✰水平線に向かって✰
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小説、何が好き?(第二回)
✰水平線に向かって✰
ペトレルの話ですよ!
続くかもしれないし、放置小説増やすかもしれませんがヨロシクお願いいたします。
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ファイヤウィング- 族長
- 投稿数 : 549
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Re: ✰水平線に向かって✰
〈Character〉
ストームペトレル (海燕)♀
走るのが早く、ノリが良い。耳の先に少し黒がある白猫。
トータルソーラーエクリプス(日食)♂
ポジティブで、明るい性格。後ろ足にオレンジ色の丸い模様がある黒猫。
トータルルナエクリプス(月食)♀
ネガティブで、暗い性格。後ろ足に黄色の三日月のような模様がある黒猫。
バスタードサフラン(紅花)♀
クールで、冷静。尻尾の先がショウガ色になっている黒と灰色のトラ猫。
ホースチェスナット(トチの木)♂
リーダーシップがあり、みんなのまとめ役。焦げ茶のトラ猫。
クロシェットネビュルーズ(鈴の星雲)♂
心優しく、イケボで、毛がボサボサしている。後ろ足にピンク色の星の模様がある薄茶の猫。
ペリウィンクルドロージー(ウトウトしている日々草)♂
いつも無表情で、感情がわからない。黄色がかった白猫。
ストームペトレル (海燕)♀
走るのが早く、ノリが良い。耳の先に少し黒がある白猫。
トータルソーラーエクリプス(日食)♂
ポジティブで、明るい性格。後ろ足にオレンジ色の丸い模様がある黒猫。
トータルルナエクリプス(月食)♀
ネガティブで、暗い性格。後ろ足に黄色の三日月のような模様がある黒猫。
バスタードサフラン(紅花)♀
クールで、冷静。尻尾の先がショウガ色になっている黒と灰色のトラ猫。
ホースチェスナット(トチの木)♂
リーダーシップがあり、みんなのまとめ役。焦げ茶のトラ猫。
クロシェットネビュルーズ(鈴の星雲)♂
心優しく、イケボで、毛がボサボサしている。後ろ足にピンク色の星の模様がある薄茶の猫。
ペリウィンクルドロージー(ウトウトしている日々草)♂
いつも無表情で、感情がわからない。黄色がかった白猫。
最終編集者 ファイヤウィング [ Fri Nov 11, 2022 4:20 pm ], 編集回数 1 回
ファイヤウィング- 族長
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Re: ✰水平線に向かって✰
Prologue
塩辛く、湿った風が毛を撫でるように吹き付ける。
冷たい海風のはずなのに、生暖かい。
まるで、火事が起きているみたい。
そして、辺り一面に広がるのは、透き通った青い海。
穏やかに波が立ち、小魚が泳ぎ回る。
どこまでも続く水平線を、私は始めて見た。
なんてきれいなんだろう。
海が、私を呼んでいる・・・
塩辛く、湿った風が毛を撫でるように吹き付ける。
冷たい海風のはずなのに、生暖かい。
まるで、火事が起きているみたい。
そして、辺り一面に広がるのは、透き通った青い海。
穏やかに波が立ち、小魚が泳ぎ回る。
どこまでも続く水平線を、私は始めて見た。
なんてきれいなんだろう。
海が、私を呼んでいる・・・
ファイヤウィング- 族長
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Re: ✰水平線に向かって✰
ここにもペリウィンクル入れるわ。好きなキャラだから。
登場猫変更した。
One episode
甘く優しい夢を、無理やり中断させ、私は飛び起きる。
「海に、行かなきゃっ・・・」
仲間たちは、疑問の表情を浮かべる。
「わぁ、旅をするの?ソラ、憧れるなぁ・・・」
トータルソーラーエクリプス。
みんな、『ソラ』って呼んでる。
「・・・敵とか・・・危険・・・ルナは行きたくない。」
トータルルナエクリプス。
みんな、『ルナ』って呼んでる。
「まぁまぁ、いいじゃん。一緒に行こうよ」
クロシェットネビュルーズ。
みんな、『クロ』って呼んでる。
「ぼくはどっちでもいいかな。すきにしていいよ。」
ペリウィンクルドロージー。
みんな、『ペリ』って呼んでる。
「私も、行きたいかも。」
バスタードサフラン。
みんな、『フラン』って呼んでる。
「行きたいって言ってる猫が多いから、行こうか。ここでの目的は済んだし」
ホースチェスナット。
みんな、『チェス』って呼んでる。
ちなみに私のことはみんな、ペトレルって呼んでる。
「ヤッタァ!」
ソラが飛び上がって喜び、ルナが肩をすくめた。
「みんながそういうのなら、良いわ」
「じゃあ、ぼくはみんなのにもつをまとめるね。・・・いくってなったんだから、はやくみんなもじゅんびしてね。」
力のない声でペリが呼びかける。
それにしても、あの夢はなんだったのだろう。
海が、私を呼ぶ。
登場猫変更した。
One episode
甘く優しい夢を、無理やり中断させ、私は飛び起きる。
「海に、行かなきゃっ・・・」
仲間たちは、疑問の表情を浮かべる。
「わぁ、旅をするの?ソラ、憧れるなぁ・・・」
トータルソーラーエクリプス。
みんな、『ソラ』って呼んでる。
「・・・敵とか・・・危険・・・ルナは行きたくない。」
トータルルナエクリプス。
みんな、『ルナ』って呼んでる。
「まぁまぁ、いいじゃん。一緒に行こうよ」
クロシェットネビュルーズ。
みんな、『クロ』って呼んでる。
「ぼくはどっちでもいいかな。すきにしていいよ。」
ペリウィンクルドロージー。
みんな、『ペリ』って呼んでる。
「私も、行きたいかも。」
バスタードサフラン。
みんな、『フラン』って呼んでる。
「行きたいって言ってる猫が多いから、行こうか。ここでの目的は済んだし」
ホースチェスナット。
みんな、『チェス』って呼んでる。
ちなみに私のことはみんな、ペトレルって呼んでる。
「ヤッタァ!」
ソラが飛び上がって喜び、ルナが肩をすくめた。
「みんながそういうのなら、良いわ」
「じゃあ、ぼくはみんなのにもつをまとめるね。・・・いくってなったんだから、はやくみんなもじゅんびしてね。」
力のない声でペリが呼びかける。
それにしても、あの夢はなんだったのだろう。
海が、私を呼ぶ。
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Re: ✰水平線に向かって✰
Two episodes
「早く行く準備をしなくちゃいけないわよ。自分から言いだしたんでしょ」
フランが厳しく言ったが、笑いをこらえているのが目でわかった。
旅に向けて、獲物の蓄えを獲っているのだが、なかなか捕まらない。
「おう!ペトレル!そっちはどうだ?」
何も取れていないことを示すと、クロは大げさに顔をしかめた。
「こっちもやっぱり獲れなかった。 ふん。」
「そんな事言わないでぇ。ルナ。ソラも頑張ったんだよぉ」
ソラは目をうるうるさせながら訴えた。
ルナは優しくそれを見つめる。
この二匹の仲は恋に疎い私でもわかる。
「・・・もう獲物持ちきれないかもしれないから、そろそろ行こうか。」
そうだ!
できるだけ早く出発したい。
チェスは、みんなの準備ができているかを再確認している。
「よぉし!それじゃあ、let's go!」
ソラの明るい号令で、私達は歩き出した。
旅の、始まりに、海も喜んでいる。
「早く行く準備をしなくちゃいけないわよ。自分から言いだしたんでしょ」
フランが厳しく言ったが、笑いをこらえているのが目でわかった。
旅に向けて、獲物の蓄えを獲っているのだが、なかなか捕まらない。
「おう!ペトレル!そっちはどうだ?」
何も取れていないことを示すと、クロは大げさに顔をしかめた。
「こっちもやっぱり獲れなかった。 ふん。」
「そんな事言わないでぇ。ルナ。ソラも頑張ったんだよぉ」
ソラは目をうるうるさせながら訴えた。
ルナは優しくそれを見つめる。
この二匹の仲は恋に疎い私でもわかる。
「・・・もう獲物持ちきれないかもしれないから、そろそろ行こうか。」
そうだ!
できるだけ早く出発したい。
チェスは、みんなの準備ができているかを再確認している。
「よぉし!それじゃあ、let's go!」
ソラの明るい号令で、私達は歩き出した。
旅の、始まりに、海も喜んでいる。
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Re: ✰水平線に向かって✰
Three episodes
「ねぇっ!今の見た!?見た!?見なきゃ損だよ!?めっちゃくっちゃきれいだった!!」
ソラは、旅が始まってから一番・・・
良く言えば明るかった。
悪く言えばうるさかった。
ベッコウガラの珍しい蝶を見ただけでもこの騒ぎだ。
「ソラ、うるさい。たびにしゅうちゅうできないでしょ。がけからおちるかもしれないし、いぬやきつね、アナグマのちゅういをひくかもしれない。えものも、にげちゃう」
ペリが単刀直入に言う。
ソラは、しゅんとした。
そんなにはっきり言わなくても良かったんじゃない・・・?
「だぁれ?」
茂みの中から、ガサッと子猫が出てきた。
メスで、ブルブルと震えている。
毛はもつれ、耳の片方から出血している。
泥だらけなので、今は黒っぽいけれど、白猫のようだ。
耳の先にかけて、段々と赤っぽくなっていっている。
そして、茶色い斑点がついている。
目は、黄色っぽい。
まるで、百合水仙のようだ。
「私達は、今、旅をしているの。お母さんはどこにいるの?」
子猫は、首を振った。
「わからない。ここで待っててって言われたから、ずっと待ってるけど、来ないの!」
まさか・・?
「いつ、お母さんと別れた?」
「一昨日!」
この子の母猫は、多分もう来ない。
「私達と一緒についてくる?楽しいわよ?」
意外にルナが、優しい口調で子猫に話しかけている。
そういえば、ルナって子猫好きだった気が・・・
「こねこをつれていったらあしでまといにならない?」
相変わらずペリは毒舌だ。
「うん!お姉ちゃんたちと一緒に行く!」
子猫は、ルナに抱きついた。
かわいい!
「あなた、名前は?」
ときくと、子猫は首を傾げた。
「わかんない」
私達は顔を見合わせた。
「じゃあ、アドラブルアルストメリア(愛らしい百合水仙)という名前にしましょう。どう?」
「可愛い名前!良いよ!」
快くOKしてくれた。
仲間が増えたことで、海も嬉しそうだ。
「ねぇっ!今の見た!?見た!?見なきゃ損だよ!?めっちゃくっちゃきれいだった!!」
ソラは、旅が始まってから一番・・・
良く言えば明るかった。
悪く言えばうるさかった。
ベッコウガラの珍しい蝶を見ただけでもこの騒ぎだ。
「ソラ、うるさい。たびにしゅうちゅうできないでしょ。がけからおちるかもしれないし、いぬやきつね、アナグマのちゅういをひくかもしれない。えものも、にげちゃう」
ペリが単刀直入に言う。
ソラは、しゅんとした。
そんなにはっきり言わなくても良かったんじゃない・・・?
「だぁれ?」
茂みの中から、ガサッと子猫が出てきた。
メスで、ブルブルと震えている。
毛はもつれ、耳の片方から出血している。
泥だらけなので、今は黒っぽいけれど、白猫のようだ。
耳の先にかけて、段々と赤っぽくなっていっている。
そして、茶色い斑点がついている。
目は、黄色っぽい。
まるで、百合水仙のようだ。
「私達は、今、旅をしているの。お母さんはどこにいるの?」
子猫は、首を振った。
「わからない。ここで待っててって言われたから、ずっと待ってるけど、来ないの!」
まさか・・?
「いつ、お母さんと別れた?」
「一昨日!」
この子の母猫は、多分もう来ない。
「私達と一緒についてくる?楽しいわよ?」
意外にルナが、優しい口調で子猫に話しかけている。
そういえば、ルナって子猫好きだった気が・・・
「こねこをつれていったらあしでまといにならない?」
相変わらずペリは毒舌だ。
「うん!お姉ちゃんたちと一緒に行く!」
子猫は、ルナに抱きついた。
かわいい!
「あなた、名前は?」
ときくと、子猫は首を傾げた。
「わかんない」
私達は顔を見合わせた。
「じゃあ、アドラブルアルストメリア(愛らしい百合水仙)という名前にしましょう。どう?」
「可愛い名前!良いよ!」
快くOKしてくれた。
仲間が増えたことで、海も嬉しそうだ。
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