、負けた。
私達は、一生懸命逃げた。
最初は、六匹いた。
二匹、途中ではぐれ、
後三匹は、獲物を十分にとってやれなかったため、飢え死にしてしまった。
私は、もともと少食だった為助かった。
でも、心の中の痛みは膨れ上がり、旅をすることにした。
誰にも受け入れてもらえず、力ずくで追い出されることもあった。
「・・・です」
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