命がけ！？猫たちの人狼ゲーム

[ファイヤウィング]

こんにちは！ファイヤウィングです！（元気いっぱいです）
私人狼系好きなので，楽しんでもらえると嬉しいです（まだ未熟なので，下手だと思います）
※本家の人狼の役職と，オリジナルの役職が混ざってます

〈人狼ゲームのルール〉
役職
自衛隊・・・白
　　　　　　夜の時間毎回自分を含める2匹を守れる　　　　　　　　　　　　数×１
占い師・・・白
　　　　　　能力発動の時間に1匹を占い白か黒かを見破る　　　　　　　　　数×１
村人　・・・白
　　　　　　特に能力はない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数×３
人狼　・・・黒
　　　　　　夜の時間襲撃を行える　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数×２
黒猫　・・・黒
　　　　　　黒猫を吊った場合，１匹を道連れにする　　　　　　　　　　　　数×１
妖狐　・・・中立
　　　　　　襲撃を受けても死なない。
　　　　　　占われると死ぬ
　　　　　　村人陣営か狼陣営が勝った時，生き残っていれば勝利を横取りする
※黒猫＋村人陣営＋村人陣営（＋村人陣営）で，黒猫を吊っても，道連れは発生しない

キャラクター
ファイヤウィング・・・この話の主人公
　　　　　　　　　　　優しくて，少しおっちょこちょい　雌
フロリドムーン　・・・ファイヤウィングの姉。
　　　　　　　　　　　しっかりしていて頭が良い　雌
ブルーマリン　　・・・少し気弱な性格　雌
ムーンループ　　・・・少し強気な性格　雌
シンダーパイン　・・・凛とした性格　雌
ボルトクラウド　・・・大胆な性格　雄
ディムナイト　　・・・冷たくて少し嫌味な性格　雄
プラムスカイ　　・・・ディムナイトの弟。温和な性格　雄
オーロラスカイ　・・・ファイヤウィングのいとこ。　やんちゃで少しぬけているところがある

コールドスター　・・・猫が大好物の猫　だが，人狼ゲームにクリアできなかったものだけを食べている　結構残酷

[ファイヤウィング]

プロローグ　

暗い部屋にたたずむ青白い光を放つ猫、コールドスターは今まで何度も人狼ゲームを開催してきた
この人狼ゲームは村人陣営が勝てば　生還　負ければ　死　の人狼ゲーム。
まだ一度もクリアされていないので、コールドスターはいつも満腹だった。

さあ今宵も始まる人狼ゲーム、、、、
果たして参加者たちは生還できるのか！？

[ファイヤウィング]

みんなも誰が人狼（妖狐）か推理してみてください！

[ファイヤウィング]

第一章
「っっっここどこ！？」
私の目の前には猫たちが座っていた
みんな困惑しきった表情で周りを見ている
右の壁には窓が空いていて、青白い猫が嘲笑を浮かべながらこちらを見ている
となりには姉のムーンライトがいて、脇腹を押し付てきた
「・・・・あんた誰」
黄色い目の灰色の猫が聞く
「人狼ゲームだよ　ムーンフープ」
青白い猫が穏やかな声で返した
「さて、私のことは・・まあ、Kとでも呼んでくれ　人狼ゲームを始めるよ
今から役職を送るからね」
私の頭に「自衛隊」という文字が浮かんだ・・ルールも・・頭にこびりついたみたいに離れない
「話し合ってほしい能力発動の時間まで、あと２０分だね　頑張ってくれ」
Kはそれだけ言うと、へやで優雅に紅茶をすすり始めた。

[ファイヤウィング]

第二章
しばらくの間、沈黙が続く。ぱんぱんと手をたたき、空色の目の淡い灰色の猫が立ち上がった。
「こんにちは！ボクはボルトクラウドです！まずは自己紹介をしましょう！」
すると、紺の目の灰色の猫が「私はシンダーパイン、ボルトクラウドの姉」
次に、淡い茶色の猫と濃い茶色の猫が同時に立ち上がり、
「オレはディムナイト」
「俺はプラムスカイ、ディムナイトの弟さ！」
とこれまた同時に言った。
そして、ムーン姉が、「私はフロリドムーン」といった。
ヤバッ私の番じゃん
「わ、私はファイヤウィング・・・・ムーン姉の・・妹」
ああ、恥ずかしい・・・うまく喋れなかった・・・
見覚えのある猫が立ち上がった
「あたしはオーロラスカイ！よろしく！！」
あっ、私のいとこのソラ姉じゃん
最後に立ち上がった猫は、琥珀色の目をキョロキョロさせながら
「私、、、、は、ブルーマｒ」
「時間がありません！！話し合いを進めましょう！」
と、ボルトクラウド。
猫が喋ってる途中なのに、なんて不謹慎なの！？しかも自分から始めておいて・・・
「カミングアウトはいますか？」
「私が占い師」
「オレが占い師だ」
ムーン姉とディムナイトの声が重なる
その途端、２匹の間に火花が散った
「・・・占い師が・・・２匹？」
ブルーマリンがおずおずと言う。
「海さん、どちらかが嘘をついているんですよ、きっと」
「宝石兄と月さんのどちらかが人狼、・・・なのかな？」
プラムスカイがうなずきながら言った。

疲れたので、今度書きます！

[ファイヤウィング]

第二章　続き
「あら、妖狐の可能性もあるんじゃない？」
ムーンフープが主張する。
「あなた、今、妖狐の可能性を選択肢にいれなかったわ。それはあなたが妖狐だからじゃない？」
部屋の空気が凍った。

「でも、言い忘れってこともあるよ」
ソラ姉は相変わらず能天気だ
真剣に考えなければいけないのに！
「炎さん、発言しなくていいの？」
慌てて意識を戻すと、みんなが怪訝そうな目でこちらを見ている。
じ、自衛隊は自分を守れるからカミングアウトしてもいいよね・・・？
「私は自衛隊ですっっっ」
あぁっ！？また大声が・・・
「へぇーお前が
これでオレの生存率は１％未満だ。お前なら必ず月野郎を守るからな」
私はムッとした。ちゃんと考えるつもりなのに！
「あっもうそろそろ投票じゃん
みんな怪しい相手の目星ついた？宝石兄さんも月さんも、占う相手、決めt・・」
威勢よく呼びかけるプラムスカイをよそに、放送が始まった
「さあ能力者の能力を使う時間だよ。占い師は占う相手を思い浮かべてほしい」
ムーン姉とディムナイトは目を閉じた。
ムーン姉は、ボルトクラウドはシロよと、
ディムナイトは、プラムスカイはシロだといった。
「理由はボルトクラウドが完全に話の主導権を握ってた。クロだったらまずいでしょ」
「理由はプラムスカイがさっき半月野郎に疑いをかけられてたから、晴らしてやった」
「ちょっと！？半月はひどくない！？」
ヤバい　ムーンフープが怒り出した・・・・
「さて投票の時間だよ。みんな、投票する相手は決まったかな？
手元にある投票カードを真ん中のBOXに入れてほしい。誰が誰に投票されたかは公開されるよ。さて今日は誰かな？」
みんなは、投票を始めたみんなは気づいていないようだったが、私は、Ｋが舌なめずりしていることに気づいてしまった。


裏話
ディムナイトとプラムスカイの兄弟は名前を意味で呼ぶ癖があります。
そのせいで怒られたことも・・・・
あとがき
今日は誰が犠牲になるんでしょうね。
二日目くらいからちょっと話し合いを省略してしまうので、一日目の話し合い、占い、投票、
二日目の占いや投票結果などで予想してみてください！

[ファイヤウィング]

第三章
「ファイヤウィング→プラムスカイ
　フロリドムーン→ジェムナイト
　ブルーマリン→シンダーパイン
　ムーンフープ→ブルーマリン
　シンダーパイン→ブルーマリン
　ボルトクラウド→ファイヤウィング
　ジェムナイト→フロリドムーン
　プラムスカイ→ブルーマリン
　オーロラスカイ→ムーンフープ
よって、ブルーマリンが吊られるよ」
ブルーマリンはさぁっと青ざめた。
　　　　　　　　ドカンッ、と
Ｋが壁を突き破って入ってきた
そして泣き叫ぶブルーマリンをワシのような鋭い爪でつかみ、自分の部屋に飛び込んだ。
壁は一瞬で塞がり、中でグシャッと音がしたかと思うと、窓に鮮血が飛び散った。
ムーン姉とシンダーパインはヒャッと飛び退き、私は目をギュッとつぶった。
「フフフ　大丈夫。村人が勝てば、ブルーマリンも元通りだ。だが、狼陣営か中立が勝てば、・・・あなた達も後を追うことに・・・」Ｋは気味の悪い笑みをこぼし、
告げた。
「ブルーマリンは村人だよ」

[ファイヤウィング]

第五章
ヤ・・ヤバイかも・・・
村人が一匹吊られて、・・・私が夜守りきらないと、みんな死んじゃうじゃん！
「さて、みんな、各自好きな部屋に入ってくれ」
私は左の部屋に転がり込んだ
『さあて自衛隊。守る相手を思い浮かべてほしい。』
私は誰が狙われそうか考える。
うーん？・・・ボルトクラウドは今日発言が多かった・・・ずっと残しておいたら、狼にとって不利な発言をするかもしれないよね・・・
『ボルトクラウドだね。』
！？
考えたらダメなの！？　ああ、しくじっちゃった！
すると部屋のドアが開き、「話し合いの時間だよ」と声がした。

[ファイヤウィング]

訂正
すいません！！
第五章
第４章:

[ファイヤウィング]

第五章
「今日の襲撃の相手はボルトクラウドだ。だが自衛隊が守ったのもボルトクラウドだ」
今日もボルトクラウドが司会をつとめた。そして、シンダーパインが怪しいという結論が出た。
シンダーパインはこんなに喋らない猫じゃない！と、ボルトクラウドが指摘したからだ。
この話し合いでは、シンダーパインは、一回も発言していなかった。
「さて、占い師、占う相手を思い浮かべてほしい」
「私はプラムスカイよ」
プラムスカイの顔が、少しだけ引きつった気がした。
「オレは灰色野郎だ」

「プラムスカイ」
プラムスカイがこわばった顔を上げた。
「失格だ」
ムーン姉の顔には笑みが浮かんでいた。
プラムスカイは観念したように目を閉じ、Ｋの部屋に吸い込まれていった。

あとがき
訂正のところで、丸の絵文字を打ったのに投稿したら笑いの絵文字になってしまいました
推理できたでしょうか！？（しつこい）

[ファイヤウィング]

第六章
「・・・決まりましたね」
ボルトクラウドが、言葉をポツリとこぼした。
「ボクの予想では、灰姉とディムナイトさんが人狼です。灰姉を吊りたいのはやまやまですが、
確定しているディムナイトさんを吊りましょう。」
「投票の時間だね。誰を吊るのかな？」私達は、静かに票を投じた。
「ふむ、
ファイヤウィング→ディムナイト
フロリドムーン→ディムナイト
ムーンフープ→ディムナイト
シンダーパイン→ディムナイト
ボルトクラウド→ディムナイト
ディムナイト→ムーンフープ
オーロラスカイ→ディムナイト
よって、ディムナイトが吊られるよ」
ディムナイトはハァッとため息をついてＫの部屋に消えた。
「ディムナイトは人狼だよ。さて、みんな、さっきの部屋へ」
みんなは無言で部屋へ入りバタンッバタンッと戸を閉めた。
『さて自衛隊、守る相手を思い浮かべてほしい。』
人狼は、ディムナイトが失格になったので、厄介なムーン姉を襲うはず・・・
「私とムーン姉を守ります。」
『承知した。フロリドムーンだね』
部屋の戸が開く。
「３日目だ。話し合いを始めてほしい」

あとがき
すごい人狼、ちょろいです
果たしてボルトクラウドの直感はあっているのか！？

[ファイヤウィング]

第七章
「今日はフロリドムーンを狼が襲った。しかし自衛隊が守ったので、今日もオレの獲物はない」コールドスターは少し残念そうに言った。
「二回連続で守り切るなんてすごいですね、ファイヤウィングさん。」
照れる。私は顔がほてるのを感じた。
「そうね」
シンダーパインが言うと、ボルトクラウドはシャーッと言って飛び退いた
「お前は灰姉じゃない！良くも騙したな、狼野郎！」
シンダーパインは肩をすくめると、
「違うのに」と呟いた。
「私は、ムーンフープが怪しいと思う。最初の投票結果を思い出してみて」
私は記憶力があまり良くないので思い出せないかと思ったがルールの記憶と同じところに
へばりついたように残されていた。
「ディムナイトは、わかるとして、
シンダーパインとムーンフープは村人だったブルーマリンに集中攻撃を浴びせてた。
シンダーパインを疑うなら、ムーンフープを疑うのが筋じゃない？
それだけじゃないわ。二回目の投票で、ディムナイトの投票結果がおかしいわ。
普通、この場合で行くなら、他の別の猫に投票するはずよ。
そうしなかったわけは、ムーンフープが村人か、それとも黒猫か」

裏話
フロリドムーンは頭がいいので人狼得意です

[ファイヤウィング]

第八章
「私の狼はもう決まっちゃってる感じ？」
「ええ」
「ああ」
「うん」
私達は同時に言って、シンダーパインを黙らせた。
ソラ姉は混乱している感じで
「え・・・？何・・・？何がどうなってるのぉ？」
とぼやいている。
私はソラ姉に、「いいから今日はシンダーパインを吊って！」
とよびかけた。
すると、
「さて、占い師、占う相・・・承知した」
Ｋの声は、早くも心を決めていたムーン姉の考えにかき消され、自分の声にもかき消され、私とオーロラスカイとボルトクラウドは吹き出した。
ムーン姉はそれを見て、冷静に「不謹慎」と注意し、「私が占ったのはシンダーパイン、
ボルトクラウドの言ったとおり、クロよ。」
「私の予想では、ファイヤウィングは自衛隊、ボルトクラウドは村人、シンダーパインが人狼で、
ムーンフープが黒猫ってとこかしら？」
私はムーン姉の推理に驚いた。姉、すごい！
「さあ、投票だよ。」
私達はシンダーパインに入れた。シンダーパインはムーンフープに入れた。
シンダーパインは、部屋に吸い込まれ、私は部屋に入った。

裏話（？）
ディムナイト、プラムスカイ、シンダーパイン、黒猫は、コールドスターに自分の意思を封じ、狼の自我を新たに入れられています。なので、ゲームが終わったら自我も開放され、ブルーマリンも、元に戻ります。

[ファイヤウィング]

第九章
『さて自衛隊、守る相手を思い浮かべてほしい』
ムーンフープは占われるのを嫌がるか、話の主導権を握られるのを嫌がるか・・・
よし！決めた！
「ムーン姉とボルトクラウドを守る！」
『・・・』
部屋のドアが開き、チッと、舌打ちが聞こえた気がした。
誰も欠けていなかった。
ムーンフープは話し合いでも、無言を貫き、投票で吊ってゲームが終わった。
Ｋは、ブルーマリンを生き返らせ、シンダーパインたちの自我を取り戻させてから、去っていった。

家に帰って、奇妙な人狼ゲームが終わってから、１週間が経った時、Ｋの、
「また遊ぼうぜ」と囁く声が聞こえた気がした。

あとがき
どうでした〜？
楽しんでもらえたららいいな♪

[ファイヤウィング]

〈役職一覧〉
ファイヤウィング→自衛隊
フロリドムーン→占い師
ブルーマリン→村人
ムーンフープ→黒猫
シンダーパイン→人狼
ボルトクラウド→村人
ディムナイト→人狼
プラムスカイ→妖狐
オーロラスカイ→村人

なんと！フロリドムーンの推測は当たっていました！

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