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部族猫体験トピック【見習い以外の3の6のキャラクター】

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今の所サンダー族の猫しかいませんが、開催してからもずっとそうでしたら大集会はどうしますか?

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投稿 by ティアーミスト Sun Feb 21, 2016 9:40 am


アンバーポー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「アンバーポー」

 ブラクンファーの声が夢の中に飛び込んできた。アンバーポーは昨日食べた大きいウサギに乗って、夕暮れの雲を駆けあがっ

ているところだ。

 
 「やめてウサギさん、もうお腹一杯で食べられない……むにゃむにゃ」


 寝言をいいながら壁の方へ寝がえりを打つ。ブラクンファーはくすっと含み笑いをし、ねぼすけの弟子の耳に顔を近づけた。


 「「起きろ、アンバーポー!」」


 「はい?!」

 アンバーポーはびくりと飛び起きた。深い眠りから突然はじき出され、心臓が激しく打っている。

 まだ日は昇り切っていない。ゆっくりとほこりの舞う見習い部屋は弱い光に照らされている。


 「ああ、ウサギさんじゃなかったか……ざんねん。」

 「なにが残念だ。そっちは冬眠中のクマみたいに起きなかったんだぞ?」


 その明るみの中に、ブラクンファーの輪郭が白く浮かび上がっていて、可笑しそうに目を潤ませている。光に縁取られたその顔

を見て、アンバーポーは自分が見習いになったということを思い出した。昨日は獲物をかぎまわって狩りの訓練に行った。つめこ

んだ知識はもうとっくに身体にしみ込んでいる。アンバーポーは期待と興奮でぞくぞくした。

 「さあ、出掛けるぞ、アンバーポー」ブラクンファーは外へ向かいながら肩越しにいった。「やるべきことは山ほどあるんだ」

 「すぐ行きます!」

 身体に着いたコケをすばやくはたきながら、アンバーポーは隣の寝床に目をやった。

 スコールポーがぐっすりと眠っているはずのそこは、がらんとしていてなんだか寂しかった。昨日の戦闘で怪我をしたから、スコ

ーチポーは看護部屋で眠っているのだ。ほかの猫たちもリーフプールにお世話になったとみたいだ。サニーポーもジェイポーも、

みんな早く良くなるといいな。



 ブラクンファーが部屋から鼻面をひっこめた瞬間、アンバーポーは身支度を済ませて外へ飛び出した。

 「今日はなにをするんですか?」アンバーポーは足踏みしながらたずねた。

 指導者はあたりをさっと見回すと、トンネルの入口に立っている雌猫に呼びかけた。「ソーレルテイル!よければスコーチポー

も一緒に訓練に行かないか?」

 みけ柄の戦士は笑顔でうなずいた。「ええ、もちろん!わたしも誰かと行きたいところでした」

 スコールポー?アンバーポーは耳をぴんと立てた。見ると、クモの巣もとられており、怪我をする前とほぼ変わらない様子だった

。もう治ったようだ。旭を眩しそうに見つめる、賢そうな瞳に浮かぶ表情は読み取れない。


 アンバーポーは、指導者のあとについて駆けて行った。また転ぶと痛いので追い越すのはやめる。


 「おはよう、スコールポー!」

 身体をなでる木漏れ日と風の感触に喜びを感じながらアンバーポーはいった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポイント 3 ←昨日、狩りの訓練に行ったため。


らいとさん、交流させていただきました!

ウィングさん交流ありがとうございました(^^) アンバーポーの口調がわたしのイメージ通りで驚きました笑
これからもよろしくおねがいします!


最終編集者 ティアーミスト [ Sun Feb 21, 2016 8:33 pm ], 編集回数 1 回
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投稿 by ムーンドロップ Sun Feb 21, 2016 1:49 pm

【ムーンポー】

「ムーンポー!」

外からのクラウドテイルの声が耳に響いて飛び起きた。

周りを見渡すと何時もの保育べやではなかった。

・・・あっそっか。見習いになったんだっけ?

で、ウィンド族と戦って、ジェイドポー看護べやに押し込んで、ねたと。

体を伸ばす。こわばった筋肉がほぐれていくのがよくわかった。

「ムーンポー!起きろ!」

もう一度呼ばれてようやく部屋から出る。

「昨日あんなにいろいろあったのに、早くないですか?」

「普通だ。お前らが寝すぎだ。」

「寝る子は育つって知らないんですか?」

反撃してみる。

「知らんな。」

あえなく撃沈。

「ソーンクローたちとパトロールに行くぞ。メイヴィスポー起こしてこい。」

了解と尻尾を振ると見習いべやに戻る。
左はじ、オーシャンポーのとなりで寝ているメイヴィスポーをそっと突っついた。

昨日は怪我をしなかったようだ。

「起きて、パトロール行くって。」

周りを起こさないように小声で話しかけるとちょっと不機嫌そうな顔が除く。

「今行くわ。」

ムーンポーはちょっと頷くと外へ出た。
空を見てみるともう太陽はかなり高くなっている。

他にも数匹の見習いが起きていた。
特別早いわけじゃなかったようだ。

戻ると、クラウドテイルの横にソーンクローが来て何か話していた。
「メイヴィスポーはもうすぐきます。どこ回るんですか?」

「ウィンド族とシャドウ族の境界線だ。どっちも俺たちが弱ったと思ってやってくるかもしれないからな。」

ってことは縄張り全般まわるんだ。

「行く前に食事してもいいですか?」

「後にしよう。何かいたらパトロールの途中で食べよう。」

メイヴィスポーが見習いべやから出てきてこちらに駆け寄った。

「おはよう。」

声をかけると眠そうな顔で頷く。

この数分できちんと毛づくろいをしたようでつややかな毛が光に反射した。

自分の毛をちらっと見ると半端な長さでもつれやすい毛は所々寝癖が着いている。

まあ、いいか。

パトロールが毛で決まるわけじゃないし。

「そろそろ行こうか。」

ソーンクローがそう言うと四匹は森に駆け出した。
気持ちのいい風がムーンポーの毛を撫でた。

ーーーーーーーーーーーーーーー
野良にゃん娘さん交流させていただきました。
何か違ったらすいません!
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投稿 by jayheart Sun Feb 21, 2016 2:40 pm

【ジェイポー】

ん、んん…

ここどこ?

あ、そうか。

見習い部屋で左頬から血を流しながら寝ているサニーポーを見つけて、あの話をして、その途中で"あの"時間がきて倒れたのね…

「お、大丈夫か?」

気付くとジェイフェザーが薬を調合していた。

私は彼をいろんな意味で尊敬している。

看護猫としての能力だけでない。

名前、目が見えていないのに暮らせている事、いろいろ

「大丈夫か?」

もう一度聞いてきた。

「は、はい…」

尊敬している彼に小さい声でしか答えられなかった。

「貧血だったみたいだけど用心するに越したことはないからきょうはここで休んどけ」

薬を調合しながら言われた。

グゥ~ゥゥ!

うわぁ、恥ずかしい!こんな大きい音を出しちゃうなんて!

ジェイフェザーを見ると見えない目に可笑しそうな光を含め

「あとでだれかに獲物を持ってきておくよう頼んどくよ」

と言った。

ありがとうございます、と尻尾を振るとコケの寝床に横たわった。

いい加減収まってくれない!?

心の中の悪魔達に言った。

ーいやだねー

なんでよ!
    ケイヤク
ーだって"契約"したじゃないか。君が戦士になるまでいさせてくれる、ってー

でももうウンザリ!来月には出てって!周りの猫に迷惑がかかる!

ーなんで?おれ達がいるおかげで貴女は感情豊かな猫になれているんだよ?ー

私はありのままの私で居たいの!今すぐにでも出ていきなさい!

ーしょうがないなあ。出ていってやるよ。その代わり、この痛みだけは我慢しなよ来月までは残るこの痛みは…

悪魔はそう言うと抜け出していった。

痛っ…

こういうことね…

獲物まだかなぁ。



ポイント3ポイント



勝手に変な方向へ進ませていてすんません‼どなたか獲物お願いします‼

jayheart
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投稿 by 柏花 Sun Feb 21, 2016 4:28 pm

  【クリアポー】
 怪我の治療をしたあと少しの間じっとしていると血も止まり動けるようになった。

 ぐっすり看護部屋で睡眠をとったあともう一度薬草をつけてもらい午後軽めの狩りの訓練にシンダーハートと出掛けた。

 最初に簡単な構えの練習をしたあと飛びかかる練習をしたり足音が聞こえないように歩くコツなどを教えてもらった。

 狩りの訓練は戦いより何倍もうまくできた。シンダーハートも弟子に狩りの素質があったのが見れて嬉しいみたい。

 これなら一族に役立てそう。たくさん訓練して早く狩猟部隊に参加して認めてもらいたい。

 私が無力ではないことを…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ポイント 3 (+3)
 理由→狩りの訓練を行ったから。

柏花
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投稿 by ノーススノウ Sun Feb 21, 2016 6:35 pm

【ジェイドポー】


ジェイドポーの傷は思ったより深く、ファイヤスターからの罰は明日に延期となった。

森にでも行って羽を伸ばそうかと思ったが、リーフプールからのドクターストップがかかり、今は時間を弄んでいる。

あぁ、そう言えば………

ちらりと脳裏にカウベリーポーやムーンポーの姿が浮かんだ。

変な子達よね、ホント。どうして赤の他人の為にあんなに一生懸命になれるの?どうして優しくなんて出来るの?

私には……分からない。

あの子達には、私にはない何かを持っているのかもしれない。……それが何であろうと、私には必要のないモノだ。

それは私が私の任務を遂行する上での邪魔な物にしかならない。

そう、私の任務……それは、私を棄てた女を討ち、闇に引きずり込んだサンダー族を滅ぼす事………

その罪、死を持って償わせてやる。

その名の由来にもなった翡翠色の瞳が鋭く光った。

ーーーー
ポイント4
ジェイホープさん、ムーンドロップさん、交流ありがとうございました!
もっと他の子達とも交流したいと思っております!よろしくお願いします!
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投稿 by ライトハート Sun Feb 21, 2016 7:39 pm

【スコールポー】

「ソーレルテイル!よければスコールポーも一緒に訓練に行かないか?」

スコールポーは耳の先をぴくりと動かした。

ブランクンファーが見習いのアンバーポーを連れてやってきた。

「ええ、もちろん!わたしも誰かと行きたいところでした」

「おはよう!スコールポー!」

アンバーポーは訓練がよほど楽しみなのか、瞳をキラキラさせている。

「よう、アンバーポー。今日は…その、よろしくな」

スコールポーは少し照れた言い方でいうと、アンバーポーは嬉しそうにうなずいた。

「さあ、リスとネズミでは狩り方が違うの」

外は行かずに、ソーレルテイルは喋りはじめた。

だが興奮していたアンバーポーを見た指導者は、ちらりとブランクンファーを見た。

「仕方ない。口で言うより実際やってみた方がこの子達には合うだろう」

「そうですね__じゃあ、狩りに一番最適な所に行きましょう」

ブランクンファーがさっとトンネルへ向けて駆け出し、その後ソーレルテイルが続いた。

アンバーポーは興奮で毛を逆立てる。「嬉しいな!何が捕れるかな!」

「さあな。まああまり期待するなよ」

スコールポーは少し冗談を入れて言いうと、我さきへと駆け出すアンバーポーを追いかけた。


【ポイント】3

ティアーミストさん、交流ありがとうございます!
続きどうぞです(*´ω`)
後、スコールポーなのにスコーチポーと間違えてしまいましたwごめんなさい!
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投稿 by ジェイホープ Sun Feb 21, 2016 8:16 pm

【カウベリーポー】


空き地でぶらぶらしている間に外はさらに明るくなり、眩い陽の光が現れた。

ブライトハートはなかなか出てこない。まさか…昨日疲れちゃったから寝坊かしら?
カウベリーポーは看護部屋の近くへ移動すると座り込んだ。看護部屋から流れ出る薬草の匂いがカウベリーポーはどこか好きだった。


「__カウベリーポー!」

私は森に足を踏み入れていた。澄んだ森の匂いが私の鼻を通り抜ける。気持ちいいなぁ…

「カウベリーポー?!眠ってるの?」

誰かの声だ。私は誰かを押し返すと前に進んだ。なんで邪魔するの…?

「カウベリーポー!!」

「はっ」私は目を覚ました。いつの間にか眠っていた。ううん…?あれ…?空き地は…?

そこはキャンプ近くの森だった。なんでこんな所に…?

「全くどうしちゃったの?!」

誰かの声。聞き覚えはあるけれどなんだか変。それに…姿が見当たらない!

「ゆ、幽霊だあああ!」私は驚いて駆け出した。「うっわあああぁ!」

その瞬間木の根につまずき、私は綺麗にスライディングすると倒木に頭をぶつけた。

「ひえええぇ!」叫び声を上げて襲われるのを覚悟した。

「どうしたのカウベリーポー?大丈夫?痛くない?」
よく見れば、もうすっかり見慣れたブライトハートがいた。

「ぶ、ブライトハート!幽霊がっ」

「なんの事かしら?それよりカウベリーポー遅くなってごめんなさい。あなた、ふらふらとキャンプを出ていくものだからびっくりしたわよ」

そういえば、私は空き地にいたはず…それからうとうとしちゃって…

「あれ?なんでここにいるんだっけ?」カウベリーポーは首をかしげた。キャンプから出た事もなにも覚えていない。

ブライトハートは再び驚いた目でこちらを見た。「まさか寝たまま歩いてたの?カウベリーポー…疲れているのね」

「は、はい…多分…大丈夫です」カウベリーポーは起き上がって体についた葉のくずを落とした。何が起こったかよくわからない。私ったら寝たまま歩いてたの?

「まぁいいわ。とにかく無事で良かった!さぁ今日は戦いの訓練をするのよ」

「本当ですか?!」良かった。これで身を守れる!カウベリーポーはさっきまでの事を考えるのをやめ、駆け出した。やる気が湧いてくる。

「こっちよ」ブライトハートはカウベリーポーと真逆の方向に進んでいく。

カウベリーポーは気を取り直して指導者に追いついた。


__________________

3ポイント



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投稿 by ウィングシャドウ@もう復活でいいんじゃないかな Sun Feb 21, 2016 8:43 pm


【グルームポー】

 「去って」

 グルームポーが見つけた子は一言辛そうに言った。この態度を見ている限り、連れて行くといっても嫌がるだろう。
 そこそこの力はあると自分で思っているグルームポーだが抵抗する猫を無理やり連れて行けるほどの力はない。

 「分かった。じゃあね」

 気の利いた言葉を選んでいる暇はない。グルームポーはぱっとキャンプに向けて走り出した。

 「……おかしいんじゃないの?あの猫」

 思わずといった感じで薄いシルバーの子が呟くのが聞こえた。
 去ってといったのはあの子なのに、猫の気持ちは難しい。


 キャンプで看護猫の片方に事情を話すと、すぐにブランブルクローのほうに駆けていった。戦士を派遣してくれるよう頼んでくれたらしい。グルームポーは狩りの続きをすることにした。

 キャンプの修復の指揮やパトロールの編成をしている指導者は忙しそうだ。
 今日の少しの間しか狩りについて習っていないのでまだ捕まえ方の分からない獲物がたくさんある。その捕まえ方を教えてほしかったのだが……
 
 キャンプを出るとあたりはもう暗くなっていた。
 グルームポーは夜の森が好きだ。今まではこっそり抜け出さない限り来ることができなかった。だけど、これからは指導者に止められない限り好きなだけ来ることができる!グルームポーはわくわくしてしっぽを揺らした。

 「遅いぞ!探しにいこうかと思っていたところだ」

 獲物を捕まえてキャンプに戻ったらブランブルクローに怒られた。そんなに遅くないと思うのだけど、夜の外出を禁止されたらたまらないので大人しく怒られる。

 「すみませんでした。今度から気をつけます」

 獲物を捕まえてきたということもあり、早めに解放されたグルームポーは寝床にもぐりこんだ。



 次の日、見習い部屋から出たグルームポーは目の青い看護猫から看護部屋にいる見習いたちに獲物を持っていくように頼まれた。
 ブランブルクローには言っておいてくれるそうだが、昨日といいなかなか指導者とまともな訓練ができない。

 獲物置き場からそこそこ肉のついたリスとネズミを一匹ずつとるとグルームポーは看護部屋に入った。

 看護部屋では初めて会う水色の目の三毛の子と昨日話せなかったカワセミが寝ていて、グルームポーが入ると、同時に視線をこちらに向けた。


 ポイント 4 (+1)

____________________________________________

 jayheartさん、ノーススノウさん>交流させていただきました。続きお願いします!


最終編集者 ウィングシャドウ@復活準備中 [ Mon Feb 22, 2016 6:43 pm ], 編集回数 1 回

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投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Mon Feb 22, 2016 2:42 pm

久しぶりの投稿です。皆さんと時間帯がずれますが、超特急で合わせますね!


【オーシャンポー】

キャンプの入り口へと足を踏み入れれば、その光景に目を丸くしてしまった。
いつもならジャコウのような森の香りがするはず。なのに_____

ウィンド族の匂いが、辺りに満ちていた。鼻がおかしくなりそうで顔を歪めていれば、横からそっとメイヴィスポーが顔を覗かせる。綺麗な新緑の目には、驚きと怒りが浮かんでいた。

「____酷いな」

ぽつりと呟けば、メイヴィスポーが同意するかのように尻尾を振った。
促すようにとんっと前足をつつかれたので我に返り、数回瞬きをしてサーポーの姿を追いかけた。

「ちょっと待って。まずは怪我の手当てしなきゃ」

背後から声をかけられ、ああそうか、と鈍くなっていた頭がようやく回転し始める。
衝撃と不安に駆られているわけではない。ただ______昔の恩義を忘れ、サンダー族を襲った族長、一族の者への怒りが湧くのだ。
許さない、許すものか。俺の一族、仲間や友達、指導者に手を出すものならば、必ず報復してやる。
見てろ。ウィンド族の一人や二人、殺すことすら躊躇わない。楽になどしてやるものか、傷を作り、その身体に刻みつけてやる。
自分たちの犯した印を。

「オーシャンポー?」

訝しげな顔が、視界に入った。
澄んだ若葉のような瞳に何もかも見透かされているように思えて、軽く笑う。

「___ごめん。さ、看護部屋へ行こうか。疲れたし、傷が傷むと困るからな」





夜。
静まり返った空き地に、しなやかな影が映る。
オーシャンポーはそっと、地面を滑るようにトンネルへと近づいた。
見張り番のクラウドテイルの白い姿が月明かりでぼうっと光り、真っ青な瞳は鋭く煌めく。
襲撃があったばかりの晩なので、居眠りなどしないのだろう。警備が固そうなのを感じ、ため息をついて用を足すトンネルに向かった。

本当はここを使うのは嫌なんだが___しょうがない、我慢しよう。

ため息をついたのち素早く行動に出た。
身体をねじ込むようにして隙間をくぐり抜け、できるだけ足音を殺し縄張りを駆け抜ける。

途中、オーシャンポーは足を止め寝転がった。
木の根元にうずくまり、夜風が吹く空を見上げる。

真っ黒だった。
見渡す限り夜の黒が続く、広大な空。星が瞬き、月が神々しく光を放つ、美しい空だった。
あの日も、この夜のように美しかったと思う。
星が瞬き月輝く夜。冷たい大気を舞う、白の雪。白と黒だけで彩られた、幻想的な夜だった。
あの雪は、なんだったのか。
まるであの場で起きたことに涙を流すかのように、ひらひらと空から舞い落ち地に吸い込まれていった。
それとも祝福のための雪だったのか。
俺が歓喜していたように、空も同意を示して雪を降らせたのかもしれない。

吐く息さえも固めるような、凍えるほど冷たい夜。

一生忘れない、一生忘れることのない、過去の記憶。忌々しい過去だった。
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投稿 by 柏花 Mon Feb 22, 2016 3:44 pm

  【クリアポー】
 訓練を済ませると実際に狩りをしてみようということになった。やった!。

 「いい?。獲物は魚以外。夕暮れ近くなったらここに戻ってくるのよ。あ、それと他の部族には気を付けてね。今度なわばりを教えるから。」

 「はい、分かりました。」
 楽勝だわ。ネズミ捕まえてお母さんに見せてあげようっと。

 「じゃあもうスタートしていいわよ。くれぐれも気を付けるのよ。」

 クリアポーははい、とうなずくとたくさん木がある場所に向かった。

 さっそくネズミの匂い感知!。

 いた!。ブナの木のしたにいるわ。太っていて美味しそう。

 あ、見ているだけじゃなくて捕まえなくちゃ。

 一歩一歩慎重に...

 動かないでね..ネジュミちゃん….

 ネズミが顔をあげる。警戒しているようだ。

 クリアポーは足を止める。やがてネズミが警戒心をゆるめるともう一度動き出す…

 今よ!!

 クリアポーはネズミにタイミングよく飛びかかった。そしてさっと仕留める。

 やったわ!。このちょうしでどんどん捕まえていきましょうっと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ポイント 3 (昨日の続き)

柏花
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投稿 by jayheart Mon Feb 22, 2016 7:59 pm

【ジェイポー】

ジェイフェザーは行ってしまった。もうちょっとでも尊敬する彼と居たかったな。

ってかこれってこ、こ、恋!?

ダメダメダメ!年の差スゴいし、まず彼看護猫で恋愛禁止だし!

カサッ。誰?

でも良いや。この変な思考止めてくれたし。

思わずそちらを見るとそこにはリスとネズミをくわえたグルームポーがいた。

「そ、それ、私たちに?」

つっかえながらも聞いた。

「うん」

獲物を下ろしながら答えてきた。

「好きなの取って」

そう言うと看護部屋を出ていった。

「どっちが良い?」

ジェイドポーに聞いた。

「どっちでも」

そう言われてしまったのでネズミを取ることにした。

ネズミはとても美味しく、2、3口で食べてしまった。

けづくろいを終えるととたんに眠気が襲ってきた。
     アイツら
寝よう。悪魔が出てくるかもしれないけど夢守りの天使が守ってくれるだろう。
  ゆめもり
…夢守りの天使に委ねよう。

だれかと夢の中で遊びたいな。

そうだ、ジェイドポーは?

ジェイドポーも眠そうだ。

自分の力じゃないけど夢守りの天使が呼んでくれるだろう。

ーえぇ。勿論呼ぶわ。あの子も夢のなかで遊びたいみたいだしー

よかった。ありがとう。

そう思ったのを最後に眠りに落ちた。

ジェイドポーも夢の中に来ることを期待して。


ポイント3ポイント


ジェイドポーやっている方続きおねがいします(オナマエワスレテシマッテ…スミマセン)‼夢に入っても入らなくてもいいです‼

jayheart
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投稿 by ノーススノウ Mon Feb 22, 2016 9:26 pm

【ジェイドポー】


特にやる事もなく寝床でうとうとしていると、獲物を持った見習い……確かグルームポー……が入って来た。

彼女は何故か、私に期待した視線を向けて獲物を置いた。

獲物どれがいい?と聞かれたので、ジェイドポーはどっちでもと答えておいた。

「あの、カワセミちゃん」

ふとグルームポーがそんな事を言った。カワセミ?あぁ、任命式でのあれか。

「何か?」

別に呼び名とかどうでもいい。

「私ね、なかなか他の猫の名前、覚えられないんです。でも、カワセミとツグミは覚えられたんです。これも、何かの縁……ではないでしょうか?良ければ、仲良くして……くれませんか?」

グルームポーの言葉は右から左に抜けて行った。ジェイドポーは上の空で頷いた。

こんな鬱陶しい奴なんかほっといて寝ようかしら。

だがグルームポーは目をキラキラと輝かせた。私、なんか言ったっけ?

「あと、貴女の瞳、綺麗ですよね。あの時見たカワセミを思い出します」

彼女はそう言うと今度はうっとりと目を細めた。忙しい子ね。

グルームポーはそっちのけでジェイドポーは丸くなった。

「あ、すみません、邪魔しちゃいましたね。獲物、置いておくので食べて下さい」

そう言うと、彼女は出て行った。

獲物……今はお腹は空いていない。

彼女との会話(一方的に喋り掛けられていただけだったが)で、ジェイドポーは確実に耳が遠くなったのを実感した。

そんな事を考えているうちに、いつの間にか眠っていた。

✳︎

ジェイドポーは一匹、森を歩いていた。

だが彼女の他には誰も居る気配は無い。

不意にシダが動いた。ジェイドポーは毛を逆立て、辺りに目を凝らした。

すっと彼女の目の前に現れたのは……三毛柄の少女、ジェイポーだった。

ジェイドポーは鉤爪を剥き出し、彼女を睨み付けた。

ーーーー
ポイント4
ウィングシャドウさん、交流させて頂きました!口調、違っていたらすいません(汗
ジェイハートさん、夢の中にお邪魔させて頂きました。こんな感じで良かったでしょうか?続きお願いします!
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投稿 by ウィングシャドウ@もう復活でいいんじゃないかな Tue Feb 23, 2016 8:43 pm

【グルームポー】

 やった。カワセミと話せた!
 グルームポーは機嫌よく看護部屋を出た。

 それにしても、その場の雰囲気で友達になろうって言ってしまったけれど友達ってどういうものなのだろうか。
 彼女ほど積極的に他の猫を遠ざけているつもりはないけれど、グルームポーもあまり友好的な性格とはいえない。一方的に話しかけて上の空の承諾をもらったあの関係を友達といっていいのなら、彼女はグルームポーの最初の友達となる。一番最初に親しくなったのは昨日一緒に訓練をした子だけれども、友達にはまだなっていない。

 まあ、細かいことはまたカワセミと話したときでいいか。グルームポーは気持ちを切り替えてブランブルクローに獲物を届け終わったことを報告しに行った。


 「よし、今日は縄張り探索と新しい獲物の捕まえ方を教えよう。昨日は悪かったな。今日は一日中指導できるはずだ。誰か一緒に訓練できるやつは……オーシャンポーとダストペルトが空いているようだな」

 ブランブルクローがこげ茶色の戦士のほうに歩いていって一言二言、言葉を交わした。許可がもらえたらしく、尻尾でグルームポーに来るように合図した。こげ茶色の戦士も同じようにして見習いを呼び寄せる。

 「私はグルームポー。よろしく」

 青と銀が混じったような毛の初めて会う見習いにグルームポーはそう挨拶した。


ポイント 4 (+0)

___________________________
ウィンターリーフさん、交流致しました!丸投げで申し訳ないですが続きお願いします。

ノーススノウさん>グルームポーが言いそうなことです!ただ、グルームポーは見習いには敬語を使わないので次から敬語ではない口調だと嬉しいです。

ウィングシャドウ@もう復活でいいんじゃないかな
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部族猫体験トピック【見習い以外の3の6のキャラクター】 - Page 5 Empty Re: 部族猫体験トピック【見習い以外の3の6のキャラクター】

投稿 by ウィンターリーフ@冬葉 Wed Feb 24, 2016 8:43 pm

わあ!交流ありがとうございます、嬉しいです!


【オーシャンポー】

こちらにやって来た、虎柄の雄猫。琥珀色の瞳が真っ直ぐに指導者と自分を見据えていて、少しばかり背筋が伸びた。
サンダー族副長・ブランブルクロー。俺が尊敬する先輩の一人。

「ダストペルト。訓練、ご一緒させてもらっても?」

丁寧な口調で副長がダストペルトに問いかければ、指導者は頷きブランブルクローについて歩き出した。
その後ろを歩きながら、ふと副長を見つめる。

ブランブルクローは副長なのに、自分より年上の先輩には今だに丁寧語を使うんだな。
誠実で戦いが上手い。副長が若い頃はタイガースターの息子だからと風当たりが強かったようだけど……、今では立派な副長だ。
___どうしたらその精神の強さを、身に付けることができるんだろう。

ふと思い、視線を横にずらして立ち止まった。
いつの間に来たのやら、ブランブルクローの横には新しい見習い……名前は、なんだったかな。

「私はグルームポー。よろしく」

そう言って笑った雌猫に、「俺はオーシャンポー。こちらこそよろしく」と、挨拶を返した。

漆黒の夜空を思わせる、真っ黒の毛色。瞳は緑玉のような、エメラルドグリーン。メイヴィスポーとは僅かに違って、色彩がやや青みが強い。
愛らしい顔をしているなあ、とのほほん思いつつ、ダストペルトと副長に尋ねた。

「今日は何をする予定ですか?」

「新しい獲物の捕まえ方と縄張り探索だ。しっかり頭に叩き込んでおけよ」

おかしそうに髭を震わした副長の新しい一面を見れた、と密かに喜んでおく。
キャンプのトンネルへと続く道を指導者の後に続いて歩きながら、横のグルームポーを覗き込んで話しかけた。

「昨日は、大変だったね」

「………え、あ、そ、そうね!」

驚かせちゃったかな。
慌てふためきかなり噛んだグルームポーは、恥じらうようにふいっと逆方向に顔を向けてしまった。

「初の訓練日に戦いが起こるとはなあ……初日から厄日だったと思わないか?」

構わず話しを続ければ、グルームポーはほっとしたようにオーシャンポーを見た。薄っすら笑みを浮かべれば、グルームポーもふんわりと微笑む。花のような笑顔だ。脳裏に深く焼き付けられな気がする。

「うん。本当に大変な一日だったよね。きみは、怖くなかった?敵と戦うの」

「___うーん……怖いっていうより、ただ見くびらせないようにするので必死だったかなあ。まあ、初めての戦いで攻防について未習得だったから仕方ないよな」

「早く習得したいね、一族を守りたいし」

そうだな、と返せば頑張ろう!と言ってまた笑ってくれた。
思わず頬が緩むのを感じながら、キャンプの外へと、一歩足を踏み出した。



(グルームちゃんの口調、大丈夫でしょうか?まだあまり把握してなくて……すみませんm(__)m
あれでしたら、訂正していただいても構いませんので!)
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投稿 by ティアーミスト Thu Feb 25, 2016 9:12 pm

アンバーポー

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆☆


まだひんやりと湿った土を蹴りあげながら木立を駆け抜けると、琥珀色の見習いはまるで一陣の風のように落ち葉を吹き

飛ばした。


 「楽しいわよ、スコールポー!」アンバーポーは息を弾ませながらスライディングして止まった。「一緒に走らない?あ、嘘、やっ

ぱりあの木まで勝負っていうのは?」

 
 突然の勝負を吹っ掛けられた目前のスコールポーは、子栗鼠のように騒ぎ続けるアンバーポーに、穏やかな青い視線を落と

した。

 彼にすれば走るのは大いに結構だ。ただし、アンバーポーときたら、話は変わってくる。

 「よーい、どん!」と嬉しそうに叫ぶなり茂みにどすんと衝突するであろう彼女に対し、彼は木の間を縫い、草を飛び越えて……

つまり、普通に走ることができるのだった。というか、以前からアンバーポーが看護部屋に訪れた理由を聞くたびに、まったく、も

っと物事を考えて行動しろよ、とスコールポーは心の中で突っ込みを入れずにはいられなかった。


 しかし、アンバーポーはそんな賢い見習い仲間の考えなど知るはずもない。

 アンバーポーはスコールポーを見て、このなめらかな額の中で、何を思っているんだろう、とふと首をかしげた。


 「いいや、ぼくはやめとく。それに、きみがこれ以上ばたばた走り廻ったら、森じゅうの獲物が全部隠れちゃいそうだ」


 「ええっ?そんなことはじめて言われたわ!あたしってそんなに騒がしいのかなあ……ねえ、ブラクンファーはどう思います?」


 「こいつ……まったく……」


 ほどなくして、獲物の捕れやすい、茂みの多い傾斜地のふもとに着いた。

 ソーレルテイルが自分の弟子の怪我した所を確認する目つきでちらっと見ると、予定を発表した。「きょうは獲物に飛びかかる

練習をします。さあ、ウサギに飛びかかる場合とネズミに飛びかかる場合ではやりかたが大きく違ってくるけれど、どうしてかわか

るかしら?」

 ええと……そう、わかった!アンバーポーは耳をぴんと立てた。

 しかし、口を開く前に、スコールポーに先を越されてしまった。「ネズミは足音が出す地面の振動で感知します。一方、ウサギは

こっちが隠れていても嗅覚で感知できます」

 淡々としていて、一言一言選んでいるかのように正確な答え方だ。

 くやしいけれど、さすがだ。アンバーポーは地面をもぞもじひっかいた。

 「お見事、スコールポー!じゃあ、ウサギを狩るときに気を付けることは?」

 「こっちの匂いが流されない、風下にいること!」アンバーポーは今度は急いで答えた。

 ブラクンファーが満足そうに自分の弟子を見た。「そのとおりだアンバーポー。では、構えを練習しよう」





 「すごいじゃないか。きみは意外と狩りが上手いんだな」

 そういうスコールポーこそ、立派なウサギを重たそうにくわえている。「意外と」っていうのは余計だけど、ま、いいか。アンバー

ポーは今は獲物がどっさり取れた喜びに浸りたかった。

 「あなたもよ、スコールポー」まぶしい空を背に、アンバーポーの輪郭が光る。「そのウサギ、すごく美味しそう!」

 「ありがとうな」

 スコールポーがはにかんだ。アンバーポーはまばたきした。普段は物静かなこの猫が笑うと、灯りがともったように嬉しくなる。

 ブラクンファーが後ろから追いついて、声をかけて来た。「アンバーポー、おまえは先にキャンプにもどって、長老部屋のコケを

掃除していろ。獲物は、おれが持って帰る。」

 「了解です!」アンバーポーは叫ぶなり、駆けだした。が、途中で何かを忘れた事に気づいて振り向いた。

 「ありがとう、訓練つきあってくれて!楽しかったわ!」


 青灰色の見習いがうなづいたのを確認すると、アンバーポーは正面に視線を戻した。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポイント:6(+3) 指導者と狩りの訓練

らいとさん>返信遅くなってごめんなさい!(´。>д人) 交流ありがとうございました。なにか違うところがあったら言ってください!

コケ掃除って見習いの仕事の中でもたいへんですよね…笑
もしお手伝いしてくださる方がいらしたら!是非おねがいします(`ω´)← 
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投稿 by jayheart Fri Feb 26, 2016 7:07 am

【ジェイポー】

夢に入ったはいいけど、ジェイドポーがいない…

ガサガサ音をたてながら歩いているとある空き地に出た。

そこには遊びたいと思ったジェイドポーがいた。

ジェイドポーにかぎ爪を出して睨まれた。

「じ、ジェイドポー、遊ぼうよ。私、二人だけで遊びたかったんだ。」

ジェイドポーはかぎ爪を出したままだ。

「傷付けたりしないから!ね!遊ぼうよ!」

ジェイドポーのツンケンになぜかもう慣れたので明るく接することが出来た。

「私ね、引っ込み思案で照れ屋だから初対面の猫とはあまりすぐに仲良くなれないの。でも今まででこんなにすぐ照れなくなった猫は家族を除いてあなたが初めて。あなたと私には何かあるかもしれないと思っているの。あなたも本当はたくさん友だち作りたいんじゃないの?」

ジェイドポーがなにもいわないので捲し立てて言った。

「ど…って…」

小声で何か言った。

「何?聞こえないよ?」

そういうとジェイドポーは

「どっか行って‼」

と大声で言った。

それに怯み、思わず逃げてしまった。

ハッ!

夢から覚めた。
   ジェイドポー
結局カワセミちゃんとは遊べなかったな。

どうしたら遊べるんだろう。

仲良くなりたいだけなのに…


ポイント3ポイント


ノーススノウsジェイドポーの口調はこんな感じで良かったですか?
(前の投稿お名前忘れてしまっていてすみません)

jayheart
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投稿 by ライトハート Fri Feb 26, 2016 2:06 pm

【スコールポー】

アンバーポーはキャンプに飛び出してから一回も落ち着いていない気がする。

スコールポーはおかしそうに心の中で笑った。さっきなんか、競争しようと言っていたのだ。

ま、アンバーポーらしくていいや。


「きょうは獲物に飛びかかる練習をします。


さあ、ウサギに飛びかかる場合とネズミに飛びかかる場合では


やりかたが大きく違ってくるけれど、どうしてかわかるかしら?」


ソーレルテイルが心配そうにちらりとこちらの傷を見たが、スコールポーは顔をそむけた。

心配してくださってどうもありがとう!でもソーレルテイルと違って若いのですぐ治りますよ!

「ネズミは足音が出す地面の振動で感知します。一方、ウサギは

こっちが隠れていても嗅覚で感知できます」

その質問の答えがわかったので、スコールポーはすらすらと答えた。

 「お見事、スコールポー!じゃあ、ウサギを狩るときに気を付けることは?」

スコールポーは誇らしくなり、次の質問を聞いていなかった。

チャンスだと思ったのか、アンバーポーはすぐに口を開いた。

 「こっちの匂いが流されない、風下にいること!」

アンバーポーは得意気にこちらを見た。

「そのとおりだアンバーポー。では、構えを練習しよう」


スコールポーは素早くウサギをしとめると、仲間のいる所へ急いだ。

 「すごいじゃないか。きみは意外と狩りが上手いんだな」

スコールポーはアンバーポーの反応が面白くて、冗談を入れてみた。

「あなたもよ、スコールポー!そのウサギ、すごく美味しそう!」


特にツッコミは入れなかったが、お礼を言った。

そしてブランクンファーがやってきて、アンバーポーに指示を与えた。

どうやら長老の世話をするらしい。

「了解です!」

アンバーポーは駆け出したかと思うと、くるりとこちらを向いた。

「ありがとう!訓練つきあってくれて!楽しかったわ!」

「どういたしまして。でも長老の世話は楽しくなさそうだな!精一杯頑張れよ!」

スコールポーはからかうと、アンバーポーはおかしそうに喉を鳴らした。

指導者二匹に少し冗談で怒られたりもしたけど。

これはこれで、よかったのかな。

アンバーポーも、良い猫だ。

きっとあっという間に見習い仲間と仲良くなれるだろう。

そして怖いと思われる事もいつの間にか無くなっているはずだ。

スコールポーはそう思うと嬉しくなった。

「次は何をします?」

「そうね。少し疲れてない?」

「いいえ」スコールポーはきっぱりと言った。

「そう?じゃあ帰りがてら狩りをしましょう」

こうして二匹は狩りをしながらキャンプにたどりついた。

その頃はスコールポーもへとへとになり、陽だまりで休憩をした。

この後の予定は特に聞かれてない。きっと怪我をしているからだろう。

うとうとしていると、アンバーポーが長老部屋に入っていくのが見えた。

そのまま気持ちよくてスコールポーは眠ってしまった。


【ポイント】3(+3)=6 指導者と訓練したから。

ティアーミストさん、交流ありがとうございました!楽しかったですw
誰か馬鹿なスコールポーをおこしてやってくださいww
見習い部屋の外で寝ていますw
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投稿 by 柏花 Fri Feb 26, 2016 4:27 pm

  【クリアポー】
 そのあとネズミをもう一匹とハトを捕まえた。どちらも完璧な構えでやすやすと捕まえられたからよかったわ。

 「良くできたわね。感心よ。じゃあもう狩りはいいからキャンプに戻って好きに過ごしていいわよ。」
 シンダーハートがクリアポーが戻ってくると言った。

 やったぁ~!。


 キャンプに帰ると獲物置場にぽとんとネズミ二匹とハトを置いた。だがお腹がなり思い直して自分の狩ったネズミを取った。美味しそうでよだれが出てきてしまった。

 やっ!?はじゅかしぃ…(笑)

 ネズミはみずみずしくてとても美味しく三口で食べ終わった。

 さぁ、これからどうしよっかな?。やることないし休もっか。

 見習い部屋に向かうとビックリして立ち止まった。

 スコールポー?。

 ぐっすり眠っていた。気持ち良さそうだ。起こしちゃったら悪いかな?。でも起こさないと…こんなとこで寝ちゃ駄目だし…ねっ?

 よし、起こしてあげよう。
 「スコールポー?、起きてスコールポー…。」

 モゾモゾと動いたがまだ起きない…。

 「起きて、スコールポー。」

 「う~ん…何?、誰?。」
 
 やっと起きたわ。

 「私、クリアポー。こんなとこで寝ない方がいいよ。寝るなら見習い部屋の中で寝た方がいいと思うし…?」

 「あぁ、そっか。ありがとう。」
 スコールポーは大あくびをして起き上がった。

 良かった。

 「じゃあ私はこれで…。さようなら」
 クリアポーはスコールポーの体をかすって見習い部屋の中にはいっていった。

 あぁ、良かった。起きてくれて。

 そのままクリアポーは寝た。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ポイント3

 ひかりすずs交流させていただきました。

柏花
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投稿 by ライトハート Fri Feb 26, 2016 4:32 pm

【スコールポー】

「起きて、スコールポー」

誰かに起こされ、スコールポーは目を覚ました。

「うーん・・・・何?誰?」

スコールポーはぼうっとした頭でクリアポーを見た。

「私、クリアポー。こんなとこで寝ない方がいいよ。


寝るなら見習い部屋の中で寝た方がいいと思うし…?」

 「あぁ、そっか。ありがとう。」

スコールポーは大あくびをしながら見習い部屋に入った。

クリアポーも入ってきて自分の中で丸くなった。

スコールポーもクリアポーの近くで体を丸めた。

こうして昼まで寝てしまった。



「スコールポー!起きなさい!」

ソーレルテイルに起こされ、スコールポーは目を覚ました。

「へ?」

「昼になる前にもう一度狩りに行きましょう」

「あ、はい」

スコールポーは毛を整えると、ソーレルテイルについていった。

「あの、ご飯食べていいですか?」

「ええ、いいわよ」

スコールポーはネズミを引っ張り、二口で食べた。


【ポイント】6

オークフラワーさん交流ありがとうございました!
もう一度狩りに行こうと思いますw(誰か交流を!w)
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投稿 by ジェイホープ Fri Feb 26, 2016 6:03 pm

【カウベリーポー】

「もっと素早く!」ブライトハートの指示が飛んだ。「それでは相手に簡単に押さえつけられてしまうわよ!」

暑くてむっとする空気がカウベリーポーを包む。息が切れ、足をおろしてブライトハートを狙いを定めようとすれば、いつの間にか指導者が自分の上に立っていた。

「だめよ。カウベリーポー。私たちは皆と同じようには動けない」そう言ってブライトハートは私をつついて立ち上がらせる。

「片目しかない分、すきなど作ってはいけないわ。攻撃する事より守る事を考えなさい」

ブライトハートは訓練を再開しようと尻尾を振った。また同じ事の繰り返し。いつまでやる事になったとしてもこの技は身につけなければ。


午前の訓練がやっと終わった。ブライトハートは優しく微笑んで自分を見る。

「よく頑張ったわね!随分動きが良くなったわ!」

「ありがとうございます!」カウベリーポーは得意になってその場でぐるぐると回った。こんなにやったのに、元気は有り余っている。「午後は何を…?」

「そうね」ブライトハートは腰を下ろして考えるような顔をした。

「元気があるようだし、このまま狩りに行きましょう?もちろん、獲物を捕まえたらお昼ご飯として食べていいわ」

カウベリーポーは嬉しくなって飛び跳ねた。そして真下にあった小石に躓いて転ぶ。でもそんな事気にせず私は元気に笑って見せた。

「あらあらカウベリーポー。毛皮砂だらけよ。じゃあ小川の所で休憩してから行きましょう」

ブライトハートは可笑しそうにまた笑うと、森の木陰の涼しそうな小川へ連れて行った。

カウベリーポーは丁寧に毛皮を舐めて栗色の毛を整えると、ひんやりとしたコケがたくさん生えている一画へ寝転んだ。森の優しい匂いに満ちた小川の水を少し飲んでみる。

柔らかな陽射しにカウベリーポーは喉を鳴らした。眠くなってくる…

突然カサカサと音がして茂みが2手に分かれた。「ななななな、なにっ?!」私はすごい姿勢で後ろに飛ぶと着地に失敗。もんどりうって転がった。

「なんだカウベリーポー?どうしたんだ?」スコールポーの声がした。

____________

ライトs交流させていただきました!口調とか違ったらごめんなさい!

6ポイント(+3)
戦いの訓練を終えたから


最終編集者 ジェイホープ [ Fri Mar 04, 2016 7:59 pm ], 編集回数 2 回
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投稿 by ライトハート Fri Feb 26, 2016 6:15 pm

【スコールポー】

獲物も食べ終えソーレルテイルと狩りをした。

さっきネズミの捕まえ方を教わったばかりだ。

ネズミの場所がわかると、すべるように音を立てないで歩いた。

スコールポーはぱっと飛び掛かった。

「ななななな、なに?!」

「なんだカウベリーポー?どうしたんだ?」

ネズミはカウベリーポーのせいでどこかへ行ってしまった。

「それは私のセリフよ…って、狩りをしてたのね」

「ああ、そうだよ」

スコールポーはイライラした。

「もう少しで捕まえそうだったのに」

カウベリーポーはびくっとひるんだ。「ご、ごめんなさい…」

「いいよ」スコールポーは表情を柔らかくした。「で、何してるん___」

「カウベリーポ―!驚いた声を上げたけど大丈夫?」

おや?この声はブライトハートだ。

「大丈夫です」カウベリーポ―が答えた。

「ならよかった__あら、スコールポーじゃない」

「どうも」スコールポーはしぶしぶ挨拶をした。

「ソーレルテイルは?」

「ここです」

三毛柄の指導者が後ろからやってきた。

「このままだとあれだし、一緒に狩りをするのはどう?」

とブライトハートが案を出した。

【ポイント】6

ソーレルテイルとブライトハート、どちらが年上でしたっけw
ジェイホープさん、交流ありがとうございました~!
続きよろしくです!
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投稿 by jayheart Fri Feb 26, 2016 7:19 pm

ライトハートs
ソーレルテイルとブライトハートはブライトハートの方が年上ですよ‼

jayheart
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投稿 by ライトハート Fri Feb 26, 2016 7:48 pm

ジェイハートさん
ありがとうございます!助かりました!
ライトハート
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投稿 by サンダースパロウ@テスト終わりました。 Fri Feb 26, 2016 9:01 pm

【太陽の部族日記④】 サニーポー
突然気を失ってしまったジェイポーをやっとの思いで看護部屋へ運んでから、リーフプールに先日ウィンド族の猫に引っかかれた左頬の傷を診て貰った。
「これは一生完全に癒えなそうね…」
とつぶやきながら、容赦なく飛び上がりそうなほどしみる薬草を頬につけた。
冷や汗が流れ落ちる。
「はい。もう大丈夫よ。あと、この薬草を食べて。貧血の予防になるから。」
と言って看護猫はいかにも不味そうな薬草を持ってきた。
「はい…」
ためらいながら口に含むと案の定、倒れそうなほど不味かった。
無理やり飲み込んでも舌にはまだ、独特の臭みが残った。
「手当て、ありがとうございます。」
「訓練には行ってもいいけど、無理しないように。それと怒ると傷口が張り裂けるから注意すること。」
口調は真剣だが、目はいたずらっぽく笑っていた。
「はい。リーフプール。」
と言って私は看護部屋を後にした。

空き地にでると、スクワーレルフライトが待っていてくれた。
「大丈夫??」
「大丈夫です。」
と答えた。
「じゃあ今日は、サニングロックスでネズミの狩りの仕方を教えるわ。」
「やったあ!」
思わず声を上げた。一番やりたかったことだ。
「それじゃあ行きましょう!」
二匹はトンネルを駆け抜けた。

二匹はサニングロックスに着いた。
「だいぶ体力もついたみたいね。」
訓練を始めて2日しか経っていないが、サニーポーは間違いなく体力が上がった。
「それじゃあ、今何の音が聞こえる?」
私は耳を真っ直ぐに立てて、何かが岩をカリカリを引っかいている音を聞き取った。
「えっと、なんかが岩を引っかいている音が聞こえました。」
「よく聞き取ったわね!」
指導者が褒めてくれたのでとても嬉しかった。
「この音の主はネズミなの。まず私が手本を見せるからよく構え方とかを見ててね。」
「はい。」
返事を聞くなり、スクワーレルフライトはそっと身をかがめながら、ネズミがいる溝に近づいていった。
まだネズミは指導者に気づいていない。
とうとうしっぽ半本分の距離になった。
ついにネズミは死際だということを悟ったらしく、引っかく音がぱたりと止んだ。
だがスクワーレルポーはネズミが逃げようとする前に、溝に手を突っ込んで、獲物をすくい上げた。
岩に叩き付けられた獲物は衝撃で即死した。
そして指導者は慣れた手付きで獲物をくわえ上げ、こちらへ戻ってきた。
「凄かったです。」
率直に言った。
「ここは一番簡単に獲物が取れるわ。もう少ししたら、また引っかく音が聞こえ始めるから次は自分でやってみなさい。」
「はい!」
目を輝かせて返事した。
まもなく再び音がした。
そっと一番大きな音をたてている場所へ近づいていった。
そしてネズミ三匹分の距離に近づいた瞬間、ためらう事もなく溝に左前足を突っ込み、すくい上げた。
鈍い音立てて、岩肌に落ちたのは太って美味しそうなネズミだった。まだ生きていたのですぐに止めを刺した。
鮮血が口の中を洗う。
(やったあ!初めて狩れた)
ゆっくりと重い獲物を咥えて指導者のもとへ引き返した。
「お見事!よく獲れたわ!」
喉を鳴らして褒めてくれた。

大きなネズミを引きずってキャンプに戻ると、族長がすぐに気づいて、
「おお。よくやったな。」
と優しく労ってくれた。私はこの上なく嬉しかった。
初めて狩った獲物を獲物置き場に置いてからふうと一息つき、見習い部屋へ向かった。
自分の寝床に横になり、目を閉じた。
そしてすぐに夢の世界へ引き込まれていった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
久しぶりの投稿です!誰か交流してくださると嬉しいです^^

【ポイント】
6(+3)  指導者と狩りの訓練した為。

サンダースパロウ@テスト終わりました。
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投稿 by 柏花 Sat Feb 27, 2016 11:15 am

  【クリアポー】
 ムニャムニャ....

 スヤスヤ…

 ツンツン

 へっ!?

 「クゥーリーアーポーッォー!。」

 誰でございましょうかね!?。こんなお時間にぃ☆

 「起きてクリアポー!起きなさい!!!」

 シンダーハートだ!。

 「ヘッ?。どないしましたか?。」
 ボケたまんまクリアポーは目覚めた。実を言うと寝ぼけが酷いんだw。ひとそれぞれだからしょうがないけどね。

 「クリアポー?。おじさんみたいね。それより起きて。」
 シンダーハートが苦笑いしながら乱暴にクリアポーを起こした。

 もう…何?。好きにしていいっていっていたじゃないの?。いっぱい寝ようと思たのにぃ!。

 「ねぇ、パトロールいったことないじゃない?。行ってみない?」
 突然言った。

 「誰とですか?。もしやアナグマとです?。」
 ふざけて聞いた。

 「決まってないわ。声をかけるかかけられるかしなくちゃね。それとウィン族との境界線のパトロールよ。」

 クリアポーはウィンド族と聞いてはっとした。あの戦いぶりだわ。う~ん…行ってみようかな。

 「ほら来て。まずキャンプの入り口に行くわよ。」
 シンダーハートが鼻先でずいずい押した。

 しょうがない…。ふわぁ~。

 入り口で待っていると声をかけられた。誰だろうな?。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ポイント3

 一緒にパトロールにいってくれる人募集です!。交流お願いしますっ!

柏花
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