鳥籠に囚われて

[フェグワンヴィレッジ]

プロローグ


自由。

それは私とは関わりの無いものだった。

この狭っ苦しい鳥籠のような場所にいた私には・・・。

でも今は違う。

今は空を自由に仰げる。

好きなところへ好きなように行ける。

私は運命という名の鎖を壊した。

私は誰かの指示に従うことしか赦されなかった。

でももうそんな事はしない。

私は自分が決めた運命の上を自分で選んだシナリオ通りに歩める。

もう絶対に逃げたりしない！

私はあなたに愛を貰った。

私はあなたに命を貰った。

私はあなたに自由を貰った。

私はもう自分らしく生きられる。

私の鳥籠を壊してくれたあなたに感謝する。

これは私のENDLESS JOURNEY(終わりなきの旅）の始まりである・・・。

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ボクも小説始めようと思いますｗ

応援よろしくお願いします！

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登場猫紹介

・ヘイズィハート（霞んだ心）　雌猫
澄んだ赤い目。体は白。
カウアド（臆病者）と呼ばれている。
光陰の力・光と陰の両方をもち、銀色の炎を操る。
額に半分ずつ色の違う星のマークがある。

・エール（応援）　雄猫
琥珀色の目。体はグレー。
旅をする猫。
光陰の力・光をもち、炎を操る。
フレイムコントローラー（炎の操者）の称号をもつ。
額に濃い星のマークがある。

・コールドサン（冷たい太陽）　雄猫
濁ったような青い目。体は黒。
光陰の力・陰をもち、水を操る。
アクアルーラー（水の支配者）の称号をもつ。
額に灰色の星のマークがある。
ミスト族の族長。



更新中・・・

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ミスト族の戦士達の名前募集しますｗ
見習い、子猫もＯＫですのでよろしくお願いします！

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ここの部族は族長がサン「太陽」とつくので、スターはＯＫですｗ

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第一話

囚われ


「カウアドぉ！まだか！！」

怒鳴り声がキャンプに響く。

「・・・は・はい。只今参ります。」

少女は自分の本当の名を知らない。

いつもカウアドと呼ばれている。

「遅い！何度言ったら分かる！！」

コールドサンは少女を見下す。

「も・申し訳ありませんでした・・・。ですが、コールドサン様が私に大きな獲物を持って来いと仰ったので選んでいたのです・・・」

怯えながら言う少女。

「うるさい！！言い訳などどうでもいい！で、持ってきたのか？」

コールドサンは大声で言う。

「申し訳ありません。急げと申されましたので急用かと・・・。」

少女は下を向いて言う。

コールドサンはかぎ爪を出して少女の目の前に振りかざした。

「ッ！」

少女は身を竦める。

「さっさと持って来い！今度もたもたしていたら貴様をこのかぎ爪で引っかくからな！」

少女はすぐに獲物置き場へ向かう。

コールドサンは冷ややかな笑みを浮かべ、額の光陰のマークを触る。

少女にも同じものがある。

少女の後姿をみて呟いた。

「ヘイズィハート、炎は水に勝てないんだよ・・・。」

[ティアーミスト]

見習い名：エディポー＜渦巻く脚＞

戦士名：エディハート＜渦巻く心＞

チャットではお世話になりました！キャラ応募させていただきます♪



滑らかな灰色の毛皮の女の子。華奢な身体に不釣り合いな、もふもふとしたしっぽが特徴。ちょっと背が低いのだが、本人は全く気にしていない。

くりっとした大きくてまん丸の茶の瞳と小さな耳、甘え上手でいつもふにゃんっと
している。


設定はポイでもかまいませんよ！

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ありがとうございますｗ
設定もそのまま使わせてもらいます！！

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登場猫更新

・ラーヴァヒート（溶岩の熱）　雄猫
琥珀色の目。赤虎の猫。耳の先がが裂けている。
ミスト族の副長。

・スパークレイン（火花の雨）　雌猫
黄色い目。焦げ茶色の虎猫。前足が白い。
ミスト族の看護猫。

・コンステレイション（星座）　雌猫
黄金色の目。体は黒と白のまだら。
スパークレインの姉。

・パステルガイア（淡い大地）　雄猫
黄色い目。白の多い三毛柄。

・イリュージョンポー（幻想足）　雄猫
緑色の目。体は銀色。
スパークレインの弟子。

・エディポー（渦巻く足）　雌猫　　　＜ティアーミストｓより＞
茶色の目。滑らかな灰色の毛皮。耳と体がやや小さく、尻尾がもふもふしている。
コンステレイションの弟子。

・フロウカスポー（羊雲足）　雄猫
青い目。真っ白でふわふわな体。
エディポーの弟。
パステルガイアの弟子。



更新中・・・

[レパードクロー]

新小説おめでとうございます！
タイトルが何とも言えませんね！独特の雰囲気が出ていて不思議です＾＾
ヘイズィハートがこれからどのようにして物語を盛り上げていくのか楽しみです(*^^*)
頑張って下さい！応援しています！
そしてキャラを............。性格はお任せします。


＊スワロウフォールン「落ちてしまった燕」　青い瞳をした、黒っぽい赤茶色の雌猫。尻尾が長いため、いつも引きずっている。

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少女が戻って来るとコールドサンは獲物を奪い取るように食べ始めた。

少女はコールドサンに赦しを得なければ食べることができない。

だが腹が減ったところを気付かれてはいけない。

余計食べさせて貰えなくなるからだ。

「あの、コールドサン様・・・。」

少女が話しかけるとコールドサンは少女を睨み付けた。

少女は俯きコールドサンが食べ終わるのを待った。

コールドサンは食べ終わると口の周りの血を舐め取った。

「お前に話があると言ったのは俺だ。お前はただ待っていればいいんだよ。」

そして自分の部屋を顎で指した。

‘‘来い’’と言う意味だ。

「・・・はい。」

少女はとぼとぼとついて行く。

部屋へ入るとそこには副長のラーヴァヒートがいた。

「お前には今から戦ってもらう。」

言っている意味が分からず頭がクラクラする。

「はい？」

「同じ事を言わせるな。」

鋭い声でこう続けた。

「もしもお前が勝てたのなら、お前を自由にしてやろう。だが負けたら・・・」

「約束を三年延ばす。」

約束と言うのはコールドサンと少女との間に交わされた契約。

『2年間俺に仕えたら、お前を解放する。』

あの時少女は心に決めた。

《なんだってやるんだ。自由になれるのならどんなことだって成し遂げてみせる！》

だがその決意は今の言葉で砕け散った。

普通なら今頃少女は見習いとして訓練を受けているはず。

だが少女にそれは赦されなかった。

「無理です！！私は戦い方を知らないのです！あなたは私を逃がさないためにそうさせるのでしょう？」

少女は悲嘆に満ちた声で訴える。

「私はあと一年で自由になれるんです！お願いです！！断らせてください！」

「誰に向かって口を利いている！！もう決定したことだ今からお前に戦う相手を選んで貰う。ついて来い！」

ラーヴァヒートは少女に怒鳴った。

そして部屋の外へ引き摺り出した。

「選べ。ただし、子猫、母猫、看護猫、長老以外だ。」

コールドサンは低い声で少女に言った。

（見習いはいいんだ。）

少女は周りを見渡し、一番小さい猫を見つけた。

小柄で耳が小さい猫、エディーポーだ。

だがエディポーは小柄なだけで見習いの中でも最年長だ。

そんなことを知らない少女はエディポーを尻尾で示し、

「あの猫にします。」

そうか細い声で伝えた。

「決闘は明後日だ。時間をくれてやる、自分で訓練しろ。」


少女の運命は変えられない

[ラッキークロー]

　リズムよく読みやすい文章でスラスラ読めます！
　ヘイズィハートの契約とはいったい何なのか...そして彼女は自由を手に入れることができるのか気になります。続きが楽しみです！

　キャラ募集させて頂きます(^^)/

ラブサイカロジ―【愛の心理】
　淡いしょうが色の毛皮に、煌めくエメラルド色の瞳を持った雌猫。小柄な体格をしている。
　心優しい性格で、困っているものを放っておけない。そのため誰からも好かれる。族長のことを密かに嫌っている。

[フェグワンヴィレッジ]

レパードクローさん、ありがとうございますｗ

使わせていただきますｗ



戦士名以外にも募集させていただきます。

「ウェーストトラベラーズ（荒地を旅する者たち）」のキャラを募集します。

「ウェーストトラベラーズ」とは・・・
目的なく旅をする猫達。話が進むと登場します。

＜リーダー＞
ローン（芝生）　雄猫
深い琥珀色の目。艶やかで美しい銀色の毛並み。

＜謎の兎＞
ルナー（月）　雌兎
赤い目。白い体。
何故か猫の言葉が話せる。鋭い直感を持ち、ローンたちを導く。

～お願い～
ローンの仲間を５匹募集します。
ローン（芝生）のように一つの単語だけでお願いします。
全て「雄」でお願いします。
引き続き戦士名も募集します。

[フェグワンヴィレッジ]

ラッキークローさんありがとうございます。
ありがたく使わせていただきますｗ

協力してくださる方が多くて幸せですｗｗｗ
これからも応援よろしくお願いします！

[フェグワンヴィレッジ]

「お母さん！お母さん！」

小さな子猫の足元で血を流す猫の姿。

雪は非情にも降り続ける。

まるでその光景を埋め尽くすかのように・・・

子猫はひたすらに泣く。

その子猫の額には半分だけ星のマークがある。

光陰の印だ。

その泣き声を聞きつけ体の大きな猫が現れた。

新米族長のコールドサンだ。

「おい、どうした・・・」

言葉を切った。

その猫から炎が発せられた。

それも赤ではなく、銀色の。

コールドサンはすぐに子猫の額を確認する。

「光陰の印・・・」

その時コールドサンの頭にある考えが浮かんだ。

（こいつは光の力の持ち主。俺と同じ強さになってしまう。だがこいつはまだ餓鬼だ。上手く利用してやろう。）

「おい、お前名は？」

「なまえ？」

子猫はキョトンとする。

「ちっ、まだねぇのか。」

すると倒れている猫が死力を尽くしてコールドサンに言った。

「ヘイズィハートを育ててください。私の大事なむすめ・・・」

事切れた。

ニヤリと冷たい笑みを浮かべながら

あぁ、可愛がってやるさ・・・一生なぁ

[フェグワンヴィレッジ]

「餓鬼。よく聞け。これは契約だ。」

コールドサンは子猫を見下しながら言う。

「お前を養ってやる。その代わりに2年間俺に仕えろ。勿論自由はない。」

「けいやく・・・。」

子猫、いや少女は戸惑う。

だが

「分かったよ、けいやくする。あんたの名前はなんて言うの？」

無垢な少女は尋ねる。

するとコールドサンは少女を殴った。

「痛い！なにす・・・」

コールドサンは少女を睨み付け

「礼儀がなってねぇ。コールドサン様だ。」

少女は身を竦めた。

「分かった返事をしろ。」

「・・・はい・・・。」

「契約成立だ。明日から働いて貰う。休む暇などないと思え。」

少女は恐怖を目に抱く。

「返事は？」

「は・はい。」


契約～これが後々ヘイズィハートの足枷になっていくのだった。

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登場猫更新

・スワロウフォールン（落ちてしまった燕）　雌猫　　　＜レパードクローｓより＞
青い目。黒みがかった赤茶色の毛。長い尻尾が特徴。

・ジュエリーシャイン（宝石の輝き）　雌猫
美しい黄色の目。体は灰色の縞。
スワロウフォールンの妹。

・エクスターンズフォレスト（樹海）　雄猫
藍色の目。体は茶色。
スワロウフォールンとジュエリーシャインの弟。

・キールソーン（鋭い棘）　雄猫
緑色の目。白い体。尻尾の先が黒い。

・ラブサイカロジー（愛の心理）　雌猫　　　＜ラッキークローｓより＞
美しいエメラルドのような目。体は淡いショウガ色。
キールソーンとの間に2匹の子がいる。
・フューチャーキット（未来子猫）　雌猫
・ジンジャーキット（生姜子猫）　雄猫

・ヴァイオレンスストーム（激しい嵐）　雌猫
紫がかった藍色の目。体は薄いオレンジ。

・ラプターポー（猛禽足）　雌猫
琥珀色の目。焦げ茶の虎柄。
キールソーンの弟子。


更新中・・・

[フェグワンヴィレッジ]

そして決闘の日。

エディポーは手加減はしてくれたもの結果は惨敗に終わった。

（分かりきった事なのに・・・。）

「約束は約束だからな。あと4年がんばるんだな。」
　
コールドサンは耳元で囁いた。

そして独り森の中に残された少女。

声は上げずに涙を流して泣いた。

（分かってた。こうなる事なんて分かってた。）

「分かってた筈なのに・・・悔しくて涙が止まらない。」

涙は頬を濡らす。

「私は一生この鳥籠から出られないんだ。」

あまりの虚しさに心が砕けそうだ。

バラバラになって壊れてしまいそう。

いっそそうなってしまおうか。

「生きるのに疲れたよ。」

私なんか・・・

私なんか・・・

生まれてこなければ良かったのに・・・

[フェグワンヴィレッジ]

第２話

約束


少女は泣き続ける。

「もう嫌だ！自由になりたいよ！！」

悲痛な声が森に響き渡る。

その時ほのかに香った薔薇の香り。

少女は近くに誰かいるのが分かった。

その猫は琥珀色の目で少女を見つめていた。

少女は泣くのを止めその猫を振り返る。

「す、すいません。すぐ退きます。」

少女が立ち上がろうとすると

「あ、いや、いいんだ。邪魔じゃないから。」

と言った。

「それより君どうしたんだ？大丈夫か？」

いままで自分をここまで気遣ってくれるような猫はいなかった。

少女はなんて返せばいいのか分からないでいた。

「自由か・・・。君はここにいて幸せではないんだろ。」

思いがけない言葉に驚く。

コクンと頷くとその猫は

「話してくれないか、君のこと。」

琥珀色の優しい瞳に捉えられ少女は不器用に話し始めた。

少女の話を聞き逃さないように耳を傾ける猫。

話が終わると

「・・・そうか。」

と小さく呟いた。

「それはつらかっただろう。」

どうして？

どうしてあなたは私のこと分かってくれるの？

少女の目に再び涙が溢れてきた。

その猫の肩に顔を埋め泣きじゃくる。

自分の思いを知ってほしかった。

決して助けてほしい訳じゃない。

ただ自分の気持ちを理解してほしかった。

その猫は

「夜にまたここに来る。君も来るといい。気付かれないようにな。」

ニッと笑って言った。

その笑顔はまるで太陽のようだった。

少女は去ろうとする猫に向かって

「あ・あの！名前教えてください！」

「エールだ。」

笑顔のまま答えたエール。

「君は？」

「私は・・・。名前を知りません。」

しょんぼり答えた。

名前を知りたい。

初めてそう思えた。

「じゃあ、ハート（心）と呼ぶ。それが名前だ。」

エールは励ますように名を与えた。

じゃあなと尻尾を揺らし林の中へ消えていった。


少女の・・・いやハートの運命が動き出す。

[フェグワンヴィレッジ]

第二話突破！！

エール登場です！！エールの性格はとにかく優しく思いやりのあるように・・・そして元気で明るく・・・めっちゃいい子キャラを目指します！

[ティアーミスト]

リズミカルな文の構成にあこがれます！
エールさんに惚れましたヾ(´ω｀＝´ω｀)ノなにあの優しい猫さんｗ
執筆、陰ながら応援しております！

[フェグワンヴィレッジ]

ティアーミストｓありがとうございますW

エディポーこれから活躍しますｗ

[レパードクロー]

エール.........なんだお前、優しいやつ........(゜ロ゜)
ハートちゃんが可哀想でたまりません！彼女は鳥籠から出られるのかが気になります。
頑張って下さい！応援してます(*^o^)／＼(^-^*)
スワロウフォールンが出るのも楽しみにしています＾＾

[フェグワンヴィレッジ]

レパードクローｓ第二話で登場しますｗ
わが子のように見守ってくださいｗ

[フェグワンヴィレッジ]

ハートはキャンプへ戻った。

するとエディポーがやってきて

「さっきはごめんなさい。」

と言ってきた。

「い・いいの。大丈夫だから。ッね。」

ハートはもうそんな事はどうでも良かった。

エールに出会えたこと、

エールに名を貰えたことがうれしいのだ。

「カウアドぉ！！」

コールドサンが怒鳴っている。

エディポーに頭を下げるとすぐに駆けていった。

部屋に入ると不機嫌なコールドサンがいた。

「お呼びでしょうかコールドサン様。」

コールドサンは期待していた。

負けたショックで落ち込むハートを。

だがハートはそんな素振を見せない。

「なぜだ。」

イラついてぶっきらぼうに言う。

「あのー・・・」

「なぜ平常心のままでいられるんだ！？お前を見てるとむかつくんだよ！！」

そう言ってハートの耳に強く噛み付いた。

「！！な、なにを！！」

耳からは血が溢れる。

「お止めくださいコールドサン様！！」

コールドサンは我に返り

「もういい！！出て行け！！」

ハートは逃げるように部屋を後にした。

耳から血がたれている。

それを見かけてか２・３匹集まってきた。

「大丈夫？」

声を掛けてくれたのはスワロウフォールンだ。

「ほんと、血が出てるわ。」

妹のジュエリーシャインも言う。

「スパークレインに診てもらうといいわ。」

ハートはその猫たちにお礼を言うと、スパークレインの元へ行った。

部屋にはスパークレインはいないが弟子のイリュージョンポーがいた。

入ってきたハートをジッと見つめた。

「カウアドか・・・。スパークレインは今いないよ。」

イリュージョンポーはボソッと言った。

「・・・分かった。」

出て行こうとしたハート。

「あ、あのさ。俺でよければ手当てしようか？」

「え・いいの？」

驚いたが任せることにした。

「傷を見せて。」

ハートは耳を向けた。

「血は止まってる。マリーローズを塗るから。」

イリュージョンポーはハートの耳にマリーローズを塗る。

少ししみたが楽になった。

「ありがとう。」

「また明日来て、塗りなおすから。」

頷いて部屋を出た。

時刻は夕時。

早くエールに逢いたい・・・

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