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Like thunder ~雷のように~

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投稿 by ジェードウィング Sat Sep 09, 2023 1:18 pm

わーー!こんにちは!ジェードウィングです!
それぞれの恋の道も続けていくつもりですが、新しいお話も作ってみることにしました。


プロローグ
ここは『二本足』の家。僕はオスカーと呼ばれている。
生まれてから6か月。今は枯れ葉の季節だ。今、雪が降り始めた。
だが、『二本足』は、僕のことを母親から引き離したのだ!
そして『二本足』は僕を二度、優しくゆっくりなでた後、激しく雪が吹き付ける外に捨てた。
オスカーは寒さに耐えながら進んだ。
どれだけの時間歩いたのだろう。あたりを見回すと、さっきまでは特に何もない、ところどころ雪に隠れた砂地だったのに、ここは木々が生えている。
オスカーは木々を縫うように歩いた。
しばらく歩いた。もう雪はオスカーの足が隠れるほど積もってきている。
これは何だろう?イバラのトンネル?これは自然にできたものじゃない気がする。入ろうと足を踏み出したが、足に力が入らない。
寒い。
オスカーは雪の中に倒れた。
ぼくは『二本足』のせいで死ぬのか?いやだ!
考えることはできても動けない。もう、だめだ。オスカーは目を閉じた。
そのとき!
メス猫の声がした。
「まあ!なんてことなの!コーラルスター、来てください!」
大きなオス猫が雪を踏んで進む音が聞こえた。
「子猫だ!…死んでいるのか?」
オス猫がオスカーの鼻づらに顔を近づけているのが分かった。
「生きている!だが、このままではきっと死んでしまう。スポッティドウィング、キャンプへ入れて、コケとシダを敷き詰めた寝床に寝かせろ!」
「わかりました、コーラルスター」
最初のメス猫とは違う、別のメス猫が言った。きっと、スポッティドウィングだろう。
「ああ、スター族さまはこの子を救ってくださるかしら?」
「わからない。さあ、早く帰ろう」
オスカーは、スポッティドウィングに首筋をくわえられたのを感じ、体を小さく丸めた。
イバラのトンネルを抜ける音がして、たくさんの猫のにおいがする場所へ入った。
ちいさく、雪まみれのオスカーを見た数匹の猫が息をのんだ。どうしたの?と言う声も聞こえた。
そしてオスカーは一つの部屋に入ったのを感じた。
「その子雪まみれじゃない!どうしたの?」
「キャンプの前で凍えていたの。あたためてあげてくれない?」
「まあ、可哀そうに!もちろんあたためてあげるわ!」
オスカーは、寝床におろされて、一匹のメス猫に力強くなめられるのを感じた。
ここはあたたかいし、リズミカルになめられるのが気持ちよい。
気が付くとオスカーは、自然と眠りについていた。

ジェードウィング
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投稿 by ジェードウィング Thu Oct 12, 2023 12:25 pm

すみません、文字の大きさの確認させてもらいます。

         

ジェードウィング
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投稿 by ジェードウィング Thu Nov 23, 2023 1:28 pm

書体の確認させてもらいます!
あああ
あああ
あああ

ジェードウィング
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