闇夜の猫が現れる時、奇跡が起きる
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Re: 闇夜の猫が現れる時、奇跡が起きる
私は今、ラビットポーと激闘中だった。でも、私の体は鉛みたいに重くて、上手く動かない。ラビットポーがニヤリと笑った。私が嫌な笑いだなと思った瞬間、痛みが走った。いきなりの事で、よく分からなかったが、すぐに、首を切り裂かれているのだと気付いた。上手く息が出来ない。
「終わりみたいね、シャイニングナイト!」
ダークフラッシュがニヤリと笑い、私を押さえつける。死んでしまう、でも、死ぬ訳には行かない。グレーフロストのためにも、子供たちのためにも、一族のためにも、予言を送ってくれたスター族のためにも、私は死ねない。すると、急に痛みが消えた。もう、傷口が痛くない。切り裂かれていた場所は光っていて、痛みは全くない。すると、右の前足に雷を、鉤爪には炎をまとった。いつもよりも力が出る気がした。
「ダークフラッシュ、1度生まれ変わるといいわ」
私は微笑み、ダークフラッシュの喉を切り裂いた。ダークフラッシュは普通じゃないほど痛みに悶え苦しんだ。
「だ、れか.......た.......す、けて.......」
ダークフラッシュは途切れ途切れにそう言い、恐怖に満ちた目をこちらに向け、息を引き取った。
「た、退却!私たちで新しい部族を築く事にしましょ!」
ダークフラッシュに変わってウィンドサウンドが指示を出した。その指示に従い、全ての敵は退散して行った。
「シャイニングナイト、今のは?」
ファイヤスターがこちらに向き直る。
「分かりません。でも、子供たちが救ってくれたんです。そんな気がしま.......」
私は喋っている途中に鋭い痛みが走り、その場に倒れ込んだ。
「今行く」
ジェイフェザーが看護部屋から現れた。私は痛みに悶え苦しんだ。子供たちが無事に産まれて欲しいな.......。
「1匹目。雄だ。もう1匹いる」
ジェイフェザーが赤っぽい子猫を舐めながら言う。
「もう1匹いるのね.......。嬉し.......。ああっ!」
私は一瞬嬉しさで目を輝かせたが、痛みに悲鳴をあげた。
「今度は雌だ。はい、おしまい」
ジェイフェザーが黄色っぽい茶色の子猫を舐めながら言う。私はホッとして喉を鳴らした。炎と雷みたい.......。
「こっちがフレイムキット(炎の子猫)、そしてこの子がライトニングキット(雷の子猫)よ」
私は無垢な顔をして私の乳を飲んでいる子達を愛おしげに見つめた。明日、グレーフロストに伝えるのが楽しみ!
「終わりみたいね、シャイニングナイト!」
ダークフラッシュがニヤリと笑い、私を押さえつける。死んでしまう、でも、死ぬ訳には行かない。グレーフロストのためにも、子供たちのためにも、一族のためにも、予言を送ってくれたスター族のためにも、私は死ねない。すると、急に痛みが消えた。もう、傷口が痛くない。切り裂かれていた場所は光っていて、痛みは全くない。すると、右の前足に雷を、鉤爪には炎をまとった。いつもよりも力が出る気がした。
「ダークフラッシュ、1度生まれ変わるといいわ」
私は微笑み、ダークフラッシュの喉を切り裂いた。ダークフラッシュは普通じゃないほど痛みに悶え苦しんだ。
「だ、れか.......た.......す、けて.......」
ダークフラッシュは途切れ途切れにそう言い、恐怖に満ちた目をこちらに向け、息を引き取った。
「た、退却!私たちで新しい部族を築く事にしましょ!」
ダークフラッシュに変わってウィンドサウンドが指示を出した。その指示に従い、全ての敵は退散して行った。
「シャイニングナイト、今のは?」
ファイヤスターがこちらに向き直る。
「分かりません。でも、子供たちが救ってくれたんです。そんな気がしま.......」
私は喋っている途中に鋭い痛みが走り、その場に倒れ込んだ。
「今行く」
ジェイフェザーが看護部屋から現れた。私は痛みに悶え苦しんだ。子供たちが無事に産まれて欲しいな.......。
「1匹目。雄だ。もう1匹いる」
ジェイフェザーが赤っぽい子猫を舐めながら言う。
「もう1匹いるのね.......。嬉し.......。ああっ!」
私は一瞬嬉しさで目を輝かせたが、痛みに悲鳴をあげた。
「今度は雌だ。はい、おしまい」
ジェイフェザーが黄色っぽい茶色の子猫を舐めながら言う。私はホッとして喉を鳴らした。炎と雷みたい.......。
「こっちがフレイムキット(炎の子猫)、そしてこの子がライトニングキット(雷の子猫)よ」
私は無垢な顔をして私の乳を飲んでいる子達を愛おしげに見つめた。明日、グレーフロストに伝えるのが楽しみ!
シャイニングナイト- ライオン族
- 投稿数 : 1286
Join date : 2020/04/14
所在地 : Twitter
エピローグ
「グレーフロスト、私たちの子が産まれたわ。フレイムキットとライトニングキットよ」
黒い雌猫、シャイニングナイトが言う。
「いい名前だな。将来、どんな猫になるだろう」
灰色の雄猫、グレーフロストが言う。
「もう、素晴らしい猫になるに決まってるでしょ」
シャイニングナイトはいたずらっぽく言った。
「ごめんなさい。あなた達の願いは叶わない可能性がある」
ブルースターが申し訳なさそうにつぶやいた。
「分かりませんよ、ブルースター」
スポッティドリーフが言う。
「いや、ブルースターが正しいね。あの子たちは他の部族の血を引き、謎な能力を使って母親を助けた。違う部族の血を引いているから差別されるのはもちろん、謎な能力に目がくらんだ猫が何をするか分からないだろ?それに、ウィンドサウンドとソフトテイルと血が繋がっている」
イェローファングが言う。
「まずは様子を見なきゃ」
スポッティドリーフがやんわりと言う。
「そうね。とりあえずまだ行動は起こさないでおく」
ブルースターがうなずいた。
……To be continued
黒い雌猫、シャイニングナイトが言う。
「いい名前だな。将来、どんな猫になるだろう」
灰色の雄猫、グレーフロストが言う。
「もう、素晴らしい猫になるに決まってるでしょ」
シャイニングナイトはいたずらっぽく言った。
「ごめんなさい。あなた達の願いは叶わない可能性がある」
ブルースターが申し訳なさそうにつぶやいた。
「分かりませんよ、ブルースター」
スポッティドリーフが言う。
「いや、ブルースターが正しいね。あの子たちは他の部族の血を引き、謎な能力を使って母親を助けた。違う部族の血を引いているから差別されるのはもちろん、謎な能力に目がくらんだ猫が何をするか分からないだろ?それに、ウィンドサウンドとソフトテイルと血が繋がっている」
イェローファングが言う。
「まずは様子を見なきゃ」
スポッティドリーフがやんわりと言う。
「そうね。とりあえずまだ行動は起こさないでおく」
ブルースターがうなずいた。
……To be continued
シャイニングナイト- ライオン族
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Re: 闇夜の猫が現れる時、奇跡が起きる
はい、完結!.......ではなく続きます(笑)
ごめんなさいね、勝手に続編出しまくって.......。
今度はシャイニングナイトの
子供たちのお話です(`・ω・´)
続編もよろしくです!m(_ _)m
ごめんなさいね、勝手に続編出しまくって.......。
今度はシャイニングナイトの
子供たちのお話です(`・ω・´)
続編もよろしくです!m(_ _)m
シャイニングナイト- ライオン族
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