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時に運命は残酷になる

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投稿 by シャイニングムーン Mon Oct 18, 2021 12:45 am

登場猫とかは明日以降ぼちぼち描きます!

シャイニングムーン
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投稿 by シャイニングッ Mon Oct 18, 2021 7:33 pm

本家を含む短編小説集にしてもいいですか〜?
シャイニングナイトさん、フレイムストームさんのリクエストもここに投稿させてもらいます!

シャイニングッ
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投稿 by オーシャンフラワー Mon Oct 18, 2021 8:05 pm

は~い!
オーシャンフラワー
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投稿 by シャイニングムーン Tue Oct 19, 2021 7:26 pm

今までの短編小説〜ちらし寿司の日にちなんで


「スプリングポー!もう11時よいつまで寝てるの?!起きなさい!」
「おはようダンデリオンリーフ!え、なに?このにおい」
「これ?ああ、これはちらし寿司の匂いよ」
「ちらし寿司?今日なんか特別な日だっけ?」
「ううん。今日はちらし寿司の日だから作っているのよ!」
「あたしにも作り方を教えて!」
「まずお米に酢を混ぜます。そこに、小さくちぎったネズミの肉とムクドリの卵ときった魚を入れて混ぜます!これで完成よ!さぁできた!」
「もう食べれるの?」
「これでお昼まで寝かせたら完成よ!一族のみんなを呼んできて!」
「はーい!」 
27.06.2021

シャイニングムーン
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投稿 by シャイニングムーン Tue Oct 19, 2021 7:42 pm

今までの短編小説〜野菜の日


とあるのどかな夏の朝。
「グレーストライプ!」
獲物置き場に屈み、丸々太ったウサギをくわえようとしていたグレーストライプはゆっくりと首を巡らせて後ろを見た。
「また肉を食べようとしてただろっ!」
グレーストライプに向かって怒鳴ったのは草をくわえたファイヤスターだった。その後ろから慌てたようにサンドストームがやってくる。
「また族長やってるよ」「俺も食わされた。」「健康にいいって言うけどなぁ。」
周囲の猫からヒソヒソ声が聞こえてきた。グレーストライプは怪訝な目をしてファイヤスターを見た。
「おい、巻き込まれないうちに逃げようぜ」「また食わされたらたまったもんじゃない。」
「ごめんな。 グレーストライプ」
ダストペルトがグレーストライプの方をポンと尻尾で叩いてそそくさとキャンプから消えた
「?」
「グレーストライプ!肉ばっか食べてたらビタミンが補充できないんだ。知ってたか?」
ツカツカとファイヤスターが異様な目をして近づいてきたのでグレーストライプも慌てて逃げようとした
「ビタミンが補充できないとどうなるか知ってるか?死ぬんだぞッ!」
「ついてこい」
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ。野菜なんて死んでも食べないからなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ファイヤスターに連行されていくグレーストライプにサンドストームはごめんねと囁くことしか出来なかった。


族長の部屋からグレーストライプが出てきたのは夜中のことだった。
ふらふらと出てきたグレーストライプを心配して何匹かの猫が近づいたが、グレーストライプは虚な目をして、単調な声で繰り返した。

「ビタミンを取らないと全身の倦怠感や疲労感、食欲不振に続いて、からだの各部位からの出血といった症状が起き、最後には死んでしまいます。ビタミンを取らないと全身の倦怠感や疲労感、食欲不振に続いて、からだの各部位からの出血といった症状が起き、最後には死んでしまいます。ビタミンを取らないと全身の倦怠感や疲労感、食欲不振に続いて、からだの各部位からの出血といった症状が起き、最後には死んでしまいます。」
そういうと、グレーストライプは野菜をガツガツと食べ始めた。
「おい!グレーストライプ!大丈夫か?」
「ビタミンを取らないと全身の倦怠感や疲労感、食欲不振に続いて、からだの各部位からの出血といった症状が起き、最後には死んでしまいます………」

それからと言うもの、サンダー族の猫たちはせっせと野菜を取るようにしましたとさ。


※ここに出てきた症状は人間のものです。
31.08.2021

シャイニングムーン
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投稿 by シャイニングムーン Tue Oct 19, 2021 7:52 pm

今までの短編小説〜キウイの日


「ブランブルクロー!ブランブルクロー!」
寝床に丸まっていたブランブルクローは自分の名前を呼ばれ、目を覚ました。
「ブランブルクロー!きてくれる?」
サンドストーム?一体何が?
「ブランブルクロー。ファイヤスターが変なの。まるでまたたびを嗅いだ時のように。」
戦士仲間を起こさぬように気をつけて戦士部屋を出ると、ブランブルクローはサンドストームに連れられて,足早にキャンプを出た。
まだ真夜中の森の中は虫の鳴き声が響き少し不気味だった。

「ついたわ。崖だから気をつけて」
サンドストームが立ち止まった。
低めの崖の下には大量のキウイが自生している。
「ファイヤスターがあそこに雉を追って入ってしまって出てこないの」 
「早く探さないと!狐に襲われたのかもしれません!」
ブランブルクローはそう言ってキウイの上へ飛び降りようとした。
「待って!」
サンドストームは慌ててブランブルクローを引き止めた。
「またたびって知ってる?」
「え?あの病みつきになるあれですか?」
「そう。キウイはまたたびの仲間なの。ファイヤスターはそのキウイの虜になってしまったの。」
サンドストームは目を伏せた。 
「ほらあそこを見て」

サンドストームが示した場所を見ると、ブランブルクローは驚いて息を呑んだ
「ファイヤスター!」
そこではファイヤスターが根っこにしゃぶりついて転げ回っていた
「信じられない。」
「どうしましょう?」
「…」

結局、ファイヤスターは急に我に返って戻ってきた。
「ファイヤスター!」
サンドストームは崖に登ろうとしているファイヤスターに飛びついた。
⁉︎」
「歴史は繰り返す…」
ブランブルクローは呆気に取られて呟いた。
01.09.2021

シャイニングムーン
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投稿 by シャイニングムーン Tue Oct 19, 2021 9:31 pm

オーシャンフラワーリクエスト✨

「あっそうだ!」
狩りの途中、看護猫から薬草を頼まれていたことを思い出したオーシャンフラワーは慌てて引き返した。
もう空は薄暗くなってきている。
オーシャンフラワーはこんな時に限って子猫の頃長老に聞いた怖い話を思い出してしまった。

ーーーーーーーー
「知ってるかい?夜の森に潜むモンスターを。」
その話をしたのは半年ほど前に行方不明になった長老のアンティークツリーでした。
アンティークツリーの怪談は子猫たちにはとても恐ろしかったのですが、皆アンティークツリーの話には引き込まれてしまうのでした。
「昔私が体験した話なんだよ…


アンティークツリーがまだ見習いの頃。いつまで経っても帰らない姉を探しにアンティークツリーは薄暗くなった森へ出かけたのでした。
「おねーちゃん?おねーちゃんどこにいるのー?」
姉がどこかで寂しい思いをしているかもしれない。
アンティークポーは大声をあげて探し回りました。


カサッ


「お姉ちゃん!」
後ろで枯葉を踏んだような音がし、アンティークポーは期待に目を輝かせ振り返った。


……


「誰もいない。。。」
急に心細くなりアンティークポーは座り込んだ。
「お姉ちゃん…どこにいるのよう。」
その時、後ろで毛の擦れる音がしたような気がしてアンティークポーは気のせいだと思いつつも振り返った。
「お姉ちゃ……ん?」
そこにいたのは見たことはないが遠い南の地に住む、“ライオン”ほどありそうな狐だった。
耳まで裂けた赤い血のような色の口からは絶えず涎が滴り落ち、その目玉は血走り、ギョロリとしてとびだしていた。血のようなものがべっとりとついた爪。
恐ろしいことにその爪はまだ濡れていた。
よく見ると、その真っ赤な体毛の所々に苦しむ猫の顔のような模様があり、アンティークポーは思わず叫び声を上げた。
キャァァァァァァァァァァァ!!!!!!
ガルルルルルルル
唸り声を上げた口から生える牙に恐る恐る目を移すとその牙にはまだ新しそうな猫のものとおぼしき黒い斑の毛皮がひっかかっていた。
その口からはみ出ていたのは……
嘘よ!
アンティークポーの姉の特徴は斑の毛皮もそうだったが、その手にもあった。指だけが黒く、あとは白い手だったのだ。
モンスターの口からはみ出しているのは指先だけが黒い猫の足だった。
お姉ちゃん!!

そこからどうやって帰ったのかはわからない。
また、一族の中でアンティークポーの姉を覚えているものはいなかったため、アンティークポーの妄想とされた。
しかしアンティークツリーは森で行方不明になるまではよく姉の話をしていてくれたのだった。

ーーーーーーーー

カサッ

後ろで枯葉を踏んだような音がし、オーシャンフラワーは息を呑んだ。 
毛の擦れるような音もした。
嘘でしょ。アンティークツリーの姉はいないのよ。全てはアンティークツリーの作り話だったのよ。
オーシャンフラワーは込み上げる恐怖を必死に堪えながら振り返った。

「なぁ。そんなにビビってどうかしたのか?」
「だ、ダークネスシャイン。」
「薬草取り手伝えって。」
「あ、ありがとう。」
「何を頼まれてるんだ?」
「ギシギシ。」
オーシャンフラワーはダークネスシャインをとても頼もしく感じた。
「じゃ、じゃあ行こう!」
2匹は一緒に歩いて行った。

その二匹を暗闇から見つめていた影は一体なんだったのか……



ガルルルルルルルル

シャイニングムーン
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