猫の談話室ー月猫sideー【完結】
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
トゥモローシャイン wrote:葉月ちゃんしっかりしてる…!ついていきますっ←
皆さん個性的なキャラで飽きないですね!会議が始まるのが楽しみですっ、頑張ってください!
人形ではない…ですとっ?…なんでもいいから一体ください。抱き尽くします←
葉月は若干メタ発言多めですww
抱き尽くすが焼き尽くすに見えた私はきっと疲れてるのねw
如月「もふもふだぜ!」
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
長月君!!!
やっと現れてくれたw天然キャラ&暴力されるキャラが私の母性?父性?本能をくすぐってきやがる・・・・←
看護猫戦士がすぐに手当を←誰
とにかくそろそろで全員揃いそうですねww
やっと現れてくれたw天然キャラ&暴力されるキャラが私の母性?父性?本能をくすぐってきやがる・・・・←
看護猫戦士がすぐに手当を←誰
とにかくそろそろで全員揃いそうですねww
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
あ!
長月君ファンクラブ1号は私が取りました!!
長月君ファンがこれからも増えることを祈って!
長月君ファンクラブ1号は私が取りました!!
長月君ファンがこれからも増えることを祈って!
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
長い長い第一話もそろそろ終了が近いですwそして長月君は如月君並みに殴られそうw戦士 wrote:長月君!!!
やっと現れてくれたw天然キャラ&暴力されるキャラが私の母性?父性?本能をくすぐってきやがる・・・・←
看護猫戦士がすぐに手当を←誰
とにかくそろそろで全員揃いそうですねww
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
な、長月君ファンww増えるでしょうかねww戦士 wrote:あ!
長月君ファンクラブ1号は私が取りました!!
長月君ファンがこれからも増えることを祈って!
フロストテイル- 年長戦士
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【第一話Ⅴ】
【第一話Ⅴ】
月猫、それは見守る者。
月のように優しき光を、猫の神秘なる眼に宿した者。
猫達は見守り、記録する。
その記録の為の場こそが『談話室』なのである。
いつから出来たのかは誰も知らない。いや、覚えてないだけの可能性もある。
なぜなら猫の記憶力などたかが知れている。数週間もすれば記憶は薄れ、消えていく。
知っているのは部屋の中心、全てを記録し、輝き続ける月だけ...なのかもしれない。
睦月「....まぁ、簡単に言うと談話室は一ヶ月に一度行われる俺達の会議で、
会議では皆がどんな物事を見守ってたとかの情報を共通して部屋の中心の月型議事録に記録する。...と、いうことだな。」
如月「四文字くらいにまとめてくれ!」
睦月「埋めるぞ。」
簡単にまとめたはずだった睦月の説明も、如月には理解不能だったらしい。
睦月は周りを見渡し、如月以外の月猫達は理解しているかの確認をした。
....どうやら如月以外は理解出来ているようだ。
葉月「一字一句違わない説明ありがとう睦月。説明している間に水無月と神無月が到着したみたいよ。」
葉月がそういった瞬間、談話室内部に水無月、神無月が入ってくる。
二匹の気配でも感じ取ったのだろうか。
しかし、他のメンバーは二匹が入ってくるまで気配を察知することは出来なかったようだ。
師走「凄いな葉月。我には分からなかった。」
葉月「ふふ..。女の勘よ。」
弥生「女の勘!凄いです!私もいつか使えるでしょうか?」
葉月「えぇ、きっと。」
三匹が話しをしていると、一匹の長毛の白猫が近づいてくる。
その白い瞳は優しく輝き、葉月にすり寄る。
?「やぁ、菜月ちゃん。ご機嫌いかが?今日も美しいね。」
葉月「どうも神無月。不快だから私の視界から消えてくれると大変ありがたいわ。」
笑顔の神無月に葉月も笑顔で答えるが、全身から溢れ出る嫌悪感は隠しきれ....いや、隠すつもりもないようだ。
しかし葉月の言葉を意に介せず神無月は続ける。
神無月「あ、見て見て葉月ちゃん。綺麗なイヤリングゲットしたんだよ。」
神無月が耳につけたイヤリングをちらつかせるが、葉月の表情は変わらない。
さらに続けようとする神無月だったが、不意に顔をしかめた。
横には先ほど彼と一緒に談話室に入って来た、橙色の毛と眼をした雌猫の姿。
神無月「い、痛いなぁ水無月ちゃん。え?何々、嫉妬しちゃった?」
水無月「......はづき、こまらす、だめ。あと、かいぎおくれた、はやくはじめる。」
途切れ途切れに喋りながらも眼は鋭く、神無月を睨む。
神無月は肩をすくめ、睦月の近くに座った。
神無月「ごめんねリーダー。遅刻しちゃった☆」
最早怒る気にもなれない。
ため息をつくのを我慢しつつ、睦月は口を開く。
睦月「(結局、三時間近く過ぎてるんじゃないか?)じゃぁ..始めようか。」
月猫、それは見守る者。
月のように優しき光を、猫の神秘なる眼に宿した者。
猫達は見守り、記録する。
その記録の為の場こそが『談話室』なのである。
いつから出来たのかは誰も知らない。いや、覚えてないだけの可能性もある。
なぜなら猫の記憶力などたかが知れている。数週間もすれば記憶は薄れ、消えていく。
知っているのは部屋の中心、全てを記録し、輝き続ける月だけ...なのかもしれない。
睦月「....まぁ、簡単に言うと談話室は一ヶ月に一度行われる俺達の会議で、
会議では皆がどんな物事を見守ってたとかの情報を共通して部屋の中心の月型議事録に記録する。...と、いうことだな。」
如月「四文字くらいにまとめてくれ!」
睦月「埋めるぞ。」
簡単にまとめたはずだった睦月の説明も、如月には理解不能だったらしい。
睦月は周りを見渡し、如月以外の月猫達は理解しているかの確認をした。
....どうやら如月以外は理解出来ているようだ。
葉月「一字一句違わない説明ありがとう睦月。説明している間に水無月と神無月が到着したみたいよ。」
葉月がそういった瞬間、談話室内部に水無月、神無月が入ってくる。
二匹の気配でも感じ取ったのだろうか。
しかし、他のメンバーは二匹が入ってくるまで気配を察知することは出来なかったようだ。
師走「凄いな葉月。我には分からなかった。」
葉月「ふふ..。女の勘よ。」
弥生「女の勘!凄いです!私もいつか使えるでしょうか?」
葉月「えぇ、きっと。」
三匹が話しをしていると、一匹の長毛の白猫が近づいてくる。
その白い瞳は優しく輝き、葉月にすり寄る。
?「やぁ、菜月ちゃん。ご機嫌いかが?今日も美しいね。」
葉月「どうも神無月。不快だから私の視界から消えてくれると大変ありがたいわ。」
笑顔の神無月に葉月も笑顔で答えるが、全身から溢れ出る嫌悪感は隠しきれ....いや、隠すつもりもないようだ。
しかし葉月の言葉を意に介せず神無月は続ける。
神無月「あ、見て見て葉月ちゃん。綺麗なイヤリングゲットしたんだよ。」
神無月が耳につけたイヤリングをちらつかせるが、葉月の表情は変わらない。
さらに続けようとする神無月だったが、不意に顔をしかめた。
横には先ほど彼と一緒に談話室に入って来た、橙色の毛と眼をした雌猫の姿。
神無月「い、痛いなぁ水無月ちゃん。え?何々、嫉妬しちゃった?」
水無月「......はづき、こまらす、だめ。あと、かいぎおくれた、はやくはじめる。」
途切れ途切れに喋りながらも眼は鋭く、神無月を睨む。
神無月は肩をすくめ、睦月の近くに座った。
神無月「ごめんねリーダー。遅刻しちゃった☆」
最早怒る気にもなれない。
ため息をつくのを我慢しつつ、睦月は口を開く。
睦月「(結局、三時間近く過ぎてるんじゃないか?)じゃぁ..始めようか。」
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
如月君の後の睦月君の返しが最高ww
睦月君のファンになっちゃいそう←
そして葉月ちゃん?と神無月君が結ばれますように←
水無月君は神無月君の良きパートナーですねw
私も真逆?のパートナーを見つけたいものですww
そしてフロストテイルさんの小説を読むためにこちらに来たのに何故かBBSが重くなるという嫌がらせがwwでも長月君愛の前には無意味な嫌がらせなのだキリッ←
睦月君のファンになっちゃいそう←
そして葉月ちゃん?と神無月君が結ばれますように←
水無月君は神無月君の良きパートナーですねw
私も真逆?のパートナーを見つけたいものですww
そしてフロストテイルさんの小説を読むためにこちらに来たのに何故かBBSが重くなるという嫌がらせがwwでも長月君愛の前には無意味な嫌がらせなのだキリッ←
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:如月君の後の睦月君の返しが最高ww
睦月君のファンになっちゃいそう←
そして葉月ちゃん?と神無月君が結ばれますように←
水無月君は神無月君の良きパートナーですねw
私も真逆?のパートナーを見つけたいものですww
そしてフロストテイルさんの小説を読むためにこちらに来たのに何故かBBSが重くなるという嫌がらせがwwでも長月君愛の前には無意味な嫌がらせなのだキリッ←
葉月さんはチャラ男がお嫌いのようですw
フロストテイル- 年長戦士
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【猫のお茶会】(舞台裏)
【猫のお茶会】(舞台裏)
以下、会話文のみ
睦月「んーー。疲れたな。」
如月「おぉ!腹が減ったぜ!」
文月「長い一話だったですからね。」
霜月「んぁ..あ、収録終わったぁ?」
弥生「霜月さん...ね、寝てたんですか?」
霜月「出番なかったしぃ、いいかなぁってぇ。」
卯月「ご、ごめんなさい。僕もちょっと寝ちゃって..。」
師走「仕方あるまい。出番が出番だからな。」
葉月「皆お疲れさま。紅茶、あるわよ。」
神無月「さっすが菜月ちゃん。気が利くね☆俺にもちょ−だい。」
葉月「はいはい。どうぞ。」
神無月「ごめん菜月ちゃん、このカップ山盛りの塩しか入ってない。」
葉月「あら、気のせいじゃない?」
長月「あはははハ。葉月ったらドジッ子だネ。」
葉月「そうね、次から気をつけないと。」
長月「そう言いながラ、ボクの紅茶にも塩盛るのやめてヨ。これわざとでショ?」
葉月「そうね、次から気をつけないと。」
長月「何をサ!?」
皐月「如月!それアタシの紅茶!」
如月「マジでか!じゃぁ俺のどれ!?」
皐月「知らねぇし!」
水無月「むつき」
睦月「ん?どうした?」
水無月「わたしたち、ここきたとき、きさらぎ、しばられてた、なんで。」
睦月「...皆が来る前に始めようと思ってた会議があいつの馬鹿騒ぎのせいで全然始まらなかったから...だな。」
水無月「なっとく。」
葉月「あら、そろそろ休憩時間が終わるわね。ほら、皆準備して。」
霜月「ふにゅぁ...くかぁ..。」
卯月「すぅ...すぅ..。」
皐月「二匹寝てんだけど。」
葉月「どうせまだ出番ないから良いわ。」
師走「メタ発言は控えろ。」
睦月「まぁ、うん。収録再開な。」
以下、会話文のみ
睦月「んーー。疲れたな。」
如月「おぉ!腹が減ったぜ!」
文月「長い一話だったですからね。」
霜月「んぁ..あ、収録終わったぁ?」
弥生「霜月さん...ね、寝てたんですか?」
霜月「出番なかったしぃ、いいかなぁってぇ。」
卯月「ご、ごめんなさい。僕もちょっと寝ちゃって..。」
師走「仕方あるまい。出番が出番だからな。」
葉月「皆お疲れさま。紅茶、あるわよ。」
神無月「さっすが菜月ちゃん。気が利くね☆俺にもちょ−だい。」
葉月「はいはい。どうぞ。」
神無月「ごめん菜月ちゃん、このカップ山盛りの塩しか入ってない。」
葉月「あら、気のせいじゃない?」
長月「あはははハ。葉月ったらドジッ子だネ。」
葉月「そうね、次から気をつけないと。」
長月「そう言いながラ、ボクの紅茶にも塩盛るのやめてヨ。これわざとでショ?」
葉月「そうね、次から気をつけないと。」
長月「何をサ!?」
皐月「如月!それアタシの紅茶!」
如月「マジでか!じゃぁ俺のどれ!?」
皐月「知らねぇし!」
水無月「むつき」
睦月「ん?どうした?」
水無月「わたしたち、ここきたとき、きさらぎ、しばられてた、なんで。」
睦月「...皆が来る前に始めようと思ってた会議があいつの馬鹿騒ぎのせいで全然始まらなかったから...だな。」
水無月「なっとく。」
葉月「あら、そろそろ休憩時間が終わるわね。ほら、皆準備して。」
霜月「ふにゅぁ...くかぁ..。」
卯月「すぅ...すぅ..。」
皐月「二匹寝てんだけど。」
葉月「どうせまだ出番ないから良いわ。」
師走「メタ発言は控えろ。」
睦月「まぁ、うん。収録再開な。」
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
長月君&睦月君ファンクラブ会長として2人が出てくれて嬉しい←
そして葉月と神無月のやりとり面白いww
神無月君は葉月がデれるまで根気強くアタックですねw←
そして、長月君へのとばっちり(´・ω・)カワイソス。
長月くんには私が甘い甘い甘い紅茶を入れてあげたいw
2話楽しみですw
そして葉月と神無月のやりとり面白いww
神無月君は葉月がデれるまで根気強くアタックですねw←
そして、長月君へのとばっちり(´・ω・)カワイソス。
長月くんには私が甘い甘い甘い紅茶を入れてあげたいw
2話楽しみですw
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:長月君&睦月君ファンクラブ会長として2人が出てくれて嬉しい←
そして葉月と神無月のやりとり面白いww
神無月君は葉月がデれるまで根気強くアタックですねw←
そして、長月君へのとばっちり(´・ω・)カワイソス。
長月くんには私が甘い甘い甘い紅茶を入れてあげたいw
2話楽しみですw
口は災いのもとなのですw
特に長月君はww
2話はそのうち書く予定ですwお待ちくだされw
フロストテイル- 年長戦士
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【第二話】
【第二話】
睦月「では、これより報告会議を始める。進行役はこの俺、睦月が担当をする。」
ほのかに明るい談話室の中、睦月は口を開く。
時刻は既に予定を大幅に過ぎている。
だが、何故だろう..。少しだけ、懐かしく感じていた。
如月「俺の紅茶知らねぇ?」
睦月「....それでは報告を、えっと..とりあえず弥生。」
弥生「はい。私は..うーん。」
最初の報告者を弥生に指名すると、少し考えたように首を傾げている。
そんな弥生の代わりに師走が話し始める。
師走「弥生は我と一緒に遺産の記録、もとい観察を行っていた。建築物の劣化等があったが今のところは影響はないだろう。」
長月「一緒に行動してたんだネ。」
弥生「はい!楽しかったです!また行きましょうね、師走。」
弥生が笑顔を向けると師走も微笑みを返す。
それを横目で見ていた葉月が若干笑いながら言う。
葉月「デートも良いけど、報告も..ね?」
その言葉に師走と弥生、二匹の顔が赤く染まる。
師走「で、ででで...デート!?」
弥生「なっ何をおっしゃるんですか葉月さん!」
葉月「あら?違うの?」
慌てだす二匹に葉月はわざとらしく首を傾げる。
弥生は師走を見上げ、呟く。
弥生「で..デート..だなんて。」
そのまま見つめ合う二匹、次第に距離は近づき尻尾を絡め合う。
そして.....。
文月「げふんげふん。」
文月が注意を促すかのように咳払いをする。
すると、二匹はハッとして急いで距離をとった。
弥生「す、すみません。」
睦月「い、いや..うん。まぁ、気をつけて...?」
謝る弥生に語尾をにごしつつ睦月は返す。
そのまま周囲を見回し、場の空気を変えるために次の報告者を決めることにした。
その頬が少し朱に染まっているのを見た葉月は、やれやれと言った表情でそっと笑うのだった。
睦月「では、これより報告会議を始める。進行役はこの俺、睦月が担当をする。」
ほのかに明るい談話室の中、睦月は口を開く。
時刻は既に予定を大幅に過ぎている。
だが、何故だろう..。少しだけ、懐かしく感じていた。
如月「俺の紅茶知らねぇ?」
睦月「....それでは報告を、えっと..とりあえず弥生。」
弥生「はい。私は..うーん。」
最初の報告者を弥生に指名すると、少し考えたように首を傾げている。
そんな弥生の代わりに師走が話し始める。
師走「弥生は我と一緒に遺産の記録、もとい観察を行っていた。建築物の劣化等があったが今のところは影響はないだろう。」
長月「一緒に行動してたんだネ。」
弥生「はい!楽しかったです!また行きましょうね、師走。」
弥生が笑顔を向けると師走も微笑みを返す。
それを横目で見ていた葉月が若干笑いながら言う。
葉月「デートも良いけど、報告も..ね?」
その言葉に師走と弥生、二匹の顔が赤く染まる。
師走「で、ででで...デート!?」
弥生「なっ何をおっしゃるんですか葉月さん!」
葉月「あら?違うの?」
慌てだす二匹に葉月はわざとらしく首を傾げる。
弥生は師走を見上げ、呟く。
弥生「で..デート..だなんて。」
そのまま見つめ合う二匹、次第に距離は近づき尻尾を絡め合う。
そして.....。
文月「げふんげふん。」
文月が注意を促すかのように咳払いをする。
すると、二匹はハッとして急いで距離をとった。
弥生「す、すみません。」
睦月「い、いや..うん。まぁ、気をつけて...?」
謝る弥生に語尾をにごしつつ睦月は返す。
そのまま周囲を見回し、場の空気を変えるために次の報告者を決めることにした。
その頬が少し朱に染まっているのを見た葉月は、やれやれと言った表情でそっと笑うのだった。
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
長月君!!!!発言して良かった←
師走と弥生がカップルだったとは!w第一号カップルですw末永く爆発しろぉ←
そして葉月と文月も面白いww
長月君の報告が楽しみですw色々と突っ込まれそうw
師走と弥生がカップルだったとは!w第一号カップルですw末永く爆発しろぉ←
そして葉月と文月も面白いww
長月君の報告が楽しみですw色々と突っ込まれそうw
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:長月君!!!!発言して良かった←
師走と弥生がカップルだったとは!w第一号カップルですw末永く爆発しろぉ←
そして葉月と文月も面白いww
長月君の報告が楽しみですw色々と突っ込まれそうw
長月は割と重要キャラの予定なのでww
フロストテイル- 年長戦士
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【第二話Ⅱ】
【第二話Ⅱ】
睦月「え、えっと....次は。」
皐月「あ、アタシで良いかい?」
睦月が指名で悩んでいると、皐月が頭をあげる。
その表情は若干眠そうではあるが...というか寝てたろコイツ。絶対寝てただろ。ヨダレついてんぞおい。
皐月「えーっと、アタシはとある少年を見守ってたね。」
神無月「とある少年?」
皐月「何か凄くてね、背後から男に殴られてから薬のまされて縮んだり、変な道具で事件を解決したり、あとは...」
師走「皐月、それ以上は言うな。駄目な話題な気がする。」
師走は皐月の言葉を遮り、会話の進行を止める。
確かに駄目な話題な気がした。
とりあえず他の報告者をと、睦月は見回す。
如月「んお?じゃぁ俺。」
如月が体を起こし、伸びをする。
その表情は若干眠そ....お前も寝てたな?
如月「俺は何か俺に似た色のやつ見てた。何かでっけぇネズミでさ、すぐ「ハハッ」って笑..。」
一瞬...いや、一瞬もない速度だったかも知れない。
長月、師走、文月の三匹の前足が同時に如月の頭を叩いた。
その衝撃で如月は床に思い切り頭を打ち付け気絶する。
長月「あはハ...危なかったネ?」
師走「何故か危険を感じたな。」
文月「えぇ..何故かはわかりませんがね。」
それにしても凄い速度だった。特に長月は一番離れていたはずなのだが良く如月の近場にいた二匹に合わせられたものだ。
...と、睦月が変なところに感心しつつ周囲を見ると葉月で視線が止まる。
睦月(...え?)
睦月の瞳に映る彼女の表情は険しくいつもとは異様な雰囲気が出ている。
憎しみ、恨み、怒り..負の感情が眼の中で渦巻いていた。そしてその鋭くなった眼光の先には...。
そこで葉月は睦月の視線に気付き、何事もなかったような表情をする。
睦月(葉月?)
初めて見たはずの彼女の顔、だが何故だろうか..。
少し前にも、同じ表情を見た気がするのは。
睦月「え、えっと....次は。」
皐月「あ、アタシで良いかい?」
睦月が指名で悩んでいると、皐月が頭をあげる。
その表情は若干眠そうではあるが...というか寝てたろコイツ。絶対寝てただろ。ヨダレついてんぞおい。
皐月「えーっと、アタシはとある少年を見守ってたね。」
神無月「とある少年?」
皐月「何か凄くてね、背後から男に殴られてから薬のまされて縮んだり、変な道具で事件を解決したり、あとは...」
師走「皐月、それ以上は言うな。駄目な話題な気がする。」
師走は皐月の言葉を遮り、会話の進行を止める。
確かに駄目な話題な気がした。
とりあえず他の報告者をと、睦月は見回す。
如月「んお?じゃぁ俺。」
如月が体を起こし、伸びをする。
その表情は若干眠そ....お前も寝てたな?
如月「俺は何か俺に似た色のやつ見てた。何かでっけぇネズミでさ、すぐ「ハハッ」って笑..。」
一瞬...いや、一瞬もない速度だったかも知れない。
長月、師走、文月の三匹の前足が同時に如月の頭を叩いた。
その衝撃で如月は床に思い切り頭を打ち付け気絶する。
長月「あはハ...危なかったネ?」
師走「何故か危険を感じたな。」
文月「えぇ..何故かはわかりませんがね。」
それにしても凄い速度だった。特に長月は一番離れていたはずなのだが良く如月の近場にいた二匹に合わせられたものだ。
...と、睦月が変なところに感心しつつ周囲を見ると葉月で視線が止まる。
睦月(...え?)
睦月の瞳に映る彼女の表情は険しくいつもとは異様な雰囲気が出ている。
憎しみ、恨み、怒り..負の感情が眼の中で渦巻いていた。そしてその鋭くなった眼光の先には...。
そこで葉月は睦月の視線に気付き、何事もなかったような表情をする。
睦月(葉月?)
初めて見たはずの彼女の顔、だが何故だろうか..。
少し前にも、同じ表情を見た気がするのは。
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
睦月君も自由気ままな月猫sに手を焼いて大変そうですねww
そしてコメント遅れて申し訳ないですw
長月君が殴られキャラから殴りキャラになってるww
そして、如月君は(´・ω・)カワイソスだけど、なんかそれが普通って感じになってるww
そして、葉月ちゃんの報告はどうなるのやら。
それとも、如月君が好きだから複雑な心境とか!?←
そしてコメント遅れて申し訳ないですw
長月君が殴られキャラから殴りキャラになってるww
そして、如月君は(´・ω・)カワイソスだけど、なんかそれが普通って感じになってるww
そして、葉月ちゃんの報告はどうなるのやら。
それとも、如月君が好きだから複雑な心境とか!?←
戦士- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:睦月君も自由気ままな月猫sに手を焼いて大変そうですねww
そしてコメント遅れて申し訳ないですw
長月君が殴られキャラから殴りキャラになってるww
そして、如月君は(´・ω・)カワイソスだけど、なんかそれが普通って感じになってるww
そして、葉月ちゃんの報告はどうなるのやら。
それとも、如月君が好きだから複雑な心境とか!?←
それは後々ww
フロストテイル- 年長戦士
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【第二話 Ⅲ】
【第二話Ⅲ】
報告会議は滞りなく進み、緩やかに時間は動く。
しかし、睦月は葉月が気になってなかなか集中できなかった。
睦月「ん、じゃぁ今回の報告会議はこれくらいで。」
如月「んぉ?もう終わりか?」
文月「もう復活したんですか如月君。なかなかしぶといですね。」
如月「へへっ...。」
文月「褒めてませんよ?」
最初に如月、文月が談話室を後にする。
続いて師走、弥生。そして神無月、水無月と皆、談話室から出て行く。
そして最後に睦月と葉月だけが談話室に残された状態になった。
睦月「さて、俺達も帰ろうか。」
睦月が伸びをし、扉へと足を進めようとする。
しかし、葉月が睦月の尻尾を引き、それを阻止した。
葉月「待って。」
睦月「いてっ。な、何?」
葉月「.....。」
問いかけるも葉月は俯いて返事をしない。
睦月「は、葉月?どうした?」
葉月「....忘れない。」
睦月「....え?」
葉月は顔を上げて睦月を見つめる。
その表情は期待と不安の入り交じった顔をしていた。
葉月「絶対に忘れない。もし忘れても思い出すから、君を、覚えているから。」
葉月の表情、そして言葉。
二つが重なり、脳に響く。
どこかで聞いたことのあるような言葉だった。
睦月「な、何だその名言?みたいなの?」
睦月が聞くと、途端に葉月の表情が曇る。
そしてそのまま睦月に背を向けると、扉へ向かって歩き出した。
葉月「何でもないわ。知ってるかと思って聞いてみただけ。」
睦月「?...そうか。」
睦月は葉月について歩き出す。
縦一列に並ぶ二匹。
葉月の後ろを歩く睦月には、前を歩く彼女の口が小さく「うそつき...。」と動いたことなど知る由もなかった。
報告会議は滞りなく進み、緩やかに時間は動く。
しかし、睦月は葉月が気になってなかなか集中できなかった。
睦月「ん、じゃぁ今回の報告会議はこれくらいで。」
如月「んぉ?もう終わりか?」
文月「もう復活したんですか如月君。なかなかしぶといですね。」
如月「へへっ...。」
文月「褒めてませんよ?」
最初に如月、文月が談話室を後にする。
続いて師走、弥生。そして神無月、水無月と皆、談話室から出て行く。
そして最後に睦月と葉月だけが談話室に残された状態になった。
睦月「さて、俺達も帰ろうか。」
睦月が伸びをし、扉へと足を進めようとする。
しかし、葉月が睦月の尻尾を引き、それを阻止した。
葉月「待って。」
睦月「いてっ。な、何?」
葉月「.....。」
問いかけるも葉月は俯いて返事をしない。
睦月「は、葉月?どうした?」
葉月「....忘れない。」
睦月「....え?」
葉月は顔を上げて睦月を見つめる。
その表情は期待と不安の入り交じった顔をしていた。
葉月「絶対に忘れない。もし忘れても思い出すから、君を、覚えているから。」
葉月の表情、そして言葉。
二つが重なり、脳に響く。
どこかで聞いたことのあるような言葉だった。
睦月「な、何だその名言?みたいなの?」
睦月が聞くと、途端に葉月の表情が曇る。
そしてそのまま睦月に背を向けると、扉へ向かって歩き出した。
葉月「何でもないわ。知ってるかと思って聞いてみただけ。」
睦月「?...そうか。」
睦月は葉月について歩き出す。
縦一列に並ぶ二匹。
葉月の後ろを歩く睦月には、前を歩く彼女の口が小さく「うそつき...。」と動いたことなど知る由もなかった。
フロストテイル- 年長戦士
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Join date : 2015/05/17
所在地 : 月光の洞窟
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
葉月君を中心に物語が大きく動きそうですね!楽しみですw
それにしても、睦月君、尻尾痛そうwwナデナデしながらいたいのいたいのとんでけーしたい!←w
如月君はやっぱりなんか、いいね!w皆を和ます存在な気がしてw
それにしても、睦月君、尻尾痛そうwwナデナデしながらいたいのいたいのとんでけーしたい!←w
如月君はやっぱりなんか、いいね!w皆を和ます存在な気がしてw
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2015/05/15
Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:葉月君を中心に物語が大きく動きそうですね!楽しみですw
それにしても、睦月君、尻尾痛そうwwナデナデしながらいたいのいたいのとんでけーしたい!←w
如月君はやっぱりなんか、いいね!w皆を和ます存在な気がしてw
本格的に動くのはまだまだ先かもw?
フロストテイル- 年長戦士
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CM前カット風イラスト3
CM風カットイラスト3「弥生と師走」
「あなたの為ならば..我は。」「師走..私とずっと....。」
[img][/img]
「あなたの為ならば..我は。」「師走..私とずっと....。」
[img][/img]
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
Join date : 2015/05/17
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
おおw
弥生と師走良いですねw
つぎは是非長月君と睦月君を!!2人のファンなのでw
そして、ピクシブにあった七夕の絵も凄い良かったです!!
あの悲しげな表情と白黒のみの作風がフロストテイルさんにしては斬新な気がして。それでいて、フロストテイルさんらしい絵の暖かみというか、安心感がありますw
(一応ファンとして、定期的に覗いてますw)
弥生と師走良いですねw
つぎは是非長月君と睦月君を!!2人のファンなのでw
そして、ピクシブにあった七夕の絵も凄い良かったです!!
あの悲しげな表情と白黒のみの作風がフロストテイルさんにしては斬新な気がして。それでいて、フロストテイルさんらしい絵の暖かみというか、安心感がありますw
(一応ファンとして、定期的に覗いてますw)
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
戦士 wrote:おおw
弥生と師走良いですねw
つぎは是非長月君と睦月君を!!2人のファンなのでw
そして、ピクシブにあった七夕の絵も凄い良かったです!!
あの悲しげな表情と白黒のみの作風がフロストテイルさんにしては斬新な気がして。それでいて、フロストテイルさんらしい絵の暖かみというか、安心感がありますw
(一応ファンとして、定期的に覗いてますw)
ありがとうございますww
シロクロは結構好きなので試しに描いてみたのですw
そして睦月と長月は割りと後半かもww
フロストテイル- 年長戦士
- 投稿数 : 139
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【第二話Ⅳ】
【第二話Ⅳ】
影2「おやおやびっくり♪」
影1「葉月が動いた、どうするどうする?」
影2「様子を見ましょ♪そうしましょ♪」
影1「異議なし異議なし。」
影2「場合によっては♪」
影1「こちらも動こう。」
影2「まだまだゲームは♪」
影1「終わらない。」
影1・2「くすくす。くすくす♪」
影2「おやおやびっくり♪」
影1「葉月が動いた、どうするどうする?」
影2「様子を見ましょ♪そうしましょ♪」
影1「異議なし異議なし。」
影2「場合によっては♪」
影1「こちらも動こう。」
影2「まだまだゲームは♪」
影1「終わらない。」
影1・2「くすくす。くすくす♪」
フロストテイル- 年長戦士
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Re: 猫の談話室ー月猫sideー【完結】
葉月ちゃん、ストーカーに狙われてるだと!?w
強いので特に心配はしてませんがww
睦月君と、長月君2人にエスコートして欲しい←
等と妄想してしまったw
続き楽しみにしてますw
強いので特に心配はしてませんがww
睦月君と、長月君2人にエスコートして欲しい←
等と妄想してしまったw
続き楽しみにしてますw
戦士- 年長戦士
- 投稿数 : 152
Join date : 2015/05/15
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