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鷹とカラスは恋をする

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鷹とカラスは恋をする - Page 2 Empty Re: 鷹とカラスは恋をする

投稿 by シャイニングナイト Thu Apr 30, 2020 1:09 pm

クロウウィングは早起きして空き地でそわそわしっぽを動かしていた。毛並みはすっかり整っている。レパードスターが口を開いた。クロウウィングは決まり文句が始まるのを待った。
「本日より、戦士の名を獲得するまでの間、この見習いをエッジポーと命名します」
エッジポーは表情一つ変えずに冷ややかに座っている。クロウウィングは子猫らしくないと思った。子猫のうちだけだよ?可愛らしく無邪気に振る舞えるのは。
「クロウウィング、あなたはそろそろ最初の弟子を持ってもいい頃です。エッジポーの指導者になりなさい」
レパードスターは一度切ると、続けた。
「私が教えたこと、全て伝授してくれると嬉しいわ」
レパードスターが言い終えると自分はエッジポーの前に進み出た。エッジポーは動かない。クロウウィングは仕方なく、自分が首をかがめて鼻を触れ合わせた。一族は顔を見合わせてヒソヒソ喋り始めた。そのヒソヒソ声が聞こえてくる。
「あの子、やっぱりおかしいのよ」
「子猫らしくないわ」
「あの野蛮なタイガースターの生まれ変わりかもしれないぞ」
「うわ、それは怖いな」
「だってあいつの目、タイガースターにそっくりだ」
「私たち、殺されちゃうかも」
「近づかないようにしなくちゃ」
クロウウィングが耳を澄ますと聞こえてくるその声。そんな言葉を言われ続けているなんて.......。可哀想になってきた。だが、エッジポーは顔色一つ変えない。
「カラス翼、いつ訓練するんだよ」
エッジポーは唸りながら言った。クロウウィングはカチンときた。せっかく貰った名前で遊ばないで!
「クロウウィングです。それにまだ時間は沢山あるでしょ。まだ夜明けなのよ?」
クロウウィングが言うとエッジポーは睨んで言った。
「早くしろ。時間の無駄だ」
エッジポーは背中を弓なりに曲げた。クロウウィングはため息をついた。私とエッジポーで本当にやっていけるの?エッジポーが心を開くのはいつの日か.......。

この日、私は弟子を貰った。
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投稿 by シャイニングナイト Fri May 01, 2020 8:47 am

なんだよ。どいつもこいつも子猫らしくないだの可愛らしくないだのタイガースターだのってうるさいよ。
「カラス翼、さっさと縄張り案内してくれよ!」
俺、エッジポーは怒鳴る。人生、つまらないもの。ただ、毎日同じことをするだけ。恋愛、仲間、友情。そんなものは必要ない。必要なのは、力、頭脳、そして才能。才能がなければ始まらない。世界には2種類しかいない。才能があるやつとないやつ。ないやつはいくら努力しても族長なんかなれっこない。
「名前で遊ばないで!」
自分の指導者はイライラと叫ぶと前を歩き始めた。
「おい、弟子にキレるのが指導者か?」
エッジポーは馬鹿にした笑みを浮かべる。こんな指導者じゃ、ろくな戦士になれないぜ。

まったく!もう、嫌!なんなのこの子。
「キレる様な言葉を言うのが戦士に対する態度?」
クロウウィングは言い返してやった。
「お前、全然指導者らしくないぞ」
エッジポーが呆れ顔で肩をすくめる。いちいちの動作にイラついてしまう。呆れたくなるのはこっちです!
「縄張りを見たいの?見たくないの?」
クロウウィングは足を速める。だが、見習いでほぼ子猫のくせに私にしっかりついてくる。少しも遅れずに。
「もっと早く見て回ろうぜ」
エッジポーが唸って急かす。もう!そんなに急がなくてもいいでしょ!なんでそんなに急ぎたいの?
「俺がなんで急いでるか、気になっただろ?お前、分かりやす過ぎ。大集会に行きたいんだよ、分かんないのか馬鹿め」
エッジポーが言う。確かに、もうすぐ大集会である。サンダー族に会いたくなった。大集会で知り合ったサンドストームという猫がいる。またお喋りしたいなあ。
「そうと決まれば急ぎましょ!」
クロウウィングは全速力で走る。
「さっきから言ってるだろ!」
エッジポーも怒鳴りながら後ろを走る。よーし!何がなんでも早く終わらせるぞ!大集会に行けば、エッジポーも心を開いてくれるかもしれないしねっ!

この日、初めての訓練をした。
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投稿 by シャイニングナイト Fri May 01, 2020 8:09 pm

あれから少し経って、エッジポーはみんなが目を見張るほどの上達様だった。ある時は、戦士であるモスウィングを訓練でメッタメタにし、平然とした涼しい顔をしていた。
「あなたとエッジポー、今夜の大集会に参加してちょうだい。こんなに素晴らしい見習いと指導者がいる事をみんなに知ってもらいたいわ」
レパードスターは優しく言った。クロウウィングは感謝を込めて頭を下げた。エッジポーは無表情である。
「さあ、もう行っていいわよ」
レパードスターがそう言うと二匹は外へ出た。エッジポーはホークフロストの元へ向かい、何やら喋っている。
「何を喋っているの?」
クロウウィングが行くと、あからさまに二匹はビクッとした。クロウウィングは疑わしげに目を細めた。
「こいつの上達ぶりの話さ」
ホークフロストは少し焦り気味に言った。
「俺は凄いって話さ。話が通じるのは鷹霜だけなんだよ」
エッジポーがホークフロストをチラッと見る。そうか、エッジポーはみんなに嫌われているから話も出来ないんだ.......。
「自分で凄いって言わない。後、ホークフロストの名前で遊ばないで、刃足」
クロウウィングは言い返してやった。エッジポーは驚きと怒りの入り交じった表情をし、サッと去って行った。
「ホークフロストは?大集会に行く?」
クロウウィングはさりげなく聞いた。
「俺も行く。君と一緒に大集会に行けるよ」
ホークフロストは優しくクロウウィングの耳を舐める。
「4本木に早く行きたいなあ」
ホークフロストと、と心の中で付け足した。
「俺も」
ホークフロストはとある感情が浮かんだ薄藍色の瞳をこちらに向ける。どんな感情かは分からない。

この日、私は大集会に行く事が決まった。
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投稿 by シャイニングナイト Sat May 02, 2020 1:08 pm

追加の登場猫紹介

チャーミングポー(魅力的な足)
サンダー族所属。美しい三毛柄の雌猫。目はエメラルド色。可愛らしい顔に可憐な姿、宝石のような瞳、そして誰もを魅了する声の持ち主。だが、性格がかなりキツい。そして恋愛専門外。戦士の素質がある。怒った時の無言の圧がすごい。ツンデレだと噂をされているが、デレを見た猫はいない。

「は?なんか文句ある?」
「喧嘩なら絶対に負けないから」
「私がデレる?有り得ない」
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投稿 by シャイニングナイト Sat May 02, 2020 1:37 pm

俺、エッジポーはある場所を歩いていた。そう、大集会の場所、4本木だ。俺はフラフラと散歩をしていた。
「君も来なよ!見習い仲間のグループだぜ!」
どっかの見習いが話しかけて来た。恐らくウィンド族だ。俺は見られないように呆れて目を回し、そのグループに入った。
「最近どうだ?俺たちウィンド族はいつも通りだ」
ウィンド族の見習いが言う。
「俺が最近新しく見習いになったぐらいだ」
エッジポーは冷たく言い放つ。見習いたちは不愉快そうに顔をゆがめた。別に構わない。
「通りで見ない顔だと思ったわ。私はチャーミングポー。あんたは?におい的にリヴァー族ね」
三毛の雌猫が話しかけて来た。エッジポーは初めての感情に襲われ、困惑した。これは、どういう感情なんだ?
「お、俺はエッジポー。よろしく」
自分が答えると雌猫は素っ気なくうなずいた。
「私、指導者の所に行かなきゃ。じゃあね」
チャーミングポーは華麗な動きで去って行った。俺はしばらくチャーミングポーが去って行った方向を見つめていた。
「俺もカラス翼の所に行くか」
エッジポーは立ち上がったが、チャーミングポーの姿が頭を離れない。エッジポーは激しく首を振った。どうしたんだ!
大集会の次の日になった。クロウウィングがこちらへ来る。
「エッジポー、あなた少し変」
真っ先に俺の異変に気づいたのはカラス翼だった。だが、クロウウィングから飛び出した言葉に衝撃を受けた。
「恋してるでしょ」
はああああ!?んなわけないだろうがああああ!
「馬鹿言え!俺が、こ、恋?有り得ない!」
しかも敵部族となんて!
「でもそうとしか考えられない。ま、頑張って!応援してるからさ。後、恋なのは間違いないから認めなさいね〜」
クロウウィングはニヤニヤしながら去って行った。何やらフリーズフルスに言っている。バラすなああああ!心の中でそう叫びながら1人で森の中を散歩した。チャーミングポー、その名前を心の中で唱えて姿を頭に浮かべるだけで顔が熱くなり、心臓がドキドキする。やばい!重症だ!
「ちょっと!ここはサンダー族の縄張りよ!」
俺はビクッとした。チャーミングポーの声だ。あたりのにおいを嗅いだ。確かに、サンダー族のにおいがする。考え事をしていたから超えてしまったかもしれない。
「悪かった!わざとじゃないんだ!許してくれ!」
情けな過ぎる、と心の中で思った。どうしたんだよ、俺!
「馬鹿ね」
チャーミングポーはしっぽでピシャリとエッジポーの耳を叩いた。え?
「ギリギリあなたはリヴァー族の縄張りにいるわよ」
だ、騙されたああああ!悔しいような.......。
「そういうのはやめてくれ!」
エッジポーは胸をなでおろした。
「じゃーね」
チャーミングポーは行ってしまった。

エッジポーの初恋の相手は敵部族の美猫でした。
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投稿 by シャイニングナイト Sun May 03, 2020 1:37 pm

エッジポーは2ヶ月ほど訓練をした。大集会ではたまにチャーミングポーに会う。俺は今、辺りに注意しながら森を歩いている。今は夜中だ。クロウウィングに告白の仕方を聞くと、〔ここは、当たって砕けろ、よ!〕と言っていた。
「チャーミングポー?」
エッジポーはキャンプに忍び込み、見習い部屋にいる三毛猫をつつく。
「何?誰?」
チャーミングポーはあくびをして言うと威嚇体勢になった。
「エッジポー!みんな.......」
エッジポーは叫ぼうとしたチャーミングポーの口を急いで抑えた。そして用意していた言葉を言った。
「侵入してごめん。あのな、お前のことが好きなんだ。他部族恋愛がダメなのは分かってる。でも、お願いがある。付き合って欲しい。駆け落ちしよう」

は?チャーミングポーはいきなりすぎる出来事に目をぱちくりさせた。敵部族の猫がいきなり現れて告白された。そんな現実を夢だと疑ってしまう。どういう事?
「は?頭大丈夫?私、まだ戦士になってないのよ!指導者のクラウドテイルを心配させちゃう!」
それに、別にあんたの事は好きじゃないし。そう付け足しそうになり、慌ててこらえた。
「せめて、デートだけでもしてくれないかな?」
エッジポーは頼んでくる。
「はあ。起こされたせいでもう寝れそうに無いから今日だけね」
チャーミングポーはため息をついた。2匹で並んで歩く。すると、エッジポーが振り返って、私の頭に何かをのせた。
「何を乗せたのよ!」
チャーミングポーは激しく怒鳴った。すると、川に案内される。川を覗き込むと私の頭の上に花かんむりがのっているのが見えた。私はチラッとエッジポーの方を向いた。
「似合ってるよ」
エッジポーは優しく言った。チャーミングポーはうつむいた。顔を見られないために。そして決意すると、そっと言った。
「駆け落ちしましょう」

2匹は恋に落ちた。
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投稿 by シャイニングナイト Mon May 04, 2020 7:14 am

みんな、大変、大変なの〜!
「みんな!大変!」
クロウウィングは朝早くだと言うのに大声で叫んだ。
「朝早くからどうしたんだい?」
フリーズフルスが真っ先に飛んで来た。
「た、大変なんだってば!」
私は気が動転して慌てて、それしか言えない。
「クロウウィング!何が大変なの?」
レパードスターが少し不機嫌そうに言う。よほどの緊急事態じゃなきゃ許さないわよ!という雰囲気を出している。
「た、大変なんです!」
クロウウィングは慌てて言うと、今度は落ち着いて言った。
「エッジポーがいないんです!」
クロウウィングは叫んだ。
「狩りに行っただけじゃないのか?」
ファイヤストームがボソッと言う。私がフッてから、ファイヤストームは私と口を聞いてくれない。
「狩りじゃありません!その時は必ず私を起こしに来ます。〔せっかくなら訓練もかねて行こう。それに、数は多い方が獲物は多くなる〕って言います!」
クロウウィングは必死に言った。
「今日たまたま1匹で行ったとも考えられない?お昼になっても帰って来なかったら捜索隊を出します」
レパードスターがこの話はおしまいと言うかの様にしっぽを振り、自分の部屋へ帰ってしまった。
「クロウウィング、それって自信ある?」
ミッドナイトムーンが声をかけてきたので私は激しくうなずいた。ミッドナイトムーンまで疑う気?
「それは心配ね。捜索隊には私も参加してあげるわ」
ミッドナイトムーンは優しく私の耳を舐めた。
「ありがとう」
私は静かにお礼を言った。するとミッドナイトムーンがアワアワし始めた。ど、どうしたのかな?
「捜索隊に出るなら毛づくろいしなきゃね!でも、やっぱりこの毛、邪魔〜」
ミッドナイトムーンはそう言いながら自分の長い毛と戦っている。なんだか面白くなって吹き出した。
「良かった〜!なんか元気がないから笑わせたくて.......」
ミッドナイトムーンははにかむ様に笑った。
「ありがと!あなたみたいな友達がいて嬉しいわ!」
クロウウィングは飛び跳ねた。

この日、私は正しい事を訴えたのに信じてもらえなかった。


最終編集者 シャイニングナイト [ Mon May 04, 2020 8:13 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by シャイニングナイト Mon May 04, 2020 5:32 pm

大変だわ!昼になっても帰って来ないわ!
「帰って来ないじゃない!」
クロウウィングはいきなり叫んだ。
「うわっ、急に叫ぶなよ」
ホークフロストがビクッとして言う。
「レパードスターに伝えて!私は先にミッドナイトムーンと一緒に捜索しとく!早めの捜索が必要よ!」
クロウウィングはミッドナイトムーンを連れて、返事を待たずに走り出した。どんどんサンダー族の方へ向かっていく。そして、私たちは立ち止まった。
「においがサンダー族の縄張りの奥に続いているわ!きっと連れ去られたのよ!」
クロウウィングは叫んだ。すると、レパードスターが現れた。
「戦闘部隊を連れてきたわ。もしかしたらと思って捜索部隊ではなく戦闘部隊に変えたの」
レパードスターは説明すると、サンダー族の縄張りの奥にズンズン進んでいく。エッジポーを返して!
「ファイヤスター!一体どういうつもり?うちの見習いを連れ去るなんて!今すぐ返してちょうだい!」
レパードスターは叫んだ。
「なんだって?そんな事はしていない!」
ファイヤスターは否定する。
「シラを切るつもりなの?!」
レパードスターが背中を弓なりに曲げた。
「こっちのセリフさレパードスター!おたくの猫の誰かがうちのキャンプに侵入したにおいがする!しかもチャーミングポーが行方不明だ!リヴァー族の仕業だろう!」
ファイヤスターも毛を逆立てて威嚇した。
「なら、戦おうじゃないの!私たちが勝ったらエッジポーを返して。負けたら、また今度、日を改めて来るわ」
レパードスターが身を低くして、しっぽを振った。そしていっせいに両部族の猫が飛びかかった。
「クロウウィング!あなたにはガッカリね!」
サンドストームが突進してくる。
「こっちのセリフよ!」
クロウウィングも飛びかかる。辺りは一気に戦場と化していた。

この日、激しい争いが起こった。
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投稿 by シャイニングナイト Mon May 04, 2020 8:30 pm

エッジポーはチャーミングポーと共にある場所に向かっていた。そう、バーリーの農場だ。話に聞いたことがあるだけで、実際に行った事は無いが。俺たちは単独猫として生きることに決めたのだ。
「ファイヤスター、グレーストライプ、サンドストーム、クラウドテイル、ダストペルト、ブランブルクロー、シンダーペルト、スクワーレルポー、リーフポー、一族のみんな.......」
チャーミングポーは瞳に涙を浮かべてそう繰り返している。エッジポーは困るばかりだった。早く農場へ着こう。
「誰かいますか?」
僕はそっと声をかけた。
「誰だ!」
バーリーらしき白黒の猫が現れた。
「僕は.......」
さすがに部族猫だとは言えない。少なくとも、今は。
「通りすがりの浮浪猫です。単独猫として暮らしたくて。仲間として認めて貰えませんか?」
エッジポーは礼儀正しく頭を下げた。
「いいとも。僕はレイヴンポー。こっちはバーリー。君たちは?2人はどんな関係?」
小柄な黒猫、レイヴンポーが優しくたずねる。
「えっと.......」
名前、どうしようかな.......。浮浪猫風にする?
「僕はエッジ。こっちはチャーミング。僕たちはついこの間知り合って、付き合い始めたばかりなんだ」
エッジポーは、いや、エッジはこちらも優しく答える。
「よろしく」
チャーミングは丁寧に頭を下げて微笑む。
「悪い奴らじゃ無さそうだな。よろしく」
バーリーが軽く会釈する。僕はエッジポーからエッジになり、チャーミングポーはチャーミングになった。僕らの単独猫生活はこれから始まる。

まだ、これは第1歩.......。
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投稿 by シャイニングナイト Tue May 05, 2020 8:04 am

クロウウィングはサンドストームを投げ飛ばすと、心の中で謝り、今度はダストペルトに飛びかかった。だが。
「みんな!戦いをやめろ!」
ファイヤスターがキャンプに響き渡る声で言った。
「俺たちは見習いを連れ去っていない。リヴァー族も絶対にそんなことはしていないんだな?」
ファイヤスターがレパードスターの方を向く。
「もちろんよ!スター族にかけて誓うわ!」
レパードスターが怒鳴る。
「では、我々には争う理由がない。傷つけあうのはやめよう。話し合おうじゃないか」
ファイヤスターは穏やかに言った。
「エッジポーはいきなりいなくなったの。そんな前触れは見せなかったわ!どういう事?」
レパードスターが怒鳴らないよう気をつけて言った。
「チャーミングポーもだ。死んだのか、家出したのか」
ファイヤスターは暗い声で言う。
「あの子たちは戦士にもなれずに、死んだかもしれないの?」
クロウウィングはそっとつぶやき、涙をこらえた。
「先祖の皆様にお願い致します。チャーミングポーは戦士の掟を学び、つくしてきました。どうか戦士として受け入れてくださいますようお願い致します」
ファイヤスターがいきなり言う。えっ?
「チャーミングポーはチャーミングメイプル(魅力的なカエデ)という名になります」
ファイヤスターはチラッとレパードスターを見る。
「先祖の皆様にお願い致します。エッジポーは戦士の掟を学び、つくしてきました。どうか戦士として受け入れてくださいますようお願い致します」
レパードスターもファイヤスターと同じことを言う。
「エッジポーはエッジストライプ(刃の縞)という名になります」
レパードスターがファイヤスターと共に頭を下げる。クロウウィングは少しだけ安心した。戦士にはなれたんだ.......。
「この戦士名が、どこかにいる2匹に届きますように.......」
クロウウィングは祈った。

この日、争いは終わり、2匹は戦士名ももらった。
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投稿 by シャイニングナイト Tue May 05, 2020 7:39 pm

僕は毛づくろいをする。戦いから一週間ほど過ぎた。今ならいいだろう。何がいいのかって?今ならミッドナイトムーンに告白してもいいだろうって事!戦いのすぐあとなんて、雰囲気悪いだろ?空気読めって思われたら嫌だし.......。
「やあ、ミッドナイトムーン」
僕はさりげなく言う。
「フリーズフルス、どうしたの?」
ミッドナイトムーンはニコリと微笑みながら言った。
「別に.......。その、」
僕はしどろもどろになり、慌てて気持ちを落ち着ける。
「君は僕の事どう思ってるかなあと思って.......」
フリーズフルスははにかんで言う。
「あなたはあ?」
ミッドナイトムーンは間延びした声で言う。
「ええと.......。す、好きです」
フリーズフルスは下を向いて言う。
「まあ!奇遇ねえ!私もよ!あなたは優しくて、思いやりのある戦士だわ」
ミッドナイトムーンは笑顔で言う。
「じゃあ、付き合ってくれるんだね?」
フリーズフルスは期待を込めて言う。
「もちろんよ!結婚でもいいわよ、私、子供欲しかったし♪」
ミッドナイトムーンは冗談めかして言う。僕は思わず、前に身を乗り出した。ミッドナイトムーンが僕の子を身ごもる気があるって?!なんて嬉しい事だろう。夢なら覚めるな!
「ほ、本当か?」
フリーズフルスは目をパチクリさせる。
「ええ、軽はずみにこんな事言わないわ」
ミッドナイトムーンは優しい笑みを浮かべる。
「愛してるよ」
フリーズフルスは体を押し付ける。
「私もよ」
ミッドナイトムーンは喉を鳴らす。

この時間が永遠に続けばいいのに.......。
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投稿 by シャイニングナイト Wed May 06, 2020 8:53 am

あれからどれぐらい経っただろう。エッジストライプの事を覚えている猫は減った。何故か今は〈二本足〉が森を破壊し始めたらしい。だが、我々リヴァー族には関係ないはず。ただ、魚が減って来ているのも事実だ。後、ストームファーとフェザーテイル、ミスティフットがいなくなった。今の副長は私の憧れ、ホークフロストだ。今もみんなに指示を出している。
「.......後は自由に時間をつぶしてくれ」
ホークフロストは全て指名し終わると言った。ホークフロストは副長になったばかりなのに完璧だ。
「クロウウィング、狩りに行くか?」
ホークフロストがこちらを向く。
「ええ!行くわ!」
クロウウィングはウキウキ気分でついて行った。
「ミッドナイトムーンはフリーズフルスの子を身ごもったらしいな」
ホークフロストが振り返らずに言う。
「そうなの。お兄ちゃんはいいなあ」
クロウウィングは作り笑いを浮かべる。
「俺の連れ合いにふさわしいのは誰だろうな」
ホークフロストがポツリと言う。
「私じゃダメ.......かな?」
クロウウィングは期待を込めて言う。
「お前以外にいないよ」
ホークフロストがいきなり振り返って言った。その目は私への強い愛情で熱く燃えていた。
「え?もう一度言って.......」
クロウウィングは目を見開く。
「お前以外は連れ合いにしたくない。お前を1番愛してるから」
ホークフロストは真面目にキッパリ言った。夢じゃないのよね?嘘でもないのよね?ああ!嬉しすぎる!
「私だって!誰よりも誰よりも愛してる」
クロウウィングは思わず嬉し涙をこぼす。夢に見ていた光景がまさか現実になるなんて.......。

この日、私は幸せに包まれた。
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投稿 by シャイニングナイト Fri May 08, 2020 4:49 pm

クロウウィングは泣いていた。なんて事だ。あれからしばらく経ち、部族全員で引っ越しをする事になった。そして、長老のシェイドペルトとラウドベリーはここに残る事になり、おまけにマッドファーは死んでしまった。
「嘘だって言って!」
私は天に向かって泣き叫んだ。
「全て悪いのは〈二本足〉だ!」
ホークフロストが憎しみを込めて唸る。
「仕方ないよ.......」
フリーズフルスが悔しそうに言う。
「うぅぅ、嫌よ!置いていくなんて.......」
ミッドナイトムーンが嘆く。ミッドナイトムーンは子を身ごもっているのに、こんな旅をするなんて.......。

レイヴンポーとバーリーの納屋に部族たちは寄って行った。そして、驚きの人物を見つけた。
「エッジストライプ!!!」
クロウウィングが叫ぶ。
「チャーミングメイプル!!!」
クラウドテイルも叫ぶ。
「えっ?君たち部族生まれなのかい?」
レイヴンポーが驚きで目を見開いた。
「エッジストライプ?」
「チャーミングメイプル?」
二匹は首をかしげて言う。
「あなた達が死んだと思って戦士名をあげたの」
クロウウィングが説明する。
「僕たちは.......裏切り者だというのに?」
エッジストライプが苦しそうに言う。
「私たちは連れ合い同士よ」
チャーミングメイプルがエッジストライプの体に体を押し付ける。エッジストライプは耳を舐めてやる。
「そうだったの.......」
クロウウィングは悲しくなった。それからここで1晩過ごした後、また、私たちは進み始めた。

出発して何日か経った。ホークフロストがタイガースターの子だと聞いても別に構わなかった。ホークフロストはホークフロスト、変わらずに愛してる。今は雪山を歩いている。まさか、その時に、緊急事態が起きるなど、誰も考えていなかった。

この日、私たちは雪山まで旅をした。


最終編集者 シャイニングナイト [ Sun Feb 07, 2021 1:59 pm ], 編集回数 3 回
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投稿 by シャイニングナイト Sat May 09, 2020 8:24 pm

部族全員で休憩していた時だった。
「大変だ!ミッドナイトムーンのお産が始まってしまったんだ!助けてくれ!どの部族の看護猫でもいい!」
フリーズフルスが慌てて叫んだ。すると、全部族の看護猫が駆け寄る。でも、薬草がないこの場所ではどうすることも出来ない。そこでシンダーペルトだけがここに残り、他の看護猫は薬草を探しに行った。シンダーペルトは足が不自由だし、ベテラン看護猫なので、ここに残ってもらった。
「ミッドナイトムーン、大丈夫。僕がついてる」
フリーズフルスが体をピタリとくっつける。
「私もいるわ、ミッドナイトムーン」
クロウウィングは安心させるように毛づくろいをしてあげる。ミッドナイトムーンは感謝で喉を鳴らした。
「ナツシロギクらしいものを見つけたぞ」
ウィンド族の看護猫、バークフェイスがナツシロギクにそっくりな薬草を持ってきた。
「僕も見つけました」
シャドウ族の看護猫、リトルクラウドも同じものを持って来る。モスウィングとリーフポーがまだだ。
「「ごめんなさい、何も見つかりませんでした.......」」
モスウィングとリーフポーは申し訳なさそうに言う。
「大丈夫よ」
シンダーペルトが優しく言う。そして、このタイミングである事か起きた。これが無ければ私は幸せだった。
「ワシだわ!ミッドナイトムーンの生まれたばかりの子を狙ってる!」
シンダーペルトがゾッとして言う。そう、ちょうど今、ミッドナイトムーンとフリーズフルスの娘が生まれたのだ。
「お兄ちゃんと友達の娘は、殺らせないわあああ!」
私はけたたましい雄叫びを上げ、ワシが舞い降りて来た時にに飛びかかった。怒りに任せて噛み付く。
「クロウウィング!無茶するな!」
ホークフロストが飛び、力強い前足でワシの首を引っ掻いた。ワシの鋭い鉤爪に掴まれていたクロウウィングは地面にどんと落ちた。ホークフロストは涙を浮かべた。
「よくもっ!よくも、クロウウィングを!!!」
ホークフロストはワシにトドメを指した。
「クロウウィング!目を開けてくれ!」
ホークフロストが駆け寄って涙をこぼす。
「ホーク.......フロスト.......。愛し.......てる.......」
私は途切れ途切れに苦しげに言った。だが、言葉には愛情という愛情がこもっていた。
「やめろ!最後の別れみたいに言うな!俺の子を産んでくれるんだろ?愛してくれてるんだろ?生き延びろよ!」
ホークフロストは必死に言う。クロウウィングの身体中から血が止まらないどんどん地面が赤くなっていく。
「無理よ.......。でも、見守っ.......ている.......わ」
クロウウィングはホークフロストの頬を舐めた。
「やめろ!お前が逝くなら俺も逝く!」
ホークフロストが鉤爪を喉に当てる。
「待って.......。私の.......最後の.......願いを.......聞いて.......。私の分ま.......で生きて!」
クロウウィングは今にも消え入りそうな声で言い、ホークフロストに微笑みかけ、目を閉じた。ホークフロスト.......、誰よりも、愛してる。
「クロウウィングゥー!!!」
ホークフロストの悲痛の叫び声が辺りに響き渡った。

この日、クロウウィングは自分の命を犠牲にしてみんなを守り、ホークフロストは泣き叫んだ。
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投稿 by シャイニングナイト Sun May 10, 2020 12:00 pm

フリーズフルスは久しぶりに湖のほとりで空に向かって話しかけた。ああ、クロウウィング。君のおかげで僕の娘と息子は元気に育ったよ。とても、可愛いんだ。
「灰色に黒い縞があるのが娘で、灰色と黒のぶち猫があるのが息子さ。娘は元気いっぱいのおてんば娘で、お茶目な子に育ったよ。息子は優しくて姉のサポート役になってる」
フリーズフルスは誇らしさと悲しみの入り交じった声で言う。
「娘の名前は君にちなんで付けたんだ。今は戦士だから、レイヴンフライト(飛ぶカラス)って言うんだ。息子の方はね、アッシュウィング(灰の翼)って言うんだ。アッシュウィングは、クロウウィングを尊敬してて、レパードスターにお願いして、自分で戦士名を決めたんだ」
フリーズフルスが目を細めて言う。
「なあ、君はどうして死んでしまったんだよ。子供たちは君に会いたがってる」
フリーズフルスは下を向いて悲しそうに言う。
「君は僕を見守ってくれてるよね?」
フリーズフルスは期待を込めてつぶやいた。

お兄ちゃん、その子供たちの話、何度も聞いたわ。でも、いつ聞いても嬉しい。後、見守ってるに決まってるでしょ?
「お兄ちゃん、ごめんね。でも運命だと思うわ」
クロウウィングは涙を流しながら弱々しく微笑んだ。そして、足は自然に暗黒の森との境界線に向かっていた。

ホークフロストはちょうど今、暗黒の森に来ていた猫たちを帰らせたところだ。
「クロウウィング?」
ふと、愛する猫の気配を感じ、振り向いた。だが、もちろんクロウウィングはいない。だが。
「引き寄せられるような感覚.......。なんなんだ?」
ホークフロストは引き寄せられるようにスター族との境界線に向かった。1目、愛する者の顔を見たくて。

「ホークフロスト!!!」
「クロウウィング!!!」
二匹は同時に叫んだ。クロウウィングは瞳から涙が止まらなくなり、ホークフロストはクロウウィングを抱きしめた。
「ああ、ホークフロスト。また会えるなんて」
クロウウィングは嬉しくてたまらなかった。
「会いたかったよ、クロウウィング」
ホークフロストは顔中に喜びを表す。
「ホークフロスト、約束守ってくれなかったね」
クロウウィングはふと思い、つぶやいた。
「君がいない世界なんて意味が無い」
ホークフロストはきまり悪そうに言う。
「生まれ変わったら今度こそ正しい生き方をして、お前と共に長生きする。約束する」
ホークフロストは真面目に言った。
「ええ、そうね。期待しているわ」
クロウウィングはホークフロストと微笑みあった。

「「いつまでも、生まれ変わっても愛してる」」

〜END〜


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投稿 by シャイニングナイト Sun May 10, 2020 12:41 pm

〔鷹とカラスは恋をする〕、完結です!(*`・ω・´)
2ページ目までいっちゃいましたね。(;´Д`)
途中、キャラをたくさん増やしてしまい、
申し訳ありません。m(*_ _)m
やってるうちに想像が膨らんでしまって.......。
後、色々読みにくかったかもしれません.......。
それでも読んでくれた方、
ありがとうございました(*´▽`*)
この小説のキャラの絵、書いたら
このトピックにのせますね(*^^*)
これからも小説やお絵描き頑張っていきますので
見てくれると嬉しいです!(*´ω`*)
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投稿 by ライトニングサウンド Sun May 10, 2020 2:45 pm

いつも読ませてもらっていました!すごく面白かったです!シャイニングナイトさんの他の小説楽しみにしてます!あとバラのはな子猫の一生への返信ありがとうございます!

ライトニングサウンド
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投稿 by シャイニングナイト Sun May 10, 2020 4:08 pm

ライトニングサウンドさん

読んでくれていたんですか?!
めちゃくちゃ嬉しいです!!!(≧∇≦)
面白いとお褒めの言葉、感激です!( ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
〔バラのはな子猫の一生〕は面白いので
更新を毎日楽しみにしています!
他の小説も頑張って更新しますね!(๑و•̀ω•́)و
自由雑談フォーラムにもトピックを作っているので
そちらもぜひ、参加してください!m(*_ _)m

よーし、応援してくれる人もいるし、
頑張るぞ〜!!!(๑•̀ㅂ•́)و
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投稿 by シャイニングナイト Sun May 10, 2020 9:44 pm

鷹とカラスは恋をする - Page 2 9ef46b10

ホークフロスト&クロウウィング

「「いつまでも、生まれ変わっても愛してる」」


最終編集者 シャイニングナイト [ Sun May 10, 2020 10:12 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by シャイニングナイト Sun May 10, 2020 10:10 pm

鷹とカラスは恋をする - Page 2 3f178410

チャーミングメイプル&エッジストライプ

「俺たちは.......裏切り者だというのに?」
「私たちは連れ合い同士よ」
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投稿 by ナイトリーフ Tue May 19, 2020 3:36 pm

面白かったです!ありがとうございました

ナイトリーフ
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投稿 by シャイニングナイト Tue May 19, 2020 5:40 pm

ナイトリーフさん!
コメントありがとうございます!
めちゃくちゃ嬉しいです!((o(。>ω<。)o))
これからもよろしくお願いしますっ!
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