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小説が書きたい!〜レイク族〜

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投稿 by Murre Tue Dec 28, 2021 11:20 am

こんにちは、マァーラーフェザー、ついに小説書きます!自分の代理のマァーラーフェザーのお話が書きたいと思ったので。興味がある人はぜひ、読んでってくださ〜い。(長くなる可能性あり)


最終編集者 マァーラーフェザー [ Tue Dec 28, 2021 8:35 pm ], 編集回数 5 回
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投稿 by Murre Tue Dec 28, 2021 11:23 am

湖の中が光った。私は思わず手を伸ばした。
パチッと音がして、その光は、私達の湖へ沈んでいった。手には、黒い艶々したウミガラスの羽が残った。
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投稿 by Murre Tue Dec 28, 2021 11:41 am

登場人物
主人公 マァーラーフェザー(ウミガラスの羽)
族長 イブニングレイク(夕方の湖)
副長 レッドリーフ(赤い葉)
看護猫 カインドアイ(優しい目)
戦士猫 ストロベリーノウズ(苺の鼻)
    ノイジィーフット(うるさい脚)
    ウォームジェイ(暖かいカケス)
    ロストアイ(失った目)
    ライオンウィスカー(ライオンひげ)
    シルバーファング(銀色の牙)
    ブルーローズ(青いバラ)
    ウォーターシャドウ(水の影)
    ライクタイガー(虎のよう)
    スターシェイプ(星の形)
見習い猫 オレンジポー(オレンジの足)
     トライアングルポー(三角足)
     グラスポー(草の足)
     フェアリーポー(妖精の足)
母猫 フラワーカラー(花の色)
   レインクラウド(雨雲)
長老猫 ロングライフ(長い人生)
    ラージハート(広い心)
    スリーイヤー(3つの耳)
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投稿 by Murre Tue Dec 28, 2021 12:17 pm

「マァーラーフェザー、もうそろそろ弟子を持ってもいい頃だ。そして、フラワーカラーの小猫があと数日で6ヶ月。どうだ?」
イブニングレイクの深い紺色の2つの瞳に見つめられ、思わず体がこおばりそうになる。
私も見つめ返して、「やらせてください。」
イブニングレイクはゆっくり頷いて、レッドリーフを呼んだ。
私は礼儀正しく会釈をして、アンダーレイクから出ようとした。
「マァーラーフェザー、もうひとつ話がある」
族長、まだ話があるのね。渋々残る。
レッドリーフもアンダーレイクの下に集まり、この部屋の空気がピリつく。
「実は、マァーラーフェザーは、シンボルレイクから"海の羽"を託された猫なんだ。」イブニングレイクが切り出した。
レッドリーフも続く。「俺とイブニングレイク、カインドアイが、あの湖に映るシンボルレイク族の姿を見、声を聞いたんだ。」
「「ウミガラスの羽を託した。崖についた頃には湖は消える」」
族長と副長の声が合わさって、重圧感が海よりも大きくなった。イブニングレイクが再び口を開く。
「カインドアイによると、その託された猫は、大きい体格と小さい体格の2種類で、小さい方は見習いだと読み取っていた。」
少し状況が見えてきた。「つまり、私と私の弟子に何かを託されたのですね。しかし、なぜ私…」

この質問の答えは薄々解っていた。なにせ、ウミガラスだ。このレイク族でウミガラスが最も当てはまるのは、私、マァーラーフェザー(ウミガラスの羽)しか居ないに等しい。

「マァーラーフェザー、何故自分か解っているなら、どうして聞いた。」
私は上目遣いで、「いえ、鳥の話には目がないもので。しかしながら、私は何をすれば良いのでしょう。」
あっさりと話題を変えておく。イブニングレイクはいつも猫の心を読んだような問をしてくる。
「レッドリーフ、カインドアイと入れ替われ。」
レッドリーフは頭を下げて私達に背を向けた。
「イブニングレイク…」
「実は、何をどうするかは、誰もわからない。ただ、マァーラーフェザー、君は、例のウミガラスの羽がある。あれを持っていたら、シンボルレイクも少しは導いてくれるのではないか。」
そうね…。自分の考えをまとめ、耳を立てる。カインドアイは、まだ来ないようね。
「イブニングレイク、私は幼い頃、あのウミガラスの形見を手に入れました。勿論、今も大切に、サークルレイクが仰っていたように誰にも見せていません。ウミガラスの羽は、いくつかの能力が有ります。夢を見る、泳げるようになる…」
「風を感じる、そして、鳥と会話するー」
カインドアイ、バレていたのね。私はこっそり心のなかで舌打ちした。もう、ブラッククロウのように、私の能力を知る者は居ないと思っていたのに。 
ブラッククロウは、私の母だから、私の能力を全て見抜いた。最後は、湖を泳ぐ私に着いてきて、溺れ死んだけど。
「カインドアイ、鳥と会話とは、一体何に役立つのだ。」
ウミガラスの羽についてほとんど知らないイブニングレイクが問いかける。
「それは、後日お伝えします。今日のところは、弟子をつけてくださる、という話があったと考えるだけにさせていただきます。」
私はそう言い、アンダーレイクを後にした。カインドアイの視線が痛い。


最終編集者 マァーラーフェザー [ Sat Jan 01, 2022 4:06 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by Murre Tue Dec 28, 2021 12:21 pm

長い&読みづらいのて、注意!
(おかしいなぁ、30分くらいしか掛けてないはずなのに)
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投稿 by Murre Wed Dec 29, 2021 12:35 pm

湿っぽい空き地へ出ると、シルバーファングがパトロール隊を集めていた。
このレイク族が暮らしている湖に名前は無い。<シンボルレイク族に釣り糸垂らす者達>(二本足のことです)に尋ねたらあるかもしれないけど、レイク族は、シンボルレイク族の縄張りって呼んでる。
湖の周りにはレイク族とロック族が暮らしていて、2つの部族の仲は良い。
あのグループを除いては…
「マァーラーフェザーもパトロールに参加するか?今から、下ってくる川の方へ行くんだが。」
「そうね、行かせてもらうわ、シルバーファング。」
私は彼に頷きかけ、猫の塊の中へかけていった。


最終編集者 マァーラーフェザー [ Fri Dec 31, 2021 7:35 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by Murre Wed Dec 29, 2021 4:43 pm

小説が書きたい!〜レイク族〜 Dsc_0011
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投稿 by Murre Wed Dec 29, 2021 4:48 pm

↑画質悪い…(何か質問があったらいつでも書き込んてください!)
マァーラーフェザーについて
幼い頃、湖を覗いていたら手にはウミガラスの羽があった。
鳥と話せる能力があり、母猫のブラッククロウは知っていたが、本人は知られることを嫌がった。
ブラッククロウとホワイトフットの子。最近戦士になった。
指導者はウォーターシャドウ。

更新あるかもしれません!


最終編集者 マァーラーフェザー [ Sat Jan 01, 2022 4:11 pm ], 編集回数 3 回
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投稿 by Murre Thu Dec 30, 2021 7:09 am

「あ、タートルテイルとフィッシュスケイル、それにサンポー、こんにちは。」とグラスポー。
「あ、グラスポー!」サンポーも駆け寄る。
向こうのパトロール隊も3匹だ。私達の部族は滅多に争わないため、あまり警戒しない。北の方からやってきたカラスは、湖の周りでよく争う4つの部族がある、と言っていた。そことは大違いだ。
「ロック族は、どう?レイク族はもうすぐレインクラウドが母猫になるの!」グラスポーが嬉しそうに喋る。
「ロック族は、スカイポーとリードポーが戦士になったの。いまは、スカイウィングとフロントリードなの!」サンポーも楽しそうに話す。
「タートルテイル、フィッシュスケイル、おたくのダブルロックはどうだ。体調、優れないそうだな。」
シルバーファングがどうしても尋ねたかったのだろう内容を切り出す。尻尾がソワソワ動いている。
「スカイウィング達に戦士名を与えたあと、インレイクの前で倒れた。もうすぐ、ラストロックが海へ沈む。」
タートルテイルが深刻な顔をする。
ラストロックとは、ロック族の族長の9つの命のうちの、最後の1つを表す。
そうなのね。ダブルロックは私が小猫の時から族長だった。
見習い達は、鼻を触れ合わせた後、お互いの縄張りへ戻ってきた。
グラスポーの顔も暗く、ダブルロックの話を聞いたことが伺える。

太陽がオレンジになった時、湖に石を投げ入れた時のような波紋が広がった。


最終編集者 マァーラーフェザー [ Fri Dec 31, 2021 7:36 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by Murre Thu Dec 30, 2021 7:16 am

イブニングレイクについて
レイク族の族長は、名前の最後にレイクがつく。
前任はサークルレイク。
戦士名はイブニングペルト
オレンジがかった赤褐色の体で、尻尾の先だけ白い。深い湖のような紺色の目をしている。
マァーラーフェザーが見習いになって5ヶ月くらいしたら族長になった。(枯れ葉の季節)
命はまだ1つも失っていない。


最終編集者 マァーラーフェザー [ Fri Dec 31, 2021 9:07 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by Murre Fri Dec 31, 2021 7:39 am

「ブラックフェイスは明日、<2部族の椅子>へ向かうそうだ。空が白んできた時間で出発すると言っていた。レイク族からも2匹、護衛を、派遣しよう。これは栄誉なことだ。ストロベリーノウズ、オレンジポー、お前たちに任せる。」
2匹は指導者と弟子同士だ。尻尾を振り、目を輝かせている。
私はそう喜びの気持ちは無いけど。あのグループの居る部族の族長を、なぜ守らなきゃいけないの。
私はその場を離れようとした。
「そして、フラワーカラーの子供達が6ヶ月に達したので、命名式も行う」
「クレインキット、動かないで!」
フラワーカラーがクレインキットを舐めながら叱る。
「だって、楽しみなんだもん!スノウキットも、ベルキットもそうでしょ?」
「僕はそう思わないよ。ベルキットもそうだよ。」
「スノウキット、お前は今からスノウポーとなる。スターシェイプ、お前の指導者は亡きディープポンドだったな。彼に教わった知識、技能をよく伝えるように。」
スノウポーとスターシェイプは鼻づらを触れ合わせた。
「クレインキット、お前は今からクレインポーとなる。マァーラーフェザー、お前はウォーターシャドウから多くの知識や技術を学んでいた。そろそろ初めての弟子を持ってもいい頃だ。」
クレインポーは鼻を近づけて来たけど、私は尻尾で彼女の腹を擦った。


訂正 クロック族(時計!)→ロック族(岩)が正しいです。(本人は昨日の夜気づいた)。
訂正お願いします。
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投稿 by Murre Fri Dec 31, 2021 7:41 am

<2部族の椅子>
本家の世界で言う月の池、月の石。下ってくる川の上流付近にあり、崖。
そこに立つとシンボルレイク族の縄張りがよく見える。
看護猫の集会は行われない。(2部族が仲良く、いつでも会えるから)
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投稿 by Murre Fri Dec 31, 2021 9:14 am

予想通り、ベルポーはカインドアイの弟子になった。
カインドアイ……
私はあの猫は嫌いだ。私のウミガラスの羽の秘密を知っていたし、もともと看護猫にいい思い出がないからだ。
前任のホークテイルは、よく動く尻尾で私の能力をブラッククロウと一緒に抑えようとしてきた。名前の長い薬草や、死のベリーを使って。
…あの時は、南の方から飛んできた鷲が威嚇して助けてくれた。

私の居場所はレイク族有るのかな。

時々そう考える。シンボルレイク族は、イブニングレイク、レッドリーフ、私の嫌いなカインドアイにだけ情報を伝えて、直接私に語りかけてこない。
鳥のほうが素直だ。
「マァーラーフェザー、縄張り探検ですか?それとも…」
興奮しすぎてクレインポーの足踏みの音がものすごく大きい。
「縄張り探検しましょう。広いから、体力使うわよ〜!」
クレインポーの目がキラキラ輝いたのは言うまでもない。


最終編集者 マァーラーフェザー [ Wed Jan 12, 2022 12:44 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by Murre Fri Dec 31, 2021 9:18 am

カインドアイについて
優しい目
看護猫

黒っぽいトラ猫
濁った灰色の目
不定期で<2部族の椅子>へ行き、シンボルレイク族からお告げを貰う。
アンダーレイクに看護部屋がある(アンダーレイクへ入ると分かれ道があり、右が族長の部屋、左が看護部屋)
幼い頃から視力が弱めなので看護猫になった。
指導者はホークテイル
弟子はベルポー
マァーラーフェザーの秘密を知っている


最終編集者 マァーラーフェザー [ Wed Jan 12, 2022 12:43 pm ], 編集回数 4 回
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投稿 by Murre Sat Jan 01, 2022 8:47 am

「ここが、下ってくる川ですか?流れが上から下だと分かります!」
クレインポーの声にはまだ興奮が見られる。
「そう。ここの横を上っていくと<2部族の椅子>があるの。」
できるだけ、冷静に。本当は少し嬉しいなんて悟られないように。
「ストロベリーノウズとオレンジポーが行くところですね!どんなところなんですか?」
少しずつ上りながら話す。
「戦士のおきてで、どんなところで何をするのか話してはいけないの。」
「そうなんですね…あ、あれ、何ですかっ?!」
下生えに黒い影が通り過ぎた。鳥だ。
「うーん、あれは…シジュウカラね。<シンボルレイク族に釣り糸垂らす者達>の家の近くの木から、クレインポーの声に驚いて飛び立ったのかしら。」
言いながら、クレインポーの考えを読み取る。
私の秘密はバレてないようね。初日でバレてたら私も流石に落ち込むわ。
「マァーラーフェザーは、鳥に詳しいですよね。フラワーカラーが教えてくれました。」
フラワーカラー。私、あの猫に鳥のこと話したかしら。心の中で首をかしげておく。
「そのシジュウカラっていう鳥、美味しいですか?」

私は彼女の質問を聞いていなかった。
あのグループが目に入ってしまった。

ロック族のウォーター・フェザー。
これらは、ロック族の中にあるグループの名前だ。
ロック族とレイク族は仲が良いけど、このグループだけ違う。
"水の羽"
ウォータークラウド、シャドウトゥース、リーフブラック、ドーンウィングの4匹からなり、私達、レイク族を虐めてくる、酷いグループだ。
「クレインポー、静かに後退して、下生えに姿を隠すのよ。」
私は鋭く言って、クレインポーを隠した。
クレインポーは、静かに這った。
「私達、レイク族に何の用があるの。用も無いのに侵入するのは戦士の掟に背いているわ。」
爪を出した。
「おやまぁ、お前はマァーラーフェザー。俺らは今、とっても楽しいことを思いついちゃったんでね、第1被害者は、こいつとするかぁ」
歯の神経がやられていくつか黒くなっているシャドウトゥースがニヤニヤしながらいった。
一体なにをするっていうの…。
私は尻尾をキャンプの方へ一振りして、クレインポーに帰るように伝えた。
後ろで微かに下生えの擦れる音がした。
私はウォーター・フェザーを睨みつけた。
唸り声がしたかと思うと、私の目の前にリーフブラックの爪が迫っていた。
素早さでは負けない。
私は水のような動きをウォーターシャドウに教わったのよ!
けど、1対4だ。私は4方を囲まれ、窮地に追い込まれた。
私は、混合林を背にして立った。目の前にはシャドウトゥースと下ってくる川がある。右にはシンボルレイク族の湖。
頭を素早く回転させ、鋭い目で状況を伺う。
お互い睨み合う。
キャンプには手出しさせない。その為に、私は、戦うか、キャンプに離れたところへ走るか。
この4匹は何を仕出かすか、わからない。
「貴方はウミガラス。立派な羽を持っている。」
耳に、柔らかい声が飛び込んできた。シンボルレイク族の湖からだ。
「フェザーライト(羽の軽さ)?」
私は心の中で問いかける。もし、妹なら、私は喜んで湖へ入る。今、近くまで上がってきているかもしれないからだ。
心が締め付けられた。こんな時に…
フェザーライトが懐かしい…
私はウミガラス。それが解決策に…?
頭の中が雷に当たったかのように活性化した。
そうだ…!
混合林に向けて飛び上がった。 
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投稿 by Murre Sat Jan 01, 2022 8:54 am

↑うわ、長っ(目痛くなりそう)
フェザーライトについて
カープウィスカー、マァーラーフェザーの妹。
母猫はブラッククロウ、父親はホワイトフット。
綺麗な薄い青の目をしている
ところどころに濃いグレーの毛が入るが、ほとんど白
小柄
シンボルレイク族

たまに内容、矛盾するので、気にしないでください(さっき、同じ時に生まれたのにマァーラーフェザーと父親が違ったので訂正した)
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投稿 by आकाश प्रकाश Sun Jan 02, 2022 8:09 am

マァーラーフェザーさんの小説だ!(気づかなかった)
面白いです!続きも楽しみにしてます
आकाश प्रकाश
आकाश प्रकाश
副長
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投稿 by Murre Sun Jan 02, 2022 8:14 am

スカイライト wrote:マァーラーフェザーさんの小説だ!(気づかなかった)
面白いです!続きも楽しみにしてます
ありがとうございます!読んでいただけて嬉しいです!
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投稿 by Murre Sun Jan 02, 2022 8:16 am

1本の松の枝の分かれ目に腰を下ろす。
4匹はポカンと上を見上げている。
その目達は、すぐに怒りの色へ変化した。
湖と反対側に居るリーフブラックに目を向け、湖へと直滑降で降りた。
久しぶりに空を切った。
バシャン、と音を立てず、滑らかに泳いだ。
勿論、ウォーター・フェザー達は追ってきた。しかし、ロック族は泳ぎがレイク族ほど得意ではない。
やっぱり、最後まで追ってきたのは、リーダーのシャドウトゥースだった。
私は1回沼地へ上がり、シャドウトゥースを湖へ置いてきた。
残りの3匹をロック族の境界線まで威嚇し、追いやった。「レイク族を虐めないでっ!」
半分唸り声になっていたかもしれない。
足の速いドーンウィングを先頭に、3匹は逃げていった。
私は湖に立ち向かった。
シャドウトゥースは溺れそうになりながらも、浮かんでいる。
基礎は知っているのね。でも、湖が家族のレイク族に勝てると思うな!
心の中で叫び、現実では唸った。
雷のようなスピードで泳ぎ、シャドウトゥースのところまであっという間に追いついた。
爪を出し、襲いかかる。
シャドウトゥースは水の中ではバランスが取れないらしく、私の攻撃をいっぱいに浴びた。
遂にロック族側の岸にたどり着き、私は精一杯の力で飛び掛かった。
相手は一目散にキャンプへ帰った。
しばらく近づかないで欲しい。
そう思った瞬間、私の体は地面とくっついた。
波が私の体をさらっていった。 

もう、疲れた…
湖の中で戦ったのは初めてだ。
波に身を任せた。
私の体は、湖の中心付近で沈んでいった… 
シンボルレイク族の波は気持ちいい…


最終編集者 マァーラーフェザー [ Wed Jan 12, 2022 8:33 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by Murre Sun Jan 02, 2022 8:45 am

レッドリーフについて
副長
弟子はトライアングルポー(イブニングレイクの息子)
指導者はラージハート
赤褐色、茶、オレンジの三毛
目は葉っぱのような明るい緑

もうすぐレインクラウドとの間に子供が生まれる。
マァーラーフェザーが戦士になった晩に前副長、ディープポンド(スターシェイプの指導者)が殺された為、副長になった。
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投稿 by Murre Mon Jan 03, 2022 12:43 pm

「マァーラーフェザー、私。フェザーライト。実は、シンボルレイク族から話があるの。」
フェザーライト、フェザーライト、私の妹。
心がきつく締められる。
私は助けてやれなかった…
思わず、回想にふける。

丁度月が満月だった。
雲1つない、綺麗な輝きだった。
私達の寝ずの番は、私、兄のカープウィスカー(鯉のひげ)、妹のフェザーライト、3匹で行った。
いや、正しくは4匹だった。
夕方の木陰を作る松に、前ウォーター・フェザー、リーダーのナイトビーストが潜んでいた。
月が隠れそうになった頃、フェザーライトへ向けて襲いかかった。
私は、私は、助けを呼べなかったし、自ら戦えもしなかった。喋ってはいけないと言われていたし、そもそも勇気がなかった。見つめることしか出来なかった。
兄は、速かった。フェザーライトの上にのしかかって鋭く引っ掻いているナイトビーストを引きずり下ろし、激しく殴った。
フェザーライトは、もう、死んでいた。
カープウィスカーは、姿を消した。
キャンプには、2つの遺体が残った。
私は、フェザーライトの遺体に被さり、泣くことしか出来なかった…。
レイク族にこの日、誕生した戦士は、1匹のみだった。

「お姉ちゃん、どうした?ボーッとして…」
フェザーライトの体は、キラキラ光っている。シンボルレイク族に仲間入りしてから、初めて会った。
「聞いて。大切なことなの。もうすぐ、<シンボルレイク族の湖に釣り糸を垂らすもの>が、勢力を広げてくるの。湖は、滅びてしまうかもしれない。ウミガラスの羽。それは、誇るべきもの。貴方の能力、それは必ず一族を助ける。カインドアイ、あの子は注意。濁った目ですべてを見通してくる。カープウィスカー、ウォーター・シャドウに気をつけて。必ず貴方を捉えに来る。」
フェザーライト、どうしたの。貴方、そんなによく、喋る子ではなかった。沢山喋りたいけど、声が出ない。
「私の居場所はシンボルレイク族の湖。貴方はウミガラス。海を見て。また、時期が近づいたらシンボルレイク族、族長が直々にお話する予定よ。そして、マァーラーフェザーとクレインポーがウォーター・フェザーに遭遇したのは、シンボルレイク族のおぼしめし。さあ、行って、ウォーターシャドウがアンダーレイクで貴方を呼んでいるわ。」
「嫌だ、フェザーライトがいる場所が私の居場所。レイク族に居場所は無い。貴方が居ての私の人生。ついてきて。そして、私にあの時の事を謝らせて!」
半分泣きながら言ったけど、シンボルレイク族のフェザーライトなら、心、読み取ってるよね。
フェザーライトがシンボルレイク族だと納得出来る自分が悲しい。
意識が薄れた。

フェザーライト、沢山話してたな…
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投稿 by Murre Mon Jan 03, 2022 12:48 pm

ウォーター・フェザーについて
ウォータークラウド、シャドウトゥース、リーフブラック、ドーンウィングの4匹からなり、現在のリーダーはシャドウトゥース。前リーダーはナイトビーストで、フェザーライトを殺した。ナイトビーストはカープウィスカーに殺された。
ウォーター・フェザーはロック族の猫で構成されていて、レイク族の猫を殺したり、大怪我させたり、捕まえたりして虐めてくる、酷いグループ。
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投稿 by Murre Tue Jan 04, 2022 9:56 am

「マァーラーフェザー、意識が戻ったか!」
ウォーターシャドウだ。優しい声。
「ウォーターシャドウが、貴方がシンボルレイク族の縄張りで浮かんでいるのを見つけたの。イブニングレイクは、捜索隊も出してくれたのよ。そして、クレインポーは、無事。」
カインドアイの偽りの優しい声。 
唸ってやりたいけど、我慢して、頷く。体が重く、疲れが溜まっている。泳ぐだけなら平気だけど、戦ったから。
「クレインポー、呼んできますね!」
ベルポーはサッとアンダーレイクを出ていった。尻尾が嬉しそうに揺れている。姉と会えるのが嬉しいのだろう。
部屋には、(私の大嫌いな)カインドアイと(優しい指導者の)ウォーターシャドウが残った。
「マァーラーフェザー、無事だったんですね!ウォーター・フェザーとかいうグループ、怖かったです。長老に聞いたより。」
クレインポーの黄金色の目に、少し恐怖の色が浮かぶ。
「クレインポー、あのグループに私の妹は殺されたの。十分注意してね。もう…あんな事は、起こさせない…」
沈黙と哀れみの空気が辺りを漂う。
クレインポーは、重々しい空気を振り切るように頷く。
「クレインポー、マァーラーフェザーは今日は静養が必要よ。訓れ…」
「カインドアイ、私が指導者なので、私が指示します。クレインポー、ウォームジェイの手が空いているはずよ。彼女に頼んで苔の取れる場所などを教えてもらって。」
そう言いながら、ウォーターシャドウに瞬きをする。
「分かりました。ウォームジェイを探してきます。」
クレインポーは、アンダーレイクを出ていった。尻尾が少し垂れ下がっている。悲しんでくれている。カインドアイよりは。
ウォーターシャドウも合図したので、クレインポーと一緒に部屋を後にした。
「カインドアイ、戦士部屋で寝てもよろしいですか。もしも眠れなかったらケシの実を取りに来るので。」
カインドアイは、少し顔をしかめて、小さく唸る。
「分かったわ。行きなさい。イブニングレイクに顔を出すといいわ。心配してた。」
自分は心配していない口調に聞こえるのは、多分私だけだ。
「お大事に。」
ベルポーの綺麗な声が後を追ってきた。

「イブニングレイク、休ませて頂きますが、体調は良くなりました。クレインポーはウォームジェイに頼みました。失礼します。」
礼儀正しく会釈して、通り過ぎる。
イブニングレイクは、何も言わない。どうやら、カインドアイに噂を吹き込まれたようだ。
ますます一族に居場所は無いと思ってしまう。
「マァーラーフェザー、おかえり!ゆっくり休んでね。ウォーター・フェザーとあったのは、お気の毒に。」
流石ロストアイ。誰よりも速く私の気配を感知した。
「ありがとうございます。まだ疲れが残るので、休ませて貰います。」
「マァーラーフェザーじゃあないか。怪我は無かったんだな!良かった。」
ライクタイガーはもう戦士部屋に居て、私の入口を擦った音に目が覚めてしまったかもしれない。
「ええ、シンボルレイク族のご加護が合ったようです。」
ライクタイガーは力強く頷いて、頭を埋めた。
まだ太陽はオレンジだったから、戦士部屋で寝ている猫達は少ない。
もうすぐ、満月になる。フェザーライトが死んで2ヶ月が経とうとしている。
また逢いたい。逢いたい。

心の中で願って、目を閉じた。
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投稿 by Murre Tue Jan 04, 2022 10:06 am

クレインポーについて
鶴の足

頭は赤褐色、体は白と黒で、目は黄金色をしている。
兄はスノウポー、妹はベルポー。その他に兄が1匹、姉が2匹いたが、兄は死んでいる。姉2匹はブルーローズとウォームジェイ。
指導者はマァーラーフェザー
母猫はフラワーカラー、父親はシックスセンス(六感)(ウォーター・フェザーに怪物の通る道で、1番上の兄と一緒に殺された)
ウォーター・フェザーにいい思い出が無い(みんなそうだけど)


最終編集者 マァーラーフェザー [ Fri Feb 18, 2022 10:16 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by Murre Wed Jan 05, 2022 7:44 am

「フェザーライト、昨日の話、どうゆう事?私、いつウミガラスの羽を使えばいいの?」
フェザーライトの後ろ姿に問いかける。
「マァーラーフェザー、今度、いまだっ、と思ったら、シンボルレイク族の湖へ来て。シンボルインディゴが貴方にお告げをくれる。」
フェザーライトは、こちらを見ずに、明るい湖の底へ歩いていった。
フェザーライトの体も輝く。
何も言えなかった。彼女はオーラから冷たかったから。
私も彼女に背中を向けてキャンプへ歩いた。

「マァーラーフェザー、レッドリーフが呼んでるよ。」
「ありがとうございます、ブルーローズ。」
彼女の毛は朝日に照らされ、白っぽく見える。
今日も晴れそうだ。落ち葉の季節はまだ来ない。
空き地に出たら、日差しが暖かかった。
「おはよう、マァーラーフェザー。今日は仕事出来そうか?」
「はい、レッドリーフ。バッチリです。今日こそクレインポーと縄張りを回りたいので、できたらパトロール隊に入れて頂きたいです。」
「そうだな、分かってる。スターシェイプとスノウポーと一緒に行ったらどうだ?昨日あいつらは、南東の方で狩りのオリエンテーションやってたと聞いたからな。」
サッとレッドリーフに瞬きをして、見習い部屋へ行く。
今日こそクレインポーの指導者として指導できる。
少し居場所がしっかりするかもしれない。
期待は持っておいたほうがいい。誰かがそう言っていたな。

クレインポーとスノウポーは、兄妹でパトロールということで、とても楽しんでいる。ひげが擦れるくらい近くを走っているし、尻尾がウキウキしている。
「スターシェイプ、昨日のスノウポーは、どうでしたか。」
熱心に指導者をやっている振りをする。
「スノウポーは、冬、立派な狩猟猫になるだろう。なんせ、白いんだからな。」
スターシェイプは、少し悲しそうな目をした。
彼は、最初の弟子を亡くしている。怪物に跳ねられたんだ。
「あれ、あの川、湖から出て行く!なんでですか、マァーラーフェザー?」
クレインポーが振り向いて言う。スノウポーは声には出さないが、気になっているようだ。
「あれは、下っていく川だ。ずっとだどっていくと、海という、永遠と水が消えない、広い広い湖があるんだ。」
スターシェイプが答えた。私に向けて質問してたのは、気のせいかな。 
私、レイク族ではないのかも、と心の隅で思ったことは誰にも言えない。時々こうゆう事がある。
「 私、いつか海に行きたいなぁ。」
ぽつっと呟いてみる。
スノウポーがチラッと見てきた。
顔が火に炙られたように熱くなった。
言わなかったら良かった。
「ここらへん、獲物、とれるんですか?」
スノウポーが真面目に質問する。
「いいえ、とれない。沼地だからね。その代わり、魚がとれるから獲物が足りなくなることは無い。」
冷たかったかもしれない。スノウポーがしっかり頷く。クレインポーは、冷ややかな目でこちらを見て、川へ近づいて行く。
昨日の命名式の頃から冷たくしてたから、だんだん悟られてるはず。私は冷たい、ってことを。
フェザーライトが居たら違うはずなのにな…

フェザーライトが殺された日から、私は感情を抑えている。
この世界が馬鹿馬鹿しくなったから。自分の信頼出来る猫が居なくなったから。
…ウォーターシャドウが今1番信頼出来る。

下っていく川を引き返したら、れき場へ行った。
私はこの場所が好きだ。
大きめの青、黒、グレー、その間の色、数え切れない程多くの色の石が散らばり、太陽に照らされキラキラ輝いているからだ。
それに、こちら側の森は後ろの針葉樹林で終わり、獲物を取りに来る猫がほとんど来ず、静かだ。1人で居れる。イライラしたらここに来るか、泳ぐかしている。
「ここ、綺麗ですね。」
波に耳を傾けながらクレインポーが言う。
スノウポーも見とれながらひげをピクッと震わせる。
段々と太陽が高くなる。南側を向いているから、白い光が目を刺す。
「針葉樹林を案内しよう。」
スターシェイプが最初に腰を上げた。スノウポーが1番早く彼に従う。

もうすぐ、怪物の通る道を案内しなければならない。
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