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血の中の蜃気楼   

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本家の猫。死なせても…いい?

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投稿 by シャイニングムーン Fri Oct 15, 2021 11:23 pm

これは完結させます!いや,完結できます!(`・∀・´)キリッ
ふふふ。なんで言いきれるかってー?
実はもう何章で何を書くというのは決めてあるから後は小説を書くだけなのさぁー!
ふははははは。フハーッハッハッハッハッ

ふざけましたすみませんでした

本家の登場猫が死ぬのは嫌ダァッっていう人は言ってください!
それに応じて帰るんでっ(`・ω・´)キリッ


ブラッド族
族長? スカージ
副長? ボウン

カオス 緑の目のサバトラの雄猫。ブラッド族の中でも強い猫。スコールドの連れ合い。
スコールド 右前足と尻尾に火傷の痕がある雌猫。白い毛に赤の目。カオスの連れ合い。
ゴースト 白い毛に吸い込まれそうなほどの黒い目の雌猫。カオスとスコールドの娘。
ミラージュ 黒い毛に赤い目の雌猫。ゴーストの妹。
カジュル 産まれつき右前足が棍棒のように変形している。白と灰色のハチワレで黄色の目。ゴーストの弟

シャイニングムーン
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血の中の蜃気楼    Empty Re: 血の中の蜃気楼   

投稿 by シャイニングムーン Sat Oct 16, 2021 9:21 am

プロローグ?的な何か(多分プロローグだと思う)


出会ったらその時が最後。
どう足掻いたって無駄
すぐに殺される
影はすぐそばに潜んでいる。
血も涙もない。
ある時を境に猫達の間に影の噂が広まった。
なんでも猫を殺すとか。
そんなのいるわけがない。俺たちが証明してやる。
戦士達は帰らなかった。
もう暗いし狩りに行くのは危険だよ!
お父さん!行かないで!
大丈夫。お父さんは強いんだから。影なんかに負けないよー?
本当に?
ああ。もちろんだ。すぐに帰ってくるよ。
その日。父猫は帰らなかった。
街に,森に,影ができる。
光のある場所では必ず影ができる…

シャイニングムーン
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血の中の蜃気楼    Empty Re: 血の中の蜃気楼   

投稿 by シャイニングムーン Sat Oct 16, 2021 5:22 pm

第1章


「帰ったぞー!」
夢の中に大きな声が響き,ミラージュは飛び起きた。
カオスだ。
「おとーさん!おかえり!」
弟のカジュルが不自由な前足を使いカオスに不器用に飛びついた。
子供っぽいし,それに変な足。あれじゃあ狩りはできないわ。それにカオス。子供が寝ているかもということは考えないの?バカの塊だわ。
でもそんなことを思っているということを隠し,ミラージュもカオスに飛びついた。
「お父さんおかえりなさい!」
「何を採ってきたの?」
巣穴の奥からスコールドが歩いてきた。
「大きなうさぎだよ。ほらみてごらん。」
そう言ってカオスはうさぎを前に出した。
「まぁ。森へ行ってきたの?」
「ああそうさ。サンダー族の縄張りからとってきた。」
誇らしげに胸を張ったカオスにミラージュは冷たい視線を向けた。もちろん両親がこっちを向いていない時に。
「おねーちゃんどうしたの?」
カジュルに不思議そうな目を向けられミラージュは苛立った。
どうしていつも鼻を突っ込まずにはいられないの?そんなこと普通は聞かないわ。チビでバカなカジュル!
「どうしたのって何が?」
カジュルに口を挟む間も与えず続ける。
「ただサンダー族の縄張りから盗むなんて危険だなって思っただけ」
「ゴーストはどこだ?」
スコールドと話していたカオスが奥をのぞいた。途端に顔を明るくした。
「ゴースト!ただいま!一体それはなんだい?ゴーストが捕まえたのか?」
ゴーストは誇らしげな顔をして小さなハタネズミ をくわえていた。
「みて!初めて捕まえた獲物!」
うわ。ちっさ。
ミラージュは心の中で嘲笑った。
兄弟でもそのネズミの小ささには呆れる。
赤ちゃんでも捕まえたんじゃないの?
私の方がまだマシなものを捕まえられるわ。
「お姉ちゃんすごい!」
カジュルが目を輝かせた。
「そんな獲物どこにいたの?」
ミラージュは皮肉とも感嘆とも取れる声でいった。
「ふふ。すごいでしょう!でも実は上から落ちてきたやつを仕留めただけなのよ。」
「でもすごいぞ。」
え?どこがすごいの?
カオスの言葉にミラージュは唖然とした。
落ちてきたのにとどめを刺しただけでしょ?そんなの生まれたばかりの子猫でもできるわ!
「お腹すいたよ。早くうさぎを食べたいよ。」
「そうね。それにしても大きなうさぎね。猫くらいの大きさあるんじゃない?」
家族がうさぎを奥に引きずっていく時,ミラージュは“すごい”の定義について思考を巡らせていた。

シャイニングムーン
未登録ユーザー


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血の中の蜃気楼    Empty Re: 血の中の蜃気楼   

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