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留学生活冒険記   

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た、助けてくれ…!(と、いわれたら…?)

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投稿 by 明日輝 Mon Jul 20, 2015 12:15 pm

更新履歴!


冒険記4 2016/10/10 new!
冒険記3 2016/10/9 new!
冒険記2 2016/10/9 new!
冒険記1 2016/10/9 new!







留学活冒険記



__________は?



名誉ある、楽しい楽しい留学生活、




の、はずだった







__________俺は関係ないだろ!




優秀な雄猫が巻き込まれたのは





不気味な怪物と、滝のものとに暮らす猫たちの





ちょっとした物語





__________俺は、帰らなきゃならないんだ!




関ってはいけない、大切なひとのため





それでも、彼の良心は………?





__________くそ!





少年の、留学活冒険記






ま え が き


つ、作っちゃいましたー、明日輝です。

はい、わかってます、掛け持ちです。

今回は、サンダー族とラッシング・ウォーター一門の交流のお話(?)です

本家の猫たちのもうずうっと後で、二本足の街にはドラ〇もんが沢山という時代にw

亀さんなんて甘いもんでカタツムリ更新になりそうです…

暖かく見守ってくださいm(__)m

よろしくお願いします。



最終編集者 明日輝 [ Mon Oct 10, 2016 2:18 pm ], 編集回数 4 回
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投稿 by 明日輝 Mon Jul 20, 2015 1:57 pm

キャラ募集します!



※サンダー族のキャラの募集は取りやめました






〈一門〉



獲物捕り1   ドラリーニャ/戦士s提供
          黄緑色の雄猫。物忘れがひどく騙されやすいしせっかちだけど
          友達思いで前向き。運動神経抜群。

獲物捕り2   ヴィクスン〈空を見上げる野狐〉/ヒーステイルs提供
          腹と口周りは白く、他は金茶色の毛をした雌猫。瞳は澄んだ水色。小柄で華奢。大きい耳の横には雫型の黒い模様がある。
          明るく女の子らしい性格で優しく誠実だが、自分のことになると雑になる。ノリはいい。
          仲間への信頼は厚く、また仲間からの信頼も厚い。

獲物捕り3

洞窟番1    サンダーボルト〈夕暮れに駆ける落雷〉/フラワリングハートs提供
          黄金色の癖っ毛。瞳は透明感のある青色。肩幅はがっしりしている割にあまり頼りにならなそうな印象。
          煽っては折れるやられ役。ノリが良く、頼まれごとは大抵引き受ける。


洞窟番2    シルバーナ〈美しく輝く銀色の竜〉/レパードクローs提供
          縞のある白銀色の毛柄をした雌猫。中世的な顔立ちや、大柄だが引き締まった体格から性別を判断することは困難。
          賢く、思慮深い性格でピンチの時に発揮するリーダーシップや、その判断力は一門からも尊敬される。

洞窟番3

獲物捕り候補1  ラビット〈闇夜を駆ける兎〉/レパードクローs提供
           黒い毛に三毛柄の模様がある雌猫。瞳は澄んだ水色。尊敬するはヴィクスン
           よく笑い、よく遊ぶ元気っ子。その明るい性格のせいか、よく一門にトラブルを巻き起こす。

獲物捕り候補2

獲物捕り候補3

洞窟番候補1   ライオネス〈星空を見つめる雌獅子〉/ラッキークローs提供
           黄金色の毛並みをした雌猫。瞳は夕焼けのような赤。尻尾が長い。美人でしたたか。当然人気も高い。
           クールで冷静。しっかり者でかなり頼れる。冷たいと思われがちだが本当は仲間を思う優しい子。

洞窟番候補2

洞窟番候補3

母猫


※場合によって変更します

※名前、性別、容姿、性格、その他お願いします!

※死亡しても闇堕ちしてもどうなっても良い、という方のみでお願いします

※ここでの紹介は一部省略しています




よろしくお願いします


最終編集者 トゥモローシャイン [ Sun Aug 02, 2015 10:50 am ], 編集回数 3 回
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投稿 by 戦士 Mon Jul 20, 2015 3:30 pm

おお!面白そうですね!

ドラリーニャ(ネタはドラ◯もんズ)を獲物取りに!
外見はド◯リーニョの同じ黄緑な感じで!

物忘れは酷いけど、友だち思い!騙されやすくせっかちだけど、ポジティブ思考で運動神経バツグン!

性別は雄!

ドラ◯もんという言葉に反応して、もうあかんことになってるw←

楽しみにしてますw


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投稿 by 明日輝 Mon Jul 20, 2015 3:38 pm

ウォーリアートール/戦士 wrote:おお!面白そうですね!

ドラリーニャ(ネタはドラ◯もんズ)を獲物取りに!
外見はド◯リーニョの同じ黄緑な感じで!

物忘れは酷いけど、友だち思い!騙されやすくせっかちだけど、ポジティブ思考で運動神経バツグン!

性別は雄!

ドラ◯もんという言葉に反応して、もうあかんことになってるw←

楽しみにしてますw





キャラありです!了解しましたっ

うおう、どら〇もんパワーすごいw
ありがとうございます、頑張ります
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投稿 by ヒーステイル Mon Jul 20, 2015 3:42 pm

新小説おめでとうございます!一門との交流ですか・・・今からドキドキです!


一門*獲物とり
ヴィクスン【空を見上げる野狐】

容姿*やや控えめな金茶色の毛皮。腹と口周りは白く、耳に雫のような黒い模様がある。ふさふさで大きな耳をしている。目は澄んだ空色。小柄で華奢。素晴らしい跳躍をもってる。

性格*明るく優しい女の子らしい性格。が、しかし極端に面倒くさがり屋で、同輩に対しての扱いが雑なこともしばしば。でも面倒見がよく、引き受けたら最後まで諦めないという精神を持つ。後輩に過保護すぎる場面も多く、先輩に対しては、辛辣だが丁寧に、同輩には信頼あってこその放置、という対応。しかし、自分のことになると大雑把になり、傷も放っておいたりする。
仲間がはしゃぎまくってる時は傍で興味深気に見守ってるタイプ。面白そうだと思うと、するりと参加し、はじけるような笑顔を見せ、たまに悪ノリする。ノリはいい。

口調*「馬鹿じゃないんですか?ほら、大丈夫ですよ、歩けるでしょう?」
     「ほんと、やってらんないよ。結局は才能って分かってたのにさあ・・・」
     「ち、違いますよ、ばーかばーか!!」

お互い頑張りましょう!


最終編集者 ヒーステイル [ Thu Jul 23, 2015 6:47 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by 明日輝 Mon Jul 20, 2015 3:47 pm

ヒーステイル wrote:新小説おめでとうございます!一門との交流ですか・・・今からドキドキです!


一門*獲物とり
ヴィクスン【空を見上げる野狐】

容姿*やや控えめな金茶色の毛皮。腹と口周りは白く、耳に雫のような黒い模様がある。ふさふさで大きな耳をしている。目は澄んだ空色。小柄で華奢。素晴らしい跳躍をもってる。

性格*明るく優しい女の子らしい性格。が、しかし極端に面倒くさがり屋で、同輩に対しての扱いが雑なこともしばしば。でも面倒見がよく、引き受けたら最後まで諦めないという精神を持つ。後輩に過保護すぎる場面も多く、先輩に対しては、辛辣だが丁寧に、同輩には信頼あってこその放置、という対応。しかし、自分のことになると大雑把になり、傷も放っておいたりする。

口調*「馬鹿じゃないんですか?ほら、大丈夫ですよ、歩けるでしょう?」
     「ほんと、やってらんないよ。結局は才能って分かってたのにさあ・・・」
     「ち、違いますよ、ばーかばーか!!」

お互い頑張りましょう!



キャラありです!
え…っと、雌、ということでいいのでしょうか?

はい、頑張りましょうっ!
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投稿 by フラワリングハート@ふらわり Mon Jul 20, 2015 6:20 pm

おお、新小説おめでとうございます!タイトルの語呂がいいですね!w
一門とサンダー族の交流…?斬新な設定に今からわくわくしております!

私の即興キャラでよければお使いください…っ

サンダーボルト【夕暮れに駆ける落雷】 雄
容姿:明るい黄金色の毛並み。癖っ毛なため輪郭がぎざぎざしているように見える。目は透明感のある明るい青
   肩幅ががっしりとしているが、見かけほど頼りになるわけではなさそうな雰囲気
性格:自分に自信がない割に、仲の良い友人を煽っていく三枚目な印象。神速で煽り神速で折れる。
   しかし、弱音を吐いて本性が出てくると謎のポテンシャルを発揮し、変なところでファインプレーをすることもある。
   順境に弱く、逆境に強い珍しい奴。ノリも良く、どんな状況でも頼まれれば何でも引き受けてしまう。やられ役

「おお?こんなことも出来ないんですかあ?だめだなあ!」
「ちょ、待ってごめん冗談だってごめんなさいごめんなさい!!」
「んなこと言われたってよお……くっそ何で俺なのふざけんなうおお!!」
「いや、ほんと……だめなんだって…!もうどうにでもなっちまえ!!」

立場は洞窟番がいいかなと思いますが、基本何でも構いません!こんな奴でよければ!
執筆頑張ってください!陰ながら応援しております!
フラワリングハート@ふらわり
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投稿 by レパードクロー Wed Jul 22, 2015 10:05 am

新小説おめでとうございます!
キャラ応募します!闇立ちおっけっけーなのです^^!


*ラビット 「闇夜を跳ねる兎」
*黒い毛皮に三毛の模様がある雌猫。耳が大きくてピンとそりたっている。瞳は透き通った水色。足腰はたくましくて引き締まっている。
*よく笑い、よく遊び、人の話を聞かないことにかけては天才。いつもピョンピョン跳び跳ねている。語尾がいつもカタカナ。ちゃらんぽらんな性格で一門の災いの種。ヴィクスンのことが大好き←ヒーステイルs、明日輝sよろしいでしょうか?

「早く遊ボ!お腹すいタ!」
「ヴィクスン!遊ボ!戦いごっコ!」この五秒後に石読みのしっぽを踏みつけて怒りを買ってしまう

*シルバーナ 「美しく輝く銀色の竜」 銀色の英語はシルバーですがナをつけてみましたw
*白銀色の毛皮の大柄ながらすらりとした虎猫。中性的な顔立ちをしていて性別不明。その美しさは老若男女問わず誰でも魅了される。切れ長の大きな瞳は吸い込まれるようなモスグリーン。
*賢くて思慮深い性格。その賢い性格はホワイトストームを思い出させる。よく考えてから行動するが、ピンチの時などのとっさの判断力は素晴らしい。
秘密情報
*実は雌猫

「何か具合でも悪いのですか?それとも何か不都合でも?」
「そうですか、サンダー族が来ているのですね。これはおもしろそうです。」
「仕方がありません、作戦を変えましょう。各自、持ち場についてください」



二匹出来てしまいました。すみません。地位などはなんでもいいです。
ゴミ箱へレッツラゴーでもかまいません!


最終編集者 レパードクロー [ Thu Jul 23, 2015 9:33 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by 明日輝 Thu Jul 23, 2015 7:04 am

フラワリングハート wrote:おお、新小説おめでとうございます!タイトルの語呂がいいですね!w
一門とサンダー族の交流…?斬新な設定に今からわくわくしております!

私の即興キャラでよければお使いください…っ

サンダーボルト【夕暮れに駆ける落雷】 雄
容姿:明るい黄金色の毛並み。癖っ毛なため輪郭がぎざぎざしているように見える。目は透明感のある明るい青
   肩幅ががっしりとしているが、見かけほど頼りになるわけではなさそうな雰囲気
性格:自分に自信がない割に、仲の良い友人を煽っていく三枚目な印象。神速で煽り神速で折れる。
   しかし、弱音を吐いて本性が出てくると謎のポテンシャルを発揮し、変なところでファインプレーをすることもある。
   順境に弱く、逆境に強い珍しい奴。ノリも良く、どんな状況でも頼まれれば何でも引き受けてしまう。やられ役

「おお?こんなことも出来ないんですかあ?だめだなあ!」
「ちょ、待ってごめん冗談だってごめんなさいごめんなさい!!」
「んなこと言われたってよお……くっそ何で俺なのふざけんなうおお!!」
「いや、ほんと……だめなんだって…!もうどうにでもなっちまえ!!」

立場は洞窟番がいいかなと思いますが、基本何でも構いません!こんな奴でよければ!
執筆頑張ってください!陰ながら応援しております!



ありがとうございます!
喜んで使わせていただきますっ!
立場は洞窟番にさせてもらいますね。

頑張ります!ふらわりさんも頑張ってくださいっ!
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投稿 by 明日輝 Thu Jul 23, 2015 7:09 am

レパードクロー wrote:新小説おめでとうございます!
キャラ応募します!闇立ちおっけっけーなのです^^!


*ラビット 「闇夜を跳ねる兎」
*黒い毛皮に三毛の模様がる雌猫。耳が大きくてピンとそりたっている。瞳は透き通った水色。足腰はたくましくて引き締まっている。
*よく笑い、よく遊び、人の話を聞かないことにかけては天才。いつもピョンピョン跳び跳ねている。語尾がいつもカタカナ。ちゃらんぽらんな性格で一門の災いの種。ヴィクスンのことが大好き←ヒーステイルs、明日輝よろしいでしょうか?

「早く遊ボ!お腹すいタ!」
「ヴィクスン!遊ボ!戦いごっコ!」この五秒後に石読みのしっぽを踏みつけて怒りを買ってしまう

*シルバーナ 「美しく輝く銀色の竜」 銀色の英語はシルバーですがナをつけてみましたw
*白銀色の毛皮の大柄ながらすらりとした虎猫。中性的な顔立ちをしていて性別不明。その美しさは老若男女問わず誰でも魅了される。切れ長の大きな瞳は吸い込まれるようなモスグリーン。
*賢くて思慮深い性格。その賢い性格はホワイトストームを思い出させる。よく考えてから行動するが、ピンチの時などのとっさの判断力は素晴らしい。
秘密情報
*実は雌猫

「何か具合でも悪いのですか?それとも何か不都合でも?」
「そうですか、サンダー族が来ているのですね。これはおもしろそうです。」
「仕方がありません、作戦を変えましょう。各自、持ち場についてください」



二匹出来てしまいました。すみません。地位などはなんでもいいです。
ゴミ箱へレッツラゴーでもかまいません!


に、二匹も!ありがとうございます!

ラビットは獲物捕り候補にシルバーナは洞窟番にさせていただきます。

ホワイトストームの名にびっくとした明日輝なのです、なぜか嬉しいのです(

ラビットとヴィンクスの関係、ヒースsに確認をとってから設定しますね。
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投稿 by ヒーステイル Thu Jul 23, 2015 6:45 pm

お返事遅れてすみません!

トゥモローs>
記入漏れでした!雌でお願いします!あと、すこーし設定つけくわえました。

レパードs>
もちろんです^^きっとヴィクスンも慕ってくれる猫さんがいて、妹(?)のように微笑みつつ見守ってるでしょうw
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投稿 by 明日輝 Sat Jul 25, 2015 4:20 pm

ヒーステイル wrote:お返事遅れてすみません!

トゥモローs>
記入漏れでした!雌でお願いします!あと、すこーし設定つけくわえました。

レパードs>
もちろんです^^きっとヴィクスンも慕ってくれる猫さんがいて、妹(?)のように微笑みつつ見守ってるでしょうw




ありがとうございます!了解しましたっ('◇')ゞ
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投稿 by ラッキークロー Wed Jul 29, 2015 9:11 pm

ぜひキャラを...!

             ライオネス
ライオネス【星空を見つめる雌獅子】

黄金色の豪華な毛並みに夕焼けのような赤い瞳、しなやかで長い尾をした雌猫。
クールで冷静、頼れるしっかりもの。美人のため男性陣からの人気も高く、身のこなしが軽いため狩りもうまい。
いつでも余裕ある態度で時に冷たいが、実は優しい心の持ち主。

「大丈夫よ、このくらいノープロブレム」
「あらあら......とんだ災難ね」


 応募させて頂きました!地位などはそちらで決めてください(^^♪
 物語の始動を楽しみにしています!
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投稿 by 明日輝 Sun Aug 02, 2015 10:39 am

ラッキークロー wrote:ぜひキャラを...!

             ライオネス
ライオネス【星空を見つめる雌獅子】

黄金色の豪華な毛並みに夕焼けのような赤い瞳、しなやかで長い尾をした雌猫。
クールで冷静、頼れるしっかりもの。美人のため男性陣からの人気も高く、身のこなしが軽いため狩りもうまい。
いつでも余裕ある態度で時に冷たいが、実は優しい心の持ち主。

「大丈夫よ、このくらいノープロブレム」
「あらあら......とんだ災難ね」


 応募させて頂きました!地位などはそちらで決めてください(^^♪
 物語の始動を楽しみにしています!




ありがとうございます!!
うーむ、洞窟番候補にさせていただきます!若いのにしたたか!みたいな。

もう少しで始動です('◇')ゞ
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投稿 by 明日輝 Sun Aug 02, 2015 10:40 am

すいません、ページ調節の関係で一つ入れさせて頂きますねー
物語が始まっても、空欄のキャラさんたちは募集しております!
ぜひよろしくお願いします。
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投稿 by 明日輝 Sun Aug 02, 2015 10:44 am




登場猫




ナイトジャーアイ〈夜鷹の目〉⇒ナイトジャー〈夜鷹〉
 暗めの黄色い瞳をした黒い雄猫。
 クールなツッコミ役。ふざけるときはふざける。
 たまにドジを踏んではいじられ、照れている。



レンフェザー〈ミソサザイの羽〉
 淡い緑色の瞳に薄茶色の毛皮をした雌猫。
 口数少なく、無気力で基本スタイルは無表情。ツンデレ。
 口では面倒くさいといいながら淡々とこなすタイプ。



ラークトピック〈雲雀の旅〉
 茶色にちかいしょうが色をした雄猫。瞳は緑。ファイヤスターの子孫だとか違うとか。
 少々内気な性格の少年で、心優しい。慌てやすく、すぐおろおろする。
 ひとを安心させることにおいては天才かもしれない。



ヘローフット〈鷺足〉
 鮮やかなしょうが色に鮮やかな緑色の瞳をした雄猫。ラークトピックの双子の兄。
 天然の一歩手前の明るさ。ナイトジャーアイと相性がいいのか、よくつっこまれる。
 まっすぐ勇敢で将来を期待されていたり。ただ、軽いので一族の心配事のひとつともなっている。



カナリーボイス〈カナリアの声〉
 ふわっとした白い毛に黄色い瞳をした雌猫。生後5か月のころ一族へ。
 おしとやかで優しいが、レンフェザーに絡むと打って変わって強気で明るい性格となる。
 ロマンチストであり、幼いころに二本足の少女のもとでみた“あにめ”が忘れられないとか。



ターミガンスター〈雷鳥星〉
 サンダー族の現族長。天然の熱い猫。



カイトテイル〈鳶尻尾〉
 サンダー族の現副長。族長の処理に追われる苦労人。



アイビスフェイス〈トキの顔〉
 サンダー族の現看護猫。強気で遠慮なしにものをいう雌猫。



更新中…




目次


序章     空でのお話         


冒険記1   


冒険記2 
           




更新中…







更新開始しました。
一日一話更新目指せたらな…なんて…はは。
無理ですかねーはは。





最終編集者 明日輝 [ Sun Oct 09, 2016 9:35 pm ], 編集回数 6 回
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投稿 by 明日輝 Tue Aug 25, 2015 7:30 pm

遅くなってすいません!スタートですっ!



序章     空でのお話




満月の少し前、限りなく丸に近い月の下、猫たちが集まっていた。

十匹ほどの猫たちは、小さな池を囲むように座っていた。

月によって淡く長い影が池に映し出される。

猫達は、何も話さない。音すら発しない。その場所は、自然のもたらす音のみに支配された。

神経を研ぎ澄ましてみると、猫たちの呼吸は少々荒れていた。何かに怯えているような、そんな不定期な呼吸だった。







すると、池の奥深くから、池全体を揺らすような大声がした。池に恐ろしく大きな怪物の姿が映し出される。

「ついに、現れたか…」

一匹の雄猫__そこいる猫たちのなかでは一番高齢のようだ__が口を開いた。

「よりにもよってこんな時に」

静かなぽつり、ぽつりとした声が猫達をしずまらせる。

「長、我々に何かできることは?」

肩幅のがっしりした雄猫が身を乗り出した。

長と呼ばれたその雄猫は目を細めると小さく首を振った。

「残念だが何もない。我々は、無力だ。」

質問をした雄猫は長の答えを聞くと、乗り出していた体を縮みこませ、尻尾を体に巻き付けると、きちんと座りなおした。

「では、事前に一門の者に伝えることは?」

もう一度、聞く。この事をあらかじめ知っておけば、最悪の事態は防げるかもしれない。

「それも、できん。先ほどから試みてはいるが、いっこうに繋がらんのじゃ。」

無力だ、と長は呟いた。誰も、何も言えなくなり再び沈黙が訪れる。

しかし、怪物は吠え付続けていて、数を重ねるごとに大きな声になっている気がする。

「もしかしたら…」

長が息か声か分からないぐらい小さな声でそう言った。猫たちはその言葉に反応し、顔をあげると、次の言葉に期待した。

「こんなときだから、かもしれん。」

猫達は長の言葉の意味に首を傾げた。







「“第二の英雄”を待っていたのかもしれん。もうすぐ現われるであろう、“英雄”を。」

猫達はその言葉で長の考えを理解したようだった。極限まで目を見開き、興奮で毛を逆立てた。

「そんな!つまり、何も知らない“英雄”に全てを任せる、ということですか」

「まあ、そういうことになるのだな。わしも、あまり飾るのは好きでない。」

「どうすれば…」

「なんとか地上の者たちと連絡をとってみよう。その“英雄”には悪いが、一門の運命はそういう方向に進んでいるのであろう。」



長は静かに立ち上がると去っていった。

月は皮肉にも、明るかった。










”明日輝の序章は意味不明の定義”は忠実なようですw←




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投稿 by ラッキークロー Tue Aug 25, 2015 10:12 pm

 トゥモローシャインsのミステリアスな小説、久しぶりに読めて嬉しいです(*^^*)

 第二の英雄...!ナイトジャーアイのことなのか、それともフェザーテイルとかのことなのか...。

 目が離せませんね!執筆ファイトです!
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投稿 by 明日輝 Wed Aug 26, 2015 8:17 pm

ラッキークロー wrote: トゥモローシャインsのミステリアスな小説、久しぶりに読めて嬉しいです(*^^*)

 第二の英雄...!ナイトジャーアイのことなのか、それともフェザーテイルとかのことなのか...。

 目が離せませんね!執筆ファイトです!




コメありです!
ミステリアスにしたつもりはないですけど、なっちゃったんでしょうなぁw

頑張ります!続きはお楽しみに!w
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投稿 by 明日輝 Wed Aug 26, 2015 8:30 pm

2016/10/9  改稿



冒険記1     



「なあ、お前は誰だと思う?」


ヘローフットが獲物を頬張りながら聞いた。

同じく獲物に噛みついたナイトジャーアイは、少し間をあけてからさあ、と答える。




一族は、朝からこの話題で持ち切りだ。と、いうのも、今日の朝、族長であるターミガン
スターが留学生は今日の夕方発表すると宣言したのだった。

留学生__我らがサンダー族とラッシング・ウォーター一門の交流だ。

三年に一回、お互いに優秀な若い猫を一匹ずつ送り出し、文化や習慣の違いを学び合うの
だ。

聞いた話では、七十年ほど前から始まっていて、確か今年で二十八回目だったと思う。


まあ、そんな三年に一回の大行事だ。気になるのはわかる。ナイトジャーアイも気になっ
ていないわけではない。

しかし、この話を一日中するほどでもない。しようがしまいが、結局は今日の夕方、分か
るのだから。

ナイトジャーアイのような冷めた意見は少数派らしく、ほとんどの者が留学生について
話していた。




「ま、確かにそうだよな。だってさ、どうせ留学生は俺なんだから!」


ヘローフットに自分の考えを話すと、そんな言葉が返ってきた。


「ごめん、お前に聞いた俺が馬鹿だった。」


ナイトジャーアイは視線を獲物へともどし、ヘローフットを避けるように噛みついた。


「ちょっと、冗談だよ?本気にするなよ。」


ヘローフットは大きくそらしていた胸を二、三度なめると、ナイトジャーアイの顔を覗き込んだ。

慌てたようなその瞳が小刻みに揺れていて、なかなか面白い。


「お前がいうと冗談に聞こえないんだよ。でも、留学生がお前っていうのはあながち間違ってないかもな。」


獲物を食べながら言う。


留学生に選ばれるのはナイトジャーアイや、ヘローフットの年代だ。

ヘローフットは極めて優秀だ。戦いも得意だし、狩りだっていつも大漁。考え方が楽観的
過ぎるのが玉に瑕ってところだろうか。


「お、今日は素直だな。」


ヘローフットの言葉に、は?と睨む。ヘローフットは苦笑しながら一歩後ずさりした。


「だから冗談だって。だってさ、留学生、多分というか、十中八九お前だろ?」


獲物の最後の一口にとりかかったナイトジャーアイは、歯が獲物に届く直前で止まった。

え?と思った一瞬後には俺をからかって遊ぼうとしているヘローフットの魂胆を察する。


「冗談多いぞ。つまらないからやめろ。」


 わざわざ睨む気にもならない。呆れたため息交じりでヘローフットを咎めた。

 ヘローフットという天才児が横にいて、自分が選ばれるはずがない。


「流石に冗談じゃないよ、って、お前、本気で気づかなかった?」


皆お前だっていってるぜ~、と笑いながら言う。口角をにやぁと上げたいつも通りのムカ
ツク笑い方。

しかし、目はこれまでになく真剣でナイトジャーアイの心臓はドキッと音を立てた。


「…からかうな。嬉しくない。」


飲みこまれてしまいそうなヘローフットの視線から逃げるように目をそらした。

逃げた自分が憎くて地面を睨む。


「まあ、いいよ。どうせ後でわかるしな、俺が正しいって!」


ヘローフットはにかっと笑った。真っ白な歯がきらりと光ったことは見なくても分かっ
た。


「あっそ。」


 短く冷淡にそう言い放った。

いつも通りに言ったつもりだったけど、隣でにやにやしているヘローフットの気配を感
じる限り、動揺しているのかもしれない。


俺が?まさか。


そう思うも自信満々のヘローフットの言葉にかすかな期待を感じた。




「はーっと!」


 ヘローフットが妙な奇声を発しながら、体を弓なりにしならせ、その反動で立ち上がっていた。


「今度はなんだよ」


 いちいちアクロバティックな奴だ。それでいて、うるさい。

 耳をぺたんとたたみながらヘローフットに背を向けた。するとすぐさまヘローフットの
悲痛な鳴き声が聞こえた。


「こっち向いてよ!」


「嫌だ」


 ひどい!とヘローフットが泣き真似をし始めた。これがまたまたうまくて、器用な奴だなと思う。

 ナイトジャーアイはだんだんと自分が一体何にムカついているのか分からなくなり、体の向きを
ヘローフットへ向けなおした。

 案の定、ヘローフットのエメラルドの瞳は輝きを取り戻した。


「ねえ、今から俺がどこに行くのか聞いてよ」


「どこにいくんだヘローフット」


 調子に乗るんじゃねえ!そう思ったが、これ以上拗ねられても困るので、ナイトジャーア
イはぶつぶつとヘローフットの要求に答える。

 ヘローフットは抑揚!と叫びつつも、嬉しそうに目を輝かせた。


「散歩だよ!」


 散歩にいく報告なんていらん!内心そう突っ込みながらも口に出すのは我慢した。

もうヘローフットの相手をするのは疲れた。今はゆっくりと食後のグルーミングをしたい気分なのだ。


「おう、いって来い。」


「え?来てくれないの?」


「気が向いたら。」


 ナイトジャーアイはさっそく腰の毛を整えることから始めた。


 朝は曇りがちだった空も今は晴れていて、熱くも寒くもない。

 うん、絶好のグルーミング日和だ。


「わかった!先行っている!」


 耳をピンと立てると、居ても立っても居られないというように無駄のない動きでターンを
すると、キャンプの入り口に駆け出した。

 途中でふやっほー!と叫び入り口の見張り番をしている先輩戦士に獲物を怯えさせるん
じゃねえ!と怒鳴られていた。

ヘローフットはガーッと急停止すると先輩戦士に一礼し、また駆け出した。

次の瞬間にはヘローフットの姿はもう見えなくなっている。


 さあ、静かになった。

 ナイトジャーアイはもぞもぞと体を動かし、毛づくろいの続きをしようとしたが、どうも
しっくりこない。

そのうちに、自分が体を動かしたくて仕方ないとうずうずしていることに気が付いた。


 ナイトジャーアイは深く大きなため息を吐くと、渋々といったふうに立ち上がった。

しかしその目は爛々と輝いていることをナイトジャーアイは知らない。


 駆け出したナイトジャーアイに先輩戦士が微笑ましそうに「あんまり遅くなるなよ!」
と声をかける。

 ナイトジャーアイは再び頬に熱がこもるのを感じながらもごもごと返事をする。

 羞恥心にいたたまれなくなったナイトジャーアイはその気持ちをぶつけるようにスピー
ドを上げた。


 全部ヘローフットのせいだからな!


 心の中の叫びは、心の中でこだましていた。











本編スタートです!
文体が変わったような気がします!なんかこっちの方が書きやすいですかねー
今回は日常シーンです!私のっていつも最初の一話目日常シーンなんですよね…
はじめっから大騒ぎ!的なものが書けないのです…(´・ω・)


最終編集者 明日輝 [ Sun Oct 09, 2016 5:35 pm ], 編集回数 4 回
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投稿 by 明日輝 Wed Feb 03, 2016 3:35 pm

お久しぶりです。または初めまして。
明日輝です。

長い間放置していてすいませんでした!
また活動できそうです。
改めてよろしくお願いします!
明日輝
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投稿 by ラッキークロー Wed Feb 03, 2016 8:23 pm

物語の再開、更新を楽しみにしています!!!
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投稿 by 明日輝 Fri Feb 05, 2016 5:32 pm




ラッキークロ-s、ありがとうございます!





2016/10/9 改稿




冒険記2


「自分で獲物を捕まえられる年齢の者は全員、ハイレッジの下に集まれ!一族の集会を始
める!」

 サンダー族のキャンプに族長の声が響き渡った。



 大切な儀式が始まると言うのに、どことなく楽しそうな族長、ターミガンスターを見てナ
イトジャーアイはいつかのことを思い出していた。





「ターミガンスターはどこだ?!」


 夕方のサンダー族のキャンプ内にカイトテイルの怒声が響き渡った。

 今日の夜行われる大集会に出席するためドキドキしながら毛づくろいをしていたナイト
ジャーアイは突然のことにびくっと肩を跳ねさせた。


「ターミガンスターはどこだ!」


 もう一度叫んだカイトテイルは一族全員の顔を見渡した。その中にもちろんターミガン
スターはいないし、所在を知ってそうな者もいない。

 あー!と頭を振ってずんずんと貧乏譲りを始めたカイトテイルは相当お怒りのようで、
一族は全員静まり返った。

 無理もない。そろそろ出発しないと大集会に遅れてしまう。

 サンダー族は大集会の行われる島まで湖を半周も歩かなくてはいけないのだ。


「捜索隊を組む!リーダーは俺が務めよう!ほかは……」

「あ、あの……!」


 副長の声を遮るように誰かが声をあげた。弱々しくて裏返ってしまっていた。

 一族はぞろぞろと動き、声をあげた者から離れた。


「なんだ?」


 声をあげたのはラークトピックだった。

 臆病で内気な彼がここで声をあげるのは辛かっただろうな。

 ラークトピックの友達であるナイトジャーアイはまさに他人事、というような感想を持
った。

 視界の端にちらりとうつる、ラークトピックはとても複雑そうな表情をしていた。


「どうしたんだ、ラークトピック」

 刻一刻と大集会の時間が迫る中、焦るカイトテイルは出来るだけ優しく言ったつもりだ
ろうが、怒りがにじみ出ていた。


「あ、あの、族長は」


 目が右に左にと泳いでいる。
 まるでハチのダンスだな。ナイトジャーアイは思う。


「散歩に行きました!」


 その短い言葉を言うには十分すぎる量の息を吸い込むと、ラークトピックは大声で言っ
た。

 しかし、その言葉を聞いたカイトテイルの眉間のしわは深くなるだけだった。


「どういうことだ?散歩だと?どうして止めなかった」


 カイトテイルは戦いのときに敵に浴びさせるようなどすの利いた声でラークトピックに
詰め寄った。

 ラークトピックの顔から血の気が引き、ひい、とのどがなっていた。

 さすがにあれは、誰だってひるむだろう。ラークトピックは糸が切れる直前だ。


「す、すぐに帰るとおっしゃられていたので……」

「帰ってないじゃないか!」

「すいません!!」


 がばっと頭を下げて泣き声で言ったラークトピックを見てカイトテイルは彼に当たるの
はお門違いだと気が付いたらしい。

 「すまなかった」と謝罪した。

 ラークトピックの緊張がいっきに解けたのがよく分かった。


「捜索隊を……」

「ただいまぁ」


 再び招集をかけようとしたカイトテイルを再び遮った、間延びした「ただいま」の声に一
族全員が一斉に振り返った。

 そこには、毛をぼさぼさにして所々に小枝や葉っぱを引っかけたターミガンスターが呑
気に笑いながら片足を上げて立っていた。

 それにはさすがにカイトテイルも唖然するほかないらしい。


「あれ?みんな間抜けな顔してどうしたの?」

「どうしたのじゃねえ!」


 きょとんと首を傾げたターミガンスターに、次の瞬間には副長の重い一撃がお見舞いさ
れていた。








こんな族長がいたら面白いだろうな、という遊び心?でこういう設定にしました。
ヘローフットとターミガンスターが似てる気がするには多分気のせい………(白目)


最終編集者 明日輝 [ Sun Oct 09, 2016 6:14 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by 明日輝 Sat Mar 05, 2016 11:53 am





2016/10/9    改稿




冒険記3





「よし、皆集まったな? じゃあ、集会を始めよう。」


 族長のドキドキワクワク!と伝わってくるような声に、ナイトジャーアイは我に返った。

 ナイトジャーアイも含め、一族全員の毛が興奮でぶるっと逆立った。

 もっさりとした一族を見渡すとターミガンスターは満足そうに目を細めて笑う。


「では、さっそくだが……留学生を発表する!」


 しっかりとタメを作って宣言したターミガンスターはしたり顔で胸を張った。

 横に立つカイトテイルがイラッと顔をしかめて、族長の足を踏んでいる。

 一族の者は族長の期待にしっかりと沿って、「待ってました!」「キャー」と歓声をあげる。

 ナイトジャーアイも面白半分で「ひゅー」と口笛を吹いた。


「第二十八回留学生は、ナイトジャーアイだ!」


 たっぷりと三秒間、沈黙があった。案外冷静な頭で、状況を理解する。

 ……って、はぁ?
















「いやっほー!俺、正解!」


 誰よりも早く歓声をあげたのはヘローフットだった。

 その少々ずれた声を皮切りに一族が歓迎の声を口々に言う。

 そのバラバラな言葉は次第にまとまっていって、いつの間にか「ナイトジャーア
イ!ナイトジャーアイ!」の大合唱になっていた。


「ナイトジャーアイ、ハイレッジの上へ」


 ターミガンスターは優しい笑みを含みながらナイトジャーアイを促した。

 「ほら、いけよ」とヘローフットに背中を押され、ハイレッジへ歩みを進めた。

 自分が随分と微妙な表情をしていることが、自分で分かった。

 留学生という、名誉はものすごく嬉しい。だが、ヘローフットではなく自分とい
うところになにか意図があるのでは?という疑いが拭い切れない。

 そんな複雑な表情を照れ隠しと汲み取ったのか、カイトテイルがぼそっと「堂々と
してろよ」とアドバイスをくれた。

 ナイトジャーアイがハイレッジの上で族長と向き合うと、族長は片手を上げていま
だ続く熱い歓声を制止をする。


「ナイトジャーアイ、サンダー族の族長の権限を持って、おまえを第二十八回留学生
に任命する……!」


 うろたえる視線の中でとらえたターミガンスターの琥珀色の瞳は無邪気に輝いてい
たが、その中に確かな芯があった。

 その真っ直ぐななにかに奮い立たされるかのようにナイトジャーアイの不安や疑い
はすうっと風のごとく消えていった。


「今この瞬間より、その任務を終了するまでのあいだ、お前はナイトジャーという名
前になる。その名前が英雄として輝くことを祈って」


 いつもの彼らしくない、聡明な声で儀式の言葉を述べると、かがんでナイトジャー
と鼻を合わせてきた。

 ナイトジャーは戦士名をもらった時のように族長の肩を舐める。

 そして一族に向き直ると今度は「ナイトジャー!ナイトジャー!」の連呼が始まった。

 耳に入る新しい名前に心臓の音が耳の奥で聞こえた。

 俺が、留学生だ。




「あ、そうそう」


 固い決意をしたナイトジャーの後ろで、ターミガンスターが思いついたように声をあげ
た。

 ナイトジャーはぐるっと首だけ振り返って族長の次の言葉を待つ。


「ちなみに、出発は明日だから」

「は?」


 カイトテイルの素っ頓狂な声が一族全員の思いを代弁していた。



















「おい!狩猟部隊は?」

「第一班は到着しました!二班はまだです!」

「そうか。アイビスフェイスはなんだって?」

「さすがに少し足りないようです。見習いを連れて薬草を採りに行きました」

「了解だ。ところで、明日からのパトロールと見張り番、何とかなると思うか?」

「正直なところ、厳しいですね」

「ああ、突然、働き盛りの戦士が一匹いなくなるんだからな」

「せめて、もう三日前にわかっていれば……!」

「くそ!あの馬鹿め!」


 カイトテイルと年長戦士の掛け合いを少し離れた場所で聞いていたナイトジャーは
思わず苦笑いをした。

 族長の一言で判明した、ナイトジャーの出発は明日だ事件。

 ってことは、今日中に送別会じゃないか!と言う悲痛な鳴き声と共に叫ばれた言
葉により、キャンプは騒がしくなった。

 獲物は?薬草は?ああっ、パトロールがまだだった!カイトテイルの華麗な指揮を
もってしても、てんやわんやだ。

 一方、すべての元凶である爆弾を落とした族長はというと、見習いと子猫を率いて
「飾りけ班」を作り、キャンプ内を色鮮やかに装飾している。

子供かよ。とこちらにも苦笑いをする。


「カイトテイル!まだですか!」


 楽しそうにツツジの花を茨の壁にさしているターミガンスターを恨めしそうに睨ん
だカイトテイルは自分を呼ぶ声にはっとした。

 しまったという顔でため息をつくと慌てた様子で年長戦士を振り返った。


「すまんが、ここの指揮を任せてもいいか?俺はパトロールが入っているんだ」


 年長戦士が頷いたのを確認すると、カイトテイルは重そうに腰を上げた。声には出
ていないがよっこいしょの雰囲気が伝わってくる。

 彼が、今日一日で随分と老けてしまったような気がして、ナイトジャーは顔をしかめた。

 的確な指揮と並はずれた狩猟能力に戦闘能力。憧れないものはいないであろう。そ
んなカイトテイルの姿を見るのは辛いものだった。


「あの、俺で良ければ代わりましょうか?」

「え?」


 ナイトジャーは思わず声をかけた。

 ターミガンスターの「今日の主役は働くな」命を受けていてナイトジャーはキャン
プの隅でひとり暇を持て余していたのだ。


「あー」


 カイトテイルは険しい顔して何やら迷っていた。

 おそらく、代わってもらいたいがそうすると、ターミガンスターが後々うるさそう
だとか、そんなところだろう。


「お願いできるか?」


 すっかりやつれたカイトテイルの緩んだ表情をみて、ナイトジャーは「喜んで」
と、精一杯の笑顔で答えた。












最終編集者 明日輝 [ Mon Oct 10, 2016 2:11 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by 明日輝 Mon Oct 10, 2016 1:56 pm





冒険記4








「遅れてすいません」


 ナイトジャーがキャンプの入り口に集まるパトロール隊のもとに着くと、彼らは非
常に驚いた顔をした。


「どうしてお前が?」


 彼らの中で一番年長のグレースパイダーが、ナイトジャーの目をまじまじと見つめ
て訪ねてきた。

 ちなみに、グレースパイダーはナイトジャーの父親である。

 ナイトジャーが困り顔で忙しそうにターミガンスターを怒っているカイトテイルを
横目で見ると、グレースパイダーは「ああ」と納得したようだった。


「それじゃあ、行くか」


 グレーストライプは、その筋肉のついたたくましい肩を威厳たっぷりに一振りする
と突然駆け出した。

 ナイトジャーを含むパトロール隊のメンバーは慌てて彼の後を追う。

 夕方の涼しい風を受けながら、全速力で走った。

 夕方といえど、そろそろ枯葉の季節なので、かなり寒い。だが、走るうちに温かく
なってくる。それがナイトジャーは心地よかった。


「ねえ!ナイトジャー」


 甲高い声と共に、横腹に感じる衝撃にナイトジャーはよろめいた。

 その反動で足がもつれ、すんでのところで倒木につまずきそうになった。

 ナイトジャーは体当たりしてきた猫を怒るつもりで首を振ったが、犯人の顔を見る
と諦めてため息をついた。

 またこいつか。


「あら、ごめんなさい。大丈夫?」

「ああ、心配ない」


 透き通る綺麗な声で、目鼻立ちのくっきりした可愛らしい白猫が、ちょこんと首を傾げた。

 カナリーボイスは小柄で、こんもりとしたふかふかの白い毛、その上童顔ときたも
のだから、よく子猫と間違えられている。でも実際はれっきとした戦士だ。

 いつもはおしとやかで、誰かの横で楽しそうに笑っているような猫なのだが、たま
にこう、本当に子猫のような言動をする。

 本人に悪気はないのだから怒っても意味がないだろう。彼女はきっと何が悪かった
かわかっていないのだから。

 教育が行き届いていないぞ、とナイトジャーはもう一度ため息をついた。


「ナイトジャー、留学生任命おめでとう!」


 無邪気な顔でくしゃっと笑う表情に、こいつもターミガンスターに相通じるものが
あると、ナイトジャーはいつも思う。

 やめろよ、照れるじゃないか。

 なんと答えるのがいいのか、数秒悩んだあと、無難に「ありがとう」と返した。

 ナイトジャーは正直言って、彼女のように真正面から向かってくる純粋で正直な猫
は苦手だ。

 なぜって、返答に困るから。自分も正面から受け止めるのは、恥ずかしくてとても
じゃないけどナイトジャーには無理だった。

 だから今も、ナイトジャーは微妙にカナリーボイスの目から視線をそらしていた。

 彼女の右斜め上奥に揺れる、今にも落ちそうな木の枝だとか、遠くにかすかに光る、
湖だとか、極力外している。


「でもね、私ね」


 我ながら、随分と失礼なことをしているという自覚はあるのだが、当のカナリーボ
イスはまったく気にしてないようだった。

 ナイトジャーは心の中で安堵の声を漏らしつつ、適当に「うん」と相槌を打つ。


「ヘローフットじゃなくて、良かったって思っちゃった!」

「ああ、そう」


 ナイトジャーは思考回路を最高速度でめぐらせ、カナリーボイスの言葉の意味を探った。

 カナリーボイスは色々と言葉を省略しすぎる。言葉にしなけりゃ伝わらないという
基本的なことがわかってないようだ。

 いつも通りの冷静な顔であしらったはいいものも、実は結構焦っていた。どういう意味だ。


「だってさ!ヘローフットがいなくなったら私生きていけない!」


 納得した。型に答えが綺麗にはまり、ナイトジャーは非常にすっきりした気持ちになれた。

 へへっと可愛らしい声で笑うカナリーボイスになるほど、と大きく頷く。

 カナリーボイスはヘローフットにぞっこんなのだ。

 もと飼い猫のカナリーボイスは自分を野生猫へ導いてくれたヘローフットを追いか
け回している。

 確かに、ヘローフットが留学生になって旅立ことになったら「私も行く!」と言い
出しかねない。

 最後まで食い下がり、しまいには大泣きする姿が手に取るように浮かび、ナイト
ジャーはくくっと笑った。

 とりあえず、変な意味ではなくて安心した。

 意外と繊細なナイトジャーは、「ナイトジャーはどうでもいいから」などと言われ
た日には立ち直れなくなりそうだ、としみじみ思った。


「そうだな。良かったな」


 こいつが純粋な猫で良かった、と感謝を込めて、今日初めて目を見て答えてやった。







「カナリーボイス、ブラウンポー、先に帰っていてくれるか?」


 シャドウ族との境界線のパトロールを無事に終え、これから帰路につこうとしてい
る一行に、グレースパイダーは言った。

 ナイトジャーは驚いて父親の顔を見開いた目で見つめた。

 グレースパイダーはナイトジャーの視線を気にせずに、二匹の後輩に「な?頼む
よ」と眉を下げて頼んでいた。


「どうしてですか?」

「先輩、行きますよ」


 空気を読めないカナリーボイスの率直な疑問をかき消した、空気の読める見習いブ
ラウンポーは、小柄とはいえ戦士を引きずるようにして去っていった。

 もちろん、去り際の挨拶も忘れてはいない。


「ブランポーは将来有望だな」


 グレースパイダーが苦笑いしつつも、誇らしげに二匹を見送った。

 白と茶色の背中が、シダに隠れて見えなくなると、グレースパイダーはのんびりと
歩き始め、付いてこいと言う風にナイトジャーに尻尾を振った。

 しばらく無言のまま二匹は歩く。

 ナイトジャーはなぜか緊張で渇いた自分の口を不思議に思った。なぜ、父親に緊張
する必要がある?

 苛立ちから思わずどん!と音を立てて歩くと、想像以上に砂埃が舞い、ナイトジャ
ーはゴホゴホとせき込んだ。

 その姿をグレースパイダーに笑われ、拗ねたナイトジャーはふいっとそっぽを向く。

 すぐにグレースパイダーの謝罪が飛んできた。笑い声の混じったその謝罪にナイト
ジャーは頬が火照るのを感じた。

 こんな風に、父親と肩を並べて歩くのはいつ以来だろう?

 唐突に湧き出た疑問の答えを探すように記憶を辿るも、曖昧なものばかりでそれら
しい思い出は出てこなかった。


「お前も、随分と大きくなったなあ」


 グレースパイダーが柔らかくほんのり暖かい目でナイトジャーの耳から尻尾の先ま
でまじまじと観察していた。

 その視線がねこじゃらしとなって自分の毛をかすっているかのようで、ナイトジャ
ーはくすぐったかった。

 不自然に、体をねじって歩いているとグレースパイダーは「ははっ」と小さな笑い
声を漏らす。


「お前が生まれてきたときはこーんなに小さかったんだぞ」


 と、グレースパイダーは丁度そこに落ちていた石ころを指して言った。

 いや、さすがにそれはないだろう、そう呆れたが、グレースパイダーが言いたいの
はそういうことではないだろう、と思い直し、「うん」とだけ答えた。


「父さん、誇らしいなぁ」


 その甘く優しい声に驚いてナイトジャーは歩みを止めた。

 よく見ると、父の目尻にはしわができていた。

 父が、こんなにも柔らかかったことが、いい意味でショックだった。

 生まれたときに最初に憧れた存在であり、威厳に満ち溢れたグレースパイダーの
イメージが、がらがらと音を立てて崩れ落ちた。


「うん」


 なんだか温かい気持ちになっていると、目頭にもそれがこみ上げてきて、ナイト
ジャーはそれを抑えるように頷いた。


「キャンプまで、競走しよっか」


 ナイトジャーの気持ちを汲み取ったらしいグレースパイダーはいつもの調子で笑った。

 ナイトジャーは「保育部屋まで競走しよっか」と昔よくやっていたことを思い出
し、もう一度「うん」と頷く。


「よーい、どん!」


 その日、ナイトジャーは初めて父親に勝った。





お久しぶりです。
勝手ながら、冒険記1~3を大幅に改稿させて頂きました。
投稿を再開出来たらなぁと思います。



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