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部族猫体験トピック【見習い以外の3の6のキャラクター】

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今の所サンダー族の猫しかいませんが、開催してからもずっとそうでしたら大集会はどうしますか?

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投稿 by サンダースパロウ@復活しました Thu Feb 11, 2016 12:03 pm

すみません。一歩遅れての参加よろしいでしょうか??
【名前】サニーポー(太陽足)
【容姿】体は薄い灰色。目は鮮やかなオレンジ色。母猫のお腹の中にいた時に何らかのトラブルで、体はとても小さい。
【性別】雌
【性格】内気で物静か。本当は仲良くなれる猫を探している。考えが浮かんでて決して口に出さない。
【指導者】スクワーレルフライト
【部族】サンダー族
【1人称】私
【2人称】○○さん(○○はその猫の名前です)

父[名前]ウォーターテイル(水のしっぽ)
[容姿]体は薄い灰色。しっぽは先になるほど濃い灰色になっているので、しっぽが水に濡れて見える。目は緑色。
[性格]サニーポーとそっくりで物静か。頭の回転が早く、知略で戦うのが得意。

母[名前]ビーンリリー(豆ユリ)
[容姿]小柄で真っ白な猫。目は淡いオレンジ色。
[性格]おとなしそうだがとても活発でしゃべるのが大好き。良い苔を採るのが得意で老猫たちに人気。

よろしくお願いします^^

サンダースパロウ@復活しました
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投稿 by ムーンドロップ Thu Feb 11, 2016 12:52 pm

【ムーンキット】

「ムーンキット!起きなさい。」

ミストシャインに突っつかれるが無視して体を丸める。

「見習いにならないの?嫌なら族長に言うけど。」

その言葉を聞いて跳ね起きた。冗談じゃない!
同期のみんなに取り残される気は無い。

ミストシャインはそんなムーンキットをみてふっと笑うとムーンキットを保育部屋からだした。

そこではオーシャンキットがオーシャンポーになったところだった。

自分の毛をさっと舐めて整え自分の番をまつ。

「ムーンキット。」

そっと足を踏み出すと、ぞわっと期待と興奮が押し寄せて来た。

「お前はこの瞬間よりムーンポーとなる。」

輝いている族長の緑の目を見すえる。

周りが喜んで声を上げてくれる。

「クラウドテイル。」

白い雄猫が進み出て来てちょっと驚いた。

クラウドテイルの弟子ってシンダーハートとかだよね?
いい戦士ではあるけど・・見習いのときってある意味問題児?

あたしなんかしたっけ?族長に問題児扱いされてんのか?

まっいっか。

「お前はシンダーハートをしっかり育てた。ムーンポーを頼む。」

クラウドテイルと鼻を触れ合わせた。

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投稿 by 野良にゃん娘 Thu Feb 11, 2016 2:56 pm

メイヴィスキット




時は早朝、ところはサンダー族の保育部屋。

生後六ヶ月を迎えた私は今、ゆっくりとグルーミングに取り組んでいる。


女たるもの、身だしなみは大切だ。乱れた毛並みで人前に出るなんて決してあってはならないことだ。

ましてや今日は、晴れて見習いになる日なのだからなおさらきちんとしなければならない。

だから私は、念入りに手入れする。

ひと舐めひと舐めに、今まででいちばん自分が美しく見えるようにと強い思いを込めながら。


騒がしい方にちらと目を向けてみれば、スコールキットがもがくようにして母親から逃れ、自分で毛並みを整えているところだった。

部屋の入り口に近い辺りでは、私と同じく親のいないオーシャンキットが、ソーンクローに起こされている。

あ、ちょっと不機嫌。そのシチュエーション、私がなってみたかったのに。

ああでも、それなら遅くまで寝てなきゃならない。

それは困る。自分ひとりで起きられない、甘えた子猫だと思われてしまう。


そんなことを考えてふとそちらを見てみれば、そこにまだ丸くなっているジェイキット、ムーンキット、カウベリーキットの3匹。

放っておけば寝坊してしまいそうだけれど……私は特に声をかけない。

きっと優しい母親たちが、朝食から帰ってきたら娘を起こすのだろうから。

彼女たちの場合は、寝坊も「甘え」ではなくて、むしろ「特権」なのだと思う。

いつだって甘えさせてくれる、特別な存在がいるから。

……羨ましい? ううん、まさか。

私は強いし、ひとりでいるのが好きだもの。


ファイヤスターの集会の呼び声が聞こえ、私の耳がぴくりと動く。ようやく儀式が始まるようだ。

ブランブルクローに連れられて出たのは、爽やかに晴れ渡った空の下。

ハイレッジの前まででしばらく大人しく待っていると、陽気な悲鳴が聞こえてきた。カウベリーキットとジェイキットだ。

やはり母親に起こしてもらったようで、ジェイキットなんて表にいるのにビリーヴハートにグルーミングされている。

一瞬そんな光景に見とれたあと、私は思い出したようにつんと澄まし、背筋を伸ばして儀式が始まるときを待った。


「緊張する?」

隣の子が聞いてきた。あまり声をかけられることはないから、少しだけ意外に感じる。

「別に。君とは違うもの」

私は至って可愛げのない反応。

取っつきにくい女の子だって、自分でもわかってる。

わかってはいるけれど。



やがてファイヤスターがハイレッジの上に登り、いよいよ儀式の開会を高らかに宣言した。


最初に名前を呼ばれたのはスコールキットだ。

……私と同じで、他人と距離がある男の子。少し周りに怖がられている。

一見冷たくて、口が悪くて、けれど私と違うのは、本当は情熱的なんだってところ。

今も誇らしげに胸を張り、ファイヤスターに熱いまなざしを向けながら指導者の発表を待ちわびている。

スコールキットは慎重派で、とても頭の良い男の子だ。きっと優秀な戦士になるんだろうな。


けれど、指導者の名にソーレルテイルの名が呼ばれたとたん、彼の背中が強ばってうっすらと毛が逆立った。

……なぜなのだろう?

出番を終えて引き下がった彼の顔をちらと盗み見ると、怒りやショックや、諦めのようなものが見てとれる。

ソーレルテイルが嫌だったの? ……どうして、悲しそうにすら見えるんだろう。

わからない。彼の落ち込んだような様子が、なぜか心に引っ掛かる。


さて、次に呼ばれたのはカウベリーキット。

だれもが羨む栗色の毛を煌めかせながらこちらに背中を向けているけれど、彼女の全身が喜びではち切れそうなのがよくわかる。

彼女の指導者の名に呼ばれたのはブライトハートだ。当然と言えば当然かもしれない。

目に障害を負う者同士、普通の師弟にはない強い絆が生まれるのだろう。

こちらに戻ってきたカウベリーポーは、期待に満ちた笑顔を輝かせていた。

この子を見ていると、片目が見えていないなんてとても思えない。

本当にあらゆる意味で綺麗な子だから、なんだか、片目が見えないのもかえってあの子を色っぽくさせるような気がする……

まあ、とても口には出せない考えではあるのだけれど。


三番目はジェイキットだ。びっくりするくらい気立ての優しい、穏やかな女の子。

やっぱりカウベリーポー同様、とてもわくわくしているようで、しっぽがぴんと立っている。

名を呼ばれて弾けるように進み出た彼女の指導者になったのは、若い戦士のヘーゼルテイルだ。

優しい女性に指導されることになって、ジェイポーも嬉しそう。すごく目をきらきらさせてる。


あんなにも感情豊かで純粋なジェイポーが、少し眩しく見えてしまって、私は思わず目を伏せた。

それから、次に名前を呼ばれるであろう隣にいる男の子に、ちらっと一瞬目を向ける。

オーシャンキット……ソーンクローに目をかけられてる、ちょっと妬ましい男の子。さっきから少し退屈そうだ。

まあ、人当たりが良いわりによくわからないところもあるから、特に何を思うわけでもないけれど。それにしても綺麗な横顔。


名前を呼ばれると、オーシャンキットは緊張も興奮もなく、ごくごくいつも通りの冷静な様子で進み出た。

……おめでとう、と小さく呟く。

他意はない。カウベリーポーやジェイポーと違ってはしゃがないオーシャンキットが、ちょっと面白くなかっただけ。

ソーンクローに可愛がられてるから、ほんの少し意識のなかに容れているだけ。先輩も彼を見てるだろうから。

まあ、オーシャンポーとはほとんど話したことがないから、それが私の声だとは気づかれはしなかっただろう。


次のファイヤスターの言葉には、私も内心笑ってしまった。一癖も二癖もあるって族長に思われてるんだ。

普段、あんなに模範的に振る舞っているというのに。

彼もやや呆れたように舌打ちしているから余計に可笑しい。


彼の指導者は、しかし意外にもダストペルトと発表された。

一族のなかでも有数の大ベテランに指導者としてついてもらうなんて、こんな幼いうちからよほど期待されているのだろう。

でも、彼にはてっきりソーンクローを取られると思っていたのに……いや、私のものでもないけれど。

そうなると、ソーンクローはまだ空いてることになる……?


彼の儀式が終わるころ、慌てて駆けてくる子がいた。世にも珍しい紫の目が綺麗な子、ムーンキットだ。

実は、私は彼女のことが前から少しだけ気になっている。

話したことはないけれど、彼女はとてもさっぱりしていて、言動に無駄がない。

意地っ張りな私でも、あまり気を遣わなくていいから一緒にいても疲れない。

だから私は少しだけ場所を開け、彼女を先に入れることにする。

多分、気づいてないとは思う。気づかれても困るけれど。

ただ、少しずつ好意を示していけたらいい。意地っ張りな私は、カウベリーポーやジェイポーみたいに素直に仲良くなれないのだ。


指導者の名にクラウドテイルを呼ばれてムーンポーは目を丸くしたけれど、とにかく鼻を触れあわせた。

さあ、とうとう私の番だ。

深呼吸してから、ヒョウ族の美しい女族長になったつもりで、できるだけ堂々と歩み出る。

「気取り屋」なんてヤジが聞こえたけど、気にしない。羨望の声だと思えば済む話だ。


ファイヤスターは私を見下ろし、太く伸びやかな声で告げる。

「メイヴィスキット。本日より戦士名を取得するまで、お前はメイヴィスポーという名になる」

儀式の言葉を聞きながら、私はつんと得意の澄まし顔。晴れの舞台だもの、同期のなかでいちばん美しく目立っていたい。

けれど、


「指導者はソーンクローだ」

「えっ」


思わず間抜けな声をあげてしまった。なにこの既視感……ああ、そういえばスコールポーもこうだった。

……じゃなくて! 本当? 本当の本当にソーンクローが私の指導者?


胸をどきどきさせながら振り返ると、ソーンクローはゆっくり空き地に進み出てきていた。

どうしよう、物心ついたときからずっと目で追ってきたけれど、実際に話したことは二、三度しかないというのに。


ファイヤスターの言葉にソーンクローは低い声で答え、振り返ると私と軽く鼻を触れあわせた。

「覚悟しとけよ。俺の訓練は厳しいぞ」

そっけない、いっそ冷たいとすら思える声で先輩は言う。

「……望むところよ」

意地っ張りな私は、喜びなどおくびにも出さず、つんと尖った声色を使って生意気な返事を返す。


内心では舞い上がりながら、しかし再び澄まし顔で元の位置に戻りながら、思わずオーシャンポーの顔を探した。

けれど、別の猫と目が合った。……イーグルフェザーだ。

無気味で無愛想で、冷血漢と呼ばれる男。仕事以外に一切興味を見せないと言われるその戦士が、なぜか私をまっすぐ見据えている。


「……?」


怪訝に思いながらも、私は自分の場所に座った。隣にはソーンクローが、指導者としてついている。

私が一人前の立派な女戦士になるまで、本当に彼が、ソーンクローが私を育ててくれるんだ。


どうしよう。

これからの見習い生活が、凄く凄く楽しみで仕方がなくなってきた。





【ポイント】 0(±0)



長文すみません……次回から短くします。
ひかりすず様に少しだけ提案です。

一日二回までの投稿制限がある場合、戦士・指導者・長老になるまでの道のりがかなり長いように思えるのですが、攻略レベルをいくらか易しくしていただくことは可能でしょうか?

例えば今の点数設定を維持するままであれば、50ポイントで戦士に昇格、100ポイントで弟子取得、などにしていただけると攻略のモチベーションが高くなるかなと思うのですが……

部族猫としての全生涯を体験したいとの思いから提案させていただきました。不愉快に感じさせてしまったらごめんなさい。
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投稿 by ライトハート Thu Feb 11, 2016 3:53 pm

野良にゃん娘さん
そうですね…ポイントの事少しも考えていませんでしたwごめんなさい!
そして指摘ありがとうございます!
でもそうしたら大きなイベントに何度も参加したらすぐ戦士になってしまうので、
(イベントはプラス10ぐらいを予定しています)
一日二回までと言うのを無くそうと思います。
また何かあればよろしくお願いします!
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投稿 by レパードクロー Thu Feb 11, 2016 6:05 pm

サーポー部族猫記






「お前は今よりサーポーとなる。」

ファイヤスターがきらきらと輝く眼差しでこちらを見下ろした。そのこっちがうんざりするような輝く瞳を引っかいてやりたいと思うのは果たして僕だけなのだろうか。
カラコロと石を蹴飛ばしながらゆっくりと前へと進む。

「指導者は、サンドストームだ。」

「ああ、それはそれは。素晴らしい戦士に指導していただけるなんて光栄ですね。」微笑を浮かべながらつぶやいた。

「馬鹿にしてる?」

サンドストームが微笑みながら聞いてきた。「いいえ、事実を言ったまでです。」僕もさらりと返す。
鼻を触れ合わせ、群れの中に戻ると、何匹かの猫と目が合った。

雑音から一歩引いて森の音に耳をすませて見ると、おもしろいほどたくさんの音が聞こえる。
小鳥の鳴き声、小川のちょろちょろという水の音、葉と葉の触れ合う音、風の囁き______。

僕の想像は指導者によってさえぎられた。

「同じ同期の子に、あいさつはしないの?」

「他人に言われてあいさつをするというよりも、自分でタイミングを見計らったほうがよろしいのではないですか?」


サンドストームは困ったように首をかしげながら、「サーポー、あなた変わっているわね。」と言った。

「変わっている、と言いますと非常識人のような人の事を指しますが、僕は一通りの常識なら学んでいるつもりです。」

「もう少し素直になったら?」

「他人に言われる筋合いはありません。」

「指導者よ、私は。」

「僕にだって考える自由と行動する自由はあります。おわかりいただけますか?それともそんなこともわからないのですかね?」

今度こそ指導者は怒ったようだ。顔をしかめて儀式に集中する。お喋りはここまで、と言った感じだ。

もっとも、おしゃべりを始めたのはサンドストームのほうなのだが。


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投稿 by ノーススノウ Thu Feb 11, 2016 7:43 pm


【ジェイド】


次々と同僚達がファイヤスターによって任命されていく。

彼女は空き地の外れにひっそりと座っていた。だが誰一人として彼女に気付かない。

否、皆んな気付いている。この目立つ毛のせいで。

でも皆んな彼女に話し掛けない。それどころか見て見ぬフリをしている。

彼女と目が合うと慌てて逸らし、「トモダチ」と私をちらちら見てヒソヒソと話始める。

どうせ私の悪口でも言っているのだろう。

………別に構わない。

ふとご立派な族長様と目が合った。彼は小さく微笑むと私を尻尾で招いた。

ジェイドは顔を顰めたが、渋々立ち上がり族長様の前に来た。

皆んな彼女の為に道を開け、彼女と目を合わせないようにそっぽを向いた。

「ジェイド、お前も生後六ヶ月になったな……お前も我らサンダー族の仲間だ。正式にサンダー族の見習いになるんだ。おめでとう」

族長様は彼女にそう耳打ちした。

「どうもありがとうございます」

ジェイドはぶっきら棒にそう言っておいた。

「彼女は正式に、サンダー族の見習いとして我々の同志になる!」

だが、歓声は起こらず、変わりにどよめきの声が上がった。

「あれが集団生活なんて出来るのか?」
「指導者誰になるんだろう……?」
「俺は嫌だぞ!」
「私だって………」

族長様は前足を上げてその声を制した。

「この瞬間より、お前はジェイドポーという名になる」

「…………嫌」

ジェイドは顔を下に向けて思わずそう呟いた。

ファイヤスターは僅かに顔を顰め、再び野次馬から批判の声が上がった。

ファイヤスターがそれを再び制すと、彼女の顔を覗き込んで言った。

「何故だ?」

「私を捨てた母から貰った名前なんて、嫌です」

ファイヤスターの緑の瞳と、自身の翡翠色の瞳が合わないようにしながら、そう答えた。

彼は驚きと納得の表情を浮かべた。だが、その中に感心があった気がした。

「そうか……だがな、俺は良い名だと思う。お前にピッタリだ」

「族長様はそう思うかもしれない。けれども、私は嫌なんです。母の事なんて思い出したくもありません」

今迄目を合わせないようにしていたが、今度は真正面からファイヤスターを睨み付けた。

だが、ファイヤスターはその緑の瞳を細めて笑った。

ドクン____________

何故か、それを見て、胸が一回弾んだ。

「そうだな、だったらホワイトポーなんてどうだ?いや、もうホワイト何とかは二匹もいるからなぁ。ややっこしくなってしまう」

そう言うと、彼はまたいたずらっぽく笑った。

「良いです、ジェイドポーで」

どうせ私は他所者。それ以上でもそれ以下でもない。

他所者の名前なんて考えているくらいだったら、一族の為になる事を考えたいのだろう。

別に、構わない。

「お前の指導者はホワイトウィングだ。期待しているぞ」

ホワイトウィングと呼ばれた、白い雌猫が前に来た。

何が「期待している」だ。そんな事、微塵も思っていないくせに。

そう言えば聞くところによると、こいつも他所者の娘らしい。

他所者の相手は他所者に、か。

ファイヤスターはホワイトウィングに何やら耳打ちした。

どうせ私の事だろう。

「よろしく、翡翠 (かわせみ) ちゃん」

彼女はジェイドポーに向き直るとそう言った。

「よろしくお願います、先輩」

翡翠ちゃん、などと呼ばれ少し戸惑ったが、ジェイドポーは相変わらずの不機嫌口調でそう言った。

ジェイドポーとホワイトウィングが下がると、空き地は安堵と不安と緊張の声で包まれた。


私は猫が嫌いだ。





大集会についてなのですが………
猫寮生活さんのように参加者さんは皆んなサンダー族に入って、大集会時は本家の猫さん達に出てもらう、というのはどうでしょう?
自由時間は本家の猫さん達とお喋りします。
ご検討お願いします!
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投稿 by ウィングシャドウ@もう復活でいいんじゃないかな Thu Feb 11, 2016 8:54 pm

参加させてください!

 【名前】 グルームポー (薄暗がりの足) 戦士名はまだ決めていないので後日追加します。

 【性別】 雌

 【容姿】 暗がりに溶け込む真っ黒の毛に青みの強いエメラルドグリーンの目。

 【性格】 温厚で我慢強い。大抵のことは器用にこなせるが他の猫の名前は覚えられず(わざとの可能性も)、父親と族長、看護猫、指導者の名前しか覚えていない。
      基本的に周りに関心が薄く、言葉の攻撃は聞き流す。暴力には身を守るためにやり返すが、そこに怒りや恨みはない。
      他の猫とは必要最低限しか話さないが、話しかけられたらきちんと対応する。
      後述の血筋の影響か、あまり水を嫌わない。むしろ雨の日は喜んで出かける。

 【部族】 サンダー族

 【指導者】 ブランブルクロー希望。

 【一人称】 私

 【二人称】 きみ 先輩

 【三人称】 身体的特徴で呼ぶ(あの茶色の猫、など。見習いの場合は、あの茶色の子、となる)


 【母親】 ?(生死不明)
      
       リヴァー族。グルームポーが水を嫌わないのはこの影響?それ以外は不明。

 【父親】 バークフラグメント(樹皮の欠片)
      
      赤茶色の毛とこげ茶色の毛が混ざった毛にグルームポーと同じ目をした猫。右耳が裂けている。
      サンダー族。リヴァー族の猫と恋をしたにもかかわらず一目置かれるほど優秀。
      口下手であまり表に出さないがグルームポーのことを愛していて、周りに無関心な娘を心配している。


 登録はしましたが、参加するのは遅くなってしまうかもしれません。

 これからよろしくお願いします!


最終編集者 ウィングシャドウ@春には復活したい [ Sun Feb 14, 2016 1:51 pm ], 編集回数 2 回

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投稿 by 戦士 Thu Feb 11, 2016 11:23 pm

【名前】ソリチュードポー(孤独な足) 怖い名前になったww
【地位】見習い
【性別】男
【姿】オレンジ、黄色っぽい毛皮 紫の目
【性格】ぼっち、知識欲ばかりの頭でっかち頑固
【部族】(サンダー族、リヴァー族、シャドウ族、ウィンド族のどれか)
【一人称】俺
【二人称】お前
【指導者】未定(3-6の猫わからないため、これから決めます)


最終編集者 戦士 [ Thu Feb 11, 2016 11:58 pm ], 編集回数 1 回

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投稿 by 戦士 Thu Feb 11, 2016 11:24 pm

これ、誰かが勝手に勧めてくれる感じではないですか?w
小説の類の文章書くの苦手なので、低更新になりそうですが、誰か、少しでも登場させてくれると喜びますww
よくいる頭でっかちで行動しないビビりキャラで言い負かされるのが嫌で、理論武装をする頑固な奴をイメージしてくれればw

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投稿 by ひかりすず@スマホ Fri Feb 12, 2016 5:18 pm

【お知らせ】

11人のうち8人の見習い猫がログインしましたので、
本格的に始めてくださっても構いません。
交流しやすくするのもいいですし、
指導者と訓練を、始めてもオッケーです。

まだ見習いになってない方も、忙しい方も、いつでも気軽にどうぞ♪
もちろん参加もお待ちしてます!!

ひかりすず@スマホ
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投稿 by fauxnaifsable Sat Feb 13, 2016 4:52 am

楽しそうな企画ですね!
参加させて下さい。


【名前】セーブルポー(テン足)
【地位】見習い
【性別】♀
【姿】薄緑の目のふっくらとした、足と尾が黒く頭が白い。体はクリーム色。
【性格】穏やか。ノリは良い。誰に対しても優しく接っするのを心がけている。目上の立場の猫はもちろん年下の子猫にも丁寧な態度をとる。争いや競争は嫌い。自分で物事を決めるのが苦手。野心全く無い。むしろ一生見習いで良いです指示下さい。
【部族】ウィンド族(ウサギ食べたい)
【一人称】わたし
【二人称】名前+さん、みなさん(あなたとか君とか使わない)
【指導者】アウルウィスカー

そのうち、ウィンド族に生まれたけどふっくらしてるし競争心無いし、部族暮らしはあっていないんじゃとか悩んだり悩まなかったり。部族大移動の話が好き。みんな部族関係なく協力してたから。

こんな感じで大丈夫でしょうか。

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投稿 by サンダースパロウ@テスト2週間前 Sat Feb 13, 2016 7:40 am

【太陽の部族日記①】サニーキット
太陽は高く昇り、深く沈む。そんな何気ない毎日に今日、転機が訪れた。
そう、今日は見習いになる日だ。
最近子猫がたくさん生まれて、見習いの命名式が毎日のように行われている。
(果たして指導者はまだ残っているのかな・・・)
そう心配さざるおえなかった。


「獲物を自分で獲れるまでの年齢の者は全員、ハイロックの下に集まりなさい。」
族長は凜とした声で一族に呼びかける。
「サニーキット。前に来なさい。」
緊張で胸が高鳴る。
「はい。」
(このときって返事するんだっけ・・・?)
足がガクガクするのを必死で抑えながら、族長の隣に立った。
「サニーキット、本日より戦士名を獲得するまでお前はサニーポーという名前になる。」
(やったあ)
心の中でガッツポーズする。
「そしてサニーポーの指導はスクワーレルフライトに任せる。」
ここでもホッとした。名高い族長の娘に指導してもらえるなんてなんと光栄だろう。
族長とそっくりの、濃いショウガ色をした雌猫が微笑みながら前にでた。
「よろしくね。サニーポー。」
「よろしくお願いします!」
感動で体が震えそうになったが、なんとか鼻を触れ合わすことができた。
「サニーポー!、サニーポー!」
これは私にとって忘れられない出来事だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
誰が絡んでくれると本当に嬉しいです^^
よろしくお願いします。

サンダースパロウ@テスト2週間前
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投稿 by ライトハート Sat Feb 13, 2016 10:56 am

【スコールポー】

たくさんの猫達が見習いになるのを、スコールポーは見守った。

寒くて、早く体を動かしたい。早く狩りをして、パトロールもしてみたい。

「いつ縄張り探検するんですか」

スコールポーは指導者のソーレルテイルに聞いた。

この間にも、子猫から見習いになっている猫が大勢いた。

「そうね。今一緒に行けそうな子を探しているの」

何のために?と言いたかったが、スコールポーは口を閉じた。

別に、一匹でいいじゃないか。その方が覚えも早くなるし。

僕は独りだから、誰か友達をつくるチャンスを与えようとしてるのだろう。

友達が増えれば増えるほど、厄介な事が起きる。だから、独りでいる方が楽だ。

それに、みんな僕の事を怖がっているじゃないか。

そう思っていると、ソーレルテイルはとある二匹の所に駆け出した。

体は薄い灰色。目は鮮やかなオレンジ色の、とても小さな雌猫と、


スクワーレルフライトの所へ。


ソーレルテイルはサニーポーに優しく語り始めていた。


物静かな子だが、きっと僕と一緒になると聞いて怯えてるんだろうな。

スコールポーはそう考えると少しがっかりしながらも、彼女に近づいて行った。



================================
【ポイント】0


サンダースパロウさん、交流させていただきました^^
続きは好きなようにしても構いません!
よろしくお願いします!




【お知らせ】
たくさんの参加、ありがとうございます!!
その中に、サンダー族じゃない猫がいますが、大集会は自分で決めてみた所、
イベントの前触れがある時はここで私が書いて、自由時間はかにチャットでお喋り……のような事にしたいなと思っています。
なので、何曜日と何時に集まれるか、ここに書き込んでくださると嬉しいです!
(もし誰も書かなかったら土曜日の8時00分から9時00分までと私が決めます)
一緒になって考えてくれた皆さん、ありがとうございました~!
(後、縄張り探検は指導者と訓練に入りますので、+3ポイントもらえます)


最終編集者 ひかりすず@部族体験トピック [ Sat Feb 13, 2016 1:12 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by ティアーミスト Sat Feb 13, 2016 12:52 pm


ちょっと遅れてしまいました……(´・ω・`;) 参加させていただきます!


名前: アンバーポー【琥珀色の足】 ⇒ アンバーシャイン【琥珀色の輝き】  性別:雌  年齢:生後六カ月。実際はもう少し幼く見える。

地位:見習い

容姿:緑の目に琥珀色の虎猫。輪郭はふんわりと丸い。美人というよりは、仔犬か栗鼠のような感じの容姿。サンダー族き
    ってのおてんばで、縄で繋いでいないとどこかへ行ってしまいそうなあぶなっかしさがある。小柄な割に筋肉質なので、身のこなしがすばやいが、時々木から落ちたりとドジを踏むことも。

性格:一族に尽くそうと奮闘する、前向きで陽気な見習い猫。指導者のブラクンファーにはもっとお淑やかになれないのかって言われるけど、これがあたしの強みなんだ。
  困っている猫を放っておけない正義感がある。しかしその本人が一番のトラブルメーカーで、子猫が迷子になったと聞いたら張り切ってキャンプを飛びだし、見つけたところで自分も道が分からなくなり、捜索隊に助けてもらう。
 幸いなことに、戦闘能力や頭の回転の速さはあるため、一族に利点をもたらすことも。
  ジェイフェザーの能力も必要ないほど心が顔に現れやすく、その事をいうと怒る。忠誠心が強く、いざというときは頼りになるお姉さんにもなれる。
 競争すること、食べること、仲間とじゃれあうこと、あとは戦いの訓練が好き。

 「よし、じゃああの木まで競争ねっ!」
 「ふんっ、ばかって言った方がばかなのよばーかばーか!」(怒った時
 「大丈夫、あたしがついててあげるから」

部族: サンダー族    一人称:あたし  二人称:あなた、もしくは名前

指導者: ブラクンファー希望です!


よろしくおねがいします(`・ω・´)


最終編集者 ティアーミスト [ Sat Sep 03, 2016 6:50 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by ジェイホープ Sat Feb 13, 2016 3:20 pm

【カウベリーポー】


「これからどうするんですか?」

カウベリーポーは恐る恐る聞いてみた。ブライトハートは一族の中でも穏やかな猫だと分かっている。だが、やはり猫と喋ると緊張してしまう。

「そうね…縄張りを案内したいんだけれど…あなたも同期の見習いと仲良くなっておくといいかもしれないわね。」

ブライトハートは考えるような目でスコールポー達を見つめていた。

カウベリーポーは不安になった。まだ指導者にも人見知り発揮しちゃっているのに…
だが、それを悟られないよう下を向いて心を落ち着けた。

「今回は見習いになる猫が多いから、やっぱり何匹かに声をかけましょう」

ブライトハートは自分の判断に少し頷くと、立ち上がった。

「さ、カウベリーポー。誰か探しに行きましょうか」

「はい!」語尾が強くなってしまった。ブライトハートはそれを見て喜んでいるようだと思い、空き地の中心の方へ歩き出した。

ついていきながらカウベリーポーは思った。今回見習いになった子は、私よりずっと大人で落ち着いている。どこか孤独な子も…

もしかしたら、私の事変な奴だと思うかもな…ひえぇどうしよう…

カウベリーポーはそんな不安を感じながらも、森への期待に少し胸を弾ませた。

_________________________________________________

・ポイント               0(±0)


人見知りキャラですが、交流はしていきたいとおもってます!どなたか交流お願いしますm(_ _)m


最終編集者 ジェイホープ [ Sun Feb 21, 2016 9:59 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by jayheart Sat Feb 13, 2016 5:31 pm

【ジェイポー】


「これからどうするんですか?」


人見知りながら小さい声で聞いてみた。

「う~ん、そうねぇ。他の子と仲良くなるためにも縄張りを回ってみましょう。」

声自分でやっと聞こえるくらいだったのによく聞こえたわね…

「ジェイポー?」

指導者がこちらを心配げな表情で覗き込んでいた。

「あっ、だっ、大丈夫です!そ、それより誰誘うんですか?」

指導者は考え込んでいる表情になった。

「う~ん…」

指導者がとても迷ってるようなので、

「カウベリーポーはどうでしょう?」

恐る恐るいってみた。

「そうね!誘いに行きましょう!」

ブライトハート達の元へいった。

「ブライトハート!カウベリーポー!」

2匹に指導者は呼び掛けた。

「なぁに?」

「2匹一緒に縄張りを案内したいと思って」

カウベリーポーが嫌そうな顔をしている。

安心して!私は決してあなたをひどい目に遇わせないから!


ポイント0「+-0」


ジェイホープs交流させていただきました‼

jayheart
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投稿 by ジェイホープ Sat Feb 13, 2016 7:59 pm


【カウベリーポー】


空き地を少し眺めていると、尻尾で背中をつつかれた。
振り向けば、ヘーゼルテイル。後ろにはジェイポーがいた。

どうしよう。なにか言わなくちゃ。カウベリーポーは突然の事に動揺した。言葉が出てこない…

「あらヘーゼルテイル。それからジェイポーどうしたの?」

運良くブライトハートが振り返り、声をかけた。ブライトハートはジェイポーににっこりと笑いかけ、〈ポー〉の部分を強調すると見習いに励ましの言葉をかけた。ヘーゼルテイルにも指導がんばりましょうね と声をかける。

そのコミュニケーション力と優しさが羨ましいです。私は心の中でため息をついた。先輩戦士に返事もできない変なやつだと思われてしまったかも。

「こんにちは、ブライトハート。カウベリーポー!」

ヘーゼルテイルも温かい声で挨拶する。

「は、はい。こんにちは、ヘーゼルテイル」

やっと出た小さな声は周りの音にかき消された。

「あのぅ、よければカウベリーポーと先輩と一緒に縄張り案内しませんか?」

ブライトハートは少し驚いたように目を煌めかせる。

「奇遇ね。私たちも相手を探してたのよ!」

「そうなんですか!じゃあ是非!」

ブライトハートとヘーゼルテイルは早速話し込み、カウベリーポーは指導者のそばにそっと座った。

気がつけばジェイポーがこちらを見ている。なにか話しかけるべきかな…
なるべく愛想のいい顔をしたつもりだが、顔が引きつって嫌な顔になっているかもしれない。
ジェイポーと私の間に変な雰囲気が漂い始め、私はこれ以上なにもしないよう下を向いて指導者の会話に耳を傾けた。

「──そうね、こんなにたくさん見習いになったのだからもう1匹ぐらい…」

冗談じゃない。もう1匹ですって?カウベリーポーは怖くなった。

ヘーゼルテイルとブライトハートはまた会話を楽しみ始めた。

カウベリーポーは心を決めた。こうなったら少しでも会話できるようにならないと!


________________________________________________

ポイント 0(±0)


たくさん参加者がいらっしゃるので色々な方と交流したいです!3匹くらいで縄張り探検いきたいです!どなたかお願いします!

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投稿 by ムーンドロップ Sat Feb 13, 2016 9:44 pm

【ムーンポー】

「今日は何するんですか?」

指導者を見上げるとクラウドテイルは青い目を輝かさせている。

「縄張りを教える。」

そんなとき、空き地の向こうからブライトハートが声をかけて来た。

「クラウドテイル!あなた達も縄張り案内?よかったら一緒にどう?」

「ああ、そうしよう。」

嬉しそうに答えた指導者に慌ててついて行くと、そこにはブライトハートにほかにヘーゼルテイルと綺麗な栗色の毛のカウベリーポーと水色の目でこっちを見るジェイポーがいた。

どっちも緊張感漂わせ、若干固まっている。

カウベリーポーの方はもう1匹増えることでさらに固まっていた。

ま、気にしてもしょうがないよね!

いじいじすんのも面倒だし!


そうこうしているうちにクラウドている含め戦士三匹はどこから回るか相談を始めた。

「よろしくね!」

二匹に向かって明るく第一声を放った。

ーーーーーーーーーー
ポイント0

交流お願いします!
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投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Sat Feb 13, 2016 10:35 pm

楽しみです………!


【オーシャンポー】

「……これから何をするんですか?」

「訓練初日は楽しい方がいいだろう。もう一匹くらい連れて行こうと思っている」

おや、とオーシャンポーは意外に思った。
頑固でぶっきらぼうというイメージが強いわけで、この戦士が親切心から提案するのは違和感がある。
だがこんな大先輩に指導してもらえるのはありがたい。

オーシャンポーは首を巡らして辺りを見回した。
ぽつりぽつりと新・見習い猫&新・指導者の塊がいくつができている。早いな、と感想を抱きながらペアの組んでいない見習いを探す。

「_____ダストペルト。メイヴィスポーはどうですか?ちょうど誰とも組んでないみたいですし、俺、個人的に気になりますから」

“個人的に”の部分でダストペルトがはっ?と言う感じで見下ろしてきた。
愛想笑いをしながら、深い意味はないです、と答える。

「いや、好きとか恋愛感情じゃないですよ?ただ妙に落ち着いて大人っぽく見えるから……という点で。あと、俺とも共通点ありますし」

「深い意味あるじゃないか……。まあ、いい。ちょっと呼んできてくれ」

ダストペルトは微苦笑しながらもサッと尻尾を振って送り出してくれた。
オーシャンポーはゆっくり二匹に歩み寄り、まずはソーンクローに頭を下げる。

「ソーンクロー、ダストペルトが一緒に訓練をしないかって誘っています。……どうでしょうか?」

ソーンクローが朝よりも深い渋面を作った。隣にいるメイヴィスポーがぎょっとしたように目を見開いたのを見やり、何食わぬ顔で返答を待つ。

「訓練?もちろん一緒にやる。………ただ、オーシャンポー、俺に対してその口調はやめろ。違和感しかない」

「ごめん」

一言で返し、オーシャンポーはメイヴィスポーに目を向けた。
金と白のまだら模様の毛に、新緑を思わせる深緑の瞳。力を込めたら折れてしまいそうなほど華奢な彼女は、どことなく儚く見える。

「俺、オーシャンポー。これからよろしく」

うーん……なんか照れてる純情な雄みたいだ。そう苦く思いながら、オーシャンポーは軽く笑った。




(野良にゃん娘s、勝手に交流させてもらいました……!仲良くしましょう(o^^o))
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投稿 by ノーススノウ Sun Feb 14, 2016 8:48 am

【ジェイドポー】


「今日はね、とりあえず他の部族の猫達の匂いを覚えてもらおうと思うの」

「はい」

優しい口調の中に何処かぎこちない。そりゃそうだろう。任命式の後、ホワイトウィングとは一度も目を合わせていない。

「そ、それでね、その、最初くらい他のペアの人とも組んだらどうかしら?例えば……」

「先輩、何を言っているのですか?初日だからこそ一匹でやるべきです。それに、誘ったって私では皆んな断りますよ。現に、皆んな私達を避けている」

ホワイトウィングは肩をすぼめた。ジェイドポーは続けた。

「それに、分かっています。私達二匹だけで行くなんて、こんな空気耐えられないなんてお思いなのですよね?でも訓練はしなければならない、と」

図星だったようだ。彼女は尻尾を不安そうに振っている。

不安なのはこっちの方だ。本当にちゃんと教えてくれるの?

「……行きましょう。無駄話なんてしてる場合ではありません」

これ以上は無駄だ。そう思った彼女は先にたってキャンプを出た。

困り果てたように後ろからホワイトウィングが付いてくる。

すると、キャンプを出たと同時に誰かに呼び掛けられた。

ホワイトウィングが。

後ろを振り返ったジェイドポーは思わず顔を顰めた。

          (±0)


冷たいですが不器用なだけなのです←
どなたかお願いいたします
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投稿 by ジェイホープ Sun Feb 14, 2016 9:29 am

【カウベリーポー】


「よろしくね!」

綺麗な紫色の目を煌めかせ、眩しい笑顔で声をかけてくれたのはムーンポー。
明るくて快活な彼女はとても親しみやすい雰囲気だった。

「「よ、よろしくお願いします!」」

思い切って声を出すと、ジェイポーの声と私の声が見事にかぶった。私が驚いてジェイポーを見つめると、ジェイポーもこちらをびっくりして見つめていた。

そんな私達を見て、ムーンポーは再び可愛らしい笑みを浮かべると隣に来て座った。

「一緒に縄張り見るんですよね?」ジェイポーが言った。

「多分…そうだと思います」私も答えた。

割と話せてるかも…!

会話が弾み始めるかと思われた時、話し込んでいた指導者達が腰を上げクラウドテイルが行くぞと尻尾で合図した。


「同期なんだからさ、敬語なんて使わないでよ!縄張り探検楽しもうね!」

ムーンポーがそう言うと、指導者達に続いてイバラのトンネルをくぐり抜けた。
カウベリーポーがそれに続き、トンネルをくぐっていると先方で声がした。

「まぁホワイトウィング、ジェイドポー!」ブライトハートが愛想よく話しかけている。

「2匹だけ?今から縄張り探検かしら?」

「はい、そうです…」ホワイトウィングは冷たい顔をしたジェイドポーをちらちら見ながら言った。ジェイドポーは不愉快そうに森の奥をじっと見ている。
どちらも自信なさげな様子である。

ヘーゼルテイルがそれに気づいたようだ。

「先輩も一緒に行きませんか?」

「えぇ…そうね。」ホワイトウィングがおどおどしながら答える。「ジェイドポー。いい?」

「…はい。もちろん」ジェイドポーは言った。ホワイトウィングに向ける視線は冷たく、どこか怒っているようにも見える。しかしその裏には不安が見え隠れしていた。

「よし。じゃあ行くぞ」クラウドテイルが頷き、森へ駆け出した。

皆がそれに続く。カウベリーポーも駆け出した。

また猫が二匹増えた。ジェイドポー。あの子とは仲良くなりたい。なんでかなぁ…自分でもよくわからない。
皆生まれのことであの子を嫌っているみたいだけれど…私はそんな事気にしないもの。

________
0ポイント ±0
すみません、せっかくなのでジェイドポーとも交流させていただきます!4匹の見習いと指導者で軽いパトロール隊みたいになってしまいましたね(-ω-;)


最終編集者 ジェイホープ [ Sun Feb 21, 2016 10:02 am ], 編集回数 1 回
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投稿 by ノーススノウ Sun Feb 14, 2016 10:37 am

【ジェイドポー】


彼女は内心呆れ返っていた。

随分な大所帯だ。先頭からクラウドテイル、それに並ぶようにヘーゼルテイル、少し後ろにホワイトウィング、そして彼女を気遣うようにブライトハートが居る。

そして見習い達から少し離れてシンガリに私。

別に構わない。だけど………

横目でカウベリーポーを見遣った。

さっきからこいつ、私の周りに彷徨いて喚いて………鬱陶しい。

少し前にジェイポーとムーンポーが居る。

二匹はちらりとこちらを伺いながら話している。

こいつも向こうに混じって話してくればいいのに。

ジェイドポーは溜息を吐き、カウベリーポーを睨み付けて言った。

「貴女、何か用?」

ジェイドポーは彼女を追い返そうと思ってそう言った。だが彼女は、喋ってくれたと言わんばかりに目を輝かせた。

「うん!貴女ってさ…………」

その先からは聞いていなかった。クラウドテイルが立ち止まったからだ。

カウベリーポーが黙り、漸く気が休まった。

「この先、ウインド族との境界線だ。なるべく静かに行くぞ」

クラウドテイルの号令と共に、再び歩き出した。

(±0)

ジェイホープさん、交流ありがとうございます!
(もっと毒性強めで大丈夫ですよ^ ^)
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投稿 by jayheart Sun Feb 14, 2016 11:13 am

【ジェイポー】

大丈夫かな…

ムーンポーと話しながらちょっと心配だった。

ジェイドポーのことが。

心配でちらちら見ているのだが彼女には話題が自分の悪口と思ってるみたいだ。

「ちょっと待ってて」

そう言い残すとジェイドポーの側へ行った。

ジェイドポーは私が隣に来ると不機嫌そうな顔がもっと不機嫌そうな顔になった。

「何?」

つっけんどんな口調に少し傷ついたがそれは無視した。

「ねぇ、キャンプとかでもいいから話しましょうよ!」

出来るだけ明るく話しかけた。

だが彼女は『話す』という言葉で不機嫌そうな顔が嫌悪の顔になった。

「なんで私が貴女達と話さなきゃいけないわけ?どうせ私の悪口を言うために仲間はずれにするくせに!それにさっきまで私の悪口を言ってたんでしょう?」

急に捲し立てられてビックリしたが気持ちを落ち着かせた。

「貴女を仲間はずれになんかしないわ!それにさっきムーンポーと話してたのは貴女とも一緒に話すか相談してたのよ!」

それには彼女も驚いたようだ。

どう答えるか迷っているようだ。

とクラウドテイルが

「いい加減静かにしろ!ウィンド族との境界線の近くだと言ったろう!」

叱られたので

「キャンプでも話すか決めといてね」

と言って指導者の元へ行った。


ノーススノウs交流させていただきました‼

jayheart
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投稿 by jayheart Sun Feb 14, 2016 11:15 am

ポイント0(+-0)
載せるの忘れてました‼w

jayheart
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投稿 by 野良にゃん娘 Sun Feb 14, 2016 3:24 pm


>ライトハート様
いえいえ、ご対応いただいてありがとうございます!
投稿数制限解除ですね、了解いたしました。
イベント心待ちにしています、こちらこそお世話になります ฅ`• ω •´ฅ!

>ウィンターリーフ様
どうしようこんなに早くご交流いただいたの凄く凄く嬉しいです、ありがとうございます……!!
メイヴィスポーがかなり面倒臭い子になってしまいましたが、そのうちガードが緩まると思いますので、仲良くしていただければ嬉しいです ฅ*´ω`*ฅ



メイヴィスポー




丁寧な物腰なのに鋭い牙を思わせる、超然とした雰囲気のサーポー。

残酷に豹変した一族を前にじっと耐えていた、孤独を友とするジェイドポー。

はにかみ屋のようだけれど、ほんわかとした無邪気さが可愛らしいサニーポー。

私のあとにも、さらに3匹の子猫たちが見習いになる儀式を終えた。

サンダー族の見習いは、現時点では新たに9匹も増えたのだ。


儀式がひととおり終了し、サンダー族の猫たちはようやく日課を開始して散りはじめている。

空き地の端では今、スコールポーがうずうずした様子でソーレルテイルに話しかけているのが見えた。

ふうん、さっきはどうしたのかと思ったけれど、どうやら気をとり直したみたい。

けれど、ソーレルテイルが親友のスクワーレルフライトと彼女の弟子になったサニーポーに話しかけているのを見て、表情が一変。

腹を立てたような、がっかりしたような、寂しがっているような、なんだか複雑な顔をしていた。

やっぱり、静かに観察してみれば興味深い男の子だ。



「指導者の話を聞く気はあるのか?」


呆れたような声がして、私はびくりと跳ねあがる。

しまった。理想の指導者についてもらった嬉しさで油断したら周りの同期が気になって、最初から馬鹿な失敗をしてしまった。

振り返ればそこには、恐れたほどには呆れてはいないらしいソーンクローの顔がある。


「悪かったわ。今日の訓練メニューの話よね?」

「……一応耳には入ってたみたいだな。とりあえず、まずは縄張り巡りをするぞ」


敬語ではない私の口調にものを思うところはあったようだけれど、なんと軽く流してくれたようだ……好感触。

どうやらソーンクローも、誘われないかぎりは大所帯での行動を好まないらしく、早速キャンプの出入口に向かっている。


まだ小さな歩幅で彼の後ろをついていきながら、私の小さな胸は高鳴る。

一生に一度しかない見習い時代の指導者に、憧れの先輩をつけてもらえたのだ。

見習い仲間たちのだれよりも学び、だれよりも鍛え、だれよりも優秀な女戦士になってみせよう。


そう意気込んでいた矢先……しかし、予想外の事態が起きた。

私たちがまさにキャンプを出ようとしたとき、あのオーシャンポーがこちらに歩み寄ってきたのだ。


先に気づいた私は、ぴりっと髭を震わせて彼を見た。

すぐにソーンクローも気がつき、怪訝な顔で向き直る。


「ソーンクロー」礼儀正しく会釈しながら、オーシャンポーは明るい声で話しかけた。

「ダストペルトが一緒に訓練をしないかって誘っています。どうでしょうか?」


なんですって?

私はぎょっと硬直した。

よりによって、ソーンクローに目をかけられてるオーシャンポーと訓練を共有? 冗談じゃない!


そんな私の敵意を感じたからかもしれないけれど、オーシャンポーは涼しげな顔。

ちらと目を向けられた一瞬で、奥まで見透かされたように感じてどきりとした。

彼の方から顔を背けてソーンクローを見上げてみれば、難色を示すような顔をしていたのでほっとした……のも、束の間のこと。


「訓練? もちろん一緒にやる。

 ただ、オーシャンポー、俺に対してその口調はやめろ。違和感しかない」


いつもどおりの無愛想な声なだけに、その言葉からは彼とオーシャンポーの親しさがより伺えて、正直ショックを受けてしまった。


ソーンクローにごめんと軽く謝りながら、オーシャンポーは私に不思議な色の目を向けてくる。

光の加減で金色にも青にも見える、落ち着いた表情の目。

同じ生後六ヶ月だというのに、青と銀の毛に包まれた体はすらりと引き締まっていて、野性的な魅力がある。


私は美しいものが好きだ。

それは月や星にとどまらず、鋭い鉤爪やしなやかな筋肉や、優雅に獲物を狩る有り様すら含まれる。

私の美的価値観からすれば、ただそこに在るだけで黄金率を表しているオーシャンポーは、充分この部類に入る。

でも、認めない。認めてやらない。

オーシャンポーなんて認めてやらない。


彼を軽く睨みつけていると、ダストペルトがやって来た。

可愛い娘を弟子にしてもらえてよかったなとソーンクローにお世辞を言い、ソーンクローは仏頂面でそれを軽く受け流す。

別になんてことない。指導者の無愛想は、見ている限りいつものこと。

なのにダストペルトのせいで、今かなり凹まされた。


鈍感な指導者二匹は、私たちについてこいとだけ命じ、先にキャンプを出てしまう。

そんな、そんな……

私は内心戸惑いながら、けれど事態が確実に望まぬものへと転がり落ちていくことを実感していた。


一瞬躊躇うような沈黙があったあと、出入口に向かいながら、オーシャンポーが少し初々しい挨拶をして来た。


「俺、オーシャンポー。これからよろしく」


ええ、充分存じ上げてるわ。

同じころに生まれ育って、同じように親がいなくて、たった今一緒に見習いになったばかりじゃない。

でも、よろしくなんてしてやらない。

絶対にしてやらない!


「ふんっ」


私は澄まし顔で彼の挨拶を一蹴してしまうと、先に森へと駆け出した。


幼い?

存分にわかってる。







広葉樹林を抜けながら、ダストペルトとソーンクローは縄張りやライフハックの様々な知識を口にした。

私とオーシャンポーは懸命についていきながら、その一言一言をしっかり頭に叩き込む。


途中、別の師弟グループに遭遇し、私は少し珍しいものを見た。

カウベリーポー、ジェイポー、ムーンポーが一緒だったのはまだわかる。

けれどそこには、よそ生まれでどこか孤高の雰囲気のあるジェイドポーも混じっていたのだ。



「意外だったな」

足を止めて少し休憩しているときに、オーシャンポーが同じ感想を口にした。


ちなみに今、ダストペルトはソーンクローの罠に引っかかって死ぬほどのたうち回っているところ。

どうやらフクロウのペリットを掘り起こし、殺人的な激臭をもろに食らってしまったようだ。

ダストペルトの呪いの言葉を軽く受け流すソーンクローは、いつもと同じ無表情。

でも、顔には出さないだけで楽しんでいるのがわかる。

実は茶目っ気があったのね。


「……あの子は」

ふざけあっている指導者たちをよそに、私はジェイドポーたちとすれ違った辺りの森を振り返った。


「ジェイドポーは、いつも一族に氷みたいだって言われてるけど……周りがそうさせてるのよね」

「カウベリーポーたちは、あいつと仲良くなれるかな」

「……君は?」


そよ風に吹かれながら、私はオーシャンポーを振り返り、目を細める。


「人当たりがいい方でしょ。君ならあの子にも、拒絶はされないんじゃない?」


「どうだろう。難しいよ、ジェイドポーは何か複雑な事情を抱えてるみたいだから。

 下手にやっても不快な思いをさせるだろうし、俺には少し困難じゃないかな」


「……ふうん。意気地無し」


理不尽な言葉を冷たくばっさり言い放つと、彼の横をさっとすり抜け、ダストペルトのところへ行った。

ソーンクローが見ているのも構わず、「いい加減訓練を再開したいんですが」と一言。

彼のみぞおちにわりと本気の猫パンチを入れ、叫びとともに跳ね起きさせる。


「容赦がないな」

「誉め言葉をありがとう」


ソーンクローの突っ込みにさらりと答えながら、ダストペルトのお叱りも澄まし顔で流してやった。


……自分を過信しない賢い猫なんだなと、オーシャンポーをほんの少しだけ見直したのは内緒だ。


「訓練を再開するぞ」

みぞおちを押さえながら、ダストペルトが蘇生した。
野良にゃん娘
野良にゃん娘
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